JPS6051450B2 - 対称オレフインの製造方法 - Google Patents

対称オレフインの製造方法

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JPS6051450B2
JPS6051450B2 JP11611576A JP11611576A JPS6051450B2 JP S6051450 B2 JPS6051450 B2 JP S6051450B2 JP 11611576 A JP11611576 A JP 11611576A JP 11611576 A JP11611576 A JP 11611576A JP S6051450 B2 JPS6051450 B2 JP S6051450B2
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carotene
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C403/00Derivatives of cyclohexane or of a cyclohexene or of cyclohexadiene, having a side-chain containing an acyclic unsaturated part of at least four carbon atoms, this part being directly attached to the cyclohexane or cyclohexene or cyclohexadiene rings, e.g. vitamin A, beta-carotene, beta-ionone
    • C07C403/24Derivatives of cyclohexane or of a cyclohexene or of cyclohexadiene, having a side-chain containing an acyclic unsaturated part of at least four carbon atoms, this part being directly attached to the cyclohexane or cyclohexene or cyclohexadiene rings, e.g. vitamin A, beta-carotene, beta-ionone having side-chains substituted by six-membered non-aromatic rings, e.g. beta-carotene
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C1/00Preparation of hydrocarbons from one or more compounds, none of them being a hydrocarbon
    • C07C1/20Preparation of hydrocarbons from one or more compounds, none of them being a hydrocarbon starting from organic compounds containing only oxygen atoms as heteroatoms
    • C07C1/207Preparation of hydrocarbons from one or more compounds, none of them being a hydrocarbon starting from organic compounds containing only oxygen atoms as heteroatoms from carbonyl compounds
    • C07C1/2072Preparation of hydrocarbons from one or more compounds, none of them being a hydrocarbon starting from organic compounds containing only oxygen atoms as heteroatoms from carbonyl compounds by condensation
    • C07C1/2074Preparation of hydrocarbons from one or more compounds, none of them being a hydrocarbon starting from organic compounds containing only oxygen atoms as heteroatoms from carbonyl compounds by condensation of only one compound

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はオレフィンの製造方法に関するもので、特に
トランス−β一カロチンとジメストロールを製造する際
に特に用いられる対称オレフィンの製造方法に関するも
のである。
アルデヒドまたはケトンの付加反応で出発物質のアル
デヒドまたはケトンのC=0基の代りに新しいC=0結
合を含む化合物を形成することによりオレフィンを合成
することの望ましいことは従来認められていたが、かか
る反応を達成するための既知方法は極めて複雑である。
例えばプロビタ ミンA・β一カロチンは米国特許第3
078256号明細書に記載されている様な多段階法に
より合成される。該米国特許の方法は第四ホスホニウム
ハライドを対応するホスホニウムイリドに転換し、この
イリドを適当なアルデヒドと反応させてβ−カロチンを
形成する。 かかる既知方法は複雑である他に、上記方
法および同様の方法で使用する反応体の多くのものは、
反応体自体を得るのが困難である。
例えは上・記米国特許の方法で使用する第四ホスホニウ
ムハライド並びにβ一カロチンの同様の製造方法、例え
ば米国特許第3622633号、第3408414号お
よび第3600473号明細書に記載されている方法で
中間体として用いる他の関連する化合物は比較的複雑な
方法により製造される。 トランス−β一カロチンおよ
び関連するカロチノイドの複雑な他の合成方法は、米国
特許第2846487号、第2846475号、第34
41623号、第300098四、第294506病、
第300’7976号および第3408406号明細書
に記載されている方法により例示される。
従つて簡単でかつ多くの場合容易に入手し得る反応体
を使用する対称オレフィンの合成方法を提供することが
望ましい。
特にビタミンAアルデヒド(レチナール)およびメトキ
シプロビオフェノンの如き容易に入手し得る前駆物質か
ら夫々β一カロチンおよびジメストロールの如き工業的
価値のある化合物を合成するための簡単な方法を提供す
ることが望ましい。本発明はトランスーβ一カロチンお
よびジメストロールの合成に特に有用である対称オレフ
ィンの合成法を提供する。
本発明の方法は広し)意味でケトンまたはアルデヒドを
反応性金属チタン、即ちTi(0)で還元カップリング
して次の一般式: 一. − ,,.,.に
従つて対応する対称オレフィンを形成することより成る
反応は反応性金属チタン、即ちTi(0)は+3酸化状
態にあるチタンを微細な活性金属まで還元することによ
り得られる。
次いて望ましいケトンまたはアルデヒドを活性金属と(
適当な溶媒媒質中で)反応させて対応する対称オレフィ
ンを生成する。従つて本発明の目的は対称オレフィンを
合成するための簡単な方法を得んとするにある。
本発明の他の目的は容易に得られる反応体を利用する対
称オレフィンの合成方法を得んとするにある。
本発明の他の目的はビタミンAアルデヒドを還元カップ
リングしてトランスーβ一カロチンを形成する方法を得
んとするにある。
尚本発明の他の目的は、ジメストロールの簡単な合成方
法を得んとするにある。
本発明の方法においては、チタン試薬をアルデヒドまた
はケトンと反応させてアルデヒドまたはケトン分子を還
元的にカップリングし、出発物質のC=0基をC=O結
合に置き換える。
反応はベンゾフェノンの場合、例えば次の様に示すこと
がてきる。ここで、活性の2価チタンを用いて上記と同
様の反応を行うことは知られており、この場合活性の2
価チタンはTi(■)またはTi(■)を水素化アルミ
ニウムリチウムの如き適当な還元剤で還元することによ
り形成される。
他の同様の適当な還元剤は亜鉛、マグネシウム、水素化
カルシウムおよび水素化ホウ素リチウム等である。すべ
ての場合活性種のTi(■)は適当な有機溶剤、例えば
テトラヒドロフラン中で高酸化状態のチタンの可溶性ま
たは部分可溶性塩、例えばTiCl3若しくはTiCl
4を不活性雰囲気下、例えば窒素またはアルゴン雰囲気
で前述の如き還元剤と一緒にスラリにすることにより得
られる。普通反応体を一定時間還流して活性チタン種即
ちT1(■)を形成する。次いでアルデヒドまたはケト
ン前駆物質をTi(■)と反応させ、次いで生成した溶
液を酸性にする。
生成物の対称オレフィンは従来法により取り出し、収率
は代表的には約95%までである。上記方法によりアル
デヒドおよびケトンをカップリングする反応機構は確実
には確かめられていないが、活性種の2価チタンは電子
を1分子のケトンまたはアルデヒドに与えて陰イオン基
を形成し、これが典型的ピナコール反応で他のものとカ
ップリングして中間体のジアルコールを形成すると仮定
される。次いでこのジアルコールが他のT1(■)と反
応して環状中間体を形成し、次いでこれが分解して生成
物のオレフィンとTlO2を形成する。仮定した反応は
次の如く示される:上記反応体系を裏付ける証拠は全く
納得し得るものである。即ち反応を実施する際還元剤が
不足すると、ピナコール中間体を反応混合物から単離す
ることができる。更にピナコールを活性Ti(■)で処
理する場合オレフィンが生成する。T1(■)自体はケ
トンに影響を与えないことも分り、更にTi(n)は次
の式で示すピナコール反応を行うのに十分強い還元剤で
あることも分る。上記反応機構は活性T1(■)の存在
に依存する。この活性種のTi(■)はここで述べる還
元法により得られる。活性種のTi(■)は■酸化状態
のTiの既知化合物、例えばTiCl2と混同してはな
らない。TiCl。は完全に不溶性の重合体塊で、全く
不活性である。本発明の方法においては、高酸化状態の
チタン化合物、例えばTiCl3およびTlCl4の活
性還元により可溶性の活性Ti(■)を生成することが
必要である。 *8本発明においては、対称
オレフィンを上記方法と異なる方法により製造する。こ
の方法では活性金属チタン、即ちTi(0)が所望のア
ルデヒドまたはケトンと反応して最初のピナコールジア
ルコキシドを生成する。この最初の反応中Ti(イ))
が酸化されTi(■)になる。このように生成したTi
(■)を利用して更にピナコールジアルコキシドと反応
して対称オレフィンが生成する。完全な反応は簡単に次
の如く表わされる:活性チタン金属を利用する方法はT
1(■)を利用する同等の処理より更に容易に進行する
ようである。この方法において用いるチタン金属は活性
形でなくてはならない。
普通嵩高いチタン金属は全く不活性であり、これはその
表面が薄い酸化物被覆により覆われているためである。
活性チタン金属は三塩化チタンの如きチタン塩を、ナト
リウム、カリウムまたはリチウムの如きアルカリ金属に
より適当な有機溶媒中で還元することにより製造するこ
とができる。新しく調製した活性チタンを溶媒スラリと
して維持し、所望のアルデヒドまたは、8ケトンをこれ
に添加してピナコールニ量化を始める。本発明の方法は
広い意味で環状アルデヒドおよびケトンを含むアルデヒ
ドおよびケトンに対し有用である。
この理由は反応条件がこれ等の環式化合物の環形成の分
裂をおこす傾向がないためである。本発明を次の実施例
および参考例につき説明する。
参考例1 三塩化チタンと水素化アルミニウムリチウムをレチナー
ルに作用させ製造するβ一カロチン三塩化チタン(1.
54f110.0mm01)と30mLの乾燥テトラヒ
ドロフランに不活性雰囲気(窒素またはアルゴン)下で
添加してスラリをつくり、粉末水素化アルミニウムリチ
ウム(190m9、0.57rL,m01)を注意深く
添加した。
生成した溶液を常温で2時間かきまぜてTi(■)試薬
を形成し、レチナール(1.42y15.07TLm0
1)を5m1の乾燥テトラヒドロフランに溶解した溶液
を添加した。溶液を常温で更に1時間かきまぜ、次いで
50m1のへ塩化水素酸水溶液中に注入した。生成した
溶液をエーテルで数回抽出し、これ等エーテル抽出物を
混合し、飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、硫酸マグ
ネシウム上で乾燥し、回転蒸発器で溶媒を除去すること
により濃縮した。残留物をシリカゲル上でクロマトグラ
フィにより精製した。ヘキサンで溶離し1.14yのβ
一カロチンを得(収率85%)、これを真正の試料との
薄層クロマトグラフィの比較、特徴ある紫外線スペクト
ルおよび融点:Mpl8O〜187により同定した。参
考例2 四塩化チタンと水素化アルミニウムリチウムをレチナー
ルに作用させ製造するβ一カロチン四塩化チタン(1.
10mt110.0Trt.m01)を25m1の乾燥
テトラヒドロフランに不活性雰囲気(窒素またはアルゴ
ン)下で溶解することにより溶液を製造した。
水素化アルミニウムリチウム(190m9、507T1
,m01)を注意深く添加し、生成した溶液を常温で2
時間かきまぜて活性Ti(■)試薬を形成した。レチナ
ール(1.42y15.07TLm01)の5m1乾燥
テトラヒドロフラン溶液を添加し、反応溶液を常温で一
夜かきまぜた。然る後この溶液を50mtの歩塩化水素
酸水溶液に注入し、エーテルで数回抽出した。エーテル
抽出物を混合し、飽和塩化ナトリウム溶液で洗浄し、硫
酸マグネシウム上で乾燥し、回転蒸発器で溶媒を除去す
ることにより濃縮した。残留物をシリカ・ゲル上でクロ
マトグラフィにより更に精製した。ヘキサンによる溶離
により1.0yのβ一カロチンを得(収率75%)、こ
れは真正の試料との薄層クロマトグラフィの比較および
融点:180〜18′7Cにより同定した。参考例3三
塩化チタンとマグネシウムをレチナールに作用させ製造
するβ一カロチン三塩化チタン(770m9、5.07
nm01)を不活性雰囲気(窒素またはアルゴン)下2
0m1の乾燥テトラヒドロフランによりスラリにし、マ
グネシウム削片(120mg、5.0rr1.m01)
を添加した。
生成した混合物を一夜還流してTi(■)試薬を形成し
、レチナール(710mg、2.5Tr1,m01)の
5m1乾燥テトラヒドロフラン溶液を添加した。2時間
還流した後、溶液を50mt(7)2N塩化水素酸水溶
液に注入し、エーテルで数回抽出した。
エーテル抽出物を混合し、飽和塩化ナトリウム水溶液で
洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、回転蒸発器で溶
媒を除去することにより濃縮した。残留物をシリカ・ゲ
ル上でクロマトグラフィにより精製した。ヘキサンによ
る溶離により130mgのβ一カロチンを得(収率20
%)、これは真正な試料との薄層クロマトグラフィの比
較および特徴ある紫外線スペクトルにより同定した。参
考例4 四塩化チタンとマグネシウムをレチナールに作用させ製
造するβ一カロチンマグネシウム削片(243mg、1
0.07TL.m0りを不活性雰囲気(窒素またはアル
ゴン)下で20mtの乾燥テトラヒドロフランでスラリ
にし、四塩化チタン(0.55m115.0w1,m0
I)3mt乾燥ベンゼン溶液を迅速に添加した。
生成溶液を50mで一液かきまぜて活性Ti(■)試薬
を形成し、レチナール(710m9、2.57T1,m
01)の5m1乾燥テトラヒドロフラン溶液を添加した
。更に2時間還流した後、溶液を常温まで冷却し、50
m1の△塩化水素酸に注入し、エーテルで抽出した。エ
ーテル抽出物を混合し、飽和塩化ナトリウム水溶液で洗
浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、回転蒸発器で溶媒
を除去することにより濃縮した。残留物をシリカゲル上
でクロマトグラフィにより精製した。ヘキサンによる溶
離により130mgの生成物(収率20%)を得、これ
を真正の試料との薄層クロマトグラフィの比較および特
徴ある紫外線スペクトルによりβ一カロチンと同定した
。参考例5 三塩化チタンと亜鉛をレチナールに作用させることによ
るβ一カロチンの製造三塩化チタン(770mg、5.
0TrLm01)を不活性雰囲気(窒素またはアルゴン
)下20m1の乾燥テトラヒドロフランでスラリにし、
このスラリに亜鉛末(325m9、5.07TL.m0
1)を添加した。
生成した混合物を一夜還流してTi(■)試薬を形成し
、レチナール(710m9、2.5rrL.m01)5
m1乾燥テトラヒドロフラン溶液を添加した。更に2時
間還流した後、溶液を50rfL1(7)2N塩化水素
酸水溶液中に注入し、エーテルで数回抽出した。エーテ
ル抽出物を混合し、飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し
、硫酸マグネシウム上で乾燥し、回転蒸発器で溶媒を除
去することにより濃縮した。残留物をシリカ・ゲル上で
クロマトグラフィにより精製した。ヘキサンによる溶離
により400m9のβ一カロチンを得(収率60%)、
これを真正の試料との薄層クロマトグラフィの比較およ
び特徴ある紫外線スペクトルにより同定した。参考例6 四塩化チタンと亜鉛をレチナールに作用させることによ
るβ一カロチンの製造亜鉛末(654m9、10.07
TLm01)を不活性雰囲気(窒素またはアルゴン)下
20m1の乾燥テトラヒドロフランでスラリにし、四塩
化チタン(イ).55m115.0m.m01)3mt
乾燥ベンゼン溶液を迅速に添加した。
生成した溶液を一夜還流して活性T1(■)試薬を形成
し、レチナール(710mg、2.5m,m0I)の5
m1乾燥テトラヒドロフラン溶液を添加した。更に2時
間還流した後、溶液を常温まで冷却し、50m1(7)
2N塩化水素酸水溶液中に注入し、エーテルで抽出した
。エーテル抽出物を混合し、飽和塩化ナトリウム水溶液
で洗浄し、硫酸マグネシウム上て乾燥し、回転蒸発器で
溶媒を除去することにより濃縮した。残留物をシリカ・
ゲルカラムでクロマトグラフィにより精製した。ヘキサ
ンによる溶離により430m9のβ一カロチンを得(収
率65%)、このカロチンはフラスコ内で晶出した。β
ーカロチンを真正の試料との薄層クロマトグラフィの比
較および晶出試料の融点:Mpl8O〜182℃の比較
により同定した。参考例7 三塩化チタンと水素化アルミニウムリチウムをp−メト
キシプロビオフェノンに作用させることによるジメスト
ロール(α・α2−ジエチルー4●4′−ジメトキシス
チルベンニジエチルスチルベストロールジメチルエーテ
ル)の製造三塩化チタン(1.54q110.0TL,
m01)を不活性雰囲気下30mtの乾燥テトラヒドロ
フランでスラリにし、粉末の水素化アルミニウムリチウ
ム(190mg、5.0TL,m01)を注意深く添加
した。
生成した溶液を常温で2時間かきまぜてTi(■)試薬
を形成し、p−メトキシプロビオフェノン(820m9
、5mm01)の5TrL1乾燥テトラヒドロフラン溶
液を添加した。反応を4時間還流し、次いで50Tf1
tのボ塩化水素酸水溶液中に注入した。溶液を数回エー
テルで抽出し、エーテル抽出物を混合し、飽和塩化ナト
リウム水溶液で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、
回転蒸発器で溶媒を除去することにより濃縮した。残留
物をアルミナ上でクロマトグラフィにより精製して63
0mgのジメストロール(Mpl24り)を得た(収率
85%)。参考例8四塩化チタンと亜鉛をp−メトキシ
プロビオフェノンに作用させることによるジメストロー
ル(α・α″−ジエチルー4●4″ージメトキシスチル
ベン;ジエチルスチルベストロールジメチルエーテル)
の製造亜鉛末(654mg、10.0Tn,m0I)を
不活性雰囲気下20mtの乾燥テトラヒドロフランでス
ラリにし、四塩化チタン(イ).55m115.07T
Lm0りの3m1乾燥ベンゼン溶液を添加した。
生成した混合物を一夜還流して活性TI(n)試薬を形
成し、p−メトキシプロビオフェノン(500m9、3
.07TL,m01)の5m1乾燥テトラヒドロフラン
溶液を添加した。1濁間還ノ流した後、溶液を常温まで
冷却し、50m1の△塩化水素酸水溶液に注入し、エー
テルで抽出した。
エーテル抽出物を混合し、飽和塩化ナトリウム水溶液で
洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、回転蒸発器で溶
媒を除去することにより濃縮した。.残留物をシリカ●
ゲル上でクロマトグラフィにより精製して410mgの
ジメストロールを得(収率91%)、これは赤外スペク
トル、質量スペクトルおよび核磁気共鳴スペクトルで同
定した。融点は124磁であつた。”参考例9 三塩化チタンと水素化アルミニウムリチウムをシクロヘ
プタノンに作用させることによるシクロヘプチリデンシ
クロヘプタンの製造三塩化チタン(1.23y18.0
7TL.m0りを30m1の乾燥テトラヒドロフランに
より窒素雰囲気下でスラリとし、粉末の水素化アルミニ
ウムリチウム(152m9、4.0mm01)を注意深
く添加した。
生成した溶液を常温で1時間かきまぜてTi(■)試薬
を形成し、シクロヘプタノン(450mg、4.077
1.”MOl)の5mLテトラヒドロフラン溶液を添加
した。反応を4時間還流下で行い、次いで50m1の△
塩化水素酸に注入した。生成した溶液をエーテルで数回
抽出し、エーテル抽出物を混合し、飽和塩化ナトリウム
水溶液で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、回転蒸
発器て溶媒を除去することにより濃縮した。生成物(4
00m9、収率95%)は純粋なシクロヘプチリデンシ
クロヘプタンで、これはそのスペクトル特性(赤外スペ
クトル、質量スペクトル、核磁気共鳴スペクトル)によ
り同定した。参考例10 三塩化チタンと水素化アルミニウムリチウムをベンゾフ
ェノンに作用させることによるテトラフエニルエチIノ
ンの製造三塩化チタン(3.10y、20.0Tr7.
m01)を窒素雰囲気下で40m.1の乾燥テトラヒド
ロフランでスラリにし、粉末水素化アルミニウムリチウ
ム(380mg、10.0TLm0りを注意深く添加し
た。
生成した溶液を常温で1時間かきまぜてTi(■)試薬
を形成し、ベンゾフェノン(1.82y110.0TL
,m01)の5m1乾燥テトラヒドロフラン溶液を添加
した。反応を15I寺間還流下で行い、次いで50m1
(7)2N塩化水素酸に注入し、エーテルて数回抽出し
た。エーテル抽出物を混合し、飽和塩化ナトリウム溶液
ャ三塩化チタン(3.10y120.0TrLm01)
を窒素雰囲気下40m1の乾燥テトラヒドロフランでス
ラリにし、粉末の水素化アルミニウムリチウム(380
7F19、10.0m.m0りを注意深く添加した。生
成した*で洗浄し硫酸マグネシウム上で乾燥し、回転蒸
発器で溶媒を除去することにより濃縮した。結晶残留物
は1.55y(収率95%)のテトラフェニルエチレン
で、これはそのスペクトル特性(赤外スペクトルおよび
紫外スペクトル)により同定した。融点は220〜22
1℃であつた。参考例11 三塩化チタンと水素化アルミニウムリチウムのシクロド
デカノンに対する作用により製造するシクロドデカニリ
デンシクロドデカン三塩化チタン(3.10y120.
0TII.m01)を窒素雰囲気下40mLの乾燥テト
ラヒドロフランでスラリにし、粉末の水素化アルミニウ
ムリチウム(380m9、10.0mm01)を注意深
く添加した。
生成した溶液を常温て1時間かきませてT1(■)試薬
を形成し、シクロドデカノン(1.82mg、10.0
771.m01)の10m1乾燥テトラヒドロフラン溶
液を添加した。反応を12I寺間還流下で行い、次いで
反応生成物を50TrLtの2N塩化水素酸水溶液中に
注入し、エーテルで数回抽出した。エーテル抽出物を混
合し、飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、硫酸マ※※
グネシウム上で乾燥し、回転蒸発器で溶媒を除去するこ
とにより濃縮した。結晶残留物は1.40q(85%)
のシクロドデカニリデ゛ンシクロドデ゛ガンにより成り
、これはそのスペクトル特性(赤外スペクトル、核磁気
共鳴スペクトルおよび質量スペクトル)および融点によ
り同定した。参考例12 三塩化チタンと水素化アルミニウムリチウムのアダマン
タノンに対する作用により製造するアダマンチリデンア
ダマンタンの△塩化水素酸に注入した。
溶液をエーテルで数回抽出し、エーテル抽出物を混合し
、飽和塩化ナトリウム溶液で洗浄し、硫酸マグネシウム
上で乾燥し、回転蒸発器で溶媒を除去することにより濃
縮した。生成した残留物を更にシリカ・ゲル上でクロマ
トグラフィにより精製した。ヘキサンによる溶離により
1.15y(収率85%)のアダマンチリデンアダマン
タンを得、これはそのスペクトル性(赤外スペクトル、
質量スペクトルおよび核磁気共鳴スペクトル)およびそ
の融点:Mpl85〜186スにより同定した。参考例
13 四塩化チタンと水素化ホウ素リチウムのレチナールに対
する作用により製造するβ一カロヂン四塩化チタン(1
.10m1110.0rrL.m01)を25m1の乾
燥テトラヒドロフランに不活性雰囲気下で溶解すること
により調整した。
水素化ホウ素リチウム(110mg、5.0mm01)
を添加し、生成した溶液を50゜Cで2時間かきまぜた
。レチナール(1.42y15.0Tr1.m01)を
5m1の乾燥テトラヒドロフランに溶解した溶液を添加
し、反応を還流下で4時間行つた。然る後生成溶液を5
0mt0)2N塩化水素酸水溶液に注入し、エーテルで
数回抽出した。エーテル抽出物を混合し、飽和塩化ナト
リウム溶液で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、回
転蒸発器で溶媒を除去することにより濃縮した。残留物
を更にシリカ◆ゲル上でクロマトグラフィにより精製し
た。ヘキサンによる溶離により0.8y(60%)のβ
一カロチンを得、これは真正の試料との比較により同定
した。融点は180〜187であつた。参考例14四塩
化チタンと水素化カルシウムのレチナールに対する作用
により製造するβ一カロチン四塩化チタン(1.10m
1110.07TL,m01)を不活性雰囲気下25m
1の乾燥テトラヒドロフランに溶解す.ることにより溶
液を調製した。
水素化カルシウム(420m9、10.0m,m01)
を添加し、生成した溶液を常温で2時間かきまぜた。次
いでレチナール(1.42y15.0mm01)を5m
1の乾燥テトラヒドロフランに溶解した溶液を添加し、
反応を還流下で.3時間行つた。然る後、生成溶液を5
0mL(7)2N塩化水素酸水溶液に注入し、エーテル
で数回抽出した。エーテル抽出物を混合し、飽和塩化ナ
トリウム水溶液で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥し
、回転蒸発器で溶媒を除去することにより濃縮した。残
留物を更にシリカ・ゲル上でクロマトグラフィにより精
製した。ヘキサンによる溶離により1.0y(75%)
のβ一カロチンを得、これは真正な試料との薄層クロマ
トグラフィおよび融点:Mpl8O〜187により同定
した。実施例1 活性金属のシクロヘプタノンに対する作用によるシクロ
ヘプチリデンシクロヘプタンの製造活性チタン金属のス
ラリを次の方法で製造した:三塩化チタン(1.23y
18.0Tr1,m01)を30mtの乾燥テトラヒド
ロフランによりスラリとし、このスラリを窒素雰囲気下
で混合し、次いでカリウム金属(イ).94y124T
ri.m01)を添加した。
生成した混合物を1時間還流して活性チタン金属のテト
ラヒドロフランによるスラリを生成した。次いでシクロ
ヘプタノン(450mg、4.0TLm01)を5m1
テトラヒドロフランに溶解した溶液を添加した。反応を
還流下1C@間行い、次いで、50m1の△塩化水素酸
水溶液中に注入した。溶液をエーテルで数回抽出し、抽
出物を混合し、水および塩水で洗浄し、次いで硫酸マグ
ネシウム上で乾燥し、回転蒸発器で濃縮した。生成物(
400m9、95%収率)は純粋のシクロヘプチリデン
シクロヘプタンで、これはそのスペクトル性(赤外スペ
クトル、質量スペクトルおよび核磁気共鳴スペクトル)
により同定した。実施例2 活性チタン金属のレチナールに対する作用によるβ一カ
ロチンの製造三塩化チタン(1.23y18.07T1
.m01)を30mLの乾燥テトラヒドロフランに不活
性雰囲気下で供給し、カリウム金属(4).94y12
4771.m01)またはリチウム金属(170mg、
24TrLm01)を添加し、次いで1時間還流するこ
とにより活性チタン金属を調製した。
レチナール(1.15y14.0m.m01)を5wL
1の乾燥テトラヒドロフランに溶解した溶液を添加し、
かきまぜ乍ら反応を50℃で2時間行い、次いで常温に
冷却した。5mtのメタノールを注意深く添加すること
により反応混合物を急冷し、次いで5m1の1N塩化水
素酸中に注入した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 IIより高い酸化状態にあるTiを不活性溶媒溶液中
    で活性Ti(0)に還元し、この活性Ti(0)金属を
    レチナールまたはシクロヘプタノンと反応させ、反応さ
    せた溶液を酸性化し、この溶液からβ−カロチンまたは
    シクロヘプチリデンシクロヘプタンを分離することを特
    徴とする対称オレフィンの製造方法。 2 高酸化状態にあるTiをアルカリ金属還元剤により
    Ti(0)金属に還元する特許請求の範囲1記載の対称
    オレフィンの製造方法。 3 不活性溶媒がテトラヒドロフランである特許請求の
    範囲1記載の対称オレフィンの製造方法。
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