JPS6052286B2 - 前後位置入換え可能なオイルパン機構 - Google Patents

前後位置入換え可能なオイルパン機構

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JPS6052286B2
JPS6052286B2 JP55154542A JP15454280A JPS6052286B2 JP S6052286 B2 JPS6052286 B2 JP S6052286B2 JP 55154542 A JP55154542 A JP 55154542A JP 15454280 A JP15454280 A JP 15454280A JP S6052286 B2 JPS6052286 B2 JP S6052286B2
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    • F01MLUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
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  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は内燃型エンジン(以下1エンジンョと略称す
る)のためのオイルパン機構に関するものである。
より特定すれば、本発明はオイルリザーバの内部に一体
的に取つけられるオイル供給バイブが、そのオイルパン
機構をエンジンに取付ける際、同時に接続される形状と
したオイル供給バイブを含むオイルパン機構に関連する
。エンジン部品において、エンジン上に複数種類の配置
を選択して取つけられるようにした基本部分を製造する
ことは、可能なコスト低減をもたらすものであり、オイ
ルパン機構はそのようなエンジン部品の一つである。こ
のオイルパン機構は、エンジンを゛使用すべき環境、た
とえばこれを車両における比較的狭いエンジン受容室等
に適合させる場合には種々の形状に仕上げなければなら
ない。エンジン正面に関する車軸の位置は、慣習的にオ
イルパン容器の位置を制限する。この容器、すなわちオ
イルリザーバはオイルパンの深い位置を占める必要があ
る。一方、異つた形状のオイルパンを製造することは、
リザーバからエンジン潤滑系へのオイル供給ライン(油
溜バイブ)の構成上、複雑なものとなる。.二以上の配
置において取つけることができるオイルリザーバを形成
し、次いでそのリザーバのエンジン潤滑油系に対する心
要な流体接続を形成することは、潤滑油系がエンジン外
部のオイル流通系からなる場合よりも、エンジンブロッ
ク内に完全装備する場合において、より困難をともなう
このような内装潤滑油システムは、オイルパンがエンジ
ンに取付けられたときにオイルパンの輪部内に非対称的
(中心からずれて)に位置することとなる下部エンジン
ブロックの入口ボートを有するのが普通である。これは
オイル供給ライン、すなわち油溜バイブを設置したオイ
ルリザーバがこの型の種々のエンジンモデルのための所
望の配置において取つけられる場合に、その油溜バイブ
が入口ボートとつながることを要する。一方、従来知ら
れたオイル供給ラインの形式は、オイルパン機構を完全
内装式の潤滑油システムを有するエンジンに取付ける際
、入口ボートとオイルリザーバとの接続を容易にするも
のではない。この問題を克服する一つの技術は、オイル
パン機構に外装したオイル供給ラインを採用することに
より、リザーバとエンジン潤滑油システムとの間の接続
を形成することである。この場合の潤滑油システムは、
たとえば本発明の出願人が現にモデル855C.1.D
.エンジンにおいて使用しているものである。しかし、
この技術はいくつかの欠点がある。特に、外装式オイル
供給ラインは接続点における漏れが生じやすいため、、
、接続が欠損していないかどうかを注意ぶかく監視する
必要がある。また、ラインそれ自体に加わる損傷によつ
ても漏れが生じやすい。さらに、外装式流路ラインは混
乱した外観を呈し、そのエンジンデザインを顧客が心よ
く受けいれないという傾向がある。オイル供給ラインを
オイルパン機構に内装することは、外装式供給ラインに
関する上記のオイル漏れ問題を回避することにつながる
しかし、従来技術において知られた、例えば米国特許第
3653464号に開示されたような形式の内装式オイ
ル供給ラインは、エンジンの最終的な組立の際、その供
給ラインとオイルパンとを別々に取つけることを要する
ため、その点コスト高となる。この米国特許の内装式オ
イル供給ラインは、それがオイルパン機構中に垂下する
ように懸垂的に支持しなければならない。さらに、前記
米国特許には、そのオイルパン機構が開示のものとは異
つたエンジン使用状態に適合できるような別異の取付配
置を教示するものでもない。従来技術においては液導管
をオイルリザーバ内に支持して、これを例えば米国特許
第2437013号に開示されたような所望の末端使用
目的に従つて形成することは知られているが、このよう
なオイルリザーバはオイルパン機構を逆配置にして取つ
けることにより、別の末端利用にも供しうるように形成
されたものではない。
一般に認められている通り、オイルパン機構に関連して
、オイルパンリザーバからオイルポンプに向かうオイル
を濾過するための手段を設けることは、スラッジその他
の汚染物質が循環してエンジンを損傷するという危険を
防止するものてある。
しかし、従来技術によるオイルフィルタは、例えば米国
特許第3888227号及び同3888228号に開示
されたような、複雑な多素子構造を有する。これらの多
素子型フィルタは循環オイルを効果的に洗浄するもので
あるが、製造、組立及び修理のコストが高くつく。従つ
て、装造コストを低減しようとして設計されたオイルパ
ン機構に、このような多素子フィルタ構造を用いること
は明らかに自己矛盾である。また、米国特許第3653
464号に開示されたような、オイル供給ラインに対し
て通常のオイル摘出装置を用いることはやはり製造及び
組立コストの面で問題があり、全体としてのコスト低減
につながらない。本発明の基本目的は上述したような従
来技術の不利益を克服するために、エンジンに取りつけ
る際に自由に向を変えることができ、製造及び組立コス
トが低いオイルパン機構を提供することである。
この場合のエンジンには、オイルパン機構がこれに取つ
けられれば、その機構の輪部内においてその中心部から
ずれて位置することとなるエンジンの入口ボートを介し
て、オイルパンからオイルを引き出すように設計された
潤滑油システムを装備している。本発明の別の目的は、
前記ずれた位置にあるオイル入口ボートを有するエンジ
ンに対し、第1の向きと、その反対の第2の向きにおい
て取つけるためのオイルパンと、前記オイルパン内に一
体的に接続され、それがエンジンに対して所望の向きで
取つけられたときに前記入口ボートと自動的に整列し、
かつこれと連通するオイル供給ライン(油溜バイブ)と
を提供することである。
本発明の一実施態様においては、オイル供給ラインに容
易に一体形成されたオイルフィルタ手段を有する低コス
トの位置可変性オイルパン機構が提供される。
本発明の別の目的は、エンジンノイズを減少するように
した低コストのオイルパン機構を提供することである。
本発明のさらに別の目的は、中心からはずれて位置する
オイル入口ボートを有するエンジンのためのオイルパン
機構であつて、エンジン上に前向き又は後向きのいずれ
の状態でも配置されるように、中心からずれたオイルリ
ザーバを有するオイルパンと、前記オイルパンに一体的
に内装され、オイルパンと共にユニットとしてエンジン
に所望の配置で取つけられれば前記入口ボートと自動的
に整合するような形状に選択されたオイル供給ラインと
からなるものを提供することである。この発明のさらに
別の目的は、内部に形成した”オイルポンプハウジング
が同じく内部形成した流路及びオイルパンに一体形成し
た供給ラインを介してオイルポンプ容器と連通するよう
にした下部エンジンブロック、及びこのブロックに所望
の向きで連結された前記オイルパンの機構を提供し、潤
滑油システム全体の製造コストを低減することである。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施例を説明す
る。第1図を参照すると、本発明の一実施例であるエン
ジンブロックの一要素が図解されている。
このエンジンブロック自体は、本発明と同じ出願人に譲
渡された米国特許願、197gjV:.3月21日付第
22647号に記載された型のものである。このエンジ
ンブロックの重要な特徴は潤滑油回路がそのブロック内
部に完全に一体化して収納されていることである。この
構成はオイルの外部回路を実質的になくすものであり、
シールの欠損から来るオイル漏れ、外部回路があるとす
ればその損傷による潤滑油系の破壊等の問題を解決する
ものである。後に詳述するとおり、本発明は潤滑油回路
を下部エンジンブロック、すなわちクランクシャフト部
(米国特許願第22637号において、はしごフレーム
と称する)を介してオイルパン機構中に突入させるとい
う概念に関するものである。特に、下部エンジンブロッ
クのはしご型フレーム及びオイルパン機構に一体化結合
された内装式流路は、製造及び組立コストを減少し、エ
ンジン機構の全体を種々の末端使用に適応させうるとい
う利点がある。第1図を特に参照すると、上述した合成
エンジンブロックの断面図が示されている。
このブロックは主フレーム、すなわちシリンダブロック
としての上部ブロック2を有し、このシリンダブロック
はその両側面において、ヘッド係合面4とクラーンクシ
ヤフト受容口6とを有する。前記クランクシャフト部と
しての下部エンジンブロック8は前述の米国特許願第2
2647号に記載されたとおりのはしご型フレーム10
を含んでいる。はしご型フレーム10は、その下端面1
2に支持されたオイ.ルパン機構14からオイルを引き
出す(破線矢印a1で示す)と共にはしご型フレーム1
0と上部ブロック2における流路(破線矢印A2で示す
)を介して上部へ押しやるためのオイルポンプ(図示せ
ず)を受容する凹部16を有する。この潤滑一油回路は
合成ブロック内の開放した迷路を通じてオイルを重力に
よりオイルパンに返送すること(矢印A3)をもつて完
結する。シリンダブロックに収容された潤滑油システム
の詳細は前記米国特許願第22647号に記述されてい
る。本発明をより詳細に説明するため、第2図を参照す
る。
この第2図ははしご型フレーム10とオイルパン機構の
部分破断斜視図である。オイルポンプを受容するための
凹部16ははしご型フレーム10の端壁17に開口し、
流路20aを介してオイルパン機構14と連通している
。率路20aもまた、破線で示すようにはしご型フレー
ム10内に完全に包囲されている。凹部16は端壁17
川こ形成された開口からこの凹部に突入したシャフトに
駆動されるエンジンオイルポンプ(図示せず)における
内部作動部分を受けいれる形状になつている。このオイ
ルポンプがエンジンクランクシャフトに連結されたギヤ
列を介して駆動される.態様は、本発明と同じ出願人に
譲渡された197祥12月29日付米国特許願第974
56鰻において完全に記載されている。オイルは供給ラ
インとしてオイル溜バイブ18により凹部16に供給さ
れる。このバイブ18の一端19はオイルパン機構14
の゛内室の下端部と連通し、他端ははしご型フレーム1
0の下端面12上に形成された入口ボート22(破線で
示す)において流路20aと連通している。流路20a
の他端は出口ボート22を介して凹部16内に開口して
いる。オイルはオイルポンプによつて加圧された後、は
しご型フレーム10内に形成された流路20b(破線で
示す)により上部ブロック2に導かれる。流路20bの
他端は、はしご型フレーム10の上面25に形成された
ボート23につながつている。ボート23は上部ブロッ
ク2の下面に形成された(第1図)ボート23と整列し
ている。第3図及び第4図は、第1図及び第2図のはし
ご型フレーム10に取りつけるようにしたオイルパン機
構14を含む、本発明の一実施例を示すものである。
この構造はオイルパン機構14の最下部が、はしご型フ
レーム10における近接した入口端ボート22の反対側
の部分の下方に位置するようにしたものである。第4図
に最もよく示すとおり、オイルパン機構14は、エンジ
ンドレインからのオイルが流入する浅い導入部26と、
オイルを循環させるようにオイルパン機構の中央から非
対称にずれた深い容器部としてのリザーバ及びこのリザ
ーバ27の内側最下部のオイルをエンジンのはしご型フ
レーム10おける入口ボート22(破線で示す)に導く
ためのオイル供給ラインとしての油溜バイブ28とから
なつている。第3及び4図は、オイルパン機構において
、その導入部26の先端がはしご型フレーム10におけ
る入口ボート22(破線図示)の直下に位置するように
した構成を描いている。このような構成いおいて、容器
部すなわちリザーバ27は、オイルパン機構をエンジン
に取りつけたとき入口ボート22からある距離だけ離れ
ており、油溜バイブ28はオイルをリザーバ27の下端
部より導入部26を介して入口ボート22へ効率的に導
く形状にしなければならない。
これはバイブ28の構成を、それがオイルパン機構14
に一体的に取りつけたときにリザーバ27の底壁を平行
するようにした第1脚部30と、リザーバ27の頂部に
近い点までほぼ垂直に延びる第2脚部32、及び導入部
26を通つてほぼ水平に延び入口ボート22に接続され
るための第3脚部34からなるようにして達せられる。
第3脚部34の先端36は、カラー35に支持され、こ
のカラーは入口ボート22と固く連結される。第1脚部
30及ひ第3脚部34はそれぞれ逆S型クリップ38及
び40を用いてリザーバ27の底壁及び導入部26に平
行して取りつけられる。これらのクリップについて付言
すると、結局、クリップ38及び40が油溜バイブ28
をオイルパン機構の内部に支持する手段となつているも
のである。さらに、リザーバ27は、スラッジすなわち
汚染オイル除去のためのトレー42を有する。オイルパ
ン機構14はリザーバ27の上部周縁におけるフランジ
44の全長にわたり、この機構14をはしこ型フレーム
の下端面12(第1及び2図)に支持させるためのボル
トを受容する孔46を有する。
機構14がリザーバ27と共に第3及び第4図に示すよ
うな位置を占めると、油溜バイブ28の端部は36は入
口ボート22と自動的につながるように正確に配置され
なければならない。導入部26はさらに平行した複数の
水平段部29を有し、これはオイルパン機構14がエン
ジンに支持されたときの補強及びノイズ低下の機能を発
揮する。
第5図及び第6図は、オイルパン機構1Cが第3図及び
第4図に示された状態と逆の配置においてエンジンに支
持された選択的な実施例を示している。
特に、機構1Cのリザーバ27は入口ボート22の直下
に位置するように構成されるので、第3図及び第4図の
場合と異つた形状の油溜バイブとしてリザーバ27と入
口ボート22との完全な連通を与えることが必要である
。第5図及び6図に示すオイルパンそれ自体はリザーバ
27、導入部26及びフランジ44を有し、従つて第3
及び4図に示すものと同じ形状であり、異る点はリザー
バ27が第3及び4図における導入部26の位置を占め
るということだけである。リザーバ27を入口ボート2
2に近づけたため、第5及び6図の機構においては、よ
り単純な油溜バイブ形状が採用される。油溜バイブ48
は実質上リザーバ27の底壁に平行した第1脚部50と
、リザーバ27の頂部まで実質上垂直に延びてカラー5
4と係合する第2脚部52とを有する。カラー54はバ
イブ48の先端を支持して入口ボート22への接続を容
易にするものである。クリップ56及び58は油溜バイ
ブ48の第1脚部50をリザーバ27の底壁は対し、平
行に維持するものである。油溜バイブ28(第3及び4
図)と48(第5及び6図)はそのバイブの入口端に一
体形成したフィルタ手段を有してスラッジその他オイル
中の汚染物質の循環を阻止することができる。
これは第6図に最もよく示されている。油溜バイブ48
の第1脚部50はキャップ60を有し、バイブの開放端
を閉止することができる。オイルは第1脚l部50の長
さ方向に直交して底部周面に平行して切欠きされた弧状
スロット62からバイブ中に流入する。これらのスロッ
トの幅及び数はオイルからふるい分けるべき固形粒子の
大きさと、エンジンの妥当な潤滑にとつて必要なオイル
循環流量に・関連して選定される。第7及び8図は油溜
バイブをオイルパンリザーバ27の底面及び導入部に取
つけて平行に維持するための逆S型取付クリップの二つ
の異つてサイズを詳細に示すものである。第7図に示し
たより)小さいクリップ40は第3図に示した導入部2
6の底壁に2請部を支持するためのものである。クリッ
プ40は水平部64、第2垂直部66及び第3湾曲部6
8を有する。第8図に示したクリップ38はクリップ4
0よりも大きくて、油溜バイブ28の第1脚部30及び
油溜バイブ48の第1脚部50をリザーバ27の底壁に
取つけるためのものである。クリップ38もまた、第1
水平脚70、第2垂直部72及び第3湾曲部74からな
つている。取付クリップが水平部64及び70をそれぞ
れ導入部及びリザーバ27の底面に接して載置されると
、それらは溶接等により固定される。湾曲部68及び7
4は油溜バイブの外径に等しい曲率半径を有してこれら
の部分がバイブ外周に適合し、同様に溶接固定されるよ
うになつている。垂直部66及び72の長さはバイブが
導入部及びリザーバ27の底壁から分離する距離を決定
する。バイブがリザーバ27の床面から離れる距離は、
導入部の床面から離れる距離よりも大きいことが望まし
い。これはスラッジがリザーバ27の底面に溜るため、
バイブ入口をその滞留スラッジに没入させないことを目
的とするからである。これはバイブの入口がスラッジで
閉寒されたり、スラッジがエンジン内に循環するのを避
けるためである。第9図はフランジ44の詳細として、
その下端面に溶接された補強バー76がオイルパン機構
の周縁の支持を補い、はしご型フレーム10の下端面1
2との液密シール補助する態様を示すものである。
第10図は、本発明のオイルパン機構を取つけるための
下端面12を有するはしご型フレーム10の端面の示す
ものである。
第10図において、第2図に示すものと同じ構造要素は
同一の参照数字を用いてある。第10図に示すとおり、
凹部16は円筒形である。凹部16の後壁18は、流路
20aのボート22″を凹部16の下部に接続するため
のスロット80を有する。これにより、油溜バイブ(図
示せず)を介して受入れられたオイルが凹部16の下端
近くに位置する潤滑油ポンプ(図示せず)に供給される
ようになつている。第11図は、はしご型フレーム10
の破断側面図であつて、凹部16及び流路20aの軸方
向長さを示している。以上に説明したオイルパン機構及
びはしご型フレームは、これまで分離した要素として加
工されかつ組立てられてきたものを一体化形成したこと
により特徴づけられる、きわめて単純化した内燃機関を
提供するものであることが理解されよう。
また、組立コスト減少するため、この一体化された各要
素は多くの機能上の利益を有する。例えば、はしご型フ
レームにオイルポンプを受容するための凹部を形成した
ことは、常套的なオイルハウジングが省略できることを
意味し、これにより内部形成すべき取付支持体と、通常
型のオイルポンプハウジングで必要とされる供給及び排
出ラインのシール接続を不要とするものである。上記の
ように、はしご型フレーム中にオイルポンプを受容する
ための凹部を位置づけたことにより、オイルポンプはク
ランクシャフトとのギア接続をもつて駆動できるように
、きわめて容易に組立て及び配置することができる。本
発明の比較的重要な利益は、シート金属から打抜くこと
により、その打抜形状がエンジンを使用すべき環境に応
じてエンジンブロック上で反転配置できるようにしたオ
イルパンを含むオイルパン機構を構成した点にある。本
発明はまた内部オイル循環回路を有するエンジンにオイ
ルパンを逆振り可能に取つけるための方法を提供するも
のである。特に、この方法は適当に形成された油溜バイ
ブをオイルパン機構に一体接続することが、同一エンジ
ンの異つた応用に対して二つの異つたオイルパンを形成
することなしに、簡単に行えるようにしたものである。
本発明は例えば前記米国特許願第22647号に記載さ
れたエンジンブロックのように強度一重量比がきわめて
高いことを要する内燃機関に最適である。このような、
いわゆる圧縮点火型エンジンは路上走行用の車両、携帯
用の圧縮ユニット及び船舶推進機その他の産業分野ての
使用に最適てある。
【図面の簡単な説明】
第1図はエンジンブロックを本発明のオイルパン機構と
共に示す断面図、第2図は本発明の下部エンジンブロッ
ク、オイルパン機構及びオイル供給ラインを示す部分破
断斜視図、第3図は本発明に従つて形成されたオイルパ
ン機構の一実施例を示す頂面図、第4図は第3図の4−
4矢視線に沿つて見たオイルパン機構の断面図、第5図
は本発明に従つて形成されたオイルパン機構の別の実施
例の頂面図、第6図は第5図の6−6矢視断面図、第7
図は取付クリップの一形状の側面図、第8図はその別の
形状の側面図、第9図はオイルパン機構の取付用フラン
ジの断面図、第10図は第1図に示した下部エンジンブ
ロックの一端面図、第11図はその左側面図である。 8・・・・・・下部エンジンブロック(クランクシャフ
ト部)、10・・・・・・はしご型フレーム、14・・
・・・・オイルパン機構、16・・・・オイルポンプを
受容するための凹部、26・・・・・・オイル導入部、
27・・・・・・オイルリザーバ、28、48・・・・
・油溜バイブ、38、40・・・・・バイブ支持クリッ
プ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 a 自身の中心部に関して非対称に位置するオイルリザ
    ーバを収納したオイルパンであつて、このオイルパンが
    エンジン上に、ある一つの配置で取付けられたときは前
    記オイルリザーバを前記エンジンの前方に支持し、前記
    オイルパンがエンジン上に前記と逆の配置で取つけられ
    たときは前記オイルリザーバを前記エンジンの後方に支
    持するためのフランジを含み、このフランジには前記エ
    ンジン上への配置に関する前後方向に対称的に配設され
    た複数のボルト受容孔を有してなる前記オイルパンと、
    前記オイルリザーバの内側底部から前記エンジンのオイ
    ル入口ポートに向けてオイルを移送するために、前記エ
    ンジンに関する前記オイルパンの意図的な配置に従つて
    形成されたパイプを含む供給手段と、前記パイプを前記
    オイルパンに一体的に取付けて前記オイルパン及び前記
    パイプを前記エンジンに同時に支持させるようにすると
    共に、前記オイルパンが前記エンジン上に所望の配置に
    おいて支持されたとき前記パイプの一端を前記入口ポー
    トに自動的に整列させるようにするための取付手段と、
    を備えたことを特徴とする、オイルパンをエンジン上に
    支持したとき前記オイルパンの輪郭内において中心から
    ずれて位置することとなる前記エンジン上の入口ポート
    を介して前記オイルパン内のオイルを引き出すようにし
    た潤滑油システムを備えたエンジンのためのオイルパン
    機構。 2 オイルパンをエンジン上に取つける際の前記所望の
    配置が前記オイルリザーバを前記入口ポートの直下に位
    置づけるものであり、前記パイプが前記オイルパンに一
    体化接続されると共に、前記オイルパンがエンジン上に
    取つけられたとき前記パイプは前記リザーバの底壁に平
    行する第1脚部と、前記第1脚部の一端に連なつて前記
    入口ポートに向かい垂直上方に延びる第2脚部とを有す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のオイル
    パン機構。 3 オイルパンをエンジン上に取つける際の前記所望の
    配置が前記オイルリザーバを前記入口ポートからはずれ
    た位置におくと共に、前記パイプは前記リザーバの底壁
    に平行する第1脚部と、前記第1脚部の一端に連なり前
    記リザーバの垂直高さにおける実質部分をなす距離だけ
    ほぼ垂直上方に延びる第2脚部、及び前記第2脚部の一
    端に連なり前記入口ポートに向かつてほぼ水平に延びる
    第3脚部からなることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載のオイルパン機構。 4 前記供給手段が前記オイルリザーバの範囲内におい
    てその手段に沿つて形成された、前記入口ポートに搬送
    されるべきオイルを濾過するためのフィルタ手段を含む
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の機構。 5 前記フィルタ手段が前記供給手段に形成された複数
    の平行配置された弧状スロットを含むことを特徴とする
    特許請求の範囲第4項記載の機構。 6 前記パイプにおける前記第1脚部が前記入口ポート
    に搬送されるべきオイルを濾過するためのフィルタ手段
    を含むことを特徴とする特許請求の範囲第2項又は第3
    項記載の機構。 7 前記フィルタ手段が前記パイプの前記第1脚部の外
    周に沿つて形成された複数の平行した弧状スロットを含
    むことを特徴とする特許請求の範囲第6項記載の機構。 8 前記取付手段が、前記リザーバの底壁に平行した第
    1水平部と、前記リザーバの底壁に対して直角に延びる
    第2垂直部、及び前記供給手段の曲率半径に等しい曲率
    半径を有する第3湾曲部からなる一又は二以上の逆S型
    クリップを含むことを特徴とする特許請求の範囲第1〜
    7項のいずれか1項に記載の機構。9 前記取付手段の
    前記第1水平部が前記オイルパン機構の底壁に支持され
    ると共に、前記第3湾曲部が前記パイプの外周を支持し
    たことにより、前記パイプを前記オイルパン機構の底壁
    から分離しかつ平行に維持されるようにしたことを特徴
    とする特許請求の範囲第8項記載の機構。 10 エンジンがこれにオイルを供給するための潤滑油
    ポンプを受容する円筒室を含む潤滑油ポンプハウジング
    を備えた下部エンジンブロックをエンジンの長さに沿つ
    て形成したものであり、前記円筒室がエンジンの主フレ
    ームと連結されるオイル放出路、及び前記入口ポートと
    前記円筒室との間に延びる前記下部エンジンブロックの
    側壁内に形成されたオイル取入流路を含むことを特徴と
    する特許請求の範囲第1〜9項のいずれかに記載の機構
JP55154542A 1979-11-01 1980-10-31 前後位置入換え可能なオイルパン機構 Expired JPS6052286B2 (ja)

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JP55154542A Expired JPS6052286B2 (ja) 1979-11-01 1980-10-31 前後位置入換え可能なオイルパン機構

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BR (1) BR8007077A (ja)
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2276205B (en) * 1993-03-18 1995-10-18 Rover Group Oil sumps
DE102005025726A1 (de) * 2005-06-04 2006-12-07 Ibs Filtran Kunststoff-/ Metallerzeugnisse Gmbh Befestigungsvorrichtung und Verfahren zur Befestigung eines Bauteils in einer Ölwanne

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KR830004524A (ko) 1983-07-13
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JPS5681211A (en) 1981-07-03

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