JPH0627861Y2 - 圧延機用ロ−ルカツプリングにおける自動給脂構造 - Google Patents

圧延機用ロ−ルカツプリングにおける自動給脂構造

Info

Publication number
JPH0627861Y2
JPH0627861Y2 JP1986202236U JP20223686U JPH0627861Y2 JP H0627861 Y2 JPH0627861 Y2 JP H0627861Y2 JP 1986202236 U JP1986202236 U JP 1986202236U JP 20223686 U JP20223686 U JP 20223686U JP H0627861 Y2 JPH0627861 Y2 JP H0627861Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coupling
lubricant
input shaft
pipe
universal joint
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1986202236U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63103021U (ja
Inventor
展央 米山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koyo Seiko Co Ltd
Original Assignee
Koyo Seiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koyo Seiko Co Ltd filed Critical Koyo Seiko Co Ltd
Priority to JP1986202236U priority Critical patent/JPH0627861Y2/ja
Publication of JPS63103021U publication Critical patent/JPS63103021U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0627861Y2 publication Critical patent/JPH0627861Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D2300/00Special features for couplings or clutches
    • F16D2300/06Lubrication details not provided for in group F16D13/74

Landscapes

  • Rolling Contact Bearings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、圧延機用ロールカップリングにおける自動給
脂構造に関する。
〈従来の技術〉 従来の圧延機において、圧延ロール連結用のロールカッ
プリングおよびその近傍を第3図に示すとともに、同図
を参照して説明する。
図において、符合1で示すユニバーサルジョイントは、
十字軸2,第1ヨーク3,第2ヨーク4を備えている。
符合2aは十字軸2の潤滑剤通路で、符合2bは針状こ
ろである。
この第1ヨーク3にはモータ(不図示)から動力が伝達
される入力軸5が連結されているとともに、第2ヨーク
4には圧延ロール(不図示)の一方の軸端6が内嵌され
る圧延ロール連結用のカップリング7が連結されてい
る。
ところで、圧延ロールの軸端6とカップリング7との間
における潤滑剤(グリースなど)の供給は、組立前に塗
布または封入しておくか、あるいは運転停止時において
圧延ロールからカップリング7を外しておいて各部に塗
布または封入する方法がとられていて、一般的には潤滑
剤供給のためにわざわざ運転を停止させたりはしない。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかしながら、このような構成を有する従来例の場合に
は、次のような問題点がある。
上記の圧延ロールの軸端6とカップリング7との間にお
いて、いわゆるフレッティング現象と称するがたつきが
発生することがある。このがたつきは、前記両者間に塗
布または封入されている潤滑剤を早期に老化させるとと
もに、ここの潤滑剤を枯渇させるために、両者間に異常
摩耗をもたらすおそれがある。
このような異常摩耗を防止するためにはカップリング7
部分への潤滑剤供給を度々行う必要があるが、この潤滑
剤供給を度々行うには、上述したようにわざわざ運転を
停止するとともに、圧延ロールからカップリング7を取
り外した状態で行わなければならないので、きわめて面
倒な手間を要するだけでなく、運転停止時間が長くなる
ために生産性の低減を余儀無くされることとなる。
第4図に示すように、カップリング7の内筒部8と外部
とを連通する通孔9を設け、この通孔9にグリースニッ
プル10を設けて、ここから潤滑剤を供給するように構成
したものでは、圧延ロールからカップリング7を取り外
すという面倒な作業を省けるから、潤滑剤供給を簡易に
できるが、グリースニップル10がカップリング7ととも
に回転するために、潤滑剤供給を行うときはやはり運転
を停止させなければならない。
ところで、第4図の二点鎖線で示すように、稼働中にも
潤滑剤の供給が可能な潤滑剤供給部11(構成の詳細は実
施例参照)をカップリング7の外周に設置することがで
きれば、分解作業が不要となるだけでなく稼働中におい
てカップリング7に潤滑剤を供給することができる。
しかながら、第5図に示すように、上下の圧延ロールそ
れぞれの一方軸端6,6aが連結されるカップリング
7,7aの間の径方向隙間lが小さい場合には、前記潤
滑剤供給部11を設置することができない。
したがって、カップリング7部分に潤滑剤を供給する場
合には、必ず運転を停止させてから行わなければならな
いので、生産性の低減は避けられない。
本考案はこのような事情に鑑みて創案されたもので、圧
延ロールからカップリングを取り外したり運転を停止さ
せたりすることなく、稼働中において簡単かつ容易に潤
滑剤の供給を行えるようにし、圧延機による生産性の向
上を図ることを主たる目的とし、さらに、潤滑剤給送路
の連結部分の密封性を向上することも目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案はこのような目的を達成するために、次のような
構成をとる。
即ち、本考案にかかる圧延機用ロールカップリングにお
ける自動給脂構造は、 中空の入力軸と圧延ロール連結用のカップリングとをユ
ニバーサルジョイントを介して連結してなる圧延機用ロ
ールカップリングにおいて入力軸側からカップリング側
へ潤滑剤を供給する自動給脂構造であって、 入力軸の外周適所に設けられる環状の潤滑剤溜部と、潤
滑剤溜部とカップリングの内筒部とを連通する潤滑剤給
送路とを備え、 前記潤滑剤給送路は、 入力軸の内部に設けられ、かつ一端が潤滑剤溜部側外周
面に他端がユニバーサルジョイント側外端面に開口され
たパイプよりなる供給路と、 カップリングの軸端部に設けられ、かつ一端がカップリ
ングのユニバーサルジョイント側外端面に他端がカップ
リングの内筒部側端面に開口された給送路と、 内外に伸縮自在にはめ合わされる第1、第2管体からな
り、 第2管体は、入力軸側の厚肉段部と小径円筒部とよりな
り、 上記小径円筒部は第1管体の内径部のほぼ全長に亙って
嵌め込まれ、密封部材で密封される構成とされ、かつユ
ニバーサルジョイントの十字軸の中心孔に挿通させられ
た状態で前記供給路と給送路とを連通連結する連結管
と、 連結管の第1管体の一端をカップリングの外端面に、第
2管体の一端を入力軸の外端面にそれぞれ傾動自在に支
持させる球面すべり軸受と、 連結管の第1管体の支持端側および第2管体の支持端側
にそれぞれ設けられ、かつ第1管体と給送路との連通部
分および第2管体と給送路との連通部分をそれぞれ外部
から遮断するベローズとからなり、入力軸側の球面すべ
り軸受に設けられた内部孔が上記第2管体の内部孔より
も大径とされてなることに特徴を有する。
前記潤滑剤供給部は、入力軸における設置可能な位置に
設置されていて、この潤滑剤供給部に給脂源が接続され
るのである。
〈作用〉 本考案の構成による作用は次のとおりである。
潤滑剤供給部は、入力軸における設置可能な位置に入力
軸とともに回転しない状態に設置されるから、入力軸の
回転時においても潤滑剤供給部に給脂源を接続すること
が可能となる。
入力軸が回転方向のどの位置にあろうとも潤滑剤溜部と
潤滑剤給送路の一端とが連通するから、給脂源から潤滑
剤供給部の潤滑剤溜部に潤滑剤を圧入するだけで潤滑剤
溜部から潤滑剤給送路を経てカップリングの内筒部に潤
滑剤が給送される。
上述のように、潤滑剤供給部が固定状態にあって、この
潤滑剤供給部がカップリングの内筒部に潤滑剤給送路に
より連通しているから、従来のように圧延ロールからカ
ップリングを取り外したり運転を停止させたりする面倒
な手間が省け、潤滑剤の供給が簡単かつ容易になる。
よって、稼働中においてカップリング部分への潤滑剤の
供給を定期的に行えば、カップリングの内筒部と圧延ロ
ールの軸端との間における異常摩耗が未然に防止され
る。
また、供給路、給送路、連結管の三つを連結してなる潤
滑剤給送路において、供給路および給送路に対する連結
管の連結部分をベローズによって覆っているので、潤滑
剤の漏れや外部からの塵埃や水などの侵入を防げる。
また、潤滑剤の供給路をパイプ構成としたので、入力軸
の加工が貫通孔を設ける場合に比して容易となるととも
に、組み立ても容易となる。
また、球面すべり軸受の内部孔が接続される第2管体の
連通孔よりも大径とされているので、そこに潤滑剤が貯
溜される状態となって、潤滑剤の第2管体側への連続的
補給が確実に行われる。
また、第2管体は、入力軸側の厚肉段部と小径円筒部と
よりなり、上記小径円筒部は第1管体の内径部のほぼ全
長に亙って嵌め込まれ、密封部材で密封される構成とさ
れているので、第1管体の端部は厚肉段部に当接するこ
とで安定的に位置決めされるとともに、第1管体と第2
管体との重なり部分が長いので連結管の強度が大で、さ
らに、第1管体と第2管体との密封性が優れる。
〈実施例〉 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図および第2図は本考案の一実施例を示している。
これらの図において、第3図および第4図に付した符号
と同一の符号は同一部品もしくは対応する部分を指す。
なお、第1図には第3図に示す第2ヨーク4が表れてい
ない。
本実施例では、従来例と異なる構成についてのみ詳細に
説明する。
符合20は図示しない給脂源が接続される潤滑剤供給部、
符合30は入力軸5の内部に設けられた供給路、符合40は
ユニバーサルジョイント1の十字軸2の中心を貫通する
状態に設けられた連結管、符合50はカップリング7に設
けられた給送路である。
これら供給路30,連結管40および給送路50によって潤滑
剤給送路を構成しており、この潤滑剤給送路を介して潤
滑剤供給部20とカップリング7の内筒部8とが連通され
ている。
具体的に説明する。
潤滑剤供給部20は、入力軸5を支持するためのレストの
把持部も兼ねており、入力軸5の外周に軸方向に所定間
隔離れて固定された一対の円錐ころ軸受21,22と、この
各円錐ころ軸受21,22に外嵌固定された円筒部材23と、
前記両円錐ころ軸受21,22の間において円筒部材23の内
面と入力軸5の周溝5aとの間に形成された環状隙間24
(潤滑剤溜部)と、この環状隙間24と外部とを連通する
状態に円筒部材23の径方向所定位置に穿設された注脂
孔25とを備えている。
この注脂孔25には、接続パイプ60を介して図示しない給
脂源が接続され、この給脂源からグリースなどの潤滑剤
が環状隙間24に圧入される。
供給路30は、入力軸5の中空部5bと軸端面とに開口す
る状態に軸方向に沿って穿設された孔31と、入力軸5の
中空部5bと周溝5aとに開口する状態に径方向に沿っ
て穿設された孔32と、入力軸5の中空部5bに配設され
一端が孔31にまた他端が孔32にそれぞれ連通連結された
ほぼ『L』字形状のパイプ33とを備えている。
この孔31は入力軸5の軸端面側に形成の径大な開口部5
cに連通しているとともに、孔32は潤滑剤供給部20の環
状隙間24に連通している。この孔32は回転方向のどの位
置にあっても環状隙間24に連通するようになっている。
給送路50は、カップリング7の軸端にその軸線に沿って
穿設されたもので、その一端はカップリング7の軸端面
に形成の径大な開口部7aに連通しているとともに、他
端はカップリング7の内筒部8の端面の中央に開口して
いる。
連結管40は、十字軸2の中心の貫通孔2cに挿通されて
おり、第2図に示すように、第1管体41と、この第1管
体41に伸縮自在に外嵌された第2管体42とを備えてい
る。符合43は第1管体41の一端と第2管体42の摺動部分
に設けられたOリングである。
この第1管体41の一端は球体44の嵌合孔44aに嵌合され
ていて、この球体44が凹球面座45に回動自在に嵌合され
ている。この凹球面座45はカップリング7の開口部7a
に固定されている。
また、第2管体42の一端は球体46の嵌合孔46aに嵌合さ
れていて、この球体46が凹球面座47に回動自在に嵌合さ
れている。この凹球面座47は入力軸5の開口部5cに固
定されている。
上述の球体44と凹球面座45とが、また、球体46と
凹球面座47とがそれぞれ球面すべり軸受を構成してい
る。
即ち、第1管体41,第2管体42は、入力軸5とカップリ
ング7とのなす角度に応じて、伸縮するように構成され
ている。
符合48は両球体44,46それぞれを両凹球面座45,47に押
しつけるコイルバネ、符合49はベローズであり、このベ
ローズ49は、連結管40の第1管体41の支持端側お
よび第2管体42の支持端側にそれぞれ設けられて、第
1管体41と給送路50との連通部分および第2管体4
2と供給路30との連通部分をそれぞれ外部から遮断す
るものである。
第2管体42の内部孔42aの一端は球体44の孔44bを介して
給送路50を連通しているとともに、他端は球体46の孔46
bを介して供給路30の孔31に連通している。
次に動作を説明する。
稼働中においては、入力軸5からユニバーサルジョイン
ト1およびカップリング7を介して圧延ロール(不図
示)に動力が伝達される。
この稼働中において、図示しない給脂源から潤滑剤を注
脂孔25を介して環状隙間24内に圧入すれば、環状隙間24
の内部から供給路30を経て連結管40および給送路50を通
ってカップリング7の内筒部8に給送される。
カップリング7の内筒部8に既存の潤滑剤は、前記給送
の潤滑剤の圧力により外部に排出されることとなる。
以上説明したように、本実施例では、潤滑剤供給部20が
入力軸5とともに回転しない状態にあって、ここから潤
滑剤を圧入するだけでカップリング7の内筒部8へ給送
されるように構成しているから、運転を停止する必要が
ないとともに、圧延ロールからカップリング7を取り外
す必要もない。
このように作業が簡単かつ容易で、稼働中においても潤
滑剤供給を行うことができるので、潤滑剤供給を定期的
に行えばカップリング7と圧延ロール(不図示)の軸端
6との間の潤滑状態を常に好ましい状態に保つことがで
きる。
〈考案の効果〉 本考案よれば、次の効果が発揮される。
潤滑剤が圧入される潤滑剤供給部とカップリングの内筒
部とが潤滑剤給送路で連通されているので、圧延ロール
からカップリングを取り外す必要がないとともに、稼働
中において潤滑剤供給部は入力軸とともに回転しない状
態にあるので、潤滑剤供給部からの潤滑剤供給に際して
運転を停止する必要がない。
このように運転停止時間が全く必要なくしかも圧延ロー
ルからカップリングを取り外す作業も排除できるので、
潤滑剤供給を簡単かつ容易に行うことができるととも
に、稼働中においていつでも潤滑剤供給を行うことがで
きる。
つまり、潤滑剤供給を稼働中において定期的に行えばカ
ップリングと圧延ロールの軸端との間における潤滑状態
を良好にできるから、ここに生じるフレッティング現象
によって潤滑剤の早期老化が防止され、結果的に異常摩
耗を未然に防止することができる。
また、供給路、給送路、連結管の三つを連結してなる潤
滑剤給送路において、供給路および給送路に対する連結
管の連結部分をベローズによって覆っているので、潤滑
剤の漏れや外部からの塵埃や水などの侵入を防ぐことが
でき、カップリングと圧延ロールとの接触部分を長期に
わたって安定的に潤滑できるようになる。
このようなことから、本考案によれば、圧延機の性能を
有効に発揮させることができて生産性の向上に貢献でき
る。
さらに、本考案によれば、潤滑剤の供給路をパイプ構成
としたので、入力軸の加工が貫通孔を設ける場合に比し
て容易となるとともに、組み立ても容易になり、製造コ
ストが低減され、球面すべり軸受の内部孔が接続される
第2管体の連通孔よりも大径とされているので、そこに
潤滑剤が貯溜される状態となって、潤滑剤の第2管体側
への連続的補給が確実に行われ、入力軸側の厚肉段部と
小径円筒部とよりなり、上記小径円筒部は第1管体の内
径部のほぼ全長に亙って嵌め込まれ、密封部材で密封さ
れる構成とされているので、第1管体の端部は厚肉段部
に当接することで安定的に位置決めされるとともに、第
1管体と第2管体との重なり部分が長いので連結管の強
度が大で、さらに、第1管体と第2管体との密封性も優
れるというような種々の実用上の効果も発揮される。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の一実施例にかかり、第1
図は圧延機用ロールカップリングにおける自動給脂構造
を示す縦断面図、第2図は第1図に示す連結管およびそ
の近傍の拡大図である。 また、第3図ないし第5図は従来例にかかり、第3図は
圧延機用ロールカップリングおよびその近傍を示す一部
縦断側面図、第4図は第3図の圧延機用ロールカップリ
ングの改良例を示す縦断面図、第5図は圧延機用ロール
カップリングの配置状態を示す概略図である。 1……ユニバーサルジョイント 2……十字軸 3……第1ヨーク 5……入力軸 6……圧延ロールの軸端 7……カップリング 8……内筒部 20……潤滑剤供給部 21……環状隙間(潤滑剤溜部) 30……供給路 40……連結管 50……給送路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】中空の入力軸と圧延ロール連結用のカップ
    リングとをユニバーサルジョイントを介して連結してな
    る圧延機用ロールカップリングにおいて入力軸側からカ
    ップリング側へ潤滑剤を供給する自動給脂構造であっ
    て、 入力軸の外周適所に設けられる環状の潤滑剤溜部と、潤
    滑剤溜部とカップリングの内筒部とを連通する潤滑剤給
    送路とを備え、 前記潤滑剤給送路は、 入力軸の内部に設けられ、かつ一端が潤滑剤溜部側外周
    面に他端がユニバーサルジョイント側外端面に開口され
    たパイプよりなる供給路と、 カップリングの軸端部に設けられ、かつ一端がカップリ
    ングのユニバーサルジョイント側外端面に他端がカップ
    リングの内筒部側端面に開口された給送路と、 内外に伸縮自在にはめ合わされる第1、第2管体からな
    り、 第2管体は、入力軸側の厚肉段部と小径円筒部とよりな
    り、 上記小径円筒部は第1管体の内径部のほぼ全長に亙って
    嵌め込まれ、密封部材で密封される構成とされ、かつユ
    ニバーサルジョイントの十字軸の中心孔に挿通させられ
    た状態で前記供給路と給送路とを連通連結する連結管
    と、 連結管の第1管体の一端をカップリングの外端面に、第
    2管体の一端を入力軸の外端面にそれぞれ傾動自在に支
    持させる球面すべり軸受と、 連結管の第1管体の支持端側および第2管体の支持端側
    にそれぞれ設けられ、かつ第1管体と給送路との連通部
    分および第2管体と給送路との連通部分をそれぞれ外部
    から遮断するベローズとからなり、入力軸側の球面すべ
    り軸受に設けられた内部孔が上記第2管体の内部孔より
    も大径とされてなることを特徴とする圧延機用ロールカ
    ップリングにおける自動給脂構造。
JP1986202236U 1986-12-24 1986-12-24 圧延機用ロ−ルカツプリングにおける自動給脂構造 Expired - Lifetime JPH0627861Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986202236U JPH0627861Y2 (ja) 1986-12-24 1986-12-24 圧延機用ロ−ルカツプリングにおける自動給脂構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986202236U JPH0627861Y2 (ja) 1986-12-24 1986-12-24 圧延機用ロ−ルカツプリングにおける自動給脂構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63103021U JPS63103021U (ja) 1988-07-04
JPH0627861Y2 true JPH0627861Y2 (ja) 1994-07-27

Family

ID=31166425

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986202236U Expired - Lifetime JPH0627861Y2 (ja) 1986-12-24 1986-12-24 圧延機用ロ−ルカツプリングにおける自動給脂構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0627861Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010125543A (ja) * 2008-11-26 2010-06-10 Komatsu Ntc Ltd ワイヤソー用のボビン及びワイヤソー

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5834344B2 (ja) * 2012-03-19 2015-12-16 島津メクテム株式会社 潤滑油供給装置
DE102015223641A1 (de) * 2015-06-10 2016-12-15 Sms Group Gmbh Vorrichtung zum Übertragen eines Drehmoments von einer Antriebseinrichtung auf eine Walze in einem Walzgerüst
CN108436593B (zh) * 2018-05-23 2023-11-10 东莞市志远数控设备制造有限公司 一种数控机床传动轴用润滑结构

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59194133A (ja) * 1983-04-20 1984-11-02 Koyo Seiko Co Ltd ユニバ−サルジヨイントの潤滑剤供給装置
JPS59197620A (ja) * 1983-04-21 1984-11-09 Koyo Seiko Co Ltd ユニバ−サルジヨイントにおける潤滑剤供給装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010125543A (ja) * 2008-11-26 2010-06-10 Komatsu Ntc Ltd ワイヤソー用のボビン及びワイヤソー

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63103021U (ja) 1988-07-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6071032A (en) Kingpin assembly
US5535516A (en) Vehicle wheel end assembly
JP3540450B2 (ja) 小形軸受け及び補強ジャーナル
JP2511112B2 (ja) 蓋付き旋回輪軸受の潤滑装置
AU4522100A (en) Shaft journal bearing and seal wear ring assembly
EP2008914A2 (en) Bearing assembly for kingpin or other shaft assembly
US6783131B2 (en) Neck seal
JP2958626B2 (ja) 自在継ぎ手用十字軸部材ユニット
EP0967404A2 (en) Mounting device for a bearing unit
JP2958625B2 (ja) 自在継手の十字部材ユニット
JPH0627861Y2 (ja) 圧延機用ロ−ルカツプリングにおける自動給脂構造
JP2007523294A (ja) ステアリングハブベアリングアセンブリ
CA1130596A (en) Universal joint
CA1310352C (en) Unitary hub assembly
KR100495018B1 (ko) 유니버설 조인트용 크로스 부재 유닛
JPH0331442Y2 (ja)
JPH09236131A (ja) ころ軸受
EP0931224B1 (en) Sealing arrangement for brake camshaft
JPH0261649B2 (ja)
CA2193588A1 (en) Lubricant retaining valve for universal joint
KR101826202B1 (ko) 너클 및 휠 베어링 조립체
WO2020055940A1 (en) Ball joint assembly
JPH0124929B2 (ja)
JPH0442571Y2 (ja)
JPH063201Y2 (ja) ディファレンシャルキャリアからの油漏れ防止構造