JPS6055514B2 - イソ−イミドまたはイソ−イミド及びイミドの混合物の製造方法 - Google Patents

イソ−イミドまたはイソ−イミド及びイミドの混合物の製造方法

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JPS6055514B2
JPS6055514B2 JP1404677A JP1404677A JPS6055514B2 JP S6055514 B2 JPS6055514 B2 JP S6055514B2 JP 1404677 A JP1404677 A JP 1404677A JP 1404677 A JP1404677 A JP 1404677A JP S6055514 B2 JPS6055514 B2 JP S6055514B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はイソ−イミドまたはイソ−イミド及びイミドの
混合物の製造方法に関するものである。
N一置換されたイソマレイミド及びイソフタルイミド、
及びN,N″−ビスーイソマレイミド及びN,N″−ビ
スーイソブタルイミドの様々な製造方法は文献より公知
である。例えばN一置換されたマレアミド酸またはフタ
ルアミド酸及び同様にN,N゛−ビスーマレアミド酸ま
たはN,N゛ービスーフタルアミド酸は、種々の脱水剤
、例えば無水酢酸、無水トリフルオロ酢酸、アセチルク
ロライド、チオニルクロライドまたはジクロロアセチル
クロライドの存在下、好ましくは第三アミン、例えばト
リエチルアミンを更に用いて、もし”くはカルボジイミ
ド、例えばジシクロヘキシルカルボジイミドの存在下、
相当するイソ−イミドに転換することが可能である〔米
国特許第2995577号、第299842四、第30
35065号及び3472817号明細書、及びまたは
ジャーナル,オブ,オーガニック,ケミストリー(J.
Org.Chem.)、28巻、2018一2024頁
(196詳)、坤、N75−N79頁(1969年)及
び36巻、821−823頁(1971年)参照〕。米
国特許第2980701号明細書によれば、N一置換マ
レアミド酸のアンモニウム塩もまた、例えばエチルクロ
ロホルメートのようなハロゲン化酸のエステルの存在下
、相当するイソ−イミドに変換され得る。これら公知の
方法は、比較的複雑でありそしていくつかの場合高価な
脱水剤もまた必要となる。
しかしながら、とりわけこれらの方法の場合、1つ以上
の副産物のかなりの量が得られ、その後処理はたとえ可
能であるとしても非常に困難でそして高価になる。結局
、再度利用することができない副産物の、環境保護の為
の現在の法規を満足する方法ての排除、例えはアセチル
クロライド、無水酢酸または無水トリフルオロ酢酸及び
第三アミンの存在下で反応が行われる時得られる塩の排
除は、しばしば問題があり、そしてかなり高価である。
ここにおいて、次式■: 〔式中、 Aは−CH=CH−または「●)千 を表わし、 nは1または2を表わし、 Qは、nが1のとき、未置換もしくは置換アリール基を
表わし、nが2のとき、未置換もしくは置換アリーレン
基または次式:ぐ○〉−〈O)またはく())→←((
))(基中、Xは架橋基:ー0−、−S−、−S−S、
−SO,−、−CH2−、−CO−または−ーC−を表
わす。
)て表わされる基を表わし、そしてアリールもしくはア
リーレン基Qにある置換基は酸性水素原子を含まない。
〕で表わされるアミドー酸を、約−10℃ないし+80
℃の温度でケテンと反応させることによつて容易で経済
的な方法及び非常に良好な収率という利点で、次式1:
(式中、A,.Q及びnは前記ですでに挙げた意味を有
する。
)て表わされるイソ−イミド、または前記式1のイソ−
イミド及び次式1a:(式中、A.Q及びnは前記です
でに挙げた意味を有する。
)で表わされるイミドとの混合物を製造することが可能
であることが発見された。Aは好ましくは−CH=CH
−を表わす。Qで表わされるアリールもしくはアリーレ
ン基は、特にフェニル、1−もしくは2−ナフチル、フ
ェニレンもしくはナフチレン基、なかでも1,3−もし
くは1,4−フェニレン基及び1,2一、1,8−もし
くは2,3−ナフチレン基である。
この種の基は、未置換もしくは置換されていてもよい。
酸性水素原子を含まないアリールもしくはアリーレン基
Q上の可能な置換基は、例えば次のようなものである:
ハロゲン原子、例えばF..Cl..Br及びI:アル
キル基、とりわけ炭素原子数1ないし8を有するもの;
炭素原子数1ないし3のハロゲノアルキル基、例えばト
リフルオロメチル基;好ましくは各々のアルキル部分が
炭素原子数1ないし4のアルキルチオ基及びN,N″−
ジアルキルアミノ基;アルコキシ基、とりわけ炭素原子
数1ないし4のもの;フェノキシ基;好ましくは炭素原
子数2ないし5のアルコキシカルボニル基及びアルカノ
イル基、例えばメトキシカルボニル、エトキシカルボニ
ル及びn−ブトキシカルボニル基及びアセチル及びプロ
ピオニル基;フェニルスルホニル及びアルキルスルホニ
ル基、後者は特に炭素原子数1ないし4を含有す″る基
;及びシアノ及びニトロ基である。アリール及びアリー
レン基Qは、この種の置換基を1ないし3個、好ましく
は1もしくは2個含有してもよい。nが1の時、Qは1
もしくは2個のハロゲン原子、特に塩素原子、アルキル
部に1ないし4個、特に1または2個の炭素原子を有す
る1もしくは2個のアルキル基、またはトリフルオロメ
チル、ニトロもしくはシアノ基で置換された1−もしく
は2−ナフチル基またはフェニル基を表わす。nが1の
とき、Qは特に好ましくは未置換フノエニル基を意味す
る。nが2のとき、Qは好まし,くは1,3−フェニレ
ン基、もしくは4,4″−ジフェニルエーテル基を表わ
し、しかしとりわけ4,4−ジフェニルメタン基を表わ
す。
Qがハロゲン原子、ニトロ、シアノ、アルキルーもしく
はフェニルスルホニル基のような電気陰性度の大きい置
換基を有する場合、Qにあるこれら置換基の位置によつ
て、本発明方法により、前記式1で表わされるイソ−イ
ミドに加えて、形成フされる前記式1aで表わされる相
当するイミドを相対的に少量もしくは相対的に多量にす
ることが可能になる。それゆえQは特に上述の電気陰性
度の大きい置換基を多くとも2個有するのが好ましい〜 本発明による反応は、反応条件下で不活性である有機溶
媒の存在で行うと有利である。
適当な有機溶媒の例としては、場合によつては塩素化さ
れた芳香族炭化水素、例えばベンゼン、トルエン、キシ
レン及びクロロベンゼン;塩素化脂肪族炭化水素、例え
ばクロロホルム、メチレンクロライド及び1,2−ジク
ロロエタン;脂肪族及び脂環式ケトン、例えばアセトン
、メチルエチルケトン及びシクロヘキサノン;及び同様
に脂肪族及び環状エーテル、例えばジエチルエーテル及
びジオキサンである。特に好ましくは、反応は無水酢酸
中で行うが、これは一方ではこうすると特に収率が良く
なり、また他方では、ケテンと一緒に反応の間生成する
無水酢酸が、留去した後に、更に別の反応に再利用する
ことができるからである。式■で表わされるアミドー酸
は公知であるかまたはそれ自体公知の方法、例えば無水
マレイン酸または無水フタル酸を、式:H2N−Qのモ
ノアミンまたは式:H2N−Q−NH2のジアミンでそ
れぞれ反応させて製造することもできる。
式■て表わされるアミドー酸及びケテンは、好ましくは
化学量論的量で、すなわちnが1のとき、式■で表わさ
れるアミドー酸及びケテンは好ましくは1:2のモル比
で使用され、一方nが2のとき、式■で表わされるアミ
ドー酸疎びケテン2のモル比は1:4が有利である。
しかしながら、反応物の1つもしくは他の1つのわずか
に過量を用いることもできる。例えば式■で表わされる
アミドー酸もしくはケテンのモル過量約10%までが使
用可能である。 j反応の
間生成する無水酢酸は、すでに述べたように蒸留という
非常に容易な方法で回収することができ、場合によつて
は更に別の反応に再利用することができる。好ましい反
応温度は、約0℃ないし+60Cであ3る。
反応が終つた後、式1で表わされるイソ−イミド、また
は式1で表わされるイソ−イミド及び式1aで表わされ
るイミドの混合物を単離し、場合によつてはそれ自体公
知の方法、例えばろ過、蒸留及び/または蒸発して続い
て重炭酸ナトリウ4ム溶液及び水で洗うか、または適当
な溶媒、例えばトルエン、シクロヘキサン、アセトン及
びメチルエチルケトンから再結晶させる方法によつて精
製してもよい。本発明によつて製造することができるイ
ソ−イミドは、それ自体公知である。
N一置換イソマレイミド、及びN,N″−ニ置換ビス−
イソマレイミドもしくはビス−イソフタルイミドをジア
ミンと、例えば米国特許第2980701号、2995
577号、299842鰐、3035065号及び31
44435号明細書及びジャーナル,オブ,ポリマー,
サイエンス〔高分子化学版、B巻、1691−16部頁
(1975年)〕に記載されているような方法で反応さ
せて線状ポリマ”−を得ることができる。N一置換イソ
フタルイミドは、例えば医薬を製造する際の中間生成物
として用いられる〔例えば、J.Med.Chem.(
ジャーナル,オブ,メデイシナル,ケミストリー)W巻
、982頁(1967年)参照〕。前記式1(式中、A
は一CH=CH−を表わす。)で表わされるイソ−イミ
ドはまた殺菌剤または落葉剤としても使用可能である。
最後に、本発明によつて製造される式1で表わされるイ
ソ−イミドは、それ自体公知の方法で、例えば低級脂肪
酸のアルカリ金属塩またはアンモニウム塩、例えば酢酸
ナトリウムの触媒量でイソ−イミドを処理することによ
つて、式1aで表わされる相当するイミドへ異性化する
こともできる(米国特許第2980694号明細書参照
)。
前記式1aで表わされるイミドは、特に殺虫剤として及
び/またはポリマーの製造に使用される。実施例1 N−フエニルマレアミド酸19.2y(0.1モル)を
、無水酢酸100m1中に懸濁する。
湯浴を用いて、懸濁液を攪拌しながら45℃まで温め、
それから湯浴を除いて、ケテン約0.2モルを懸濁液中
に通過させる。それから温度を50−57Cまで土げる
と澄明な黄色溶液が生成する。該溶液を回転蒸発器中て
濃縮する。残渣の黄色油状物を氷水中へ注入する。ここ
において生成した沈澱物をろ過し、飽和重炭酸ナトリウ
ム溶液及び水で洗浄し、五酸化リン上で減圧下で乾燥す
る。この結果、N−フエニルーイソマレイミド16.0
y(理論量の92%)が得られる:融点=関−61℃。
IRスペクトル(CHCl3):λMax.特に5.5
5/5.953C10H,N02(分子量=173.1
7)の分析:溶液を濃縮する時回収される無水酢酸は、
蒸留後再使用できる。
実施例2 N,N″−4,4″−ジフエニルメタンービスーマレア
ミド酸80f(0.2モル)を無水酢酸600m1中に
懸濁させ、該懸濁液を攪拌しながら45℃まで加熱し、
そしてケテン0.8モルを加熱せずに通過させる。
それから温度を49−50℃まで上げる。ほとんど澄明
な黄橙色の溶液が生成し、そして該溶液が温かいうちに
t過する。戸液を回転蒸発器中で濃縮して最初の容量の
約113にする。反応生成物をそれから冷却器中で晶出
せしめ、混合物をろ過しそして残渣を飽和重炭酸ナトリ
ウム溶液及び水で洗う。その結果得られる黄色の結晶を
、減圧下で乾燥する。この結果、N,N−4,4−ジフ
エニルメタンービスーイソマレイミド56.7f(理論
量の79%)を得る:融点=154−155℃。■Rス
ペクトル(CHCl3):λMax特に5.55/5.
95μC2lHl,N,O,(分子量=358.35)
の分析:回収される無水酢酸は蒸留後再利用できる。実
施例3前記実施例1に記載した方法と同様に、無水酢酸
75m1中のN−p−トリルマレアミド酸10.3fI
(4).05モル)及びケテン0.1モルで、融点71
−73℃を有するN−p−トリルーイソマレイミド8.
6f(理論量の92%)が得られる。
■スペクトル(CHCl,):λMax特に5.59/
5.99μCllH,NO2(分子量=187.20)
の分析:実施例4酢酸200m1中のN−3,5−ジク
ロロフエニルマレアミド26.0f(0.1モル)及び
ケテン0.2モルで、融点82−85℃を有するN−3
,5−ジクロロフエニルーイソマレイミド23.1f(
理論量の95%)が得られる。
択スペクトル(ヌジヨール):λ匍■特に5.55/5
.80μClOH,Cl2NO2(分子量=242.0
6)の分析:′A晦V!K4−ロ 1V●UV−●!
AU●υ− ム(釉●リ実施例5実施例1で
記載した方法と同様に、ケテン約0.08モルを、無水
酢酸75m1中にN−p−ニトロフエニルマレアミド酸
10.0y(0.042モル)を懸濁した液へ導入する
この結果、択スペクトル及びNMRスペクトルによつて
N−p−ニトロフェニルーマレイミド及びN−p−ニト
ロフエニルーイソマレイミドの混合物から成る反応生成
物&.6f(理論量の?%)が得られる:融点=97−
150℃。釈スペクトル(CHCl3):λMax特に
5.48/5.54/5.90μ(イソ−イミド);5
.78μ(イミド)ClOH6N2O,(分子量=21
8.17)の分析: 1′鴨 冒冑
tヤl八ノ〜実施例6前記実施例1に記載された方法
と同様に、ケテン0.6モルを、無水酢酸600m1中
のN−p−クロロフエニルマレアミド酸67.5y(0
.3モル)が懸濁1、ている?誇へ涌:Fi@大硅スー
−の鱈里1Pフ人クトルによつて主としでN−p−ク
ロロフエニルーイソマレイミド及び少量のN−p−クロ
ロフェニルーマレイミドから成る反応生成物59.4′
(理論量の95%)が得られる:融点=85−95℃。
訳スペクトル(CHCl,):λMax特に5.5V5
.95μ(イソ−イミド);5.70μ(イミ(へ)C
lOH6ClNO2(分子量207.62)の分析:実
施例7N,N″一(4,4″−ジフェニルエーテル)−
ビスーマレアミド酸40′(0.1モル)を無水酢酸4
00m1中に懸濁する。
該懸濁液を攪拌しながら、45℃まで温める。続いて加
熱を止め、そしてケテン0.4モルを通過させる。それ
から温度を57Cまで上昇する。橙黄色懸濁液が得られ
、そして温かい間に枦過する。(転化率羽%;未転化ビ
スーマレアミド酸から成る残渣5y)。P液を浴温(1
)℃にて回転蒸発器中で濃縮して乾燥する。残渣をジエ
チルエーテル100m1中に懸濁させ、該懸濁液をp過
し、そして生成物をジエチルエーテル20m1で洗い水
酸化カリウムを用いて減圧下で乾燥する。
これによつて、橙黄色のN,N″一(4,4I−ジフェ
ニルエーテル)−ビスーイソマレイミド25.5fI(
理論量の80%、転化率羽%を基礎とする)が得られる
:融点=155−159C.訳スペクトル(CHCl3
):λMax特に5.55/5.95μC2OH,2N
2O5(分子量=360.33)の分析:実施例8前記
実施例7で記載した方法と同様に、無水酢酸400WL
t中におけるN,N″−1,3−フエニレンービスーマ
レアミド酸30.4y(0.1モル)及びケテン0.4
モルを用いて、N,N″−1,3−フエニレンービスー
イソマレイミド22.0y(理論量の82%)を得る;
融点=172−17rc0mスペクトル(CHCl3)
:λMax特に5.55/5.95μCl4H8N2O
4(分子量=268.23)の分析:実施例9N,N5
−4,4′−ジフエニルスルホンービスーマレアミド酸
40.5y(0.091モル)を無水酢酸400m1中
に懸濁する。
湯浴を用いて、得られた懸濁液を攪拌しながら45℃ま
で温め、湯浴をそれから除き、そしてケテン0.4モル
を該懸濁液中に通す。温度をそれから4(代)まで上昇
させる。未転化のアミドー酸(0.500f1即ち99
%の転化率)を枦去し、そして炉液を回転蒸発器中で蒸
発させる。黄色固体残渣を飽和重炭酸ナトリウム溶液中
に懸濁させ、該懸濁液を枦過しそして生成物を水で洗う
。20−25℃で減圧下乾燥後、■スペクトルによれば
、主としてN,N″−4,4″−ジフエニルスルホンー
ビスーマレイミド及び少量のN,N―4,4″−ジフエ
ニルスルホンービスーイソマレイミドから成る生成物3
4.8V(理論量の95%)が得られる:融点=195
−205℃。
IRスペクトル(CHCl3):λMa増に5.55/
5.90μ(イソ−イミド);5.80μ(イミド)C
2OHl2N2O6S(分子量408.38)の分析:
実施例10N,N″−4,4″−ジフエニルメタンービ
スーマレアミド酸40fI(0.1モル)を、アセトン
150m1中に懸濁させる。
ケテン0.4モルを35℃にて通過させる。得られる黄
色懸濁液をろ過し(未転化ビスーマレアミド酸から成る
残渣15.2y1転化率62%)、枦液を氷水中へ注入
しそして沈澱物を枦去し、飽和重炭酸ナトリウム溶液で
洗い、最後に20−25℃にて減圧下で乾燥する。これ
によつて、N,N″−4,4−ジフエニルメタンービス
ーイソーマレイミド20.8V(理論量の92%、転化
率62%を基礎とする)が得られる。釈スペクトル(C
HCl3):λMax特に5.55/5.95μ実施例
11N−p−トリルーフタルアミド酸25.6fI(0
.1モル)を、20−25℃にて無水酢酸250m1中
で懸濁する。
ケテン0.2モルを通過させ、そして羽℃まで温度を上
げる。澄明で薄黄色の溶液が生成し、そして回転蒸発器
(浴温60C)中減圧下で濃縮し、残渣を飽和重炭酸ナ
トリウム溶液に懸濁させる。該懸濁液をろ過し生成物を
水で洗う。40Cにて減圧下で乾燥後、N−p−トリル
ーイソフタルイミド21.0y(理論量の羽%)が得ら
れる;融点=1161−118℃。
1Rスペクトル(CHCl3):λMax特に5.55
/5.85μCl5HllNQ.(分子量=237.2
6)の分析:実施例12N−(2,6−ジメチルフェニ
ル)−マレアミド酸100.1f(0.457モル)を
無水酢酸750m1中に懸濁させる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 次式II: ▲数式、化学式、表等があります▼(II)〔式中、 Aは−CH=CH−または▲数式、化学式、表等があり
    ます▼を表わし、nは1または2を表わし、Qは、nが
    1のとき、未置換もしくは置換アリール基を表わし、そ
    してnが2のとき、未置換もしくは置換アリーレン基、
    または次式:▲数式、化学式、表等があります▼または
    ▲数式、化学式、表等があります▼(基中、Xは架橋基
    :−O−、−S−、−S−S−、−SO_2−、−CH
    _2−、−CO−または▲数式、化学式、表等がありま
    す▼を表わす。 )で表わされる基を表わし、 但し、アリールまたはアリーレン基Qにある置換基は酸
    性水素原子を含まない。 〕で表わされるアミド−酸を、約−10℃ないし+80
    ℃の温度でケテンと反応させることを特徴とする、次式
    I :▲数式、化学式、表等があります▼( I )(式中
    、A、Q及びnは前記ですでに表わした意味を有する。 )で表わされるイソ−イミドまたは、前記式 I で表わ
    されるイソ−イミドと次式 I a:▲数式、化学式、表
    等があります▼( I a)(式中、A、Q及びnは前記
    ですでに表わした意味を有する。 )で表わされるイミドとの混合物の製造方法。 2 式II中、nが1のときQがフェニル基または1−も
    しくは2−ナフチル基を表わし、nが2のときQがフェ
    ニレン基もしくはナフチレン基を表わし、それぞれ1な
    いし3個、及び特に1または2個のハロゲン原子、炭素
    原子数1ないし8のアルキル基、トリフルオロメチル基
    、それぞれアルキル部が炭素原子数1ないし4のアルコ
    キシ、アルキルチオ、アルキルスルホニルもしくはN・
    N′−ジアルキルアミノ基、フェノキシ基、各々炭素原
    子数2ないし5のアルコキシカルボニルもしくはアルカ
    ノイル基、フェニルスルホニル基、シアノもしくはニト
    ロ基で置換されていてもよいアミド−酸を用いる特許請
    求の範囲第1項記載の方法。 3 式II中、Aが−CH=CH−を表わすアミド−酸を
    用いる特許請求の範囲第1項記載の方法。 4 式II中、nが1を表わし、そしてQが、1または2
    個のハロゲン原子、アルキル部の炭素原子数1ないし4
    個、特に1または2個の、アルキル基1個または2個、
    またはトリフルオロメチル基、ニトロもしくはシアノ基
    で置換される1−もしくは2−ナフチル基、またはフェ
    ニル基を表わすアミド−酸を用いる特許請求の範囲第1
    項記載の方法。 5 式II中、Aが−CH=CH−を表わし、nが1を表
    わし、そしてQが未置換フェニル基であるアミド−酸を
    用いる特許請求の範囲第1項記載の方法。 6 式II中、Aが−CH=CH−を表わし、nが2を表
    わし、そしてQが1・3−フェニレンもしくは4,4′
    −ジフェニルエーテル基、特に4,4′−ジフェニル−
    メタン基を表わすアミド−酸を用いる特許請求の範囲第
    1項記載の方法。 7 反応を、反応条件下で不活性である有機溶媒の存在
    下で行う特許請求の範囲第1項記載の方法。 8 反応を無水酢酸の存在下で行う特許請求の範囲第1
    項記載の方法。 9 反応を約0ないし60℃の温度で行う特許請求の範
    囲第1項記載の方法。
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