JPS6056639B2 - 中空パネルの発泡印刷方法 - Google Patents
中空パネルの発泡印刷方法Info
- Publication number
- JPS6056639B2 JPS6056639B2 JP10720878A JP10720878A JPS6056639B2 JP S6056639 B2 JPS6056639 B2 JP S6056639B2 JP 10720878 A JP10720878 A JP 10720878A JP 10720878 A JP10720878 A JP 10720878A JP S6056639 B2 JPS6056639 B2 JP S6056639B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hollow
- hollow panel
- panel
- printing method
- refrigerant
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Printing Methods (AREA)
- Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、中空部に冷媒を封入して熱処理する中空パ
ネルの発泡印刷方法に関するものであつて、合成樹脂製
の中空パネル1に発泡性インキ2で印刷を施し、次いで
中空パネル1の中空部3に冷媒を封入して発泡性インキ
2を加熱、発泡することを特徴とする中空パネルの発泡
印刷方法に係るものである。
ネルの発泡印刷方法に関するものであつて、合成樹脂製
の中空パネル1に発泡性インキ2で印刷を施し、次いで
中空パネル1の中空部3に冷媒を封入して発泡性インキ
2を加熱、発泡することを特徴とする中空パネルの発泡
印刷方法に係るものである。
従来、合成樹脂製の中空パネルに発泡印刷を施すに当
つて、中空パネルの軟化温度以上に加熱して発泡性イン
キを発泡させる必要があるため、中空パネルが変形しや
すく、中空パネルに変形することなく発泡印刷を施すこ
とができなかつた。
つて、中空パネルの軟化温度以上に加熱して発泡性イン
キを発泡させる必要があるため、中空パネルが変形しや
すく、中空パネルに変形することなく発泡印刷を施すこ
とができなかつた。
本発明は上述した欠点を解消するものであり、その目
的とするところは中空部に冷媒を封入して加熱発泡する
ことにより加熱発泡時に変形することのない中空パネル
の発泡印刷方法を提供するにある。 本発明を以下、図
示した実施例により詳述する。中空パネル1は塩化ビニ
ル樹脂のような熱可塑性合成樹脂からなつていて略方形
板状をしており、中空パネル1の内部は中空部3になつ
ていて中空パネル1の両端面は開口している。中空部3
の上面と下面間には長手方向の略全長にわたつて補強片
4が一体に形成されており、中空部3は中空部3の幅方
向に設けられた複数の補強片4で区切られている。模様
を刻印した印刷ロール5乃至スクリーンを用いて中空パ
ネル1の表面に印刷インキの中に発泡剤を混入した発泡
性インキ2で印刷を施し、中空パネル1の表面に柄模様
を形成する。次に中空パネル1の一端の開口部に蓋体6
を嵌着して中空部3の一端を閉じ、中空部3に水のよう
な冷媒を注入した後中空部3の他端に別の蓋体6を嵌着
して中空部3に冷媒を封入する。次いで中空パネル1を
加熱炉7に入れ、中空パネル1の軟化点以上の温度に加
熱して発泡性インキ2を発泡させた後、中空パネル1を
加熱炉7から取出す。中空パネル1を冷却し、一方の蓋
体6を中空部3から取外して冷媒を中空部3から排出さ
せた後、他方の蓋体6を中空部3から取外して表面に立
体感のある凹凸模様を有する中空パネル1を形成する。
上記のように中空部3に冷媒を封入して発泡性インキ2
を加熱、発泡させたので、加熱時に中空部3には冷媒が
充填されていて中空ではなく、加熱温度が中空パネル1
の軟化温度以上になつても中空パネル1は中空になつて
いないから変形することがなく、しかも冷媒で中空パネ
ル1の内部を冷却することができるから、中空パネル1
の温度上昇を抑えることができるものであつて、この点
からも中空パネル1の変形を防止できる。 本発明は上
記のような構成を有するので、中空パネルは加熱時には
中空ではなく、中空パネルの軟化温度以上に加熱して発
泡性インキを発泡させても中空パネルは中空になつてい
ないから、変形することがなく、更に冷媒で中空パネル
の温度上昇を抑えることができるから、この点からも中
空パネルの変形を防止できるものであり、合成樹脂製の
中空パネルを変形することなく発泡印刷で化粧すること
ができるものである。
的とするところは中空部に冷媒を封入して加熱発泡する
ことにより加熱発泡時に変形することのない中空パネル
の発泡印刷方法を提供するにある。 本発明を以下、図
示した実施例により詳述する。中空パネル1は塩化ビニ
ル樹脂のような熱可塑性合成樹脂からなつていて略方形
板状をしており、中空パネル1の内部は中空部3になつ
ていて中空パネル1の両端面は開口している。中空部3
の上面と下面間には長手方向の略全長にわたつて補強片
4が一体に形成されており、中空部3は中空部3の幅方
向に設けられた複数の補強片4で区切られている。模様
を刻印した印刷ロール5乃至スクリーンを用いて中空パ
ネル1の表面に印刷インキの中に発泡剤を混入した発泡
性インキ2で印刷を施し、中空パネル1の表面に柄模様
を形成する。次に中空パネル1の一端の開口部に蓋体6
を嵌着して中空部3の一端を閉じ、中空部3に水のよう
な冷媒を注入した後中空部3の他端に別の蓋体6を嵌着
して中空部3に冷媒を封入する。次いで中空パネル1を
加熱炉7に入れ、中空パネル1の軟化点以上の温度に加
熱して発泡性インキ2を発泡させた後、中空パネル1を
加熱炉7から取出す。中空パネル1を冷却し、一方の蓋
体6を中空部3から取外して冷媒を中空部3から排出さ
せた後、他方の蓋体6を中空部3から取外して表面に立
体感のある凹凸模様を有する中空パネル1を形成する。
上記のように中空部3に冷媒を封入して発泡性インキ2
を加熱、発泡させたので、加熱時に中空部3には冷媒が
充填されていて中空ではなく、加熱温度が中空パネル1
の軟化温度以上になつても中空パネル1は中空になつて
いないから変形することがなく、しかも冷媒で中空パネ
ル1の内部を冷却することができるから、中空パネル1
の温度上昇を抑えることができるものであつて、この点
からも中空パネル1の変形を防止できる。 本発明は上
記のような構成を有するので、中空パネルは加熱時には
中空ではなく、中空パネルの軟化温度以上に加熱して発
泡性インキを発泡させても中空パネルは中空になつてい
ないから、変形することがなく、更に冷媒で中空パネル
の温度上昇を抑えることができるから、この点からも中
空パネルの変形を防止できるものであり、合成樹脂製の
中空パネルを変形することなく発泡印刷で化粧すること
ができるものである。
図面は本発明の一実施例の概略工程図であり、1は中空
パネル、2は発泡性インキ、3は中空部である。
パネル、2は発泡性インキ、3は中空部である。
Claims (1)
- 1 合成樹脂製の中空パネルに発泡性インキで印刷を施
し、次いで中空パネルの中空部に冷媒を封入して発泡性
インキを加熱、発泡することを特徴とする中空パネルの
発泡印刷方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10720878A JPS6056639B2 (ja) | 1978-08-31 | 1978-08-31 | 中空パネルの発泡印刷方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10720878A JPS6056639B2 (ja) | 1978-08-31 | 1978-08-31 | 中空パネルの発泡印刷方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5532678A JPS5532678A (en) | 1980-03-07 |
JPS6056639B2 true JPS6056639B2 (ja) | 1985-12-11 |
Family
ID=14453214
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10720878A Expired JPS6056639B2 (ja) | 1978-08-31 | 1978-08-31 | 中空パネルの発泡印刷方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6056639B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2595509B2 (ja) * | 1986-08-15 | 1997-04-02 | 富士ゼロックス株式会社 | 用紙供給装置 |
-
1978
- 1978-08-31 JP JP10720878A patent/JPS6056639B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2595509B2 (ja) * | 1986-08-15 | 1997-04-02 | 富士ゼロックス株式会社 | 用紙供給装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5532678A (en) | 1980-03-07 |
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