JPS6051649A - セメント硬化物の製造方法 - Google Patents

セメント硬化物の製造方法

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JPS6051649A
JPS6051649A JP16015183A JP16015183A JPS6051649A JP S6051649 A JPS6051649 A JP S6051649A JP 16015183 A JP16015183 A JP 16015183A JP 16015183 A JP16015183 A JP 16015183A JP S6051649 A JPS6051649 A JP S6051649A
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JP
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cement
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copolymer
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角野 博光
伊男 夏梅
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Zeon Corp
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Nippon Zeon Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は低温時におけるセメント硬化物の製造方法に関
し、更に詳しくは、減水剤成分として高性能減水剤(A
tと鎖状オレフィンとエチレン性不飽スロジカルボン酸
無水物の共重合体の水溶性塩ts)を併用し低温下で打
設するセメント硬化物の製造方法に関する。
従来、15C以下、特に10C以下の低温時に製造され
るセメント硬化物は、寒中コンクリート施工指針にも指
示されているようにできるだけ水・セメント比(Wlo
 )を下げて初期強度をよけることが必要とされて釣る
特に高強度を要求されるコンクリート二次製品や高流動
化コンクリートなどでは極めて小さし水−セメント比が
必要とされる。 、 そのため種々の減水剤が開発されており、なかでも凝結
遅延や空気連行量の増大金主ずることなしに高い分散性
を与える高性能減水剤が現在広く賞月されている。
しかし、ナフタレンスルホン酸塩ホルマリン縮合物系や
メラミンスルホン酸塩ホルマリン縮合物系などの公知の
高性能減水剤は常温下では優れた減水効果を示すものの
、15C以下の低温においてはその減水効果が著しく減
少するという大きな欠点を有している。そのため、かか
る高性能減水剤と少量のクルコン酸塩を併用する方法が
提案されている(特開昭56−164052号)が、こ
の方法といえども減水効果の減少防止策として必ずしも
充分なものとは云えなり。
そこで本発明者らは従来技術のかかる欠点を克服すべく
鋭意検討を重ねた結果、低温下での打設に際して減水剤
成分として高性能減水剤囚と飴状オレフィンとエチレン
性不飽和ジカルボン酸無水物の共重合体の水溶性塩(B
lとを特定の割合で併用すると、減水効果の減少を防止
することができ。
打設時のワーカビリティを低下させることなく。
かつ初期強度、長期強度の大きいコンクリート硬化物が
得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
かくして本発明によれば、セメント、減水剤成分、水及
び所望の配合剤を混練したのち15C以下の温度で打設
しセメント硬化物を製造するに際し、減水剤成分として
高性能減水剤(A)と炭素数4〜6の鎖状オレフィンと
エチレン性不飽和ジカルボン酸無水物の共重合体の水溶
性塩(B)を(N成分95〜701艮チと(Bl成分5
〜60重量%の割合で併用することを特徴とする低温時
におけるセメント硬化物の製造方法が提供される。
本発明においては、まずセメントに水、減水剤成分及び
所望の配合剤を加えて混線することによシセメント配合
物が得られる。用いられるセメントは通常使用されてい
るものであればよく、その具体例として、例えば普通ポ
ルトランドセメント、早強ポルトランドセメント、高炉
セメント、フライアッシュセメント、ジェットセメント
、膨張セメント、超早強セメントなどが例示される。
また減水剤成分は高性能減水剤(A195〜70重量%
、好ましくは90〜75重月チと炭素数4〜6の鎮状オ
レフィン−エチレン性不飽和ジカルボン酸無水物共重合
体の水溶性塩5〜50重M、%。
好ましくは10〜25重i%とから成るものであや、セ
メントに対し固型分で0.01〜5重邦チ、好ましく 
li 0.1〜2重i%の割合で添加される。
この際、 (A)成分と(Bl成分の使用比率が重要な
要件であシ、(N成分の比率が過度に太きくなると低温
時の減水性能が低下し、逆に過度に低くなると低温時の
減水性が低下し、その添加量を増やすと空気連行景が増
加し、セメント硬化物の初期強度が低下する。
用いられる(ん成分は高性能減水剤として一般に使用さ
れているものであればいずれでもよく、その具体例とし
て、例えばナフタレンスルホン酸基のホルマリン縮合物
、メチルナフタレンスルホン酸塩のホルマリン縮合物、
アルキルアリールスルホン酸塩のホルマリン縮合物、メ
ラミンスルホン酸塩のホルマリン縮合物等が挙けられ、
その代表的な市販品としてマイティー150(化工石鹸
社製)、メルメン)?−10(昭和電工社製)などが摩
゛けられる。
一方、(B)成分は炭素数4〜6の鎖状オレフィンとエ
チレン性不飽和ジカルボン酸無水物の共重合体の水溶性
塩である。ここで炭素数4〜6の鎮状オレフィンとして
は、ブテン−1,ブテン−2゜イソブチレン、ペンテン
−1,ペンテン−2,2−メチループテン−1,2−メ
チルーブテン−2゜4−メチル−ペンテン−1,ヘキセ
ン−1等及びこれらの混合物などが例示され、またエチ
レン性不飽和ジカルボン酸無水物としては、無水マレイ
ン酸、無水イタコン酸、無水シトラコン酸等が挙けられ
るが、特に無水マレイン酸が工業的に有利である。
かかる共重合体塩紘前記鎖状オレフィンとエチレン性不
飽和ジカルボン酸無水物の混合物をラジカル共重合して
得た共重合体を水酸化すトリウム。
水酸化カリウム、アンモニアの如き塩基の存在下に加水
分解することによシ製造することができる。
ここでエチレン性不飽和ジカルボン酸無水物:鎖状オレ
フィンの仕込み比は適宜選択しうるが、好ましく砿30
〜70: 70〜30(モル比)、よシ好ましくはほぼ
等モルの混合物が使用される。
用いられる共1合体の分子量は実際に使用される配合条
件等によって適宜決定され得るが1通常。
蒸気圧浸透法による数平均分子量で300〜so、oo
o、であり、好ましくは1000〜20. OOOであ
る。
また、本発明の効果を本質的に損わない範囲であれば、
この共重合体の一部をエステル化、アミド化またはイミ
ド化して用いることもできるQかかる(力成分と(B)
成分の添加方法はとくに制限されるものではなく、両者
を予め混合してから添加する方法、両成分を個別に添加
する方法のいずれでもよい。
本発明において社、さらに必要に応じて背側(細骨拐、
粗骨材)、一般減水剤、AF剤、早強剤、遅延剤などを
加えてもよく、細骨材としては、川砂、海砂、砕砂、ス
ラグ砂などが例示され、粗骨材としては川砂利、砕石、
スラグ砕石、軽量骨材などが例示される。
このようにして得られるセメント配合物(すなワチコン
クリート、モルタルまたはセメントペースト)は5次い
で15C以下、好ましくは0〜10Cの低温下に1設さ
れる。従来、ナフタレンスルホン酸塩ホルマリン縮合物
、メラミンヌルホン酸塩ホルマリン縮金物などの高性能
減水剤とオレフィン−無水マレイン酸共重合体塩を併用
することにより減水性能を改良する方法は公知である(
特公昭55−51863号、同56−12268号)。
しかし本発明においては、かかる両成分を特定比率で併
用し、かつ低塩下で打設することにより減水性能の改良
効果を一段と向上させ、しかも初期強度及び長期強度の
両面で優れた性能を示すセメント硬化物を得ることがで
きる。とくにコンクリート配合の場合に優れた改良効果
を得ることができる。
以下に実施例を挙げて本発明を更に具体的に説明する。
なお、実施例及び比較例中の部及びチはとくに断わシの
ない限り重量基準である。
参考例1 12オートクレーブ中、窒素雰囲気下にて無水マレイン
酸98部、第1表に示ずC5オレフィン混合物110部
、ペンゾイルバーオキザイド4部およびベンゼン400
部の混合物を、70〜75Cにて8時間加熱攪拌し1反
応させた。重合反応終了後、析出した共重合体を瀘別集
収し乾燥した。
as−鎖状オレフィン−無水マレイン酸共重合体89部
が得られた。かかる共重合体84部と10チ水酸化ナト
リウム水溶液400部とを80〜90Cに加M!拌し、
05−鎖状オレフィン−無水マレイン酸共重合体のす)
 IJウムm [I)の水溶液を得た。
第 1 表 1Bo−ペンタン 15.57チ ゎ−ベンクン 15.44% 2−メチルブテン−142,[]66 %ペンテン−126138% イソプレン 005% 参考例2 参考例1のオレフィンに代え、第2表に示すC5−s状
オレフィン混合物75部を用いた以外は、参考例1と同
様の操作により110部の共重合体を得た。かかる共重
合体84部と10%水酸化ナトリウム水溶液400部と
の混合物を80〜qocで加熱攪拌し、C5−鎮状オレ
フィン−無水マレイン酸共1(合体のす) IJウム塩
〔■〕の水溶液を得た。
第 2 表 n−ぺ/タン 2.46チ 2−メチルブテン−112,60チ tranθ−ペンテン−235,05係cis−ペンテ
ン−215,93% 2−メチルブテン−231,70係 ペンテン−1226係 参考例3 参考例1の05オレフィン混合物に代え、ブテン−16
0部を用いた以外は、参考例1と同様の操作によシロ7
部の共重合体を得た。かかる共重合体38.5部と10
チ水酸化ナトリウム水溶液200部との混合物を80〜
90Cで加熱攪拌しブテン−1−無水マレイン酸共フf
i1合体のナトリウム塩[111)の水溶液を得た。
参考例4 還流管付き11セパラブルフラスコに無水マレイン酸9
8部、メチルエチルケトン500部、ヘキセン−184
部およびアゾビスイソプチロニトリル4部を入れ、窒素
雰叩気下にて65〜70Cにて攪拌しながら反応させた
。10時間反応させたのち、系を室温まで冷却し、冷メ
タノールを加えポリマーを沈析させた。瀘別集収後、減
圧乾燥し共重合体108部を得た。該共重合体91部お
よび10チ水酸化す) IJウム水溶液400部との混
合物を80〜90’Cで攪拌し、ヘキセン−1−無水マ
レイン酸共重合体のす) +1ウム塩〔■〕の水溶液を
得だ。
参考例5 参考例1で得られたC、オレフィン−無水マレイン酸共
重合体100部をメチルエチルケトン200に溶解し、
更にメチルアルコール5部を加え、加熱還流条件下にて
8時間攪拌反応させた。
汐応後、糸からメチルエチルケトンを溜去し、ポリマー
を乾燥したのら、10%水酸化ナトリウム水溶fft 
412部を加え中和反応を行い、エステル化度12.8
%(共重合体中のカルボニル基のうち128%がエステ
ル基を形成していることを意味する。)のC,メレフイ
ンーマレイン酸共重合体部分メチルエステル化物のす)
 IJウム塩(水溶性塩〔V〕)を得た。
実施例1〜13及び比較例1〜4 セメント、水、骨材、減水剤成分等を下記の配合に従っ
て強制純シミキサ−で5Cで60秒間混練し1,013
A1101 に従ってスラレプを測定した。また混線終
了後9o分経過した時点で別途丈ンプリングを行い、水
温的5Cで水中養生し、3日後及び28日後にそれぞれ
の硬化物の圧縮強度をJ工S A1108に従って測定
した。結果を第3表に示す。
配合 セメント:秩父社製普通ポルトランドセメン) 400
ky〜粗骨拐:相模産最大寸法20mm 11401r
ν背細骨材:大井用産川砂 691k1./n?水 ・
 160にシ背 減水剤成分一対セメント 所定量 第 3 F 率5偵1ノ1≦りづ1ノアすrす1 この結果から、(N成分と(Bl成分を併用することに
より減水性能が向上し、かつ初期強度、長期強度がいず
れも改良されることがわかる。またN成分とともに凝結
遅延剤の代表的な例であるグルコン酸を併用する公知技
術に比較しても優れた効果を示すことがわかる。
特許用!(人 日本ゼオン株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、 セメント、減水剤成分、水及び所望の配合剤を混
    線したのち15C以下の温度で打設しセメント硬化物を
    製造するに際し、減水剤成分として高性能減水剤−と炭
    素数4〜6の鎖状オレフィンとエチレン性不飽和ジカル
    ボン酸無水物の共重合体の水溶性塩(Blを囚成分95
    〜70景品−と(B)成分5〜30重#チの割合で併用
    することを特徴とする低温時におけるセメント硬化物の
    製造方法。
JP16015183A 1983-08-31 1983-08-31 セメント硬化物の製造方法 Granted JPS6051649A (ja)

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JPH0250068B2 JPH0250068B2 (ja) 1990-11-01

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5612268A (en) * 1979-07-05 1981-02-06 Murata Mach Ltd Method for supplying wound thread into magazine of winder
JPS56164052A (en) * 1980-05-21 1981-12-16 Kao Corp Manufacture of cement hardened body at cold time
JPS5895634A (ja) * 1981-11-28 1983-06-07 電気化学工業株式会社 セメント分散剤

Patent Citations (3)

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