JP4746162B2 - 2−ヒドロキシ−1,4−ナフトキノンの製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、1,4−ナフトキノン( 以下、NQという) から、2−ヒドロキシ−1,4−ナフトキノン( 以下、2−HNQという) を製造する方法に関する。2−HNQは染顔料の中間体、あるいは医農薬中間体として有用な化合物である。
【0002】
【従来の技術】
2−HNQ又はそのアルカリ塩を製造する方法としては、(1)NQを無水酢酸と三フッ化ホウ素を用いてトリアセトキシナフタレンを合成し、この化合物を中間体として用いる方法(Justus Liebigs,Ann.Chem.,311,341(1900))(2)2,3−エポキシ−2,3−ジヒドロ−1,4−ナフトキノン(以下、NQ−オキシドという)を実質的にアルコール中に分散させた状態でアルカリと反応させて2−HNQのアルカリ塩を得る方法(特公昭46−2978)等が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
(1)の方法は比較的純度の高い2−HNQが得られるが、三フッ化ホウ素や無水酢酸の原料費が高く、製造工程が長いうえ、廃水処理に問題があり、試薬の合成には適してはいるが、工業的には困難である。(2)の方法は実質的に分散状態で反応させるため、反応せずに残るNQ−オキシドをなるべく少なくするためには、原料であるNQ−オキシドの粉体の粒径を細かくする必要がある。また、媒体として用いるアルコール等に水分が混入していると、2−HNQの二量体等の不純物が生成してしまうため、水分を十分に除く必要がある。さらに、反応温度が高いと不純物である2−HNQの二量体が生成することから、一般的に、室温以下、好ましくは15℃以下で反応しなければならなかった。さらに、この方法の原料となるNQ−オキシドは、一般的には、水等の水性媒体中に分散させたNQを過酸化水素等でエポキシ化して製造されるため、このエポキシ化反応に引き続いて本方法を摘要することができず、NQ−オキシドを一度固体の形で単離し、乾燥、粉砕等の処理の後、アルコール中に分散させてアルカリと反応させる必要があった。NQからNQ−オキシドを得る方法としては、水と相溶性のない不活性な有機溶媒及び相間移動触媒の存在下、次亜ハロゲン酸塩水溶液を用いてエポキシ化する方法(特公平2−11592)もあるが、アルコール中で反応させる(2)の方法の原料としては、NQ−オキシドを一度固体の形で単離する必要があった。
【0004】
本発明の課題はNQのエポキシ化により得られるNQ−オキシドを含む溶液かNQ−オキシドの単離や乾燥、粉砕等の操作を要することなく、NQから高純度の2−HNQを簡便にかつ安価に製造できる方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記課題を解決するために検討した結果、(1)相間移動触媒の存在下、水と相溶性のない不活性な有機溶媒に溶解した1,4−ナフトキノンを、次亜ハロゲン酸塩水溶液を用いてエポキシ化して2,3−エポキシ−2,3−ジヒドロ−1,4−ナフトキノンとする第一の反応工程と、(2)第一の反応工程で得られた水と相溶性のない不活性な有機溶媒に溶解した2,3−エポキシ−2,3−ジヒドロ−1,4−ナフトキノンを、アルコールに溶解したアルカリ性化合物と反応させて2−ヒドロキシ−1,4−ナフトキノンのアルカリ塩とする第二の反応工程と、(3)第二の反応工程で得られた2−ヒドロキシ−1,4−ナフトキノンのアルカリ塩を、鉱酸で酸性化する第三の反応工程を行うことにより、濾過等による中間体の単離を行わないで2−ヒドロキシ−1,4−ナフトキノンを得る方法を見いだし本発明を完成させた。なお、第二の反応工程で得られた2−HNQのアルカリ塩のスラリーを、濾過等で分離して、2−HNQのアルカリ塩として得ることもできる。
【0006】
【発明の実施の形態】
「第一の反応工程」(エポキシ化反応)
水と相溶性のない不活性な有機溶媒(以下、本有機溶媒という。)はNQ、およびNQ−オキシドやアルカリ性化合物及び鉱酸との反応性がなく、NQおよびNQ−オキシドを適量溶解し、実質的に水と相溶性のないものであれば、いずれも使用することができる。例えば、n−ヘキサン、n−オクタンなどの脂肪族炭化水素、シクロヘキサンなどの脂肪族環式炭化水素、ベンゼン、ナフタレン、トルエン、キシレン(例えばメタキシレン、又はオルトキシレン)、エチルベンゼン、メチルナフタレンなどの芳香族炭化水素が挙げられるが、特に工業的にはNQ、およびNQ−オキシドの溶解度が比較的高い芳香族炭化水素等が好ましい。
【0007】
原料となるNQは本有機溶媒に溶解させるので、如何なる形態のものでも使用できる。特にナフタレンの接触気相酸化反応生成物の水洗捕集液から芳香族炭化水素等に代表されるような有機溶媒で抽出して得られたNQを用いる場合には、該NQを含む有機溶媒溶液から一旦NQを溶媒除去等によって単離することなく、そのまま相間移動触媒を用いたエポキシ化反応に用いることができる。
【0008】
相間移動触媒としては、用いるアルカリ性化合物の種類に応じて各種のものが使用できる。例えば、テトラブチルアンモニウムブロミド、テトラブチルアンモニウムクロリド、ベンジルトリエチルアンモニウムクロリドなどの第四級アンモニウム塩;クラウンエーテルなどの環状エーテル;ジメチルポリエチレングリコール;クリプタンド;テトラメチルホスホニウムブロミドなどの第四級ホスホニウム塩などが挙げられる。相間移動触媒の使用量は、原料であるNQに対して一般的には0.001〜0.05重量倍であり、好ましくは0.003〜0.01重量倍が適量である。
【0009】
本発明において用いられるNQのエポキシ化剤としては、通常次亜ハロゲン酸塩水溶液が用いられる。次亜ハロゲン酸塩としては、例えば、次亜塩素酸ナトリウム、次亜臭素酸ナトリウム、次亜塩素酸カリウム又は次亜臭素酸カリウム等が挙げられ、通常は安価で入手しやすい次亜塩素酸ナトリウムが用いられる。次亜塩素酸ナトリウムは固体としても入手できるが、その取り扱い易さから、工業的に市販されている次亜塩素酸ナトリウム水溶液を用いてもよい。次亜ハロゲン酸塩の使用量は、通常は使用するNQに対して1.0〜1.5モル倍であり、好ましくは1.1〜1.35モル倍、さらに好ましくは1.2〜1.3モル倍が適量であるが、次亜ハロゲン酸塩と反応する様な化合物が含まれる場合には使用量を増加してもよい。通常、次亜ハロゲン酸塩水溶液の濃度は通常5〜15%が用いられる。
【0010】
NQからNQ−オキシドを得る第一の反応工程は、NQを溶解した上記の本有機溶媒に、相間移動触媒を添加し、次亜ハロゲン酸塩水溶液等のエポキシ化剤を滴下して行うが、この反応は、10〜70℃、好ましくは20〜50℃で行い、通常は30〜40℃で反応させるのが有利である。
【0011】
「第二の反応工程」(異性化反応)
NQ−オキシドから2−HNQのアルカリ塩を得る反応、即ち異性化反応は、エポキシ化反応に用いた次亜ハロゲン酸塩水溶液を分離した後に行うのが望ましいが、エポキシ化反応で得られるNQ−オキシドを含む本有機溶媒層と水層は、攪拌を止めて静置することによって、容易に分離することができる。
【0012】
本発明において、NQ−オキシドの異性化反応は、一般的にはNQ−オキシドに対して1.0〜1.5モル倍のアルカリ性化合物を溶解したアルコールに、NQ−オキシドを溶解した本有機溶媒を添加することにより行うのが好ましい。逆にNQ−オキシド溶液側にアルカリ性化合物のアルコール溶液を添加すると、得られた2−HNQの収率及び純度が低下するので好ましくはない。異性化反応の際、NQ−オキシドを溶解した本有機溶媒の添加速度は、反応装置の攪拌や除熱能力により適宣調節することができる。
【0013】
異性化反応の温度は、任意に選ぶことができるが、低すぎると反応速度の面で不利となり、逆に高すぎると不純物である2−HNQの二量体が生成して2−HNQの純度が低下するので、通常は5〜50℃の範囲、好ましくは20〜40℃の範囲で選ぶことができる。反応により、NQ−オキシドは、2−HNQのアルカリ塩となって析出してスラリーとなるので、2−HNQのアルカリ塩のままで濾過して、2−HNQのアルカリ塩を得ることができる。
【0014】
本発明において、アルカリ性化合物としては通常は強アルカリ性化合物が用いられる。強アルカリ性化合物としては、苛性アルカリ、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウムが用いられるが、反応条件下においてアルコールに溶解して、アルカリとして作用する化合物、例えばナトリウムメチラート、ナトリウムエチラート等のアルコラートでもよい。該アルカリ性化合物の使用量は、生成する2−HNQを一塩基酸と考えれば、原料1モルに対して1当量以上、例えば、水酸化ナトリウム等の1価の塩基では1モル以上、一般的には1.0〜1.5モル倍、通常1.1〜1.3モル倍が用いられる。
【0015】
アルコールとしては、アルカリ性化合物を溶解するものであればいずれも使用できるが、一般的には低級脂肪族アルコールが好ましく、工業的には特に安価なメタノール、あるいはエタノールが好ましい。アルコールに溶解させたアルカリ性化合物の濃度は、その溶解度、温度等の反応条件により任意に選ぶことができるが、一般的には5〜30wt%である。
【0016】
なお、本発明においては、目的とする2−HNQの収率及び純度の低下を許容できる範囲において、アルコールに水分が混入していてもよい。アルコール中の水分は、40wt%以下、好ましくは30wt%以下であれば、実質的に2−HNQの収率及び純度の低下がないため、取り扱い易さから上記アルカリ性化合物のアルコール溶液を、アルカリ性化合物の水溶液とアルコールを混合することにより得ることもできる。
【0017】
「第三の反応工程」(酸性化反応)
第二の反応工程で得られる2−HNQのアルカリ塩のスラリーを、更に、鉱酸を用いて酸性にして2−HNQとした後、濾過等で分離することにより、高純度の2−HNQを得ることができる。用いる酸としては、硫酸、塩酸、リン酸等の鉱酸が挙げられるが、なかでも硫酸が取り扱い上好ましい。
【0018】
【実施例】
次に、実施例によって本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はその要旨を越えない限り、以下の記載例に限定されるものではない。
【0019】
「実施例1」
「第一の反応工程」
還流冷却器及び攪拌器を備えた1リットルの底栓弁付きセパラブルフラスコ中で、純度97%のNQ27.3gをオルトキシレン380gに溶解し(NQ濃度6.5wt%)、相間移動触媒であるテトラブチルアンモニウムブロミド0.27gを加えて内部温度を40℃に保ち、攪拌した該溶液に13%の濃度の次亜塩素酸ナトリウム水溶液144gを60分かけて添加した。次亜塩素酸ナトリウム水溶液を添加後、攪拌を中止して水層と有機層に静置分離した。水層を除去して有機層に洗浄水25gを添加して10分間攪拌を行い、静置分離して水層を除去した。
【0020】
「第二の反応工程」
窒素気流下、還流冷却器及び攪拌器を備えた1リットルのセパラブルフラスコ中で水酸化ナトリウム7.38g(NQのモル数に対して1.1倍)を含水率26%のメタノール97.1gに溶解した。ここに第一の反応工程で得られたNQ−オキシドを溶解した40℃のオルソキシレン溶液を60分かけてフラスコ内の温度が40℃を維持するように添加し、更に同温度で60分間反応させた。
【0021】
「第三の反応工程」
第二の反応工程で得られた2−HNQのナトリウム塩のスラリーに水195gを加えた後、95%の硫酸10.5gを徐々に添加して、遊離した2−HNQのスラリーを得た。2−HNQのスラリーを20℃に冷却した後、濾過、水洗浄して減圧下で乾燥して2−HNQを得た。得られた2−HNQの純度は99%であり、2−HNQの収率は85.6mol%であった。
【0022】
「実施例2」
「第一の反応工程」
還流冷却器及び攪拌器を備えた1リットルの底栓弁付きセパラブルフラスコ中で、純度99%のNQ26.8gをオルトキシレン381gに溶解し(NQ濃度6.5wt%)、相間移動触媒であるテトラブチルアンモニウムブロミド0.27gを加えて内部温度を40℃に保ち、攪拌した該溶液に13%の濃度の次亜塩素酸ナトリウム水溶液144gを60分かけて添加した。次亜塩素酸ナトリウム水溶液を添加後、攪拌を中止して水層と有機層に静置分離した。水層を除去して有機層に洗浄水25gを添加して10分間攪拌を行い、静置分離して水層を除去した。
【0023】
「第二の反応工程」
窒素気流下、還流冷却器及び攪拌器を備えた1リットルのセパラブルフラスコ中で水酸化ナトリウム7.38g(NQのモル数に対して1.1倍)を含水率26%のメタノール97.1gに溶解した。ここに第一の反応工程で得られたNQ−オキシドを溶解した40℃のオルソキシレン溶液を60分かけてフラスコ内の温度が40℃を維持するように添加し、更に同温度で60分間反応させた。
【0024】
「第三の反応工程」
第二の反応工程で得られた2−HNQのナトリウム塩のスラリーに水195gを加えた後、95%の硫酸10.5gを徐々に添加して、遊離した2−HNQのスラリーを得た。2−HNQのスラリーを20℃に冷却した後、濾過、水洗浄して減圧下で乾燥して2−HNQを得た。得られた2−HNQの純度は99.1%であり、2−HNQの収率は87.5mol%であった。
【0025】
「比較例1」
還流冷却器及び攪拌器を備えた1リットルの底栓弁付きセパラブルフラスコ中で、純度99%のNQ26.6gを分散させたメタノール溶液400gを15℃に保ち、炭酸ナトリウム1.3gを含んだ濃度が35%の過酸化水素水溶液24.2gを240分間かけて添加した。過酸化水素水溶液を添加後、濾過し、乾燥させてNQ−オキシドを単離した。
【0026】
窒素気流下、還流冷却器及び攪拌器を備えた1リットルのセパラブルフラスコ中に水酸化ナトリウム7.3g(NQのモル数に対して1.1倍量)をメタノール400gに溶解した。この中に単離したNQ−オキシドを15℃を保つように120分間かけて添加し、2−HNQのナトリウム塩のスラリーを得た。
【0027】
得られたスラリーから2−HNQのナトリウム塩を濾過単離し、得られるウエットを水300gに加えて水スラリーにした後、95%の硫酸10.4gを徐々に添加して、遊離した2−HNQのスラリーを得た。2−HNQのスラリーを20℃に冷却した後、濾過、水洗浄して減圧下で乾燥して2−HNQを得た。得られた2−HNQの純度は93.5%であり、2−HNQの収率は77.0mol%であった。
【0028】
【発明の効果】
本発明において、本有機溶媒に溶解したNQから、途中NQ−オキシド等を固体で単離することなく、2−HNQを一貫して製造することができ、従来の製造法よりも簡便で、しかも純度の高い2−HNQを得ることができる。
Claims (6)
- (1)相間移動触媒の存在下、水と相溶性のない不活性な有機溶媒に溶解した1,4−ナフトキノンを、次亜ハロゲン酸塩水溶液を用いてエポキシ化して2,3−エポキシ−2,3−ジヒドロ−1,4−ナフトキノンとする第一の反応工程と、
(2)第一の反応工程で得られた水と相溶性のない不活性な有機溶媒に溶解した2,3−エポキシ−2,3−ジヒドロ−1,4−ナフトキノンを、アルコールに溶解したアルカリ性化合物と反応させて、2−ヒドロキシー1,4−ナフトキノンのアルカリ塩とする第二の反応工程及び、
(3)第二の反応工程で得られた2−ヒドロキシー1,4−ナフトキノンのアルカリ塩を、鉱酸で酸性化する第三の工程
からなる2−ヒドロキシー1,4ーナフトキノンの製造方法。 - 水と相溶性のない不活性な有機溶媒が、芳香族炭化水素溶媒、脂肪族炭化水素溶媒および脂肪族環式炭化水素溶媒のいずれかにより選ばれた有機溶媒である請求項1に記載の製造方法。
- 相間移動触媒が、第四級アンモニウム塩、ホスホニウム塩、クラウンエーテル類又はクリプタンドである請求項1に記載の方法。
- アルコールが低級脂肪族アルコールである請求項1に記載の方法。
- 低級脂肪族アルコールがメタノール又はエタノールである請求項4に記載の方法。
- アルカリ性化合物が水酸化ナトリウム又は水酸化カリウムである請求項1に記載の方法。
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