JPS6056467A - 摺動部材 - Google Patents
摺動部材Info
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- JPS6056467A JPS6056467A JP16724583A JP16724583A JPS6056467A JP S6056467 A JPS6056467 A JP S6056467A JP 16724583 A JP16724583 A JP 16724583A JP 16724583 A JP16724583 A JP 16724583A JP S6056467 A JPS6056467 A JP S6056467A
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- JP
- Japan
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- sliding
- alumina
- sliding member
- wear
- piston
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D19/00—Casting in, on, or around objects which form part of the product
- B22D19/14—Casting in, on, or around objects which form part of the product the objects being filamentary or particulate in form
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D19/00—Casting in, on, or around objects which form part of the product
- B22D19/0009—Cylinders, pistons
- B22D19/0027—Cylinders, pistons pistons
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F05—INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
- F05C—INDEXING SCHEME RELATING TO MATERIALS, MATERIAL PROPERTIES OR MATERIAL CHARACTERISTICS FOR MACHINES, ENGINES OR PUMPS OTHER THAN NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES
- F05C2253/00—Other material characteristics; Treatment of material
- F05C2253/16—Fibres
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
- Manufacture Of Alloys Or Alloy Compounds (AREA)
- Solid-Phase Diffusion Into Metallic Material Surfaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、摺動部材に関し、詳しくは、互いに当接して
、相対的に摺動する2つの部材において。
、相対的に摺動する2つの部材において。
摺動する第1の部材が複合材料にて構成され、摺動する
第2の部材が、軟窒化層を有する鋼にて偶成され、摺動
する第1のM材、及び、摺動する第2の部材の組合せに
よって1両者の耐摩耗性を優れたものとすることのでき
る摺動部材にかかる。
第2の部材が、軟窒化層を有する鋼にて偶成され、摺動
する第1のM材、及び、摺動する第2の部材の組合せに
よって1両者の耐摩耗性を優れたものとすることのでき
る摺動部材にかかる。
各種機械の構成要素や部材においては1部分的に特別な
性能を要求されることが多い。
性能を要求されることが多い。
たとえば、自動車用エンジンにおいては、エンジンの性
能に対する要求が制くなると、ピストンにおいては、そ
の比強度や剛性に優れていることが要求されるばかりで
なり、七の摺動1[11では、耐摩耗性に優れているこ
とが1強く要請されるようになってきている。
能に対する要求が制くなると、ピストンにおいては、そ
の比強度や剛性に優れていることが要求されるばかりで
なり、七の摺動1[11では、耐摩耗性に優れているこ
とが1強く要請されるようになってきている。
このような要求性能に対する対策として、ピストンの特
定部位を、アルミニウム合金のような。
定部位を、アルミニウム合金のような。
軽金属をマトリックスとし、各棟の無機賀櫨維等で強化
した複合材料にて、構成することが検討されている。
した複合材料にて、構成することが検討されている。
このような、繊維強化金属補合材料の一つとして、アル
ミニウム、マグネシウム、または、それらの合金をマト
リックスとし、アルミナ質繊維によって強化した。繊維
強化金kr4)M金材料は既に知られており、この繊維
強化金94複合材料にて構成された部材の、比5ff1
度や耐摩耗性を同上させることができる。
ミニウム、マグネシウム、または、それらの合金をマト
リックスとし、アルミナ質繊維によって強化した。繊維
強化金kr4)M金材料は既に知られており、この繊維
強化金94複合材料にて構成された部材の、比5ff1
度や耐摩耗性を同上させることができる。
しかし、互いに当接して相対的に摺動する慴動部材にお
いて、+M動する第1の部材を、上述のような繊維強化
金属複合材料にて構成した場合には。
いて、+M動する第1の部材を、上述のような繊維強化
金属複合材料にて構成した場合には。
+1IllliIIする第2の部材の材質によっては、
この摺動する第2の部材の摩耗が著しく増大する。
この摺動する第2の部材の摩耗が著しく増大する。
このため、上述のような、摺動する第1の部材と、摺動
する第2の部材を、互いに当接して相対的に摺動する摺
動部材として、使用することができないという欠点があ
る。
する第2の部材を、互いに当接して相対的に摺動する摺
動部材として、使用することができないという欠点があ
る。
本発明は、当接して相対的に摺動する2つの部材の、摺
動する第1の部材を、アルミニウム合金等の軽金属をマ
トリックスとし、アルミナ−シリカ繊維により強化しナ
コ、繊維強化金属複合材料にて構成し、摺動する第2の
部材を、軟窒化層を有する鋼にて構成することによって
、摺動する第1の部材及び摺動する第2の部材、双方の
耐摩耗性を数置することのできる。摺り0部材を提供す
ることを目的としている。
動する第1の部材を、アルミニウム合金等の軽金属をマ
トリックスとし、アルミナ−シリカ繊維により強化しナ
コ、繊維強化金属複合材料にて構成し、摺動する第2の
部材を、軟窒化層を有する鋼にて構成することによって
、摺動する第1の部材及び摺動する第2の部材、双方の
耐摩耗性を数置することのできる。摺り0部材を提供す
ることを目的としている。
このような目的は1本発明によれば、互いに当接して相
対的に摺動する摺動部材であって、摺動する第1の部材
の、少なくとも摺動する第2の部材に対する摺動面部は
、アルミニウム、マグネシウム、及び、それらの合金等
の軽金属をマトリックスとし9電源比率で40%以上の
アルミナと残部シリカからなる。アルビナ−シリカ繊維
によって強化された複合金属材料にて構成されており。
対的に摺動する摺動部材であって、摺動する第1の部材
の、少なくとも摺動する第2の部材に対する摺動面部は
、アルミニウム、マグネシウム、及び、それらの合金等
の軽金属をマトリックスとし9電源比率で40%以上の
アルミナと残部シリカからなる。アルビナ−シリカ繊維
によって強化された複合金属材料にて構成されており。
摺動する第2の部材の、少なくとも摺動する第1の部材
に対する摺動面部は、軟窒化層を有する鋼にて構成され
ていることを特徴とする摺動部材によって達成される。
に対する摺動面部は、軟窒化層を有する鋼にて構成され
ていることを特徴とする摺動部材によって達成される。
以下、添付図面に基づいて1本つ色町の実施例を説明す
る。
る。
実施例1゜
アルミニウム合金(JIS規格AC8A)をマトリック
スとル、繊維径2.8μのアルミナ−シリカ繊dl:(
55wt、%ALOs 45 wt 、%SiO倉)を
。
スとル、繊維径2.8μのアルミナ−シリカ繊dl:(
55wt、%ALOs 45 wt 、%SiO倉)を
。
4密1ffi 0.16 g / c m”にて、アト
ランダムに配向しjこ繊維成形体により強化したべ金材
料を製造し。
ランダムに配向しjこ繊維成形体により強化したべ金材
料を製造し。
大きさ16 X 6 X 10 mmで、+の一つの面
(16x I Q +nm ) を試験面とするブロッ
ク試鉄片を作J戎した。
(16x I Q +nm ) を試験面とするブロッ
ク試鉄片を作J戎した。
また、比軟材として、繊維強化されていないアルミニウ
ム合金(JIS規格AC8A)のみよりなる、上述形状
と同一のブロック試験片を作成しtこ。
ム合金(JIS規格AC8A)のみよりなる、上述形状
と同一のブロック試験片を作成しtこ。
これらの試験片を、噛次、摩耗試験機に装着し。
摺動41手部材である。外径35mm、内径3Qmm。
幅10mmの、 鋼(J I S 規格S U S 4
20J2) d。
20J2) d。
及び、同調に軟窒化処理した1円筒試験片の外周部と接
触させ、そして、それら試験片の接触部に。
触させ、そして、それら試験片の接触部に。
常温の潤滑油(モータオイル5W−30)を供給しツツ
、荷重60Kg、回転fi160r−p、mにて円筒試
験片を回転させ、1時間の摩耗試験を行なった。
、荷重60Kg、回転fi160r−p、mにて円筒試
験片を回転させ、1時間の摩耗試験を行なった。
試験は、第1表に示すブロック試験片と9円筒試験片と
の組合せ、A〜Dについて行なつすこ。
の組合せ、A〜Dについて行なつすこ。
第1表 試験片の組合せ
注1) 55wシ%AjbOm + 45wt、%S
r 0x2)JIS観格AC8A 3) // 5US420J2 4)軟窒化1pI厚さ;40μ。
r 0x2)JIS観格AC8A 3) // 5US420J2 4)軟窒化1pI厚さ;40μ。
吹型化層表面硬度;Hv1000
その摩耗試験結果を第1図に示す。
この図において、上半分はブロック試験片の摩耗m<s
耗痕深さμ)を示しており、下半分は71動する相手材
である円向試凋片の摩耗風(摩耗織度mg )を示して
いる。
耗痕深さμ)を示しており、下半分は71動する相手材
である円向試凋片の摩耗風(摩耗織度mg )を示して
いる。
なお、記号AないしDは、第1表における試験片の粗合
せ記号AないしDに対応している。
せ記号AないしDに対応している。
・431図から明らかなように、アルミニウム合金のみ
で作成したブロック試験片(C,t、+)は、その摩耗
量が者しく大きいのに対し、繊維強化されたアルミニウ
ム合金にて作成したブロック試験片(A、15)は、摩
耗I′Aが著しく少なく、侍に、 4μ動する相手材が
「調子軟窒化」の場合における。
で作成したブロック試験片(C,t、+)は、その摩耗
量が者しく大きいのに対し、繊維強化されたアルミニウ
ム合金にて作成したブロック試験片(A、15)は、摩
耗I′Aが著しく少なく、侍に、 4μ動する相手材が
「調子軟窒化」の場合における。
ブロック試験片Bの摩耗量は、極めて少ないことが理解
される。
される。
一部、(d動する相手材としての1円1湧試験片の摩耗
は、試験片組合せA、C,Dがは望同等であるのに対し
、試験片組合せBの円筒試験片の摩耗lit /+籍試
験片組合せA、(、:、Dの約しと少ないことが理解さ
れる3゜ また、アルミニウム、マグネシウム、及び、それらの合
金をマトリックスとし、55wt、%のアルミナと残部
シリカからなる。アルミナーノリヵ繊維を柚々の比率で
配合して、繊維強化した複合材料にてブロック試験片を
作成し、上述の摩耗試験を行なったところ、第1図に示
す結果と、英資的に同様の傾向を示す試験結果を得た。
は、試験片組合せA、C,Dがは望同等であるのに対し
、試験片組合せBの円筒試験片の摩耗lit /+籍試
験片組合せA、(、:、Dの約しと少ないことが理解さ
れる3゜ また、アルミニウム、マグネシウム、及び、それらの合
金をマトリックスとし、55wt、%のアルミナと残部
シリカからなる。アルミナーノリヵ繊維を柚々の比率で
配合して、繊維強化した複合材料にてブロック試験片を
作成し、上述の摩耗試験を行なったところ、第1図に示
す結果と、英資的に同様の傾向を示す試験結果を得た。
以上の摩耗試験の結果より、!?、いに当接して相対的
に摺動する慴動部材であって、摺動する第1の部材を(
1′4成す6N合材料がアルミニウム、マグネシウム、
ないし、それらの合金をマトリックスとし、55wt、
%アルミナと残部シリカとからなるアルミナ−シリカ繊
イ(6によって強化した。俄合材料であり、摺動する第
2の部材が、軟窒化層を有する鋼の場合において、持に
摺動特性に優れていることが理解される。
に摺動する慴動部材であって、摺動する第1の部材を(
1′4成す6N合材料がアルミニウム、マグネシウム、
ないし、それらの合金をマトリックスとし、55wt、
%アルミナと残部シリカとからなるアルミナ−シリカ繊
イ(6によって強化した。俄合材料であり、摺動する第
2の部材が、軟窒化層を有する鋼の場合において、持に
摺動特性に優れていることが理解される。
実施例2
アルミニウム台金(JIS規格AC8A)をマトリック
スとし、繊維径3.0μのアルミナ繊維(95wt、%
Al1zUs −4−5wt、%Sin、、iz−アル
ミナ含有率30%)を、嵩匣聞; 0.15 g/c
m’にて、アトランダムに配向したm維成形体により強
化した複合材料を装造し、実施例1と同様なブロック試
験片を作成した。
スとし、繊維径3.0μのアルミナ繊維(95wt、%
Al1zUs −4−5wt、%Sin、、iz−アル
ミナ含有率30%)を、嵩匣聞; 0.15 g/c
m’にて、アトランダムに配向したm維成形体により強
化した複合材料を装造し、実施例1と同様なブロック試
験片を作成した。
また、比較材としても、実施例1と同様にして。
ブロック試験片を作成した。
これらの試験片を、順次、摩耗試験機に装着し。
実施−lと同様の(8動相手部材からなる9円筒試験片
の外周面と接触させ、そして、それら試験片の探触部に
、xsoeの潤?け油(モータオイル5W−30)を供
給しつつ、荷重60Kg、回転glL160r 、 p
、Ill、にて円筒試験片を回転さセ、1時間の摩耗試
験を行なった。
の外周面と接触させ、そして、それら試験片の探触部に
、xsoeの潤?け油(モータオイル5W−30)を供
給しつつ、荷重60Kg、回転glL160r 、 p
、Ill、にて円筒試験片を回転さセ、1時間の摩耗試
験を行なった。
試験は、第2表に示すブロック試験片と9円筒試験片と
の組合せ、A〜Dについて行なった。
の組合せ、A〜Dについて行なった。
第2表 試験片の組合せ
注1)95%VL、%A(bOs +5 w t 、%
Sin。
Sin。
(a−アルミナ含有率;30%)
2) J I S規格AC8A
3) // 5US420J2
4)軟窒化IM厚さ;40μ。
軟窒化IN表囲硬度; Hv 1000その摩耗試験結
果を第2図に示す。
果を第2図に示す。
この図において、上半分はブロック試験片の摩耗量(摩
耗痕深さμ)を示しており、下半分は摺動する相手材で
ある円筒試験片の摩耗、!it (+9!耗減fi+n
g)を示している。
耗痕深さμ)を示しており、下半分は摺動する相手材で
ある円筒試験片の摩耗、!it (+9!耗減fi+n
g)を示している。
なお、dd号AないしDは、第2表における試験片の組
合せ記号人ないしDに対応している。
合せ記号人ないしDに対応している。
第2図から明らかなように、アルミニウム合金のみで作
成したブロック試験片(C,D)は、!cの摩耗量が著
しく大きいのに対し、繊維強化されたアルミニウム合金
にて作成したブロック試験片(A、’B)は1M摩耗量
著しく少なく、特に、摺動する相手材が[w4+軟窒化
−1の場合における。
成したブロック試験片(C,D)は、!cの摩耗量が著
しく大きいのに対し、繊維強化されたアルミニウム合金
にて作成したブロック試験片(A、’B)は1M摩耗量
著しく少なく、特に、摺動する相手材が[w4+軟窒化
−1の場合における。
ブロック試験片13の1−純量は、極めて少ないことが
理解される。
理解される。
一部、摺動する相手材とじての9円面試験片の摩耗は、
試験片組合せA、C,Dがは一’ f5J等であるのに
対し、試験片組合せBの円面試験片の摩耗垣が、試験片
組合せA、C,Dの約辱 と少ないことが理解される。
試験片組合せA、C,Dがは一’ f5J等であるのに
対し、試験片組合せBの円面試験片の摩耗垣が、試験片
組合せA、C,Dの約辱 と少ないことが理解される。
よtこ、同様の実験を、α−アルミナ含有率を変化させ
て、試験しtコ結果から、α−アルミナ含有何5が5〜
55Wし%では、試験片組合せBとはマ同程反の摺動相
手材(円筒試験片)の摩耗量を示したのに対し、α−ア
ルミナ含有率5〜55 w t 、%以外では、試験片
組合せBより若干摩耗量が増加した。
て、試験しtコ結果から、α−アルミナ含有何5が5〜
55Wし%では、試験片組合せBとはマ同程反の摺動相
手材(円筒試験片)の摩耗量を示したのに対し、α−ア
ルミナ含有率5〜55 w t 、%以外では、試験片
組合せBより若干摩耗量が増加した。
また、アルミニウム、マグネシウム、及び、それらの合
金をマトリックスとし、 95wt、%のア/LI E
すと残部シリカからなる。アルミナ−シリカ繊維を種々
のα−アルミナ組成の、アルミナ繊維−逆比した複合材
料にてブロック試験片を作成し。
金をマトリックスとし、 95wt、%のア/LI E
すと残部シリカからなる。アルミナ−シリカ繊維を種々
のα−アルミナ組成の、アルミナ繊維−逆比した複合材
料にてブロック試験片を作成し。
上述の摩耗試験を行なったところ、第2図に示す結果と
、実質的に同様の傾向を示す試験結果を得lこ 。
、実質的に同様の傾向を示す試験結果を得lこ 。
以上の摩耗試験の結果より、互いに当接して相×1的に
4#動する摺動部材であって、摺動する第1の部材を構
成する複合材料がアルミニウム、マグネシウム、ないし
、それらの合金をマトリックスとし、 95vvt、%
アルミナと残部シリカとからなるアルミナ−シリカ繊維
によって強化した。羨合材料であり、摺動する第2の部
材が、軟窒化層を有する鋼の場合において、持に摺動特
性に優れていることが理解される。
4#動する摺動部材であって、摺動する第1の部材を構
成する複合材料がアルミニウム、マグネシウム、ないし
、それらの合金をマトリックスとし、 95vvt、%
アルミナと残部シリカとからなるアルミナ−シリカ繊維
によって強化した。羨合材料であり、摺動する第2の部
材が、軟窒化層を有する鋼の場合において、持に摺動特
性に優れていることが理解される。
さらに、α−アルミナの含有率が5〜55 XV t、
%において、特に摺MIN性が擾れている。
%において、特に摺MIN性が擾れている。
次に、エンジン用ピストンとピストンリングとの2組合
せに対して適用されt二1本光明の摺動部材の具体的実
施例について説明する。
せに対して適用されt二1本光明の摺動部材の具体的実
施例について説明する。
実施例3゜
第3図は、上述の実施例を示す縦断面14.第4図は、
その要部を示す部分拡大縦「「面図、第51閣は、ピス
トンリング(トップリング)の部分拡大縦断面図である
。
その要部を示す部分拡大縦「「面図、第51閣は、ピス
トンリング(トップリング)の部分拡大縦断面図である
。
これらの図において、ピストン1はアルミニウム合金(
J I 5ffl格AC8A)にて(N成されている。
J I 5ffl格AC8A)にて(N成されている。
ピストン1の側部外周面2には、燃焼ガスがピストン1
とシリンダブロック3のシリンダ壁面との間を経て、エ
ンジンの燃焼琶より漏洩するのを防止する。コンブレッ
ジロンリング4及び5を受け入れる2つのリング!//
)6及び7と、余剰のオイルを掻き落す、オイルリング
8を受入れるオイルリング溝9とが形成されている。
とシリンダブロック3のシリンダ壁面との間を経て、エ
ンジンの燃焼琶より漏洩するのを防止する。コンブレッ
ジロンリング4及び5を受け入れる2つのリング!//
)6及び7と、余剰のオイルを掻き落す、オイルリング
8を受入れるオイルリング溝9とが形成されている。
第3図に示す実施例においては、ピストン1の側部外周
向2に沿って、トップリングig6の下面11の下方ま
での部分は、アルミニウム合金(JIs規格AC8A)
をマトリックスとし、繊維径3μのアルミナ−シリカ繊
維(55wt、%Al*、Os+45wt、%S i
Ot )を、嵩密度0.14g/cm”にて。
向2に沿って、トップリングig6の下面11の下方ま
での部分は、アルミニウム合金(JIs規格AC8A)
をマトリックスとし、繊維径3μのアルミナ−シリカ繊
維(55wt、%Al*、Os+45wt、%S i
Ot )を、嵩密度0.14g/cm”にて。
アトランダムに配向させた。繊維成形体により強化した
複合材料12によって構成されている。
複合材料12によって構成されている。
この複合材料には、トップリング4を受け入れる。トッ
プリング溝6の壁面を郭定しており、また、ピストン1
の側部外周面2に露出する部分にて、トップランド13
及びセカンドランド14の一部を郭定している。
プリング溝6の壁面を郭定しており、また、ピストン1
の側部外周面2に露出する部分にて、トップランド13
及びセカンドランド14の一部を郭定している。
なお、このピストンlは、XCれを鋳造するための、鋳
型のモールドキャビティ底壁」二に繊維成形体を載置し
、その鋳型内に、?谷融ア′ルiニウム合金を注湯し、
その鋳型に液密的に嵌合するプランジャにより、アルミ
ニウム合金を加圧しつつ、凝固させてピストン予成形体
とし、それを熱処理(゛r6処地)シた後、所定の寸法
に加工し、さらに、リング溝6,7.9をJJII工形
成することによって。
型のモールドキャビティ底壁」二に繊維成形体を載置し
、その鋳型内に、?谷融ア′ルiニウム合金を注湯し、
その鋳型に液密的に嵌合するプランジャにより、アルミ
ニウム合金を加圧しつつ、凝固させてピストン予成形体
とし、それを熱処理(゛r6処地)シた後、所定の寸法
に加工し、さらに、リング溝6,7.9をJJII工形
成することによって。
製造される。
上述のような、ピストン1と互いに当接して。
相対的に摺動するトップリング4は、ステンレス鋼(J
IS規格5US420J2.内部硬さHv 420 )
に、軟窒化処理(軟窒化層厚さ;60μ9表面硬さ;
Hv 1000 ) L/たものである。
IS規格5US420J2.内部硬さHv 420 )
に、軟窒化処理(軟窒化層厚さ;60μ9表面硬さ;
Hv 1000 ) L/たものである。
特に、この実施例は 7eのキーストンリングとして構
成されており、そのシリンダブロック3のシリンダ壁面
との摺動向に、モリブデン溶射層15が形成されたもの
である。
成されており、そのシリンダブロック3のシリンダ壁面
との摺動向に、モリブデン溶射層15が形成されたもの
である。
上述のようにI+’4成されたピストン1とピストンリ
ング4を、4気筒4サイクルのディーゼルエンジンに組
み込み、第3表に示す試験条件にて、M耗試験を行なっ
た。
ング4を、4気筒4サイクルのディーゼルエンジンに組
み込み、第3表に示す試験条件にて、M耗試験を行なっ
た。
第3表 試験条件
試験の結果、トップリング溝6の上面16及びド面11
の摩耗量はともに3.5μであり、トップリング4の下
面17の摩耗量は3.0μであることがわかった。
の摩耗量はともに3.5μであり、トップリング4の下
面17の摩耗量は3.0μであることがわかった。
この試験結果より明らかなように、上述の実施例によれ
ば、現在、汎用されているアルミニウム合金(JIS曳
格AC8A)製のピストン1と。
ば、現在、汎用されているアルミニウム合金(JIS曳
格AC8A)製のピストン1と。
鋳鉄製のピストンリングとの組合せに比較して。
リング溝の摩耗量は職に低減できた。
また、ピストンリングの上F+foの摩耗は、それらの
場合の約匙となった。
場合の約匙となった。
実施例4
実施例3と同様の試験を、複合材料中のアルミナ−シリ
カ繊維のアルミナ組成を変化させて、実機でのjiM誌
試験を行なった。
カ繊維のアルミナ組成を変化させて、実機でのjiM誌
試験を行なった。
第4表試験条件
繊維径3μのアルミナ繊維(95wt、%i、 O。
+5Wt、%Sin、 、a−7Jl/ミナ含有率3Q
wt、%)。
wt、%)。
の嵩密度0.15 g 70m”の繊維成形体を使用し
、他は実施例3と同様の諸元のピストンとピストンリン
グの組合せによって、第4表に示す試験条件にて、摩耗
試験を行なった。
、他は実施例3と同様の諸元のピストンとピストンリン
グの組合せによって、第4表に示す試験条件にて、摩耗
試験を行なった。
試験の結果、トップリング溝6の上面16及び下面11
の摩耗量はともに3.0μであり、トップリング4の下
1I1117の摩耗量は3.0μであることがわかった
。
の摩耗量はともに3.0μであり、トップリング4の下
1I1117の摩耗量は3.0μであることがわかった
。
この試験結果より明らかなように、上述の実施例によれ
ば、現在、汎用されているアルミニウム合金(JIS規
格AC8A)製のピストン1と。
ば、現在、汎用されているアルミニウム合金(JIS規
格AC8A)製のピストン1と。
鋳鉄製のピストンリングとの組合せに比較して。
リング溝の摩耗量は劣に低減できた。
また、ピストンリングの上下面の摩耗は、それらの場合
の約呂となった。
の約呂となった。
以上の本発明の詳細な説明は、ピストンとピストンリン
グの組合せに対し適用されたものであるが9本発明はこ
のような実施例に限定されるものでなく、互いに当接し
て相対的に摺動する。他の摺動部材にも虐用口J能であ
ることはいうまでもない。
グの組合せに対し適用されたものであるが9本発明はこ
のような実施例に限定されるものでなく、互いに当接し
て相対的に摺動する。他の摺動部材にも虐用口J能であ
ることはいうまでもない。
さらに、上述の、実機による摩耗試験と同様の試験を、
アルミナの組成値が4QWt、9未満の場合について検
討を行なった結果、トップリング溝6下面11の摩耗量
が増大し、アルミナ−シリカ繊維による。アルミニウム
合金の強化効果を得ることができなかった。
アルミナの組成値が4QWt、9未満の場合について検
討を行なった結果、トップリング溝6下面11の摩耗量
が増大し、アルミナ−シリカ繊維による。アルミニウム
合金の強化効果を得ることができなかった。
以上のことから、複合材料用強化繊維としての。
アルミナ−シリカ繊維は、40wし%以上のアルミナと
残部シリカとからなるものが好ましいことが理解される
。
残部シリカとからなるものが好ましいことが理解される
。
以上により明らかなように1本発明にかかる摺動部材に
よれば、当接して相対的に摺動する2つの部材の、摺動
する第1の部材を、アルミニウム合金等の軽金属をマト
リックスとし、アルミナ−シリカ繊維により強化した。
よれば、当接して相対的に摺動する2つの部材の、摺動
する第1の部材を、アルミニウム合金等の軽金属をマト
リックスとし、アルミナ−シリカ繊維により強化した。
繊維強化金属複合材料で構成し、摺動する第2の部材を
、軟窒化ノーを有する鋼にて構成することによって、摺
動する第1の部材及び摺動する第2の部材、双方の耐摩
耗性を改善することができろ利点がある。
、軟窒化ノーを有する鋼にて構成することによって、摺
動する第1の部材及び摺動する第2の部材、双方の耐摩
耗性を改善することができろ利点がある。
第1図及び第2図は1本発明の摺動部材と従来材の摩耗
試験結果をlバすゲラフ。 第3図は1本発明のjd動部材を、ピストンとピストン
リングに適用した実施例の縦断面図。 第4図は、第3図の要部を示す部分拡大縦断面図。 第5図は、ピストントンプリングの部分拡大断面図であ
る。 1・・ピストン、2・・側部外周向。 3・・ンリンタブロソク。 4.5・・コンプレッションリング。 6・・トップリング溝、7・・セカンドランドン1ζ。 8・・オイルリング、9・・オイルリング溝。 10・・・ピストンヘッド。 1トドツブリング溝下面。 12・・・複合材料、13・・・トップランド。 14・・セカンドランド、15・モリブテン溶射層。 16・・トップリングl薄上面。 17・ トノプリンゲ下面 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 1オー”−=−1
試験結果をlバすゲラフ。 第3図は1本発明のjd動部材を、ピストンとピストン
リングに適用した実施例の縦断面図。 第4図は、第3図の要部を示す部分拡大縦断面図。 第5図は、ピストントンプリングの部分拡大断面図であ
る。 1・・ピストン、2・・側部外周向。 3・・ンリンタブロソク。 4.5・・コンプレッションリング。 6・・トップリング溝、7・・セカンドランドン1ζ。 8・・オイルリング、9・・オイルリング溝。 10・・・ピストンヘッド。 1トドツブリング溝下面。 12・・・複合材料、13・・・トップランド。 14・・セカンドランド、15・モリブテン溶射層。 16・・トップリングl薄上面。 17・ トノプリンゲ下面 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 1オー”−=−1
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、Liいに当接して相対的に摺動する摺動部材であっ
て、摺動する第1の部材の、少なくとも摺する第2の部
材に対する摺動面部は、アルミニウム、マグネシウム、
及び、それらの合金等の軽金属をマトリックスとし1重
量比率で40%以上のアルミナと残部シリカからなる。 アルミナ−シリカ繊維によって強化された複合金属材料
にて構成されており、J#動する第2の部材の、少なく
とも摺動する第1の部材に対する摺動面部は、軟窒化層
を有する鋼にて構成されていることを特徴とする摺動部
材。 2、摺動する第1の部材がエンジン用ピストンであり、
摺動する第2の部材がピストンリングである特許請求の
範囲第1項記載の摺動部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16724583A JPS6056467A (ja) | 1983-09-09 | 1983-09-09 | 摺動部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16724583A JPS6056467A (ja) | 1983-09-09 | 1983-09-09 | 摺動部材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6056467A true JPS6056467A (ja) | 1985-04-02 |
JPH0230791B2 JPH0230791B2 (ja) | 1990-07-09 |
Family
ID=15846148
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16724583A Granted JPS6056467A (ja) | 1983-09-09 | 1983-09-09 | 摺動部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6056467A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11040907B2 (en) | 2017-03-31 | 2021-06-22 | Corning Incorporated | High transmission glasses |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5720534A (en) * | 1980-07-14 | 1982-02-03 | Toyota Motor Corp | Combination of cylinder bore and piston ring |
JPS5893837A (ja) * | 1981-11-30 | 1983-06-03 | Toyota Motor Corp | 複合材料及びその製造方法 |
-
1983
- 1983-09-09 JP JP16724583A patent/JPS6056467A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5720534A (en) * | 1980-07-14 | 1982-02-03 | Toyota Motor Corp | Combination of cylinder bore and piston ring |
JPS5893837A (ja) * | 1981-11-30 | 1983-06-03 | Toyota Motor Corp | 複合材料及びその製造方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11040907B2 (en) | 2017-03-31 | 2021-06-22 | Corning Incorporated | High transmission glasses |
US11746038B2 (en) | 2017-03-31 | 2023-09-05 | Corning Incorporated | High transmission glasses |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0230791B2 (ja) | 1990-07-09 |
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