JPS6056422A - 対向液圧成形可能な単動トライプレス - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はトライプレスとりわけ対向液圧成形が町能な単
動ドライプレスに関する。

金属板などの加工用金型の型合せを行い、さらに型合せ
した金型を用いて絞り、打抜きのトライ作業を行う手段
としてトライ用油圧プレスが汎用されている。しかし、
従来のトライ用油圧プレスは一般に、主シリンダで昇降
されるスライドと、このスライドに対向してベッド側に
配されたポルスタと、ゴルスタヲ貢ぐクッションビンを
備えたダイクッション機構あるいは下降したスライドを
押上げるシリンダと七有した構造であったため、慣用の
金型絞シや打抜きのトライ作業は行えるものの、成形性
や精度上の利点から近時利用されつつある直接対向液圧
成形は行えず、別途高価な複動油圧プレスを必要とする
不利があった。

本発明は上記のような事情から研究して創案されたもの
で、型合せおよび型合せ後の絞シ、打抜きのトライ作業
を行えるだけでなく、簡便に対向液圧成形をも行える付
加価値の高いこの種単動式トライプレスを提供しようと
するものでるる。

この目的のため、本発明は単動ドライプレスに特殊な構
造と回路を付加することＫよシ要時に簡便に複動化と対
向液コントロール？行えるようにしたもので、すなわち
、主シリンダで昇降されるスライドと、対向液を導出入
する通路を穿設したボルスタと、がルスタの下方に配さ
れたダイクッション機構と、前記スライド中に内蔵され
たしわ押えシリンダと、該しわ押えシリンダのラム下端
に着脱可能に取付けられるブランクホルダ取付台と、！
ランクホルダ取付台間のスライド下面に着脱可能に取付
けらｎる・母ンチと、前記ボルスタの通路と連通ずる孔
を備えた圧力ドームと、がルスタの通路に対向液を流出
入するための液液圧回路と、通常のトライ作業時にラム
の端をスライド面まで引上げておき、対向液圧成形時に
スライド内のしわ押えシリンダを作動させる液圧回路と
を備えたことを特徴とするものである。

以下本発明の実施例全添付図面に基づいて説明する。

第１図ないし第５図は本発８ＡＶｃ係る対向液圧成形可
能な単動トライブレスの一実施例を示すもので、１はフ
レーム、２は生シリンダ、３は主シリンダ２によシ昇降
されるスライド、４はスライド３と対峙するペット側に
取付けられたボルスタ、５ｔｒｉｉｆｆルスタ４の下刃
に配設されたダイクッション機構で、／”７）”５１と
ダイクッションシリンダ５２．５２とダイクッション押
し上げシリンダ５３ｔ−備えている。６はスライド外側
部に取付けたブラケット３２にピストン上ｊ？Ｊ　’（
Ｌ一連結した押上げシリンダである。

上記のような構成は従来の単動油圧トライプレスと同様
であるが、本発明はまず第１図と第３図および第４図の
如くスライド内にしわ押えシリンダ機構を内蔵させるも
ので、すなわち、？ツクス状のスライドフレーム３１に
おける２つの主シリンダ２，２の内方（中央＃シ）に、
下端間ロア１がスライドフレーム下面３０に連通した複
数（図面では４個）のしわ押えシリンダ７．７を左右り
ｆ７２゜７２Ｖこよシ連結状に設け、それらしわ押えシ
リンダ７．７にそれぞれスライドフレーム内外に出没可
能なラム７０．７０に挿入している。

そして、しわ押えシリンダ７．７間のスライドフレーム
中にはしわ押えシリンダ７．７と逆向きの引上げシリン
ダ８を設け、この引上げシリンダ８にはスライドフレー
ムの中空部を昇降できる引上げラム８０を設け、しわ押
えシリンダ７．７の背方側には前記引上げラム８０と連
結材７８で結合された軸体７３゜７３を貫装し、ラム７
０．７０の後端に一体に連結している。なｐ１場合によ
っては、引上げシリンダ８を略し、しわ押えシリンダ７
゜７そのものでラムの昇降作動を行うようにしてもよい
。、 前記がルスタ４は上面側にＴ溝４１’を有し、Ｔ溝４１
間の部分には厚畜方向を貫くビン孔４２．４２が配され
、第９図と第１Ｏ図のごとくダイクッション機構５の／
−１１ツド５１に装着されたダイクッションピン５４が
貢挿すれるようになっているものであるが、本発明は、
このボルスタ４に対向液ヲ鳩出入する通路９を穿設し、
この通路９を介して後記する圧力ドームに対向液を供給
するようにしている。

前記通路９は、ボルスタ４の中央部上面から厚さ方向に
四人しためくら穴９１と、このめくら穴９１からビン孔
４２．４２の非配設城を通って日？ルスタ側面に開孔す
る細孔９２とからなっておシ、めくら穴９１の局員には
、圧力ドームの下面に接する。リング９３が設けられて
いる。前記細孔９２はカッｆ２９４と高圧ホースにより
プレス後面のドーム圧力制御ユニット９０と着脱可能に
連結されるようになっている。

さらに、不発明は、前記ぎルスタ４とスライド３及びし
わ押えシリンダ７．７に対向液圧成形用の金型Ａ全着脱
可能に取付けるもので、この金型Ａは、ブランクボルダ
１１全下面に固定したブランクホルダ取付台１ｏと、上
面にダイグレート１３を取付けた圧力ドーム１２と、背
部ｉｃパンチ取付台１５會結合した／ｅンテ１４とから
なっている。

前記ブランクホルダ取付台１０ｔｔｉ７ｖ−ム構造から
なっておｐ１スライド中のしゎ押えシリンダ７．７に対
向する部位に通孔１０１゜１０１が設けら扛る一方、孔
１０１，１０１に対応するうＡ７θ、７０の先端部７０
１にはねじ孔７６．７５が設けられ、それら通孔１０１
．１０１とねじ孔７６．７５に配した？ルト７６．７６
にょシラム７０．７０とブランクホルダ取旬台１ｏが一
体化されるようＶＣなっている。そして、ｆランクホル
ダ取付台１０の下面周辺部にはガイドポス）　１　（１
２゜１０２が固定されている。

圧力ドーム１２は、下面にｄ？ルスタ４と接するシール
リング１２１が配されると共に、ボルスタ４のＴｍ４１
に対応する下部）２７２部には通孔１２２，１２２が穿
設され、Ｔ溝４１に挿入したデルドア６＝に通孔１２２
から突出式せナツトにょシ締付けることにょシポルスタ
４に固定さ扛るようになっている。

そして、圧力ドーム１２の底部ＶＣ？′ｉボルスタ４の
めくら穴９１と連通ずる孔１２３が貫設され、上部７ラ
ンノ部には、ブランクホルダ取付台１０の〃イド４？ス
ト１０２，１（１２に対応する位置にガイド孔１２４，
１２４が貫設さｎている。

パンチ取付台１５は、ブランクホルダ取付台１０の内周
部と邑接し借る下部フランジ１５１と、ブランクホルダ
取付台１ｏの間のスライド下面３０に当接する上部フラ
ンジ１５２とを有する。そして、上部）２ンジ部１５２
にはスライド下面３０に設けたＴ溝３０１と合致する通
孔１５３が設けら扛、さきの圧力ドーム１２と同様にＴ
ｍ３０１に挿入したぎルト７６によシ締付は固定するよ
うになっている。

第６図は本発明における液圧回路の一例を示すもので、
主ポンプＰＩ　と主シリンダ２゜２を結ぶ主路１６にス
ライド用方向切換弁３３とリリーフ弁３４ｔ−設けると
共に、主路１６の一部には油タンク３５と通じるプレフ
ィル弁３（３，３５１設ける。前記スライド用方向切換
弁３３のＢポートは押上シリンダ６゜６と接続され、こ
の管路にはチェック弁３７とカウンターバランス用リリ
ーフ弁３８およびこのリリーフ弁３８のドレン側と接続
する遅降弁３９が設けられている。遅降弁３９のＰポー
トは）ぐイロット管路４３にょシ加圧ポンプＰ、とプレ
フィル開放弁４４を経て前記プレフィル弁３６．３６と
接続されている。

一方、グイクッション機構用の管路１７には絞シ、打抜
きのトライ作業時に用いる方向切換弁４５が設けられ、
仁の方向切換弁４５のＰポートは管路１Ｂによシ前記主
路１６と接続されている。グイクッションシリンダ５２
．５２の管路にはチェック弁４６と圧力調整弁４７が設
けられている。また、ノ母ンチングストロークリミッタ
用管路１９には２方切換弁４８とＩＪ　リーフ弁４９と
が設けられている。

上記のような油圧回路において、本発明は、主路１６又
は主路１６とダイクッション用方向切換弁４５を結ぶ管
路１８に対向液圧成形回路としての分岐路２０を設け、
この分岐路２０に、対向液圧しわ押え用の方向切換弁２
２ｔ−Ｐポー）ｋもって接続している。該方向切換弁２
２は５ＯＬ３．５ＯＬ４金有するクローズドセンタ弁で
あり、Ａ＆−）は圧力調整弁２３を介してスライド内の
しわ押えシリンダ７．７と接続され、Ｂ　ｙＮ−トはパ
イロットリリーフ弁２４およびリリーフ弁２５’に介し
て引上げシリンダ８と接続されている。

さらに、前記ボルスタ４の通路９に対しては対向液圧回
路２１をカッシン接続するようになっており、この対向
液圧回路２１は、ポンプＰ３と切換弁２６と逆止弁２７
と調整弁２８とを備え、前記したドーム圧力制御ユニッ
ト９０に組込まれている。

その他図面において、Ｂは絞り用上型、Ｃは絞り用下型
、Ｄは抜き用・ぞンチ、Ｅは抜き用ダイス、２９はノや
ンチングストロークリミツタで上部にねじ棒２９１を有
するピストン２９０と、ねじ棒２９１に螺合されるアジ
ャストブロック２９２とを備えるＷはブランクである。

次に本発明による単動グレスの使用状態と作用を説明す
る。

本発明により対向液圧成形を行うｌＣらたつては、まず
第７図（ａ）のように金型をボルスタ上にセットする。

圧力ドーム１２の孔１２３がボルスタ４の通路９と合致
した状態で、がルスタ１６により圧力ドーム１２”ｋ、
ｔ’ルスタ４に締付は固定する。この場合、ボルスタ４
とクッションパッド５１の間にはクッションビン５４を
挿入して寂かない。

そして次にポンｆ　Ｐ、　ｔ−駆動すると共に、スライ
ド用方向切換弁３３の５ＯＬＩＬ−オンにしてＰ→Ａ、
Ｂ→Ｒの接続にし、遅降弁３９のＳＱＬ　９オンにより
リリーフ弁３８およびプレフィル弁３６を夫々全開にす
る。これでスライド３Ｖｉ急下降スイツチのオンによシ
遅降弁３９のＳＱＬ　９がオフとなり、これでスライド
３は微下降し、微下降スイッチオンによりスライド用切
換弁３３がオフとなってスジイド３ｕ　／４７　ｆ取付
台１５に接する位置で停止すムこの状態でポル）７６に
より・センチ取付台１５ｆニスライド３の下面に固定し
、次いでしわ押え下降スイッチ（図示せず）ｔオンにす
ることによシ、パイロット管路４３のプレフィル開放弁
４４の５ＯＬＩＯがオンとなってプレフィル弁３６．３
６が開放され、それと共に対向液圧作業用方向切換弁２
２のＳＱＬ　３がオンになるためｐ−＋１．Ｂ−＋Ｂ接
続となシ、しわ押えシリンダ７．７に送油がなされると
、同時に引上げシリンダ８の抜油がなされ、停止中のス
ライド３からしわ押えラム７０．７０が下降する。そし
てしわ押えラム７０の下端がブランクホルダ取付台１０
に接したところでしわ押え下降スイッチをオフにすれば
、５ＣＬ３がオフとなってしわ押えラム７０．７０の下
降が停止する。この状態が第７図（ｂ）であり、ブラン
クホルダ取付台１０にブランクホルダ１１を固定すると
共に、デルドア６をブランクホルダ取付台１０に挿入し
てしわ押えラム先端のねじ孔７５に螺入する。これでブ
ランクホルダ１１およびブランクホルダ取付台１０がし
わ押えラム７０．７０に一体化される。

次いでしわ押え下降スイッチを再びオンにすることによ
シしわ押えラム７０．７（ｌ上記と同じ動作によシ下降
するが、ブランクホルダ１１が圧力ドーム１２のダイプ
レート１３に接しているため、しゎ押えシリンダ７．７
の出力によシ第８図ｆａ）のようにスライド３が押上げ
られる。このとき、スライド押上はシリンダ６．６はチ
ェック弁３７に通してタンクから油を吸込み、主シリン
ダ２，２内の油はプレフィル弁３６．３６からタンク内
へ流入する。

こうしてスライド３か所足の位置まで上昇したときにし
わ押え下降スイッチをオフにすレバ、５ＯＬ３と５ＱＬ
ＩＯが夫々オフとなるためしわ押えラム７０．７０の下
降が停止する。

次イテスライド上昇スイッチオンによジスライド用方向
切換弁３３の５ＯＬ２とプレフィル開放弁４４のＳＱＬ
　１０がオンとなるためスライド３１″を上昇し、第８
図ｆｂｌのように上昇限にて停止する。

以上で金型のセットが終ｐ１次いで対向液圧成形に移る
。このときには、まずポンプＰ３を駆動すると共に、圧
力ドーム液供給スイッチをオンにして対向液圧回路２１
の切換弁２６の５ＯＬ８’ｔオンにし、タンクから対向
液（油）全ボルスタ４へ供給する。ボルスタ４には通路
９が形成されているため、対向液は通路９から圧力ドー
ム１２の孔１２３全経て圧力ドーム中に流入し、圧力ド
ームが対向液で満された段階で液供給を停止する。

そして、次ｉｃｆランクｗｌダイグレート上に配し、ス
ライド下降スイッチによりスライド用方向切換弁２２と
遅降弁３９の各５ＯＬＩ。

５ＯＬ９全オンにすれば、スライド３は第８図（ｂ）の
状態から急下降し、遅下降用リミットスイッチ（図示せ
ず）のオンによりＳＱＬ　９がオフとなることでスライ
ド３は遅下降する。

このときスライド３としわ押えシリンダ７は一体のため
同時に下降し、ガイドＩスト１０２が圧力ドーム１２の
ガイド孔１２４によシ案内されるのに続き、ブランクホ
ルダ１１ブランクＷに接する。しわ押えラム７０．７０
がスライド３から突出した状態にあるため、パンチ１４
がブランクＷに当る前にブランクホルダ１１がブランク
Ｗに接し、シリンダ２゜２の出力かしわ押えシリンダ７
．７の出力よシ大であるため、引続くスライド３の下降
によシしわ押えラム７０はしわ押えシリンダ７内へと押
上げられ、これＫよシしわ押え力を保ちながらスライド
３に固定されているパンチ１４が圧力ドーム１２に押込
まれ、これにより対向液圧成形がなされる。しわ押えシ
リンダ７内の油は圧力調整弁２３によシ制御され、この
圧力調整弁２３を任意の圧力に設定しておくことで簡便
にしわ押え力を調整できる。また、圧力ドーム山の対向
液圧も対向液圧回路２１の圧力調整弁２８によシ任意に
設定でき、良好な成形を行うことができるものである。

こうして対向液圧成形が完了したときには、リミットス
イッチ又は押？タンスイッチによシスライド用方向切換
弁３３のＳＱＬ　１がオフとなってスライドの下降が停
止する。そして、しわ押え下降スイッチのオンにより方
向切換弁２２のＳＱＬ　３およびプレフィル開放弁４４
のＳＱＬ　１０が共にオンとなシ、しゎ押えシリンダ７
．７への送油にょシしゎ押えラム７０゜７０ｔｒｉ下降
する。これにょシ第８図（ａ）と同じようにスライド３
が持ち上げられるため、パンチ１４は圧力ドーム１２か
ら抜出さし、シわ押え下降停止後、スライド上昇スイッ
チによシスライド用方向切換弁３３の５ＯＬ２とプレフ
ィル開放弁４４の５ＯＬＩＯが夫々オンとなってスライ
ド３は上昇限まで上昇する。この状態で製品全取出し、
あとは圧力ドーム１２への液供給から開始し、上記作動
を繰返すことにより、単動プレスによる対向液圧成形が
反復される。

そして、本発明のプレスを通常のトライプレス作業　（
、絞シ成形、抜き加工）に用いる場合には、まず第７図
（ｂｌのような状態に移行させて、スライド３からブラ
ンクホルダ取付台１０、−４ンテ取付台１５を夫々外し
、次いで対向液圧成形用の方向切換弁２２のＳＱＬ　４
をオンにしてＰ−＋Ｂ、Ａ−＋Ｒの接続にする。

これによシしわ押えシリンダ７．７から抜油がなされる
と共に、引上げシリンダ８に送油されるため、しわ押え
ラム７０．７０は上昇し、これの下面がスライド下面３
０に整合する位置に紋ったところでＳＱＬ　Ｊをオフに
保持させる。そして、？ルスタ上の圧力ドーム１２を取
外す。

絞シ成形のトライを行う場合には、まず第９図のように
パンチングストローク２９のアジャストブロック２９２
のねじを下げ、これの上面が絞シ成形終了時にスライド
ブラケット３２に当らぬようにしておく。次いでボルス
タ４に下型Ｃを固定すると共に、スライド下面には上型
Ｂｉ固定し、ぜルスタ４のビン孔４２全通してダイクッ
ションピン５４をダイクッションパッド上に挿入し、ダ
イクツシジョンピンの上端にしわ押え板５５を置く。

そして、グイクッション回路の方向切換弁４５のＳＱＬ
　６全オンにしてＰ→Ａ、Ｂ−＋Ｒ接続とし、グイクッ
ション押上ン’）７ｆ５３′ｌｔ上昇させ、下型上面と
しわ押え板上面が同一になる位置にリミットスイッチを
セットし、押上げシリンダの上昇全停止する。これで段
取シが完了し、ブランクＷを下型上面に置き、スライド
用方向切換弁３３の５ＯＬＩのオンによｐスライド３を
下降させ、第１０図のように上型Ｂでブランク周辺全し
わ押えしながら絞り成形を行う。このときの成形力は主
路１６のリリーフ弁３４、しわ押え力はダイクッション
回路の圧力調整弁４７で各々必要圧力に調整でさる。そ
して、絞り成形終了の下限で５ＯＬＩがオフ、タイマー
がオンとなってスライド３は停止し、タイムアツノ後Ｓ
ＱＬ　２がオンとなってスライド３が上昇し、上限リミ
ットスイッチにより方向切換弁３３の５ＯＬ２がオフと
なってスライドが停止すると共に、方向切換弁４５のＳ
ＱＬ　６がオンとなってダイクッション押上シリンダ５
３が作動し、成形品をノックアウトする。

次に抜き加ニドライ金行う場合には、抜きが終った時に
ノやンチンダストロークリミッタ２９のピストンヘッド
がシリンダの底に当る状態になるまでアジャストブロッ
ク２９２のねじを調整する。それでも不足の場合には分
割されたブロック２９２’ｉ継ぎ足し、その上端がスラ
イドブラケット３２の下面に当る（α＝０）様に調整す
る。これは、゛板抜きの終った瞬間に抜き力が開放され
大きな衝撃を伴うことになるのを防止するた・めで、パ
ンチングストロークリミッタ２９によシクッション受は
金行い、抜き終了時にピストンヘッド部がシリンダ底に
当ることで抜き出力を再度上昇させ、圧抜き時間合与え
て圧抜き後スライドを上昇させることによシショックな
しに抜き作業を行える。

そして、ボルスタ４上に抜き用ダイスＥｆ、スライド３
下面に抜き用ノソンチＯ全夫々取付け、抜き作業を行う
。このときのスライド上昇、下降はさきの絞シ成形時と
同じである。

なお、ノｆンチングストロークリミツタ２９の作動は、
方向切換弁４８のＳＱＬ　７のオフでピストンはスプリ
ング力により上昇し、油１ｌ−１Ｒ→Ｂポートとなシ、
タンクから油を吸い込む。

抜き作業のときにはＳＱＬ　７オンでＢ　−＋　Ｐｘと
なシ（Ｐポートはり目スきれているため、Ｂポートから
油は流れない）、ピストンが押されるとシリンダ内圧力
は上昇する。この圧力調整は圧力調整弁４９で行えばよ
い。

上記絞り成形および抜き加工時にはしわ押えラム７０，
７０がスライド下面３０よシ引込んでいるため上型の取
付けには全く支障がなく、？ルスタ４もそのまま通常ト
ライ作業に共用されるため経済的である。また、通常の
トライブレス用油圧回路の一部を利用して対向液圧成形
用の回路を組込んでいるため、ボン７″ヲはじめ多くの
ものを対向液圧成形に共用でき経済的かつコンパクトと
なる。

以上説明した本発明によるときには、単動トライプレス
でありながら、絞シ成形や抜き加工などの通常のトライ
作業を行えるだけでなく、簡便に対向液圧成形金も行う
ことができる汎用性の高いこの種トライプレスヲ提供す
ることが可能となり、しかも対向液圧成形上枢要なしわ
押え源をスライドに内蔵させるため装置全大型化せず、
かつ既存の油圧回路を効果的に利用できるため、経済的
なプレスとすることができるなどのすぐれた効果が得ら
れる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る対向液圧成形可能な単動ドライプ
レスの一実施例を示す正面図、第２図は同じくその側面
図、第３図は本発明におけるスライドの横断面図、第４
図は第３図ＩＶ−ＩＶ線にそう断面図、第５図はスライ
ドと金型及びはルスタの取合いを示す断面図、第６図は
本発明に２ける油圧回路の一実施例を示す説明図、第７
図ｆａｌ　（ｂ）と第８図（ａ）　（ｂ）は本発明にお
いて対向液圧成形を行う場合の段取υを段階的に示す断
面図、第９図と第１０図は本発明によシ絞シ成形トライ
を行う状況を示す断面図、第１１図と第１２図は同じく
抜き加工を行う状況を示す断面図である。 ２・・・主シリンダ、３・・・スライド、４・・・がル
スタ、５・・・グイクッション機構、７・・・しわ押え
シリンダ、９・・・通路、１０・・・ブランクホルダ取
付台、１２・・・圧力ドーム、１４・・・パンチ、２０
・・・分岐路、２１・・・対向液圧回路、７０・・・ラ
ム、１２３・・・孔。 第　１− 第２図 第７図 第９図 第１０図 第１１図 第１２　図 手続補正書 昭和５８年１１月１６日 特許庁長官　若　杉　和　夫　殿 １、事件の表示　゛ 昭和５８年特許願第１６４１９６号 ２、発明の名称 対向液圧成形可能な単動１ヘライブレス３、補正をする
者 事件との関係　特許出願人 株式会社網野鉄工所 自　発 ６、補正の対象 発明の詳細な説明の欄および図面（第６図）補正内容 １０本願明細書中、第１２ページ第４行目に「ルスタ７
６により」とあるのを、ｒル１へ７６により」と訂正す
る。 ２、本願明細書中、第１５ページ第１２行目に［ト用方
向切換弁２２」とあるのを、「ド用方向切換弁３３」と
訂正する。 ３、本願明細書中、第１６ページ第１５行目に「圧力ド
ーム山の」とあるのを、「圧力ドーム内のＪと訂正する
。 ４、本願明細書中、第２１ページ第１行目に「抜き用パ
ンチＯ」とあるのを、「抜き用パンチＤ」と訂正する。 ５、本願添付図面中、第６図を別紙のとおり訂正する。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １　主シリンダ２で昇降されるスライド３と、対向液を
   導出人する通路９を穿設したポルスタ４と、？ルスタの
   下方に配されたダイクッション機構５と、ラム７０，７
   ０ｔ−スライド下面から出没し得るように前記スライド
   中に内蔵されたしわ押えシリンダ７．７と、前記しわ押
   えシリンダラム７０．７０の下端に着脱町能に取付けら
   れるブランクホルダ取付台１０と、ブランクホルダ取付
   台間のスライド下面に着脱可能に取付けられるパンチ１
   ４と、前記がルスタ４の通路９と連通する孔１２３を備
   えた圧力ドーム１２と、通常のトライ作業時にはラム７
   ０．７０の端金スライド下面まで引上げておき、対向液
   圧成形時にしわ押えシリンダを作動させるための油圧回
   路２０，およびボルスタ４の通路９Ｋ対向液を流出入す
   るための対向液圧（ロ）路２１とを具備したことを特徴
   とする対向液圧成形可能な単動トライゾレス。