JPS6053449A

JPS6053449A - 洗車機

Info

Publication number: JPS6053449A
Application number: JP16151383A
Authority: JP
Inventors: Mamoru Denda; 伝田　衛; Genichi Komiyama; 込山　源一; Satoshi Shiroyama; 城山　敏; Shoichi Takeda; 竹田　唱一; Kazuyoshi Kurasaki; 倉崎　一由; Kazuo Shiromoto; 和男城本; Hideto Koshi; 越　英人; Koichi Murayama; 村山　光一; Kazuharu Aoyanagi; 青柳　一春
Original assignee: M K SEIKOU KK; Maruyama Kogyo Co Ltd
Current assignee: M K SEIKOU KK; Maruyama Kogyo Co Ltd
Priority date: 1983-09-01
Filing date: 1983-09-01
Publication date: 1985-03-27
Also published as: JPH0229546B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は、自走する凹型フレーム内に洗浄ブラシを配
し、適宜シーケンスに従って車体を自動洗浄するタイプ
の洗車機の改良に関する。

一般に、この種の洗車機では、モーター・電磁弁と云っ
た多数の出力機器を有するため、故障時の異常箇所の発
見もしくは修理後の確認等の際には、各出力部を個別に
駆動して個々の動作を確認するのが有効であるが、これ
までの洗車機では、こうした個々の出力機器を駆動する
ためには、配電部における手動での通電操作を行う以外
に方法がなく、作業者のかなりの熟練がめられるばかり
か、誤操作による故障の併発等の恐れがあった。

この発明は、こうした問題点に対処して成されたもので
、水系・駆動系および空圧系と云った各出力系ごと、も
しくは各出力機器ごとに、個別に作動して異常箇所の発
見や修理後の動作確認等の自己診断ができるよう構成し
たものである。

以下、図に示す実施例を基に詳説する。第１図は本発明
に基づ〈実施例の正面外観図で、■は門型に形成された
洗車機本体であり、一対のレール２・２′上を自走して
往復動し、該レール２・２′の間に配される車を洗浄す
るよう構成されている。３・′３′は本体両側に配設さ
れる一対のサイドブラシで、洗浄する車の側面形状に従
って本体１の走行方向と直交する方向に移動する。４は
本体１の天部に指示されるトップブラシで、車の一形状
に従って」二下動を行う。５・５は本体両側下半部に設
けられる左右一対のロッカーブラシで、主に車のタイヤ
及び車体側面下半部の洗浄を行う。６は本体天部に支持
される乾燥用プロワノズルで、車体に空気を吹き付けて
車体の水滴を飛散させ乾燥する。７は本体前面に備えら
れる操作パネルであり、詳細は後述する。

第２図は本実施例の給水系路を示す説明図である。８は
本体１背面に配置される貯水槽で、水道口９より給水を
受け常時一定水位の貯水を行うと共に、給水ポンプを備
え給水ホース１０を介して本体１へ水を圧送する。１１
は該貯水槽８と本体１との間に配される給水スタンドで
、本体１の走行に伴って傾動し、前記給水ホース１０を
はじめコンプレッサー１３よりの空圧ホース１４等をガ
イドしている。１５・１６・１７・１８・１９は給水ホ
ースからそれぞれ電磁弁２０・２１・３２２・２３・２
４を介して給水を受け水又は洗剤・ワックスの溶液を散
布するノズル管で、その管の途中にはそれぞれ複数のノ
ズルが備えられている。２５・２６・２７はノズル管１
５・１７・１８に給液ホース２８・２９・３０を介して
連通ずる液剤タンクで、２５・２６にはワックス液、２
７には洗剤をそれぞれ貯えている。３１・３２・３３は
給液ホース２８・２９・３０に設けられる電磁弁で、そ
れぞれ連通するノズル管１５・１７・１８の給水側の電
磁弁２０・２２・２３と連動して開閉し、給水圧により
各タンク２５・２６・２７内の液剤を吸揚げ、給水内に
混合して各ノズル管より散布する。従って、ノズル管１
５・１６・１７・１８・１９はそれぞれその散布液がワ
ックス液・水・ワックス液・洗剤溶液・水と成るよう順
次前側から配されており、洗車作業のシーケンスに従っ
て対応する電磁弁を個々に開閉して各液剤を散布する。

第３図はこの実施例の主に各ブラシ等の機構を示す説明
図で・ある。サイドブラシ３・３は、ブラシレール３４
」二を走行するブラシアーム３５・３ｇに軸支され、同
じく該アームに支持されるモーター３６・３ｄにより駆
動され回転する。このブ時サイドブラシが開成する方向
に附勢され、エアシリンダー３８・３８を動力としてレ
ール３４上を走行し、サイドブラシを開閉している。ト
ップブラシ４は、一対のスイングアーム３９・３９に軸
支され、同じく該アームに支持されるモーター４０によ
り駆動され回転する。このスイングア一体１に支持され
ると共に、該軸端に設けられる駆動アーム４２を介して
エアシリンダー４３により回動され、トップブラシを昇
降している。ロッより軸支され、同じ（該アームに支持
されるモーター４５・４５により駆動され回転する。こ
のスイングアーム４４・４４は、それぞれエアシリンダ
ー４６により回動されロッカーブラシを開閉している。

プロワノズル６は、リンクアーム４７により支持され、
このリンクアームはエアシリンダー４８により昇降され
る。又４９はレール２・２上において本体１を搬送する
車輪で、モーター５゜により駆動される。

この実施例は以上のような構成を有するが、特に備えら
れる各出力機器について、貯水槽８のポンプ及び電磁弁
２０・２１・２２・２３・２４・３１・３２・３３を水
系、モーター３６・３６・４０・４５・４５・５０を駆
動系、エアシーリンダ−３８・３８・４３・４６・４８
を空圧系と分類し、この各出力系ごとに作動制御できる
ように構成されるもので、詳しくは後述する。

第４図は操作パネル７部の拡大説明図で、」一方にディ
スプレイ装置５１、その下方に人力ボード５２を配して
いる。ディスプレイ装置５１は、ここではＬＣＤ　（液
晶ディスプレイ）を使用しており、入力ボード５２に対
する入力に応じて対話形式で必要データや操作手順等を
表示し、使用者の希望に応じた洗車作業及び管理ができ
るよう案内する。以下入力ボード５２の各キーについて
説明する。５３は各ボタン毎に異なる洗車シーケンスが
設定された洗車コースの選択ボタンでワックス処理の有
無・洗車スピードの高低等、により区別され、顧客の好
みに応じて選択できる。５４は緊急時の手動回避や選択
ボタン５３による自動洗車ではカバーできない微調節等
を行うマニュアルボタンで、サイドブラシ３・３の開閉
、トップブラシ４の」二下、本体１の前進後退をそれぞ
れ手動で操作できる。５５は選択ボタン５３で選択設定
した洗車コースを開始するスタートボタン。５６は水抜
きボタンで、水管路内にコンプレッサーからの圧縮空気
を導入して強制排水すると共に各ブラシ３・３・４・５
・５を回転して水切りを行う。５７は電源投入を行うキ
ースイッチで、「管理」　「運転」の二つのモードがあ
り、管理モート゛ては主にディスプレイ５１を利用して
１１Ｊ１・方針等の集計及び始業点検・終業点検といっ
た洗車機の管理を行ない、運転モードでは本来の洗車作
業を行う。５８は会員カードの挿入口。５９はコインの
投入口である。このうち各ボタン５３・５４・５５・５
６にはそれぞれランプが内蔵されると共に、カード挿入
口５８とコイン投入口５９には補助ランプ６０・６」が
それぞれ備えられており、操作手順に従って操作される
べき部分のランプか点灯もしくは点滅するよう構成され
、この各ランプの点灯もしくは点滅する順番に操作すれ
ば操作方法を知らない顧客でも簡単にこの洗車機を運転
できるよう構成されている。６２はテンキー６３・リタ
ーンキー６４・カーソルキー６５をそれぞれ有する入力
キーセットで会員登録車のナンバーや金銭データ等の入
力及び前記管理モードにおけるディスプレイ表示に対す
る応答入力等を行う。

第５図はこの実施例の制御信号の授受を示すブロック図
で、６７はメインの制御ボード。６８は前記水系・駆動
系・空圧系と云った各出力機器６９への継電操作を１３
中して行うリレーボード。

７０はディスプレイ装置５１及び入力ボード５２との信
号授受を行うサブ制御ボードである。従って制御信号の
流れは、運転モードにおいて、まず入力ボード５２で希
望する洗車コースの選択入力が行われるとサブボード７
０を介してメインボード６７へ至り、メインボードから
はその入力に応じた出力信号がプログラムされたシーケ
ンスに従ってリレーボード６８に出力され、洗車機を駆
動する。また管理モート′においては、ディスプレイ装
置５１に表示される選択指示・データ入力指示に応じて
人力ボート゛からデータ入力又は選択入ノＪされると、
これを受けてサブボード７ｏでは内蔵するＲＡＭへの入
力データの書込み・ディスプレイ装置５１への表示出力
又はメインボード６７を介してのリレーボード６８への
作業出力を行い、各種管理を行っている。７１は各部に
配され洗浄する車の停車位置・ブラシの作動異常等を感
知するセンサーより成る入力機器で、この入力機器より
の感知信号が随時メインボード６７へ入力され、この入
力信号に応じてメインボード６７ではりレーボード６８
への出力信号へフィードバックしている。即ち、万一人
力機器７１からの信号が異常を示すものであることをメ
インボードて判断・検知すると、リレーボード６８へ非
常停止出力をすると共に、サブボード７ｏへ異常検知信
号を出力し、サブボードではその信号に応じた異常報知
データをディスプレイ装ｆｆ５２上へ出力する。

第６図は、実施例の特に本発明に係る自己診断機能に係
る部分を主とするフローチャート図である。以下、この
フローチャートに基づきその動作を説明する。

（１）キースイッチ５７により電源が投入されるとまず
該キースイッチが管理モードか洗車モードかいずれに設
定されているかを検知し、洗車モードであれば洗車ルー
チンを実行する。

（２）キースイッチにおいて管理モードに設定されてい
れば、選択画面Ａをディスプレイ装置５１に表示し、こ
の選択画面Ａの入力指示に従いテンキー６３において会
員登録を選択する入力があれば会員登録のルーチンを実
行する。

コノルーチンでは、会員契約をした車の車番・契約内容
等の入力を受けて制御ボードのＲＡＭへ書込みを行うも
ので、洗車時にカード挿入口５８において会員カードが
挿入されるとこの書込みデータか読み出される。

（表　１）（３）画面Ａに基づき、集計を選択する入力があれば集
計のルーチンを実行する。このルーチンでは、日計・方
針等の集計管理を行うもので、制御ボードにおいて随時
メモリされた金銭データ・会員カード受（；Ｊデータ等
の処理・読み出しを行う。

（４）画面Ａに基づき、点検を選択する入力があれば点
検のルーチンに入り、まず選択画面Ｂを表示する。この
画面Ｂの入力指示に従い、テンキー６３において始業点
検を選択する入力があれば始業点検のルーチンを実行す
る。このルーチンでは、毎日の始業時における必要な点
検項目を表示し、この項目に沿って点検確認作業を行う
。

（５）画面Ｂに基づき、終業点検を選択する入力があれ
ば終業点検のルーチンを実行する。このルーチンでは、
毎日の終業時における必要な点検項目を表示し、この項
目に沿って点検確認作業を行う。

（６）画面Ｂに基づき、自己診断を選択する入力があれ
ば自己診断のルーチンに入り、まず選択画面Ｃを表示す
る。この画面Ｃにおいて、水系診断を選択する入力があ
れば水系診断のルーチンを実行する。このルーチンでは
、選択画面りに示す次のような動作を選択して行える。

　パ１．水”では、電磁弁２１・２４を開きノズル管１
６・１９より散水を行う。゛２．洗剤″では、電磁弁残
・３３を開きノズル管１８より洗浄液を散布する。　３
ワツクス　では、電磁弁２０・２２・３１・３２を開き
ノズル管・１５・１７よりワックス液を散布する。　°
゛４．４．同時、各電磁弁１５・１６・１７・１８・１
９を開き全ノズル管より同時に散布を行う。″５ナイク
ル″　では、洗車作業時のシーケンスに従って各ノズル
管より順次散布を行い、水系の制御状態′をも併せて確
認できる。

（７）画面Ｃに基づき、駆動系診断を選択する入力があ
れば駆動系診断のルーチンへ入り、このルーチンでは選
択画面Ｅに示すような動作を選択的に行える。”ｌ、ロ
ッカー回転　ではモーター４５・４５を起動しロッカー
ブラシ５・回転させる。“”　３．１−−／プ回転′”
では、モーター４０を起動してトップブラシ４を回転さ
せる。

″４．走行　では、更に選択画面Ｇを表示し高速・低速
及び前進・後退の選択を受けた後、モーター５０を起動
して本体１の走行を行う。

゛５．サイクル　では、洗車作業時のシーケンスに従っ
て各ブラシの回転及び本体の走行を順次行い、駆動系シ
ーケンスの点検・確認ができる。

（８）画面Ｃに基づき、空圧系診断を選択する入力があ
れば空圧系診断のルーチンに入り、このルーチンでは選
択画面Ｆに示すような動作を選択的に行う。”ｌ、ロッ
カー開閉　では、エアシリンダー４６を作動しロッカー
ブラシ５アシリンダ−３８・３８′を作動しサイトブラ
シ３・３′を開閉する。”　３．　）ツブ昇降　では、
エアシリンダー４３を作動しトップブラシ４を昇降する
。パ４ノズル昇降　では、エアシリンダー４８を作動し
プロアノズル６を昇降する。

″５．サイクル″　では、洗車作業時のシーケンスに従
って各エアシリンダー３８・３ｇ・４０・４５・４５・
５６を作動し、各ブラシ及びノズルを順次開閉・昇降し
空圧系シーケンスの点検・確認が行える。従って人力ボ
ード５２においてディスプレイ装置に表示される選択画
面に従って入力操作するだけで、各出力機器をそれぞれ
個別に作動できる。尚、フローチャート中（イ）・（ロ
）・（ハ）に示すように、選択操作中にキースイッチ５
７において運転モードに切り換えられるのを常時検知し
、随時選択画面表示を中止し洗車ルーチンへ移行できる
よう洗車優先に構成されている。またリターンキー６４
を押せば、（ロ）・（ハ）に示すように一段階前の選択
モードに復帰でき、選択操作の訂正等に便宜を計ってい
る。

この発明は以上のように構成されるもので、ディスプレ
イ装置に基づき入力ボードで入力操作すれば、各出力機
器ごとに個別に作動できるため、複雑な配電部等を操作
する手間が不要となり、さほど熟練していない作業者で
も簡単に異常箇所の発見や修理後の動作確認等の自己診
断ができる。また、配電部・機構部を特に操作する必要
がないため、誤操作による故障・事故の併発の恐れがな
く、しかも、前面の操作パネルにおける入力操作だけで
上記診断ができ、特に配電部に対し、従来のようにメン
テナンスを予想して容易に露出できるような構成とする
必要がないため、耐水・漏電対策等の保守構造に重点を
置いた設計が可能で、安全性の高い洗車機が得られる。

【図面の簡単な説明】第１図は本発明実施例の正面外観図。第２図は実施例の給水系路を示す説明図。第３図は実施例の機構を示す説明図。第４図は実施例の操作パネル部を示す拡大説明図。第５図は実施例の制御信号の授受を示すブロック図。第６図は実施例・の要部動作を示すフローチャート図。第１図第２図第３図手続補正歯（方式）昭和５９年３月１日特許庁長官　若　杉　和　夫　殿　−ホシ１、本件の表
示昭和５８年特許願第１６１５１３号２、発明の名称洗　車　機３、補正をする者本件との関係　特詐出願人住所　長野県更埴市大字雨宮１８２５番地名称丸山工業
株式会社昭和５９年１月３１日（発送日）５、補正の対象明細書の浄書（４号相当の印字にて記載し直し、内容に変更なし、）
６、補正の内容

Claims

【特許請求の範囲】

必要データおよび人力指示等を表示するディスプレイ装
置と、該ディスプレイ装置における入力指示に従い選択
入力を行う入力ボードとを備え、この入力ボードにおけ
る選択入力に応じて水系・駆動系および空圧系と云った
各出力系ごと、もしくは各出力機器ごとに、個別に作動
できることを特徴とする洗車機。