JPS605313B2 - パチンコ機に於ける打球発射部の構造 - Google Patents
パチンコ機に於ける打球発射部の構造Info
- Publication number
- JPS605313B2 JPS605313B2 JP51139815A JP13981576A JPS605313B2 JP S605313 B2 JPS605313 B2 JP S605313B2 JP 51139815 A JP51139815 A JP 51139815A JP 13981576 A JP13981576 A JP 13981576A JP S605313 B2 JPS605313 B2 JP S605313B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ball
- mounting base
- pachinko machine
- rail
- firing rail
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明はパチンコ機のベニヤ板正面下部に装設された発
射レール基端の打球発射部の構造に関し、特に製作が容
易で量産に適した打玉の３点支持による新らしい発射部
構造を得ようとするものである。
射レール基端の打球発射部の構造に関し、特に製作が容
易で量産に適した打玉の３点支持による新らしい発射部
構造を得ようとするものである。
従来方法によれば第４図および第５図に示す如く発射レ
ールｌｂの転送面２ｂ基端の折曲部３ｂに長孔４ｂを穿
って打球発射部を形成し、打球１１Ｍま談長孔４ｂの下
縁側の左右対応点４ｂ′，４ｂ′のその下部両脇を、上
縁側の左右対応点４ｂ″，４ｂ″にその後部両脇を夫々
支持されて安定静止し、打球発射部の中心後方に位置す
る槌腕先端頭部８ｂの叩打による発出を待機することは
公知の通りである。
ールｌｂの転送面２ｂ基端の折曲部３ｂに長孔４ｂを穿
って打球発射部を形成し、打球１１Ｍま談長孔４ｂの下
縁側の左右対応点４ｂ′，４ｂ′のその下部両脇を、上
縁側の左右対応点４ｂ″，４ｂ″にその後部両脇を夫々
支持されて安定静止し、打球発射部の中心後方に位置す
る槌腕先端頭部８ｂの叩打による発出を待機することは
公知の通りである。
然して往々にして前記打球発射部の長孔４ｂの穿設形成
が歪んでなされたり、或は発射レールｌｂをパチンコ機
に装着した際転送面２ｂ中心線に対して打球発射部の直
角度がでていなかったりして、その結果上述の対応点４
ｂ′，４ｂ′及び４ｂ″，４ｂ″による打玉の４点支持
が正確に行はれずに左右いずれかに片寄った不安定な３
点支持になり変わって、待機中の打球１１ｂが安定静止
せずに動いたり、または打球１１ｂの位置が槌腕先端頭
部８ｂの中心からはずれたりした正確にして理想的な打
玉の発射が不可能となるようなことが屡々発生した。そ
してまた上述の打球発射部の歪みを矯正して正確な４点
支持を具現すると共に打球１ １ｂを槌腕先端頭部８ｂ
の中心線上に位置せしめることは相当の手間を伴うもの
で且つかなりの熟練を要することであった。また、発射
レールは所要の強度と良好な球の飛送を計るために、比
較的厚いステンレス鋼板等の金属材料で形成することが
必須不可欠とされている。
が歪んでなされたり、或は発射レールｌｂをパチンコ機
に装着した際転送面２ｂ中心線に対して打球発射部の直
角度がでていなかったりして、その結果上述の対応点４
ｂ′，４ｂ′及び４ｂ″，４ｂ″による打玉の４点支持
が正確に行はれずに左右いずれかに片寄った不安定な３
点支持になり変わって、待機中の打球１１ｂが安定静止
せずに動いたり、または打球１１ｂの位置が槌腕先端頭
部８ｂの中心からはずれたりした正確にして理想的な打
玉の発射が不可能となるようなことが屡々発生した。そ
してまた上述の打球発射部の歪みを矯正して正確な４点
支持を具現すると共に打球１ １ｂを槌腕先端頭部８ｂ
の中心線上に位置せしめることは相当の手間を伴うもの
で且つかなりの熟練を要することであった。また、発射
レールは所要の強度と良好な球の飛送を計るために、比
較的厚いステンレス鋼板等の金属材料で形成することが
必須不可欠とされている。
従って製作が容易でないばかりか高価なものとなる欠点
があった。本発明は上述の点にかんがみ、打玉を３点で
支持するようにして最も良好な発射条件を備えさせると
共に製作が容易で量産性に通した発射部構造を提供する
をその目的とするものであって、その特徴は、ベニヤ板
に密着固定する取付基体と、その取付基体にビスにて止
着するＶ状断面に形成した発射レールと、受止面部が発
射レール上に対し懐斜状に形成され、且つその下端が発
射レール上面から打玉の直径より僅かに短小な寸法を隔
てるように配置せしめた受片とを具備し、打玉の下部２
点を発射レール上面で支持し打玉の上部１点を受片の受
止面部で支持する構成とする。
があった。本発明は上述の点にかんがみ、打玉を３点で
支持するようにして最も良好な発射条件を備えさせると
共に製作が容易で量産性に通した発射部構造を提供する
をその目的とするものであって、その特徴は、ベニヤ板
に密着固定する取付基体と、その取付基体にビスにて止
着するＶ状断面に形成した発射レールと、受止面部が発
射レール上に対し懐斜状に形成され、且つその下端が発
射レール上面から打玉の直径より僅かに短小な寸法を隔
てるように配置せしめた受片とを具備し、打玉の下部２
点を発射レール上面で支持し打玉の上部１点を受片の受
止面部で支持する構成とする。
以下本発明を実施例図に塞いて説明すれば、第１図乃第
３図に於いて、１は合成樹脂等による発射しール取付基
体で上面をＶ状に形成すると共に同じＶ状断面に形成し
たステンレス鋼板等による発射レール２を該取付基体１
上面に戦層密着せしめ、発射レール２両側に適宜間隔を
隔て、垂下した取付片部３，３・・を前記取付基体１側
面に夫々止着すると共に取付基体１の一側面をベニヤ板
４正面の所定位置に密着固定させる。
３図に於いて、１は合成樹脂等による発射しール取付基
体で上面をＶ状に形成すると共に同じＶ状断面に形成し
たステンレス鋼板等による発射レール２を該取付基体１
上面に戦層密着せしめ、発射レール２両側に適宜間隔を
隔て、垂下した取付片部３，３・・を前記取付基体１側
面に夫々止着すると共に取付基体１の一側面をベニヤ板
４正面の所定位置に密着固定させる。
５は下側前面に受止面部６を傾斜状に備えた受片で、該
受片５の−側面を受片止着用ビス１１によりベニヤ板４
正面にて前記取付基体１基端の上方に密着固定すると共
に前記受止面部６を発射レール２上面の傾斜転送面７，
７から打球８の直径により僅かに短小な寸法を隔て）位
置せしめることにより構成する。
受片５の−側面を受片止着用ビス１１によりベニヤ板４
正面にて前記取付基体１基端の上方に密着固定すると共
に前記受止面部６を発射レール２上面の傾斜転送面７，
７から打球８の直径により僅かに短小な寸法を隔て）位
置せしめることにより構成する。
上述の構成に於いて、傾斜転送面７，７と受止面部６と
は打球発射部１２を形成するもので、打球８は該打球発
射部１２に停止して、打球発射部１２の中心後方に予め
位置決めされた槌腕先端頭部１３の叩打による発出を待
機するのであるが、この場合打球８の下部両脇は傾斜転
送面７，７上の対応点７′，７′に、その上方後端は受
止面部６上の１点６′に夫々支持されて安定静止する。
は打球発射部１２を形成するもので、打球８は該打球発
射部１２に停止して、打球発射部１２の中心後方に予め
位置決めされた槌腕先端頭部１３の叩打による発出を待
機するのであるが、この場合打球８の下部両脇は傾斜転
送面７，７上の対応点７′，７′に、その上方後端は受
止面部６上の１点６′に夫々支持されて安定静止する。
即ち最も正確にして安定した３点支持の状態が具現され
るのである。然してこの場合対向形成された断面Ｖ状の
傾斜転送面７，７は極めて単純な形態で、歪んで変形す
ることもなく、且つ受止面部６の傾斜転送面７，７中心
線に対する直角度も正確にして狂うこともないため、上
述の３点７′，７′及び６′は全く不動であると共にこ
れら３点７′，７′及び６′による支持の中心は正確に
傾斜転送面７，７中心線上に存在するもので、従って打
球８は常時槌腕先端頭部１３の叩打線上に正確位置する
ことになり、且つまたその安定性も極めて高いと去える
。
るのである。然してこの場合対向形成された断面Ｖ状の
傾斜転送面７，７は極めて単純な形態で、歪んで変形す
ることもなく、且つ受止面部６の傾斜転送面７，７中心
線に対する直角度も正確にして狂うこともないため、上
述の３点７′，７′及び６′は全く不動であると共にこ
れら３点７′，７′及び６′による支持の中心は正確に
傾斜転送面７，７中心線上に存在するもので、従って打
球８は常時槌腕先端頭部１３の叩打線上に正確位置する
ことになり、且つまたその安定性も極めて高いと去える
。
また、本発明の特記すべき別の特徴は、受片５を含む取
付基体１及び発射レール２の二部材で構成し、取付基体
１に発射レール２をしール止着用ピス９で止着して予か
じめ単一部品として生産しておき、パチンコ機組付時に
取付基体１を取付基体止着用ビス１０１こてベニヤ板正
面の所定位置に密着固定するようにしたことである。そ
のため生産能率が著しく向上し、しかも比較的価格の高
いステンレス鋼板等による発射レール２の材料を薄くし
ても取付基体１により頑強な構造となりコストが低減で
きるのみならず扱い方の不注意により歪んで変形するこ
ともなく安定した打玉発射部が得られる。要するに本発
明によれば、発射部に待機中の打球が安定せずに動いた
り、或は槌腕先端頭部の中心線位置から外れたりする様
な不具合は絶無を期し得るもので、また屡々実施される
発射レールの交換の場合等に於いても、打球の安定した
３点支持は実に容易に且つまた確実に具現し得るもので
、そして打球中心と槌腕先端頭部との喰違いも生じない
ためその修正も全く不必要である。
付基体１及び発射レール２の二部材で構成し、取付基体
１に発射レール２をしール止着用ピス９で止着して予か
じめ単一部品として生産しておき、パチンコ機組付時に
取付基体１を取付基体止着用ビス１０１こてベニヤ板正
面の所定位置に密着固定するようにしたことである。そ
のため生産能率が著しく向上し、しかも比較的価格の高
いステンレス鋼板等による発射レール２の材料を薄くし
ても取付基体１により頑強な構造となりコストが低減で
きるのみならず扱い方の不注意により歪んで変形するこ
ともなく安定した打玉発射部が得られる。要するに本発
明によれば、発射部に待機中の打球が安定せずに動いた
り、或は槌腕先端頭部の中心線位置から外れたりする様
な不具合は絶無を期し得るもので、また屡々実施される
発射レールの交換の場合等に於いても、打球の安定した
３点支持は実に容易に且つまた確実に具現し得るもので
、そして打球中心と槌腕先端頭部との喰違いも生じない
ためその修正も全く不必要である。
しかも、本発明によれば、取付基体１にあらかじめ発射
レール２をしール止着用ビス９で止着しておき、ベニヤ
板４へは取付基体止着用ビス１０にて止着する為に、生
産能率の向上もでき、なおかつ、ステンレス鋼板等によ
る発射し−ル２の材料を薄くすることができ、コスト低
減の効果も有するものである。かくの如く本発明はパチ
ンコ機に於いて最も重要とされる打球の発射主要部に対
する設計上の斬新な改革とも去し、得るもので、パチン
コ機機能の向上及びパチンコ機の組立作業面に於ける省
力化等優れた効果を発揮するものである。
レール２をしール止着用ビス９で止着しておき、ベニヤ
板４へは取付基体止着用ビス１０にて止着する為に、生
産能率の向上もでき、なおかつ、ステンレス鋼板等によ
る発射し−ル２の材料を薄くすることができ、コスト低
減の効果も有するものである。かくの如く本発明はパチ
ンコ機に於いて最も重要とされる打球の発射主要部に対
する設計上の斬新な改革とも去し、得るもので、パチン
コ機機能の向上及びパチンコ機の組立作業面に於ける省
力化等優れた効果を発揮するものである。
第１図は本発明に係る実施例の正面図、第２図は第１図
の×−Ｘ線一部断面図、第３図は同上Ｙ−Ｙ線一部断面
図、第４図は従来例の斜視図、第５図は同上要部の正面
図を示す。 １・・・・・・取付基体、２・・・・・・発射レール、
５・・・・・・受片、６・・・・・・受止両部、７・・
・・・・傾斜転送面、８・・・・・・打球、９・・・・
・・しール止着用ビス、１０・・・・・・取付基体止着
用ビス、１１・・・受片止着用ピス、１２・・・・・・
打球発射部。 第１図 第２図 第３図 第４図 第５図
の×−Ｘ線一部断面図、第３図は同上Ｙ−Ｙ線一部断面
図、第４図は従来例の斜視図、第５図は同上要部の正面
図を示す。 １・・・・・・取付基体、２・・・・・・発射レール、
５・・・・・・受片、６・・・・・・受止両部、７・・
・・・・傾斜転送面、８・・・・・・打球、９・・・・
・・しール止着用ビス、１０・・・・・・取付基体止着
用ビス、１１・・・受片止着用ピス、１２・・・・・・
打球発射部。 第１図 第２図 第３図 第４図 第５図
Claims (1)
- １ 鋼板をＶ状断面に形成した発射レールを取付基体に
レール止着用ビスにて止着し、打球の上方部の１点を受
止めるように受止面部が発射レールに対し傾斜状に形成
された受片をその下端が発射レール上面から打球の直径
より僅かに短小な寸法を隔てるように受片止着用ビスに
よりベニヤ板正面に固定配置せしめ、該取付基体を取付
基体止着用ビスにてベニヤ板正面の所定位置に密着固定
せしめたことを特徴とするパチンコ機に置ける打球発射
部の構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51139815A JPS605313B2 (ja) | 1976-11-20 | 1976-11-20 | パチンコ機に於ける打球発射部の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51139815A JPS605313B2 (ja) | 1976-11-20 | 1976-11-20 | パチンコ機に於ける打球発射部の構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5365134A JPS5365134A (en) | 1978-06-10 |
| JPS605313B2 true JPS605313B2 (ja) | 1985-02-09 |
Family
ID=15254086
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP51139815A Expired JPS605313B2 (ja) | 1976-11-20 | 1976-11-20 | パチンコ機に於ける打球発射部の構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS605313B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2020189359A1 (ja) * | 2019-03-15 | 2020-09-24 | 古河電気工業株式会社 | 金属粒子含有組成物及び導電性接着フィルム |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5865180A (ja) * | 1981-10-13 | 1983-04-18 | 株式会社ソフイア | パチンコ機の発射レ−ル及びその製造方法 |
| JPS6013175U (ja) * | 1983-07-06 | 1985-01-29 | 奥村遊機株式会社 | パチンコ機に於ける発射レ−ル体の構造 |
| JP5241579B2 (ja) * | 2009-03-25 | 2013-07-17 | 株式会社オリンピア | 弾球遊技機 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5349541A (en) * | 1976-10-18 | 1978-05-06 | Daiichi Shokai:Kk | Pinball ejecting ralls for pachinko pinball machine |
-
1976
- 1976-11-20 JP JP51139815A patent/JPS605313B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5349541A (en) * | 1976-10-18 | 1978-05-06 | Daiichi Shokai:Kk | Pinball ejecting ralls for pachinko pinball machine |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2020189359A1 (ja) * | 2019-03-15 | 2020-09-24 | 古河電気工業株式会社 | 金属粒子含有組成物及び導電性接着フィルム |
| US11466181B2 (en) | 2019-03-15 | 2022-10-11 | Furukawa Electric Co., Ltd. | Metal particle-containing composition and electrically conductive adhesive film |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5365134A (en) | 1978-06-10 |
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