JPH0539659Y2 - - Google Patents

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JPH0539659Y2
JPH0539659Y2 JP1987143525U JP14352587U JPH0539659Y2 JP H0539659 Y2 JPH0539659 Y2 JP H0539659Y2 JP 1987143525 U JP1987143525 U JP 1987143525U JP 14352587 U JP14352587 U JP 14352587U JP H0539659 Y2 JPH0539659 Y2 JP H0539659Y2
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JP
Japan
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mounting
control unit
cover
unit case
forming cover
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JP1987143525U
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JPS6448097U (ja
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  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、発熱部の空冷又は風冷手段を備えた
制御装置の筺体への取付構造に関する。
〔従来の技術〕
制御装置、例えばインバータやコンバータ等の
電子機器においては、特に半導体から発生する熱
を冷却するため、ヒートシンクを外部に露出させ
る構造としている。また、必要に応じて冷却フア
ンを設けて強制風冷方式とすることもある。強制
風冷方式の場合には、冷却フアンによる風の通路
を形成するため、ヒートシンクを覆う風胴形成用
カバーを取り付ける。
このような制御装置は、客先で制御盤に組み込
むとき、ヒートシンクが制御盤の内部に位置する
ような配置にする場合と、ヒートシンクが制御盤
の外部に露出するように取り付ける場合の二通り
がある。前者は、制御盤の容積が大きかつたり、
制御盤に排風口が設けられている場合であり、後
者は、制御盤内を密閉形にしたり、容積が小さく
て排熱能力が制御盤自体にない場合である。
このように、同じ制御装置でも、客先で取付方
法が異なる場合がある。
第4図は、制御ユニツトを制御盤の取付パネル
に取り付ける従来の例を示している。この例で
は、制御盤の背板等の取付パネル20に制御ユニ
ツト10のヒートシンク11を露出させるための
開口21を設けている。まず、取付パネル20に
風胴形成用カバー30をカバー仮止め用ねじ31
で仮止めし、ついで制御ユニツト10をユニツト
取付ねじ32で風胴形成用カバー30に固定す
る。このようにして、ヒートシンク11が制御盤
の外部に露出するように制御ユニツト10を取り
付ける。
第5図は、第4図と同じ制御ユニツト10を制
御盤内に取り付ける例を示している。この場合
は、制御盤の取付パネル50にねじ孔51を設け
る。制御ユニツト10にはまず風胴形成用カバー
30をねじ33で固定しておき、制御ユニツト1
0の両側に取付板40をねじ41で固定し、この
取付板40をねじ42でねじ孔51に固定すると
いうものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このような従来の制御装置の取付方法では、第
4図のようにヒートシンク11を取付パネル20
の外側に位置するように取り付ける場合、風胴形
成用カバー30は取付パネル20の背面から取り
付ける必要があるため、制御盤の内部の作業者に
加え、風胴形成用カバー30を支持するもう一人
の作業者が必要となり、組立に手間と時間を要す
る。
さらに、第5図に示す取付においては、第4図
の部材と同じ部材では取付パネル50に制御ユニ
ツト10を直接取り付けることができないため、
別に取付板40を用意しなければならないという
問題があつた。
本考案は、このような従来の問題点に鑑みて案
出されたものであり、別の部材を要することな
く、制御盤に内蔵する場合も、制御盤外にヒート
シンクを露出させる場合も、同じ構造で容易に取
付可能な構造とすることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的を達成するため、本考案の制御装置の
取付構造は、制御ユニツトケースの背面に放熱部
を備え、前記制御ユニツトケースの前面からねじ
で取付パネル面に取付ける構成の制御装置の取付
構造において、前記制御ユニツトケースの背面に
前記放熱部を風冷する風胴形成用カバーを備え、
前記ユニツトケース及び前記風胴形成用カバーの
それぞれに前記取付パネルに垂直で前記ユニツト
ケースから前記カバーに向かう方向にねじが挿通
する取付ねじ挿通用孔を設け、かつ前記風胴形成
用カバーに、前記取付パネルの開口寸法よりも所
定の挿入代の寸法だけ狭い凹部を形成したことを
特徴とする。
〔実施例〕
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて具
体的に説明する。
第1図は本考案の実施例を示す斜視図である。
第1図において、12は制御ユニツトケースであ
り、この制御ユニツトケース12には取付ねじが
嵌入する切欠孔13を設けている。制御ユニツト
ケース12の背面には、ヒートシンク11を覆う
ように風胴形成用カバー14を固定し、同風胴形
成用カバー14に、前記切欠孔13と同じ取付位
置でねじ孔15を設けている。そして、風胴形成
用カバー14には凹部14aを設けている。
第2図は、この構造の制御ユニツト10を制御
盤の取付パネル1に取り付ける状態を示してい
る。この場合は、風胴形成用カバー14に設けた
ねじ孔15を通して取付ねじ16を取付パネル1
にねじ止めすることにより固定することができ
る。このとき、ドライバー等の工具は、制御ユニ
ツトケース12に設けた切欠孔13を通して操作
できるため、何ら支障なく作業を行うことができ
る。
第3図は、制御盤の取付パネルに開口1aを設
けて、この開口1aよりヒートシンク11を外部
に露出させて取り付ける例を示している。この場
合は、まず第3図aに示すように風胴形成用カバ
ー14に設けた凹部14aが開口1aの内縁部に
入り込むように片方を差し込み、次いで差し込ん
だ方の凹部14aが開口1aの内縁部に近接する
ように寄せ、第3図bに示すように制御ユニツト
10の他方を開口1a内に回し込む。風胴形成用
カバー14が開口1a内に挿入された状態で、取
付パネル1に設けた雌ねじ部と制御ユニツトケー
ス12に設けた切欠孔13とを一致させ、ここに
取付ねじ17を挿入してねじ止めする。第3図c
はねじ止めにより制御ユニツト10が取付パネル
1に固定された状態を示している。
ここで、凹部14aの凹みの寸法は、第3図の
aからbに移るときに風胴形成用カバー14の端
部が開口1aに入り込む挿入代を確保できる寸法
に設定することは言うまでもない。以上の作業
は、制御盤内の前方から一人の作業者で行うこと
ができ、裏に回つて作業をする必要がない。
このようにしてヒートシンク11を取付パネル
1の外部に露出させる場合においても、同じ制御
ユニツト10の構造で固定することができる。本
例においては、切欠孔13とねじ孔15とを同じ
寸法位置としているため、例えば仕様変更等で、
同じ配電盤を第2図の取付方式から第3図の取付
方式に変更しなければならない場合においては、
取付パネル1に開口1aを設けるだけで、既に設
けられていた雌ねじ部をそのまま取付に使用する
ことができる。
なお、前記実施例においては、ヒートシンク1
1と風胴形成用カバー14を別体とした例を示し
ているが、これらを同一素材で一体に形成するこ
とも可能である。
〔考案の効果〕
以上に説明したように、本考案によれば下記の
効果を奏する。
放熱部及び風胴形成用カバーが制御盤内に位
置する取付状態においても、また制御盤外に露
出する取付状態においても、何ら制御ユニツト
に改造を加えることなくそのまま作業を行うこ
とができる。
したがつて、制御装置の取付作業を容易にか
つ短時間で行うことができ、作業の省力化を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す斜視図、第2図
及び第3図はそれぞれ本実施例における取付状態
を示す説明図、第4図及び第5図はそれぞれ従来
の取付方法を示す斜視図である。 1……取付パネル、1a……開口、10……制
御ユニツト、11……ヒートシンク、12……制
御ユニツトケース、13……切欠孔、14……風
胴形成用カバー、14a……凹部、15……ねじ
孔、16,17……取付ねじ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 制御ユニツトケース12の背面に放熱部11を
    備え、前記制御ユニツトケース12の前面からね
    じで取付パネル1面に取付ける構成の制御装置の
    取付構造において、前記制御ユニツトケース12
    の背面に前記放熱部11を風冷する風胴形成用カ
    バー14を備え、前記ユニツトケース12及び前
    記風洞形成用カバー14のそれぞれに前記取付パ
    ネル1に垂直で前記ユニツトケース12から前記
    カバー14に向かう方向にねじが挿通する取付ね
    じ挿通用孔13及び15を設け、かつ前記風胴形
    成用カバー14に、前記取付パネル1の開口寸法
    よりも所定の挿入代の寸法だけ狭い凹部14aを
    形成したことを特徴とする制御装置の取付構造。
JP1987143525U 1987-09-19 1987-09-19 Expired - Lifetime JPH0539659Y2 (ja)

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JPS6448097U JPS6448097U (ja) 1989-03-24
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JP6399430B2 (ja) * 2014-03-31 2018-10-03 パナソニックIpマネジメント株式会社 分電盤用内器の取付部材、分電盤用内器、分電盤

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JPS5713839U (ja) * 1980-06-27 1982-01-23
JPS594646B2 (ja) * 1980-07-14 1984-01-31 ソニー株式会社 分割型磁電変換素子

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JPS594646U (ja) * 1982-07-01 1984-01-12 シャープ株式会社 放熱板の取付装置

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