JPS6053271A - 動力伝達装置 - Google Patents

動力伝達装置

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Publication number
JPS6053271A
JPS6053271A JP15993783A JP15993783A JPS6053271A JP S6053271 A JPS6053271 A JP S6053271A JP 15993783 A JP15993783 A JP 15993783A JP 15993783 A JP15993783 A JP 15993783A JP S6053271 A JPS6053271 A JP S6053271A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wheel
gear
driven
planetary
sun
Prior art date
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Pending
Application number
JP15993783A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Morita
森田 義之
Ichita Sogabe
曽我部 一太
Hiroshi Nakamura
博 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP15993783A priority Critical patent/JPS6053271A/ja
Publication of JPS6053271A publication Critical patent/JPS6053271A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は駆動軸の正逆両方向回転をいずれも従動側に伝
達することができるが、従動側からの回転は駆動軸に伝
達不可能とした動力伝達装置に関する。
たとえば車輌分野においては、ドアロヅク操作装置9窓
の開閉装置などにモータによる作動機構が採用される場
合がある。モータによって上記ドア口qりや窓の開閉を
行う場合には、モータの正および逆回転によりそれぞれ
ドアロリクの施錠および解錠あるいはドアの開および閉
を行わしめることになる。
一方、この種のPアロヴクや窓の開閉は、乗員の手動操
作でも操作できることが望すれ、したがって上記モータ
による駆動とは関わりなく手動による操作力が伝達可能
にならなければならない。この場合、手動操作力がモー
タによる動力伝達系に拘束されると手動操作が不能であ
るため、手動操作の際にはモータによる動力伝達系は解
放される必要がある。
すなわち、モータ側からの正逆両方向の回転はいずれも
Pアロ、り装置や窓の開閉装置に伝達可能であり、また
手動操作による上記ドアロック装置や窓の開閉装置の操
作力は上記モータに伝達されないように工夫する必要が
ある。
本発明はこのような事情にもとづきなされたもので、駆
動軸の正逆両方向の回転をいずれも従動側に伝達可能で
あるが従動側からの回転は駆動軸に伝達不可能とした動
力伝達装置を、簡単な構造によって提供することを目的
とする。
すなわち本発明は、正逆両方向に回転する駆動軸に、太
陽転輪を一体的に回転するように設けるとともにこの駆
動軸を中心として旋回自在な旋回体を設け、この旋回体
には上記太陽転輪と常に転接する遊星転輪を回転自在に
取着し、また上記旋回体により遊星転輪が所定旋回位置
に移動された場合にこの遊星転輪が転接して駆動軸の回
転を伝える従動転輪を配し、かつ上記旋回体と遊星転輪
との間またはこの旋回体と太陽転輪との間には、遊星転
輪が上記従動転輪に転接している場合に旋回体に対する
遊星転輪の自転は許容するが遊星転輪が従動転輪から離
れている場合にはこの遊星転輪を旋回体と一体的に旋回
させるように拘束する拘束手段を備えたことを特徴とす
る。
以下本発明の一実施例を図面にもとづき説明する。
図において1は駆動軸であり、正逆転モータ(図示しな
い)により回転される。駆動軸Iには本発明の太陽転輪
に該当するサンギア2が一体的に回転するように取着さ
れている。また上記駆動軸1には本発明の旋回体に相当
するレバー3,3が取着されており、これらレバー3,
3は駆動軸1に対してこの駆動軸1を中心として旋回自
在に設けられている。具体的には各レバー3に開設した
孔4が駆動軸Iに対して回転自在に嵌合している。
レバー3.3の先端にはこれらレバー3,3間に亘りて
支軸5が架は渡されており、この支軸5は絞めなどの手
段でレバー3,3に止着されている。支軸5には本発明
の遊星転輪に該当するグラネタリギγ6が回転自在に取
り付けられており、このプラネタリギア6は前記サンギ
ア2に常時噛み合っている。
プラネタリギア6の側面と各レバー3.3の間には本発
明の拘束手段に相当するウェーブワッシャ7.7が介在
されており、プラネタリギア6はこれらウェーブワッシ
ャ7.7に押されて摩擦力を付与されている。このため
プラネタリギア6は上記摩擦力に打ち勝つ力で駆動され
た場合だけ、ウェーブワッシャ7.7に対して摺べるの
で自転可能となっている。
8は従動転輪に相当する従動ギアであり、従動軸9と一
体的に回転する。従動ギア8は前述5− のサンギア2と噛み合わないように離間されているが、
従動ギアの外周面の一部はレバー3,3の旋回半径内に
位置されており、レバー3,3力旋回された場合にはプ
ラネタリギア6が接離可能に噛み合うようになっている
次に上述のごとき構成に係る実施例の作用について説明
する。
第1図において図示しないモータにより駆動軸Iおよび
サンギア2が矢印A方向に回転される場合、サンギア2
の回転はプラネタリギア6を矢印B方向へ回転させよう
とする。しかしながら第1図のごとき自由状態にあって
は、プラネタリギア6がウェーブワッシャ7,7によっ
てレバー3.3との間に摩擦力を付与されているのでプ
ラネタリギア6は自転せず、レバー3,3が駆動軸Iを
中心として矢印C方向へ旋回し、よってプラネタリギア
6はサンギア20回りを公転される。
レバー3,3の旋回によりプラネタリギア6は第3図に
示すように従動ギア8に当接し、この6一 従動ギア8と噛み合う。プラネタリギア6が従動ギア8
に当接するとレバー3,3はこれ以上の旋回ができず、
しかもプラネタリギア6は常にサンギア2に噛み合って
いるので、結局プラネタリギア6はサンギア2からの回
転力を受けてウェーブワッシャ7.7の摩擦力に打ち勝
って自転する。したがってサンギア2の矢印A方向の回
転は、プラネタリギア6の矢印B方向の回転を経て従動
ギア8の矢印り方向の回転として伝達される。この九め
従動軸9が矢印り方向へ回転される。
なおこの際、レバー3.3にはプラネタリギア6からウ
ェーブワッシャ717の摩擦力により矢印C方向へ旋回
される力が作用しており、よってプラネタリギア6は常
に従動ギア8に押し付けられるとともに、噛み合い状態
においては。
第5図に示すように、サンギア2からプラネタリギア6
に対して矢印F1の反力が作用し、かつ従動ギア8から
プラネタリギア6に対して矢印F2の反力が作用する。
これら反力の合力はFとしてプラネタリギア6に作用し
、この合力Fの水平分力Foによりグラネタリギγ6は
従動ギア8に押しつけられる。したがってこのような噛
み合い時には、プラネタリギア6が従動ギア8から外れ
ることはない。
また第3図のごとき係合状態で、従動ギア8側から矢印
り方向とは逆方向の駆動力が与えられた場合、との従動
ギア8はプラネタリギア6を矢印B方向とは逆方向へ回
転させようとする。
しかしながらプラネタリギア6はレバー3,3に対して
ウェーブワッシャ7.7を介して摩擦力が与えられてい
るのでプラネタリギア6は自転せずにレバー3,3が矢
印C方向とは逆方向へ旋回される。このためプラネタリ
ギア6は従動ギア8から外れ、従動ギア8側からの駆動
力はサンギア2に伝達されない。
駆動軸1およびサンギア2がモータによって第1図の矢
印A方向とは逆方向(矢印A′で示す)に回転される場
合にはレバー3,3が矢印C′方向へ旋回されるため、
プラネタリギア6は第4図に宗すように従動ギア8に当
接する。したがってサンギア2の矢印A′方向の回転は
プラネタリギア6の矢印B′方向の回転を経て従動ギア
8に矢印D′方向の回転として伝えられる。
また第4図の状態で従動ギア8側に矢印D′方向とは逆
方向の駆動力が加えられると、レバー3.3が矢印C′
方向とは逆向きに旋回されるから、プラネタリギア6は
従動ギア8から離れ、よって従動ギア8側からの駆動力
はサンギア2に伝えられない。
したがって本実施例によれば、モータ等によってサンギ
ア2が正および逆転のいずれの方向に駆動されても、こ
のサンギア2の回転を従動ギア8に正および逆転方向の
回転としてそれぞれ伝達することができ、また従動ギア
8側から駆動力は、プラネタリギア6が従動ギア8から
自動的に離されることによりサンギア2に伝えられない
なお上記実施例では、サンギア2.プラネタリギア6お
よび従動ギア8によって構成したが。
9− これら各ギアに代って摩擦車を用いても同様の作用を奏
するものであり、よって本発明はこれらギアおよび摩擦
車を総称して転輪と称する。
また、上記実施例では拘束手段としてウェーブワッシャ
7.7ヲ使用したが、ウェーブワッシャに代ってコイル
スプリングを使用してもよく。
あるいはプラネタリギア6と支軸5との間に粘度の高い
グリース等を塗布することによって摩擦力を発生させる
ようにしてもよく、またはレバー3,3に弾性挾持力を
もたせてプラネタリギア6に摩擦力を与えてもよい。
さらにまた上記実施例ではウェーブワッシャ7.7から
なる拘束手段を旋回レバー3.3とプラネタリギア6と
の間に設けたが、本発明はこれに限らず、旋回レバー3
,3とサンギア2との間に拘束手段を設けても同様の作
用を奏する。
以上述べた通り本発明によれば、駆動軸および太陽転輪
に正および逆方向の回転駆動力が付与された場合に、拘
束手段が遊星転輪の自転を阻止して旋回体を旋回せしめ
、これにより遊星10− 転輪を従動転輪に当接させて、」二記太陽転輪の回転を
従動転輪に伝達する。したがってこのものは太陽転輪の
正および逆転のいずれでも従動転輪にそれぞれ伝えるこ
とができる。
一方従動転輪側から駆動力が付与されると、上記拘束手
段の作用により旋回体が旋回されて遊星転輪が従動転輪
から離されるため、従動転輪側から太陽転輪側に向かう
駆動力は伝達されない・ しかもこのものは、太陽転輪、遊星転輪、旋回体、従動
転輪および拘束手段だけで上記作用を奏し得るから、構
成が簡単である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は側面図、第2
図はl@1図中■−■線に沿う断面図、第3図および第
4図はそれぞれ異なる作動状態を示す側面図、第5図は
作用力の関係を示す説明図である。 1・・・駆動軸、2・・・サンギア(太陽転輪)、3・
・・レバー(旋回体)、6・・・グラネタリギア(遊星
転輪)、7・・・ウェーブワッシャ(拘束手段)、8・
・・従動ギア(従動転輪)。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 音節1図 第4図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)正逆両方向に回転する駆動軸により回転される太
    陽転輪と、上記回転駆動軸を中心として旋回自在な旋回
    体と、この旋回体に回転自在に取り付けられて上記太陽
    転輪に常時転接される遊星転輪と、上記旋回体の旋回に
    より遊星転輪が所定位置に旋回された場合にこの遊星転
    輪が当接されて上記太陽転輪からの回転を伝えられる従
    動転輪と、上記旋回体と遊星転輪との間または上記旋回
    体と太陽転輪との間に設けられ上記遊星転輪が従動転輪
    と転接している場合に旋回体に対する遊星転輪の自転を
    許し、かつ遊星転輪が従動転輸から離れている場合には
    遊星転輪を旋回体と一体的に旋回させるように拘束する
    拘束手段とを具備したことを特徴とする動力伝達装置。
  2. (2)上記太陽転輪、遊星転輪および従動転輪は全て歯
    車により形成されていることを特徴とする特許請求の範
    囲第(1)項記載の動力伝達装置。
  3. (3)上記太陽転輪、遊星転輪および従動転輪は全て摩
    擦車により形成されていることを特徴とする特許請求の
    範囲第(1)項記載の動力伝達装置。
JP15993783A 1983-08-31 1983-08-31 動力伝達装置 Pending JPS6053271A (ja)

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JP15993783A JPS6053271A (ja) 1983-08-31 1983-08-31 動力伝達装置

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JPS6053271A true JPS6053271A (ja) 1985-03-26

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ID=15704411

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JP15993783A Pending JPS6053271A (ja) 1983-08-31 1983-08-31 動力伝達装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4964767A (ja) * 1972-09-01 1974-06-22

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4964767A (ja) * 1972-09-01 1974-06-22

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