JPS6258807B2 - - Google Patents
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- JPS6258807B2 JPS6258807B2 JP58164196A JP16419683A JPS6258807B2 JP S6258807 B2 JPS6258807 B2 JP S6258807B2 JP 58164196 A JP58164196 A JP 58164196A JP 16419683 A JP16419683 A JP 16419683A JP S6258807 B2 JPS6258807 B2 JP S6258807B2
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- slide
- bolster
- pressure
- hydraulic
- wrinkle presser
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Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D37/00—Tools as parts of machines covered by this subclass
- B21D37/14—Particular arrangements for handling and holding in place complete dies
- B21D37/142—Spotting presses
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
- Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はトライプレスとりわけ対向液圧成形が
可能な単動トライプレスに関する。
可能な単動トライプレスに関する。
金属板などの加工用金型の型合せを行い、さら
に型合せした金型を用いて絞り、打抜きのトライ
作業を行う手段としてトライ用油圧プレスが汎用
されている。しかし、従来のトライ用油圧プレス
は一般に、主シリンダで昇降されるスライドと、
このスライドに対向してベツド側に配されたボル
スタと、ボルスタを貫くクツシヨンピンを備えた
ダイクツシヨン機構あるいは下降したスライドを
押上げるシリンダとを有した構造であつたため、
慣用の金型絞りや打抜きのトライ作業は行えるも
のの、成形性や精度上の利点から近時利用されつ
つある直接対向液圧成形は行えず、別途高価な複
動油圧プレスを必要とする不利があつた。
に型合せした金型を用いて絞り、打抜きのトライ
作業を行う手段としてトライ用油圧プレスが汎用
されている。しかし、従来のトライ用油圧プレス
は一般に、主シリンダで昇降されるスライドと、
このスライドに対向してベツド側に配されたボル
スタと、ボルスタを貫くクツシヨンピンを備えた
ダイクツシヨン機構あるいは下降したスライドを
押上げるシリンダとを有した構造であつたため、
慣用の金型絞りや打抜きのトライ作業は行えるも
のの、成形性や精度上の利点から近時利用されつ
つある直接対向液圧成形は行えず、別途高価な複
動油圧プレスを必要とする不利があつた。
この対策としてはスライドとボルスタに液圧成
形装置の上部と下部の機構を取付け、すなわち、
スライドの下にしわ押えを吊つたラムとこれを昇
降するシリンダおよびパンチを固定したホールド
シリンダユニツト(対向液圧成形のためのポンチ
側全機構)を設け、ボルスタの上にドームと液圧
導出入通路を備えた対向液圧成形用ダイス側全機
構を設ける方法も考えられる。しかしこの方式で
は、しわ押えラムをストロークさせるシリンダブ
ロツクがスライドと独立し、対向液圧側も通路を
含む全体がボルスタと独立しているため大型、大
重量な構造となり、これによりスライドとボルス
タ間に大きなスペースを必要とし、プレスフレー
ム高さを大型化しないかぎり適用が難しく、また
スライドやボルスタへの搭載や心出しに極めて難
渋し、通常のプレス作業への転換のための段取り
に多大の時間と労力を必要とし、実際問題として
対向液圧専用プレスとしてしか使用できない。ま
た、スライドの昇降制御としわ押えの制御とを
別々の制御回路で行わなければならないため円滑
に対向液圧成形を行いがたとともに、対向液圧成
形可能高さが制限される不具合がある。
形装置の上部と下部の機構を取付け、すなわち、
スライドの下にしわ押えを吊つたラムとこれを昇
降するシリンダおよびパンチを固定したホールド
シリンダユニツト(対向液圧成形のためのポンチ
側全機構)を設け、ボルスタの上にドームと液圧
導出入通路を備えた対向液圧成形用ダイス側全機
構を設ける方法も考えられる。しかしこの方式で
は、しわ押えラムをストロークさせるシリンダブ
ロツクがスライドと独立し、対向液圧側も通路を
含む全体がボルスタと独立しているため大型、大
重量な構造となり、これによりスライドとボルス
タ間に大きなスペースを必要とし、プレスフレー
ム高さを大型化しないかぎり適用が難しく、また
スライドやボルスタへの搭載や心出しに極めて難
渋し、通常のプレス作業への転換のための段取り
に多大の時間と労力を必要とし、実際問題として
対向液圧専用プレスとしてしか使用できない。ま
た、スライドの昇降制御としわ押えの制御とを
別々の制御回路で行わなければならないため円滑
に対向液圧成形を行いがたとともに、対向液圧成
形可能高さが制限される不具合がある。
そこで本発明は単動トライプレスに備わつてい
る機構をできるだけ有効に利用し、限られたデー
ライトないしストロークの中でトライプレス本来
の目的である絞り、抜きなどの作業に加え、金型
の段取り交換だけで対向液圧成形を簡便に実施で
きる単動トライプレスを提供しようとするもので
ある。
る機構をできるだけ有効に利用し、限られたデー
ライトないしストロークの中でトライプレス本来
の目的である絞り、抜きなどの作業に加え、金型
の段取り交換だけで対向液圧成形を簡便に実施で
きる単動トライプレスを提供しようとするもので
ある。
この目的のため、本発明は、汎用の単動トライ
プレスにおけるスライドに下端開口がスライド下
面に通じた複数のしわ押えシリンダを内蔵させ、
この内蔵しわ押えシリンダに、上昇端で先端部が
スライド下面と同等以下のレベルに引き込み可能
なラムを設け、ボルスタには中央のめくら穴から
ピン穴を避けて側方に到る液圧導出入用の通路を
設け、ラムの先端部にはブランクホルダを固定し
た取付台に対する着脱機構を、またラム用のスラ
イド下面にはパンチを固定した取付台に対する着
脱機構をそれぞれ設け、ボルスタにはめくら穴に
合致する底穴とシールリングを有する圧力ドーム
を着脱自在に固定する機構を設け、トライ作業用
の主油圧回路に、前記しわ押えシリンダの制御用
油圧回路とボルスタの通路を介して液圧を制御す
る対向液圧回路を組み込んだものである。
プレスにおけるスライドに下端開口がスライド下
面に通じた複数のしわ押えシリンダを内蔵させ、
この内蔵しわ押えシリンダに、上昇端で先端部が
スライド下面と同等以下のレベルに引き込み可能
なラムを設け、ボルスタには中央のめくら穴から
ピン穴を避けて側方に到る液圧導出入用の通路を
設け、ラムの先端部にはブランクホルダを固定し
た取付台に対する着脱機構を、またラム用のスラ
イド下面にはパンチを固定した取付台に対する着
脱機構をそれぞれ設け、ボルスタにはめくら穴に
合致する底穴とシールリングを有する圧力ドーム
を着脱自在に固定する機構を設け、トライ作業用
の主油圧回路に、前記しわ押えシリンダの制御用
油圧回路とボルスタの通路を介して液圧を制御す
る対向液圧回路を組み込んだものである。
以下本発明の実施例を添付図面に基づいて説明
する。
する。
第1図ないし第5図は本発明に係る対向液圧成
形可能な単動トライプレスの一実施例を示すもの
で、1はフレーム、2は主シリンダ、3は主シリ
ンダ2により昇降されるスライド、4はスライド
3と対峙するベツト側に取付けられたボルスタ、
5はボルスタ4の下方に配設されたダイクツシヨ
ン機構で、パツド51とダイクツシヨンシリンダ
52,52とダイクツシヨン押し上げシリンダ5
3を備えている。6はスライド外側部に取付けた
ブラケツト32にピストン上端を連結した押上げ
シリンダである。
形可能な単動トライプレスの一実施例を示すもの
で、1はフレーム、2は主シリンダ、3は主シリ
ンダ2により昇降されるスライド、4はスライド
3と対峙するベツト側に取付けられたボルスタ、
5はボルスタ4の下方に配設されたダイクツシヨ
ン機構で、パツド51とダイクツシヨンシリンダ
52,52とダイクツシヨン押し上げシリンダ5
3を備えている。6はスライド外側部に取付けた
ブラケツト32にピストン上端を連結した押上げ
シリンダである。
上記のような構成は従来の単動油圧トライプレ
スと同様であるが、本発明はまず第1図と第3図
および第4図の如くスライド内にしわ押えシリン
ダ機構を内蔵させるもので、すなわち、ボツクス
状のスライドフレーム31における2つの主シリ
ンダ2,2の内方(中央寄り)に、下端開口71
がスライドフレーム下面30に連通した複数(図
面では4個)のしわ押えシリンダ7,7を左右リ
ブ72,72により連結状に設け、それらしわ押
えシリンダ7,7にそれぞれスライドフレーム内
外に出没可能なラム70,70を挿入している。
スと同様であるが、本発明はまず第1図と第3図
および第4図の如くスライド内にしわ押えシリン
ダ機構を内蔵させるもので、すなわち、ボツクス
状のスライドフレーム31における2つの主シリ
ンダ2,2の内方(中央寄り)に、下端開口71
がスライドフレーム下面30に連通した複数(図
面では4個)のしわ押えシリンダ7,7を左右リ
ブ72,72により連結状に設け、それらしわ押
えシリンダ7,7にそれぞれスライドフレーム内
外に出没可能なラム70,70を挿入している。
そして、しわ押えシリンダ7,7間のスライド
フレーム中にはしわ押えシリンダ7,7と逆向き
の引上げシリンダ8を設け、この引上げシリンダ
8にはスライドフレームの中空部を昇降できる引
上げラム80を設け、しわ押えシリンダ7,7の
背方側には前記引上げラム80と連結材78で結
合された軸体73,73を貫装し、ラム70,7
0の後端に一体に連結している。なお、場合によ
つては、引上げシリンダ8を略し、しわ押えシリ
ンダ7,7そのものでラムの昇降作動を行うよう
にしてもよい。
フレーム中にはしわ押えシリンダ7,7と逆向き
の引上げシリンダ8を設け、この引上げシリンダ
8にはスライドフレームの中空部を昇降できる引
上げラム80を設け、しわ押えシリンダ7,7の
背方側には前記引上げラム80と連結材78で結
合された軸体73,73を貫装し、ラム70,7
0の後端に一体に連結している。なお、場合によ
つては、引上げシリンダ8を略し、しわ押えシリ
ンダ7,7そのものでラムの昇降作動を行うよう
にしてもよい。
前記ボルスタ4は上面側にT溝41を有し、T
溝41間の部分には厚さ方向を貫くピン孔42,
42が配され、第9図と第10図のごとくダイク
ツシヨン機構5のパツド51に装着されたダイク
ツシヨンピン54が貫挿されるようになつている
ものであるが、本発明は、このボルスタ4に対向
液を導出入する通路9を穿設し、この通路9を介
して後記する圧力ドームに対向液を供給するよう
にしている。
溝41間の部分には厚さ方向を貫くピン孔42,
42が配され、第9図と第10図のごとくダイク
ツシヨン機構5のパツド51に装着されたダイク
ツシヨンピン54が貫挿されるようになつている
ものであるが、本発明は、このボルスタ4に対向
液を導出入する通路9を穿設し、この通路9を介
して後記する圧力ドームに対向液を供給するよう
にしている。
前記通路9は、ボルスタ4の中央部上面から厚
さ方向に凹入しためくら穴91と、このめくら穴
91からピン孔42,42の非配設域を通つてボ
ルスタ側面に開孔する細孔92とからなつてお
り、めくら穴91の周囲には、圧力ドームの下面
に接するOリング93が設けられている。前記細
孔92はカツプラ94と高圧ホースによりプレス
後面のドーム圧力制御ユニツト90と着脱可能に
連結されるようになつている。
さ方向に凹入しためくら穴91と、このめくら穴
91からピン孔42,42の非配設域を通つてボ
ルスタ側面に開孔する細孔92とからなつてお
り、めくら穴91の周囲には、圧力ドームの下面
に接するOリング93が設けられている。前記細
孔92はカツプラ94と高圧ホースによりプレス
後面のドーム圧力制御ユニツト90と着脱可能に
連結されるようになつている。
さらに、本発明は、前記ボルスタ4とスライド
3及びしわ押えシリンダ7,7に対向液圧成形用
の金型Aを着脱可能に取付けるもので、この金型
Aは、ブランクホルダ11を下面に固定したブラ
ンクホルダ取付台10と、上面にダイプレート1
3を取付けた圧力ドーム12と、背部にパンチ取
付台15を結合したパンチ14とからなつてい
る。
3及びしわ押えシリンダ7,7に対向液圧成形用
の金型Aを着脱可能に取付けるもので、この金型
Aは、ブランクホルダ11を下面に固定したブラ
ンクホルダ取付台10と、上面にダイプレート1
3を取付けた圧力ドーム12と、背部にパンチ取
付台15を結合したパンチ14とからなつてい
る。
前記ブランクホルダ取付台10はフレーム構造
からなつており、スライド中のしわ押えシリンダ
7,7に対向する部位に通孔101,101が設
けられる一方、孔101,101に対応するラム
70,70の先端部701にはねじ孔75,75
が設けられ、それら通孔101,101とねじ孔
75,75に配したボルト76,76によりラム
70,70とブランクホルダ取付台10が一体化
されるようになつている。そして、ブランクホル
ダ取付台10の下面周辺部にはガイドポスト10
2,102が固定されている。
からなつており、スライド中のしわ押えシリンダ
7,7に対向する部位に通孔101,101が設
けられる一方、孔101,101に対応するラム
70,70の先端部701にはねじ孔75,75
が設けられ、それら通孔101,101とねじ孔
75,75に配したボルト76,76によりラム
70,70とブランクホルダ取付台10が一体化
されるようになつている。そして、ブランクホル
ダ取付台10の下面周辺部にはガイドポスト10
2,102が固定されている。
圧力ドーム12は、下面にボルスタ4と接する
シールリング121が配されると共に、ボルスタ
4のT溝41に対応する下部フランジ部には通孔
122,122が穿設され、T溝41に挿入した
ボルト76を通孔122から突出させナツトによ
り締付けることによりボルスタ4に固定されるよ
うになつている。そして、圧力ドーム12の底部
にはボルスタ4のめくら穴91と連通する孔12
3が貫設され、上部フランジ部には、ブランクホ
ルダ取付台10のガイドポスト102,102に
対応する位置にガイド孔124,124が貫設さ
れている。
シールリング121が配されると共に、ボルスタ
4のT溝41に対応する下部フランジ部には通孔
122,122が穿設され、T溝41に挿入した
ボルト76を通孔122から突出させナツトによ
り締付けることによりボルスタ4に固定されるよ
うになつている。そして、圧力ドーム12の底部
にはボルスタ4のめくら穴91と連通する孔12
3が貫設され、上部フランジ部には、ブランクホ
ルダ取付台10のガイドポスト102,102に
対応する位置にガイド孔124,124が貫設さ
れている。
パンチ取付台15は、ブランクホルダ取付台1
0の内周部と当接し得る下部フランジ151と、
ブランクホルダ取付台10の間のスライド下面3
0に当接する上部フランジ152とを有する。そ
して、上部フランジ部152にはスライド下面3
0に設けたT溝301と合致する通孔153が設
けられ、さきの圧力ドーム12と同様にT溝30
1に挿入したボルト76により締付け固定するよ
うになつている。
0の内周部と当接し得る下部フランジ151と、
ブランクホルダ取付台10の間のスライド下面3
0に当接する上部フランジ152とを有する。そ
して、上部フランジ部152にはスライド下面3
0に設けたT溝301と合致する通孔153が設
けられ、さきの圧力ドーム12と同様にT溝30
1に挿入したボルト76により締付け固定するよ
うになつている。
第6図は本発明における液圧回路の一例を示す
もので、主ポンプP1と主シリンダ2,2を結ぶ主
路16にスライド用方向切換弁33とリリーフ弁
34を設けると共に、主路16の一部には油タン
ク35と通じるプレフイル弁36,36を設け
る。前記スライド用方向切換弁33のBポートは
押上シリンダ6,6と接続され、この管路にはチ
エツク弁37とカウンターバランス用リリーフ弁
38およびこのリリーフ弁38のドレン側と接続
する遅降弁39が設けられている。遅降弁39の
Pポートはパイロツト管路43により加圧ポンプ
P2とプレフイル開放弁44を経て前記プレフイル
弁36,36と接続されている。
もので、主ポンプP1と主シリンダ2,2を結ぶ主
路16にスライド用方向切換弁33とリリーフ弁
34を設けると共に、主路16の一部には油タン
ク35と通じるプレフイル弁36,36を設け
る。前記スライド用方向切換弁33のBポートは
押上シリンダ6,6と接続され、この管路にはチ
エツク弁37とカウンターバランス用リリーフ弁
38およびこのリリーフ弁38のドレン側と接続
する遅降弁39が設けられている。遅降弁39の
Pポートはパイロツト管路43により加圧ポンプ
P2とプレフイル開放弁44を経て前記プレフイル
弁36,36と接続されている。
一方、ダイクツシヨン機構用の管路17には絞
り、打抜きのトライ作業時に用いる方向切換弁4
5が設けられ、この方向切換弁45のPポートは
管路18により前記主路16と接続されている。
ダイクツシヨンシリンダ52,52の管路にはチ
エツク弁46と圧力調整弁47が設けられてい
る。また、パンチングストロークリミツタ用管路
19には2方切換弁48とリリーフ弁49とが設
けられている。
り、打抜きのトライ作業時に用いる方向切換弁4
5が設けられ、この方向切換弁45のPポートは
管路18により前記主路16と接続されている。
ダイクツシヨンシリンダ52,52の管路にはチ
エツク弁46と圧力調整弁47が設けられてい
る。また、パンチングストロークリミツタ用管路
19には2方切換弁48とリリーフ弁49とが設
けられている。
上記のような油圧回路において、本発明は、主
路16又は主路16とダイクツシヨン用方向切換
弁45を結ぶ管路18に対向液圧成形回路として
の分岐路20を設け、この分岐路20に、対向液
圧しわ押え用の方向切換弁22をPポートをもつ
て接続している。該方向切換弁22はSOL3、
SOL4を有するクローズドセンタ弁であり、Aポ
ートは圧力調整弁23を介してスライド内のしわ
押えシリンダ7,7と接続され、Bポートはパイ
ロツトリリーフ弁24およびリリーフ弁25を介
して引上げシリンダ8と接続されている。
路16又は主路16とダイクツシヨン用方向切換
弁45を結ぶ管路18に対向液圧成形回路として
の分岐路20を設け、この分岐路20に、対向液
圧しわ押え用の方向切換弁22をPポートをもつ
て接続している。該方向切換弁22はSOL3、
SOL4を有するクローズドセンタ弁であり、Aポ
ートは圧力調整弁23を介してスライド内のしわ
押えシリンダ7,7と接続され、Bポートはパイ
ロツトリリーフ弁24およびリリーフ弁25を介
して引上げシリンダ8と接続されている。
さらに、前記ボルスタ4の通路9に対しては対
向液圧回路21をカツプラ接続するようになつて
おり、この対向液圧回路21は、ポンプP3と切換
弁26と逆止弁27と調整弁28とを備え、前記
したドーム圧力制御ユニツト90に組込まれてい
る。
向液圧回路21をカツプラ接続するようになつて
おり、この対向液圧回路21は、ポンプP3と切換
弁26と逆止弁27と調整弁28とを備え、前記
したドーム圧力制御ユニツト90に組込まれてい
る。
その他図面において、Bは絞り用上型、Cは絞
り用下型、Dは抜き用パンチ、Eは抜き用ダイ
ス、29はパンチングストロークリミツタで上部
にねじ棒291を有するピストン290と、ねじ
棒291に螺合されるアジヤストブロツク292
とを備えている。Wはブランクである。
り用下型、Dは抜き用パンチ、Eは抜き用ダイ
ス、29はパンチングストロークリミツタで上部
にねじ棒291を有するピストン290と、ねじ
棒291に螺合されるアジヤストブロツク292
とを備えている。Wはブランクである。
次に本発明による単動プレスの使用状態と作用
を説明する。
を説明する。
本発明により対向液圧成形を行うにあたつて
は、まず第7図aのように金型をボルスタ上にセ
ツトする。圧力ドーム12の孔123がボルスタ
4の通路9と合致した状態で、ボルト76により
圧力ドーム12をボルスタ4に締付け固定する。
この場合、ボルスタ4とクツシヨンパツド51の
間にはクツシヨンピン54を挿入しておかない。
は、まず第7図aのように金型をボルスタ上にセ
ツトする。圧力ドーム12の孔123がボルスタ
4の通路9と合致した状態で、ボルト76により
圧力ドーム12をボルスタ4に締付け固定する。
この場合、ボルスタ4とクツシヨンパツド51の
間にはクツシヨンピン54を挿入しておかない。
そして次にポンプP1を駆動すると共に、スライ
ド用方向切換弁33のSOL1をオンにしてP→
A、B→Rの接続にし、遅降弁39のSOL9オン
によりリリーフ弁38およびプレフイル弁36を
夫々全開にする。これでスライド3は急下降スイ
ツチのオンにより遅降弁39のSOL9がオフとな
り、これでスライド3は微下降し、微下降スイツ
チオフによりスライド用切換弁33がオフとなつ
てスライド3はパンチ取付台15に接する位置で
停止する。
ド用方向切換弁33のSOL1をオンにしてP→
A、B→Rの接続にし、遅降弁39のSOL9オン
によりリリーフ弁38およびプレフイル弁36を
夫々全開にする。これでスライド3は急下降スイ
ツチのオンにより遅降弁39のSOL9がオフとな
り、これでスライド3は微下降し、微下降スイツ
チオフによりスライド用切換弁33がオフとなつ
てスライド3はパンチ取付台15に接する位置で
停止する。
この状態でボルト76によりパンチ取付台15
をスライド3の下面に固定し、次いでしわ押え下
降スイツチ(図示せず)をオンにすることによ
り、パイロツト管路43のプレフイル開放弁44
のSOL10がオンとなつてプレフイル弁36,3
6が開放され、それと共に対向液圧作業用方向切
換弁22のSOL3がオンになるためP→A、B→
R接続となり、しわ押えシリンダ7,7に送油が
なされると、同時に引上げシリンダ8の抜油がな
され、停止中のスライド3からしわ押えラム7
0,70が下降する。そしてしわ押えラム70の
下端がブランクホルダ取付台10に接したところ
でしわ押え下降スイツチをオフにすれば、SOL3
がオフとなつてしわ押えラム70,70の下降が
停止する。この状態が第7図bであり、ブランク
ホルダ取付台10にブランクホルダ11を固定す
ると共に、ボルト76をブランクホルダ取付台1
0に挿入してしわ押えラム先端のねじ孔75に螺
入する。これでブランクホルダ11およびブラン
クホルダ取付台10がしわ押えラム70,70に
一体化される。
をスライド3の下面に固定し、次いでしわ押え下
降スイツチ(図示せず)をオンにすることによ
り、パイロツト管路43のプレフイル開放弁44
のSOL10がオンとなつてプレフイル弁36,3
6が開放され、それと共に対向液圧作業用方向切
換弁22のSOL3がオンになるためP→A、B→
R接続となり、しわ押えシリンダ7,7に送油が
なされると、同時に引上げシリンダ8の抜油がな
され、停止中のスライド3からしわ押えラム7
0,70が下降する。そしてしわ押えラム70の
下端がブランクホルダ取付台10に接したところ
でしわ押え下降スイツチをオフにすれば、SOL3
がオフとなつてしわ押えラム70,70の下降が
停止する。この状態が第7図bであり、ブランク
ホルダ取付台10にブランクホルダ11を固定す
ると共に、ボルト76をブランクホルダ取付台1
0に挿入してしわ押えラム先端のねじ孔75に螺
入する。これでブランクホルダ11およびブラン
クホルダ取付台10がしわ押えラム70,70に
一体化される。
次いでしわ押え下降スイツチを再びオンにする
ことによりしわ押えラム70,70は上記と同じ
動作により下降するが、ブランクホルダ11が圧
力ドーム12のダイプレート13に接しているた
め、しわ押えシリンダ7,7の出力により第8図
aのようにスライド3が押上げられる。このと
き、スライド押上げシリンダ6,6はチエツク弁
37を通してタンクから油を吸込み、主シリンダ
2,2内の油はプレフイル弁36,36からタン
ク内へ流入する。
ことによりしわ押えラム70,70は上記と同じ
動作により下降するが、ブランクホルダ11が圧
力ドーム12のダイプレート13に接しているた
め、しわ押えシリンダ7,7の出力により第8図
aのようにスライド3が押上げられる。このと
き、スライド押上げシリンダ6,6はチエツク弁
37を通してタンクから油を吸込み、主シリンダ
2,2内の油はプレフイル弁36,36からタン
ク内へ流入する。
こうしてスライド3が所定の位置まで上昇した
ときにしわ押え下降スイツチをオフにすれば、
SOL3とSOL10が夫々オフとなるためしわ押えラ
ム70,70の下降が停止する。次いでスライド
上昇スイツチオンによりスライド用方向切換弁3
3のSOL2とプレフイル開放弁44のSOL10がオ
ンとなるためスライド3は上昇し、第8図bのよ
うに上昇限にて停止する。
ときにしわ押え下降スイツチをオフにすれば、
SOL3とSOL10が夫々オフとなるためしわ押えラ
ム70,70の下降が停止する。次いでスライド
上昇スイツチオンによりスライド用方向切換弁3
3のSOL2とプレフイル開放弁44のSOL10がオ
ンとなるためスライド3は上昇し、第8図bのよ
うに上昇限にて停止する。
以上で金型のセツトが終り、次いで対向液圧成
形に移る。このときには、まずポンプP3を駆動す
ると共に、圧力ドーム液供給スイツチをオンにし
て対向液圧回路21の切換弁26のSOL8をオン
にし、タンクから対向液(油)をボルスタ4へ供
給する。ボルスタ4には通路9が形成されている
ため、対向液は通路9から圧力ドーム12の孔1
23を経て圧力ドーム中に流入し、圧力ドームが
対向液で満された段階で液供給を停止する。
形に移る。このときには、まずポンプP3を駆動す
ると共に、圧力ドーム液供給スイツチをオンにし
て対向液圧回路21の切換弁26のSOL8をオン
にし、タンクから対向液(油)をボルスタ4へ供
給する。ボルスタ4には通路9が形成されている
ため、対向液は通路9から圧力ドーム12の孔1
23を経て圧力ドーム中に流入し、圧力ドームが
対向液で満された段階で液供給を停止する。
そして、次にブランクWをダイプレート上に配
し、スライド下降スイツチによりスライド用方向
切換弁33と遅降弁39の各SOL1、SOL9をオ
ンにすれば、スライド3は第8図bの状態から急
下降し、遅下降用リミツトスイツチ(図示せず)
のオンによりSOL9がオフとなることでスライド
3は遅下降する。
し、スライド下降スイツチによりスライド用方向
切換弁33と遅降弁39の各SOL1、SOL9をオ
ンにすれば、スライド3は第8図bの状態から急
下降し、遅下降用リミツトスイツチ(図示せず)
のオンによりSOL9がオフとなることでスライド
3は遅下降する。
このときスライド3としわ押えシリンダ7は一
体のため同時に下降し、ガイドポスト102が圧
力ドーム12のガイド孔124により案内される
のに続き、ブランクホルダ11ブランクWに接す
る。しわ押えラム70,70がスライド3から突
出した状態にあるため、パンチ14がブランクW
に当る前にブランクホルダ11がブランクWに接
し、シリンダ2,2の出力がしわ押えシリンダ
7,7の出力より大であるため、引続くスライド
3の下降によりしわ押えラム70はしわ押えシリ
ンダ7内へと押上げられ、これによりしわ押え力
を保ちながらスライド3に固定されているパンチ
14が圧力ドーム12に押込まれ、これにより対
向液圧成形がなされる。しわ押えシリンダ7内の
油は圧力調整弁23により制御され、この圧力調
整弁23を任意の圧力に設定しておくことで簡便
にしわ押え力を調整できる。また、圧力ドーム内
の対向液圧も対向液圧回路21の圧力調整弁28
により任意に設定でき、良好な成形を行うことが
できるものである。
体のため同時に下降し、ガイドポスト102が圧
力ドーム12のガイド孔124により案内される
のに続き、ブランクホルダ11ブランクWに接す
る。しわ押えラム70,70がスライド3から突
出した状態にあるため、パンチ14がブランクW
に当る前にブランクホルダ11がブランクWに接
し、シリンダ2,2の出力がしわ押えシリンダ
7,7の出力より大であるため、引続くスライド
3の下降によりしわ押えラム70はしわ押えシリ
ンダ7内へと押上げられ、これによりしわ押え力
を保ちながらスライド3に固定されているパンチ
14が圧力ドーム12に押込まれ、これにより対
向液圧成形がなされる。しわ押えシリンダ7内の
油は圧力調整弁23により制御され、この圧力調
整弁23を任意の圧力に設定しておくことで簡便
にしわ押え力を調整できる。また、圧力ドーム内
の対向液圧も対向液圧回路21の圧力調整弁28
により任意に設定でき、良好な成形を行うことが
できるものである。
こうして対向液圧成形が完了したときには、リ
ミツトスイツチ又は押ボタンスイツチによりスラ
イド用方向切換弁33のSOL1がオフとなつてス
ライドの下降が停止する。そして、しわ押え下降
スイツチのオンにより方向切換弁22のSOL3お
よびプレフイル開放弁44のSOL10が共にオン
となり、しわ押えシリンダ7,7への送油により
しわ押えラム70,70は下降する。これにより
第8図aと同じようにスライド3が持ち上げられ
るため、パンチ14は圧力ドーム12から抜出さ
れ、しわ押え下降停止後、スライド上昇スイツチ
によりスライド用方向切換弁33のSOL2とプレ
フイル開放弁44のSOL10が夫々オンとなつて
スライド3は上昇限まで上昇する。この状態で製
品を取出し、あとは圧力ドーム12への液供給か
ら開始し、上記作動を繰返すことにより、単動プ
レスによる対向液圧成形が反復される。
ミツトスイツチ又は押ボタンスイツチによりスラ
イド用方向切換弁33のSOL1がオフとなつてス
ライドの下降が停止する。そして、しわ押え下降
スイツチのオンにより方向切換弁22のSOL3お
よびプレフイル開放弁44のSOL10が共にオン
となり、しわ押えシリンダ7,7への送油により
しわ押えラム70,70は下降する。これにより
第8図aと同じようにスライド3が持ち上げられ
るため、パンチ14は圧力ドーム12から抜出さ
れ、しわ押え下降停止後、スライド上昇スイツチ
によりスライド用方向切換弁33のSOL2とプレ
フイル開放弁44のSOL10が夫々オンとなつて
スライド3は上昇限まで上昇する。この状態で製
品を取出し、あとは圧力ドーム12への液供給か
ら開始し、上記作動を繰返すことにより、単動プ
レスによる対向液圧成形が反復される。
そして、本発明のプレスを通常のトライプレス
作業(絞り成形、抜き加工)に用いる場合には、
まず第7図bのような状態に移行させて、スライ
ド3からブランクホルダ取付台10、パンチ取付
台15を夫々外し、次いで対向液圧成形用の方向
切換弁22のSOL4をオンにしてP→B、A→R
の接続にする。これによりしわ押えシリンダ7,
7から抜油がなされると共に、引上げシリンダ8
に送油されるため、しわ押えラム70,70は上
昇し、これの下面がスライド下面30に整合する
位置に致つたところでSOL4をオフに保持させ
る。そして、ボルスタ上の圧力ドーム12を取外
す。
作業(絞り成形、抜き加工)に用いる場合には、
まず第7図bのような状態に移行させて、スライ
ド3からブランクホルダ取付台10、パンチ取付
台15を夫々外し、次いで対向液圧成形用の方向
切換弁22のSOL4をオンにしてP→B、A→R
の接続にする。これによりしわ押えシリンダ7,
7から抜油がなされると共に、引上げシリンダ8
に送油されるため、しわ押えラム70,70は上
昇し、これの下面がスライド下面30に整合する
位置に致つたところでSOL4をオフに保持させ
る。そして、ボルスタ上の圧力ドーム12を取外
す。
絞り成形のトライを行う場合には、まず第9図
のようにパンチングストローク29のアジヤスト
ブロツク292のねじを下げ、これの上面が絞り
成形終了時にスライドブラケツト32に当らぬよ
うにしておく。次いでボルスタ4に下型Cを固定
すると共に、スライド下面には上型Bを固定し、
ボルスタ4のピン孔42を通してダイクツシヨン
ピン54をダイクツシヨンパツド上に挿入し、ダ
イクツシシヨンピンの上端にしわ押え板55を置
く。
のようにパンチングストローク29のアジヤスト
ブロツク292のねじを下げ、これの上面が絞り
成形終了時にスライドブラケツト32に当らぬよ
うにしておく。次いでボルスタ4に下型Cを固定
すると共に、スライド下面には上型Bを固定し、
ボルスタ4のピン孔42を通してダイクツシヨン
ピン54をダイクツシヨンパツド上に挿入し、ダ
イクツシシヨンピンの上端にしわ押え板55を置
く。
そして、ダイクツシヨン回路の方向切換弁45
のSOL6をオンにしてP→A、B→R接続とし、
ダイクツシヨン押上シリンダ53を上昇させ、下
型上面としわ押え板上面が同一になる位置にリミ
ツトスイツチをセツトし、押上げシリンダの上昇
を停止する。これで段取りが完了し、ブランクW
を下型上面に置き、スライド用方向切換弁33の
SOL1のオンによりスライド3を下降させ、第1
0図のように上型Bでブランク周辺をしわ押えし
ながら絞り成形を行う。このときの成形力は主路
16のリリーフ弁34、しわ押え力はダイクツシ
ヨン回路の圧力調整弁47で各々必要圧力に調整
できる。そして、絞り成形終了の下限でSOL1が
オフ、タイマーとなつてスライド3は停止し、タ
イムアツプ後SOL2がオンとなつてスライド3が
上昇し、上限リミツトスイツチにより方向切換弁
33のSOL2がオフとなつてスライドが停止する
と共に、方向切換弁45のSOL6がオンとなつて
ダイクツシヨン押上シリンダ53が作動し、成形
品をノツクアウトする。
のSOL6をオンにしてP→A、B→R接続とし、
ダイクツシヨン押上シリンダ53を上昇させ、下
型上面としわ押え板上面が同一になる位置にリミ
ツトスイツチをセツトし、押上げシリンダの上昇
を停止する。これで段取りが完了し、ブランクW
を下型上面に置き、スライド用方向切換弁33の
SOL1のオンによりスライド3を下降させ、第1
0図のように上型Bでブランク周辺をしわ押えし
ながら絞り成形を行う。このときの成形力は主路
16のリリーフ弁34、しわ押え力はダイクツシ
ヨン回路の圧力調整弁47で各々必要圧力に調整
できる。そして、絞り成形終了の下限でSOL1が
オフ、タイマーとなつてスライド3は停止し、タ
イムアツプ後SOL2がオンとなつてスライド3が
上昇し、上限リミツトスイツチにより方向切換弁
33のSOL2がオフとなつてスライドが停止する
と共に、方向切換弁45のSOL6がオンとなつて
ダイクツシヨン押上シリンダ53が作動し、成形
品をノツクアウトする。
次に抜き加工トライを行う場合には、抜きが終
つた時にパンチングストロークリミツタ29のピ
ストンヘツドがシリンダの底に当る状態になるま
でアジヤストブロツク292のねじを調整する。
それでも不足の場合には分割されたブロツク29
2′を継ぎ足し、その上端がスライドブラケツト
32の下面に当る(α=0)様に調整する。これ
は、板抜きの終つた瞬間に抜き力が開放され大き
な衝撃を伴うことになるのを防止するためで、パ
ンチングストロークリミツタ29によりクツシヨ
ン受けを行い、抜き終了時にピストンヘツド部が
シリンダ底に当ることで抜き出力を再度上昇さ
せ、圧抜き時間を与えて圧抜き後スライドを上昇
させることによりシヨツクなしに抜き作業を行え
る。
つた時にパンチングストロークリミツタ29のピ
ストンヘツドがシリンダの底に当る状態になるま
でアジヤストブロツク292のねじを調整する。
それでも不足の場合には分割されたブロツク29
2′を継ぎ足し、その上端がスライドブラケツト
32の下面に当る(α=0)様に調整する。これ
は、板抜きの終つた瞬間に抜き力が開放され大き
な衝撃を伴うことになるのを防止するためで、パ
ンチングストロークリミツタ29によりクツシヨ
ン受けを行い、抜き終了時にピストンヘツド部が
シリンダ底に当ることで抜き出力を再度上昇さ
せ、圧抜き時間を与えて圧抜き後スライドを上昇
させることによりシヨツクなしに抜き作業を行え
る。
そして、ボルスタ4上に抜き用ダイスEを、ス
ライド3下面に抜き用パンチDを夫々取付け、抜
き作業を行う。このときのスライド上昇、下降は
さきの絞り成形時と同じである。なお、パンチン
グストロークリミツタ29の作動は、方向切換弁
48のSOL7のオフでピストンはスプリング力に
より上昇し、油はR→Bポートとなり、タンクか
ら油を吸い込む。抜き作業のときはSOL7オンで
B→PXとなり(Pポートはクロスされているた
め、Bポートから油は流れない)、ピストンが押
されるとシリンダ内圧力は上昇する。この圧力調
整は圧力調整弁49で行えばよい。
ライド3下面に抜き用パンチDを夫々取付け、抜
き作業を行う。このときのスライド上昇、下降は
さきの絞り成形時と同じである。なお、パンチン
グストロークリミツタ29の作動は、方向切換弁
48のSOL7のオフでピストンはスプリング力に
より上昇し、油はR→Bポートとなり、タンクか
ら油を吸い込む。抜き作業のときはSOL7オンで
B→PXとなり(Pポートはクロスされているた
め、Bポートから油は流れない)、ピストンが押
されるとシリンダ内圧力は上昇する。この圧力調
整は圧力調整弁49で行えばよい。
上記絞り成形および抜き加工時にはしわ押えラ
ム70,70がスライド下面30より引込んでい
るため上型の取付けには全く支障がなく、ボルス
タ4もそのまま通常トライ作業に共用されるため
経済的である。また、通常のトライプレス用油圧
回路の一部を利用して対向液圧成形用の回路を組
込んでいるため、ポンプをはじめ多くのものを対
向液圧成形に共用でき経済的かつコンパクトとな
る。
ム70,70がスライド下面30より引込んでい
るため上型の取付けには全く支障がなく、ボルス
タ4もそのまま通常トライ作業に共用されるため
経済的である。また、通常のトライプレス用油圧
回路の一部を利用して対向液圧成形用の回路を組
込んでいるため、ポンプをはじめ多くのものを対
向液圧成形に共用でき経済的かつコンパクトとな
る。
以上説明した本発明によるときには、ボルスタ
4にダイクツシヨン用のピン穴をかわして液圧導
出入用の通路9を組み入れるとともに、スライド
3に対向液圧成形用のしわ押えシリンダ7,7を
内蔵させ、ラム70,70の対向液圧成形時以外
はスライド下面から突出しないように格納させて
いるので、絞り型B、C、抜き型D、Eのスライ
ド3とボルスタ4に対する搭載やダイクツシヨン
の使用に何ら支承が無く、金型絞り成形や抜き加
工などの本来のトライ作業を円滑に実施できるも
のであり、しかも、対向液圧成形を行いたいとき
にブランクホルダ11と一体の取付台10、パン
チ14と一体の取付台15と圧力ドーム12から
なる組金型だけをプレスルーム内に搬入すれば迅
速に段取りが完了し、トライプレスの油圧回路と
これに組み込んだ対向液圧作業用の回路20,2
1の関連操作により簡便、自在に対向液圧成形を
行える。
4にダイクツシヨン用のピン穴をかわして液圧導
出入用の通路9を組み入れるとともに、スライド
3に対向液圧成形用のしわ押えシリンダ7,7を
内蔵させ、ラム70,70の対向液圧成形時以外
はスライド下面から突出しないように格納させて
いるので、絞り型B、C、抜き型D、Eのスライ
ド3とボルスタ4に対する搭載やダイクツシヨン
の使用に何ら支承が無く、金型絞り成形や抜き加
工などの本来のトライ作業を円滑に実施できるも
のであり、しかも、対向液圧成形を行いたいとき
にブランクホルダ11と一体の取付台10、パン
チ14と一体の取付台15と圧力ドーム12から
なる組金型だけをプレスルーム内に搬入すれば迅
速に段取りが完了し、トライプレスの油圧回路と
これに組み込んだ対向液圧作業用の回路20,2
1の関連操作により簡便、自在に対向液圧成形を
行える。
また、しわ押えシリンダ7,7をスライドに内
蔵させていることと、ボルスタ4に液圧導出入通
路を形成していることにより成形用の有効ストロ
ーク長を十分に取ることができるとともに、プレ
スフレームの大型化を避けることができ、既存の
ナライプレス用油圧回路を利用していることとあ
いまち経済的なプレスとすることができるなどの
優れた効果が得られる。
蔵させていることと、ボルスタ4に液圧導出入通
路を形成していることにより成形用の有効ストロ
ーク長を十分に取ることができるとともに、プレ
スフレームの大型化を避けることができ、既存の
ナライプレス用油圧回路を利用していることとあ
いまち経済的なプレスとすることができるなどの
優れた効果が得られる。
第1図は本発明に係る対向液圧成形可能な単動
トライプレスの一実施例を示す正面図、第2図は
同じくその側面図、第3図は本発明におけるスラ
イドの横断面図、第4図は第3図−線にそう
断面図、第5図はスライドと金型及びボルスタの
取合いを示す断面図、第6図は本発明における油
圧回路の一実施例を示す説明図、第7図a,bと
第8図a,bは本発明において対向液圧成形を行
う場合の段取りを段階的に示す断面図、第9図と
第10図は本発明により絞り成形トライを行う状
況を示す断面図、第11図と第12図は同じく抜
き加工を行う状況を示す断面図である。 2……主シリンダ、3……スライド、4……ボ
ルスタ、5……ダイクツシヨン機構、7……しわ
押えシリンダ、9……通路、10……ブランクホ
ルダ取付台、12……圧力ドーム、14……パン
チ、15……パンチの取付台、21……制御用油
圧回路、22……対向液圧回路、30……スライ
ド下面、42……ピン穴、70……ラム、71…
…下端開口、91……めくら穴、121……シー
ルリング、123……孔、701……先端部。
トライプレスの一実施例を示す正面図、第2図は
同じくその側面図、第3図は本発明におけるスラ
イドの横断面図、第4図は第3図−線にそう
断面図、第5図はスライドと金型及びボルスタの
取合いを示す断面図、第6図は本発明における油
圧回路の一実施例を示す説明図、第7図a,bと
第8図a,bは本発明において対向液圧成形を行
う場合の段取りを段階的に示す断面図、第9図と
第10図は本発明により絞り成形トライを行う状
況を示す断面図、第11図と第12図は同じく抜
き加工を行う状況を示す断面図である。 2……主シリンダ、3……スライド、4……ボ
ルスタ、5……ダイクツシヨン機構、7……しわ
押えシリンダ、9……通路、10……ブランクホ
ルダ取付台、12……圧力ドーム、14……パン
チ、15……パンチの取付台、21……制御用油
圧回路、22……対向液圧回路、30……スライ
ド下面、42……ピン穴、70……ラム、71…
…下端開口、91……めくら穴、121……シー
ルリング、123……孔、701……先端部。
Claims (1)
- 1 主シリンダで昇降されるスライドとこのスラ
イドと対向してベツト側に配されたボルスタと、
ボルスタを貫くクツシヨンピンを備えたダイクツ
シヨン機構を備えた単動トライプレスにおいて、
スライド3内に下端開口71がスライド下面30
に通じた複数のしわ押えシリンダ7,7を固定
し、それら内蔵しわ押えシリンダ7,7に、上昇
端において先端部701がスライド下面30と同
等以下のレベルに引き込み可能なラム70,70
を設け、ボルスタ4には中央のめくら穴91から
ピン穴42,42を避けて側方に到る液圧導出入
用の通路9を設け、ラム70,70の先端部70
1にはブランクホルダ11を固定した取付台10
に対する着脱機構を、またラム間のスライド下面
30にはパンチを固定した取付台15に対する着
脱機構をそれぞれ設け、ボルスタ4にはめくら穴
91に合致する底穴123とシールリング121
を有する圧力ドーム12を着脱自在に固定する機
構を設け、トライ作業用の主油圧回路に、前記し
わ押えシリンダの制御用油圧回路20と、ボルス
タの通路9を介して液圧を制御する対向液圧回路
21を組み込んだことを特徴とする対向液圧成形
可能な単動トライプレス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58164196A JPS6056422A (ja) | 1983-09-08 | 1983-09-08 | 対向液圧成形可能な単動トライプレス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58164196A JPS6056422A (ja) | 1983-09-08 | 1983-09-08 | 対向液圧成形可能な単動トライプレス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6056422A JPS6056422A (ja) | 1985-04-02 |
JPS6258807B2 true JPS6258807B2 (ja) | 1987-12-08 |
Family
ID=15788500
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58164196A Granted JPS6056422A (ja) | 1983-09-08 | 1983-09-08 | 対向液圧成形可能な単動トライプレス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6056422A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0614893Y2 (ja) * | 1986-03-27 | 1994-04-20 | トヨタ自動車株式会社 | 対向液圧成形装置 |
JPH0225296A (ja) * | 1988-07-15 | 1990-01-26 | Amino Tekkosho:Kk | 超高圧液圧成形機 |
CN103567248B (zh) * | 2013-10-21 | 2016-01-06 | 中北大学 | 一种内外异形表面带筋圆筒挤压成型模具 |
CN104624855A (zh) * | 2014-12-29 | 2015-05-20 | 东风汽车公司 | 避免车门内板下部回弹和起皱的冲压方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50106284A (ja) * | 1973-12-05 | 1975-08-21 |
-
1983
- 1983-09-08 JP JP58164196A patent/JPS6056422A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50106284A (ja) * | 1973-12-05 | 1975-08-21 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6056422A (ja) | 1985-04-02 |
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