JPS605202A - 多孔性セルロ−スエステル系中空繊維およびその製造方法 - Google Patents
多孔性セルロ−スエステル系中空繊維およびその製造方法Info
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- JPS605202A JPS605202A JP11004783A JP11004783A JPS605202A JP S605202 A JPS605202 A JP S605202A JP 11004783 A JP11004783 A JP 11004783A JP 11004783 A JP11004783 A JP 11004783A JP S605202 A JPS605202 A JP S605202A
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- hollow fiber
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
く技術分野〉
本発明は選択透過性の多孔性セルロースニスデル系中空
繊維に関するものである。
繊維に関するものである。
更に詳しくは、セルロースニスデルを主成分とし、この
重合体(C)と相溶性を有する可塑剤(A)と実質的に
溶耐性を呈しない添加剤(B)とからなる組成物から溶
融紡糸法によって中空繊維透析膜を得る技術に係る。
重合体(C)と相溶性を有する可塑剤(A)と実質的に
溶耐性を呈しない添加剤(B)とからなる組成物から溶
融紡糸法によって中空繊維透析膜を得る技術に係る。
〈従来技術〉
一方、セルロースエステルの溶融紡糸による中空繊維に
ついては特冊昭54−42420号公報に、セルロース
エステルにポリエチレングリコール及びグリセリンの均
一混合物を加えて中空繊維を製造した後、繊維から混合
物溶媒を抽出処理することに〜より人工透析用膜を得る
方法が記載されている。
ついては特冊昭54−42420号公報に、セルロース
エステルにポリエチレングリコール及びグリセリンの均
一混合物を加えて中空繊維を製造した後、繊維から混合
物溶媒を抽出処理することに〜より人工透析用膜を得る
方法が記載されている。
この製法からなる中空!1組は透析膜であり、物質透過
性は小分子量物質に限られた緻密性の膜に関するもので
ある。
性は小分子量物質に限られた緻密性の膜に関するもので
ある。
他方、多孔性のセルロースアセテート系膜については、
特公昭57−59253号公報又は特開昭57−825
14号公報に湿式紡糸による製造方法が開示されている
ものの、溶融紡糸による多孔性セルロースエステル系中
空繊維の製造技術は未だ知られていない。
特公昭57−59253号公報又は特開昭57−825
14号公報に湿式紡糸による製造方法が開示されている
ものの、溶融紡糸による多孔性セルロースエステル系中
空繊維の製造技術は未だ知られていない。
従来法の溶融紡糸においては、紡糸ドラフトが大きいこ
と(一般的には40以上)から多孔性とすることは回動
であり、従来技術によって空孔率の高い多孔性セルロー
スエステルの中空繊維を得ようどすると、セルロースエ
ステルに対して可塑剤及び非可塑性の添加物を多量に使
用した組成とする必要がある。
と(一般的には40以上)から多孔性とすることは回動
であり、従来技術によって空孔率の高い多孔性セルロー
スエステルの中空繊維を得ようどすると、セルロースエ
ステルに対して可塑剤及び非可塑性の添加物を多量に使
用した組成とする必要がある。
ところが、このような重合体成分の少ないセルロースエ
ステル組成物の溶融粘度は、一般のポリマーの溶融紡糸
の場合に比較して著しく低くなり、紡糸可能な溶融温度
範囲が狭小となり、結果的に安定条(Tで均繊性の良好
なセルロースエステル系中空NJ&iffが得られない
という製造上の問題がある。
ステル組成物の溶融粘度は、一般のポリマーの溶融紡糸
の場合に比較して著しく低くなり、紡糸可能な溶融温度
範囲が狭小となり、結果的に安定条(Tで均繊性の良好
なセルロースエステル系中空NJ&iffが得られない
という製造上の問題がある。
また、溶融紡糸の場合、湿式紡糸のように紡糸ポリマ、
−の温度を低くなし得ないため、空孔率の高い、孔径の
大きい、多孔性構造体を得るには不利となる。
−の温度を低くなし得ないため、空孔率の高い、孔径の
大きい、多孔性構造体を得るには不利となる。
このように溶融紡糸によるセルロースエステル系中空繊
維の多孔性構造体の!!IJ造方法は至勤な技術である
と予測され、その製造技術が確立されていない状況にあ
る。
維の多孔性構造体の!!IJ造方法は至勤な技術である
と予測され、その製造技術が確立されていない状況にあ
る。
〈発明の目的〉
本発明の目的は、溶融紡糸においてセルロースエステル
系中空繊維の孔径、内外面の孔径分布。
系中空繊維の孔径、内外面の孔径分布。
空孔率等の多孔性特性を自由に制御ならしめて、所望の
透過特性を保有する多孔性のセルロースエステル系中空
litを提供することにある。
透過特性を保有する多孔性のセルロースエステル系中空
litを提供することにある。
〈発明の構成〉
本発明は従来の溶融紡糸によって1g−られることがで
きなかった多孔性セルロースエステル系中空IJi帷、
即ち孔直径0.01μ〜数μ、空孔率30%以上の多孔
性構造体よりなるセルロースエステル中空繊維及びその
製造方法である。
きなかった多孔性セルロースエステル系中空IJi帷、
即ち孔直径0.01μ〜数μ、空孔率30%以上の多孔
性構造体よりなるセルロースエステル中空繊維及びその
製造方法である。
本発明における多孔性セルロースエステル系中空繊維は
、その多孔性に起因して優れた透水1/l−と−選択透
過性を備えたものである。即ち本発明の中空ll1Nは
、50〜2000we / rd ・rtvn r ・
hrなる大きな限外1過係数を有し、しかも血漿アルブ
ミンの透過率が60%以上で分子量200万のブルーデ
キストランの透過阻止率が80%以上であるという優れ
た選択透過性を有する。
、その多孔性に起因して優れた透水1/l−と−選択透
過性を備えたものである。即ち本発明の中空ll1Nは
、50〜2000we / rd ・rtvn r ・
hrなる大きな限外1過係数を有し、しかも血漿アルブ
ミンの透過率が60%以上で分子量200万のブルーデ
キストランの透過阻止率が80%以上であるという優れ
た選択透過性を有する。
かかる本発明の中空繊維は、溶融紡糸により製造された
ものであることから、中空繊維内外面の平滑性、空孔径
分布等の多孔性の特性に優れている。
ものであることから、中空繊維内外面の平滑性、空孔径
分布等の多孔性の特性に優れている。
本発明の多孔性セルロースエステル系中空繊維の製造方
法は、セルロースエステル(C)、可塑剤どしての多価
アルコール(A)、及びグリセリン誘導体(少なくとも
一残基がグリセリンからなるポリエーテル群より選ばれ
た少なくとも一つ以上の混合物)等の添加剤・(B)と
からなる特定の組成物からミクロ相分離を形成させる特
殊な溶融紡糸法により中空繊維を得、この中空繊維から
可塑剤(A)と添加剤(B)とを抽出除去して、透析性
の優れたセルロースアセテート中空繊維を得るものであ
る。
法は、セルロースエステル(C)、可塑剤どしての多価
アルコール(A)、及びグリセリン誘導体(少なくとも
一残基がグリセリンからなるポリエーテル群より選ばれ
た少なくとも一つ以上の混合物)等の添加剤・(B)と
からなる特定の組成物からミクロ相分離を形成させる特
殊な溶融紡糸法により中空繊維を得、この中空繊維から
可塑剤(A)と添加剤(B)とを抽出除去して、透析性
の優れたセルロースアセテート中空繊維を得るものであ
る。
ここに、本発明でいう組成物は、セルロースエステル(
C)と該セルロースエステルに可塑化作用を呈する可塑
剤(A>と該セルロースに対し実質的な可塑化作用をも
たずかつ該可塑剤と相溶性を有する添加剤(B)とから
構成される。
C)と該セルロースエステルに可塑化作用を呈する可塑
剤(A>と該セルロースに対し実質的な可塑化作用をも
たずかつ該可塑剤と相溶性を有する添加剤(B)とから
構成される。
また、可塑剤と添加剤とは、前者がポリエチレングリコ
ールで代表されるものであり、後者がポリグリセリンで
代表されるものであって、両者を併せて混合物又は混合
溶媒ということができる。
ールで代表されるものであり、後者がポリグリセリンで
代表されるものであって、両者を併せて混合物又は混合
溶媒ということができる。
本発明の製造方法における特徴の第1は、紡糸口合間孔
部より吐出されるセルロースエステルを含む組成物の溶
融温度を所定温度に保持することにより、吐出された上
記組成物が中空繊維状に細化される過程においてシクロ
相分離を伴い、次いで固化される点にある。ここにシク
ロ相分離とは孔直径0.01−・数μ、空孔率30%以
上の多孔性構造を形成しうる様にセルロースエステルが
配されることを意味する。固化したセルロースエステル
系中空!l維にミクロ相分離が形成されることは、セル
ロースエステル系中空繊維の透明性・が低下し乳白色の
光沢が発生することから知り得る。勿論電子類fjII
鏡により微細孔を確認することもできる。
部より吐出されるセルロースエステルを含む組成物の溶
融温度を所定温度に保持することにより、吐出された上
記組成物が中空繊維状に細化される過程においてシクロ
相分離を伴い、次いで固化される点にある。ここにシク
ロ相分離とは孔直径0.01−・数μ、空孔率30%以
上の多孔性構造を形成しうる様にセルロースエステルが
配されることを意味する。固化したセルロースエステル
系中空!l維にミクロ相分離が形成されることは、セル
ロースエステル系中空繊維の透明性・が低下し乳白色の
光沢が発生することから知り得る。勿論電子類fjII
鏡により微細孔を確認することもできる。
吐出時の溶融組成物の温度は、細化過程でミクロ相分N
1を形成させしめる温度、即ち通常140〜200℃の
範囲であり、組成中の可塑剤(A>及び添加剤(B)の
占める比率により可紡性を満足する範囲の温度が選択さ
れる。
1を形成させしめる温度、即ち通常140〜200℃の
範囲であり、組成中の可塑剤(A>及び添加剤(B)の
占める比率により可紡性を満足する範囲の温度が選択さ
れる。
本発明における第2の特徴は、用いるセルロースエステ
ルがセルロースのモノ、ジ及びトリアセテート等のエス
テルとこれらの混合物に特・定される点にある。セルロ
ースエステルに対して可塑化作用のある可塑剤(水溶性
多価アルコール)として、エチレングリコール、ブロビ
レングリコールテトラメチレングリコール、ポリエチレ
ンタリコール、ポリプロピレングリコール、ポリプロピ
レングリコール、あるいはエチレングリコールとプロピ
レングリコールとの共重合体、或はこれらの混合物が例
示できる。この可塑剤(A)はセルロースエステルに対
して60〜?2op HRの範囲の組成比がよい。また
、もし可塑剤(A)、として2価アルコールの共重合体
を用いる場合は、その分子量が2000以下のもの、好
ましくは1oo〜1000のものを選択すべきであって
、分′子母が2000を越えるものではセルロースエス
テルに対して可塑化作用が著しく低下するため適当でな
い。
ルがセルロースのモノ、ジ及びトリアセテート等のエス
テルとこれらの混合物に特・定される点にある。セルロ
ースエステルに対して可塑化作用のある可塑剤(水溶性
多価アルコール)として、エチレングリコール、ブロビ
レングリコールテトラメチレングリコール、ポリエチレ
ンタリコール、ポリプロピレングリコール、ポリプロピ
レングリコール、あるいはエチレングリコールとプロピ
レングリコールとの共重合体、或はこれらの混合物が例
示できる。この可塑剤(A)はセルロースエステルに対
して60〜?2op HRの範囲の組成比がよい。また
、もし可塑剤(A)、として2価アルコールの共重合体
を用いる場合は、その分子量が2000以下のもの、好
ましくは1oo〜1000のものを選択すべきであって
、分′子母が2000を越えるものではセルロースエス
テルに対して可塑化作用が著しく低下するため適当でな
い。
本発明の製造法では、かがるセルロースエステルと上記
可塑剤(A>とに、更に添加剤(B)として次の(イ)
〜(ト)の中より選ばれる少なくとも1種類以、上のも
のを」1記可塑剤に対して゛12012%以上添加する
必要がある。
可塑剤(A>とに、更に添加剤(B)として次の(イ)
〜(ト)の中より選ばれる少なくとも1種類以、上のも
のを」1記可塑剤に対して゛12012%以上添加する
必要がある。
これらの添加剤(B)として使用可能な物質は、前記可
塑剤(A>に対して相溶性があり、かつセルロースエス
テルに対して可塑化作用のないという条件に適合するも
のである。
塑剤(A>に対して相溶性があり、かつセルロースエス
テルに対して可塑化作用のないという条件に適合するも
のである。
添加剤(B)として使用できる具体“的な例を下記に挙
げる。
げる。
(イ) グリセリン誘導体で少なくとも一残基がグリセ
リンからなるポリエーテル8Y:エチレングリコール、
プロピレングリコール、ポリニl−ヂレングリコール、
ポリプロピレングリコールまたはエチレングリコールと
プロピレングリコールとの共重合体等の水酸基とグリセ
リンの水酸基どの脱水反応によって得られる次式のポリ
エーテル; CH2−0(CHz −CHR+ 04HCti −0
(T CH2−CHR2−04〉トド1CH20(−C
I−12−〇 HR30文H(但し、R+ 、R2及び
R3は同−又は異なるH又はC,t−13であり、a、
b及びCは同−又は異なるO又は整数であって 1≦a+b+c≦20で表わされる。)(Ω) 重合度
が2〜10のグリセリン重合体、(ハ) ポリエチレン
グリコールおよびポリプロピレングリコールの分子fi
1000以上のもの、(ニ) グリセリンと炭素数6〜
18の脂肪酸とのエステル、 (ホ)炭素数が8〜18である脂肪族−価アルコール、 (−)炭素数が8〜18の脂肪族アルコールと酢酸のエ
ステル、 (ト)単糖類(ソルビトール等の多価アルコール)これ
らの添加剤(B)の添加量は、可塑剤(A)に対して4
5重量%以上140重量%以下であり、得られる多孔性
セルロースエステル系中空All’ Iftの空孔率、
孔径等の特性により適宜選択できる。添加剤(B)が1
20重■%を超えるとマク臼相分離が起き、細化過程で
断糸が生じ、紡糸が不可能になる。添加剤の好ましい範
囲は60〜90重Q%である。
リンからなるポリエーテル8Y:エチレングリコール、
プロピレングリコール、ポリニl−ヂレングリコール、
ポリプロピレングリコールまたはエチレングリコールと
プロピレングリコールとの共重合体等の水酸基とグリセ
リンの水酸基どの脱水反応によって得られる次式のポリ
エーテル; CH2−0(CHz −CHR+ 04HCti −0
(T CH2−CHR2−04〉トド1CH20(−C
I−12−〇 HR30文H(但し、R+ 、R2及び
R3は同−又は異なるH又はC,t−13であり、a、
b及びCは同−又は異なるO又は整数であって 1≦a+b+c≦20で表わされる。)(Ω) 重合度
が2〜10のグリセリン重合体、(ハ) ポリエチレン
グリコールおよびポリプロピレングリコールの分子fi
1000以上のもの、(ニ) グリセリンと炭素数6〜
18の脂肪酸とのエステル、 (ホ)炭素数が8〜18である脂肪族−価アルコール、 (−)炭素数が8〜18の脂肪族アルコールと酢酸のエ
ステル、 (ト)単糖類(ソルビトール等の多価アルコール)これ
らの添加剤(B)の添加量は、可塑剤(A)に対して4
5重量%以上140重量%以下であり、得られる多孔性
セルロースエステル系中空All’ Iftの空孔率、
孔径等の特性により適宜選択できる。添加剤(B)が1
20重■%を超えるとマク臼相分離が起き、細化過程で
断糸が生じ、紡糸が不可能になる。添加剤の好ましい範
囲は60〜90重Q%である。
これらの添加剤は単独でもよく、2種類以上を混合して
使用してもよい。
使用してもよい。
これらの添加剤(B)の作用効果は、紡糸過程で中空繊
維にミクロ相分離を容易に形成せしめることにあり、添
加剤の分子R9融点及び添加量の多少により、セルロー
スエステル系中空繊維の多孔化条件を大巾に制御できる
。
維にミクロ相分離を容易に形成せしめることにあり、添
加剤の分子R9融点及び添加量の多少により、セルロー
スエステル系中空繊維の多孔化条件を大巾に制御できる
。
本発明における第3の特徴は、溶融紡糸により得られ多
孔性セルロースエステル系中空繊維を、セルロースエス
テルに非溶剤である水系水溶液を用いて可塑剤及び添加
剤を中空繊維内から抽出処理する点である。抽出温度は
紡糸過程で発生したミクロ相分離構造を緻密化させない
温度範囲を選択する必要があり、この観点から40〜9
0℃の温度が好ましく、さらには40〜70℃が望まし
い。
孔性セルロースエステル系中空繊維を、セルロースエス
テルに非溶剤である水系水溶液を用いて可塑剤及び添加
剤を中空繊維内から抽出処理する点である。抽出温度は
紡糸過程で発生したミクロ相分離構造を緻密化させない
温度範囲を選択する必要があり、この観点から40〜9
0℃の温度が好ましく、さらには40〜70℃が望まし
い。
また、水への溶解性が少ない添加剤を使用した場合は、
抽出溶媒にアルコール水溶液を用いることもできる。
抽出溶媒にアルコール水溶液を用いることもできる。
本発明はセルロースエステルの組成物の選択及び中空繊
維の成型過程において吐出時のセルロースエステル組成
物の溶融温度を相分離の誘発される特定温度以下にした
後、口金開孔部よりこの組成物を吐出することにより、
細化による力学変形によってミクロ相分離構造が形成さ
れ、さらに相乗的に助長せしめられることを利用したも
のである。その結果、溶融紡糸において、従来得られな
かった微細孔径の大きな多孔性セルロースエステル系中
空繊維を得ることができたものである。
維の成型過程において吐出時のセルロースエステル組成
物の溶融温度を相分離の誘発される特定温度以下にした
後、口金開孔部よりこの組成物を吐出することにより、
細化による力学変形によってミクロ相分離構造が形成さ
れ、さらに相乗的に助長せしめられることを利用したも
のである。その結果、溶融紡糸において、従来得られな
かった微細孔径の大きな多孔性セルロースエステル系中
空繊維を得ることができたものである。
本発明によって得られた多孔性セルロースエステル系中
空繊維は、選択透過性に優れており、医療食品工業、排
本処理等の分野に用いることができる。以下本発明にお
ける定義、測定法について説明する。
空繊維は、選択透過性に優れており、医療食品工業、排
本処理等の分野に用いることができる。以下本発明にお
ける定義、測定法について説明する。
(1)孔径の測定は、ボアズイユーの式によりめる。
r2= 8[η] D、J/P (r )ΔP但し r
:半径(細孔) [η]:水の粘度 D:膜厚 J:流速(原註/膜面積) P(r)−空孔率 △P−圧力 (2)孔密度は単位面積当りに有づ”る孔の数で電子顕
微鏡により測定する。
:半径(細孔) [η]:水の粘度 D:膜厚 J:流速(原註/膜面積) P(r)−空孔率 △P−圧力 (2)孔密度は単位面積当りに有づ”る孔の数で電子顕
微鏡により測定する。
(3) 空孔率は次式により算出した。
空孔率(%)= (I Pa/P b)X 100但し
Pa:多孔性セルロースエステルの見掛の密疫 Pb:アセテートの密度(Pb=1.30を用いた) (4) 中空繊維の限外濾過係数の測定中空繊維を10
00本束ねて両端を熱硬化性ウレタン樹脂で固定したモ
ジュールを造りこのモジュールを用いて測定する。
Pa:多孔性セルロースエステルの見掛の密疫 Pb:アセテートの密度(Pb=1.30を用いた) (4) 中空繊維の限外濾過係数の測定中空繊維を10
00本束ねて両端を熱硬化性ウレタン樹脂で固定したモ
ジュールを造りこのモジュールを用いて測定する。
水透過性はこのモジュールの一端を閉じ、他端にり一定
(社)の水を送り、一定量の水が中空繊維を透過する時
の圧力を測定し、mQ / rd・mm1−1g・hr
小単位中空繊維の水透過性を算出する。
(社)の水を送り、一定量の水が中空繊維を透過する時
の圧力を測定し、mQ / rd・mm1−1g・hr
小単位中空繊維の水透過性を算出する。
(5)物質透過性の測定
物質透過性の測定は生血アルブミン(分子量6.8万)
、デキストランT−500(分子量50万)、ブルデキ
ストラン(分子量200万(の各水溶液(37°C)を
、中空繊維を組込んだ(4)と同様なモジュールを用い
て、50mInt4Qの加圧下で200戒/分の一定量
を流した時、繊維壁を透過してくる水溶液のi11度と
原液のIIとから下記の式で透過率を算出する。
、デキストランT−500(分子量50万)、ブルデキ
ストラン(分子量200万(の各水溶液(37°C)を
、中空繊維を組込んだ(4)と同様なモジュールを用い
て、50mInt4Qの加圧下で200戒/分の一定量
を流した時、繊維壁を透過してくる水溶液のi11度と
原液のIIとから下記の式で透過率を算出する。
(%) 測定物質の原液濃度
× 100
なお透過阻止率は(100−透過率)より算出する。
以下実施例により具体的に説明する。
実施例1
酢化度55.0%のセルロースジアセテ−1〜フレーク
スを粉砕機により粉末となし、この粉末100Φm部に
分子量400のポリエチレングリコールと種々の添加剤
を所定量配合して、均一に混練した組成物を得た。この
組成物をリボンブレンダーを使用し、更に50℃で混練
して均質なセルロースジアセテート、ポリエチレングリ
コール、及び添加剤とからなる組成物を得た。この組成
物をエクストルーダー型押出機により160〜200℃
で溶融押出しカッ1〜して5種類のチップとなし、更に
これらのチップを乾燥機で水分0.5%以下に乾燥した
。
スを粉砕機により粉末となし、この粉末100Φm部に
分子量400のポリエチレングリコールと種々の添加剤
を所定量配合して、均一に混練した組成物を得た。この
組成物をリボンブレンダーを使用し、更に50℃で混練
して均質なセルロースジアセテート、ポリエチレングリ
コール、及び添加剤とからなる組成物を得た。この組成
物をエクストルーダー型押出機により160〜200℃
で溶融押出しカッ1〜して5種類のチップとなし、更に
これらのチップを乾燥機で水分0.5%以下に乾燥した
。
種々の乾燥チップをホットプレスを用いて 180℃に
おいて3分間加熱溶融して厚さ50μの平膜に成型し、
その後50℃の温水で可塑剤及び添加剤を抽出し、40
%のグリセリン水溶液に浸漬してグリセリン処理を施し
た。
おいて3分間加熱溶融して厚さ50μの平膜に成型し、
その後50℃の温水で可塑剤及び添加剤を抽出し、40
%のグリセリン水溶液に浸漬してグリセリン処理を施し
た。
これらのセルロースアセテートの平膜の多孔性構造の特
性を表Tに示す。
性を表Tに示す。
(以下余白)
添加剤の種類を変えた場合の実験であるが、実験NO6
3は平膜に成膜不能で実施できなかった。
3は平膜に成膜不能で実施できなかった。
また実験NO,2はミクロ相分離が起らず目的の多孔性
構造が19られなかった。
構造が19られなかった。
実htfA例2
実施例1と同じ方法にて得られた種々の乾燥チップをエ
クストルーダ−型の溶融紡糸機を用いて二重管壁ロ金の
内口よりN2ガス、昇口より溶融物を175°Cの紡糸
温度で押出し中空繊維に溶融紡糸した。IJられた種々
の中空繊維を50〜80’Cの熱水中に15秒間、55
℃の渇水浴中に6秒間、更に45%グリレリン浴中に5
5℃において15秒間連続的に浸漬して可塑剤及び添加
剤を抽出し、セルロースジアヒテート中空48Mを得た
。これらの中空[をモジュールに組んで、上記の方法で
水透過性及び物質透過性の測定を行い、その結果を表■
に示した。本実施例は、添加剤の種類、及び添加量を変
更させた場合であるが、実験No、7はミクロ相分離が
充分に形成されず、得られた多孔性セルロースニスデル
中空繊維の孔径が小ざく実用的でない。実験No、10
はグリセリンが分離し紡糸ができなかった。
クストルーダ−型の溶融紡糸機を用いて二重管壁ロ金の
内口よりN2ガス、昇口より溶融物を175°Cの紡糸
温度で押出し中空繊維に溶融紡糸した。IJられた種々
の中空繊維を50〜80’Cの熱水中に15秒間、55
℃の渇水浴中に6秒間、更に45%グリレリン浴中に5
5℃において15秒間連続的に浸漬して可塑剤及び添加
剤を抽出し、セルロースジアヒテート中空48Mを得た
。これらの中空[をモジュールに組んで、上記の方法で
水透過性及び物質透過性の測定を行い、その結果を表■
に示した。本実施例は、添加剤の種類、及び添加量を変
更させた場合であるが、実験No、7はミクロ相分離が
充分に形成されず、得られた多孔性セルロースニスデル
中空繊維の孔径が小ざく実用的でない。実験No、10
はグリセリンが分離し紡糸ができなかった。
(以下余白)
実施例3
蛋白温度5%の生血類(新鮮生血より遠心分囚1法によ
り血球成分を分離して血漿を取り出した)を実施例2と
同じセルロースニスデル中空繊維をもつ濾過器に(膜面
fi’i 0.4TIL、 3500本、有効艮16c
m )で図−■の装置を用いて部分循環法にJ:る3時
間連続濾過を実施した。
り血球成分を分離して血漿を取り出した)を実施例2と
同じセルロースニスデル中空繊維をもつ濾過器に(膜面
fi’i 0.4TIL、 3500本、有効艮16c
m )で図−■の装置を用いて部分循環法にJ:る3時
間連続濾過を実施した。
この時の処理条件は次のとおりである。
部分循環流量は100d/分、血漿供給速度は20d/
分、濾過温度は25℃、濾過速度は15 mQ /分。
分、濾過温度は25℃、濾過速度は15 mQ /分。
濾過前後の血漿成分のアルブミン、グロブリン及びIo
Mの各成分の濃度よりセルロースエステル中空繊維の分
画特性を算出し、その結果を表■に示した。血漿成分の
測定方法は、次の方法にJ:り実施した。なおアルブミ
ン濃度及び総タンパク淵度の測定は和光紬薬工業KK製
のA / G B T astwakoキッドを使用し
手順内に従って実施した。
Mの各成分の濃度よりセルロースエステル中空繊維の分
画特性を算出し、その結果を表■に示した。血漿成分の
測定方法は、次の方法にJ:り実施した。なおアルブミ
ン濃度及び総タンパク淵度の測定は和光紬薬工業KK製
のA / G B T astwakoキッドを使用し
手順内に従って実施した。
またグロブリン潤度の測定は、総タンパク821(fか
らアルプシン温度を差引いてめたものであり、更にTo
M濶度温度Mll−ES IABORAT0RIESネ
1のT(1M測定キッド[1−ot47c。
らアルプシン温度を差引いてめたものであり、更にTo
M濶度温度Mll−ES IABORAT0RIESネ
1のT(1M測定キッド[1−ot47c。
DEG4−473〜 l]による単純fil DA免疫
性拡散法によるものである。
性拡散法によるものである。
表mから、血漿成分の分離性能についての実験結果で、
実験No、11は血漿成分のアルブミン、グ[lプリン
及びI(IMの透過性がそれぞれ85%、53%及び1
5%であった。血漿成分の分mt IInの必要特性は
、分子宿百万以上の物質、好ましくは分子ω16万附近
のγ−グロブリンの除去が望まれるものであり、本発明
のセルロースエステル中空繊維はこの目的のために適合
性の大きいことが確認できIこ 。
実験No、11は血漿成分のアルブミン、グ[lプリン
及びI(IMの透過性がそれぞれ85%、53%及び1
5%であった。血漿成分の分mt IInの必要特性は
、分子宿百万以上の物質、好ましくは分子ω16万附近
のγ−グロブリンの除去が望まれるものであり、本発明
のセルロースエステル中空繊維はこの目的のために適合
性の大きいことが確認できIこ 。
(以下余白)
〈発明の効果〉
本発明によって得られる多孔性セルロースエステル中空
繊維は実施例に示した通り、優れた選択透過11[を備
えている。特にアルブミンの透過性に優れ、分子量16
万〜100万の物質についての選択透過性が優れたもの
であり、血漿中の有効成分の分離1回収等に適用性の大
きいものである。またセルロースエステル中空ttvi
は優れた安全性及び生体適合性を本質的に具備している
ことから、本発明の中空繊組は医療分野における通液分
離器用の素材として実用価値が大である。
繊維は実施例に示した通り、優れた選択透過11[を備
えている。特にアルブミンの透過性に優れ、分子量16
万〜100万の物質についての選択透過性が優れたもの
であり、血漿中の有効成分の分離1回収等に適用性の大
きいものである。またセルロースエステル中空ttvi
は優れた安全性及び生体適合性を本質的に具備している
ことから、本発明の中空繊組は医療分野における通液分
離器用の素材として実用価値が大である。
図−■は部分循環法による血漿処理装置を示す。
図中の番号とその内容は、それぞれ
1−血漿原液バス、 2−血漿処理後の血漿受はバス、
3−白液ポンプ、 4−チャンバー。 5−血漿送液側圧力計、 6−濾過側圧力計。 7−濾過器出側圧力計、及び8−濾過器である。 特許出願人 帝 人 株 式 会 社 代 理 人 弁理士 前 1) 純 博+W−1 −
3−白液ポンプ、 4−チャンバー。 5−血漿送液側圧力計、 6−濾過側圧力計。 7−濾過器出側圧力計、及び8−濾過器である。 特許出願人 帝 人 株 式 会 社 代 理 人 弁理士 前 1) 純 博+W−1 −
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)限外濾過係数が50〜200(b++f! / r
d−mrn Hkl−hrであり、血漿アルブミンの・
透過率が60%以上であり、かつ分子間200万のブル
ーデキストランの透過阻止率が80%以上である多孔性
セルロースエステル系中空繊維。 2)セルロースエステル(C) 100重石部と、該セ
ルロースエステルに対し可塑化作用を有する水溶性多価
アルコール(A)60〜120重母部と、該セルロース
エステルに対し実質的な可塑化作用がなくかつ該多価ア
ルコールに相溶性を呈する添加剤(B)を該多価アルコ
ールの口に対して45〜120重ω%とからなる組成物
を、 溶融紡糸して中空繊維となし、 しかる後水系溶剤により該中空繊維内に含まれる前記多
価アルコール及び前記添加剤を抽出除去する 工程よりなる多元性セルロースエステル系中空繊維の製
造方法。 3)中空m維の製造工程において、溶融温度を140〜
200℃の温度箱、囲に調節しくセルロースエステル組
成物を口金開孔部より中空11i紺状に吐出し、溶融物
の細化過程で中空繊維にミクロ相分離構造を形成せしめ
、次いで固化せしめる工程を含むことを特徴とする特許
請求の範囲第2項記載の多孔性セルロースエステル系中
空111flの製造方法。 4)セル、ロースエステルに添加する非可塑性の添加剤
(B)どして次の(イ)〜(ト)に記載の物質のいずれ
か少なくとも1種を含むことを特徴とする特許請求の範
囲第2項記載の多孔性セルロース゛エステル系中空繊維
の製造方法。 (イ) グリセリン誘導体で少なくとも一残基がグリセ
リンからなるポリエーテル群;グリセリンの水酸基と、
エチレングリ]−ル、プロピレングリコール、ポリエチ
レングリコール、ポリプロピレングリコールまたは、エ
チレングリコール及びプ′口ビレングリコールの共重合
体の水酸基との脱水反応によって得られる次式のポリエ
ーテル: Cl−12−0(−CH2−CHR+ −0+aH盲 CI −0(ト Cト12 CHR2−0ミiH■ Ct−L −0+CH2CHR3−0灸H(但し、R+
、Fi2及びR3はト1又はCH3−であり、a、b
及びCはO又は整数であって1≦a+b十c≦20であ
る。) (0)重合度が2〜10のグリセリン重合体、(ハ)
ポリエチレングリコールおよびポリプロピレングリコー
ルの分子l31iooo以上のもの、(ニ) グリセリ
ンと炭素数6〜18の脂肪酸とのエステル、 (ホ)炭素数8〜18である脂肪酸のm個アルコール、 (へ)炭素数8〜18の脂肪族アルコールと酢酸のエス
テル、及び (ト) 単糖類
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11004783A JPS605202A (ja) | 1983-06-21 | 1983-06-21 | 多孔性セルロ−スエステル系中空繊維およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11004783A JPS605202A (ja) | 1983-06-21 | 1983-06-21 | 多孔性セルロ−スエステル系中空繊維およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS605202A true JPS605202A (ja) | 1985-01-11 |
Family
ID=14525754
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11004783A Pending JPS605202A (ja) | 1983-06-21 | 1983-06-21 | 多孔性セルロ−スエステル系中空繊維およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS605202A (ja) |
Cited By (9)
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1983
- 1983-06-21 JP JP11004783A patent/JPS605202A/ja active Pending
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