JPS605230Y2 - 燃焼機器の逆風止め装置 - Google Patents
燃焼機器の逆風止め装置Info
- Publication number
- JPS605230Y2 JPS605230Y2 JP13239480U JP13239480U JPS605230Y2 JP S605230 Y2 JPS605230 Y2 JP S605230Y2 JP 13239480 U JP13239480 U JP 13239480U JP 13239480 U JP13239480 U JP 13239480U JP S605230 Y2 JPS605230 Y2 JP S605230Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exhaust
- plate
- headwind
- combustion equipment
- combustion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Housings, Intake/Discharge, And Installation Of Fluid Heaters (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はガス湯沸器の燃焼機器における逆風止め装置
に関するものである。
に関するものである。
排気筒を備えた燃焼機器にあっては強風時等に排気筒か
らの逆風が燃焼室に流入して、排気抑えを惹起するため
の燃焼不良が生じ甚だ危険である。
らの逆風が燃焼室に流入して、排気抑えを惹起するため
の燃焼不良が生じ甚だ危険である。
そこで、排気筒からの逆風をいわゆるビルトイン型のバ
フラ−を通じて器外へ放出するとともに排気抑えをもな
くしてその燃焼性能を良好に維持することを目的とした
ものは公知であるが、従来では整流板と排気ガイド板を
逆風排出用逃し口に向は傾斜して並設しているにすぎな
い。
フラ−を通じて器外へ放出するとともに排気抑えをもな
くしてその燃焼性能を良好に維持することを目的とした
ものは公知であるが、従来では整流板と排気ガイド板を
逆風排出用逃し口に向は傾斜して並設しているにすぎな
い。
したがって、逆風による排気抑えが少なからず起き、燃
焼不良を生ずるという重大な欠点があった。
焼不良を生ずるという重大な欠点があった。
この考案は燃焼機器における逆風排出用逃し口に向けて
排気ガイド板と整流板を排気間隙を存して並設したもの
において、該整流板上に上端を排気筒の直下に、かつ下
端を逆風排出用逃し口に臨ませた第二整流板を整流板よ
り若干逃し口側へ延出するとともに下端側を絞った導出
間隙を存して設けることにより、逆風の流れを逆風排出
用逃し口へスムースに導いて逆風が燃焼性能に悪影響を
及ぼさずに器外への放出を確実にするとともにこの逆風
による燃焼廃ガスの吸引排出をも促進して燃焼性能を維
持するもので、以下その一実施例を図面にもとづき説明
する。
排気ガイド板と整流板を排気間隙を存して並設したもの
において、該整流板上に上端を排気筒の直下に、かつ下
端を逆風排出用逃し口に臨ませた第二整流板を整流板よ
り若干逃し口側へ延出するとともに下端側を絞った導出
間隙を存して設けることにより、逆風の流れを逆風排出
用逃し口へスムースに導いて逆風が燃焼性能に悪影響を
及ぼさずに器外への放出を確実にするとともにこの逆風
による燃焼廃ガスの吸引排出をも促進して燃焼性能を維
持するもので、以下その一実施例を図面にもとづき説明
する。
図示した実施例はガス湯沸器に適用したものであって、
１はガス湯沸器における熱交換器９の上部に形成された
排気室、２は該排気室１と逆風止め筒体１０を介して連
通させた排気筒で、外殻１１を挿通して立設されている
。
１はガス湯沸器における熱交換器９の上部に形成された
排気室、２は該排気室１と逆風止め筒体１０を介して連
通させた排気筒で、外殻１１を挿通して立設されている
。
３は外殻１１の前面側に設けた逆風排出用逃し口、４は
一定の曲率をもって若干湾曲傾斜して形成せる整流板で
、前記筒体１０内に下部の排気ガイド板５と一定の排気
間隙６を存して並設され、かつこれらは逆風排出用逃し
口３に向けて傾斜して臨設され、整流板４には左右に側
板１２，１２，１３．１３を後記する第二整流板８近く
まで延出させて立設している。
一定の曲率をもって若干湾曲傾斜して形成せる整流板で
、前記筒体１０内に下部の排気ガイド板５と一定の排気
間隙６を存して並設され、かつこれらは逆風排出用逃し
口３に向けて傾斜して臨設され、整流板４には左右に側
板１２，１２，１３．１３を後記する第二整流板８近く
まで延出させて立設している。
また、８は上端を排気筒２の端部より１寸法の直下に、
かつ下端を前面の逆風排出用逃し口３に臨ませ、整流板
４と略平行に湾曲形成した第二整流板で、整流板４より
若干逃し口側へ延出するとともに整流板４上に下端側を
絞った導出間隙７を存して設け、この第二整流板８の存
在により排気筒２のつき出し方向ａに関係なく逆風の一
部分（１寸法で図示した開口部より流入する部分）が側
板１２，１２，１３，１３に囲繞された導出間隙７を通
過するようにしている。
かつ下端を前面の逆風排出用逃し口３に臨ませ、整流板
４と略平行に湾曲形成した第二整流板で、整流板４より
若干逃し口側へ延出するとともに整流板４上に下端側を
絞った導出間隙７を存して設け、この第二整流板８の存
在により排気筒２のつき出し方向ａに関係なく逆風の一
部分（１寸法で図示した開口部より流入する部分）が側
板１２，１２，１３，１３に囲繞された導出間隙７を通
過するようにしている。
第２図は整流板の形状の一実施例であるがその巾および
側板の形状、取付位置又はその有無等は任意に変更して
よいこと勿論である。
側板の形状、取付位置又はその有無等は任意に変更して
よいこと勿論である。
上記のように構成したから、逆風が導出間隙７を通過す
るときに第二整流板８の内面側に負圧が生じその吸引作
用で逆風は両整流板４，８に沿った整然とした流れとな
って逆風排出用逃し口３に向って急速に噴出されその噴
出流により燃焼室１４からの燃焼ガスを吸引排出して燃
焼廃ガスは器外ヘスムースに放出されて排気抑えを惹起
することはない。
るときに第二整流板８の内面側に負圧が生じその吸引作
用で逆風は両整流板４，８に沿った整然とした流れとな
って逆風排出用逃し口３に向って急速に噴出されその噴
出流により燃焼室１４からの燃焼ガスを吸引排出して燃
焼廃ガスは器外ヘスムースに放出されて排気抑えを惹起
することはない。
しかも、第二整流板８の下端を整流板４の下端より長く
（寸法ｔにて示す）するとともに口元を整流板４と間隙
を狭くする等して若干絞ったもので、燃焼ガスの吸引排
出効果がより顕著となり実施上有益である。
（寸法ｔにて示す）するとともに口元を整流板４と間隙
を狭くする等して若干絞ったもので、燃焼ガスの吸引排
出効果がより顕著となり実施上有益である。
従って、強風を受けて排気筒２内に逆風が流入した場合
、逆風の一部分が導出間隙７を通って排出口３から器外
へ急速スムースに放出されるためこの通過時に噴出方向
に沿った排気間隙６から燃焼廃ガスを強力に吸引して逆
風とともに器外へ放出する。
、逆風の一部分が導出間隙７を通って排出口３から器外
へ急速スムースに放出されるためこの通過時に噴出方向
に沿った排気間隙６から燃焼廃ガスを強力に吸引して逆
風とともに器外へ放出する。
この考案は以上説明したように、いわゆるビルトイン型
バフラ−の整流板上に導出間隙を存して第二整流板を設
けたという簡単な構造で、逆風時における逆風の燃焼室
への流入を防止するとともに燃焼室からの燃焼廃ガスの
吸引放出をも促進するから燃焼性能は少しも損われず良
好に維持され著しく安全性を高める効果がある。
バフラ−の整流板上に導出間隙を存して第二整流板を設
けたという簡単な構造で、逆風時における逆風の燃焼室
への流入を防止するとともに燃焼室からの燃焼廃ガスの
吸引放出をも促進するから燃焼性能は少しも損われず良
好に維持され著しく安全性を高める効果がある。
第１図はこの考案の一実施例を示す中央縦断側面図、第
２図は整流板の斜視図である。 １・・・・・・排気室、２・・・・・・排気筒、３・・
・・・・逆風排出用逃しロミ４・・・・・・整流板、５
・・・・・・排気ガイド板、６・・・・・・排気間隙、
７・・・・・・導出間隙、８・・・・・・第二整流板。
２図は整流板の斜視図である。 １・・・・・・排気室、２・・・・・・排気筒、３・・
・・・・逆風排出用逃しロミ４・・・・・・整流板、５
・・・・・・排気ガイド板、６・・・・・・排気間隙、
７・・・・・・導出間隙、８・・・・・・第二整流板。
Claims (1)
- 燃焼機器における排気室１と上部の排気筒２との間に前
面の逆風排出用逃し口３に向けて排気ガイド板５を設け
、該ガイド板５上に整流板４を排気間隙６を存して並設
したものにおいて、該整流板４上に上端を排気筒２の直
下に、かつ下端を前記逆風排出用逃し口３に臨ませた第
二整流板８を整流板４より若干逃し口側へ延出するとと
もに下端側を狭くした導出間隙７を存して設けたことを
特徴とする燃焼機器の逆風止め装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13239480U JPS605230Y2 (ja) | 1980-09-18 | 1980-09-18 | 燃焼機器の逆風止め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13239480U JPS605230Y2 (ja) | 1980-09-18 | 1980-09-18 | 燃焼機器の逆風止め装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5755848U JPS5755848U (ja) | 1982-04-01 |
| JPS605230Y2 true JPS605230Y2 (ja) | 1985-02-18 |
Family
ID=29492632
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13239480U Expired JPS605230Y2 (ja) | 1980-09-18 | 1980-09-18 | 燃焼機器の逆風止め装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS605230Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-09-18 JP JP13239480U patent/JPS605230Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5755848U (ja) | 1982-04-01 |
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