JPS6053546A - 導電性プラスチック組成物 - Google Patents
導電性プラスチック組成物Info
- Publication number
- JPS6053546A JPS6053546A JP16197483A JP16197483A JPS6053546A JP S6053546 A JPS6053546 A JP S6053546A JP 16197483 A JP16197483 A JP 16197483A JP 16197483 A JP16197483 A JP 16197483A JP S6053546 A JPS6053546 A JP S6053546A
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- JP
- Japan
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- titanate
- fiber
- coupling agent
- plastic
- sectional area
- Prior art date
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- Pending
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Conductive Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は電磁波シールド用などに使用する安定した導電
性を有するグラスチック組成物に関するものである。
性を有するグラスチック組成物に関するものである。
従来、絶縁体であるグラスチックに導電性を付与する方
法として金属（繊維状、フレーク状、粉状）やカーボン
などの導電体を均一に分散させる方法がある。このよう
な導電材料のうち電磁波シールド用などのように比較的
高ｉ導電性を必要とする用途には金属繊維や金属フレー
クを充填する技術が提案されている。しかしこの種の導
電材料は常態における導電性は得られるが、高温（７０
〜匍℃）状態でのエージング処理やヒートサイクル（−
ａＯＣ←９０℃）処理されることによシ体積抵抗率が大
幅に上昇し、導電性が失われる。そのため電子機器や電
気製品などの電磁波シールド対策用導電材料としては、
長期的な信頼性に乏しく実用化されていない。
法として金属（繊維状、フレーク状、粉状）やカーボン
などの導電体を均一に分散させる方法がある。このよう
な導電材料のうち電磁波シールド用などのように比較的
高ｉ導電性を必要とする用途には金属繊維や金属フレー
クを充填する技術が提案されている。しかしこの種の導
電材料は常態における導電性は得られるが、高温（７０
〜匍℃）状態でのエージング処理やヒートサイクル（−
ａＯＣ←９０℃）処理されることによシ体積抵抗率が大
幅に上昇し、導電性が失われる。そのため電子機器や電
気製品などの電磁波シールド対策用導電材料としては、
長期的な信頼性に乏しく実用化されていない。
ここで本発明者らは、鋭意検討の結果、金属繊維充填導
電グラスチック材料について上記欠点を改良し、安定し
た導電性を有するプラスチック組成物を発明するに至っ
た。
電グラスチック材料について上記欠点を改良し、安定し
た導電性を有するプラスチック組成物を発明するに至っ
た。
本発明による導電性グラスチック組成物は、アルミ、ア
ルミ合金、鯛、銅合金、鉄及び鉄合金から選ばれた１種
ある＾Ｆｉ２ａ１以上の金属繊維を熱可塑性プラスチッ
ク忙対して体積で５〜３５％充填し、均一分散されたこ
とを特徴とする組成物である。
ルミ合金、鯛、銅合金、鉄及び鉄合金から選ばれた１種
ある＾Ｆｉ２ａ１以上の金属繊維を熱可塑性プラスチッ
ク忙対して体積で５〜３５％充填し、均一分散されたこ
とを特徴とする組成物である。
本発明による金属繊維は形状が断面積で２ Ｘｌ０−’
〜３Ｘ１０−て長さ１０ｍ以下でその表面をナタネ−ト
系カツノリング材で処理することを特徴としておｐその
処理量は金属繊維に対して重量で０．０５〜２％である
。
〜３Ｘ１０−て長さ１０ｍ以下でその表面をナタネ−ト
系カツノリング材で処理することを特徴としておｐその
処理量は金属繊維に対して重量で０．０５〜２％である
。
単に熱可塑性プラスチックに金属繊維を充填分散させた
導電プラスチックは、高温状態でのニーソング処理やヒ
ートサイクル処理されることによって金属とグラスチッ
クの接触面で剥離が生じ真空に近い絶縁層ができる。こ
のために体積抵抗率が大幅に上昇して導電性が失われる
。
導電プラスチックは、高温状態でのニーソング処理やヒ
ートサイクル処理されることによって金属とグラスチッ
クの接触面で剥離が生じ真空に近い絶縁層ができる。こ
のために体積抵抗率が大幅に上昇して導電性が失われる
。
本発明による導電性プラスチック組成物は、プラスチッ
クと金属の界面における剥離現象の発生を非常に小さく
することにより安定した導電性が得られることを最大の
長所とするものである。
クと金属の界面における剥離現象の発生を非常に小さく
することにより安定した導電性が得られることを最大の
長所とするものである。
本発明における熱可塑性グラスチックとは、ＡＢＳ樹脂
、ポリノロピレン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポ
リアミド、ポリブチレンテレフタレート、ポリフェニレ
ンエーテル、などであり全ての熱可塑性プラスチックに
適用できる。
、ポリノロピレン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポ
リアミド、ポリブチレンテレフタレート、ポリフェニレ
ンエーテル、などであり全ての熱可塑性プラスチックに
適用できる。
金属繊維としては切削法、切断法、溶融引抜法など製法
によらず使用可能であｐｌその断面積は２ Ｘ ＩＦ５
−以下ではプラスチックへ混線分散させる場合に切断、
破壊を生じて導電性が得られない。
によらず使用可能であｐｌその断面積は２ Ｘ ＩＦ５
−以下ではプラスチックへ混線分散させる場合に切断、
破壊を生じて導電性が得られない。
また、断面積が３Ｘ１０ｄよシ大きくても導電性が得ら
れ難く、成形品の表面外観も悪くなる。
れ難く、成形品の表面外観も悪くなる。
金属繊維の長さは１０叫以上では成形性が悪く又外観も
悪くなるので１０ｍ以下が好ましく、特に２〜４震が好
ましい。
悪くなるので１０ｍ以下が好ましく、特に２〜４震が好
ましい。
金属繊維の充填量は、体積で５％以下では導電性が得ら
れず、３！５俤を越えると、物性劣化が大きく、流動性
も大幅に低下する。
れず、３！５俤を越えると、物性劣化が大きく、流動性
も大幅に低下する。
本発明において金属繊維の表面処理剤として配合される
チタネート系カップリング剤としては、インプロピルト
リイソステアロイルチタネート、インゾロビルトリオク
タノイルチタネート、イングロビルジイソステアロイル
クミルフェニルテタネート、イソプロビルジステアロイ
ルメタクリルチタネート、インゾロビルトリ（ジオクチ
ルパイロホスフェート）チタネート、などのモノアルコ
キシタイプやテトライソノロビルノ（シラｆｙ ＩＪ
ルホス７アイト）チタネート、イソステアロイルオキシ
アセテート、インステアロイルアクリルオキシアセテー
ト、ジステアロイルエチレンチタネート、ジメタクリル
エチレンチタネートなどに代表される金属とプラスチッ
クの密着性の向上に有効なもの全てが含まれる。
チタネート系カップリング剤としては、インプロピルト
リイソステアロイルチタネート、インゾロビルトリオク
タノイルチタネート、イングロビルジイソステアロイル
クミルフェニルテタネート、イソプロビルジステアロイ
ルメタクリルチタネート、インゾロビルトリ（ジオクチ
ルパイロホスフェート）チタネート、などのモノアルコ
キシタイプやテトライソノロビルノ（シラｆｙ ＩＪ
ルホス７アイト）チタネート、イソステアロイルオキシ
アセテート、インステアロイルアクリルオキシアセテー
ト、ジステアロイルエチレンチタネート、ジメタクリル
エチレンチタネートなどに代表される金属とプラスチッ
クの密着性の向上に有効なもの全てが含まれる。
本発明による導電性プラスチック組成物は、通常のプラ
スチック成形機で容易に成形でき、発熱の大きいコンピ
ューターなどの電子機器や電気製品のハウジングや容器
として長期間安定した導電性が得られるため電磁波シー
ルド静電気除去の目的で使用が可能である。
スチック成形機で容易に成形でき、発熱の大きいコンピ
ューターなどの電子機器や電気製品のハウジングや容器
として長期間安定した導電性が得られるため電磁波シー
ルド静電気除去の目的で使用が可能である。
以下実施例にて説明する。
実施例１
チタネートカップリング剤
ＫＥＮＲＩＯＨＰｌｌｉＴＲＯＯＨＥｔＭ工○ＡＬＳ、
■Ｎｏ、製Ｒ−ＴＴＳ アルミ繊維の帆５ｗｔ％ 上記３種類の配合処方を４０′Ｘφ押出機で混線しベレ
ットを作製し、８オンス射出成形機で３％厚１５ｍ角の
板状に成形した。アルミ繊維はあらがじめチタネートカ
ップリング剤で表面処理をしで用いた。処理はヘンシェ
ルミキサーを用いて実施した。
■Ｎｏ、製Ｒ−ＴＴＳ アルミ繊維の帆５ｗｔ％ 上記３種類の配合処方を４０′Ｘφ押出機で混線しベレ
ットを作製し、８オンス射出成形機で３％厚１５ｍ角の
板状に成形した。アルミ繊維はあらがじめチタネートカ
ップリング剤で表面処理をしで用いた。処理はヘンシェ
ルミキサーを用いて実施した。
実施例２
く配合〉
ポリゾロピレン ５ｏｖｏｚチ
アルミ繊維 断面積 ３Ｘ１０−３ｍ７長さ３削 ２０
ｖａｔ％ チタネートカップリング剤 ＫＥＮＲＩＯＨＰＥＴＲ０ＯＨＥＭＩＯＡＬＳ、ＩＮＯ
製Ｒ−ＴＴＳ アルミ繊維の帆５ｗｔチ 以上の配合を実施例１と同じ方法にてペレット化成形し
た。
ｖａｔ％ チタネートカップリング剤 ＫＥＮＲＩＯＨＰＥＴＲ０ＯＨＥＭＩＯＡＬＳ、ＩＮＯ
製Ｒ−ＴＴＳ アルミ繊維の帆５ｗｔチ 以上の配合を実施例１と同じ方法にてペレット化成形し
た。
実施例３
く配合〉
ｆ形、ｆ２１Ｊフェニレンエーテル ５ｏｖｏｔ％アル
ミ繊維 断面積 ６Ｘ１０”ｍｊ 長さ３ ｔｘｍ ２０ ｖｏｔ％ チタネートカップリング剤 ＫＦｉＮＲ工ＯＨＰＦｉＴＲＯＯＨＷＭ工０ＡＬＳ 、
■ＮＯ製ＫＲ＠３８Ｂ アルミ繊維の帆５ｗｔチ 以上の配合を実施例１と同じ方法にてペレット化成形し
た。
ミ繊維 断面積 ６Ｘ１０”ｍｊ 長さ３ ｔｘｍ ２０ ｖｏｔ％ チタネートカップリング剤 ＫＦｉＮＲ工ＯＨＰＦｉＴＲＯＯＨＷＭ工０ＡＬＳ 、
■ＮＯ製ＫＲ＠３８Ｂ アルミ繊維の帆５ｗｔチ 以上の配合を実施例１と同じ方法にてペレット化成形し
た。
実施例４
く配合〉
ＡＢＳ樹脂 ８０ＶＯｔ％
黄銅繊維 断面積 ３ Ｘｌ０−”Ｊ ２ｃｌｖｏｚチ
長さ３ｍ＋ チタネートカップリング剤 ＫＥＮＲ工Ｃ！ＨＰＥＴＲ０ＯＨＥｉＭ工０ＡＬＳ 、
ｌＮＯ製Ｒ−３８８ 黄銅繊維の０．１５ ｗｔ％ 以上の配合を実施例１と同じ方法にてペレット化、成形
した。
長さ３ｍ＋ チタネートカップリング剤 ＫＥＮＲ工Ｃ！ＨＰＥＴＲ０ＯＨＥｉＭ工０ＡＬＳ 、
ｌＮＯ製Ｒ−３８８ 黄銅繊維の０．１５ ｗｔ％ 以上の配合を実施例１と同じ方法にてペレット化、成形
した。
比較例１
配合
ＡＢＳ樹脂 ８０ＶＯｔ％
アルミ繊維 断面積 ３Ｘ１０１ｕ１
長さ３ ｒｒａｎ ２０７０４％
以上の配合を実施例１と同じ方法にてペレット化成形し
た。
た。
比較例２
配合
ＡＢＳ樹脂 ８０ＶＯｔ％
アルミ繊維 断面Ｍ ３ Ｘｌ０−”ＭＡ２０ｖｏｚｌ
長さ３ｍ シラン系カップリング剤 日本ユニカー−製Ａ１８７ アルミ繊維の０，５ｗｔ％ 以上の配合を実施例１と同じ方法にてペレット化成形し
た。
長さ３ｍ シラン系カップリング剤 日本ユニカー−製Ａ１８７ アルミ繊維の０，５ｗｔ％ 以上の配合を実施例１と同じ方法にてペレット化成形し
た。
比較例３
配合
ポリプロピレン Ｂ□ｖｏｚ％
アルミ繊維 断面積 ３ Ｘ１Ｏ−ｓｄ ２０ ｖｏｚ
％長さ３煽 以上の配合を実施例１と同じ方法にてペレット化成形し
た。
％長さ３煽 以上の配合を実施例１と同じ方法にてペレット化成形し
た。
比較例４
配合
変性ポリフェニレンエーテル ８ｏｖＯ２％アルミ繊維
断面積 ５Ｘ１０）ｇ 長さ３闘 ２０ ｖａｔチ 以上の配合を実施例１と同じ方法にてペレット化成形し
た。
断面積 ５Ｘ１０）ｇ 長さ３闘 ２０ ｖａｔチ 以上の配合を実施例１と同じ方法にてペレット化成形し
た。
比較例５
配合
ＡＢＳ樹脂 ８０ｖＯｔ％
黄銅繊維 ２０ ｖｏｔチ
シラン系カップリング剤
日本ユニカー−製Ａ１８７
黄銅繊維の０．１５ｗｔ％
以上の配合を実施例１と同じ方法にてペレット化成形し
た。
た。
上記の実施例および比較例にて得られた成形品にりして
特性評価を行なった。
特性評価を行なった。
評価は常態とヒートサイクル処理後の体積抵抗率および
電磁波シールド効果を測定した。
電磁波シールド効果を測定した。
ヒートサイクル処理は
（ｉ） ８５℃ １時間
（ｉｉ） ２５℃ ５０チＲＨ１時間
（ｉｉｉ） −（至）℃ １時間
＋ＩＶ） ２５℃ ５０％ＲＨ１時間
を１０サイクル行なった。
電磁波シールド効果の測定は１００ ＭＨ２、５００Ｍ
Ｈ２，ｌ□ＱＱ ＭＨｚの３点の周波数で実施した。
Ｈ２，ｌ□ＱＱ ＭＨｚの３点の周波数で実施した。
結果は表−１に示したように本発明の組成物は各項目に
ついて明らかに良好な結果が得られている。
ついて明らかに良好な結果が得られている。
Claims (1)
- 熱可塑性プラスチックに、金属繊維に対して０．０５〜
２重量％のチタネート系カップリング剤で表面を処理さ
れた断面積２×ｌＯ〜３Ｘ１０ −１長さが１０−以下
の形状の金属繊維を１種又は２種以上体積で５〜３５％
配合してなることを特徴とする導電性プラスチック組成
物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16197483A JPS6053546A (ja) | 1983-09-05 | 1983-09-05 | 導電性プラスチック組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16197483A JPS6053546A (ja) | 1983-09-05 | 1983-09-05 | 導電性プラスチック組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6053546A true JPS6053546A (ja) | 1985-03-27 |
Family
ID=15745617
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16197483A Pending JPS6053546A (ja) | 1983-09-05 | 1983-09-05 | 導電性プラスチック組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6053546A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63225657A (ja) * | 1986-10-28 | 1988-09-20 | Calp Corp | 複合樹脂組成物 |
| JPS63268767A (ja) * | 1987-04-27 | 1988-11-07 | Aroo Ii M C Kk | 導電性樹脂組成物 |
| WO2019006859A1 (zh) * | 2017-07-05 | 2019-01-10 | 苏州翠南电子科技有限公司 | 一种抗冲击导电塑料材料 |
-
1983
- 1983-09-05 JP JP16197483A patent/JPS6053546A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63225657A (ja) * | 1986-10-28 | 1988-09-20 | Calp Corp | 複合樹脂組成物 |
| JPS63268767A (ja) * | 1987-04-27 | 1988-11-07 | Aroo Ii M C Kk | 導電性樹脂組成物 |
| WO2019006859A1 (zh) * | 2017-07-05 | 2019-01-10 | 苏州翠南电子科技有限公司 | 一种抗冲击导电塑料材料 |
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