JPH0632691Y2 - 治具を利用した電気部品の取付構造 - Google Patents

治具を利用した電気部品の取付構造

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JPH0632691Y2
JPH0632691Y2 JP5555791U JP5555791U JPH0632691Y2 JP H0632691 Y2 JPH0632691 Y2 JP H0632691Y2 JP 5555791 U JP5555791 U JP 5555791U JP 5555791 U JP5555791 U JP 5555791U JP H0632691 Y2 JPH0632691 Y2 JP H0632691Y2
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JP
Japan
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jig
electric component
transistor
mounting structure
electric
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JP5555791U
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Inventor
正弘 山田
隆 前田
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リコー計器株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、治具を利用した電気部
品の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、回路基板等にトランジスタ等の電
気部品を取付ける場合、放熱板に、電気部品を取付け
て、電気部品が持つ熱を放熱して、回路を円滑に作動さ
せるようにしている。
【0003】この放熱板にトランジスタを取付ける方法
としては、図3及び図4に示すように、治具30を利用し
ており、同治具30に設けた突起31によって放熱板32を固
定し、放熱板32の所定位置に設けた取付孔33にボルト34
を介して導線36を有するトランジスタ35を取付ている。
しかも、この場合、放熱板32上に固定用突起37を設け
て、同突起37でトランジスタ35の取付決めして、トラン
ジスタ35の導線36を基板に設けた導線孔と合わせてい
た。
【0004】また、放熱板32には、トランジスタ35と他
に、アース取付用孔及びボルト38等を介してアース39等
を取付けて、アース39によって、その安全性を向上させ
ている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記のトラン
ジスタの取付構造は、以下のような課題を有していた。
【0006】即ち、予め、放熱板32には、ポンチ等によ
って固定用突起37を設けて、その面を凹凸状態としてい
るが、組立工程において、放熱板32を積み重ねて、放熱
板32をつかみ治具30上に載置する自動化を行っており、
同突起37が突設していると、積み重ねた放熱板32が崩れ
てしまい、機械による自動化ができないという問題があ
った。
【0007】また、トランジスタ35の他にアース38を放
熱板32に別個に取付けているが、アース38を取付は、組
立工程が増えて、非常に煩雑であった。
【0008】本考案は、上記の課題を解決することがで
きる治具を利用した電気部品の取付構造を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本考案では、治具の上面
に、回路基板等に取付ける放熱板を固定し、同放熱板に
トランジスタ等の電気部品を取付けてなる治具を利用し
た電気部品の取付構造において、同放熱板上に、電気部
品の位置決め孔を所定の間隔をあけて設けとともに、治
具の上面に、同孔より突出し、電気部品を固定する位置
決め突起を設けたことを特徴とする治具を利用した電気
部品の取付構造を提供するものである。
【0010】また、本考案は、上記の治具を利用した電
気部品の取付構造において、電気部品上に、同部品に固
定する板状のアースを載せて、同アースを電気部品とと
もに放熱板に取付けたことを特徴としている。
【0011】
【考案の作用】本考案では、治具上に放熱板を載置固定
し、放熱板上に設けた電気部品の位置決め孔より、治具
上の位置決め突起を突出し、同突起に電気部品を係合さ
せて、しかも、その係合で、電気部品を固定し、ボルト
による取付けを容易に行う。
【0012】また、放熱板にアースを取付ける際には、
電気部品にアースを装着して、アースと電気部品とを取
付け、同電気部品をボルトで放熱板を取付けることによ
り、アースと電気部品とを一体的に放熱板に取付け、さ
らに、その位置決めを行い、基板への接続を正確に行
い、しかも、位置決め突起と位置決め孔との組み合わせ
により、放熱板の面を平坦状としいる。
【0013】
【実施例】本考案の実施例を図面にもとづき詳説すれ
ば、図1の説明図において、1は治具を示し、基板上に
取付けられる放熱板2に、電気部品であるトランジスタ
3を取付ける際に使用するものである。かかる治具1
は、その載置台1a上に複数個の突起4を有して、同突起
4を利用して放熱板2を固定している。
【0014】さらに、放熱板2上には、トランジスタ3
のボルト孔5を設けて、同孔5にボルト6を介してトラ
ンジスタ3を取付けている。また、放熱板2上には、ト
ランジスタ3を係合する複数の位置決め突起7を突出し
て、同突起7でトランジスタ3を固定し、ボルト孔5に
トランジスタ3を連結している。かかる位置決め突起7
は、図2に示すように、治具1上に突設されており、放
熱板2に設けた位置決め孔8を介して放熱板2上に突出
させている。なお、9は治具1の上面1aに設けた補助孔
を示し、トランジスタ3を連結するボルト6が挿入する
ものである。
【0015】本実施例では、図1に示すように、ボルト
6を中心して、トランジスタ3が回る方向の左右側部に
位置決め突起7と位置決め孔8とをそれぞれ設けてお
り、トランジスタ3をボルト6を連結する際に、トラン
ジスタ3を同突起7に係合させて、その回り止めを行う
ようにしている。
【0016】かかる構成によって、トランジスタ3を放
熱板2に位置決めして連結することにより、トランジス
タ3より突出した導線10を、基板に設けた接続孔に位置
合わせを行って、その装着を容易に行うことができる。
【0017】また、本実施例では、トランジスタ3を四
角形状に形成しており、その上部に、ボルト6が挿通さ
れるボルト用孔11を設けるとともに、その下部に、四角
形状としたアース固定用段部12を設けている。
【0018】さらに、本考案では、トランジスタ3にア
ース13を一体的に固定して放熱板3に取付けている。即
ち、図1において、前述したトランジスタ3のアース固
定用段部12にアース13を固定し、ボルト6で放熱板2に
取付けるようにしている。
【0019】かかるアース13は、銅製で四角板状体に形
成されており、同板体に、ボルト挿通孔14と、アース固
定用段部12に装着される四角形状の窓部15とを設け、し
かも、その下部に、基板に接続するアース導線16を突設
している。
【0020】かかる構造によって、トランジスタ3のア
ース固定用段部12に、窓部15を介してアース13を装着
し、ボルト挿通孔14とボルト用孔11とにボルト6を挿通
して、放熱板2に取付けている。
【0021】
【考案の効果】従って、本考案によれば、治具の位置決
め突起と、放熱板の位置決め孔との組み合わせによっ
て、放熱板上の突起を無くして平坦状態としているの
で、崩れることなく放熱板を積み重ねることができ、し
かも、機械による自動化で円滑な作業を行うことができ
る。
【0022】また、電気部品にアースを装着して、放熱
板に一体的に取付けることにより、作業の煩雑さを解消
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るトランジスタ等の電気部品の取付
構造を示す斜視図である。
【図2】本考案の電気部品の取付構造を示す断面説明図
である。
【図3】従来技術を示す電気部品の取付構造を示す斜視
図である。
【図4】図3の断面説明図である。
【符号の説明】
1 治具 2 放熱板 3 トランジスタ 5 ボルト孔 6 ボルト 7 位置決め突起 8 位置決め孔

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 治具1の上面に、回路基板等に取付ける
    放熱板2を固定し、同放熱板2にトランジスタ3等の電
    気部品を取付けてなる治具を利用した電気部品の取付構
    造において、 同放熱板2上に、電気部品の位置決め孔8を所定の間隔
    をあけて設けとともに、治具1の上面に、同孔8より突
    出し、電気部品を固定する位置決め突起7を設けたこと
    を特徴とする治具を利用した電気部品の取付構造。
  2. 【請求項2】 上記の治具を利用した電気部品の取付構
    造において、 電気部品上に、同部品に固定する板状のアース13を載せ
    て、同アース13を電気部品と一体的に放熱板2に取付け
    たことを特徴とする請求項1に記載の治具を利用した電
    気部品の取付構造。
JP5555791U 1991-07-17 1991-07-17 治具を利用した電気部品の取付構造 Expired - Lifetime JPH0632691Y2 (ja)

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JPH058949U JPH058949U (ja) 1993-02-05
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