JPS605687A - ビデオテ−プレコ−ダ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はＶＴＲの静止画、数倍速再生、スロー再生、ピ
クチャーサーチ等の特殊再生画のＳ／Ｎ向上に好適なＶ
ＴＲすなわちビデオテープレコーダに関する。

〔発明の背景〕

従来ＶＴＲは回転シリンダ上にアジマスの異なるヘッド
を互に１８０°に配置しているため、特殊再生を行なう
と記録トラックと再生トラックの軌跡が異なシ、再生画
質のＳ／Ｎの低下を１ねく。

このため、回転シリンダ上に２ケのヘッドの他にその特
殊再生により複数のヘッドを配置する方法および、同一
ヘッド中に相対する２つのアジマスギャップを有し、そ
の位置は走査方向に対して水平になるように配置されて
いる方法がある。前述した方法は回転シリンダに取付け
る精度が２ケのヘッドでもきびしいのに対して複数個を
精度良く取付けるのはますますきびしくなる。後述した
方法は走査方向に水平になっている。この構造は互に異
彦るアジマスヘッドを接着してなるいわゆるデュアルア
ジマスヘッド構造であり、２つのキャップ間の距離は水
平同期（Ｈ）の０，５Ｈあるいはその奇数倍で定まって
来るため、量産化するためには非常にむずかしい。

〔発明の目的〕

本発明はＶＴＲの特殊再生画質の８／Ｎを向上させるヘ
ッド配列とし、かつ、量産化しやすいヘッド構造を提供
することにある。

〔発明の概要〕

ＶＴＲ，の特殊再生は記録トラックの軌跡と再生トラッ
クの軌跡が異なる。第１図（ａ）は静止画における記録
、再生の軌跡の違いをモデル的に説明したものである。

これかられかるようにアジマス記録のため、隣あうトラ
ックは相反するアジマスになっている。このため、ヘッ
ド出力は記録トラックと同アジマスの時だけ生じるため
同図（ｂ）のようになり、出力車の部分は画質が低下す
る。デュアルアジマスヘッドはこれをある程度解決する
もので、第１図（Ｃ）に示す如くのヘッド出力となる。

すなわち、走査方向に対してアジマスの異なるヘッドが
水平に配列されているだめであるが、記録トラックその
ままの出力を読出せない。

すなわち、隣の違うアジマストラックを読み出すことに
なシ、同トラックを完全に読み出せない。

本発明は記録トラックそのままの出力を読み出すだめに
走査方向に直角に同アジマスマルチヘッドを配列し、回
転シリンダの１８０°には反対のアジマスヘッドを配置
しこれも、同アジマスマルチヘッドを配列する。このよ
うにすれば第１図（ｄ）の如くにヘッド出力は記録トラ
ックを完全に満たすことになる。よシ好ましくは回転シ
リンダに配置する時、テープの進む方向に対して後で記
録する側のヘッドは先のヘッドに比較して１段多くする
。

すなわち、テープの進む方向に一段多くヘッド配置すれ
ばいつも完全な１フレームの画がみられる。

但し、１フイールドズした場合は逆に先のヘッドをテー
プの進む方向に１段多く配置する必要がある。すなわち
、回転シリンダ上１８０°に配置したアジマス角の異な
るヘッドの相対位置は常に１トラツク（１フイールド）
分だけズしていることになる。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の−’！　Ｊｊｍ例を説明する。家庭用Ｖ
ＴＲは多機能となってきておシ、スチル再生、倍速再生
、スロー再生などを行なうと記録トラックの軌跡と再生
トラックの軌跡が異ナシ、その軌跡は数トラツクにまた
がって来るために通常２ケのヘッドでは再生画の８／Ｈ
の低下をまねく。本発明はまずこのＳ／Ｎの低下を防ぐ
ために回転シリンダ上に同一ギャップヘッドをヘッド走
査方向に直角に配置したマルチギャップヘッドにすれば
、記録トラックの軌跡を数個の同一ケジマスヘッドで再
生すれば８／Ｈの良好な画像が得られる。より詳細に説
明すると例えばテレビより送出されて来る画像信号は、
ＮＴＳＣ方式では毎秒３０枚であるが、明るい場面での
ちらつきがあるため、これる軽減するために画面の走査
線を１本おきに飛び越して走査し、後での隙間をうめて
１枚の画面を形成しておシ、奇数なら奇数走査線だけの
粗い走査をしくフィールド）、これを２回続けて完全な
画（フレーム）となる。ＶＴＲにおいては通常この１フ
イτルド分を１つのヘッドでまかない、２つのヘッドで
１フレームの画としてみられるようになっている。例え
ば静止画等の場合の特殊再生画においては記録時には通
常のテープスピードであるが再生時はテープが止まるた
め、記録トラックの軌跡と再生トラックの軌跡が異なっ
て来る。

このため２ケのヘッドでは第１図（ｂ）に示したごとく
ヘッド出力が小さい部分のＳ／Ｎが低く画質が低下する
。また、第１図（Ｃ）に示したデュアルアジマスヘッド
は再生出力の高い部分（１フイールドの約半分）のみだ
けを取り出して、１フレームの画像としているが実際に
は１フイールドの画像となっている（１フイールドｌ／
２＋次の１フイー＃）”１／２）。本発明のマルチアジ
マスヘッドによれば、第１図（ｄ）に示した如くのヘッ
ド再生出力となり、１つのヘッドでまかなえ切れない部
分は１トラツク分離れた同アジマスヘッドで補なう方法
であり、これは完全に１フイールド＋１フイールドで完
全な１フレームの画像となる。上述した場合は静止画再
生でおるが、スロー再生も真〈同様であり、また、倍速
などの場合および高速ピクチャーなどの場合は標準に対
して何倍かによシその数だけマルチ化をすれば記録トラ
ックを補えることになる。

本発明によるマルチアジマスヘッドは財産化の効果があ
る。現在性なわれている特殊再生は回転シリンダ上に４
つのヘッドを配置し、その相互の取付誤差およびそのヘ
ッドの総合歩留９は極めて低くなシむずかしくなる。そ
のため、デュアルアジマスヘッドを２ヶ取付ける方法を
行ないつつあるがこれは基本的にはアジマスが異なるこ
と、ギャップとギャップの距離が水平同期の１／２（０
，５Ｈ）に決まってくるためにヘッド１ヶ、１ケを接着
する構造であり、量産化出来にくい構造でおる。

すなわち現在のトラック幅は約３０μｍ１コア幅約２〜
３ｍのものを縦に接着していくためにむずかしい。今後
ますます狭トラツク化するものと思えるので極めて難し
い状態である。しがし、本発明ではヘッド１ヶ１ヶ接着
するにしても横にすれば良いだけであるのでやさしくな
る。但し巻線部分は上Ｆにズラすか左右にズラすように
する。またマルチギャップヘッドは量産化しやすい。す
なわち、第２図の１１のコアブロック、１２の非磁性１
本（ギヤツブ）、１３のコアブロック、１４の非磁性体
、１５のコアブロック、１６の非磁性体（ギャップ）、
１７のコアブロックおよび１８の非磁性体のブロックを
形成し１９の如くに切断すれば大量のマルチギャップヘ
ッドが容易に製造できる。

〔発明の効果〕

以上述べた如く本冗明によれば磁気ヘッドが容易に製造
でき、かつ、ＶＴＲの特殊再生画のシネ向上の効果があ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）は記録のパターンと静止画再生のヘッド軌
跡を示す図、第１図（ｂ）は従来の特殊再生時のヘッド
出力を示す図、第１図（Ｃ）は従来のデュアルヘッドの
特殊再生時のヘッド出力を示す図、第１図（ｄ）は本発
明によゐｖ　’ｔ’　Ｒにおける特殊内生時のヘッド出
カケ示す図、および第２図は本発明によるｖＴ几用磁気
ヘッドの製造工程金示す斜視図である。 １・・・磁気テープ、２・・・記録パターン、３・・・
再生ヘッドの軌跡、４・・・ｃｈｌヘッド、５・・・Ｃ
ｈ２ヘッド、６・・・ｃｂｌヘッド、７・・・Ｃｈ２ヘ
ッド、８・・・ｃｈｌヘッド、９・・・Ｃｈ２ヘッド、
１１・・・コアブロック、１２・・・非磁性体、１３・
・・コアブロック、１４・・・非磁性体、１５・・・コ
アブロック、１６・・・非ｌｂフ （Ｃ） ＜ｄ） ￥１２　［］ 〜４ 〜５ 〜６ 〜７ 一δ 〜ｑ 第１頁の続き ０発　明　者　高山新司 国分寺市東恋ケ窪１丁目２８０番 地株式会社日立製作所中央研究 所内 ０発　明　者　斉藤法利 国分寺市東恋ケ窪１丁目２８０番 地株式会社日立製作所中央研究 所内 ０発　明　者　小林高行 勝田市大字稲田１４１０番地株式会 社日立製作所東海工場内

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １．複数の同一アジマス角ギャップを有する回転磁気ヘ
   ッドと上記アジマス角ギャップと異なる複数の同一アジ
   マス角ギャップを有する回転磁気ヘッドが回転シリンダ
   上に装着され、かつ上記同一アジマス角ギャップ磁気ヘ
   ッドの各ギャップ位置はトラック幅方向に配列されかつ
   走査方向に水平同期信号（Ｈ）の整数倍または同一に配
   列されてなることを特徴とするビデオテープレコーダ。