JPS6052107B2 - 曲面状瓦の製造方法 - Google Patents
曲面状瓦の製造方法Info
- Publication number
- JPS6052107B2 JPS6052107B2 JP14855479A JP14855479A JPS6052107B2 JP S6052107 B2 JPS6052107 B2 JP S6052107B2 JP 14855479 A JP14855479 A JP 14855479A JP 14855479 A JP14855479 A JP 14855479A JP S6052107 B2 JPS6052107 B2 JP S6052107B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- curing
- pallet
- curved
- flat bar
- spacer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
- Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、曲面状瓦の製造方法に関するものであつて、
更に詳述すれば、上側にフラツトバー１を二方向の曲率
を有するように固定した下側養生パレット２と、下側養
生パレット２のフラツトバー１と同一の二方向の曲率を
有するようフラツトバー１を下側に固定した上側養生パ
レット３との間にスペーサー４を介して未硬化の石綿セ
メント賦形物５を積載し、養生硬化した後に養生パレッ
ト３及びスペーサー４を外して、硬化して得られる曲面
状瓦を取り出すことを特徴とする曲面状瓦の製造方法に
係るものである。
更に詳述すれば、上側にフラツトバー１を二方向の曲率
を有するように固定した下側養生パレット２と、下側養
生パレット２のフラツトバー１と同一の二方向の曲率を
有するようフラツトバー１を下側に固定した上側養生パ
レット３との間にスペーサー４を介して未硬化の石綿セ
メント賦形物５を積載し、養生硬化した後に養生パレッ
ト３及びスペーサー４を外して、硬化して得られる曲面
状瓦を取り出すことを特徴とする曲面状瓦の製造方法に
係るものである。
従来より施工後の葺き上り外観が良好な二方向の曲面を
有する石綿セメント製の曲面状瓦を均一な反りを有する
製品として効率よく製造する方法が望まれていた。
有する石綿セメント製の曲面状瓦を均一な反りを有する
製品として効率よく製造する方法が望まれていた。
しカルながら、本発明者らが知る限りこのような方法は
公には報告されていない。本発明は上記の点に鑑みなさ
れたものであつて、その目的とするところは、施工後の
葺き上り外観が良好な二方向の曲面を有する石綿セメン
ト製の曲面状瓦を均一な反りを有する製品として効率よ
く製造する方法を提供するにある。
公には報告されていない。本発明は上記の点に鑑みなさ
れたものであつて、その目的とするところは、施工後の
葺き上り外観が良好な二方向の曲面を有する石綿セメン
ト製の曲面状瓦を均一な反りを有する製品として効率よ
く製造する方法を提供するにある。
以下図に示す実施例を挙げて本発明を説明する。
第１図は一対の養生パレットの正面図であり、第２図は
その側面図である。本発明の曲面状瓦の製造方法におい
て使用する養生パレットは下側養生パレット２と上側養
生パーレツト３の二つで一対とされたものである。
その側面図である。本発明の曲面状瓦の製造方法におい
て使用する養生パレットは下側養生パレット２と上側養
生パーレツト３の二つで一対とされたものである。
下側養生パレット２は第１図及び第２図のように、パレ
ット台部６の上に高さを端部から中央部に行くに従つて
漸次高くなるように支柱７を設けて、この支柱７の上面
に弓状にフラツトバーを固定して１つのフラツトバーの
弓状部を形成し（第１図参照）、この弓状部を複数個平
行させて、端部から中央部に行くに従つて高くなるよう
にして、二方向の曲率を有するように固定したものてあ
る。上側養生パレット３は第１図及び第２図のように、
下側養生パレット２のフラツトバー１と同一の二方向の
曲率を有するようフラツトバー１を下側に固定したもの
であつて、フラツトバー１の固定の仕方は、下側養生パ
レット２の場合と同様パレット台部６に高さを漸次変え
た支柱７を設け、その支柱７にフラツトバー１を固定し
たものである。本発明においては、上記のような下側養
生パレット２と上側養生パレット３との間に、スペーサ
ー４を介して抄造などによつて得られた未硬化の石綿セ
メント賦形物５を第３図及び第４図に示されるように積
載して養生硬化させる。スペーサー４積載される石綿セ
メント賦形物４が互いにくつつかないようにするための
ものであり、硬化後の石綿セメント板（曲面状瓦）から
の離形性のよいものが選択される。ここで用いられるス
ペーサー４としては、薄鉄板、サランネツトのような合
成繊維の網体、フェルト等が用いられる。薄鉄板を用い
る場合は、上下の養生パレット２，３の多数のフラット
パー１の形成する二方向に曲率のある曲面と同じ曲率の
曲面状に成形しておくのが望ましい。また、スペーサー
４として合成繊維の網体やフェルト等の剛性のないもの
を用いる場合は、養生パレット２，３のフラットパー１
に接する第１番目のスペーサー４は必ず鉄板のような剛
性のものを用いなければならない。このようにスペーサ
ー１は複数の種類のものを組み合わせて用いてもよいも
のである。養生硬化は上記のように積載したままで、湿
熱養生などの通常の養生条件で行なわれる。養生硬化の
後は、まず、上側養生パレット３を；外し、次いで、ス
ペーサー４を外しながら順次石綿セメント製の曲面状瓦
を取り出すものである。
ット台部６の上に高さを端部から中央部に行くに従つて
漸次高くなるように支柱７を設けて、この支柱７の上面
に弓状にフラツトバーを固定して１つのフラツトバーの
弓状部を形成し（第１図参照）、この弓状部を複数個平
行させて、端部から中央部に行くに従つて高くなるよう
にして、二方向の曲率を有するように固定したものてあ
る。上側養生パレット３は第１図及び第２図のように、
下側養生パレット２のフラツトバー１と同一の二方向の
曲率を有するようフラツトバー１を下側に固定したもの
であつて、フラツトバー１の固定の仕方は、下側養生パ
レット２の場合と同様パレット台部６に高さを漸次変え
た支柱７を設け、その支柱７にフラツトバー１を固定し
たものである。本発明においては、上記のような下側養
生パレット２と上側養生パレット３との間に、スペーサ
ー４を介して抄造などによつて得られた未硬化の石綿セ
メント賦形物５を第３図及び第４図に示されるように積
載して養生硬化させる。スペーサー４積載される石綿セ
メント賦形物４が互いにくつつかないようにするための
ものであり、硬化後の石綿セメント板（曲面状瓦）から
の離形性のよいものが選択される。ここで用いられるス
ペーサー４としては、薄鉄板、サランネツトのような合
成繊維の網体、フェルト等が用いられる。薄鉄板を用い
る場合は、上下の養生パレット２，３の多数のフラット
パー１の形成する二方向に曲率のある曲面と同じ曲率の
曲面状に成形しておくのが望ましい。また、スペーサー
４として合成繊維の網体やフェルト等の剛性のないもの
を用いる場合は、養生パレット２，３のフラットパー１
に接する第１番目のスペーサー４は必ず鉄板のような剛
性のものを用いなければならない。このようにスペーサ
ー１は複数の種類のものを組み合わせて用いてもよいも
のである。養生硬化は上記のように積載したままで、湿
熱養生などの通常の養生条件で行なわれる。養生硬化の
後は、まず、上側養生パレット３を；外し、次いで、ス
ペーサー４を外しながら順次石綿セメント製の曲面状瓦
を取り出すものである。
これによつて、上下均一な反りを有する製品が得られる
。本発明の曲面状瓦の製造方法は、上記のよう，に、上
側にフラットパー１を二方向の曲率を有するように固定
した下側養生パレットと、下側養生パレットのフラット
パーと同一の二方向の曲率を有するようフラットパーを
下側に固定した上側養生パレットとの間にスペーサーを
介して未硬化の石綿セメント賦形物を積載し、養生硬化
した後に養生パレット及びスペーサーを外して、硬化し
て得られる曲面状瓦を取り出すので、単に上側と下側の
１対の養生パレットの間にスペーサーを介して養生させ
るだけで二方向の曲面を有する石綿セメントの曲面状瓦
を得ることができ、仮りを形成するための別工程を要さ
ず非常に生産効率が大きいものである。
。本発明の曲面状瓦の製造方法は、上記のよう，に、上
側にフラットパー１を二方向の曲率を有するように固定
した下側養生パレットと、下側養生パレットのフラット
パーと同一の二方向の曲率を有するようフラットパーを
下側に固定した上側養生パレットとの間にスペーサーを
介して未硬化の石綿セメント賦形物を積載し、養生硬化
した後に養生パレット及びスペーサーを外して、硬化し
て得られる曲面状瓦を取り出すので、単に上側と下側の
１対の養生パレットの間にスペーサーを介して養生させ
るだけで二方向の曲面を有する石綿セメントの曲面状瓦
を得ることができ、仮りを形成するための別工程を要さ
ず非常に生産効率が大きいものである。
また、得られる製品も上下より養生パレットの多数のフ
ラットパーの形成する曲面の形状に沿わせて曲面を形成
させたまま養生させるので均一な反りを有するものが得
られ、この製品は施工後の葺き上り外観が良好であつて
、いわゆるバネ上りが少ないものである。
ラットパーの形成する曲面の形状に沿わせて曲面を形成
させたまま養生させるので均一な反りを有するものが得
られ、この製品は施工後の葺き上り外観が良好であつて
、いわゆるバネ上りが少ないものである。
第１図は本発明の曲面状瓦の製造方法の一実施例におい
て使用する一対の養生パレットの正面図、第２図はその
側面図てある。 第３図は石綿セメント賦形物を積載して養生硬化させる
際の積載状態を示す正面図、第４図はその側面図である
。１・・・フラットパー、２・・・下側養生パレット、
３・・・上側養生パレット、４・・・スペーサー。
て使用する一対の養生パレットの正面図、第２図はその
側面図てある。 第３図は石綿セメント賦形物を積載して養生硬化させる
際の積載状態を示す正面図、第４図はその側面図である
。１・・・フラットパー、２・・・下側養生パレット、
３・・・上側養生パレット、４・・・スペーサー。
Claims (1)
- １ 上側にフラツトバーを二方向の曲率を有するように
固定した下側養生パレットと、下側養生パレットのフラ
ツトバーと同一の二方向の曲率を有するようフラツトバ
ーを下側に固定した上側養生パレットとの間にスペーサ
ーを介して未硬化の石綿セメント賦形物を積載し、養生
硬化した後に、養生パレット及びスペーサーを外して、
硬化して得られる曲面状瓦を取り出すことを特徴とする
曲面状瓦の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14855479A JPS6052107B2 (ja) | 1979-11-15 | 1979-11-15 | 曲面状瓦の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14855479A JPS6052107B2 (ja) | 1979-11-15 | 1979-11-15 | 曲面状瓦の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5673681A JPS5673681A (en) | 1981-06-18 |
| JPS6052107B2 true JPS6052107B2 (ja) | 1985-11-18 |
Family
ID=15455347
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14855479A Expired JPS6052107B2 (ja) | 1979-11-15 | 1979-11-15 | 曲面状瓦の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6052107B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0518163Y2 (ja) * | 1986-10-23 | 1993-05-14 |
-
1979
- 1979-11-15 JP JP14855479A patent/JPS6052107B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0518163Y2 (ja) * | 1986-10-23 | 1993-05-14 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5673681A (en) | 1981-06-18 |
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