JPS6053545A - 透明樹脂製部品の表面処理方法 - Google Patents
透明樹脂製部品の表面処理方法Info
- Publication number
- JPS6053545A JPS6053545A JP16166683A JP16166683A JPS6053545A JP S6053545 A JPS6053545 A JP S6053545A JP 16166683 A JP16166683 A JP 16166683A JP 16166683 A JP16166683 A JP 16166683A JP S6053545 A JPS6053545 A JP S6053545A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- transparent resin
- sputtering
- carbon material
- sputtering target
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Physical Vapour Deposition (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、樹脂窓ガラスのような透明性を尊重される樹
脂製部品の表面処理方法に関するものであり、詳しくは
炭素材料をスパッタターゲットとして、樹脂製部品の表
面に透明な保饅膜を構成することを％徴とする表面処理
方法に関するものである。
脂製部品の表面処理方法に関するものであり、詳しくは
炭素材料をスパッタターゲットとして、樹脂製部品の表
面に透明な保饅膜を構成することを％徴とする表面処理
方法に関するものである。
自動車用窓ガラスをプラスチックに変えると、ガラスに
くらべて３０％の重ｔｈＩｔ＠減と、割れにくさによる
安全性の向上が図れる。この分野に使用するグラスチッ
クには、透明性・高強度・表面の傷付きＫくさが要求さ
れ、ポリカーボネイト樹脂やアクリル樹脂が実用化検討
されている。
くらべて３０％の重ｔｈＩｔ＠減と、割れにくさによる
安全性の向上が図れる。この分野に使用するグラスチッ
クには、透明性・高強度・表面の傷付きＫくさが要求さ
れ、ポリカーボネイト樹脂やアクリル樹脂が実用化検討
されている。
これらのプラスチックは一般のガラスにくらべて、耐磨
耗性・傷付きにくさの点でおとるという欠点を持ってい
る。これはプラスチックの柔らかさに起因しており、プ
ラスチックの表面硬度が低いためである。
耗性・傷付きにくさの点でおとるという欠点を持ってい
る。これはプラスチックの柔らかさに起因しており、プ
ラスチックの表面硬度が低いためである。
そこで、プラスチックの持つ利点（強靭性、軽蓋性、容
易加工性、透明性）を生かし、グラスチックを表面処理
することが線層となっている。現在一般に知られている
プラスチックの表面処理技術は表１の通りである。
易加工性、透明性）を生かし、グラスチックを表面処理
することが線層となっている。現在一般に知られている
プラスチックの表面処理技術は表１の通りである。
表１ グラスチックの表面処理
本発明者らは上記の如き現在知られているグラスチック
の表面処理技術の欠点を改良し、十分満足しうる耐磨耗
性等の物性を有する透明樹脂製部品を得るべく鋭意研究
の結果本発明に到達した。
の表面処理技術の欠点を改良し、十分満足しうる耐磨耗
性等の物性を有する透明樹脂製部品を得るべく鋭意研究
の結果本発明に到達した。
即ち、不発ＢＪＪは透ｆＪＪＩ樹脂製部品の表面に、炭
素材料をスパッタターゲットとして形成せしめたスパッ
タ膜を設けることを特徴とするもので。
素材料をスパッタターゲットとして形成せしめたスパッ
タ膜を設けることを特徴とするもので。
従来使用されているシリコーン樹脂のハードコーティン
グに比べて、耐磨耗性に優れている。
グに比べて、耐磨耗性に優れている。
本発明に使用する透明樹脂としてはポリカーボネート樹
脂またはアクリル樹脂が好ましい。
脂またはアクリル樹脂が好ましい。
又％スパッタターゲットとしては炭素材料であれば使用
可能であり、ガラス状カーボン、グラファイト、カーボ
ンブラック等が好ましい。
可能であり、ガラス状カーボン、グラファイト、カーボ
ンブラック等が好ましい。
本発明において、透明樹脂製部品の表面にスパッタ族を
設げる方法としては以下に示す方法が挙げられる。
設げる方法としては以下に示す方法が挙げられる。
スパッタ装置内に、スパッタターゲットとしてガラス状
カーボン停の炭素材料を装着する。
カーボン停の炭素材料を装着する。
この場合に、むらなくスパッタを仕上げるため、スパッ
タターゲットの表面を鏡面Ｈ磨（中心線表面荒さで０．
５ミク目ン以下に仕上げておく）Ｌ”（おく。このスパ
ッタターゲットを陰極側とする。
タターゲットの表面を鏡面Ｈ磨（中心線表面荒さで０．
５ミク目ン以下に仕上げておく）Ｌ”（おく。このスパ
ッタターゲットを陰極側とする。
基板としてポリカーボネート樹脂等の透明樹脂製の基板
を装着する。この樹脂基板には、平？Ｉ＃性又はスパッ
タ層との接着性を向上させるため１次の（υ〜（３）に
示す前処理を施しておく。
を装着する。この樹脂基板には、平？Ｉ＃性又はスパッ
タ層との接着性を向上させるため１次の（υ〜（３）に
示す前処理を施しておく。
（１７樹脂基板の表面にアクリル系・ウレタン系樹脂の
ベースコートを行プ。
ベースコートを行プ。
（２）樹脂基板の表面を２〜１０秒程度、逆スパッタ処
理を施す。
理を施す。
（３） Ｓ ｉ Ｏ２をスパッタする。（炭素材料のス
パッタのまえに） 前処理を施した樹脂基板を陽極側に装着し、表面仕上げ
した炭素材料を陰極側に装着したのち、高真空にして、
１０”” 〜１０ ＴｏｒｒのＡｒガスを導入する。
パッタのまえに） 前処理を施した樹脂基板を陽極側に装着し、表面仕上げ
した炭素材料を陰極側に装着したのち、高真空にして、
１０”” 〜１０ ＴｏｒｒのＡｒガスを導入する。
ターゲットと基板との間に１〜４ ｋｌ／ の電圧を印
加してプラズマを作る。この操作により、炭素材料が基
板上にスパッタされる。スパッタ膜の厚みは、プラズマ
発生の時間によりコントロールする。この時間は、１０
〜１２０分間である。
加してプラズマを作る。この操作により、炭素材料が基
板上にスパッタされる。スパッタ膜の厚みは、プラズマ
発生の時間によりコントロールする。この時間は、１０
〜１２０分間である。
以上の操作により、透明な樹脂基板のうえに。
透明なスパッタ層が形成される。
以下、実施例により本発明を更に詳しく説明する。
実施例１
ポリカーボネートを基板とし、ガラス状カーボンをスパ
ッタターゲットとして０．５ミク目ン厚さにスパッタし
た樹脂窓ガラスと、ポリカーボネートにシリコーンノ１
−トコーティングレジン（多官能シリコーンレジンを主
成分とした溶液）を塗布し加熱養生した樹脂窓ガラスの
耐磨耗性能を以下に示すＡ、Ｈの方法により比較した。
ッタターゲットとして０．５ミク目ン厚さにスパッタし
た樹脂窓ガラスと、ポリカーボネートにシリコーンノ１
−トコーティングレジン（多官能シリコーンレジンを主
成分とした溶液）を塗布し加熱養生した樹脂窓ガラスの
耐磨耗性能を以下に示すＡ、Ｈの方法により比較した。
Ａ）テーパー磨耗試験
テーパー磨耗試験で通常のガラスと、ポリカーボネート
にシリコーン／Ｓ−トコ−ティングレジンを塗布した樹
脂板と、ポリカーボネートにガラス状カーボンをスノ（
ツタターゲツトとして０．５ミクロンの保護膜を形成さ
せた樹脂板を比較した。
にシリコーン／Ｓ−トコ−ティングレジンを塗布した樹
脂板と、ポリカーボネートにガラス状カーボンをスノ（
ツタターゲツトとして０．５ミクロンの保護膜を形成さ
せた樹脂板を比較した。
試験条件は、磨粍輪ａｓ−１ｏで荷重は５００ 、Ｆ、
ＡＳＴＭ Ｄ −１０４４−７５に準じている。
ＡＳＴＭ Ｄ −１０４４−７５に準じている。
結果を表２に示す。尚、表中の単位はへ一ズΔＨ％であ
る。
る。
表 ２
Ｂ）落砂磨粍試貌
試験条件は砂４８０８ｉ０を使用し、落下速度は２００
１７ ｍｉｎである。ＡＳＴＭ Ｄ−６７５−７０に準
じている。くもり度（ヘーズ）の測定は、ＡＳＴＭ Ｄ
１００５−６１に準じている。
１７ ｍｉｎである。ＡＳＴＭ Ｄ−６７５−７０に準
じている。くもり度（ヘーズ）の測定は、ＡＳＴＭ Ｄ
１００５−６１に準じている。
結果を表３に示す。表中の単位はヘーズΔＨ％である。
表 ３
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 透明樹脂製部品の表面に％炭素材料をスパッタター
ゲットとして形成せしめたスパッタ膜を設けることを特
徴とする、透明樹脂製部品の表面処理方法。 ２ 透明樹脂がポリカーボネート樹脂またはアクリル樹
脂である特許請求の範囲第１項記載の表面処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16166683A JPS6053545A (ja) | 1983-09-02 | 1983-09-02 | 透明樹脂製部品の表面処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16166683A JPS6053545A (ja) | 1983-09-02 | 1983-09-02 | 透明樹脂製部品の表面処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6053545A true JPS6053545A (ja) | 1985-03-27 |
Family
ID=15739522
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16166683A Pending JPS6053545A (ja) | 1983-09-02 | 1983-09-02 | 透明樹脂製部品の表面処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6053545A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60217148A (ja) * | 1984-04-02 | 1985-10-30 | アメリカン・サイアナミド・カンパニー | コーテイングされた製品 |
| WO2002010473A1 (fr) * | 2000-08-01 | 2002-02-07 | Sidel | Revetement barriere |
| JP2002127283A (ja) * | 2000-10-27 | 2002-05-08 | Lonseal Corp | 接着工法用緩衝防水シート |
| WO2002066700A1 (en) * | 2001-02-16 | 2002-08-29 | California Institute Of Technology | Dry etching and mirror deposition processes for silicone elastomer |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5761644A (en) * | 1980-10-02 | 1982-04-14 | Seiko Epson Corp | Cover glass having diamond coating layer and its preparation |
-
1983
- 1983-09-02 JP JP16166683A patent/JPS6053545A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5761644A (en) * | 1980-10-02 | 1982-04-14 | Seiko Epson Corp | Cover glass having diamond coating layer and its preparation |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPS60217148A (ja) * | 1984-04-02 | 1985-10-30 | アメリカン・サイアナミド・カンパニー | コーテイングされた製品 |
| JPH0534142B2 (ja) * | 1984-04-02 | 1993-05-21 | American Cyanamid Co | |
| WO2002010473A1 (fr) * | 2000-08-01 | 2002-02-07 | Sidel | Revetement barriere |
| FR2812666A1 (fr) * | 2000-08-01 | 2002-02-08 | Sidel Sa | Revetement barriere comportant une couche protectrice, procede d'obtention d'un tel revetement et recipient muni d'un tel revetement |
| JP2002127283A (ja) * | 2000-10-27 | 2002-05-08 | Lonseal Corp | 接着工法用緩衝防水シート |
| WO2002066700A1 (en) * | 2001-02-16 | 2002-08-29 | California Institute Of Technology | Dry etching and mirror deposition processes for silicone elastomer |
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