JPS6052682B2 - ブレオマイシン固型製剤 - Google Patents

ブレオマイシン固型製剤

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JPS6052682B2
JPS6052682B2 JP53015158A JP1515878A JPS6052682B2 JP S6052682 B2 JPS6052682 B2 JP S6052682B2 JP 53015158 A JP53015158 A JP 53015158A JP 1515878 A JP1515878 A JP 1515878A JP S6052682 B2 JPS6052682 B2 JP S6052682B2
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bleomycin
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beeswax
blm
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栄敏 東海林
功一 吉田
宏 二宮
巧 山下
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Nippon Kayaku Co Ltd
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Nippon Kayaku Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、局所投与可能な徐放性のブレオマイシン円型
製剤に関する。
癌の治療は、外科、放射線および化学療法を併用して行
われることが多く、化学療法の重要性は益々増大してき
ている。
しカルながら、制癌剤は毒性の強いものが多く、注射等
で全身投与を行つた場合、副作用によつて全身の機能が
衰弱することがかなり多い。かかる理由から、制癌剤を
局所投与することが、化学療法の中で近年重要な位置を
占めるようになつてきた。というのは、一般に制癌剤は
、薬効発現量と副作用発現量が接近しており、全身投与
方法では、制癌剤を必要としない器官、組織に迄薬剤を
到達させ、その為に好ましくない副作用を起させること
が多いが、これに対して局所投与法では、制癌剤を必要
とする部位にのみ集中させることができるので、他の器
官、組織に迄薬剤をあまり到達させないですみ、副作用
が発現しにくくなるからである。
とこ一 −1jL^れjjt、μ 、Lレ tCt1二
IJマーり印’ −■ι、宮体部、乳房、直腸、膀
胱、脳、膣、口腔、咽喉、食道、気管支、喉頭、前立線
は各々機能、形態が異なり、更に癌の進行の程度にも依
存するが、体液、分泌液の質や量が異なるので、局所化
学療法製剤には種々な溶出速度と形状の異なるものが要
求される。また、薬剤は局所で癌細胞に作用し制圧性を
発揮すると共に、血行を介して移行するよりもリンパ節
および周辺組織内へ徐々に浸透して、転移病巣および滲
潤病巣にも作用することが望ましい。
この場合特にその製剤が徐放性であり、局所投与後、例
えば1〜数か月にわたつて徐々に放出されるならば、治
療上、局所に長時間有効濃度を保持し、しかも、濃度が
高すぎるためにひき起される正常組織の炎症等の副作用
を防止することが可能になると考えられる。以上の要望
に対して、従来ブレオマイシンは、徐放性でないブレオ
マイシンの水溶液、油性懸濁液、軟膏、ウイテプゾール
8やカカオ脂等の低融J点の油脂蝋を用いた坐剤等を、
局所に注入、塗布、挿入する方法により投与が行われて
きたが、徐放性でない為、ブレオマイシンの1回当りの
投与量を多くすることができず、また頻繁に投与しなけ
ればならないのに、それが副作用等の関係か7ら事実上
不可能である等の為、充分な治療成噴をあげることがで
きなかつた。
この問題を解決する手段として、蜜蝋などの高融点油脂
蝋をウイテプゾール9やカカオ脂等の低融点の油脂蝋に
添加して徐放性を付与する方法が考えられるが、これら
の組合せによる基剤では、たしかに徐放性機能は付与さ
れるが完全に薬物を溶出させることは不可能であり、そ
の累積溶出率はせいぜい数%〜1Ce.%にとどまり、
基剤中に無駄になつてしまう薬剤が残留する問題を生ず
る。
また、蜜蝋と界面活性剤の組合せでは、界面活性剤の種
類によつて相溶性がなく(例えばポリオキシエチレン誘
導体)、強度が弱く基剤としては使用できず、また相溶
性のあるもの(例えば、グリセリンモノ脂肪酸エステル
など)でも、溶出が早くなり徐放機能をはたすことが困
難である。かかる実情に鑑み、本発明者らは、鋭意検討
した結果、蜜蝋と高級脂肪酸トリグリセリドおよびポリ
オキシエチレン誘導体とを混和して得られる基剤にブレ
オマイシンを配合し、投与局所の機能、形態に応じて成
形することにより、徐放性能を有するブレオマイシン固
型製剤が得られることを見出した。本発見は上記の知見
に基づいて完成されたものである。
本発明で用いられるブレオマイシンとしては、ブレオマ
イシン複合体塩酸塩(以下「BLM一HClJと略す。
)、硫酸塩、ブレオマイシンの末端アミノ基がフェニル
エチルアミノ−プロピルアミノである誘導体硫酸塩(以
下「PEP−BLM」と略す。)などがあげられる。本
発明で用いられる蜜蝋は、東洋蜜蝋、西洋蜜蝋のいずれ
でもよく、高級脂肪酸トリグリセリドは、水素添加動植
物油、合成油脂で軟化温度30〜500のものが好まし
い。
具体的には、市販のウイテプゾール8(ミツバ貿易輸人
品)のH−12、H−1\H−19、W−2\W−31
、W−3飄S−52、S−55.S−58、E−75.
E−7巳E−あ等のうちから1種または2種以上を用い
る。
ウイテプゾール8のほかに、カカオ脂、イソカカオ脂を
用いてもよく、これらに高級脂肪酸モノおよびジグリセ
リドやポリエチレングリコールなどを添加してもよい。
ポリオキシエチレン誘導体としては、ポリオキシエチレ
ンソルビタンモノオレエート、ポリオキシエチレンゾル
ビタンモノステアレートなどの高級脂肪酸エステル、硬
化ヒマシ油誘導体、セチルアルコールエステルなどがあ
げられ、HLBが少なくとも7以上のものがよい。本発
明の固型製剤の好ましい配合の割合は、1剤型当リブレ
オマイシンが3m9〜100WL9力価(重量でおよそ
1m9〜50m9)、蜜蝋が1〜50部、ポリオキシエ
チレン誘導体が1〜40部、残余が脂肪酸トリグリセリ
ドで計10娼としたものである。本発明の固型製剤を製
造するには、先す脂肪酸トリグリセリドとポリオキシエ
チレン誘導体を約50〜70℃に加熱しておき、これに
Tを加えて均一になる迄混合する。
次にこの混合物にブレオマイシンを加え、よく混合した
のち、放冷すればよい。例えば本発明の固型製剤の1形
態であるチューブに充填された固型製剤を製造するには
、ブレオマイシン含有熱混合物を適当な内径のチューブ
に充填し、放冷して固化させたのち、任意の長さに切断
すればよい。また坐剤を製造するにはブレオマイシン含
有熱混合物を例えば砲弾型坐剤コンテナに充填し、放冷
して固化させればよい。なお、本発明の固型製剤の成分
の混合順序は上記に限定されることなく任意でよく、ま
た必要に応じて香料、着色料などを加えてもよい。次に
本発明の固型製剤の優れた効果を、実験例によつて説明
する。
実験例1 本発明の固型製剤のInvitrOでのブレオマイシン
溶出試験(1)試料 NO.lウイテプゾール8H−1565部、同E−85
加部およびポリオキシエチレンゾルビタン モノオレエ
ート15部の混合物を基剤とし、これに4部のBLM−
HClを混合したブレオマイシン固型製剤(対照品)N
O.2蜜蝋5唱、ウイテプゾール8H−1525部、同
E−8525部の混合物を基剤とし、これに4部のBL
M−HClを混合したブレオマイシン固型製剤(対照品
)NO.3蜜蝋90部とポリオキシエチレンソルビタン
モノオレエート10部の混合物を基剤とし、これに4部
のBLM−HClを混合したブレオマイシン固型製剤(
対照品)NO.4実施例1で製造したブレオマイシン固
型製剤(本発明品)NO.5実施例2で製造したブレオ
マイシン固型製剤NO.6実施例4で製造したブレオマ
イシン固型製剤(本発明品)NO.7実施例5で製造し
たブレオマイシン固型製剤(本発明品)NO.8実施例
6で製造したブレオマイシン固型製剤(本発明品)(2
)実験方法 1000m1のビーカーにリンゲル液100077!l
をとり、この中にブレオマイシンの30m9力価相当分
にした試料1個を入れ、3rCの恒温槽内にビーカーを
浸漬し、攪拌羽根(寸法:4cm×1Cr!l)、3r
′.P.m.の速度で攪拌しつつ、各時間毎にリンゲル
液中のブレオマイシンの濃度(溶出量)を295r1T
rt,の波長で吸光度により測定した。
別に同様の系について、各時間毎の試料をリンゲル液中
よりとり出し、試料中に残留しているブレオマイシンの
量を生物検定により測定した。以上の方法によつて溶出
量(%)と残留量(100一溶出量)%の一致性を確か
めつつ、各試料についての溶出量%と時間との関係を求
めた。(3)実験結果 実験結果を第1図に示した。
本図は縦軸にリンゲル液中へのBLM−HClの溶出液
(%)を、横軸に3r′.P.m.攪拌下に放置した日
数をとり、各試料の経日的溶出率(%)を曲線で表わし
たものである。第1図から明らかなように、対照として
の試料NO.lでは2日目で薬物の100%がリンゲル
液中に溶出したのに対して、本発明の試料NO.4〜8
では薬物の100%が溶出するのに5日以上を要した。
すなわち、本発明の試料には明らかな徐放効果が認めら
れた。なお、本発明品の処方からポリオキシエチレン誘
導体を除いたものに相当する試料NO.2(対照品)お
よび高級脂肪酸トリグリセリドを除いたものに相当する
試料NO.3(対照品)では、1力月経過後においても
薬物が殆ど溶出せずに実用にならないことがわかつた。
また本発明の試料は薬物の溶出が進むにつれて全体が均
一な状態からスポンジ状の構造に変化し、このスポンジ
状の構造は蜜蝋の添加量が高い程空隙が少く、ち密な状
態となつていることが肉眼で観察された。
更に蜜蝋の添加量が増大する程、製剤からリンゲル液中
へのブレオマイシンの溶出速度は低下することもわかつ
た。実験例2 本発明の固型製剤のInvivOでのブレオマイシン溶
出試験(1)試料 NO.l実験例1の試料NO.lのものと同様の基剤6
0mgとBLM−HCllOm9力価を混合したブレオ
マイシン固型製剤(対照品)NO.2ウイテプゾール9
E−8575部、ポリオキシエチレンソルビタンモノオ
レエート15部、蜜蝋1娼の混合物60哩にBLM−H
CllO即力価を混合したブレオマイシン固型製剤(本
発明品) NO.3蜜蝋85部、ウイテプゾール8H−155部、
ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート10部の
混合物60m9にBLM−HCllOmg力価を混合し
たブレオマイシン固型製剤(本発明品)(2)実験方法 ラット(DOnryu♀、7週齢153〜168y)の
大腿筋中に試料を埋込み、縫合して1満間毎のブレオマ
イシンの尿中回収率を測定した。
測定値はn=3の平均値である。(3)実験結果 実験結果を第2図に示した。
本図は縦軸にBLM−HClの累積尿中回収率(%)を
、横軸にラット大腿部への埋込後の経過時間をとり、各
試料の経時的、BLM−HCl累積尿中回収率(%)を
プロットしたものである。
第2図から明らかなように本発明の試料 NO.2、NO.3は対照の試料NO.lに比して尿中
へのブレオマイシンの回収量が少なく、明瞭な徐放効果
が認められる。
また、蜜蝋の添加量が多い程、回収量が小さくなつてい
ることからラットの大腿筋中へのブレオマイシンの放出
が適当に抑制されていることがわかる。この場合、蜜蝋
の添加量がO%の対照にくらべて添加量が高くなる程、
ラット大腿部位のブレオマイシンの刺激による外観所見
の変化が認められなくなる傾向が観察された。このよう
に本発明の固型製剤ではブレオマイシンが徐放されるこ
とにより、副作用が軽減されることもわかつた。これら
の事実から、本発明の処方を、癌の剛出手術後の所属リ
ンパ節の周辺、剛出しきれなかつたと思われる組織の周
辺に埋置すれば、転移、再発の防止が可能になると考え
られる。
また、体表面につながつた部位に対しては、術前に本発
明の固型製剤を埋込乃至固定しておけば、術後の転移、
再発も防止することが可能となる。実験例3 本発明の固型製剤のInvivOでのブレオマイシン溶
出試験(1)試料 NO.l実験例2の試料NO.lと同じ(対照品)NO
.2実験例2の試料NO.2と同じ(本発明品)NO.
3蜜蝋20W)、ウイテプゾール8E−8565部、ポ
リオキシエチレン硬化ヒマシ油誘導体HCO6O8田光
ケミカルズ社品)15部の混合物60m9にBLM−H
CllOmgを混合したブレオマイシン固型製剤(本発
明品)NO.4蜜蝋3娼、ウイテプゾール8E−152
5部、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート1
5部の混合物60mgにBLM−HCllOm9を混合
したブレオマイシン固型製剤(本発明品)(2)実験方
法 Wister今道、11週齢のラットの膣部に各試料を
ブレオマイシンとして10m9力価相当量挿入し、膣部
を外側から縫合により閉じて放置する。
次いで放置期間中、1日毎に尿を採取してその中のブレ
オマイシン量を生物検定法で測定する。また放置3日後
に縫合した膣を開き、残留している試料を取り出し、そ
の中に含まれているブレオマイシンの含量を生物検定法
で測定一した。(3)実験結果実験結果を第3図および
第4図に示した。
すなわち、第3図は縦軸にBLM−HClの累積尿中排
出量(%)を、横軸に膣内放置日数をとり、,各試料の
経日的累積尿中排出量をプロットしたものである。第4
図は縦軸に試料をラット膣内に放置した場合の試料中の
Bl.M−HCl残存率(%)を、横軸に試料への蜜蝋
の添加率(%)をとり、3日間放置した後の試料中のB
LM−HCl残存率(%)と蜜蝋の添加率(%)との関
係を示したものである。
第3図から明らかなように、BLM−HClの累積尿中
排出量からみた限りでは各試料間に特に顕著な差は認め
られなかつた。
一方、第4図に示されるように3日後のラットの膣内に
残留している試料中のBLM−HCl量は蜜蝋の濃度が
高い程増大している。
以上の結果を実験例1および実験例2と比較すると、ラ
ットの膣内では、大腿部にくらべて、尿中排出率は低く
、−1nvitr0試験にくらべて固型製剤中の残存率
は高い。すなわちブレオマイシン固型製剤は膣内では、
その他の場合にくらべて持続放出性をより高く示してい
る。このことは、例えば蜜蝋を30%添加した固型製剤
を膣や子宮頚管部位等に挿入したとき、ブレオマイシン
が持続放出され、その部位の癌の治療や転移、再発の防
止に効果を発揮する可能性が有ることを示すものである
。以下に実施例により本発明のブレオマイシン徐放性固
型製剤の製造法について述べる。
実施例1 ウイテプゾール8E−85を75部、ポリオキシエチレ
ンソルビタンモノオレエートを15部とり、60℃に加
熱しつつ、十分に溶融混合する。
これに50メッシュより細かく粉砕した蜜蝋w部を加え
、60℃を保ちつつ、全体を5分間十分に混合する。こ
の溶融混合物の約96部と、ごく少量の流動パラフィン
で湿したBLM−HCl4部とを速やかに混合し、これ
を内径3?のポリオキシエチレンチューブに充填、放冷
し、固化させたのち、チューブの長さを4C71に切断
することにより、1本当り約30即力価のBLM−HC
lを含有したブレオマイシン固型製剤を得る。実施例2 ウイテプゾール8H−15を2α、同E−85を55部
、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエートを2娼
とり、60℃に加熱しつつ十分に溶融混合する。
これに、50メッシュより細かく粉砕した蜜蝋5部を加
え60℃に保ちつつ、全体を3紛間十分に混合する。こ
の溶融混合物の約99.5部と、ごく少量の流動パラフ
ィンで湿したBLM−HClO.O5部とを速やかに混
合し、内容積が約2m1の砲弾型坐剤コンテナに充填し
、放冷することにより、15TrL9力価のBLM−H
Clを1個中に含有したブレオマイシン固型製剤を得る
。実施例3 実施例1において得られた内径3Tntのブレオマイシ
ン固型製剤を充填したポリオキシエチレンチューブを3
7mの長さに切断し、1個当り約2.3m9力価のBL
M−HClを含有したビーズ状の固型製剤を得る。
実施例4 実施例1と同様の方法で蜜+Jt85部、ウイテプゾー
ル8H−155部、ポリオキシエチレンソルビタンモノ
オレエート1娼の混合物96部とごく少量の流動パラフ
ィンで湿したBLM−HCl4部とから、1本当り約3
0m9力価のBLM−HClを含有したブレオマイシン
固型製剤を得る。
実施例5 実施例1と同様の方法で蜜蝋加部、ウイテプゾール9E
−85、65部、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油誘導
体HCO6O8l5部の混合物96部とBLM一HCl
4部とから、1本当り約30m9力価のBLM一HCl
を含有したブレオマイシン固型製剤を得る。
実施例6 実施例1と同様の方法で蜜蝋(至)部、ウイテプゾール
8E−85(9)部、同H−1525部、ポリオキシエ
チレンソルビタンモノオレエート15部の混合物96部
とBLM−HCl4部とから、1本当り約30m9力価
のBLM−HClを含有したブレオマイシン固型製剤を
得る。
実施例7 実施例1と同様の方法で蜜蝋(9)部、ウイテプゾール
8E−854娼、ポリオキシエチレンソルビタンモノオ
レエート(9)部の混合物96部とBLM一HCl4部
とから、1本当り約30m9力価のBLM−HClを含
有したブレオマイシン固型製剤を得る。
実施例81実施例1と同様の方法で蜜蝋2娼、ウイテプ
ゾール8H−15加部、同E−8545部、ポリオキシ
エチレンソルビタンモノオレエート15部の混合物96
部とPEP−BLM4部とから、1本当り約30m9力
価のPEP−BLMを含有したブレオマイシン固型製剤
を得る。
図面の簡単な説明第1図は本発明の固型製剤と対照の固
型製剤のリンゲル液中へのBLM−HClの溶出率(%
)と放置日数との関係を、第2図は本発明の固型製剤と
対照の固型製剤をラット大腿部に埋込んだときのBLM
−HClの累積尿中回収率(%)と経過時間との関係を
、第3図は本発明の固型製剤と対照の固型製剤を膣内に
放置した場合のBLM−HClの累積尿中排出量(%)
と放置日数との関係を、第4図は本発明の固型製剤をラ
ットの膣内に3日間放置したときのBLM−HClの固
型製剤中の残存率(%)と蜜蝋の配合率(%)との関係
をそれぞれ示したものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 蜜蝋、高級脂肪酸トリグリセリド、ポリオキシエチ
    レン誘導体およびブレオマイシンからなるブレオマイシ
    ン固型製剤。
JP53015158A 1978-02-13 1978-02-13 ブレオマイシン固型製剤 Expired JPS6052682B2 (ja)

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FR3087445B1 (fr) * 2018-10-19 2021-12-17 Soc Dexploitation De Produits Pour Les Industries Chimiques Seppic Composition lipidique pour l'encapsulation d'une substance active et permettant le controle de la vitesse de liberation de ladite substance active

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