JPS605594Y2 - 通信機の放熱装置 - Google Patents

通信機の放熱装置

Info

Publication number
JPS605594Y2
JPS605594Y2 JP10968679U JP10968679U JPS605594Y2 JP S605594 Y2 JPS605594 Y2 JP S605594Y2 JP 10968679 U JP10968679 U JP 10968679U JP 10968679 U JP10968679 U JP 10968679U JP S605594 Y2 JPS605594 Y2 JP S605594Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
casing
internal unit
heat dissipation
door body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP10968679U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5626985U (ja
Inventor
健司 河合
Original Assignee
三菱電機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 三菱電機株式会社 filed Critical 三菱電機株式会社
Priority to JP10968679U priority Critical patent/JPS605594Y2/ja
Publication of JPS5626985U publication Critical patent/JPS5626985U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS605594Y2 publication Critical patent/JPS605594Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は通信機の筐体の放熱装置に関するものである
従来の通信機の放熱装置につき第1図から第3図までに
基いて説明する。
これらの図において、1は通信機の筐体、2は一側部が
筺体1に軸支された扉で、この扉2は筐体1の前面開口
部を開閉可能に覆い、筐体1内に収納した機器の内部ユ
ニット11を保護する。
扉2は、金属薄板を折曲げて、面板部6と、上、下端板
7と、上、下補強部8と、左、右補強部9とを形成した
扉本体3を備え、扉本体3には筐体1に扉2を枢支する
ための回転軸4と、扉2を筐体1に保持するための保持
軸5と通気用の鎧窓10とが装着されている。
また、12は内部ユニット11前面に設けられて上下方
向に沿う放熱板、13は上、下補強部8および上、下端
板7と左、右補強部9との突合せ溶接部である。
次に、前述した放熱装置の動作について説明する。
扉2は、筐体1内の内部ユニット11を保護するための
もので、上、下端板7に設けられた回転軸4によって筐
体1に枢支され、回転軸4を中心として回転させること
により開閉され、さらに保持軸5によって扉2が閉じた
状態で筐体1に保持されるようになっている。
また、扉本体3は、薄金属板を折曲げ成形したもので、
上、下端板7および上、下補強部8と左、右補強部9と
によって補強され、これらの突合せ溶接部13を溶接し
て剛性を高めている。
さらに、内部ユニット11には高出力トランジスタなど
の発熱体を持ち、内部ユニット11の前面に設けた放熱
板12により、扉本体3に設けた鎧窓10から外気29
を取入れ、取入れた空気に放熱して鎧窓10から筐体1
外に放出している。
従来の放熱装置では筐体の扉が前述のように構威され、
溶接作業、長片の折曲げ作業および鎧窓の取付作業を必
要とするために、コスト高になる。
また、溶接部に扉の剛性をもたせており、長大な扉では
内部に補強が必要であると共に、全体的に溶接によって
組立てる必要があって標準化に適していない。
さらに、鎧窓によって外気への放熱を行なっているが、
筐体の前面部内の気流と、鎧窓から流出する空気の方向
とが異なり、扉の上部に熱気が溜まると共に、流体抵抗
を増して放熱板の効果を低くしている。
しかも、上、下補強部が筐体内に突出して、内部ユニッ
トの前面の放熱板の上下部の寸法を減じなければならな
い。
従って、従来のものは、扉が製作作業が複雑でコストア
ップとなり、また、放熱効果にも悪影響を与え、さらに
内部ユニットに対して制約を与え、扉の標準化にも適し
ない上に、外観もよくないという欠点があった。
この考案は、前述のような従来のものの欠点を除去する
ためになされたもので、安価で、放熱作用が良好である
と共に内部ユニットが制約されることがなく、標準化に
適する上に、外観も良好な扉を備えた通信機の放熱装置
を提供することを目的とするものである。
以下、この考案の一実施例を図に基いて説明する。
第4図、第5図において、3は扉本体で、この扉本体3
は面板部6の左右両側に筐体1側に突出すると共に半円
形の軸体嵌合部15と締結部材締付座19を有する部分
と、面板部6の裏面側に形成した補強梁20とを一体に
形成した横断面形状をもつ引抜き加工による成形品によ
って構成されている。
前記補強梁20は、面板部6の上下すなわち縦方向に沿
って、複数本が平行に形成され、両側面に係合溝22を
形成した横断面が横断面丁字形に形成されていると共に
扉本体3の両側部も上下方向に延びている。
17は前記扉本体3の上、下端面に取付けられる上、下
端部材で、これらの端部材17は、左、右両側部に軸体
嵌挿用の軸穴26および、締付部材嵌挿用の締付用穴1
8が形成されて筐体1側に突出する押え部24に設けら
れ、押え部24間の左右方向中央部は通気用凹部25が
形成されて厚さが薄くなっており、この部分に前記係合
溝22に係合される1個または複数個の係合片21が下
、上方向に突出して形成された一体成形品によって構成
されている。
4は回転軸で、回転軸4は棒状の軸体14の軸方向中間
部に軸方向と直角に突出する鍔23が形成され、先端部
27が円錐台形になっている。
5は固定軸で、固定軸5は筒状の軸体14の先端部に軸
方向と直角に突出する鍔23が形成されている。
16はセルフタップねじからなる締結部材である。
前述のように構成された扉2は、扉本体3の軸体嵌合部
15に回転軸4および保持軸5の軸体14をそれぞれ嵌
合させ、扉本体3の補強梁20に設けた係合溝22に端
部材17の係合片21を係合させ、さらに回転軸4の鍔
23より先端側の部分を端部材17の軸穴26に嵌挿し
て、端部材17を扉本体3の上、下端面に支持し、締結
部材16を端部材17の締付用穴18から扉本体3の締
付座19にねじ嵌合させて締付けることにより、端部材
17を扉本体3に固定すると共に、端部材17の押え部
24で鍔23を扉本体3の上、下端部周側部に挟着し、
回転軸5の先端部27を端部材17の一方の軸穴26か
ら上、下方向に突出させ、他方の軸穴26と固定軸6の
穴とを一致させる。
そして、筐体1に収納した内部ユニット11の前面に設
けた放熱板12の前部が扉2の左右方向中央部にこの部
分と隙間を有して嵌合され、扉本体3の面板部6と内部
ユニット11の前面の間が上、下端部材17の押え部2
4間の通気用凹部25、および筐体1の扉2上方部と扉
2下方前面とに設けた穴を介して外気側と連通されてい
る。
したがって、第5図の矢印に示すように、筐体1の扉2
下方前面の穴から外気29を取入れ、前記放熱板12か
らの放熱で暖くなった筐体1前面部の内気30を扉2の
上端から筐体1の扉2上方部の穴を経て外気に放出する
ことができる。
前述したように、この実施例の放熱装置は、扉本体3の
面板部6と上下方向に沿う放熱板12が設けられた内部
ユニット11の前面との間を、上、下端部材17の押え
部材24間の左右方向中央部に形成した通気用凹部25
および筐体1の扉上方部と扉下方前面に設けた穴を介し
て外気側と連通させたので、扉2の上部に熱気が溜まる
ことなく、従来のものに比べて、熱による空気の流れが
スムーズに行なわれ、放熱板12の放熱作用が良好であ
ると共に、扉本体の面板部に鎧窓10を設けてないこと
により、従来のものに比べて、内部ユニットに対する制
約も少ない。
また、この実施例の放熱装置では前記扉本体3は、強靭
な金属材料からなる引抜き型を用い引抜き加工した長尺
の引抜き金属成形材を所定長さ寸法に切断したものを用
いているので、扉本体3の面板部6両側に設けた軸体嵌
合部15と締結部材締付座19を含む塊状部と、面板部
6の補強梁20とによって、剛性が非常に大きく、従来
品のような上、下端板7、上、下補強部8、左、右補強
部9を必要とせず、内部ユニット11およびとくに放熱
板12への悪影響をなくすことができる。
また、長大な扉で、従来は2分割しなければならなかっ
た扉でも、分割せずに製作することができる。
さらに、上、下端部材17に加わった圧力が、扉本体3
の補強梁20に係合した係合片21から扉本体3に分散
して逃がされるために、端部材17の強度も強いものと
なる。
しかも、加工も扉本体3は長尺の成形材を必要ごとに所
定寸法に切断するだけでよ←−締結部材16としてセル
フタップねじを用いれば、締結座19にねじ穴加工を施
す必要がなく、簡単である。
扉本体3の上、下端面に軸体14を嵌め、補強梁20に
係合片21を係合させて上、下端部材17を締付けるだ
けで組立が完了するので、非常に短時間の作業で容易に
組立てられる。
仕様が異なる扉に対しても、扉本体の切断だけで容易に
対処できるので、種類の多い通信機の筐体の放熱装置を
構成する扉の標準化に適した構造であり、生産性にもす
ぐれている。
扉本体3の製作に当っては引抜き加工による成形材を切
断すればよく、曲げ加工、溶接作業を含んでいないため
に、外観も美的にすぐれ、寸法精度も向上する。
なお、この実施例では、扉本体の補強梁が面板部の裏面
全面に設けであるので、カードホルダー、取扱説明書、
保守用品箱および各種装置などを係合溝を利用して容易
に取付けることができ、組立後の製品でも、前述したも
のの取付けができるので、保守性の向上と多機能化につ
ながるという利点が得られる。
以上説明したように、この考案によれば、熱による空気
の流れがスムーズに行なわれ、内部ユニットの放熱板の
放熱作用が良好であると共に、扉本体に高い強度をもた
せることができ、放熱板および筐体の内部ユニットに悪
影響を与えることがなく、安価で生産性にすぐれ、標準
化にも適し、さらに寸法精度も高く、外観もよい通信機
の放熱装置を提供できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は扉を半開にした通信機の斜視図、第2図は従来
の放熱装置の一例を示す第1図の■−■線より上部の斜
視図、第3図は第1図の■−■線に沿う放熱装置の側断
面図、第4図はこの考案の一実施例による放熱装置を示
す扉の上部の分解斜視図、第5図はこの考案の一実施例
による放熱装置を示す側断面図である。 1・・・・・・筐体、2・・・・・・扉、3・・・・・
・扉本体、4・・・・・・回転軸、6・・・・・・面板
部、11・・・・・・内部ユニット、12・・・・・・
放熱板、17・・・・・・端部材、20・・・・・・補
強梁、21・・・・・・係合片、22・・・・・・係合
溝、24・・・・・・押え部、25・・・・・・通気用
凹部。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前面に開口部が形成された筐体内に発熱体のある内部ユ
    ニットを収納し、内部ユニットの前面部に上下方向に沿
    う放熱板を設け、筐体の前記開口部を開閉可能に覆う扉
    の上、下端部を筐体に枢支した通信機において、前記扉
    の扉本体を面板部の裏面に上下方向に沿って複数の補強
    梁を突出させると共に面板部両側の部分を上下方向に沿
    って筐体側に突出させた成形品によって構成し、扉本体
    の補強梁の側面間に形成した係合溝に上、下端部材の左
    右方向中央部下、上方向に突出させた係合片を係合させ
    て、扉本体の上、下端面に上、下端部材をそれぞれ支持
    固定し、上、下端部材の係合片が突出した部分の左右方
    向両側に設けた押え部を筐体側に突出させ、上、下端部
    材−側の押え部から上、下方向に突出させた回転軸を筐
    体に枢支し、扉本体の面板部と前記内部ユニットの前面
    の間を上、下端部材の前記押え部間の部分、および前記
    筐体の扉上方部と扉下方前面にそれぞれ設けた穴を介し
    て外記側と連通させたことを特徴とする通信機の放熱装
    置。
JP10968679U 1979-08-08 1979-08-08 通信機の放熱装置 Expired JPS605594Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10968679U JPS605594Y2 (ja) 1979-08-08 1979-08-08 通信機の放熱装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10968679U JPS605594Y2 (ja) 1979-08-08 1979-08-08 通信機の放熱装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5626985U JPS5626985U (ja) 1981-03-12
JPS605594Y2 true JPS605594Y2 (ja) 1985-02-21

Family

ID=29342258

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10968679U Expired JPS605594Y2 (ja) 1979-08-08 1979-08-08 通信機の放熱装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS605594Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5626985U (ja) 1981-03-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0274106A (ja) 配線器具の化粧構造
JPS605594Y2 (ja) 通信機の放熱装置
JP5144984B2 (ja) 遊技機の外枠構造
JP6362514B2 (ja) 窓ユニット
JPH0334577Y2 (ja)
TWM565444U (zh) Solar panel support assembly
US11221160B2 (en) Wall sleeve
JPH0211820Y2 (ja)
JPH0539659Y2 (ja)
JPH102160A (ja) エレベーターの窓付扉
TWI670927B (zh) 太陽能板支撐組件
JP2001090446A (ja) 框の連結構造
JPH0729916Y2 (ja) ごみ投入口の取付構造
JPH0343734Y2 (ja)
JPS647052Y2 (ja)
JPH0440016Y2 (ja)
JPH0431125Y2 (ja)
JPH0710170Y2 (ja) 空気調和機の化粧パネル取付装置
JPH0554553B2 (ja)
JP2024040573A (ja) 障子用の形材及び建具
JPH0316302Y2 (ja)
JPH02136013A (ja) 配線器具用化粧枠
JPS5856320Y2 (ja) 門扉
JP2866024B2 (ja) 換気装置
KR800001519Y1 (ko) 셔터용 판재