JPS6055486B2 - β−ラクタム環を有する化合物の直腸投与用組成物 - Google Patents
β−ラクタム環を有する化合物の直腸投与用組成物Info
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- JPS6055486B2 JPS6055486B2 JP2059076A JP2059076A JPS6055486B2 JP S6055486 B2 JPS6055486 B2 JP S6055486B2 JP 2059076 A JP2059076 A JP 2059076A JP 2059076 A JP2059076 A JP 2059076A JP S6055486 B2 JPS6055486 B2 JP S6055486B2
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- Medicinal Preparation (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はβ−ラクタム環を有する化合物の直腸投与用組
成物に関するものである。
成物に関するものである。
本発明でいうβ−ラクタム環を有する化合物とは、ペニ
シリン系化合物、セフアロスポリン系化合物あるいはノ
カルデイシンA(およびその非毒性塩)であり、ペニシ
リン系化合物あるいはセフアロスポリン系化合物の代表
的なものとしては、カルペニシリン、スルベニシリン、
フエネチシリン、アンピシリン、メチシリン、アモキシ
シリン、シクラシリン、ヘタシリン、オキサシリン、ク
ロキサシリン、ジクロキサシリン、プロピシリン、ペニ
シリンG1ペニシリンVl6−〔D(−)−α−(4−
エチルー2・3−ジオキソー1−ピペラジニルカルボニ
ルアミノ)フェニルアセトアミド〕ペニシラン酸(以下
T−1220という)、セフアレキシン、セフアロチン
、セフアロリジン、セフアゾリン、セフアログリシン等
おびこれらの非毒性塩があげられ、上記の非毒性塩とし
ては、たとえばナトリウムカリウム等のアルカリ金属と
の塩;カルシウム、マグネシウム等のアルカリ土類金属
との塩:アンモニウム塩;プロカイン、ジベンジルアミ
ン、N−ベンジルーβ−フェネチルアミン、1−エフエ
ナミン、NIN−ジベンジルエチレンジアミン等の含窒
素有機塩基との塩が挙げられる。
シリン系化合物、セフアロスポリン系化合物あるいはノ
カルデイシンA(およびその非毒性塩)であり、ペニシ
リン系化合物あるいはセフアロスポリン系化合物の代表
的なものとしては、カルペニシリン、スルベニシリン、
フエネチシリン、アンピシリン、メチシリン、アモキシ
シリン、シクラシリン、ヘタシリン、オキサシリン、ク
ロキサシリン、ジクロキサシリン、プロピシリン、ペニ
シリンG1ペニシリンVl6−〔D(−)−α−(4−
エチルー2・3−ジオキソー1−ピペラジニルカルボニ
ルアミノ)フェニルアセトアミド〕ペニシラン酸(以下
T−1220という)、セフアレキシン、セフアロチン
、セフアロリジン、セフアゾリン、セフアログリシン等
おびこれらの非毒性塩があげられ、上記の非毒性塩とし
ては、たとえばナトリウムカリウム等のアルカリ金属と
の塩;カルシウム、マグネシウム等のアルカリ土類金属
との塩:アンモニウム塩;プロカイン、ジベンジルアミ
ン、N−ベンジルーβ−フェネチルアミン、1−エフエ
ナミン、NIN−ジベンジルエチレンジアミン等の含窒
素有機塩基との塩が挙げられる。
これらβ−ラクタム環を有する化合物は広範囲な抗菌ス
ペクトルを有し、優れた抗菌性を示す有用な医薬品であ
り、これらの化合物は、経口投与または注射による投与
によつて使用されている。
ペクトルを有し、優れた抗菌性を示す有用な医薬品であ
り、これらの化合物は、経口投与または注射による投与
によつて使用されている。
しかし、β−ラクタム環を有する化合物を、その非毒性
塩の型て注射(静注、筋注、点滴静注)した場合、生体
内によく吸収されるが、注射による投与法では、疼痛を
伴う上、医師の手によらねばならないといつた欠点を有
している。また経口投与では血中濃度が極めて短時間の
うちに著しく低減するため、投与量を殖やすかあるいは
投与回数を多くしなけれは有効治療濃度を長時間持続さ
せることができないという欠点を有している。そこで本
発明者らは、上記欠点を有しない全身投与を目的とした
直腸投与用製剤を開発せんとして種々検討した。まず一
般に知られている直腸投与用製剤の製法にもとづいて、
β−ラクタム環を有する化合物を水または基剤に分散さ
せ、直腸投与を試みたが、ほとんど吸収されなかつた。
またβ−ラクタム環を有する化合物を水または基剤と界
面活性剤との混合物に分散させた場合は、体内への吸収
は良いが、その血中濃度は注射による投与に比し低い。
そこて吸収をよくさせ、高い血中濃度を持続させる方法
について更に検討した。従来、治療時消化管より吸収さ
れ易いβ−ラクタム環を有する化合物を経口投与する場
合、薬物の血中濃度を上昇、維持させる方法として、薬
物投与3紛〜1時間前にプロベネシツド〔p−(ジプロ
ピルスルファモイル)安息香酸〕を経口で投与すること
が知られている。この効果を示す理由は、薬物がある一
定の血中濃度を示す場合、薬物の尿細管排泄を抑制し、
その薬物の血中濃度を更に上昇維持させる作用をプロベ
ネシツドが有しているからと云われている。しかし、薬
物がほとんど吸収されない投与法におけるプロベネシツ
ドの作用効果については知られておらず、しかもプロベ
ネシツドを坐薬として直腸投与したときの効果について
は全く知られていない。本発明者らは、直腸投与でほと
んど吸収されないβ−ラクタム環を有する化合物とプロ
ベネシツドまたはその非毒性塩とを水または基剤に分散
させることにより、β−ラクタム環を有する化合物が、
直腸から極めて速やかに体内に吸収され、注射における
場合に比して同等またはそれ以上の高い血中濃度が得ら
れること、さらにその高い血中濃度が長時間持続される
ことを知つた。
塩の型て注射(静注、筋注、点滴静注)した場合、生体
内によく吸収されるが、注射による投与法では、疼痛を
伴う上、医師の手によらねばならないといつた欠点を有
している。また経口投与では血中濃度が極めて短時間の
うちに著しく低減するため、投与量を殖やすかあるいは
投与回数を多くしなけれは有効治療濃度を長時間持続さ
せることができないという欠点を有している。そこで本
発明者らは、上記欠点を有しない全身投与を目的とした
直腸投与用製剤を開発せんとして種々検討した。まず一
般に知られている直腸投与用製剤の製法にもとづいて、
β−ラクタム環を有する化合物を水または基剤に分散さ
せ、直腸投与を試みたが、ほとんど吸収されなかつた。
またβ−ラクタム環を有する化合物を水または基剤と界
面活性剤との混合物に分散させた場合は、体内への吸収
は良いが、その血中濃度は注射による投与に比し低い。
そこて吸収をよくさせ、高い血中濃度を持続させる方法
について更に検討した。従来、治療時消化管より吸収さ
れ易いβ−ラクタム環を有する化合物を経口投与する場
合、薬物の血中濃度を上昇、維持させる方法として、薬
物投与3紛〜1時間前にプロベネシツド〔p−(ジプロ
ピルスルファモイル)安息香酸〕を経口で投与すること
が知られている。この効果を示す理由は、薬物がある一
定の血中濃度を示す場合、薬物の尿細管排泄を抑制し、
その薬物の血中濃度を更に上昇維持させる作用をプロベ
ネシツドが有しているからと云われている。しかし、薬
物がほとんど吸収されない投与法におけるプロベネシツ
ドの作用効果については知られておらず、しかもプロベ
ネシツドを坐薬として直腸投与したときの効果について
は全く知られていない。本発明者らは、直腸投与でほと
んど吸収されないβ−ラクタム環を有する化合物とプロ
ベネシツドまたはその非毒性塩とを水または基剤に分散
させることにより、β−ラクタム環を有する化合物が、
直腸から極めて速やかに体内に吸収され、注射における
場合に比して同等またはそれ以上の高い血中濃度が得ら
れること、さらにその高い血中濃度が長時間持続される
ことを知つた。
本発明はこの知見に基づいて完成されたものであつて、
今まで直腸投与法でほとんど吸収されなかつたβーラク
タム環を有する化合物が、プロベネシツドの添加により
、注射による場合よりもよく吸収され、さらに、高い血
中濃度が得られ、しかもその高い有効治療濃度が長時間
持続されるようになつたことは実に驚くべきことである
。すなわち本発明はβ−ラクタム環を有する化合物とプ
ロベネシツドまたはその非毒性塩と水または基剤とを含
有する直腸投与用組成物に係るものである。
今まで直腸投与法でほとんど吸収されなかつたβーラク
タム環を有する化合物が、プロベネシツドの添加により
、注射による場合よりもよく吸収され、さらに、高い血
中濃度が得られ、しかもその高い有効治療濃度が長時間
持続されるようになつたことは実に驚くべきことである
。すなわち本発明はβ−ラクタム環を有する化合物とプ
ロベネシツドまたはその非毒性塩と水または基剤とを含
有する直腸投与用組成物に係るものである。
本発明によれば従来消化管より難吸収性のカルペニシリ
ン、スルベニシリン、メチシリン、T−1220、セフ
アロチン、セフアロリジン、セフアゾリン等も従来消化
管より易吸収性のアンピシリン、セフアレキシン等と同
様に直腸投与法により吸収される。本発明において水ま
たは基剤に非イオン性界面活性剤あるいはアニオン性界
面活性剤といつた界面活性剤を添加することもできる。
本発明で用いられる基剤としては油性基剤または水溶性
基剤があげられ、通常の軟膏や坐薬剤等の製造時に用い
るようなそれ自体薬効を示さない基剤が用いられる。
ン、スルベニシリン、メチシリン、T−1220、セフ
アロチン、セフアロリジン、セフアゾリン等も従来消化
管より易吸収性のアンピシリン、セフアレキシン等と同
様に直腸投与法により吸収される。本発明において水ま
たは基剤に非イオン性界面活性剤あるいはアニオン性界
面活性剤といつた界面活性剤を添加することもできる。
本発明で用いられる基剤としては油性基剤または水溶性
基剤があげられ、通常の軟膏や坐薬剤等の製造時に用い
るようなそれ自体薬効を示さない基剤が用いられる。
油性基剤としては、たとえばラツカセイ油、ゴマ油、ダ
イス油、トウモロコシ油、ナタネ油、メンジツ油、ヒマ
シ油、ツバキ油、ヤシ油、オリーブ油、ケシ油、カカオ
脂、ラウリン脂、牛脂、スクワラン、羊毛脂等の油脂類
;これらの油脂類に水素添加等の化学変化を行なつて改
質したもの;ワセリン、パラフィン、シリコン油等の鉱
物油;イソプロピルミリステート、ノルマルブチルミリ
ステート、イソプロピルリノレート、セチルリシノレー
ト、ステアリルリシノレート、ジエチルセバケート、ジ
イソプロピルアジペート、セチルアルコール、ステアリ
ルアルコール、サラシミツロウ、ゲイロウ、木ロウ等の
高級脂肪酸エステル、高級脂肪族アルコールおよびワッ
クス類:ステアリン酸、オレイン酸、パルミチン酸等の
高級脂肪族酸:炭素数12から18の天然の飽和脂肪酸
のモノ、ジ、トリグリセライドの混合物があげられ、特
に該モノ、ジ、トリグリセライドの混合物及び植物油が
好ましい。また水溶性基剤としては、たとえばポリエチ
レングリコール、プロピレングリコール、グリセロゼラ
チン等があげられる。
イス油、トウモロコシ油、ナタネ油、メンジツ油、ヒマ
シ油、ツバキ油、ヤシ油、オリーブ油、ケシ油、カカオ
脂、ラウリン脂、牛脂、スクワラン、羊毛脂等の油脂類
;これらの油脂類に水素添加等の化学変化を行なつて改
質したもの;ワセリン、パラフィン、シリコン油等の鉱
物油;イソプロピルミリステート、ノルマルブチルミリ
ステート、イソプロピルリノレート、セチルリシノレー
ト、ステアリルリシノレート、ジエチルセバケート、ジ
イソプロピルアジペート、セチルアルコール、ステアリ
ルアルコール、サラシミツロウ、ゲイロウ、木ロウ等の
高級脂肪酸エステル、高級脂肪族アルコールおよびワッ
クス類:ステアリン酸、オレイン酸、パルミチン酸等の
高級脂肪族酸:炭素数12から18の天然の飽和脂肪酸
のモノ、ジ、トリグリセライドの混合物があげられ、特
に該モノ、ジ、トリグリセライドの混合物及び植物油が
好ましい。また水溶性基剤としては、たとえばポリエチ
レングリコール、プロピレングリコール、グリセロゼラ
チン等があげられる。
これら油性基剤または水溶性基剤は単独で使用してもよ
く、また二種以上混合して使用してもよい。水または基
剤の使用量は、用いるβ−ラクタム環を有する化合物に
対し1〜2皓量(重量)で特に1〜6倍量が好ましい。
また、プロベネシツドは、たとえば、β−ラクタム環を
有する化合物に対して0.1〜2倍量(重量)使用すれ
ばよい。また水または基剤に添加できる界面活性剤とし
ては、非イオン性界面活性剤とアニオン性界面活性剤が
あげられ、非イオン性界面活性剤としては、たとえばポ
リエチレングリコール型のポリオキシエチレン高級アル
コールエステル(たとえば花王石鹸社製エマルゲン12
01エマルゲン22ヘエマルゲン408およびエマノレ
ゲン420、日光ケミカノレズ社製BC−15TX.s
BC−20TX1およびBC−20);ポリオキシエチ
レンアルキルフェノールエーテル(たとえば花王石鹸社
製エマルゲン920);ポリオキシプロピレンポリオキ
シエチレンアルキレンエーテル(たとえば旭電化社製プ
ルロニツクL62):多価アルコール型の庶糖脂肪酸エ
ステル(たとえば第一製薬工業社製F−140等があげ
られる。
く、また二種以上混合して使用してもよい。水または基
剤の使用量は、用いるβ−ラクタム環を有する化合物に
対し1〜2皓量(重量)で特に1〜6倍量が好ましい。
また、プロベネシツドは、たとえば、β−ラクタム環を
有する化合物に対して0.1〜2倍量(重量)使用すれ
ばよい。また水または基剤に添加できる界面活性剤とし
ては、非イオン性界面活性剤とアニオン性界面活性剤が
あげられ、非イオン性界面活性剤としては、たとえばポ
リエチレングリコール型のポリオキシエチレン高級アル
コールエステル(たとえば花王石鹸社製エマルゲン12
01エマルゲン22ヘエマルゲン408およびエマノレ
ゲン420、日光ケミカノレズ社製BC−15TX.s
BC−20TX1およびBC−20);ポリオキシエチ
レンアルキルフェノールエーテル(たとえば花王石鹸社
製エマルゲン920);ポリオキシプロピレンポリオキ
シエチレンアルキレンエーテル(たとえば旭電化社製プ
ルロニツクL62):多価アルコール型の庶糖脂肪酸エ
ステル(たとえば第一製薬工業社製F−140等があげ
られる。
一般に非イオン性界面活性剤は多価アルコール型よりポ
リエチレングリコール型”で、1IL,B10〜14の
範囲のものが好ましい。またアニオン性界面活性剤とし
ては、たとえば硫酸エステル塩(たとえば花王石鹸社製
エマール10パウダー);スルホン酸塩(たとえは旧本
油脂製ラピゾールB−90)等があげられる。本発明で
は任意に選択された2以上の上記界面活性剤を混合して
用いることもできる。
リエチレングリコール型”で、1IL,B10〜14の
範囲のものが好ましい。またアニオン性界面活性剤とし
ては、たとえば硫酸エステル塩(たとえば花王石鹸社製
エマール10パウダー);スルホン酸塩(たとえは旧本
油脂製ラピゾールB−90)等があげられる。本発明で
は任意に選択された2以上の上記界面活性剤を混合して
用いることもできる。
また界面活性剤の使用量に水または基剤に対し1〜20
%(重量)で特に5〜10%(重量)が好ましい。本発
明の組成物を製造するには、水または基剤)にβ−ラク
タム環を有する化合物とプロベネシツドまたはその非毒
性塩を必要量添加し、均一に分散させるか、あるいは水
または基剤に非イオン性界面活性剤またはアニオン性界
面活性剤を分散させた後、β−ラクタム環を有する化合
物とプロベネシツドまたはその非毒性塩を必要量添加し
、均一に分散させる。しかし、本発明では、水または基
剤、プロベネシツド、界面活性剤および薬物の加える順
序は、上記方法に限定されるものではない。また、本発
明では、このようにして得られた混合物にトコフェロー
ル、BHA.sNDGA等の抗酸化剤やリン酸、クエン
酸、アスコルビン酸、マロン酸等のシネルギ化剤や防腐
剤、隠ペイ剤、賦形剤、鎮痙剤、麻酔剤、コルチコステ
ロイド等を加えることもできる。使用するβ−ラクタム
環を有する化合物及びプロベネシツドまたはその非毒性
塩の粒径は100μ以下が好ましい。本発明の組成物を
製剤化するにあたつては、通常の肛門坐剤の型にするか
、液状の油性基剤に分散させた懸濁状あるいは軟膏状の
ものを軟カプセルに充填するか、またはチューブに入れ
て用時注入する剤型とするか、水を使用したものは用時
分散溶解する剤型とすることにより調製される。
%(重量)で特に5〜10%(重量)が好ましい。本発
明の組成物を製造するには、水または基剤)にβ−ラク
タム環を有する化合物とプロベネシツドまたはその非毒
性塩を必要量添加し、均一に分散させるか、あるいは水
または基剤に非イオン性界面活性剤またはアニオン性界
面活性剤を分散させた後、β−ラクタム環を有する化合
物とプロベネシツドまたはその非毒性塩を必要量添加し
、均一に分散させる。しかし、本発明では、水または基
剤、プロベネシツド、界面活性剤および薬物の加える順
序は、上記方法に限定されるものではない。また、本発
明では、このようにして得られた混合物にトコフェロー
ル、BHA.sNDGA等の抗酸化剤やリン酸、クエン
酸、アスコルビン酸、マロン酸等のシネルギ化剤や防腐
剤、隠ペイ剤、賦形剤、鎮痙剤、麻酔剤、コルチコステ
ロイド等を加えることもできる。使用するβ−ラクタム
環を有する化合物及びプロベネシツドまたはその非毒性
塩の粒径は100μ以下が好ましい。本発明の組成物を
製剤化するにあたつては、通常の肛門坐剤の型にするか
、液状の油性基剤に分散させた懸濁状あるいは軟膏状の
ものを軟カプセルに充填するか、またはチューブに入れ
て用時注入する剤型とするか、水を使用したものは用時
分散溶解する剤型とすることにより調製される。
本発明の組成物の有効投与量はβ−ラクタム環を有する
化合物に依存することは容易に理解され,るものであり
、たとえば経口あるいは注射の場合の有効投与量の11
5〜33倍量の該β−ラクタム環を有する化合物を含有
する組成物量を適宜選択しうる。次に本発明の実験例を
示す。
化合物に依存することは容易に理解され,るものであり
、たとえば経口あるいは注射の場合の有効投与量の11
5〜33倍量の該β−ラクタム環を有する化合物を含有
する組成物量を適宜選択しうる。次に本発明の実験例を
示す。
実験例
代表的なβ−ラクタム環を有する化合物について、各種
対照と本発明の場合について血中濃度を測定した。
対照と本発明の場合について血中濃度を測定した。
その結果を表−1〜表−8に示す。なお直腸投与の場合
は15〜17時間絶食したWistar系雄性ラット(
体重400〜550y程度)を固定板に固定し、各試料
を小型注射筒で肛門より直腸に投与した。投与後、肛門
を外科用縫合糸NO.4で結紮し、さらに瞬間接着剤(
東和合成化学社製アロアルフア)で閉じた。また経口投
与の場合はラット用ゾンテを用いて投与した。血中濃度
の測定は、経時的に頚部を手術して頚静脈より採血し、
BiOassayの常法により定量にした。
は15〜17時間絶食したWistar系雄性ラット(
体重400〜550y程度)を固定板に固定し、各試料
を小型注射筒で肛門より直腸に投与した。投与後、肛門
を外科用縫合糸NO.4で結紮し、さらに瞬間接着剤(
東和合成化学社製アロアルフア)で閉じた。また経口投
与の場合はラット用ゾンテを用いて投与した。血中濃度
の測定は、経時的に頚部を手術して頚静脈より採血し、
BiOassayの常法により定量にした。
検定菌は枯草菌(BacillusSubtilis)
ATCC6633を用い、培地はペプトン5ダ、肉工キ
ズ3y1寒天15yに水を加えて1eとし、PH6.2
に調整したものを用い、種層8m1とした。但し、T−
1220のナトリウム塩の2μFlml以下の低濃度の
測定では、検定菌は大腸菌(Escherichiac
Oll)NIHJを用い、培地はベフトン6y1酵母工
キズ3f1肉工キズ1.5yに水を加えて1eとし、P
H6.2に調整したものを用い、種層8m1とした。
ATCC6633を用い、培地はペプトン5ダ、肉工キ
ズ3y1寒天15yに水を加えて1eとし、PH6.2
に調整したものを用い、種層8m1とした。但し、T−
1220のナトリウム塩の2μFlml以下の低濃度の
測定では、検定菌は大腸菌(Escherichiac
Oll)NIHJを用い、培地はベフトン6y1酵母工
キズ3f1肉工キズ1.5yに水を加えて1eとし、P
H6.2に調整したものを用い、種層8m1とした。
採血した血液を遠心分離(3000rpm)して血清を
とり、薄層Paperdisc法にて3rc..16〜
2時間培養し液定した。なお、検量線用希釈法は1%リ
ン酸塩緩衝液PH6.O(セフアレキシンの場合は0.
1m01、PH=60)を用いた。表−1〜表−8より
明らかなように、本発明の試料を直腸投与とする、対照
の試料を経口投与あるいは直腸投与した場合に比し、は
るかに高い血中濃度が得られ、また筋注、静注投与に比
し同等またはそれ以上の高い血中濃度が得られることが
わかる。
とり、薄層Paperdisc法にて3rc..16〜
2時間培養し液定した。なお、検量線用希釈法は1%リ
ン酸塩緩衝液PH6.O(セフアレキシンの場合は0.
1m01、PH=60)を用いた。表−1〜表−8より
明らかなように、本発明の試料を直腸投与とする、対照
の試料を経口投与あるいは直腸投与した場合に比し、は
るかに高い血中濃度が得られ、また筋注、静注投与に比
し同等またはそれ以上の高い血中濃度が得られることが
わかる。
つぎに本発明の実施例を示す。
実施例1
高級飽和脂肪族トリグリセリド(DyrlamitNO
belAktiengesellschaf社(西独国
)製ウイツテツプゾルH−15)56yを水浴38c−
45℃で溶解させ、これに微粉化した(100メッシュ
以下)セフアレキシン20f1微粉化したプロベネシツ
ド20y及びラノリン4yを添加し攪拌して均一分散さ
せ、この液を凝固点近くまで攪拌しながら冷却し、あら
かじめ冷却した直腸坐剤用金型に注入する。
belAktiengesellschaf社(西独国
)製ウイツテツプゾルH−15)56yを水浴38c−
45℃で溶解させ、これに微粉化した(100メッシュ
以下)セフアレキシン20f1微粉化したプロベネシツ
ド20y及びラノリン4yを添加し攪拌して均一分散さ
せ、この液を凝固点近くまで攪拌しながら冷却し、あら
かじめ冷却した直腸坐剤用金型に注入する。
実施例2
)
落下生油60yに非イオン性界面活性剤ポリオキシエチ
レンセチノレアノレコールエーテノレ(日光ケミカルズ
社製ニツコールに−2CfVX)10yを添加溶解させ
、これに微粉化した(100メッシュ以下)セフアレキ
シン10y及び微粉化したプロベネシツド20fを添加
し攪拌して均一分散させ、これを2yずつゼラチン軟カ
プセルに充填して軟カプセル坐剤を得る。
レンセチノレアノレコールエーテノレ(日光ケミカルズ
社製ニツコールに−2CfVX)10yを添加溶解させ
、これに微粉化した(100メッシュ以下)セフアレキ
シン10y及び微粉化したプロベネシツド20fを添加
し攪拌して均一分散させ、これを2yずつゼラチン軟カ
プセルに充填して軟カプセル坐剤を得る。
実施例3
トウモロコシ油70yに微粉化したプロベネシツド10
ダ及び微粉化したセフアロリジン20fを添加し、攪拌
して均一分散させこれを1.5fずつゼラチン軟カプセ
ルに充填して軟カプセル坐剤を得る。
ダ及び微粉化したセフアロリジン20fを添加し、攪拌
して均一分散させこれを1.5fずつゼラチン軟カプセ
ルに充填して軟カプセル坐剤を得る。
実施例4
落花生油85yに非イオン性界面活性剤ポリオキシエチ
レンセチノレアルコーノレエーテル(日光ケミカルズ社
製ニツコールK−20TX)5fを添加溶解させ、これ
に微粉化したセフアロリジン5y及び微粉化したプロベ
ネシツド5Vを添加し、攪拌して均一分後させ、これを
4fづつ直腸坐剤用チューブに充填する。
レンセチノレアルコーノレエーテル(日光ケミカルズ社
製ニツコールK−20TX)5fを添加溶解させ、これ
に微粉化したセフアロリジン5y及び微粉化したプロベ
ネシツド5Vを添加し、攪拌して均一分後させ、これを
4fづつ直腸坐剤用チューブに充填する。
実施例5
落花生油70yに微粉化したプロベネシツド20f及び
微粉化したカルペニシリンナトリウム10fを添加し攪
拌して均一分散させ、これを2gずつゼラチン軟カプセ
ルに充填して軟カプセル坐剤を得る。
微粉化したカルペニシリンナトリウム10fを添加し攪
拌して均一分散させ、これを2gずつゼラチン軟カプセ
ルに充填して軟カプセル坐剤を得る。
実施例6
落下生油85yに非イオン性界面活性剤ポリオキシエチ
レンオレイルアルコールエーテル(花王石鹸社製エマル
ゲン408)5yを添加し溶解させ、これに微粉化した
プロベネシツド5y及び微粉化したカルペニシリンナト
リウム5yを添加し、攪拌して均一分散させこれを4y
すつ直腸坐剤用チューブに充填する。
レンオレイルアルコールエーテル(花王石鹸社製エマル
ゲン408)5yを添加し溶解させ、これに微粉化した
プロベネシツド5y及び微粉化したカルペニシリンナト
リウム5yを添加し、攪拌して均一分散させこれを4y
すつ直腸坐剤用チューブに充填する。
実施例7
ツバキ油75yに微粉化したプロベネシツド15y及び
微粉化したセフアロチンナトリウム10yを添加し、攪
拌して均一分散させ、これを3yずつ直腸坐剤用チュー
ブに充填する。
微粉化したセフアロチンナトリウム10yを添加し、攪
拌して均一分散させ、これを3yずつ直腸坐剤用チュー
ブに充填する。
実施例8
トウモロコシ油55Vに非イオン性界面活性剤ポリオキ
シエチレンセチノレアノレコーノレエーテノレ(日光ケ
ミカルズ社製ニツコールBC−20TX)5yを添加溶
解させ、これに微粉化したプロベネシツド20y及びセ
フアロチンナトリウム20fを添加し、攪拌して均一分
散させ、これをゼラチン軟カプセルに1.5gずつ充填
して軟カプセル坐剤を得る。
シエチレンセチノレアノレコーノレエーテノレ(日光ケ
ミカルズ社製ニツコールBC−20TX)5yを添加溶
解させ、これに微粉化したプロベネシツド20y及びセ
フアロチンナトリウム20fを添加し、攪拌して均一分
散させ、これをゼラチン軟カプセルに1.5gずつ充填
して軟カプセル坐剤を得る。
実施例9高級飽和脂肪酸トリグリセリド(Dyrlam
itNObelAkiengeselIschaft社
製ウィテップゾルH一15)60yを水浴羽−45℃で
融解させ、これに微粉化したプロベネシツド20y及び
スルベニシリンナトリウム20fを添加し攪拌して均一
分散させ、この液を凝固点近くまで攪拌しながら冷却し
、あらかじめ冷却した直腸坐剤用金型に注入する。
itNObelAkiengeselIschaft社
製ウィテップゾルH一15)60yを水浴羽−45℃で
融解させ、これに微粉化したプロベネシツド20y及び
スルベニシリンナトリウム20fを添加し攪拌して均一
分散させ、この液を凝固点近くまで攪拌しながら冷却し
、あらかじめ冷却した直腸坐剤用金型に注入する。
実施例10落花生油85yに非イオン性界面活性剤ポリ
オキシエチレンセチノレアルコーノレエーテノレ(日光
ケミカルズ社製ニツコールに−201′X)5yを添加
、溶解させ、これに微粉化したプロベネシツド5y及び
微粉化したスルベニシリンナトリウム5yを添加し、攪
拌して均一分散させこれを4ダずつ直腸坐剤用チューブ
に充填する。
オキシエチレンセチノレアルコーノレエーテノレ(日光
ケミカルズ社製ニツコールに−201′X)5yを添加
、溶解させ、これに微粉化したプロベネシツド5y及び
微粉化したスルベニシリンナトリウム5yを添加し、攪
拌して均一分散させこれを4ダずつ直腸坐剤用チューブ
に充填する。
実施例11
高級飽和脂肪酸トリグリセリド(DyrlamitNO
belAktien?Sellschafl社製ウイテ
ツプゾルH−15)66yを水浴45−48℃で融解さ
せ、これにラノリン4gを添加分散、さらに微粉化した
プロベネシツド10f及び微粉化したセフアゾリンナト
リウム20yを添加し攪拌して均一分散させ、自動充填
機でプラスチック製坐剤コンテナーに充填する。
belAktien?Sellschafl社製ウイテ
ツプゾルH−15)66yを水浴45−48℃で融解さ
せ、これにラノリン4gを添加分散、さらに微粉化した
プロベネシツド10f及び微粉化したセフアゾリンナト
リウム20yを添加し攪拌して均一分散させ、自動充填
機でプラスチック製坐剤コンテナーに充填する。
実施例12
落花生油75fに非イオン性界面活性剤ポリオキシエチ
レンセチノレアノレコーノレエーテノレ(日光ケミカル
ズ社製ニツコールに−20TX)5fを添加溶解させ、
これに微粉化したプロベネシツド10f及び微粉化した
セフアゾリンナトリウム10fを添加し、攪拌して均一
分散させこれを2yずつゼラチン軟カプセルに充填して
軟カプセル坐剤を得る。
レンセチノレアノレコーノレエーテノレ(日光ケミカル
ズ社製ニツコールに−20TX)5fを添加溶解させ、
これに微粉化したプロベネシツド10f及び微粉化した
セフアゾリンナトリウム10fを添加し、攪拌して均一
分散させこれを2yずつゼラチン軟カプセルに充填して
軟カプセル坐剤を得る。
実施例13落花生油90fに微粉化したプロベネシツド
5f及び微粉化した6−〔D(一)−α−(4−エチル
ー2・3−ジオキソー1−ピペラジニルカルボニルアミ
ノ)フェニルアセトアミド〕ペニシラン酸のナトリウム
塩5yを添加し、攪拌して均一分散させこれを5′ずつ
直腸坐剤用チューブに充填する。
5f及び微粉化した6−〔D(一)−α−(4−エチル
ー2・3−ジオキソー1−ピペラジニルカルボニルアミ
ノ)フェニルアセトアミド〕ペニシラン酸のナトリウム
塩5yを添加し、攪拌して均一分散させこれを5′ずつ
直腸坐剤用チューブに充填する。
実施例14
落花生油85yに非イオン性界面活性剤ポリオキシエチ
レンセチノレアノレコーノレエーテノレ(日光ケミカル
ズ社製ニツコールに−20TX)5yを添加溶解させ、
これに微粉化した、プロベネシツド5′及び微粉化した
6−〔D−(−)−α−(4−エチルー2●3−ジオキ
ソー1−ピペラジニルカルボニルアミノ)フェニルアセ
トアミド〕ペニシラン酸ナトリウム塩5yを添加し攪拌
して均一分散させ、これを5yずつ直腸坐剤用チューブ
に充填する。
レンセチノレアノレコーノレエーテノレ(日光ケミカル
ズ社製ニツコールに−20TX)5yを添加溶解させ、
これに微粉化した、プロベネシツド5′及び微粉化した
6−〔D−(−)−α−(4−エチルー2●3−ジオキ
ソー1−ピペラジニルカルボニルアミノ)フェニルアセ
トアミド〕ペニシラン酸ナトリウム塩5yを添加し攪拌
して均一分散させ、これを5yずつ直腸坐剤用チューブ
に充填する。
実施例15
高級飽和脂肪酸トリグリセリド(DyrlamitNO
レI油Tien?Sellschaft社製ウイテツプ
ゾルH−15)60yを水浴羽−45℃で融解させ、こ
れに非イオン性界面活性剤ポリオキシエチレンセチルア
ルコールエーテル(日光ケミカルズ社製ニツコールに−
20TX)10yを添加溶解させ、さらに微粉化したプ
ロベネシツド10y及び微粉化したアンピシリンナトリ
ウム20yを添加し、攪拌して均一分散させ、この液を
凝固点近くまで攪拌しながら冷却し、あらかじめ冷却し
た直腸坐剤用金型に注入する。
レI油Tien?Sellschaft社製ウイテツプ
ゾルH−15)60yを水浴羽−45℃で融解させ、こ
れに非イオン性界面活性剤ポリオキシエチレンセチルア
ルコールエーテル(日光ケミカルズ社製ニツコールに−
20TX)10yを添加溶解させ、さらに微粉化したプ
ロベネシツド10y及び微粉化したアンピシリンナトリ
ウム20yを添加し、攪拌して均一分散させ、この液を
凝固点近くまで攪拌しながら冷却し、あらかじめ冷却し
た直腸坐剤用金型に注入する。
実施例16
落花生油70fに微粉化したプロベネシツド20′及び
微粉化したアンピシリン10fを添加し、攪拌して均一
分散させ、これを4fずつ直腸坐剤用チューブに充填す
る。
微粉化したアンピシリン10fを添加し、攪拌して均一
分散させ、これを4fずつ直腸坐剤用チューブに充填す
る。
実施例17
トウモロコシ油70fに微粉化したプロベネシツド10
f及び微粉化したアンピシリン20fを添加し、攪拌し
て均一分散させ、これを1.5fIずつゼラチン軟カプ
セルに充填して軟カプセル坐剤を得る。
f及び微粉化したアンピシリン20fを添加し、攪拌し
て均一分散させ、これを1.5fIずつゼラチン軟カプ
セルに充填して軟カプセル坐剤を得る。
実施例18
ポリエチレングリコール#400、85′に非イオン性
界面活性剤ポリオキシエチレンセチルアルコールエーテ
ル(日光ケミカルズ社製ニツコールBC−20TX)5
fを添加溶解させ、これに微粉化したプロベネシツド5
V及び微粉化したセフアレキシン5fを添加し、攪拌し
て均一分散させこれを5yずつ直腸坐剤用チューブに充
填する。
界面活性剤ポリオキシエチレンセチルアルコールエーテ
ル(日光ケミカルズ社製ニツコールBC−20TX)5
fを添加溶解させ、これに微粉化したプロベネシツド5
V及び微粉化したセフアレキシン5fを添加し、攪拌し
て均一分散させこれを5yずつ直腸坐剤用チューブに充
填する。
実施例19高級飽和脂肪酸トリグリセリド(Dyrkl
mitNO回,AktiengeseIlschaft
社製ウイテツプゾルH−15)56yを水38−45℃
て融解させ、これに微粉化したスルベニシリン20y1
微粉化したプロベネシツド20y及びラノリン4fを添
加し攪拌して均一分散させ、この液を凝固点近くまで攪
拌しながら冷却し、あらかじめ冷却した直腸坐剤用金型
に注入する。
mitNO回,AktiengeseIlschaft
社製ウイテツプゾルH−15)56yを水38−45℃
て融解させ、これに微粉化したスルベニシリン20y1
微粉化したプロベネシツド20y及びラノリン4fを添
加し攪拌して均一分散させ、この液を凝固点近くまで攪
拌しながら冷却し、あらかじめ冷却した直腸坐剤用金型
に注入する。
実施例20
落花生油70yに微粉化したカルペニシリンナトリウム
10y及び微粉化したプロベネシツドナトリウム20V
を添加し攪拌して均一分散させ、これを4yずつ直腸坐
剤用チューブに充填する。
10y及び微粉化したプロベネシツドナトリウム20V
を添加し攪拌して均一分散させ、これを4yずつ直腸坐
剤用チューブに充填する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 β−ラクタム環を有する化合物とプロベネシツドま
たはその非毒性塩と水または基剤とを含有する直腸投与
用組成物。 2 β−ラクタム環を有する化合物がペニシリン系化合
物、セフアロスポリン系化合物またはノカルデイシンA
またはその非毒性塩である特許請求の範囲第1項記載の
直腸投与用組成物。 3 ペニシリン系化合物およびセフアロスポリン系化合
物が、カルベニシリン、スルベニシリン、アンピシリン
、アモキシシリン、シクラシリン、オキサシリン、クロ
キサシリン、プロピシリン、ペニシリンG、ピニシリン
V、6−〔D(−)−α−(4−エチル−2・3−ジオ
キソ−1−ピペラジニルカルボニルアミノ)フェニルア
セトアミド〕ペニシラン酸、セフアレキシン、セフアロ
チン、セフアロリジン、セフアゾリン、セフアログリシ
ンおよびそれらの非毒性塩から選ばれた化合物である特
許請求の範囲第2項記載の直腸投与用組成物。 4 基剤が油性基剤である特許請求の範囲第1項記載の
直腸投与用組成物。 5 基剤が水溶性基剤である特許請求の範囲第1項記載
の直腸投与用組成物。 6 油性基剤が炭素数12〜18の天然の飽和脂肪酸の
モノ、ジ、トリグリセラードの混合物または植物油であ
る特許請求の範囲第4項記載の直腸投与用組成物。 7 水溶性基剤がポリエチレングリコール、プロピレン
グリコールまたはグリセロゼラチンである特許請求の範
囲第5項記載の直腸投与用組成物。 8 β−ラクタム環を有する化合物1に対し、プロベネ
シツド0.1〜2、水または基剤2.2〜18の成分比
(重量比)である特許請求の範囲第1項記載の直腸投与
用組成物。 9 界面活性剤を添加することからなる特許請求の範囲
第1項記載の直腸投与用組成物。 10 界面活性剤が非イオン性界面活性剤である特許請
求の範囲第9項記載の直腸投与用組成物。 11 界面活性剤がアニオン性界面活性剤である特許請
求の範囲第9項記載の直腸投与用組成物。 12 非イオン性界面活性剤がポリオキシエチレン高級
アルコールエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェ
ノールエーテル、ポリオキシプロピレンポリオキシエチ
レンアルキルエーテルおよび多価アルコール型の庶糖脂
肪酸エステルから選ばれた界面活性剤である特許請求の
範囲第10項記載の直腸投与用組成物。 13 アニオン性界面活性剤が硫酸エステル塩またはス
ルホン酸塩である特許請求の範囲第11項記載の直腸投
与用組成物。 14 β−ラクタム環を有する化合物1に対し、プロベ
ネシツド0.1〜2、水または基剤2.75〜17、界
面活性剤0.25〜1の成分比(重量比)である特許請
求の範囲第9項記載の直腸投与用組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2059076A JPS6055486B2 (ja) | 1976-02-28 | 1976-02-28 | β−ラクタム環を有する化合物の直腸投与用組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2059076A JPS6055486B2 (ja) | 1976-02-28 | 1976-02-28 | β−ラクタム環を有する化合物の直腸投与用組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52105220A JPS52105220A (en) | 1977-09-03 |
JPS6055486B2 true JPS6055486B2 (ja) | 1985-12-05 |
Family
ID=12031445
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2059076A Expired JPS6055486B2 (ja) | 1976-02-28 | 1976-02-28 | β−ラクタム環を有する化合物の直腸投与用組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6055486B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5517342A (en) * | 1978-07-25 | 1980-02-06 | Toyama Chem Co Ltd | Cephalosporin composition for rectal administaration |
JPS5675437A (en) * | 1979-11-21 | 1981-06-22 | Asahi Denka Kogyo Kk | Suppository base |
US4525339A (en) * | 1982-10-15 | 1985-06-25 | Hoffmann-La Roche Inc. | Enteric coated oral dosage form |
AU2001227030A1 (en) * | 2000-11-22 | 2002-06-03 | Lupin Laboratories Limited | Pharmaceutical composition for controlled release of an active ingredient |
ES2259011T3 (es) * | 2001-11-19 | 2006-09-16 | Lupin Limited | Composicion farmaceutica para la liberacion controlada de un antibiotico beta-lactama. |
CN100387574C (zh) * | 2004-12-01 | 2008-05-14 | 吴晓辉 | 丙磺舒钠、丙磺舒钾的制备工艺 |
CN112076161B (zh) * | 2020-08-07 | 2022-10-18 | 安徽康正康仁药业有限公司 | 一种头孢菌素类钠盐与丙磺舒钠组成的复方冻干制剂 |
-
1976
- 1976-02-28 JP JP2059076A patent/JPS6055486B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52105220A (en) | 1977-09-03 |
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