JPS605168Y2 - オイルミストシ−ル - Google Patents
オイルミストシ−ルInfo
- Publication number
- JPS605168Y2 JPS605168Y2 JP6297779U JP6297779U JPS605168Y2 JP S605168 Y2 JPS605168 Y2 JP S605168Y2 JP 6297779 U JP6297779 U JP 6297779U JP 6297779 U JP6297779 U JP 6297779U JP S605168 Y2 JPS605168 Y2 JP S605168Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seal
- oil mist
- shaft
- cylindrical
- hollow
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Sealing Devices (AREA)
- Joints Allowing Movement (AREA)
- Gasket Seals (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はセンジミア冷間圧延機のバッキングアセンブリ
ーロールとして使用されているベアリング(以下、これ
をバッキングベアリングと称する)の潤滑方式としてオ
イルミストが使用されている場合に、バッキングベアリ
ングにオイルミストを供給する過程におけるオイルミス
トの洩れを止めるオイルミストシールに関するものであ
る。
ーロールとして使用されているベアリング(以下、これ
をバッキングベアリングと称する)の潤滑方式としてオ
イルミストが使用されている場合に、バッキングベアリ
ングにオイルミストを供給する過程におけるオイルミス
トの洩れを止めるオイルミストシールに関するものであ
る。
通常、バッキングベアリングへのオイルミストの供給は
中空軸となっているバッキングベアリングのシャフトの
中空部を通じて各ベアリング内に送られる構造となって
いるが、このバッキングベアリングのシャフトの中空部
内にオイルミストをオイルミスト供給管から供給する部
分の構造は従来は第1図の如き構造となっていた。
中空軸となっているバッキングベアリングのシャフトの
中空部を通じて各ベアリング内に送られる構造となって
いるが、このバッキングベアリングのシャフトの中空部
内にオイルミストをオイルミスト供給管から供給する部
分の構造は従来は第1図の如き構造となっていた。
すなわち、第1図は従来のバッキングベアリングのシャ
フトのオイルミストシール部の断面図であり、1は内部
が中空になっていてその中空部を通じてバッキングベア
リング内にオイルミストを送るバッキングベアリングの
シャフト、2はシャフト1の圧延機駆動側の端面aと圧
延機ハウジングの側壁3との間に装着されている調合金
製より成る円筒状のシールブッシングであり、このシー
ルブッシング2は側壁3の駆動側内壁面に取り付けてい
るフランジ状の取付盤4に装着されシャフト1側の端面
すがシャフト1の端面aと面接触している。
フトのオイルミストシール部の断面図であり、1は内部
が中空になっていてその中空部を通じてバッキングベア
リング内にオイルミストを送るバッキングベアリングの
シャフト、2はシャフト1の圧延機駆動側の端面aと圧
延機ハウジングの側壁3との間に装着されている調合金
製より成る円筒状のシールブッシングであり、このシー
ルブッシング2は側壁3の駆動側内壁面に取り付けてい
るフランジ状の取付盤4に装着されシャフト1側の端面
すがシャフト1の端面aと面接触している。
5はシールブッシング2の外周面を押えており0リング
11によりシールブッシング2との間をシールされてい
る円筒状の押え盤、6は押え盤5を取付盤4に固定して
いる取付ボルト、7はシールブッシング2の取付盤4側
の端部に所定の間隔で複数個設けられているスプリング
挿入孔に挿入されていてシールブッシング2の端面すを
シャフト1の端面aに押し付けるコイル状のスプリング
であり、8は側壁3に穿設された穴9に接合されていて
シャフト1の中空部にオイルミストを供給するオイルミ
スト供給管である。
11によりシールブッシング2との間をシールされてい
る円筒状の押え盤、6は押え盤5を取付盤4に固定して
いる取付ボルト、7はシールブッシング2の取付盤4側
の端部に所定の間隔で複数個設けられているスプリング
挿入孔に挿入されていてシールブッシング2の端面すを
シャフト1の端面aに押し付けるコイル状のスプリング
であり、8は側壁3に穿設された穴9に接合されていて
シャフト1の中空部にオイルミストを供給するオイルミ
スト供給管である。
通常、圧延時においてはバッキングベアリングのシャフ
ト1の中心はバッキングアセンブリーの機能上、圧延時
の圧下操作、アズユ操作、サイド圧下操作などにより4
〜9TIr!IXの偏心を起こして回転する。
ト1の中心はバッキングアセンブリーの機能上、圧延時
の圧下操作、アズユ操作、サイド圧下操作などにより4
〜9TIr!IXの偏心を起こして回転する。
このためシャフト1の端面aとシールブッシング2の端
面すとをどうしても直結することが不可能であり止むを
得ず従来は上記の如き構造の面接触方式が採られており
、この面接触の接触圧を向上させるためにシールブッシ
ング2を複数個のスプリング7でシャフト1に押し付け
る方法などにより、オイルミスト供給管8から回転する
シャフト1の中空部にオイルミストを供給する際にオイ
ルミストが洩れるのを防止していた。
面すとをどうしても直結することが不可能であり止むを
得ず従来は上記の如き構造の面接触方式が採られており
、この面接触の接触圧を向上させるためにシールブッシ
ング2を複数個のスプリング7でシャフト1に押し付け
る方法などにより、オイルミスト供給管8から回転する
シャフト1の中空部にオイルミストを供給する際にオイ
ルミストが洩れるのを防止していた。
しかしながら、このような従来のシール方式ではシャフ
ト1が偏心した際に、シャフト1の端面aとシールブッ
シング2の端面すとの面接触に隙間が生じてオイルミス
トの洩れ出しが多くなり、またシャフト1が充分にハウ
ジング内に押し込まれていない場合には、シャフト1の
端面aとシールブッシング2の端面すとが接触しない状
態が発生し、オイルミストが多量に洩れ出すばかりでな
く、オイルミストの圧力が不足してオイルミストがバッ
キングベアリングに充分に供給されず、潤滑不足による
バッキングベアリングの焼付事故なども発生するなど種
々の欠点があった。
ト1が偏心した際に、シャフト1の端面aとシールブッ
シング2の端面すとの面接触に隙間が生じてオイルミス
トの洩れ出しが多くなり、またシャフト1が充分にハウ
ジング内に押し込まれていない場合には、シャフト1の
端面aとシールブッシング2の端面すとが接触しない状
態が発生し、オイルミストが多量に洩れ出すばかりでな
く、オイルミストの圧力が不足してオイルミストがバッ
キングベアリングに充分に供給されず、潤滑不足による
バッキングベアリングの焼付事故なども発生するなど種
々の欠点があった。
本考案はかかる欠点を除去するために考案されたもので
あり、バッキングベアリングのシャフトに装着され、バ
ッキングベアリングのシャフトが偏心してもオイルミス
ト供給管からシャフトの中空部に供給するオイルミスト
が洩れ出すことがなく、バッキングベアリングにオイル
ミストを円滑に供給することを可能にしたオイルミスト
シールを提供するものである。
あり、バッキングベアリングのシャフトに装着され、バ
ッキングベアリングのシャフトが偏心してもオイルミス
ト供給管からシャフトの中空部に供給するオイルミスト
が洩れ出すことがなく、バッキングベアリングにオイル
ミストを円滑に供給することを可能にしたオイルミスト
シールを提供するものである。
更に詳しくは、本考案は内部が中空の円筒状の円筒部の
一方の端部にフランジ部が形成され、他方の端部が断面
形状を■形状に形成されて外周面上に突出した密着部を
有する耐油性を有する弾性体より成るシール本体が、圧
延機のバッキングベアリングのシャフトと該シャフトの
中空部にオイルミストを供給するオイルミスト供給管が
接合されている圧延機ハウジングの側壁の駆動側内壁面
との間に装着され、該シール本体の円筒部の密着部側の
端部がシャフトの中空部内に挿入されて密着部が中空部
の内壁面に密着し、前記フランジ部の端面が前記側壁の
駆動側内壁面に取り付けられたフランジ状の取付盤に当
接し、該フランジ部の外側面及び円筒部の外側に円筒状
のシールブッシングが装着されていることを特徴とする
オイルミストシールに関するものである。
一方の端部にフランジ部が形成され、他方の端部が断面
形状を■形状に形成されて外周面上に突出した密着部を
有する耐油性を有する弾性体より成るシール本体が、圧
延機のバッキングベアリングのシャフトと該シャフトの
中空部にオイルミストを供給するオイルミスト供給管が
接合されている圧延機ハウジングの側壁の駆動側内壁面
との間に装着され、該シール本体の円筒部の密着部側の
端部がシャフトの中空部内に挿入されて密着部が中空部
の内壁面に密着し、前記フランジ部の端面が前記側壁の
駆動側内壁面に取り付けられたフランジ状の取付盤に当
接し、該フランジ部の外側面及び円筒部の外側に円筒状
のシールブッシングが装着されていることを特徴とする
オイルミストシールに関するものである。
以下、図面により本考案に係るオイルミストシールにつ
いて詳細に説明する。
いて詳細に説明する。
第2図は本考案に係るオイルミストシールのシール本体
のl実施例の一部を断面で示した正面図、第3図は本考
案に係るオイルミストシールのシール本体がバッキング
ベアリングのシャフトに装着された状態の1実施例を示
す断面図である。
のl実施例の一部を断面で示した正面図、第3図は本考
案に係るオイルミストシールのシール本体がバッキング
ベアリングのシャフトに装着された状態の1実施例を示
す断面図である。
図面中、Aは本考案に係るオイルミストシールのシール
本体、Bはシール本体Aにおける内部が中空の円筒状の
円筒部、Cは円筒部Bの一方の端部に形成されたフラン
ジ部、Dは円筒部Bの他方の端部が断面形状を■字形に
形成されて外周面上に突出している密着部であり、この
円筒部B1フランジ部C1密着部りよりなるシール本体
Aは耐油性のゴムなどより成る弾性体で一体に成形され
ている。
本体、Bはシール本体Aにおける内部が中空の円筒状の
円筒部、Cは円筒部Bの一方の端部に形成されたフラン
ジ部、Dは円筒部Bの他方の端部が断面形状を■字形に
形成されて外周面上に突出している密着部であり、この
円筒部B1フランジ部C1密着部りよりなるシール本体
Aは耐油性のゴムなどより成る弾性体で一体に成形され
ている。
1は内部が中空となっていて中空部を通じてバッキング
ベアリング内にオイルミストを送るバッキングベアリン
グのシャフト、2はシャフト1の圧延機駆動側の端面a
と圧延機ハウジングの側壁3との間に装着されている調
合金製より成る円筒状のシールブッシングである。
ベアリング内にオイルミストを送るバッキングベアリン
グのシャフト、2はシャフト1の圧延機駆動側の端面a
と圧延機ハウジングの側壁3との間に装着されている調
合金製より成る円筒状のシールブッシングである。
このシールブッシング2は側壁3の駆動側内壁面に取り
付けられているフランジ状の取付盤4にガスケット10
を介して装着され、シャフト1側の端面すがシャフト1
の端面aと面接触している。
付けられているフランジ状の取付盤4にガスケット10
を介して装着され、シャフト1側の端面すがシャフト1
の端面aと面接触している。
5はシールブッシング2の外周面を押えておりOリング
11によりシールブッシング2との間をシールされてい
る円筒状の押え盤、6は押え盤5をガスケット10を介
して取付盤4に固定している固定ボルト、7はシールブ
ッシング2の取付盤4側の端部に所定の間隔で複数個設
けられているスプリング挿入孔に挿入されているコイル
状のスプリング、8は側壁3に穿設された穴9に接合さ
れていてシャフト1の中空部にオイルミストを供給する
オイルミスト供給管であり、シール本体Aは密着部りが
形成されている円筒部Bの端部からシャフト1の中空部
内に挿入されて、密着部りが中空部の内壁面に密着し、
フランジ部Cの端面が側壁3の駆動側内壁面に取り付け
られている取付盤4に当接し、円筒部Bの外側にシール
ブッシング2が装着されて、シールブッシング2の端面
すとシャフト1の端面aとが面接触し、スプリング7で
フランジ部Cを取付盤4側に押し付けると共に、スプリ
ング7の反力によりシールブッシング2の端面すとシャ
フト1の端面aとの接触面圧を高めるようになっている
。
11によりシールブッシング2との間をシールされてい
る円筒状の押え盤、6は押え盤5をガスケット10を介
して取付盤4に固定している固定ボルト、7はシールブ
ッシング2の取付盤4側の端部に所定の間隔で複数個設
けられているスプリング挿入孔に挿入されているコイル
状のスプリング、8は側壁3に穿設された穴9に接合さ
れていてシャフト1の中空部にオイルミストを供給する
オイルミスト供給管であり、シール本体Aは密着部りが
形成されている円筒部Bの端部からシャフト1の中空部
内に挿入されて、密着部りが中空部の内壁面に密着し、
フランジ部Cの端面が側壁3の駆動側内壁面に取り付け
られている取付盤4に当接し、円筒部Bの外側にシール
ブッシング2が装着されて、シールブッシング2の端面
すとシャフト1の端面aとが面接触し、スプリング7で
フランジ部Cを取付盤4側に押し付けると共に、スプリ
ング7の反力によりシールブッシング2の端面すとシャ
フト1の端面aとの接触面圧を高めるようになっている
。
このようにシャフト1と取付盤4との間に装着されるシ
ール本体Aの円筒部Bの密着部り側の端部の外径はシャ
フト1の中空部の内径よりも小さくすなわち截頭円錐状
に形成され、シャフト1をハウジング内に押し込んだと
きに、円筒部Bの端部をシャフト1の中空部に容易に挿
入できるようになっており、密着部りの外径はシャフト
1の中空部に挿入されたときにシャフト1の中空部の内
壁面に密着するようになっていて、フランジ部Cの外径
はシールブッシング2の外径とばぼ同径となっている。
ール本体Aの円筒部Bの密着部り側の端部の外径はシャ
フト1の中空部の内径よりも小さくすなわち截頭円錐状
に形成され、シャフト1をハウジング内に押し込んだと
きに、円筒部Bの端部をシャフト1の中空部に容易に挿
入できるようになっており、密着部りの外径はシャフト
1の中空部に挿入されたときにシャフト1の中空部の内
壁面に密着するようになっていて、フランジ部Cの外径
はシールブッシング2の外径とばぼ同径となっている。
また円筒部Bの長さはシール本体Aをハウジングに装着
した際に、シャフト1の中空部内に円筒部Bの密着部り
側の端部を挿入できる寸法となっている。
した際に、シャフト1の中空部内に円筒部Bの密着部り
側の端部を挿入できる寸法となっている。
かかる構造より成る本考案に係るオイルミストシールの
シール本体Aを装着するには、フランジ部Cの端面を側
壁3の駆動側内壁面に取り付けられている取付盤4にガ
スケット10を介して当接させ、シールブッシング2の
複数個のスプリング挿入孔にスプリング7をそれぞれ挿
入したシールブッシング2を内筒部Bの外側に装着して
スプリング7でフランジ部Cを取付盤4側に押え付け、
更にシールブッシング2の外周面を押え盤5で押えて、
この押え盤5を取付ボルト6で取付盤4に固定する。
シール本体Aを装着するには、フランジ部Cの端面を側
壁3の駆動側内壁面に取り付けられている取付盤4にガ
スケット10を介して当接させ、シールブッシング2の
複数個のスプリング挿入孔にスプリング7をそれぞれ挿
入したシールブッシング2を内筒部Bの外側に装着して
スプリング7でフランジ部Cを取付盤4側に押え付け、
更にシールブッシング2の外周面を押え盤5で押えて、
この押え盤5を取付ボルト6で取付盤4に固定する。
次いでシャフト1をハウジング内に組み込んでシールブ
ッシング2から突出している円筒部Bの密着部り側の端
部をシャフト1の中空部内に挿入してシールブッシング
2の端面すとシャフト1の端面aとを面接触させれば、
密着部りがシャフト1の中空部の内壁面にピッタリと密
着することになる。
ッシング2から突出している円筒部Bの密着部り側の端
部をシャフト1の中空部内に挿入してシールブッシング
2の端面すとシャフト1の端面aとを面接触させれば、
密着部りがシャフト1の中空部の内壁面にピッタリと密
着することになる。
かかる状態でオイルミスト供給管8からシャフト1の中
空部内にオイルミストを供給してやれば、オイルミスト
はシール本体A内を通ってシャフト1の中空部へ送られ
て行き、シャフト1が圧下操作などで偏心状態になった
場合においても、シール本体Aが弾性体であるため、柔
軟性が充分にあり、且つ密着部りを形成している円筒部
Bの端部は断面形状が■字形となっていて弾力性に富み
、常にシャフト1の中空部の内壁面に密着部りが密着し
た状態でシャフト1の偏心に応じることができるので、
オイルミストが洩れ出すのを防止することができる。
空部内にオイルミストを供給してやれば、オイルミスト
はシール本体A内を通ってシャフト1の中空部へ送られ
て行き、シャフト1が圧下操作などで偏心状態になった
場合においても、シール本体Aが弾性体であるため、柔
軟性が充分にあり、且つ密着部りを形成している円筒部
Bの端部は断面形状が■字形となっていて弾力性に富み
、常にシャフト1の中空部の内壁面に密着部りが密着し
た状態でシャフト1の偏心に応じることができるので、
オイルミストが洩れ出すのを防止することができる。
このように、シール本体Aがバッキングベアリングのシ
ャフト1に装着されていると、オイルミストの洩れを防
止できるので、ミストオイルマニホールド圧力を従来の
約20%向上させる′ことができ、従来の圧力が30〜
35インチ水柱であったものヲ、35〜42インチ水柱
まで上昇せしめることができオイルミストの供給を円滑
に行なうことが可能である。
ャフト1に装着されていると、オイルミストの洩れを防
止できるので、ミストオイルマニホールド圧力を従来の
約20%向上させる′ことができ、従来の圧力が30〜
35インチ水柱であったものヲ、35〜42インチ水柱
まで上昇せしめることができオイルミストの供給を円滑
に行なうことが可能である。
以上詳述した如く、本考案に係るオイルミストシールは
、弾性体より成るシール本体Aがオイルミスト供給管8
が接合されている圧延機ハウジングの側壁3の駆動側内
壁面とバッキングベアリングのシャフト1との間に装着
され、オイルミスト供給管8からシャフト1の中空部に
供給するオイルミストが洩れるのを防止するものであり
、シール本体Aの円筒部Bの密着部り側の端部がシャフ
ト1の中空部内に挿入されて密着部りが中空部の内壁面
に密着しており、シール本体Aは弾性体で形成されてい
るため圧延時においてシャフト1が偏心しても密着部り
が常にシャフト1の中空部の内壁面に密着しているので
オイルミストの洩れ出すのが防止され、オイルミストの
供給圧力を高めて供給することができるので、オイルミ
ストがバッキングベアリングに円滑に供給され、バッキ
ングベアリングの焼付事故が防止されるなどの種々の優
れた利点を有しており、また従来のシールブツシング方
式の構造を改造することなく、シール本体Aを簡単に取
り付けることができるので即効性に富んでいるなどの利
点を有しており、その実用的価値は大きなものがある。
、弾性体より成るシール本体Aがオイルミスト供給管8
が接合されている圧延機ハウジングの側壁3の駆動側内
壁面とバッキングベアリングのシャフト1との間に装着
され、オイルミスト供給管8からシャフト1の中空部に
供給するオイルミストが洩れるのを防止するものであり
、シール本体Aの円筒部Bの密着部り側の端部がシャフ
ト1の中空部内に挿入されて密着部りが中空部の内壁面
に密着しており、シール本体Aは弾性体で形成されてい
るため圧延時においてシャフト1が偏心しても密着部り
が常にシャフト1の中空部の内壁面に密着しているので
オイルミストの洩れ出すのが防止され、オイルミストの
供給圧力を高めて供給することができるので、オイルミ
ストがバッキングベアリングに円滑に供給され、バッキ
ングベアリングの焼付事故が防止されるなどの種々の優
れた利点を有しており、また従来のシールブツシング方
式の構造を改造することなく、シール本体Aを簡単に取
り付けることができるので即効性に富んでいるなどの利
点を有しており、その実用的価値は大きなものがある。
第1図は従来のバッキングベアリングのシャフトのオイ
ルミストシール部の断面図、第2図は本考案に係るオイ
ルミストのシール本体の1実施例の一部を断面で示した
正面図、第3図は本考案に係るオイルミストシールのシ
ール本体がバッキングベアリングのシャフトに装着され
た状態の1実施例を示す断面図である。 A・・・・・ツール本体、B・・・・・・円筒部、C・
・・フランジ部、D・・・・・・密着部、1・・・・・
・シャフト、2・・・・・・シールブッシング、3・・
・・・・側壁、4・・・・・・取付盤、5・・・・・・
押え盤、6・・・・・・取付ボルト、7・・・・・・ス
プリング、8・・・・・・オイルミスト供給管、9・・
・・・・穴、10・・・・・・ガスケット、11・・・
・・・Oリング、a・・・・・・シャフトの圧延機駆動
側の端面、b・・・・・ツールブッシングのシャフト側
の端面。
ルミストシール部の断面図、第2図は本考案に係るオイ
ルミストのシール本体の1実施例の一部を断面で示した
正面図、第3図は本考案に係るオイルミストシールのシ
ール本体がバッキングベアリングのシャフトに装着され
た状態の1実施例を示す断面図である。 A・・・・・ツール本体、B・・・・・・円筒部、C・
・・フランジ部、D・・・・・・密着部、1・・・・・
・シャフト、2・・・・・・シールブッシング、3・・
・・・・側壁、4・・・・・・取付盤、5・・・・・・
押え盤、6・・・・・・取付ボルト、7・・・・・・ス
プリング、8・・・・・・オイルミスト供給管、9・・
・・・・穴、10・・・・・・ガスケット、11・・・
・・・Oリング、a・・・・・・シャフトの圧延機駆動
側の端面、b・・・・・ツールブッシングのシャフト側
の端面。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 内部が中空の円筒状の円筒部Bの一方の端部にフラ
ンジ部Cが形成され、他方の端部が断面形状をV字形に
形成されて外周面上に突出した密着部りを有する耐油性
を有する弾性体より成るシール本体Aが、圧延機のバッ
キングベアリングのシャフト1と該シャフト1の中空部
にオイルミストを供給するオイルミスト供給管8が接合
されている圧延機ハウジングの側壁3の駆動側内壁面と
の間に装着され、該シール本体Aの円筒部Bの密着部り
側の端部がシャフト1の中空部内に挿入されて密着部り
が中空部の内壁面に密着し、前記フランジ部Cの端面が
前記側壁3の駆動側内壁面に取り付けられたフランジ状
の取付板4に当接し、該フランジ部Cの外側面及び円筒
部Bの外側に円筒状のシールブッシング2が装着されて
いることを特徴とするオイルミストシール。 2 シール本体Aの円筒部B1フランジ部C及び密着部
りが一体に成形されている実用新案登録請求の範囲第1
項に記載のオイルミストシール。 3 シール本体Aのフランジ部Cの外径がシールブッシ
ング2の外径とほぼ同径に形成されている実用新案登録
請求の範囲第1項または第2項に記載のオイルミストシ
ール。 4 シール本体Aのフランジ部Cと取付盤4との間にガ
スケット10が取り付けられている実用新案登録請求の
範囲第1項から第3項までのいずれか1項に記載のオイ
ルミストシール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6297779U JPS605168Y2 (ja) | 1979-05-14 | 1979-05-14 | オイルミストシ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6297779U JPS605168Y2 (ja) | 1979-05-14 | 1979-05-14 | オイルミストシ−ル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55163591U JPS55163591U (ja) | 1980-11-25 |
JPS605168Y2 true JPS605168Y2 (ja) | 1985-02-16 |
Family
ID=29296997
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6297779U Expired JPS605168Y2 (ja) | 1979-05-14 | 1979-05-14 | オイルミストシ−ル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS605168Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19932355B4 (de) * | 1999-07-10 | 2010-07-15 | GAT Gesellschaft für Antriebstechnik mbH | Drehdurchführung für wechselnde Medien |
JP6710673B2 (ja) * | 2017-12-04 | 2020-06-17 | 東芝三菱電機産業システム株式会社 | 回転電機および回転電機システム |
-
1979
- 1979-05-14 JP JP6297779U patent/JPS605168Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55163591U (ja) | 1980-11-25 |
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