JPH0226646Y2 - - Google Patents

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JPH0226646Y2
JPH0226646Y2 JP4906881U JP4906881U JPH0226646Y2 JP H0226646 Y2 JPH0226646 Y2 JP H0226646Y2 JP 4906881 U JP4906881 U JP 4906881U JP 4906881 U JP4906881 U JP 4906881U JP H0226646 Y2 JPH0226646 Y2 JP H0226646Y2
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mold
heat insulating
shell
foam
foaming
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JP4906881U
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  • Refrigerator Housings (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は冷蔵庫の庫本体や扉等を製造する折り
用いる断熱体用発泡押え型に関する。
近年、例えば冷蔵庫の庫本体や扉等は、その外
箱及び内箱や外板及び内板など夫々殻の内部に発
泡断熱材例えば発泡ポリウレタンの原液を注入
し、然る後その原液を上記殻内で発泡させて製造
したものが殆どである。而してこのものの場合、
その製造には一般に金属から成る型が用いられ、
この型内に前記冷蔵庫の庫本体や扉等の殻を収め
てこれを炉内で加熱(前加熱)し、その後前記発
泡断熱材を殻内に注入して発泡させ、このときそ
の発泡圧を上述の型により受けて押え、然る後炉
内で再び加熱(後加熱)してから、型を解き製品
を取出すという工程を経るのであるが、然し、何
分にも型の重量が通常約300〔Kg〕と大なるところ
から、簡単に扱うことができず、ために生産性も
悪く、又、型の材料費や製造費或いは該型が大重
量であるがために余分に要する関係諸装置の費用
等が高く、その分製品価格も高くなるという欠点
があつた。更に発泡断熱材の発泡度合を良くすべ
く行なう前述の前加熱や後加熱の折りに、その熱
が型にまで奪われ或いは該型を通じて放熱される
ことから、余分に強く加熱しなけらばならず、そ
の分更に費用が嵩んで製品が一層コスト高となる
欠点もあつた。
本考案は上述の事情に鑑みてなされたものであ
り、従つてその目的は、軽量で且つ安価な上断熱
性にも充分優れ、その上反りや稔り等の変形も生
じない極めて優良な断熱体用発泡押え型を提供す
るにある。
以下本考案の実施例を図面に従つて説明する
に、先ず第1図に於いて、1は押え型本体であ
り、発泡断熱材例えば発泡ポリウレタンによつて
製造している。又、この型本体1は、特に本実施
例の場合、第2図にも示す様に厚みのある矩形板
状に型成形したものであつて、その上面から板中
にかけては長手方向に延びるスリツト2を夫々例
えば2〔mm〕以下の幅及び10〜50〔mm〕の深さ並び
に10〜50〔mm〕のピツチで複数条形成している。
而して3は型本体1上に配設した補強枠で、これ
は詳細にはその各部が何れも木材やベークライト
或いは金属から成るもので、それを組立て、この
組立てたものを型本体1用の成形型中に置いてそ
の型本体1と一体モールドしたものである。尚、
4は断熱体としての冷蔵庫の扉であり、これは従
来同様に外板及び内板から成る殻4aの内部に図
示しない発泡断熱材例えば前述の型本体1と同じ
発泡ポリウレタンを注入し発泡させて製造するも
のであつて、前記型本体1と共に補強枠3を有す
る押え型はそれと同様に製造した上方の押え上型
5と合わせ上記冷蔵庫の扉4をその発泡時押える
ものとして使用する。
以上の様に本実施例による押え型は、使用上従
来と同様のものであつても、その型本体1を発泡
断熱材により製造したものであるから、他に補強
枠3を加えても、従来の全金属製の押え型に比し
て軽く、例えば60〔Kg〕程度で実現し得る極く軽
量なものであり、故に取扱いも簡単にできて生産
性を大幅に向上させ得、その上材料費や製造費も
安く、更には従来の押え型が大重量であつたがた
めに要した関係諸装置のすべてを或いはその大半
を省き得ることから、かなりの低費用で済ませ
得、その分製品価格の低廉化も充分に達成でき
る。又本実施例の場合、上述の型本体1が発泡断
熱材特有の優れた断熱性を発揮するため、冷蔵庫
扉4の発泡断熱材が発泡する折りに発する熱いわ
ゆる反応熱を溜めて該断熱材の発泡度合を良くす
るのに有効に使用し得、よつて従来の前加熱や後
加熱といつた工程も不要ならしめ得る程で、若し
未だ必要であつたとしてもそれは極く軽微な加熱
で済ませ得、炉の廃止或いは簡略化を達成でき
て、その分更に製品価格を低廉化し得る。加えて
本実施例の場合成形後に発生する型本体1の残留
内部応力による反りや稔り等を前記スリツト2に
よつて吸収し、型本体の変形を防止できるもの
で、これにより不良品を発生させず、又、前記冷
蔵庫扉4など断熱体を発泡時押えるにもこれにそ
の変形という悪影響を及ぼさずに押え切ることが
できる。
尚、上述の変形防止等のためには型本体1にス
リツト2に代えて第3図に示す様な例えば直径が
0.5〜5〔mm〕程度の穴6を複数形成する構成であ
つても良い。又、この変形防止のためには補強枠
3も効果を奏するが、然し、この補強枠3は必ず
しも必要なものではない。
以上、要するに本考案は、発泡断熱材の原液を
殻内に注入し該殻内で発泡させることにより製造
する断熱体をその発泡時殻外にて押える断熱体用
押え型にあつて、その型本体を発泡断熱材により
製造し且つ該型本体に複数のスリツト又は穴を設
けて成ることを特徴とし、以て軽量で且つ安価な
上断熱性にも充分優れ、その上反りや稔り等の変
形も生ぜず断熱体をその変形なく押え得るという
優れた実用的効果を奏する断熱体用押え型を提供
できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示した縦断面図、
第2図は同実施例の斜視図であり、そして第3図
は本考案の他の実施例を示した斜視図である。 図中、1は型本体、2はスリツト、4は冷蔵庫
扉(断熱体)、6は穴である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 発泡断熱材の原液を殻内に注入し該殻内で発泡
    させることにより製造する断熱体をその発泡時殻
    外にて押えるものであつて、その型本体を発泡断
    熱材により製造し且つ該型本体に複数のスリツト
    又は穴を設けて成ることを特徴とする断熱体用発
    泡押え型。
JP4906881U 1981-04-02 1981-04-02 Expired JPH0226646Y2 (ja)

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JP4906881U JPH0226646Y2 (ja) 1981-04-02 1981-04-02

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JP4906881U JPH0226646Y2 (ja) 1981-04-02 1981-04-02

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Publication Number Publication Date
JPS57162822U JPS57162822U (ja) 1982-10-14
JPH0226646Y2 true JPH0226646Y2 (ja) 1990-07-19

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JPS57162822U (ja) 1982-10-14

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