JPH067647Y2 - 映像信号記録再生装置 - Google Patents

映像信号記録再生装置

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JPH067647Y2
JPH067647Y2 JP10914987U JP10914987U JPH067647Y2 JP H067647 Y2 JPH067647 Y2 JP H067647Y2 JP 10914987 U JP10914987 U JP 10914987U JP 10914987 U JP10914987 U JP 10914987U JP H067647 Y2 JPH067647 Y2 JP H067647Y2
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heads
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は映像信号記録再生装置に関し、特に、Nチャ
ネルSセグメント記録方式(N=1,2,3…、S=
1,2,3…を採用した映像信号再生装置(以下、VT
Rと称する)の高速再生に関する。
[従来の技術] 従来、1フィールドの映像信号を磁気テープ上の1本の
トラックに記録する記録方式(1チャネル1セグメント
記録方式)を採用したVTRの変速再生の高画質化は、
テープ走行制御の高精度化、特殊再生用ヘッドの採用な
どによって実現されてきた。また、最近のメモリなどの
半導体製品の低価格化および高速高密度化に伴ない、フ
ィールドメモリをVTR内に備えて変速再生を良好に行
なうようにしたものがある。以下、フィールドメモリを
用いた変速再生について説明する。
第6図はフィールドメモリを用いた従来のVTR変速再
生系を示す概略ブロック図である。まず、第6図を参照
して、従来のVTRの変速再生系の構成について説明す
る。記録済の磁気テープ1はそれぞれが互いにアジマス
の異なる回転ヘッド52a,52bによって再生され
る。回転ヘッド52a,52bの出力はヘッドアンプ5
3a,53bに与えられて増幅される。ヘッドアンプ5
3a,53bの出力は切換回路54によっていずれか一
方が選択される。切換回路54によって選択された出力
はビデオ信号処理回路55に与えられ、FM復調が行な
われてビデオ信号が再生されるとともに、同期信号の検
出も行なわれる。
また、切換回路54の選択出力はエンベロープ検波回路
57に与えられ、再生FM信号のエンベロープが取出さ
れる。エンベロープ検波回路57の出力はコンパレータ
58に与えられ、所定のレベルと比較される。コンパレ
ータ58の比較出力はメモリコントロール回路59に与
えられる。メモリコントロール回路59はビデオ信号処
理回路55から出力される同期信号とコンパレータ58
の比較出力とに基づいて、フィールドメモリ56の書込
制御を行ない、読出制御は同期信号とは非同期で行な
う。
さらに、コントロールヘッド10が設けられ、このコン
トロールヘッド10は磁気テープ1に記録されているコ
ントロール信号を読取って走行制御回路13に与える。
走行制御回路13はコントロールヘッド10によって読
取られたコントロール信号に基づいて、モータドライバ
12に制御信号を与える。モータドライバ12はキャプ
スタンモータ11を駆動し、このキャプスタンモータ1
1の回転数が検知されて、走行制御回路13に与えられ
る。
第7図は第6図に示した従来のVTRの動作を説明する
ための図であり、第8図は2チャネル3セグメント記録
方式の概念を示す図であり、第9図は2チャネル3セグ
メント記録方式を用いた場合の動作を説明するための図
である。
次に、第6図および第7図を参照して、従来のVTRの
再生系の動作について説明する。M倍速(M=±2,±
4,±6…:±は走行方向を示し、+は通常再生と同じ
方向であり、−は逆の方向を示す)の高速再生を行なう
場合について説明する。M=6とすると、記録トラック
とヘッド走行軌跡の関係は第7図(a)に示すようにな
る。
第7図(a)および(b)において、トラックに記入し
たR,Lはそれぞれ回転ヘッド52a,52bあるいは
それと同一のアジマスを有するヘッドによって記録され
たものであることを示している。アジマス効果により各
ヘッドによって再生されるのは、トラックに斜線を施し
た部分の信号である。コンパレータ58はエンベロープ
検波回路57の出力を所定のレベルと比較し、その大小
関係を表わす信号をメモリコントロール回路59に出力
する。メモリコロール回路59はエンベロープ検波回路
57の出力が所定レベル以上のときに、ビデオ信号処理
回路55の出力をフィールドメモリ56に書込むように
動作する。したがって、フィールドメモリ56において
は、1フィールド分の映像信号が第7図(b)に示すパ
ターンで記録されていることになる。
一方、最近になって次世代のテレビジョンシステムとし
て開発され、実用化されつつあるハイビジョンテレビジ
ョンシステムがある。そのハイビジョンテレビジョンシ
ステムの映像信号帯域は約20MHzというように広帯域
である。そのような広帯域の信号を記録する場合の手段
として、多チャネル多セグメント記録方式を採用する方
法がある。すなわち、多チャネル化により1チャネルあ
たりの信号帯域幅を小さくし、また多セグメント化によ
り回転ヘッドと磁気テープとの相対速度を大きくして記
録波長を長くすることにより、従来の磁気記録技術で広
帯域信号の記録再生を行なおうとするものである。
以下、2チャネル3セグメント記録方式を用いた場合に
ついて説明する。入力映像信号(1チャネルのコンポジ
ット信号とする)を1水平走査期間(以下、1Hと略称
する)を単位として、2チャネル(それぞれをCH.
A,CH.Bとする)に振分けて時間軸を2倍に伸長す
る。その結果、各チャネルの信号帯域幅はもとの半分に
なる。
第8図(a)は回転ヘッドの配置を示したものである。
第8図(a)において、回転ドラム122にはCH.A
の信号を記録再生する回転ヘッド120a,120b
と、CH.Bの信号を記録再生する回転ヘッド121
a,121bが設けられている。なお、回転ヘッド12
0aと121aおよび120bと121bはそれぞれ隣
接して配置されている。また、記録および再生時に磁気
テープは回転ドラム22に180度強巻付けられてい
る。回転ドラム22は1フィールド期間に1.5回回転
する。したがって、1フィールドの映像信号はCH.
A,CH.Bともに3個(3セグメント)に分割されて
記録されることになる。
第8図(b)は2チャネル3セグメント記録方式の概念
を示す図であり、第8図(c)は磁気テープ上に形成さ
れる記録トラックパターンを示している。第8図
(b),(c)におけるトラックに示したA1,A2,
A3はそれぞれチャネルA用の回転ヘッド120a,1
20bで記録した第1,第2,第3セグメントの映像情
報を示している。
ここで、従来通りテープ走行速度を整数倍とする高速再
生について考えてみる。M=2とすると、記録トラック
とヘッドの走査軌跡の関係は第9図(a)に示すように
なる。ここで、回転ヘッド120a,120bおよび1
21a,121bがそれぞれ同一アジマスを有する場合
には、アジマス効果が現われないので、ヘッドが横切っ
たすべてのトラックの映像信号を再生することができ
る。その半面、第9図(b)の斜線部に見られるよう
に、回転ヘッド120a,120bで記録されたもの
と、回転ヘッド121a,121bで記録されたものを
同時に読取ってしまう区間が生じる。この部分では映像
信号が重なり合うため、良好な出力を得ることができな
い。
以上のことを考慮して第1セグメントCH.Aの出力エ
ンベロープを第9図(c)に示す。第9図(c)におい
て、斜線を施した部分を重なり合いが生じ、良好な画面
が得られない。
第9図(d)は実際の画面を示したものであり、斜線を
施した部分はフィールドメモリ56の映像情報が書換え
られず、固定ノイズ帯が発生している様子を示してい
る。このような固定ノイズ帯が発生すると、視覚的に良
好な画面を得ることができないという問題点が生じてく
る。
[考案が解決しようとする問題点] 上述のごとく、従来のVTRにおいては、フィールドメ
モリ56を用いているにもかかわらず、多チャネル多セ
グメント記録方式を採用するVTRの場合、変速再生の
映像信号に欠落が生じてしまい、視覚的に良好な映像を
得ることができないという問題点があった。
それゆえに、この考案の主たる目的は、フィールドメモ
リを用いて良好な変速再生を実現できるような映像信号
記録再生装置を提供することである。
[問題点を解決するための手段] この考案は、映像信号を複数のトラックに分割して記録
するLチャネルSセグメント記録方式を採用し(Lはチ
ャネル数,Sはセグメント数でLとSは同時に1になら
ない)、変速再生時に記録済みテープからの再生信号
を、再生信号より検出された同期信号に同期して、少な
くとも1フィールドの映像信号を記憶することが可能な
メモリに書込み、その書込まれた内容を再生信号より検
出された前記同期信号とは非同期で読出す映像信号記録
再生装置であって、高速再生時に特殊再生用ヘッドを併
用するように構成し、特殊再生用ヘッドを通常再生時に
走査されるトラックからn+1/2(nは整数)だけト
ラックピッチずれた位置を走査するように配置したもの
である。
[作用] この考案に係る映像信号記録再生装置は、特殊再生用ヘ
ッドを配置し、通常再生時に走査されるトラックからn
+1/2(nは整数)ずれた位置を走査するように配置
し、それぞれのヘッドを高速再生時に一定周期で切換
え、フィールドメモリを用いてS/Nの低下や固定ノイ
ズ帯が発生しない良好な高速再生画面を得る。
[考案の実施例] 第1図はこの考案の一実施例の概略ブロック図である。
第1図において、それぞれチャネルの異なる通常回転ヘ
ッド2a,2bと3a,3bおよびそれぞれチャネルの
異なる特殊再生用ヘッド4a,4bと5a,5bが設け
られる。ヘッド切換スイッチ6aは通常再生用ヘッド2
a,2bによる再生信号と特殊再生用ヘッド4a,4b
による再生信号とを一定の周期で切換え、ヘッド切換ス
イッチ6bは通常再生用ヘッド3a,3bによる再生信
号と特殊再生用ヘッド5a,5bによる再生信号とを一
定の周期で切換えるものである。
ヘッド切換スイッチ6aの出力はヘッドアンプ7aに与
えられ、ヘッド切換スイッチ6bの出力はヘッドアンプ
7bに与えられる。ヘッドアンプ7aはヘッド切換スイ
ッチ6aによって選択された再生信号を増幅し、ビデオ
信号処理回路20aに与える。ビデオ信号処理回路20
は再生信号をFM復調してビデオ信号を得るとともに、
同期信号を検出してA/D変換などを行なう。ヘッドア
ンプ7aの出力はエンベロープ検波回路21aに与えら
れ、エンベロープが検波される。エンベロープ検波回路
21aの出力はコンパレータ22aに与えられ、エンベ
ロープ信号と予め定める信号レベルとを比較し、その比
較出力をメモリコントロール回路23aに与える。メモ
リコントロール回路23aはビデオ信号処理回路20a
から出力される同期信号とコンパレータ22aの出力に
基づいてフィールドメモリ8の書込制御を行ない、同期
信号とは非同期で読出制御を行なう。
また、ビデオ信号処理回路20b,エンベロープ検波回
路21b,コンパレータ22b,メモリコントロール回
路23bも前述のビデオ信号処理回路20aとエンベロ
ープ検波回路21aとコンパレータ22aとメモリコン
トロール回路23aとそれぞれ同様にして構成される。
さらに、コントロールヘッド10と、走行制御回路13
と、モータドライバ12と、キャプスタンモータ(CP
M)11は前述の第6図と同様にして構成されている。
なお、フィールドメモリ8は2つのメモリ30a,30
bを含み、それぞれCH.AおよびCH.Bへ記録され
た情報を記憶する。
第2図はこの考案の一実施例のヘッド配置図であり、第
3図はこの考案の一実施例の動作を説明するための図で
ある。
次に、第1図ないし第3図を参照して、この考案の一実
施例の具体的な動作について説明する。特殊再生用ヘッ
ド4a,4b,5a,5bは第2図(b)に示すよう
に、通常再生時に走査され得るトラックから1+1/2
トラックピッチずれた位置を走査するように、第2図
(a)に示すような形態で配置される。したがって、高
速再生時には、ドラム1回転ごとに通常再生用ヘッド2
a,2b,3a,3bと、特殊再生用ヘッド4a,4
b,5a,5bを切替えたとすると、トラックパターン
とヘッド走査軌跡の関係は第2図(c)に示すようにな
る。
ここでは、一例として、テープ走行速度を記録時の2倍
で2チャネル3セグメント記録方式を採用したものと考
える。また、通常再生用ヘッド2a,2b,3a,3b
および特殊再生用ヘッド4a,4b,5a,5bはそれ
ぞれ同一アジマスを有するものとする。従来例と同様に
して、記録トラックとヘッド走査軌跡との関係は第3図
(a)に示すようになる。ここでは、ドラム1.5回転
(1フィールド期間)ごとに特殊再生用ヘッド4a,4
b,5a,5bと通常再生用ヘッド2a,2b,3a,
3bを切替えたとき、通常再生用ヘッド2a,2b,3
a,3bから得られる出力エンベロープ波形は第3図
(b)に示すようになり、特殊再生用ヘッド4a,4
b,5a,5bから得られる再生エンベロープ波形は第
3図(c)に示すようになる。通常再生用ヘッド2a,
2b,3a,3bおよび特殊再生用ヘッド4a,4b,
5a,5bはそれぞれ同一アジマスを有しているので、
アジマス効果が現われていない。したがって、従来例と
同様にして、第3図(b),(c)における斜線を施し
た部分は、隣接トラックからの再生信号の重なり合いが
生じる。このような重なり合いの生じないようにコンパ
レータ22a,22bの出力およびガードバンドの幅を
適当に調節する。また、通常再生用ヘッド2a,2b,
3a,3bから得られるエンベロープ出力と特殊再生用
ヘッド4a,4b,5a,5bによって得られるエンベ
ロープ出力は互いに補間する位置に得られている。
この実施例においては、ヘッド走査軌跡とトラックパタ
ーンとの関係は2フィールド期間を周期として繰返され
ていることを考慮して、2フィールド期間に再生される
出力エンベロープおよびそのときのトラック位置を第3
図(d)に示す。第3図(d)において、斜線を施した
部分はA1のトラックの再生出力である。これを再構成
すると、第3図(e)に示すように、欠落部のない再生
出力を得ることができる。
フィールドメモリ8からの読出は書込動作とは非同期で
行なわれる。すなわち、第3図(e)に示したように、
フィールドメモリ8に記憶されている再生映像信号の出
力レベルは比較的大きく、読出される映像信号のS/N
は画面が見苦しくなるほど劣化しない。また、2フィー
ルドごとに1度すべてのデータが書換えられるので、固
定ノイズ帯が発生することもなく、極めて良好な高速再
生を実現できる。
なお、上述の実施例では、特殊再生用ヘッド4a,4
b,5a,5bの2組の合計4個を使用したが、特殊再
生用ヘッド4b,5bの2個を用いても同様の効果を奏
することができる。次に、そのような実施例について第
4図を参照して説明する。
第4図(a)はトラックパターンとヘッド走査軌跡の関
係を示したものであり、ドラム半回転ごとに通常再生用
ヘッド2a,2b,3a,3bと特殊再生用ヘッド4
b,5bを切換えるものとする。2フィールド期間を周
期として繰返されることを考慮して、2フィールド期間
に再生される出力エンベロープおよびそのときのトラッ
ク位置を第4図(b)に示す。第4図(b)において、
斜線を施した部分はA1トラックの再生出力である。こ
れを再構成すると、第4図(c)見られるように、欠落
部のない再生出力を得ることができる。したがって、2
個の特殊再生用ヘッド4b,5bを用いるだけで前述の
実施例と同様の効果を奏することができる。
なお、上述の実施例では、2チャネル3セグメント記録
方式を採用した場合の一例として2倍速について説明し
たが、多チャネル多セグメント記録方式を採用した場合
の高速再生(M=2、3…)でも特殊再生用ヘッド4
b,5bを通常再生時走査されるトラックから1/2+
n(nは整数)トラックピッチずれた位置を走査するよ
うに配置することによって同様の効果を奏することがで
きる。
また、上述の実施例では、多チャネル多セグメント記録
方式を採用したVTRにこの考案を適用したが、多チャ
ネル1セグメントおよび1チャネル多セグメント記録方
式を採用する場合においても、同様の効果を奏すること
ができる。
さらに、上述の実施例では、1フィールド期間でヘッド
を切換えるようにしたが、回転ヘッドが1回転したとき
や1.5回転したときにヘッドを切換えても同様にして
ノイズ帯のない良好な特殊再生画像を得ることができ
る。
但し、テープ走行速度決定の際(通常再生時のM倍
速)、セグメント数をSとすると、S>2の範囲におい
て、 M×k=r×S M:整数 k:1,2,3…S−1 の関係を満たす整数rが存在しないように決定する必要
がある。
上述のテープ走行速度決定の制約条件は、以下の理由に
よる。すなわち、一般に、Sセグメント記録方式を採用
したVTRの変速再生は、2フィールド周期でフィール
ドメモリ内の内容が書換えられる。しかし、上述の条件
を満たす場合(すなわち、M×k=r×Sとなるような
整数rが存在する)、その周期が2k/Sとなり、(2
>2k/S)フィールドメモリ内の映像信号の内容がす
べて書換えられる前に最初に戻ってしまい、固定ノイズ
帯を生じ、良好な変速再生画面を得ることができない。
また、上述の実施例では、2チャネル3セグメント記録
方式を採用した場合の一例として、特殊再生用ヘッドを
2個(CH.A,CH.Bのそれぞれに対応する特殊再
生用ヘッド)を用いて、前述の説明と同様の効果を奏し
たが、多チャネル方式の場合、それぞれのチャネルに対
応した特殊再生用ヘッドを1つ設けることにより、すな
わちチャネル数と同数個の特殊再生用ヘッドを設けるこ
とにより、固定ノイズ帯のない良好な特殊再生画像を得
ることができる。
なお、上述の説明では、第2図(a)に示すような配置
で通常再生用ヘッド2a,2b,3a,3bおよび特殊
再生用ヘッド4a,4b,5a,5bを配置するように
したが、第5図(a),(b)に示す態様で、特殊再生
用ヘッドと通常再生用ヘッドを配置しても前述の条件を
満たせば同様の効果を奏することができる。
[考案の効果] 以上のように、この考案によれば、特殊再生用ヘッドを
通常再生時に走査されるトラックからn+1/2(nは
整数)ずれた位置を走査するように配置し、それぞれの
ヘッドを高速再生時に一定周期で切換え、フィールドメ
モリを用いて高速再生の画像を得るようにしたので、S
/Nの極端な低下や固定ノイズ帯のない良好な高速再生
を可能にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の概略ブロック図である。
第2図はこの考案の一実施例によるヘッド配置図であ
る。第3図はこの考案の一実施例による動作を説明する
ための図である。第4図はこの考案の他の実施例の動作
を説明するための図である。第5図はこの考案の他の実
施例におけるヘッド配置を示す図である。第6図は従来
の1チャネル1セグメント記録方式を採用した映像信号
記録再生装置の概略ブロック図である。第7図は従来の
映像信号記録再生装置の動作を説明するための図であ
る。第8図は従来の2チャネル3セグメント記録方式を
説明するための図である。第9図は2チャネル3セグメ
ント記録方式を用いた場合の動作を説明するための図で
ある。 図において、1は磁気テープ、2a,2bは回転ヘッド
(CH.A),3a,3bは回転ヘッド(CH.B),
4a,4bはCH.Aに対応する特殊再生用回転ヘッ
ド、5a,5bはCH.Bに対応する特殊再生用回転ヘ
ッド、6a,6bはヘッド切換スイッチ、8はフィール
ドメモリ、20a,20bはビデオ信号処理回路、21
a,21bはエンベロープ検波回路、22a,22bは
コンパレータ、23a,23bはメモリコントロール回
路を示す。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像信号を複数のトラックに分割して記録
    するLチャネルSセグメント記録方式を採用し(Lはチ
    ャネル数,Sはセグメント数でLとSは同時に1になら
    ない)、変速再生時に記録済みテープからの再生信号
    を、再生信号より検出された同期信号に同期して、少な
    くとも1フィールドの映像信号を記憶することが可能な
    メモリに書込み、その書込まれた内容を前記再生信号よ
    り検出された前記同期信号とは非同期で読出す映像信号
    記録再生装置において、 特殊再生用ヘッドを通常再生用ヘッドと同数もしくはチ
    ャネル数有し、 前記特殊再生用ヘッドを通常再生時に走査されるトラッ
    クから(1/2+n)トラックピッチずれた位置を走査
    するように配置し、高速再生時には一定期間を周期とし
    て、前記通常再生用ヘッドによる再生出力と前記特殊再
    生用ヘッドによる再生出力を切換える手段を備えたこと
    を特徴とする、映像信号記録再生装置。
  2. 【請求項2】前記チャネル数を1とした1チャネルSセ
    グメント記録方式(S≧2)を採用したことを特徴とす
    る、実用新案登録請求の範囲第1項記載の映像信号記録
    再生装置。
  3. 【請求項3】前記セグメント数を1としたLチャネル1
    セグメント記録方式(L≧2)を採用したことを特徴と
    する、実用新案登録請求の範囲第1項記載の映像信号記
    録再生装置。
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DE19873737054 DE3737054C3 (de) 1986-10-28 1987-10-28 Videosignalaufzeichnungs-/ -wiedergabegerät
NL8702558A NL194878C (nl) 1986-10-28 1987-10-28 Videosignaalregistratie- en -reproductie-inrichting.
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