JPH07224666A - Ｖ型多気筒２サイクルエンジン - Google Patents
Ｖ型多気筒２サイクルエンジンInfo
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- JPH07224666A JPH07224666A JP6013404A JP1340494A JPH07224666A JP H07224666 A JPH07224666 A JP H07224666A JP 6013404 A JP6013404 A JP 6013404A JP 1340494 A JP1340494 A JP 1340494A JP H07224666 A JPH07224666 A JP H07224666A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- scavenging
- cycle engine
- type multi
- valve
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B25/00—Engines characterised by using fresh charge for scavenging cylinders
- F02B25/26—Multi-cylinder engines other than those provided for in, or of interest apart from, groups F02B25/02 - F02B25/24
- F02B25/28—Multi-cylinder engines other than those provided for in, or of interest apart from, groups F02B25/02 - F02B25/24 with V-, fan-, or star-arrangement of cylinders
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/02—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
- F02B2075/022—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
- F02B2075/025—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle two
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D9/00—Controlling engines by throttling air or fuel-and-air induction conduits or exhaust conduits
- F02D9/02—Controlling engines by throttling air or fuel-and-air induction conduits or exhaust conduits concerning induction conduits
- F02D2009/0201—Arrangements; Control features; Details thereof
- F02D2009/0291—Throttle control device for throttle being disposed in a two-stroke engine transfer passage
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 掃気バルブの合理的な配置を実現して小型・
コンパクト化を図ることができるＶ型多気筒２サイクル
エンジンを提供すること。 【構成】 各気筒のクランク室７を掃気バイパス通路１
０を介して互いに連通せしめ、各クランク室７と前記掃
気バイパス通路１０を連通せしめる連通路１１の各々に
掃気バルブ１２を配設して成るＶ型多気筒２サイクルエ
ンジン１において、前記掃気バルブ１２をＶバンク内に
直列に配置する。本発明によれば、掃気バイパス方式を
採るＶ型多気筒２サイクルエンジン１において、各気筒
毎に設けられる掃気バルブ１２はデッドスペースである
Ｖバンク内に合理的に配置されるため、スペースの有効
利用が図られ、当該Ｖ型多気筒２サイクルエンジン１の
小型・コンパクト化が達成される。
コンパクト化を図ることができるＶ型多気筒２サイクル
エンジンを提供すること。 【構成】 各気筒のクランク室７を掃気バイパス通路１
０を介して互いに連通せしめ、各クランク室７と前記掃
気バイパス通路１０を連通せしめる連通路１１の各々に
掃気バルブ１２を配設して成るＶ型多気筒２サイクルエ
ンジン１において、前記掃気バルブ１２をＶバンク内に
直列に配置する。本発明によれば、掃気バイパス方式を
採るＶ型多気筒２サイクルエンジン１において、各気筒
毎に設けられる掃気バルブ１２はデッドスペースである
Ｖバンク内に合理的に配置されるため、スペースの有効
利用が図られ、当該Ｖ型多気筒２サイクルエンジン１の
小型・コンパクト化が達成される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、掃気バルブ方式を採る
Ｖ型多気筒２サイクルエンジンに関する。
Ｖ型多気筒２サイクルエンジンに関する。
【０００２】
【従来の技術】舶用エンジンは設置スペースの制約から
小型で軽量な２サイクルエンジンが求められているが、
その中でも更に小型化が可能なクランク室圧縮方式のも
のが望まれる。又、最近では熱効率の高い２サイクルデ
ィーゼルエンジンの開発も進められている。
小型で軽量な２サイクルエンジンが求められているが、
その中でも更に小型化が可能なクランク室圧縮方式のも
のが望まれる。又、最近では熱効率の高い２サイクルデ
ィーゼルエンジンの開発も進められている。
【０００３】ところで、舶用２サイクルエンジンに限ら
ず、他の２サイクルエンジンにおいても、クランク室の
汚染防止と吸気騒音の低減を目的として所謂掃気バイパ
ス方式が採用されることがある。
ず、他の２サイクルエンジンにおいても、クランク室の
汚染防止と吸気騒音の低減を目的として所謂掃気バイパ
ス方式が採用されることがある。
【０００４】図５に掃気バイパス方式を採用する直列多
気筒２サイクルエンジン１０１の縦断面を示すが、該２
サイクルエンジン１０１においては、図の紙面垂直方向
に直列に配列された各気筒のクランク室１０７が掃気バ
イパス通路１１０及び連通路１１１を介して互いに連通
可能に構成され、各連通路１１１には各気筒毎に掃気バ
ルブ１１２が設けられている。尚、図５において、１０
２はシリンダボディ、１０３はピストン、１０５はコン
ロッド、１１５はシリンダヘッド、１２０はリードバル
ブ、１２１は吸気マニホールド、１２２は排気マニホー
ルドである。
気筒２サイクルエンジン１０１の縦断面を示すが、該２
サイクルエンジン１０１においては、図の紙面垂直方向
に直列に配列された各気筒のクランク室１０７が掃気バ
イパス通路１１０及び連通路１１１を介して互いに連通
可能に構成され、各連通路１１１には各気筒毎に掃気バ
ルブ１１２が設けられている。尚、図５において、１０
２はシリンダボディ、１０３はピストン、１０５はコン
ロッド、１１５はシリンダヘッド、１２０はリードバル
ブ、１２１は吸気マニホールド、１２２は排気マニホー
ルドである。
【０００５】而して、各気筒毎に設けられた前記掃気バ
ルブ１１２はエンジン回転数等に応じて不図示の駆動手
段によって一体的に開閉され、これによって各クランク
室１０７同士が選択的に連通せしめられ、ピストンが上
昇行程に移行した気筒のクランク室１０７に他の気筒の
クランク室１０７から掃気（空気）がバイパスされて供
給され、この結果、クランク室１０７の汚染防止と吸気
騒音の低減が図られる。
ルブ１１２はエンジン回転数等に応じて不図示の駆動手
段によって一体的に開閉され、これによって各クランク
室１０７同士が選択的に連通せしめられ、ピストンが上
昇行程に移行した気筒のクランク室１０７に他の気筒の
クランク室１０７から掃気（空気）がバイパスされて供
給され、この結果、クランク室１０７の汚染防止と吸気
騒音の低減が図られる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】而して、小型化が要求
される例えば船外機用の多気筒２サイクルエンジンにあ
っては、これをＶ型多気筒型式とすることが望ましく、
斯かるＶ型多気筒２サイクルエンジンに前記掃気バイパ
ス方式を採用する場合には、特に各気筒毎に設けられる
掃気バルブの配置が問題となる。
される例えば船外機用の多気筒２サイクルエンジンにあ
っては、これをＶ型多気筒型式とすることが望ましく、
斯かるＶ型多気筒２サイクルエンジンに前記掃気バイパ
ス方式を採用する場合には、特に各気筒毎に設けられる
掃気バルブの配置が問題となる。
【０００７】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、掃気バルブの合理的な配置を
実現して小型・コンパクト化を図ることができるＶ型多
気筒２サイクルエンジンを提供することにある。
で、その目的とする処は、掃気バルブの合理的な配置を
実現して小型・コンパクト化を図ることができるＶ型多
気筒２サイクルエンジンを提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
発明は、各気筒のクランク室を掃気バイパス通路を介し
て互いに連通せしめ、各クランク室と前記掃気バイパス
通路とを連通せしめる連通路の各々に掃気バルブを配設
して成るＶ型多気筒２サイクルエンジンにおいて、前記
掃気バルブをＶバンク内又は空気吸入部近傍に直列に配
置したことを特徴とする。
発明は、各気筒のクランク室を掃気バイパス通路を介し
て互いに連通せしめ、各クランク室と前記掃気バイパス
通路とを連通せしめる連通路の各々に掃気バルブを配設
して成るＶ型多気筒２サイクルエンジンにおいて、前記
掃気バルブをＶバンク内又は空気吸入部近傍に直列に配
置したことを特徴とする。
【０００９】
【作用】本発明によれば、掃気バイパス方式を採るＶ型
多気筒２サイクルエンジンにおいて、各気筒毎に設けら
れる掃気バルブはＶバンク内又は空気吸入部近傍に直列
に合理的に配置されるため、スペースの有効利用が図ら
れ、当該Ｖ型多気筒２サイクルエンジンの小型・コンパ
クト化が図られる。
多気筒２サイクルエンジンにおいて、各気筒毎に設けら
れる掃気バルブはＶバンク内又は空気吸入部近傍に直列
に合理的に配置されるため、スペースの有効利用が図ら
れ、当該Ｖ型多気筒２サイクルエンジンの小型・コンパ
クト化が図られる。
【００１０】
【実施例】以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
説明する。
【００１１】図１は本発明の第１実施例に係るＶ型多気
筒２サイクルエンジンの平断面図（船外機の平断面
図）、図２は図１のＡ−Ａ線断面図、図３は同２サイク
ルエンジンを備える船外機の側面図である。
筒２サイクルエンジンの平断面図（船外機の平断面
図）、図２は図１のＡ−Ａ線断面図、図３は同２サイク
ルエンジンを備える船外機の側面図である。
【００１２】図３に示す船外機５０は、クランプブラケ
ット５１によって船体６０の後尾板６０ａに取り付けら
れており、その上部のハウジング５２内には本発明に係
るＶ型多気筒２サイクルエンジン１が収納されている。
又、船外機５０の下部には推進装置５３が設けられてお
り、該推進装置５３は前記２サイクルエンジン１によっ
て回転駆動されるプロペラ５４によって所要の推進力を
発生する。
ット５１によって船体６０の後尾板６０ａに取り付けら
れており、その上部のハウジング５２内には本発明に係
るＶ型多気筒２サイクルエンジン１が収納されている。
又、船外機５０の下部には推進装置５３が設けられてお
り、該推進装置５３は前記２サイクルエンジン１によっ
て回転駆動されるプロペラ５４によって所要の推進力を
発生する。
【００１３】ここで、本発明に係る上記２サイクルエン
ジン１の構成の詳細を図１及び図２に基づいて説明す
る。
ジン１の構成の詳細を図１及び図２に基づいて説明す
る。
【００１４】本実施例に係る２サイクルエンジン１はＶ
型６気筒の水冷２サイクルディーゼルエンジンであっ
て、そのシリンダボディ２にはＶ形を成して相対向する
計６つのシリンダ２ａが上下方向（図１の紙面垂直方
向）に並設されている。そして、各シリンダ２ａにはピ
ストン３が水平方向に摺動自在に嵌装されており、該ピ
ストン３は上下方向に長く配されたクランク軸４にコン
ロッド５を介して連結されている。尚、シリンダボディ
２に結着されたクランクケース６の内部には各気筒毎に
計６つのクランク室７が形成されており、これらのクラ
ンク室７内に前記クランク軸４が回転自在に支承されて
収納されている。
型６気筒の水冷２サイクルディーゼルエンジンであっ
て、そのシリンダボディ２にはＶ形を成して相対向する
計６つのシリンダ２ａが上下方向（図１の紙面垂直方
向）に並設されている。そして、各シリンダ２ａにはピ
ストン３が水平方向に摺動自在に嵌装されており、該ピ
ストン３は上下方向に長く配されたクランク軸４にコン
ロッド５を介して連結されている。尚、シリンダボディ
２に結着されたクランクケース６の内部には各気筒毎に
計６つのクランク室７が形成されており、これらのクラ
ンク室７内に前記クランク軸４が回転自在に支承されて
収納されている。
【００１５】又、前記シリンダボディ２には、各気筒に
ついて不図示の掃気通路と排気通路８が形成されてい
る。図１に示すように、排気通路８はシリンダボディ２
のＶバンク内に配置され、これらの上部には同じくＶバ
ンク内に配される冷却ジャケット９が上下方向に長く一
体的に設けられている（図２参照）。
ついて不図示の掃気通路と排気通路８が形成されてい
る。図１に示すように、排気通路８はシリンダボディ２
のＶバンク内に配置され、これらの上部には同じくＶバ
ンク内に配される冷却ジャケット９が上下方向に長く一
体的に設けられている（図２参照）。
【００１６】而して、本実施例では、シリンダボディ２
のＶバンク内であって、前記排気通路８の下方に、上下
方向に長い（図２参照）掃気バイパス通路１０が一体的
に形成されており、該掃気バイパス通路１０と各気筒の
クランク室７とは各気筒毎に設けられた連通路１１によ
って連通可能であって、各連通路１１には掃気バルブ１
２がそれぞれ設けられている。
のＶバンク内であって、前記排気通路８の下方に、上下
方向に長い（図２参照）掃気バイパス通路１０が一体的
に形成されており、該掃気バイパス通路１０と各気筒の
クランク室７とは各気筒毎に設けられた連通路１１によ
って連通可能であって、各連通路１１には掃気バルブ１
２がそれぞれ設けられている。
【００１７】上記６つの掃気バルブ１２は、図２に示す
ように、連通路１１を貫通する上下方向に長い共通の弁
軸１３に取り付けられて上下方向に直列に配列されてお
り、弁軸１３の上端には駆動用のアーム１４が結着され
ている。尚、弁軸１３はステッピングモータ等を含む不
図示の駆動機構によって駆動され、駆動機構は不図示の
エンジン制御装置（ＥＣＵ：Engine Control Unit ）に
よってその駆動が制御される。
ように、連通路１１を貫通する上下方向に長い共通の弁
軸１３に取り付けられて上下方向に直列に配列されてお
り、弁軸１３の上端には駆動用のアーム１４が結着され
ている。尚、弁軸１３はステッピングモータ等を含む不
図示の駆動機構によって駆動され、駆動機構は不図示の
エンジン制御装置（ＥＣＵ：Engine Control Unit ）に
よってその駆動が制御される。
【００１８】一方、図１に示すように、シリンダボディ
２には２分割タイプのシリンダヘッド１５が被着されて
おり、該シリンダヘッド１５には各シリンダ２ａ内に連
通する渦室１６が形成されている。そして、シリンダヘ
ッド１５には、前記渦室１６にその先端部が臨むインジ
ェクタ１７とグロープラグ１８が各気筒毎にそれぞれ螺
着されている。
２には２分割タイプのシリンダヘッド１５が被着されて
おり、該シリンダヘッド１５には各シリンダ２ａ内に連
通する渦室１６が形成されている。そして、シリンダヘ
ッド１５には、前記渦室１６にその先端部が臨むインジ
ェクタ１７とグロープラグ１８が各気筒毎にそれぞれ螺
着されている。
【００１９】又、前記クランクケース６には各クランク
室７に開口する空気導入口１９が形成されており、各空
気導入口１９には、空気のクランク室７方向への流れの
みを許容するリードバルブ２０が設けられている。そし
て、各気筒の空気導入口１９には、前記ハウジング５２
内に開口する吸気マニホールド２１が接続されている。
室７に開口する空気導入口１９が形成されており、各空
気導入口１９には、空気のクランク室７方向への流れの
みを許容するリードバルブ２０が設けられている。そし
て、各気筒の空気導入口１９には、前記ハウジング５２
内に開口する吸気マニホールド２１が接続されている。
【００２０】而して、掃気バイパス方式を採用する当該
Ｖ型２サイクルエンジン１においては、エンジン回転数
等をパラメータとして前記エンジン制御装置（ＥＣＵ）
が不図示の駆動機構を制御すると、前記弁軸１３が駆動
機構によって回動されて全ての掃気バルブ１２が連通路
１１内で一体的に開閉される。そして、掃気バルブ１２
が開くと、全てのクランク室７は掃気バイパス通路１０
及び連通路１１を介して互いに連通し、ピストン３が上
昇行程に移行した気筒のクランク室７に他の気筒のクラ
ンク室７から掃気（空気）がバイパスされて供給され、
これによってシリンダ２ａからの燃焼ガスの逆流が減少
してクランク室７の汚染が防止されるとともに、給気比
の低下によって吸気騒音が低減される。又、シリンダ２
ａ内に既燃ガスが残留するため、シリンダ２ａ内の温度
が下がらず、着火遅れに起因する燃焼ノック音が低減さ
れる。
Ｖ型２サイクルエンジン１においては、エンジン回転数
等をパラメータとして前記エンジン制御装置（ＥＣＵ）
が不図示の駆動機構を制御すると、前記弁軸１３が駆動
機構によって回動されて全ての掃気バルブ１２が連通路
１１内で一体的に開閉される。そして、掃気バルブ１２
が開くと、全てのクランク室７は掃気バイパス通路１０
及び連通路１１を介して互いに連通し、ピストン３が上
昇行程に移行した気筒のクランク室７に他の気筒のクラ
ンク室７から掃気（空気）がバイパスされて供給され、
これによってシリンダ２ａからの燃焼ガスの逆流が減少
してクランク室７の汚染が防止されるとともに、給気比
の低下によって吸気騒音が低減される。又、シリンダ２
ａ内に既燃ガスが残留するため、シリンダ２ａ内の温度
が下がらず、着火遅れに起因する燃焼ノック音が低減さ
れる。
【００２１】以上において、本実施例では、各気筒毎に
設けられる掃気バルブ１２と掃気バイパス通路１０をデ
ッドスペースであるＶバンク内に合理的に配置したた
め、スペースの有効利用が図られ、当該Ｖ型２サイクル
エンジン１の小型化が図られる。
設けられる掃気バルブ１２と掃気バイパス通路１０をデ
ッドスペースであるＶバンク内に合理的に配置したた
め、スペースの有効利用が図られ、当該Ｖ型２サイクル
エンジン１の小型化が図られる。
【００２２】次に、本発明の第２実施例を図４に基づい
て説明する。
て説明する。
【００２３】図４は本発明の第２実施例に係るＶ型多気
筒２サイクルエンジンの平断面図（船外機の平断面図）
であり、本図においては図１に示したと同一要素には同
一符号を付しており、以下、それらについての説明は省
略する。
筒２サイクルエンジンの平断面図（船外機の平断面図）
であり、本図においては図１に示したと同一要素には同
一符号を付しており、以下、それらについての説明は省
略する。
【００２４】本実施例に係る２サイクルエンジン１も前
記第１実施例と同様のＶ型６気筒２サイクルディーゼル
エンジンであって、その空気吸入部側面、つまり、クラ
ンクケース６の空気導入口１９の側方には、上下方向
（図４の紙面垂直方向）に長い掃気バイパス通路１０が
一体に形成されており、該掃気バイパス通路１０と各気
筒のクランク室７とは各気筒毎に設けられた連通路１１
によって連通可能であって、各連通路１１は掃気バルブ
１２（図２に鎖線にて示す）がそれぞれ設けられてい
る。
記第１実施例と同様のＶ型６気筒２サイクルディーゼル
エンジンであって、その空気吸入部側面、つまり、クラ
ンクケース６の空気導入口１９の側方には、上下方向
（図４の紙面垂直方向）に長い掃気バイパス通路１０が
一体に形成されており、該掃気バイパス通路１０と各気
筒のクランク室７とは各気筒毎に設けられた連通路１１
によって連通可能であって、各連通路１１は掃気バルブ
１２（図２に鎖線にて示す）がそれぞれ設けられてい
る。
【００２５】上記６つの掃気バルブ１２は、連通路１１
を貫通して上下方向に長く配された回動自在な弁軸１３
にそれぞれ取り付けられており、これらは上下方向に直
列に配列されている。
を貫通して上下方向に長く配された回動自在な弁軸１３
にそれぞれ取り付けられており、これらは上下方向に直
列に配列されている。
【００２６】而して、本実施例においても、各気筒毎に
設けられる掃気バルブ１２と掃気バイパス通路１０がデ
ッドスペースである空気吸入部側面に合理的に配置され
るため、前記第１実施例と同様の効果が得られる他、掃
気バイパス通路１０及び連通路１１を他気筒のクランク
室７から導入される空気が吸気マニホールド２１及びリ
ードバルブ２０を経て吸入される空気と合流し易くなる
という効果も得られる。
設けられる掃気バルブ１２と掃気バイパス通路１０がデ
ッドスペースである空気吸入部側面に合理的に配置され
るため、前記第１実施例と同様の効果が得られる他、掃
気バイパス通路１０及び連通路１１を他気筒のクランク
室７から導入される空気が吸気マニホールド２１及びリ
ードバルブ２０を経て吸入される空気と合流し易くなる
という効果も得られる。
【００２７】尚、以上は本発明を特に船外機用のＶ型６
気筒２サイクルディーゼルエンジンに適用した例につい
て言及したが、本発明は掃気バイパス方式を採用する他
の任意のＶ型多気筒２サイクルエンジンをその適用対象
に含むことは勿論である。
気筒２サイクルディーゼルエンジンに適用した例につい
て言及したが、本発明は掃気バイパス方式を採用する他
の任意のＶ型多気筒２サイクルエンジンをその適用対象
に含むことは勿論である。
【００２８】
【発明の効果】以上の説明で明らかな如く、本発明によ
れば、各気筒のクランク室を掃気バイパス通路を介して
互いに連通せしめ、各クランク室と前記掃気バイパス通
路とを連通せしめる連通路の各々に掃気バルブを配設し
て成るＶ型多気筒２サイクルエンジンにおいて、前記掃
気バルブをＶバンク内又は空気吸入部近傍に直列に配置
したため、掃気バルブの合理的な配置が実現して当該Ｖ
型多気筒２サイクルエンジンの小型・コンパクト化が図
られるという効果が得られる。
れば、各気筒のクランク室を掃気バイパス通路を介して
互いに連通せしめ、各クランク室と前記掃気バイパス通
路とを連通せしめる連通路の各々に掃気バルブを配設し
て成るＶ型多気筒２サイクルエンジンにおいて、前記掃
気バルブをＶバンク内又は空気吸入部近傍に直列に配置
したため、掃気バルブの合理的な配置が実現して当該Ｖ
型多気筒２サイクルエンジンの小型・コンパクト化が図
られるという効果が得られる。
【図１】本発明の第１実施例に係るＶ型多気筒２サイク
ルエンジンの平断面図（船外機の平断面図）である。
ルエンジンの平断面図（船外機の平断面図）である。
【図２】図１のＡ−Ａ線断面図である。
【図３】船外機の側面図である。
【図４】本発明の第２実施例に係るＶ型多気筒２サイク
ルエンジンの平断面図（船外機の平断面図）である。
ルエンジンの平断面図（船外機の平断面図）である。
【図５】従来のＶ型多気筒２サイクルエンジンの縦断面
図である。
図である。
【符号の説明】 １ Ｖ型多気筒２サイクルエンジン ７ クランク室 １０ 掃気バイパス通路 １１ 連通路 １２ 掃気バルブ
Claims (1)
- 【請求項１】 各気筒のクランク室を掃気バイパス通路
を介して互いに連通せしめ、各クランク室と前記掃気バ
イパス通路とを連通せしめる連通路の各々に掃気バルブ
を配設して成るＶ型多気筒２サイクルエンジンにおい
て、前記掃気バルブをＶバンク内又は空気吸入部近傍に
直列に配置したことを特徴とするＶ型多気筒２サイクル
エンジン。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6013404A JPH07224666A (ja) | 1994-02-07 | 1994-02-07 | Ｖ型多気筒２サイクルエンジン |
| US08/384,510 US5623895A (en) | 1994-02-07 | 1995-02-06 | V-type, multi-cylinder, two-cycle engine |
| EP95101633A EP0670415B1 (en) | 1994-02-07 | 1995-02-07 | V-type two-cycle internal combustion engine |
| DE69502320T DE69502320D1 (de) | 1994-02-07 | 1995-02-07 | Zweitaktbrennkraftmaschine in V-Bauart |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6013404A JPH07224666A (ja) | 1994-02-07 | 1994-02-07 | Ｖ型多気筒２サイクルエンジン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07224666A true JPH07224666A (ja) | 1995-08-22 |
Family
ID=11832200
Family Applications (1)
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