JPS6056246B2 - 船外機用内燃機関 - Google Patents
船外機用内燃機関Info
- Publication number
- JPS6056246B2 JPS6056246B2 JP15414578A JP15414578A JPS6056246B2 JP S6056246 B2 JPS6056246 B2 JP S6056246B2 JP 15414578 A JP15414578 A JP 15414578A JP 15414578 A JP15414578 A JP 15414578A JP S6056246 B2 JPS6056246 B2 JP S6056246B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- internal combustion
- combustion engine
- compression ratio
- outboard motors
- Prior art date
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- Expired
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- Combustion Methods Of Internal-Combustion Engines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は往復動型多気筒内燃機関に関し、特に各気
筒を縦方向に並設してなる船外機用内燃機関に関するも
のてある。
筒を縦方向に並設してなる船外機用内燃機関に関するも
のてある。
この種の内燃機関においては、各気筒の配列、各気筒
に対する排気管長の不均等や冷却機構の不均等などによ
り、各気筒の熱的条件が異なる。
に対する排気管長の不均等や冷却機構の不均等などによ
り、各気筒の熱的条件が異なる。
すなわち、この種船外機用内燃機関においては、排気管
が下方に導びかれているため、最上位の気筒と下方に位
置する気筒あるいは中央に位置する気筒と他の気筒とで
は熱的条件が大きく異なるのである。このため各気筒に
よつて熱負荷や燃焼状態が異つてくる。従来の内燃機関
では耐久性や信頼−性を配慮して、各気筒の燃焼室形状
や圧縮比を熱的に最も苦しい気筒に揃えていたため、他
の気筒では逆に熱的に余裕が生じる結果となつていた。
これは熱的に余裕のある最上位の気筒では圧縮比を無駄
に下げることを意味し、このような気筒は;十分な性能
を出すことができないため機関全体としての出力を低下
させることになつていた。 この発明はこのような事情
に鑑みなされたものであり、各気筒のシリンダヘッドに
形成された燃焼室の容積を変えることにより、下方に位
置する気筒の圧縮比を最上位の気筒の圧縮比より低く設
定することによつて、各気筒がそれぞれ最高の出力性能
を発揮できるようにすると共に、生産および部品管理が
容易な船外機用内燃機関を提供するものである。以下図
面に基いてこの発明を詳細に説明する。 第1図はこの
発明に係る船外機用内燃機関の一実施例を一部断面して
示す側面図、第2図はシリンダヘッドの燃焼室を示す■
−■線断面図である。
が下方に導びかれているため、最上位の気筒と下方に位
置する気筒あるいは中央に位置する気筒と他の気筒とで
は熱的条件が大きく異なるのである。このため各気筒に
よつて熱負荷や燃焼状態が異つてくる。従来の内燃機関
では耐久性や信頼−性を配慮して、各気筒の燃焼室形状
や圧縮比を熱的に最も苦しい気筒に揃えていたため、他
の気筒では逆に熱的に余裕が生じる結果となつていた。
これは熱的に余裕のある最上位の気筒では圧縮比を無駄
に下げることを意味し、このような気筒は;十分な性能
を出すことができないため機関全体としての出力を低下
させることになつていた。 この発明はこのような事情
に鑑みなされたものであり、各気筒のシリンダヘッドに
形成された燃焼室の容積を変えることにより、下方に位
置する気筒の圧縮比を最上位の気筒の圧縮比より低く設
定することによつて、各気筒がそれぞれ最高の出力性能
を発揮できるようにすると共に、生産および部品管理が
容易な船外機用内燃機関を提供するものである。以下図
面に基いてこの発明を詳細に説明する。 第1図はこの
発明に係る船外機用内燃機関の一実施例を一部断面して
示す側面図、第2図はシリンダヘッドの燃焼室を示す■
−■線断面図である。
第1図において符号1は各気筒を縦方向に並設した公知
の船外機用の3気筒2サイクル内燃機関、2はクランク
軸、3はクランクケース、4はシリンダブロックであり
、前記クランク軸2はクランクケース3とシリンダロッ
ド4との間に垂直に軸支されている。クランク軸の上部
突出端2aには図示してない始動機構や発電機構が連結
され、下部突出端2bの回転は図示してない動力伝達機
構を介してプロペラに伝達される。5はピストンであり
、各ピストン5はコンロツド6によつて、クランク軸2
に連結されている。
の船外機用の3気筒2サイクル内燃機関、2はクランク
軸、3はクランクケース、4はシリンダブロックであり
、前記クランク軸2はクランクケース3とシリンダロッ
ド4との間に垂直に軸支されている。クランク軸の上部
突出端2aには図示してない始動機構や発電機構が連結
され、下部突出端2bの回転は図示してない動力伝達機
構を介してプロペラに伝達される。5はピストンであり
、各ピストン5はコンロツド6によつて、クランク軸2
に連結されている。
なお、シリンダブロック4のシリンダ径およびコンロツ
ド6の長さは各気筒とも同一であり、ピストン5も各気
筒とも同一のものが使用される。シリンダブロック4に
はクランク室7とシリンダ側壁とを連通する掃気通路8
が形成されている。またシリンダ側壁には排気ボートも
形成されている。9はシリンダヘッドであり、各気筒に
対応して略円筒形の燃焼室10a,10b,10cが上
方から順次形成されている。
ド6の長さは各気筒とも同一であり、ピストン5も各気
筒とも同一のものが使用される。シリンダブロック4に
はクランク室7とシリンダ側壁とを連通する掃気通路8
が形成されている。またシリンダ側壁には排気ボートも
形成されている。9はシリンダヘッドであり、各気筒に
対応して略円筒形の燃焼室10a,10b,10cが上
方から順次形成されている。
各燃焼室10a,10b,10cの容積は各気筒の熱的
条件の相違に対応して、各気筒の熱的条件を均一化する
ように形成されている。すなわちこの実施例においては
中間の気筒の冷却性が最も悪く熱的条件が最も厳しくな
ること、および上部の気筒の熱的条件が最も良くなる点
を配慮し、各燃焼室10a,10b,10cの半径Ra
,Rb,Rcおよび深さを変化させることによつて容積
を変え、各気筒の圧縮比がそれぞれ上方から、5.4,
5.0,5.2となるようにしている。すなわち、最上
位の気筒の圧縮比より不方の気筒の圧縮比が低く設定さ
れている。ここで中央に位置する気筒の圧縮比を最も低
くしたのは、両側からの熱伝達があり昇温しやすいから
であり、最下位の気筒の圧縮比が最上位のそれより低い
のは、他の気筒からの排気熱の影響を受けるからである
。第1図において12は点火栓であつて、各燃焼室10
a,10b,10cの中央を指向するように、シリンダ
ヘッド9に螺入されている。シリンダブロック4とシリ
ンダヘッド9とに亘つて、各気筒を取り巻くように冷却
水通路13が形成されている。14はシリンダヘッド9
に被着されたヘッドカバーであり、シリンダヘッド9と
の間には冷却水通路15が形成されている。
条件の相違に対応して、各気筒の熱的条件を均一化する
ように形成されている。すなわちこの実施例においては
中間の気筒の冷却性が最も悪く熱的条件が最も厳しくな
ること、および上部の気筒の熱的条件が最も良くなる点
を配慮し、各燃焼室10a,10b,10cの半径Ra
,Rb,Rcおよび深さを変化させることによつて容積
を変え、各気筒の圧縮比がそれぞれ上方から、5.4,
5.0,5.2となるようにしている。すなわち、最上
位の気筒の圧縮比より不方の気筒の圧縮比が低く設定さ
れている。ここで中央に位置する気筒の圧縮比を最も低
くしたのは、両側からの熱伝達があり昇温しやすいから
であり、最下位の気筒の圧縮比が最上位のそれより低い
のは、他の気筒からの排気熱の影響を受けるからである
。第1図において12は点火栓であつて、各燃焼室10
a,10b,10cの中央を指向するように、シリンダ
ヘッド9に螺入されている。シリンダブロック4とシリ
ンダヘッド9とに亘つて、各気筒を取り巻くように冷却
水通路13が形成されている。14はシリンダヘッド9
に被着されたヘッドカバーであり、シリンダヘッド9と
の間には冷却水通路15が形成されている。
これらの冷却水通路13と15はシリンダヘッド9内で
互いに連通し、ここをポンプによつて循環される冷却水
が各気筒を冷却する。16は前記クランクケース3と一
体に形成された吸気管であり、この吸気管16は各気筒
のクランク室7に連通している。
互いに連通し、ここをポンプによつて循環される冷却水
が各気筒を冷却する。16は前記クランクケース3と一
体に形成された吸気管であり、この吸気管16は各気筒
のクランク室7に連通している。
これら各気筒16にはそれぞれ公知の気化器17が装着
されている。各吸気管16内には気化器17側からバル
ブ支持枠18が挿入され、ここにリードバルブ19が取
付けられている。20はこの機関1に被冠されたカウリ
ングを示す。
されている。各吸気管16内には気化器17側からバル
ブ支持枠18が挿入され、ここにリードバルブ19が取
付けられている。20はこの機関1に被冠されたカウリ
ングを示す。
今、クランク軸2の回転中においては、ピストン5の上
昇中(圧縮・吸気行程中)において、混合気が気化器1
7、リードバルブ19を経てクランク室7に導かれる。
昇中(圧縮・吸気行程中)において、混合気が気化器1
7、リードバルブ19を経てクランク室7に導かれる。
ピストン5の下降中(爆発・掃気行程中)の終期におい
ては既燃焼ガスが不図示の排気ボートから排気される一
方、クランク室7内の混合気は掃気通路8からシリンダ
内に導かれると同時にシリンダ内の既燃焼ガスを押し出
す。この実施例では2サイクル機関にこの発明を適用し
ているが、この発明は4サイクル機関にも適用可能なこ
とは勿論である。
ては既燃焼ガスが不図示の排気ボートから排気される一
方、クランク室7内の混合気は掃気通路8からシリンダ
内に導かれると同時にシリンダ内の既燃焼ガスを押し出
す。この実施例では2サイクル機関にこの発明を適用し
ているが、この発明は4サイクル機関にも適用可能なこ
とは勿論である。
この発明は以上説明したように、シリンダヘッドに形成
する各気筒の燃焼室容積を変えることにより、下方に位
置する気筒の圧縮比を最上位の気筒の圧縮比より低く設
定しているので、各気筒はそれぞれ最高の条件下で運転
できるから各気筒は最高の出力性能を発揮でき、機関全
体の出力も増大する。
する各気筒の燃焼室容積を変えることにより、下方に位
置する気筒の圧縮比を最上位の気筒の圧縮比より低く設
定しているので、各気筒はそれぞれ最高の条件下で運転
できるから各気筒は最高の出力性能を発揮でき、機関全
体の出力も増大する。
またシリンダヘッドに形成する燃焼室の容積を変えるだ
けで実施できるから生産が容易である。すなわちシリン
ダヘッドは一体鋳造により作られるので、各気筒に対応
した最適形状の燃焼室を一度に形成することができ、し
かもピストンやシリンダ、コンロツド等は各気筒に同一
のものを使用できるので、生産性が良い。さらに各気筒
には専用のピストン等の部品を用意する必要が無・く、
部品の管理も簡単になる。
けで実施できるから生産が容易である。すなわちシリン
ダヘッドは一体鋳造により作られるので、各気筒に対応
した最適形状の燃焼室を一度に形成することができ、し
かもピストンやシリンダ、コンロツド等は各気筒に同一
のものを使用できるので、生産性が良い。さらに各気筒
には専用のピストン等の部品を用意する必要が無・く、
部品の管理も簡単になる。
第1図はこの発明に係る船外機用内燃機関の一実施例を
示す一部断面側面図、第2図はその■一■線断面図であ
る。 1・・・船外機用内燃機関、9・・・シリンダヘッド、
10a,10b,10c・・・燃焼室。
示す一部断面側面図、第2図はその■一■線断面図であ
る。 1・・・船外機用内燃機関、9・・・シリンダヘッド、
10a,10b,10c・・・燃焼室。
Claims (1)
- 1 複数の気筒を縦方向に並設してなる船外機用内燃機
関において、各気筒のシリンダヘッドに形成する燃焼室
の容積を変えることにより、下方に位置する気筒の圧縮
比を最上位の気筒の圧縮比より低く設定したことを特徴
とする船外機用内燃機関。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15414578A JPS6056246B2 (ja) | 1978-12-15 | 1978-12-15 | 船外機用内燃機関 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15414578A JPS6056246B2 (ja) | 1978-12-15 | 1978-12-15 | 船外機用内燃機関 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5581225A JPS5581225A (en) | 1980-06-19 |
| JPS6056246B2 true JPS6056246B2 (ja) | 1985-12-09 |
Family
ID=15577848
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15414578A Expired JPS6056246B2 (ja) | 1978-12-15 | 1978-12-15 | 船外機用内燃機関 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6056246B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6030340U (ja) * | 1983-08-05 | 1985-03-01 | マツダ株式会社 | 水冷式多気筒エンジン |
| JP2010077975A (ja) * | 2010-01-08 | 2010-04-08 | Yanmar Co Ltd | 多気筒型の予混合圧縮自着火式エンジン |
-
1978
- 1978-12-15 JP JP15414578A patent/JPS6056246B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5581225A (en) | 1980-06-19 |
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