JPS6055783B2 - 腕時計の指針部構造 - Google Patents
腕時計の指針部構造Info
- Publication number
- JPS6055783B2 JPS6055783B2 JP14977877A JP14977877A JPS6055783B2 JP S6055783 B2 JPS6055783 B2 JP S6055783B2 JP 14977877 A JP14977877 A JP 14977877A JP 14977877 A JP14977877 A JP 14977877A JP S6055783 B2 JPS6055783 B2 JP S6055783B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- movement
- thickness
- wheel
- substrate
- shaft portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Electromechanical Clocks (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は腕時計の指針部構造に関するもので、時計の厚
さ方向の指針の振れを小さくする目的を有する。
さ方向の指針の振れを小さくする目的を有する。
以下、図面に基づいて説明する。
第１図は本発明にかかる腕時計の指針部構造の第１実施
例断面図である。地板１は、離蓋１３方向を上面とし、
文字板１１方向を下面として図面上示されていて、ムー
ブメントの厚さと等しい厚さである。そして、地板１の
上面は裏蓋１３と近接して配置されている。ムーブメン
トの厚さ上、下面について詳述するならば、ネジ等の小
面積で突出するものを除く主要構成部品で決定されるも
のを、ムーブメントの厚さと呼ぶ事が出来、上、下面と
はこの厚さの両面を言う。
例断面図である。地板１は、離蓋１３方向を上面とし、
文字板１１方向を下面として図面上示されていて、ムー
ブメントの厚さと等しい厚さである。そして、地板１の
上面は裏蓋１３と近接して配置されている。ムーブメン
トの厚さ上、下面について詳述するならば、ネジ等の小
面積で突出するものを除く主要構成部品で決定されるも
のを、ムーブメントの厚さと呼ぶ事が出来、上、下面と
はこの厚さの両面を言う。
第１の基板である地板１の上面薄肉部１ａには中心軸２
の径大部２ａが強固に嵌合されていて、中心軸２の径大
部２ａの上面は地板１の上面とほゝ゛一致するように配
設されており、このため中心軸２の径大部２ａの上面も
離蓋１３に近接して配置されている。
の径大部２ａが強固に嵌合されていて、中心軸２の径大
部２ａの上面は地板１の上面とほゝ゛一致するように配
設されており、このため中心軸２の径大部２ａの上面も
離蓋１３に近接して配置されている。
中心軸２は多段の円筒状を為し、径小の軸部には２番歯
車３を固着した分針車としての指針車である筒カナ３ａ
が遊嵌していて、筒カナ３ａの一端には分針１０が装着
されている。地板薄肉部１ａ第２の基板てある軸列受７
とに介在する３番車４は２番車３に噛合している。地板
１と文字板１１とに介在する日ノ裏車５は時針車である
筒車６と筒カナ３ａとに噛合している。筒車６は筒カナ
３ａに遊嵌していて一端には時針９が装着されている。
そして、筒車６は断面的には輪列受７と同じ高さに配置
されているので、より薄型化に寄与している。このため
輪列受７は平面的には筒車６の歯車と重ならないように
配置されている。８は、筒車６と筒カナ３ａを地板薄肉
部１ａ方向に押圧し、適当な滑りトルク負荷によつて、
時針９、分針１０の平面方向と断面方向のフラツキを防
止する針座である。１２は風防ガラスである。
車３を固着した分針車としての指針車である筒カナ３ａ
が遊嵌していて、筒カナ３ａの一端には分針１０が装着
されている。地板薄肉部１ａ第２の基板てある軸列受７
とに介在する３番車４は２番車３に噛合している。地板
１と文字板１１とに介在する日ノ裏車５は時針車である
筒車６と筒カナ３ａとに噛合している。筒車６は筒カナ
３ａに遊嵌していて一端には時針９が装着されている。
そして、筒車６は断面的には輪列受７と同じ高さに配置
されているので、より薄型化に寄与している。このため
輪列受７は平面的には筒車６の歯車と重ならないように
配置されている。８は、筒車６と筒カナ３ａを地板薄肉
部１ａ方向に押圧し、適当な滑りトルク負荷によつて、
時針９、分針１０の平面方向と断面方向のフラツキを防
止する針座である。１２は風防ガラスである。
時針９及び分針１０の厚さ方向の振れは、中心軸２と、
筒カナ３ａの遊嵌する長さによつてほとんど規制される
が主要構成部品によつてムーブメントの厚さを決定する
ような極薄の時計においても、第１図の如く、中心軸２
をムーブメントの上面薄肉部１ａに設けて、しかも中心
軸２の軸部をムーブメントの厚さ内を貫通して中心軸２
の軸部の先端をムーブメントの下面より突出するように
設定して、軸丈が充分に得られる様にすれば、最も指針
の振れを小さく出来ること、又、指針部は多くの歯車が
集中していてムーブメントの厚さの決定に重大な影響の
ある所であるが、地板薄肉部１ａと文字板１１の空間を
最も厚く設ける事が出来るので歯車間の上下スペースを
充分な量に設定出来る。
筒カナ３ａの遊嵌する長さによつてほとんど規制される
が主要構成部品によつてムーブメントの厚さを決定する
ような極薄の時計においても、第１図の如く、中心軸２
をムーブメントの上面薄肉部１ａに設けて、しかも中心
軸２の軸部をムーブメントの厚さ内を貫通して中心軸２
の軸部の先端をムーブメントの下面より突出するように
設定して、軸丈が充分に得られる様にすれば、最も指針
の振れを小さく出来ること、又、指針部は多くの歯車が
集中していてムーブメントの厚さの決定に重大な影響の
ある所であるが、地板薄肉部１ａと文字板１１の空間を
最も厚く設ける事が出来るので歯車間の上下スペースを
充分な量に設定出来る。
第２図は本発明にかかる腕時計の指針部構造の第２実施
例断面図であるが、第１図と同一部品及び同様な部品に
ついては、第１図の番号と同一の番号を符してある。
例断面図であるが、第１図と同一部品及び同様な部品に
ついては、第１図の番号と同一の番号を符してある。
ムーブメントの上面となる地板１の上面に近接して離蓋
１３が配置され、指針車支持部材１４には中心軸部１４
ｂが平板部１４ａと一体に形成されている。そして指針
車支持部材１４の上面の位置は地板１の上面に対してせ
いせい平板部１４ａの板厚の数分の１以下に制限出来る
程度の僅かの差でもつて配置されている。従つて、指針
車支持部材１４の上面も離蓋１３に近接して配置され、
地板１にネジ１５で着脱可能に取付けられている。第１
図の場合と同様に、中心；軸部１４ｂの軸丈は充分な量
であるが、指針車支持部材１４を鉄材で作る事が可能と
なるので、平板部１４ａを第１図に示すように中心軸２
の径大部２ａを地板１に圧入する必要がないので地板薄
肉部１ａより薄くかつ丈夫に出来るので、軸丈がより長
く出来、時針９、分針１０の取付時に作用される押圧力
に対して安全である。又、中心軸部１４ｂの垂直度を、
平板部１４ａと地板１の合い面に薄いスペーサを介入さ
せる等の作業をすれば、調整する事が可能てある等の第
１実施例に追加される機能を有する。以上、本発明は中
心軸の上面を裏蓋に近接１７て配置し、該中心軸を基板
に取付け、中心軸の先端をムーブメントを貫通してムー
ブメント厚さの下面より突出するように配置したため、
指針の振れを小さく出来るので、指針同士の接触及び指
針と文字板、ガラスとの接触の危険を無くし、又、文字
板とガラスの間隔を詰めた薄型腕時計に応用出来る等の
効果を奏する。
１３が配置され、指針車支持部材１４には中心軸部１４
ｂが平板部１４ａと一体に形成されている。そして指針
車支持部材１４の上面の位置は地板１の上面に対してせ
いせい平板部１４ａの板厚の数分の１以下に制限出来る
程度の僅かの差でもつて配置されている。従つて、指針
車支持部材１４の上面も離蓋１３に近接して配置され、
地板１にネジ１５で着脱可能に取付けられている。第１
図の場合と同様に、中心；軸部１４ｂの軸丈は充分な量
であるが、指針車支持部材１４を鉄材で作る事が可能と
なるので、平板部１４ａを第１図に示すように中心軸２
の径大部２ａを地板１に圧入する必要がないので地板薄
肉部１ａより薄くかつ丈夫に出来るので、軸丈がより長
く出来、時針９、分針１０の取付時に作用される押圧力
に対して安全である。又、中心軸部１４ｂの垂直度を、
平板部１４ａと地板１の合い面に薄いスペーサを介入さ
せる等の作業をすれば、調整する事が可能てある等の第
１実施例に追加される機能を有する。以上、本発明は中
心軸の上面を裏蓋に近接１７て配置し、該中心軸を基板
に取付け、中心軸の先端をムーブメントを貫通してムー
ブメント厚さの下面より突出するように配置したため、
指針の振れを小さく出来るので、指針同士の接触及び指
針と文字板、ガラスとの接触の危険を無くし、又、文字
板とガラスの間隔を詰めた薄型腕時計に応用出来る等の
効果を奏する。
第１図と第２図は、本発明にかかる腕時計の指針部構造
のそれぞれ第１、第２実施例断面図である。 １・・・・・・地板、２・・・・・・中心軸、３ａ・・
・・・・筒カナ、１４・・・・・・指針車支持部材１４
ｂ・・・・・・中心軸部。
のそれぞれ第１、第２実施例断面図である。 １・・・・・・地板、２・・・・・・中心軸、３ａ・・
・・・・筒カナ、１４・・・・・・指針車支持部材１４
ｂ・・・・・・中心軸部。
Claims (1)
- １ 時計の主要構成部品によつてムーブメントの厚さを
構成し、時計用の裏蓋と、前記ムーブメントの厚さの上
面を形成する第１の基板と、輪列の柄を軸支する第２の
基板と、時計の付く時針車と、分針の付く分針車と、該
分針車が遊嵌する軸部とより少なくとも構成されていて
、前記軸部はその一端の上面が前記ムーブメントの厚さ
の上面と略一致するよう前記第１の基板に固定されると
ともに、前記軸部の上面には前記裏蓋に近接配置され、
且つ前記軸部の他端は前記ムーブメントの厚さ内を貫通
して前記ムーブメントの厚さの下面より突出し、更に前
記第２の基板は前記時針用車と重ならない位置に配置さ
れていることを特徴とする腕時計の指針部構造。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14977877A JPS6055783B2 (ja) | 1977-12-13 | 1977-12-13 | 腕時計の指針部構造 |
| US05/954,501 US4243329A (en) | 1977-11-01 | 1978-10-25 | Watch movement construction |
| GB7842210A GB2009466B (en) | 1977-11-01 | 1978-10-27 | Watch movement construction |
| DE2847333A DE2847333C2 (de) | 1977-11-01 | 1978-10-31 | Laufwerk für eine elektronische Uhr |
| CH1127078A CH638363B (de) | 1977-11-01 | 1978-11-01 | Uhrwerk fuer eine batteriebetriebene elektronische uhr und verwendung desselben in einer elektronischen uhr. |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14977877A JPS6055783B2 (ja) | 1977-12-13 | 1977-12-13 | 腕時計の指針部構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5482267A JPS5482267A (en) | 1979-06-30 |
| JPS6055783B2 true JPS6055783B2 (ja) | 1985-12-06 |
Family
ID=15482509
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14977877A Expired JPS6055783B2 (ja) | 1977-11-01 | 1977-12-13 | 腕時計の指針部構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6055783B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH059667Y2 (ja) * | 1987-04-13 | 1993-03-10 |
-
1977
- 1977-12-13 JP JP14977877A patent/JPS6055783B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5482267A (en) | 1979-06-30 |
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