JPS6052697B2 - 芳香族シアン酸エステルおよびその製法 - Google Patents

芳香族シアン酸エステルおよびその製法

Info

Publication number
JPS6052697B2
JPS6052697B2 JP51017190A JP1719076A JPS6052697B2 JP S6052697 B2 JPS6052697 B2 JP S6052697B2 JP 51017190 A JP51017190 A JP 51017190A JP 1719076 A JP1719076 A JP 1719076A JP S6052697 B2 JPS6052697 B2 JP S6052697B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formula
hydroxyphenyl
cyanate ester
lower alkyl
aromatic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP51017190A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS51108039A (ja
Inventor
ルドルフ・ズンダーマン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bayer AG
Original Assignee
Bayer AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bayer AG filed Critical Bayer AG
Publication of JPS51108039A publication Critical patent/JPS51108039A/ja
Publication of JPS6052697B2 publication Critical patent/JPS6052697B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C261/00Derivatives of cyanic acid
    • C07C261/02Cyanates
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C2601/00Systems containing only non-condensed rings
    • C07C2601/12Systems containing only non-condensed rings with a six-membered ring
    • C07C2601/14The ring being saturated

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、遊離のヒドロキシル基を有する芳香族シアン
酸エステルの製造法、及び新規な芳香族シアン酸エステ
ルに関する。
モノフェノール及びポリフェノールをシアノゲンハライ
ドと反応させてすべてのヒドロキシル基がエステル化さ
れた芳香族シアン酸エステルとすることは公知である(
独国特許公報第1195764号)。
しかしながら更にこの方法は、2,6−ジーTel−ブ
チルヒドロキノン又はジーTert−アミルヒドロキノ
ン出発物質とした場合1−ヒドロキシル基の強大な立体
障害のためにそれぞれ対応する1−ヒドロキシー2,6
−ジーTert−ブチルー又はジーTert−アミルー
フエニルー(4)−シアン酸エステルを与えることも開
示されている(独国公開特許第2155413号)。し
かし芳香族シアン酸エステルはもともと立体障害された
フェノールから製造されていた(独国特許第10796
51D0今回、立体障害されていない遊離のヒドロキシ
ル基を有する芳香族シアン酸エステルは、水と混和しな
い有機溶媒及び無機塩基の存在下に芳香族ポリヒドロキ
シ化合物をハロゲン化シアンと水性溶液中で反応させる
時に得られることが発見された。使用される芳香族ポリ
ヒドロキシ化合物は一般式〔上式中、R3、R4、R5
及びR6は同一でも異なつてもよく且つ水素、ハロゲン
又は低級アルキルであり、Aは単結合、随時低級アルキ
ルで置換された2価の低級アルキル基または5員もしく
は6員の環状脂肪族基を示し、nはO又は1を表わし、 S及びtは独立して1又は2を表わし、 但しR3及びR4は0H基に対しo一位置にある式の基
ではないものとする〕のポリフェノールである。
言及しうる好適な低級アルキル基はメチル、エチル、プ
ロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル及びTer
t−ブチルであり、言及しうるハロゲンは弗素、塩素、
臭素及び沃素、好ましくは塩素及び臭素である。
次のものは、そのようなポリフェノールの例である:ヒ
ドロキノン、レゾルシノール、2,4−ジメチルレゾル
シノール、4−クロルレゾルシノール、4,4″ージヒ
ドロキシジフェニル、1,1ービスー(4−ヒドロキシ
フェニル)一エタン、2,2−ビスー(4−ヒドロキシ
フェニル)−プロパン、2,2−ビスー(3,5−ジメ
チルー4−ヒドロキシフェニル)−プロパン、2,2−
ビスー(3,5ージクロルー4−ヒドロキシフェニル)
−プロパン及び1,1−ビスー(4−ヒドロキシフェニ
ル)−シクロヘキサン。
好適なハロゲン化シアンは、工業的に容易に入手しうる
から塩化シアン及び臭化シアン、特に塩化シアンである
可能な水と混和しない溶媒の例は、芳香族炭化水素、例
えばベンゼン、トルエン及びキシレン;脂肪族及び芳香
族クロル炭化水素、例えばジクロルメタン、ジクロルエ
タン、クロルベンゼン及びジクロルベンゼンニ脂肪族及
び芳香族ニトロ炭化水素、例えばニトロメタン及びニト
ロベンゼン;脂肪族エーテル、例えばジエチルエーテル
、ジイソプロピルエーテル及びジイソブチルエーテルで
ある。
次のものは無機塩基の例として挙げることができる:ア
ルカリ金属(リチウム、ナトリウム、カリウム、ルビジ
ウム及びセシウム)、好ましくはナトリウム及びカリウ
ムの酸化物、ヒドロキシド、炭酸塩及び炭酸水素塩、水
酸化ナトリウム及び水酸化カリウム、炭酸水素ナトリウ
ム及び炭酸水素カリウム、及び炭酸ナトリウム及び炭酸
カリウムが特にその例である。
本方法は−40℃〜+65℃、好ましくはO〜30℃の
温度で一般に行なわれる。
シアノゲンクロリドを用いる場合、反応は好ましくはそ
の沸点(13℃)以下の温度で行ない;シアノゲンプロ
ミドを用いる場合、高温、例えば50℃以上も使用しう
る。一般に本方法は、芳香族ジヒドロキシ化合物及びシ
アノゲンハライドを水及び水と混和しない溶媒の混合物
に懸濁させ及び/又は溶解させ、次いで適当ならば水に
溶解した無機塩基を添加することによつて行なわれる。
しかしながら、芳香族ポリヒドロキシ化合物を水及び溶
媒の混合物に最初に添加し、適当ならば溶液形のシアノ
ゲンハライド及び無機塩基を添加してもよく;同様に適
当ならば水及び/又は有機溶媒に溶解したシアノゲンハ
ライドを最初にとり、適当ならば水及び/又は有機溶媒
に溶解した芳香族ポリヒドロキシ化合物及び無機塩基を
添加することもできる。シアノゲンハライドは固体、液
体又は気体として使用できる。
本方法において、芳香族ジヒドロキシ又はポリヒドロキ
シ化合物、ハロゲン化シアン及び無機塩基は、反応させ
るべきヒドロキシル基の数に対し化学量論的量で使用し
うる;一般に100モル%まで、好ましくは50モル%
まで、特に30モル%までの過剰量でハロゲン化シアン
を用いることが有利である。
過剰の無機塩基は避ける必要がなく、一般に欠点となら
ない。
適当には、本方法は3.5〜9.5、特に6.5〜9.
0のPH範囲で行なわれる。
本方法は、例えば2,2−ビスー(4−ヒドロキシフェ
ニル)−プロパンの下記方程式によつて例示できる:本
方法で製造される遊離のヒドロキシルを有する新規な芳
香族シアン酸エステルは一般式〔上式中、R3、R4、
R5、R6、A,.n..s,.tは上記の意味を有す
る〕に相当する。
次のものはそのようなエステルの例である:m−ヒドロ
キシフェニルシアネート、p−ヒドロキシフェニルシア
ネート、4,6−ジメチルー3−ヒドロキシフェニルシ
アネート、5−メチルー3ーヒドロキシフェニルシアネ
ート、4−ヒドロキシー4″−シアナトージフェニル、
1−(4−ヒドロキシフェニル)−1−(4−シアナト
フェニル)一エタン、2−(4−ヒドロキシフェニル)
一2−(4−シアナトフェニル)−プロパン、2一(3
,5−ジメチルー4−ヒドロキシフェニル)−2−(3
,5−ジメチルー4−シアナトフェニル)−プロパン、
2−(3,5ージクロルー4−ヒドロキシフェニル)−
2−(3,5−ジクカルー4−シアナトフェニル)−プ
ロパン及び1一(4−ヒドロキシフェニル)−1−(4
−シアナトフェニル)−シクロヘキサン。
本発明の方法は得られるヒドロキシル基含有の芳香族シ
アン酸エステルは、有用な中間体生成物である。
それらは容易に重合してポリイミノ炭酸フェニルエステ
ルを与え、又は酸もしくは塩基触媒により3量化してs
−トリアジンを与える。これは熱安定剤及び重縮合の架
橋剤として用いられる。更に新規な化合物は多官能性シ
アン酸エステルの重合に対する良好な触媒であつて有用
な高分子状s−トリアジンを与える。独国公開特許第1
72074@に従う多官能性芳香族シアン酸エステルに
基づく成形物は、多官能性芳香族シアン酸エステルを粉
末及び/又は繊維性充填剤と併せ、この前後に熱予備処
理を行なうことによつて製造される。
実施例によれば、1200Cの予備処理には絽時間が必
要である。比較的純粋な2,2−ビスー(4−シアナト
フェニル)−プロパンに対しては、経験によると200
℃でさえも5叫間以上の時間が必要である。一方熱処理
前に同一材料に4−(4−ヒドロキシフェニルイソプロ
ピル)−フェニルシアネートを添加すれば、実質的によ
り短かい時間で150℃下に熱処理を行なうことができ
る。実施例1 2,2−ビスー(4−ヒドロキシフェニル)−プロパン
23y(0.1モル)を水500m1及び塩化メチレン
200m1に懸濁させた。
0℃まで冷却後、塩化シアン15m1(0.3モル)を
添加し、次いで反応混合物のPHが7.5〜8.5に保
てるように激しく攪拌しながら約90分間に亘り水50
m1に溶解したNa2CO3lO.6y(0.1モル)
を添加した。
この過程において、2,2−ビスー(4−ヒドロキシフ
ェニル)−プロパンが完全に溶解した。反応中、冷却に
よつて温度を約0℃に保ち、次いでこの温度で1NNa
0Hを滴々に添加することにより反応を終了させた。な
おこの滴々の添加は、約8.5のPH値が一定に保てる
ように行なつた。1NNa0H約150mLを消費した
反応の完結後、有機相を分離し、溶媒を留去した。
リグロイン(沸点範囲90〜110℃)で残る残渣を抽
出的蒸留すること(ExtractivebOilin
g)により融点75℃の無色の針状形の4−(4−ヒド
ロキシフェニルイソプロピル)−フェニルシアネート2
5g(理論量の99%)を得た。実施例2 レゾルシノール22.0y(0.2モル)を水500m
1及び塩化メチレン300m1に懸濁させた。
0〜3゜Cまで冷却後、塩化シアン30m1(イ).6
モル)を添加し、次いで反応混合物のPHが7.5〜8
.0に保てるように激しく攪拌しながら約2時間に亘り
水100m1に溶解したNa2CO32l.2y(0.
2モル)を添加した。
反応温度を冷却によつて0〜3℃に保つた。次いで1N
Na0Hを添加することにより反応を完結させた。1N
Na0Hの添加量は、8.0のPH値を越えず且つそれ
が究極的な最終値となるような量であつた。
反応の終了後、有機相を分離し、水50m1で洗浄し、
溶媒を室温で除去した。
この結果3−ヒドロキシフェニルシアネート26.0f
(理論量の96%)を得た。スベクトルニ2.9pに強
0H吸収帯、4.5μに0CN吸収帯。
実施例3 2,2−ビスー(3,5−ジメチルー4−ヒドロキシフ
ェニル)プロパン28.4y(0.1モル)を水500
m1及び塩化メチレン300m1に懸濁させた。
0℃まで冷却後、塩化シアン15m1(0.3モル)を
添加し、次いで反応混合物にPHが7.5〜8.5に保
てるように激しく攪拌しながら約2時間に亘り水50m
1に溶解したNa2CO3lO.6y(4).1モル)
を添加した。
同時に反応温度を冷却によつて0℃に保つた。次いで1
NNa0Hをゆつくり添加することにより反応を完結さ
せた。1NNa0Hは、反応混合物のPH値が7.5〜
8.0に一定に維持され且つそれが最終値となるように
添加した。
反応の終了後、有機相を分離し、水50m1で洗浄し、
室温で濃縮した。この結果、2−(3,5−ジメチルー
4−ヒドロキシフェニル)−2−(3,5−ジメチルー
4−シアナトフェニル)−プロパン30.8y(理論量
の99%)を残渣として得た。スベクトルニ2.9μに
強い0H吸収帯、4.5μに0CN吸収帯。
実施例4 2,2−ビスー(3,5ージクロルー4−ヒドロキシフ
ェニル)−プロパン36.6y(0.1モル)を水50
0m1及び塩化メチレン400m1に懸濁させた。
約0〜3℃まで冷却後、塩化シアン20m1(イ).4
モル)を添加し、次いで反応混物合物のPHが7.5〜
8.5に保てるように激しく攪拌しながら約9紛間に亘
り水50m1に溶解したNa2CO3lO.6y(イ)
.1モル)を添加した。次いで反応混合物のPH値が約
8.0に保たれ且つそれが最終値となるように1NNa
0Hを添加した。続いて反応の終了後、有機相を分離し
、水50m1で洗浄し、室温で濃縮した。この結果、2
−(3,5ージクロルー4−ヒドロキシフェニル)−2
−(3,5−ジメチルー4−シアナトフェニル)−プロ
パン39′(理論量の99%)を残渣として得た。IR
スベクトルニ2.9μに強い0H吸収帯、4.5μに0
CN吸収帯。
実施例5 1,1−ビスー.(4−ヒドロキシフェニル)−シクロ
ヘキサン86.8y(0.1モル)を水500m1及び
塩化メチレン30077!tに約0〜3℃で懸濁させた
この懸濁液に塩化シアン20m1(4).4モル)を添
加し、反応混合物のPH値が7.5〜8.5に保てるよ
うに激しく攪拌しながら90分間に亘り水50mt中N
a2cOmlO.6y(0.1モル)の溶液を同一温度
で滴々に添加した。次いで上述のPH値が保たれ且つ最
終値となるように1NNa0HをO℃で添加した。続い
て有機相を分離し、水50mLで洗浄し、溶媒を室温で
除去した。この結果1−(4−ヒドロキシフェニル)−
1−(4−シアナトフェニル)−シクロヘキサン29y
(理論量の99%)を得た。IRスベクトルニ2.9μ
に強い0H吸収帯、4.5μに0CN吸収帯。参考例1 (a)トリエチルアミン1重量部を4−(4−ヒドロキ
シフェニルイソプロピル)−フェニルシアネート10唾
量部に添加し、混合物を5時間200℃に暖めた。
淡黄色の硬い透明な重合体を得た。(b)実施例5で得
られた1−(4−ヒドロキシフェニル)−1−(4−シ
アナトフェニル)−シクロヘキサン29fにトリエチル
アミン1滴を加え、混合物を5時間170℃に加熱した
硬い淡黄色重合体を得た。参考例2 独国公開特許第17207功号の方法に従い所謂B段階
を得るためには、純粋な2,2−ビスー(4−シアナト
フェニル)−プロパンを用いる場合200℃で5時間以
上が必要であつた。
2,2−ビスー(4−シアナトフェニル)−プロパンに
対して下表に示す量(重量%)の4−(4−ヒドロキシ
フェニルイソプロピル)−フェニルシアネートを添加し
た時、150℃の温度で下表に示す時間が必要であるに
すぎなかつた。
参考例9 独国公開特許第172074吋の方法に従いレゾルシノ
ールジシアネートを用いて成形物を製造する場合、所謂
B段階を達成し且つ容易に処理しうるプレポリマーを得
るためには、純粋なレゾルシノールジシアネートを2叫
間以上150℃に加熱しなければならなかつた。
純粋なレゾルシノールジシアネートに3−ヒドロキシフ
ェニルシアネート1.呼量%を添加するaと、150′
Cで3〜5時間以内に対応するプレポリマーが得られた

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔上式中、R^3、R^4、R^5及びR^6は同一で
    も異なつてもよく且つ水素、ハロゲン又は低級アルキル
    であり、Aは単結合、随時低級アルキルで置換された2
    価の低級アルキル基または5員もしくは6員の環状脂肪
    族基を示し、nは0又は1を表わし、 s及びtは独立して1又は2を表わし、 但しR^3及びR^4はOH基に対しo−位置にある式
    ▲数式、化学式、表等があります▼又は▲数式、化学式
    、表等があります▼の基ではないものとする〕 の芳香族シアン酸エステル。 2 4−(4−ヒドロキシフェニルイソプロピル)−フ
    ェニルシアネートである特許請求の範囲第1項に記載の
    芳香族シアノ酸エステル。 3 3−ヒドロキシフェニルシアネートである特許請求
    の範囲第1項記載の芳香族シアン酸エステル。 4 2−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル
    )−2−(3,5−ジメチル−4−シアナトフェニル)
    −プロパンである特許請求の範囲第1項記載の芳香族シ
    アン酸エステル。 5 2−(3,5−ジクロル−4−ヒドロキシフェニル
    )−2−(3,5−ジクロル−4−シアナトフェニル)
    −プロパンである特許請求の範囲第1項記載の芳香族シ
    アン酸エステル。 6 1−(4−ヒドロキシフェニル)−1−(4−シア
    ナトフェニル)−シクロヘキサンである特許請求の範囲
    第1項記載の芳香族シアン酸エステル。 7 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔上式中、R^3、R^4、R^5及びR^6は同一で
    も異なつてもよく且つ水素、ハロゲン又は低級アルキル
    であり、Aは単結合、随時低級アルキルで置換された2
    価の低級アルキル基または5員もしくは6員の環状脂肪
    族基を示し、nは0又は1を表わし、 s及びをは独立して1又は2を表わし、 但しR^3及びR^4はOH基に対しo−位置にある式
    ▲数式、化学式、表等があります▼又は▲数式、化学式
    、表等があります▼の基ではないものとする〕 の芳香族シアン酸エステルを製造するに当つて、水と混
    和しない有機溶媒及び無機塩基の存在下に式▲数式、化
    学式、表等があります▼ 〔式中、R^3、R^4、R^5、R^6、A、n、s
    、tは上記の意味を有する〕の芳香族ポリヒドロキシ化
    合物をハロゲン化シアンと水性溶液中で反応させること
    を特徴とする製法。
JP51017190A 1975-02-22 1976-02-20 芳香族シアン酸エステルおよびその製法 Expired JPS6052697B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE2507746.7 1975-02-22
DE19752507746 DE2507746A1 (de) 1975-02-22 1975-02-22 Aromatische cyansaeureester

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS51108039A JPS51108039A (ja) 1976-09-25
JPS6052697B2 true JPS6052697B2 (ja) 1985-11-20

Family

ID=5939583

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP51017190A Expired JPS6052697B2 (ja) 1975-02-22 1976-02-20 芳香族シアン酸エステルおよびその製法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US4060541A (ja)
JP (1) JPS6052697B2 (ja)
BE (1) BE838736A (ja)
DE (1) DE2507746A1 (ja)
FR (1) FR2301516A1 (ja)
GB (1) GB1503272A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6373600A (ja) * 1986-09-16 1988-04-04 日本板硝子株式会社 吸音電磁波シ−ルド衝立

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4748270A (en) * 1983-11-16 1988-05-31 The Dow Chemical Company Preparation of aromatic cyanates
JPS62201954A (ja) * 1986-03-03 1987-09-05 Mitsubishi Gas Chem Co Inc 強化ポリオレフイン樹脂組成物.
JPH0811747B2 (ja) * 1986-04-21 1996-02-07 住友化学工業株式会社 ポリフエニレンオキシドのシアン酸エステル
US5284968A (en) * 1986-11-24 1994-02-08 Ciba-Geigy Corporation Process for preparing bis (4-cyanatophenyl)-1,1-ethane
US5162574A (en) * 1986-11-24 1992-11-10 Hi-Tek Polymers, Inc. Bis(4-cyanatophenyl)-1,1-ethane
US4981994A (en) * 1989-07-31 1991-01-01 Shell Oil Company Preparation of cyanate esters
JPH05301852A (ja) * 1991-12-27 1993-11-16 Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd シアン酸エステルおよびシアン酸エステルプレポリマーならびにそれから製造した電気用積層板
US5292861A (en) * 1992-12-29 1994-03-08 International Business Machines Corporation Trifunctional cyanate esters, polymers thereof; use and preparation thereof
SG11201502157VA (en) * 2012-10-26 2015-05-28 Mitsubishi Gas Chemical Co Method for producing cyanogen halide, cyanateester compound and method for producing the same,and resin composition

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1248667B (ja) * 1963-02-16 1967-08-31 Farbenfabriken Bayer Aktiengesellschaft Leverkusen
US3595900A (en) * 1968-07-01 1971-07-27 Minnesota Mining & Mfg Cyanatophenyl-terminated polyarylene ethers
CH536820A (de) * 1970-11-09 1973-05-15 Ciba Geigy Ag Verfahren zur Herstellung von 4-Hydroxy-3,5-di-tert. alkylphenylcyanaten

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6373600A (ja) * 1986-09-16 1988-04-04 日本板硝子株式会社 吸音電磁波シ−ルド衝立

Also Published As

Publication number Publication date
BE838736A (fr) 1976-08-20
DE2507746A1 (de) 1976-09-02
FR2301516B1 (ja) 1979-05-25
JPS51108039A (ja) 1976-09-25
FR2301516A1 (fr) 1976-09-17
GB1503272A (en) 1978-03-08
US4060541A (en) 1977-11-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8242266B2 (en) Phosphorus-containing benzoxazines and preparing method thereof
JPS6052697B2 (ja) 芳香族シアン酸エステルおよびその製法
JPS6052696B2 (ja) 高純度の多官能性シアン酸エステルの製法
US3978028A (en) Process for preparing s-triazine prepolymers by condensation of an aromatic polyhydroxy compound with cyanuric chloride and thereafter reacting the condensation product with cyanogen halide in the presence of base
JPS62246929A (ja) ポリカ−ボネ−トの改質法
JPS6154816B2 (ja)
CA1055513A (en) Process for the production of highly pure, polyfunctional cyanic acid esters
US5284968A (en) Process for preparing bis (4-cyanatophenyl)-1,1-ethane
US9217064B2 (en) Thermosetting resins with enhanced cure characteristics containing organofunctional silane moieties
JPH01501481A (ja) フェノ−ルシアネ−ト−フェノ−ルトリアジンコポリマ−
US4049630A (en) Process for preparation of s-triazine prepolymers
JP2636042B2 (ja) 4,4▲′′′▼―ジヒドロキシクォーターフェニル誘導体およびその製造方法
US3193530A (en) Process for preparation of polycarbonates employing arsonium catalysts
JPH0368630A (ja) 1,4”‐ビスハロフェニルスルホンターフェニルから誘導されたポリアリールスルホン
JP2001163972A (ja) シアン酸エステルプレポリマーの製造方法
US3420894A (en) Process for the preparation of bisphenols
US3764581A (en) Process for the preparation of polyesteroximes and polybenzoxazole (pbo) type polymers derived therefrom
US3358043A (en) New halogenated bisphenols
US3379692A (en) Amide-urethane copolymers
TWI290131B (en) Dicyanatochalcones and processes for their preparation
JPH0423660B2 (ja)
JPS59131624A (ja) 改善された加工性を示すコポリエステル−カ−ボネ−ト
JP2020121961A (ja) リン化合物の製造方法
JPS5912670B2 (ja) S−トリアジン系化合物の製造方法
JPS61197588A (ja) 有機環状りん化合物およびその製造方法