JPS6052835B2 - 毛皮の処理装置 - Google Patents

毛皮の処理装置

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JPS6052835B2
JPS6052835B2 JP57098611A JP9861182A JPS6052835B2 JP S6052835 B2 JPS6052835 B2 JP S6052835B2 JP 57098611 A JP57098611 A JP 57098611A JP 9861182 A JP9861182 A JP 9861182A JP S6052835 B2 JPS6052835 B2 JP S6052835B2
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JP
Japan
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fur
clamp
carriage
strip
sewing machine
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JP57098611A
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JPS585400A (ja
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ヘルベルト・デイ−トリツヒ
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Pfaff Industriemaschinen GmbH
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Pfaff Industriemaschinen GmbH
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Publication of JPS6052835B2 publication Critical patent/JPS6052835B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C14SKINS; HIDES; PELTS; LEATHER
    • C14BMECHANICAL TREATMENT OR PROCESSING OF SKINS, HIDES OR LEATHER IN GENERAL; PELT-SHEARING MACHINES; INTESTINE-SPLITTING MACHINES
    • C14B17/00Details of apparatus or machines for manufacturing or treating skins, hides, leather, or furs
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B39/00Workpiece carriers
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B33/00Devices incorporated in sewing machines for supplying or removing the work
    • D05B33/006Feeding workpieces separated from piles, e.g. unstacking
    • DTEXTILES; PAPER
    • D10INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
    • D10BINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
    • D10B2501/00Wearing apparel
    • D10B2501/04Outerwear; Protective garments
    • D10B2501/044Fur garments; Garments of fur substitutes

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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
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  • Textile Engineering (AREA)
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  • Treatment And Processing Of Natural Fur Or Leather (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は互いに縫合されるべぎ毛皮条片のための保持装
置とミシンとを備えた毛皮の処理装置に関する。
従来技術 この種の装置は、ドイツ特許第22043的号公報から
知られている。
この装置は、従来広範囲にわたつて手で行なわれていた
毛皮の処理作業を完全に自動化するものである。この目
的のため、この装置は、毛皮を載せているテーブル板の
上部に、縦方向と横方向に互いに相対的に移動可能な2
つのクランプから形成される毛皮保持装置を有している
。2つのクランプの間には、毛皮分割部のある振り分け
ナイフが配置されている。
振り分けナイフの上部には沈下可能な切断装置が設けら
れ、振り分けナイフの横にはミシンが設けられている。
この装置では、毛皮の毛がその縦縁に対して斜めに分け
られた後、振り分けみぞの中に延びている分断部によつ
て毛皮が2つの部分に分断されるようにして、毛皮の処
理が行われる。
その後、1つの締め付けあごの適宜の移動によつて、1
つの毛皮片が他の毛皮片に対しずらされることにより、
いわゆる戻し離し(Ruckentferren)が行
われる。次に、これらの毛皮片が再び縫い合わせられ、
その後で次の分断を行わうための毛皮が両ク.ランプの
横移動によつて切断方向に対して横方向に動かされる。
この作業は全毛皮が処理されるまでくり返される。上記
の装置のテーブル板上に毛皮を載せると、その後の作業
はすべて完全に自動的に行われるの!で、操作人の熟練
度には全く影響されない様に精確な作業効果が得られる
しかし、個々の工程を実施したり、あるいは装置の各機
能を制御して時間的に互いに同調させたりするためには
、技術的にかなりの手間を必要そする。目的 本発明の目的は、以下のような毛皮の処理装置を提供す
ることにある。
すなわち、既にあらかじめ切断されている個々の毛皮の
条片を別々に送り込むことができ、またその個々の毛皮
の条片とすでに処理された毛皮の条片とを、互いに側方
へずらせて戻し離し間隔をもたせながら一緒に案内しか
つ縫い位置に把持することを可能にする装置、しかも毛
皮の毛が縫い位置から常に遠ざけられている状態で上記
の作業を実施するような装置を提供することにある。構
成 本発明は、上記目的を達成するため、毛皮の処フ理装置
が、前もつて切断された個々の毛皮条片を予じめ緊張さ
せて保持するクランプと、該クランプを、毛皮条片の縫
製されるべき縁領域がミシンの針に対向するような位置
まで搬送する、ミシンの送り方向に可動な往復台と、ク
ランプを往復台門に取りはずし可能に固定する手段と、
すでに処理された毛皮片を保持し、且つこの処理された
毛皮片を、その縁領域と次に縫製されるべぎ毛皮条片の
縁領域とが重なるような位置まで、毛のある側をクラン
プに当接させながら搬送する搬送手段・と、すでに処理
された毛皮片と次に処理されるべぎ毛皮条片とが重なつ
ている位置にてクランプを押圧するための手段であつて
、クランプから離間した位置とクランプに当接する位置
との間を可動であるように往復台に取り付けられるクラ
ンプ押圧手段とを有することを特徴とするものである。
作用及び効果上記の構成により、まず処理前の毛皮条片
が縫い位置に持ち来たされ、その後、すでに処理された
毛皮片が予め整向された前記処理前の毛皮条片に当接さ
れて縫い位置に持ち来たされる。
毛皮条片が次々に縫い位置に位置づけされるので、操作
人はその都度の位置づけ過程に注意を集中しそれを綿密
に実施しあるいは調整に関与することができ、その際毛
皮の毛が縫い位置から離れているかどうかに留意するこ
とができる。毛皮条片がクランプ内またはクランプとク
ランプ押圧部材の間で縫い位置に位置づけされた後、往
復台が移動することによつて、毛皮条片はミシンに沿つ
て動かされ縫い合わされる。本発明では、あらかじめ前
もつて切断された毛皮条片を送り込むので、毛皮分割部
をもつ振り分け用ナイフや切断装置を必要とせす、また
毛皮条片の保持装置が切断間隔を確保するために縫い目
の横方向に移動する必要がないため、本発明による装置
は、周知の完全自動的に作動する装置に比べ、構造的に
も機能的にもはるかに簡潔なものとなつている。
従来の、ほとんどすべて手で行なわれた毛皮の処理工程
は特別に派遣された従業員に限つて行なわれていたが、
それに対し本発明による装置を操作するにあたつては、
毛皮条片を装入したりあるいは縫い位置に位置づけした
りする際にそれぞれ相応の注意力が票求されるにすぎな
い。他方、毛皮条片の装入あるいは位置づけおよび続い
て行なわれる縫い付けの際には、特別の技能といつたも
のは何ら必要とせず、従つて補助員でも装置を操作する
ことができるようになつている。実施態様 特許請求の範囲第2項によれば、予め切断された毛皮条
片のために用いられ往復台から取りはずし可能な別々の
クランプを使用することになつて、毛皮条片をすべて固
有のクランプごとに配置し、また毛皮条片を備えるクラ
ンプを往復台の受け渡し位置に配置されるマガジン内に
収容することができる。
その際、その都度1つのクランプをそれぞれマガジンか
ら往復台に引き渡し可能である。特許請求の範囲第3項
によれば、往復台はミシンの送り伝動部と結合可能であ
る。
これを好都合に実現する具体例は、毛皮用ミシンにおい
て、送り手段として使用する送り盤が遠ざけられ、しか
も送り盤のジャーナル上に、往復台上に配置されるラッ
クと咬み合つている歯車が固定される場合である。さら
に、特許請求の範囲第4項によれば、クランプは処理さ
れるべき毛皮条片を毛のない側と当接して担持する担い
板と、処理されるべき毛皮条片を担い板に押しつける締
めつけ板とを有している。
締め付け板は、毛皮の毛を後に縫い合わせられる毛皮の
縁から離して曲げるようにして担い板の方へ旋回可能で
ある。さらに、締めつけ板は、締めつけ位置に到達する
直前に、ミシンの針方向に向けられる担い板の端部から
離間移動し、それによつて縫い合わせられる毛皮の縁か
らも離間移動する。その結果、毛皮の毛が張り、従つて
操作人の手間をとらせることなく毛皮の毛を縫い位置か
ら確実に離隔しておくことができる。特許請求の範囲第
5項によれば、すでに処理された毛皮片を次の毛皮条片
の縫い位置へ搬送する搬送手段としてのやつとこにより
、処理された毛皮片は、縫い目の突出部で縫合された後
把持されかつ新しいクランプを備えた往復台がその出発
位置へ移動した後、最後に縫い付けられる毛皮条片の毛
のある側がクランプの締め付け板に沿つて上方へ縫い位
置まで、すなわぢ処理された毛皮片の縁とクランプ内に
固定されている毛皮条片の縁とが当接するまで移動する
ように回転させられる。
最後に縫い付けられる毛皮条片の毛は、上記のように上
方へ移動することにより、縫い合わせられる毛皮の縁か
ら離して曲げられ、その結果、処理された毛皮も、操作
人の手間をとらせることなく毛を縫い位置から離隔して
おくことができる。実施例次に、本発明による装置を図
示された実施例を用いて説明する。
図示されていない台架には、毛皮用ミシン1が固定され
ている。
このミシンは、一本撚りのかがり縫い目を形成させるた
めに、針3を担持し水平な平面内で移動可能な針棒2と
、部分的に図示されているにすぎないがルーバー棒5上
に配置されているルーバー4とを具備している。従来の
毛皮用ミシンでは、縫製物送りのための機械要素として
、水平な平面内て回転する皿状の2つの車輪が設けられ
、1つの車輪が駆動され、もう1方の車輪は駆動されて
いる車輪に押し付けられて空転する。本発明に適用され
る毛皮用ミシン1では、この・送り車輪は設けられてい
ない、図示されてないつめ付変速装置によつて針棒2の
動きに依存しながら断続的に駆動されるジャーナル6上
には、送り車輪の代わりに歯車7が固定されている。
空転する送り車輪の代用として、横に突き出ている2つ
門の腕9を両端に有する長い往復台8が設けられる。2
つの腕9には、それぞれ軸受けブシユ10がある。
往復台8は、軸受けブシユ10によつて、水平に延びる
固定すベリ棒11に移動可能に配置されている。往復台
8には、歯車7と係合す)るラック12が設けられてい
る。すベリ棒11は、2つの担い腕14とすベリ棒11
に平行に延びる連接棒15から成り台架に固定されるU
字形のフレーム13内に配置されている。連接棒15は
鉛直方向の腕16と水平方向の脚17を有するL字形の
断面をもつている。往復台8には、それぞれローラ19
または20を担持する2つのピン18が固定されている
。上のローラ19は脚11の上側に、下のローラ20は
脚17の下側に当接している。毛皮用ミシン1には手動
式レバー21が配置され、このレバーによつて、図示さ
れてはいないがジャーナル6を駆動しているつめ付変速
装置を停止されることができる。往復台8には、水平な
平面内で往復台の縦方向に対して横に延びている2つの
案内棒22が固定され、該案内棒22には、側方へ延在
するクランプ押圧部材23が移動可能に配置されている
クランプ押圧部材23によつて押圧されるクランプ29
に関しては以下に述べる。クランプ押圧部材23の往復
台8側はくさび状に先細になつており、締め付け面24
を形成している。
往復台8に圧縮空気シリンダー25が固定され、そのピ
ストン棒26はクランプ押圧部材23ど連結している。
さらに、往復台8には、上向きに開いた凹部28を備え
ている側方突部27が形成されている。
凹部28には、前もつて切断された個々の毛皮条片Aを
予じめ緊張させて保持するクランプ29を上から挿着可
能である。クランプ29は、往復台8内に固定されクラ
ンプ29を往復台8に取りはずし可能に固定する手段と
しての磁石30によつて保持される。クランプ29は、
処理されるべぎ毛皮条片Aを毛のない側と当接するよう
にして担持する担い板31と、この毛皮条片Aを担い板
31に押しつけ.る締め付け板32とを有している。
担い板31は、その上縁から下方へ3WR延びている縦
長の浅い凹部33を有している。担い板31の両端には
、それぞれ側板34が固定されている。側板34は担い
板31の下側及び上側を突き出て、下端=には凸部35
を上端には凸部36を有している。締め付け板32の高
さは担い板31の高さにほとんど等しいが、後者より僅
かに短かくなつている。その結果、締め付け板32は側
板34に対して幾分遊びをもつている。締め付け板32
の下端・は、締め付け板の曲げこわさを大きくするため
に、L字形に形成されている。クランプ32の担い板3
1とは逆の側には、側板34を越えて片側に突き出てい
る2つの凸部片31が固定されている。両下側凸部35
の各々に板ばね38が固定されている。板ばね38はこ
の凸部片31に当接し、上の凸部36の範囲まで延びて
いる。側板34には、担い板31の上部に密接して延び
ているそれぞれ1つのピン39が固定されている。締め
付け板32は、それが締め付け位置にある場合には、板
ばね38によつてのみ担い板31に当接して保持される
。締め付け板32は、締め付け位置かf1、竺4図の一
点鎖線で図示された開き位)置まで旋レ;・j』゛能で
ある。締め付け板32が開き位置へ旋回すると、凸部片
37が旋回側板34に沿つて滑行する。その際、板ばね
38は第4図に示すように後方へ曲げられる。回転終了
時には、締め付け板32の凸部片37は上の凸部36で
支持・され、一方締め付け板32の一端は両ピン39に
当接する。このピン39は、板ばね38が締め付け板3
2を第4図の一点鎖線で図示された開き位置を越えて更
に旋回させないようにしている。締め付け板32が締め
付け位置から開き位置へ旋回“する場合、またその逆の
方向へ旋回する場合、該締め付け板32は、担い板31
の、ミシン1の針3側の端部領域にある軸線のまわりに
旋回する。そして締め付け板32は、締め付け位置に到
達する前に、担い板31の、ミシン1の針3側の端部か
ら離間移動可能である。第1図に示すように、クランプ
29が往復台8の凹部28に挿着されると、担い板31
の上端はミシン1の針3に向けられている。往復台8、
その凹部28に挿着されるクランプ29、クランプ押圧
部材23は、互に縫合される毛皮片の保持装置40を形
成している。
台架には、往復台8の移動路の上部に、即ち往復台8の
受け渡し位置にクランプ29用のマガジン41が配置さ
れている。
マガジン41は2つの側壁42、前壁43、後壁44か
ら成る。側壁42の内側には水平に延びる2つの幅挟板
45が固定され、その上にクランプ29の下の凸部35
が載置さ:・・,7″いる。幅挟板45は、前壁43の
前で間隙をも一じ〔終わつている。この間隙は、1つの
クランプ29の厚さよりも大きい。後壁44には、押圧
板47を担持し水平に移動可能な2つの棒46が装着さ
れている。棒46上に配置される2つのば4Q48は、
押圧板47を介してクランプ29をマガジン41の前壁
43に対して押圧し、かつ幅挟板45によつて担持され
ることのない最前に位置するクランプ29が下へずり落
ちるのを摩擦的に阻止している。なお、往復台8がマガ
ジン41の下にある場合には、この最前に位置するクラ
ンプ29は往復台8の凹部28のすぐ上にあることにな
る。本発明によれば、すでに処理された毛皮片を保持し
、且つこの処理された毛皮片Bを、その縁領域と次に縫
製されるべぎ毛皮条片Aの縁領域とが重なるような位置
まで、毛のある側をクランプ29に当接させながら搬送
する搬送手段としてのやつとこ69が設けられている。
その構成を以下に述べる。台架には、水平な棒50を担
持する2つの取り付け台49が固定されている。
棒50上には2つの腕51が回転可能な状態で装着され
、棒52によつて互いに接続されている。棒52上には
、フレーム53が移動可能にかつ回転可能に装着されて
いる。フレーム53は、棒52上に配置されるスリーブ
5牡スリーブ54上に固定される2つの腕55、2つの
腕55の間に配置される回転可能な棒56から成る。棒
56上には、上側に凹部58を有し下側に凹部58を有
している縦長のケーシング57が回転可能に配置されて
いる。ケーシング57の端面にある2つの壁60のなか
には、棒56に平行に延びている2つの棒61と62が
固定されている。棒61上には板体63が回転可能に配
置され、その水平方向の長さは2つの壁60の相互間隔
に実質上対応する。板体63の上端は棒56を越えて延
びている。板体63の下端は、凹部59から突出しかつ
くさび状に形成されている。棒62上には、多数の双腕
レバー64が回転可能に装着されている。レバー64の
上端には、棒56を越えて上方に延びている板ばね65
が配置されている。レバー64の下端は、くさび状に形
成されている。各レバー64には引つ張りばね65の一
端が係合し、その各他端は板体63ど連結している。板
体63は一体的にあご67を形成し、一方レバー64は
多部分よりなるあご68を形成している。
あご67を操作するには、棒56上に回転可能に装着さ
れている手動レバー10を使う。手動レバー70はその
下端に板体63と接触しているカム12を有している。
多部分よりなるあご68を操作するには、回転可能な棒
56上に固定される手動レバー71を用いる。棒56に
は、板ばね65と接触する同じ大きさのカム73が固定
され、カム73の数量は板ばね65の数量に対応してい
る。カム73は、その系列の一端から他端まで連続的に
少しずつ角度をずらしながら、先行するカムに対向して
配置されている。手動レバー71を操作する際には、こ
のようにして個々の板ばね65が動かされ、その結果、
各レバー64は、角度のずれに対応する時間的な差を伴
ないながら、次々に締め付け位置または開き位置内に動
かされる。板ばね65またはレバー64が時間的にずれ
ながら動く際に消費されるエネルギーは、それらが同時
に動く際に消費されるエネルギーよりも小さい。各手動
レバー70,11には、それぞれ他の回転路内に突出し
ている止め部74が配置されている。
止め部74は、手動レバー70,71がそれぞれ他の手
動レバー70または71の止め部74に接触するまでの
範囲内で、引つ張りばね66があご67,68を回転さ
せることができるようにしてある。棒50上には2つの
曲がりばね75が配置され、一端を図示されていない棒
50の穴に懸け、他端をそれぞれに付設される腕51で
支持されている。
取り付け台49には面76が形成されている。腕51に
は、付設される止め面76の方向に片側に延びている止
め部77が1つずつ配置されている。共同で作用する止
め面76と止め部77Lは、腕51の静止位置を決定す
る。ミシン1の片側には、図示されていない手段によつ
て担持される鉛直に延びる止め板78が配置され、腕5
1が静止位置にある場合、やつとこ69のケーシング5
7はこの止め板78に当接する。やつとこ69門がこの
静止位置にある場合、開き位置にあるあご67,68は
、クランプ29の凹部33及び締め付け板32に対して
ほぼ対称な位置関係にある。次に、本発明による装置の
作動過程を以下に述べる。) 本装置では、たとえば一
様に511U11の幅に予め切断された同形の毛皮条片
Aが処理される。
毛皮条片Aは、まず、それぞれに固有のクランプ29内
に挿入される。この作業過程を簡易にするために、供給
されるべきクランプ29は、開き位置にある締め付け板
32によつて、担い板31を受容している凹部80を有
し第5図に図示されている装入板79内へ挿入される。
凹部80は凹部81に続く。凹部81は凹部80から出
ていて、凹部80よりも浅く、2霧の幅をもつている。
浅い凹部81の担い板31の31m幅の凹部33によつ
て5111幅の浅いみぞが形成され、毛皮条片Aを受容
する。毛皮条片Aが凹部33と81に挿入された後、締
め付け板32は手でその締め付け位置まで回転させられ
る。
このとき、締め付け板32が担い板31の上部端部領域
にある軸線のまわりにかつ第5図のように下方に回転す
るので、毛皮の毛を、後に縫合される毛皮条片Aの上の
縁から離して曲げることができる。締め付け板32は、
第5図のように締め付け位置に到達する直前に下方へ押
され、それによつて毛皮条片Aの縫い合されるべき縁か
ら押しのけられる。このように、付加的に毛皮の毛を張
ることができ、その結果毛皮条片Aの縫合される縁部分
から毛皮の毛を確実に離隔することができる。締め付け
位置での締め付け板32は、2つの板ばね38によつて
、上記のように担い板31と締め付け板32の間で堅く
締め付けられている毛皮条片Aに押し付けられる。締め
付け板32が下方へ引つ張られるので、その上の縁は担
い板31の上の縁よりもいくぶん下位に位置する。毛皮
条片Aがクランプ29内で締め付けられた後、クランプ
29は装入板79から抜き取られ、マガジン41に挿着
される。
同様に、1つの毛皮一に属するその他の条片Aもそれぞ
れのクランプ29に挿入され、同じようにクランプ29
がマガジン41に挿着される。クランプ29を往復台8
へ引き渡すために、往復台8は、その突部27の凹部2
8がマガジン4。
1の真下にくるような位置で停止する。
次に、クランプ押圧部材23が静止位置にある場合、最
前のクランプ29は手で下方へ凹部28内へ押される。
その後、往復台8は手で第2図に示す中央の位置へ押し
やられる。その際、図示されてはいな−いが、ジャーナ
ル6を稼動させているつめ付変速装置は停止状態にあり
、その結果歯車7は自由に回転することができる。1つ
の毛皮に属する(の毛皮条片Aの縫い始めには、処理さ
れる毛皮片はまだやつとこ69に受容されていない。
従つて、往復台8に受容される毛皮条片Aに弛緩した毛
皮片が供給されねばならない。その際、弛緩した毛皮条
片Aでもよいし、或は最初に毛皮を斜めに寸断する際に
出る三角形の毛皮片でもよい。弛緩した毛皮片は、毛の
ある側を締め付け板32の方向に向けられながら、クラ
ンプ29とクランプ押圧部材23の間の間隙に手で挿入
される。その際2つの毛皮片は、)所望の処理寸法に対
応する量だけ側方へずらされる。このずれがいわゆる戻
し離し間隔である。弛緩した毛皮片の挿入は、毛が締め
付け板32に沿つて移動する状態で、下から上へ行なわ
れるのが合目的である。このようにして、毛は下方へ曲
げ・られ、かつ後に縫合される毛皮条片の上縁から離隔
される。弛緩した毛皮片の上縁が、クランプ29で受容
される毛皮条片Aの上縁ど整列するとクランプ押圧部材
が圧縮空気シリンダー25によつて締め付け位置に動か
され、弛緩していた毛皮片が締め付け板32の上方で毛
皮条片Aに押し付けられる。クランプ押圧部材23を操
作した後に、往復台8が手で毛皮用ミシン1の方向へ押
しやられる。
元の位置に戻された毛皮片の前縁が縫い位置にくると、
往復台8の手動による送り移動は終了する。続いて、レ
バー21が操作され、それによつてつめ付変速装置が作
動する。次に、毛皮用ミシン1が作動し、毛皮条片Aが
クランプ押圧部材によつて保持されていた毛皮片と縫合
される。縫合中、往復台8は歯車7によつて断続的に駆
動される。縫合が終了すると毛皮用ミシン1と往復台8
が停止する。
続いて、往復台8で受容されるクランプ29の上方の静
止位置にあるやつとこ69は、あご67,68の下の稜
角が縫い目の高さにくるまで、手で止め板78に沿つて
下方へ押される。その後、両手動レバー70,71を相
次いで回転させると、あご67,68がカム72,73
によつて締め付け位置まで回転し、その結果、縫い目の
上側にある縫い目の突出部があご67,68の間で挟ま
れる。縫い目の突出部が捕捉された後、クランプ押圧部
材23が圧縮空気シリンダー25によつて静止位置に戻
され、かつ歯車7がレバー21の操作によつてつめ付ぎ
変速装置からはずれる。続いて、やつとこ69は、現時
点まで毛皮条片Aど毛皮片から構成されている処理され
た毛皮の片Bと共に、フレーム53の手動回転により上
方へ動かされ、その結果、クランプ29内にいまだ受容
されている毛皮条片Aがクランプ29から引き出される
。この時点で空になつたクランプ29は凹部28から取
り出され、かつ往復台8はマガジン41の下側の装入位
置へ押しやられ、その後新しいクランプ29が凹部28
へ挿入される。新しいクランプ29を備えた往復台8が
第2図に図示された中央の位置へ押し戻されると、処理
された毛皮片Bを捕捉したやつとこ69は、往復台8に
受容されるクランプ29の領域に手で押され、同時に、
フレーム53の下方回転によつてクランプ押圧部材23
の下へ持ち来たされる。クランプ押圧部材23の下へ持
ち来たされたやつとこ69は、第1図、第6図、第7図
によれば、毛皮片Bが一括して上方へ動かされるように
、棒56の回りを時計回りに手で回転させられる。その
際、最後に縫い付けられる毛皮条片Aは毛のある側を締
め付け板32に当接されて締め付け板32に沿つて動か
される。このようにして、毛は下方へ曲げられ、次に縫
合される毛皮条片Aの縁から離隔される。毛皮片Bとク
ランプ29で保持される新しい毛皮条片Aを同時に集め
る際には、前述したように、毛皮片の間の戻し離し間隔
が厳守される。毛皮片Bの最後に縫い付けられた条片A
の上縁が、クランプ29で受容される新しい毛皮条片A
の上縁と整列すると、クランプ押圧部材23がその締め
付け位置へ移動し、続いて、やつとこ69が開かれその
静止位置に戻される。その後、新しい縫合過程が行なわ
れる。本発明による装置は、毛皮の処理に適しているば
かりでなく、飾組付けの特殊な場合に対応するいわゆる
毛皮の羽根入れにも特に適している。
毛皮の羽根入れの際には、毛皮面を大きくするために或
は毛皮の条片ごとに一定の流行的効果を打ち出すために
、皮革条片が嵌込まれたり縫い付けられたりする。この
場合、互いに結合される毛皮条片と皮革の条片を固有の
1つのクランプごとに配置し、次に、後に毛皮の条片と
皮革の条片を接合するために必要な順序でクランプをマ
ガジン内に配置することが望まれる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第2図の線1−1による本発明による装置の断
面図にして断面線1−1の外にあるやつとこも判り易く
するために共に断面にて示されており、第2図は1部を
断面にて示す本発明による装置の平面図、第3図はクラ
ンプの正面図、第4図は第3図の線■−■によるクラン
プの断面図、第5図は挿入された毛皮条片をもつクラン
プの断面図、第6図から第8図までは互いに縫合すべき
2つの毛皮片を集める際の連続的な運動段階を示す図で
ある。 1・・・・・・ミシン、3・・・・・・針、7・・・・
・・歯車、8・・・・往復台、23・・・・・・クラン
プ押圧部材、29・・・・・・クランプ、31・・・・
・・担い板、32・・・・・・締め付け板、40・・・
・・・保持装置、41・・・・マガジン、69・・やつ
とこ、A・・・・・・毛皮条片、B・・・・・・毛皮片

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 前もつて切断された個々の毛皮条片Aを予じめ緊張
    させて保持するクランプ29と、該クランプ29を毛皮
    条片Aの縫製されるべき縁領域がミシン1の針3に対向
    するような位置まで搬送する、ミシン1の送り方向に可
    動な往復台8と、クランプ29を往復台8に取りはずし
    可能に固定する手段30と、すでに処理された毛皮片B
    を保持し、且つこの処理された毛皮片Bを、その縁領域
    と次に縫製されるべき毛皮条片Aの縁領域とが重なるよ
    うな位置まで、毛のある側をクランプ29に当接させな
    がら搬送する搬送手段69と、すでに処理された毛皮片
    Bと次に処理されるべき毛皮条片Aとが重なつている位
    置にてクランプ29を押圧するための手段であつて、ク
    ランプ29から離間した位置とクランプ29に当接する
    位置との間を可動であるように往復台8に取り付けられ
    るクランプ押圧部材23とを有することを特徴とする毛
    皮の処理装置。 2 処理前の個々の毛皮条片Aの数に対応する数の前記
    クランプ29は往復台8の受け渡し位置に配置されるマ
    ガジン41に収容され、前記クランプ29は、往復台8
    に向けて押圧することにより1つあて往復台8に引き渡
    し可能であることを特徴とする、特許請求の範囲第1項
    に記載の装置。 3 往復台8がミシン1の送り伝動部7と結合可能であ
    ることを特徴とする、特許請求の範囲第1項または第2
    項に記載の装置。 4 クランプ29が、処理されるべき毛皮条片Aを毛の
    ない側と当接して担持する担い板31と、この毛皮条片
    Aを担い板31に押しつける締め付け板32とを有し、
    該締め付け板32が、前記担い板31の、ミシン1の針
    3側の端部領域にある軸線のまわりに旋回可能であり、
    且つ締め付け位置に到達する前に、前記担い板31の、
    ミシン1の針3側の端部から離間移動可能であることを
    特徴とする、特許請求の範囲第1項ないし第3項のいず
    れか1つに記載の装置。 5 前記搬送手段69が、すでに処理された毛皮片Bを
    次の毛皮条片Aの縫い位置へ搬送するために、ミシン1
    の送り方向に対して平行に延びる軸50,52上を移動
    可能な且つ該軸50,52のまわりに旋回可能な少なく
    とも1つの腕51,55に次のように回転可能に配置さ
    れていること、即ち最後に縫合された毛皮条片Aが毛の
    ある側をクランプ29の締め付け板32に当接されて上
    方へ移動可能であるように回転可能に配置されているこ
    とを特徴とする、特許請求の範囲第1項に記載の装置。
JP57098611A 1981-06-13 1982-06-10 毛皮の処理装置 Expired JPS6052835B2 (ja)

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DE3123567.0 1981-06-13
DE3123567A DE3123567C2 (de) 1981-06-13 1981-06-13 Einrichtung zum Auslassen von Fellen

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JPS585400A JPS585400A (ja) 1983-01-12
JPS6052835B2 true JPS6052835B2 (ja) 1985-11-21

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JP (1) JPS6052835B2 (ja)
DE (1) DE3123567C2 (ja)
GB (1) GB2100301B (ja)
GR (1) GR77198B (ja)
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GB2100301A (en) 1982-12-22
JPS585400A (ja) 1983-01-12
DE3123567C2 (de) 1984-07-26
GR77198B (ja) 1984-09-11
US4403557A (en) 1983-09-13
IT8267760A0 (it) 1982-06-11
GB2100301B (en) 1985-02-20
DE3123567A1 (de) 1982-12-30
IT1157044B (it) 1987-02-11

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