JPS6051232B2 - 電子銃装置 - Google Patents

電子銃装置

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JPS6051232B2
JPS6051232B2 JP50114763A JP11476375A JPS6051232B2 JP S6051232 B2 JPS6051232 B2 JP S6051232B2 JP 50114763 A JP50114763 A JP 50114763A JP 11476375 A JP11476375 A JP 11476375A JP S6051232 B2 JPS6051232 B2 JP S6051232B2
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JP
Japan
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grid
electron
gun device
electron gun
electron beam
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JP50114763A
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JPS5239366A (en
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源一 渡部
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Publication of JPS5239366A publication Critical patent/JPS5239366A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電子銃装置、特にΞ本の電子ビームが同一平面
内に発射されるインライン形の電子銃装置で、三本の電
子ビームをけい光面の付近で集中させる自動静集中(自
己集中/セルフコンバーゼンス)を行う機構に関するも
のである。
一般に、カラー受像管用の電子銃装は、複数のグリッド
電極より構成された三本の電子銃からなり、上記電子銃
が形成する主レンズにより電子ビームを集束して、この
電子ビームを画面に射突させるものである。
しカルながら、この種の電子銃装置はΞ本の電子銃から
構成されているために組立作業が繁雑となり、また組立
精度が悪い。このために、近年特開昭48−8277時
公報に開示された第1図に示すようなインライン形の電
子銃装置が提案されている。同図において、10a、1
0b、10cは同一平面上で等間隔に配置されたカソー
ドであり、内部にヒータ1 dを具備している。1、2
は第1、第2グリッドであり、上記カソード10a、1
0b、10cに対応した部分に孔1a、lb、lcおよ
び2a、2b、2cを有している。
上記第2グリッド2の前部には箱状の2個の上部電極3
x)下部電極3yを接合して形成された第3グリッド3
が配置されている。なお、上記下部電極3yの第2グリ
ッド2側には上記孔2a、2b、2cに対向する孔3a
、3b、3cが形成され、上記電極3xの底部には主レ
ンズを形成するための孔31、3m、3nが形成されて
いる。4は底部に孔4a、4b、4cを有する第4グリ
ッドである。
この場合、自動静集中J(スタテイツクコンバーゼンス
)特性を持たせる必要上、孔4a、4cの中心軸Sは孔
31、3nの中心軸Tより外側に偏心している。5は第
4グリッド4の端部に配置されたシールドカップであり
、これは図示しないネック部の内壁に形成されクた内装
黒鉛に圧接して電圧の供給を行なうスプリング支持具を
有している。そして通常上記第1グリッド1にはOV)
第2グリッド2には500V)第3グリッド3には4.
5KV)第4グリッド4には25KVと次第に大きな値
となる電圧が印加されて・5いる。このような構成にお
いて、各カソード10a、10b,10cから発射され
た電子ビームBは第1グリッド1でビーム量が制御され
た後、第2ないし第4グリッド2〜4を通過して図示し
ないけい光面に射突する。
この場合、孔4a,4cと31,3nとの位置関係から
この部分で形成される主レンズは偏心するので、このレ
ンズにより電子ビームBは中央電子ビーム側に偏向され
、けい光面上でいわゆる自動静集中が行なわれる。しか
しながら、このような構成による電子銃装置によると、
第3グリッド3に印加するフォーカス電圧を変化してフ
ォーカスを調整すると、側電子ビームの偏向角が変わつ
てしまい、けい光面上における静集中が損われるという
欠点を有している。
一方、フォーカス電圧の調整は、けい光面中央にフォー
カスさせるか、全面に合わせるか個人差があり、またば
らつきも大きく、このためにフォーカス電圧が異なつた
値に設定される場合がある。したがつて、発生する静集
中エラーの大きさは加形受像管において、けい光面上で
両ビームの間隔が0.2T!Rmないし0.4T!Rm
程度となる場合が多い。そして、このようにフォーカス
電圧を変化した場合に自動静集中が乱される現象は大量
生産においてより重要な問題となつている。したがつて
、本発明の目的はフォーカス電圧を変化しても側電子ビ
ームの偏向角の変化がきわめ,て小さくなるようにして
、静集中の乱れを防止するものである。
本発明はこのような目的を遅成するために、第3グリッ
ドと第4グリッドとの間だけでなく第2グリッドと第3
グリッドとの間に自動静集中機構3を設けるものであり
、以下実施例を用いて詳細に説明する。
第2図A,bは本発明による電子銃装置の一実施例を示
す断面図ならびに平面図であり、第1図と同じものは同
一符号を用いている。
同図におい3て、11a,11b,11cは第3グリッ
ド3の下部電極3yの第2グリッド2側に突出しかつ孔
3a,3b,3cを包囲するように形成されたリング状
の突部である。この突部11a,11b,11cは真円
となつており、突部11a,11c4の中心軸vは孔3
a,3cの中心軸Tよりも外側に偏心しており、中央の
突部11bの中心軸■は孔3bの中心軸Tと一致してい
る。第2図bはこの偏心状態を示す平面図である。この
ような構成によると、第2グリッド2と第3グリッド3
の下部電極3yの側電子ビームを通過する両側の孔2a
と2cおよび3aと3cとの間で偏心レンズを形成でき
、この部分を通過する電子ビームBを中央の電子ビーム
側に偏向させることができ、いわゆる静集中化を図るこ
とができる。
この場合、両側の電子ビームBに対する偏向角は、突部
11a,11cの高さと偏心量を適当に設定することに
より調整できる。また、本実施例によると従来と同様第
3グリッド3と第4グリッド4との間でも自動静集中化
を図ることができる。そしてこの場合、第3グリッド3
と第4グリッド4との間の電位差と、第2グリッド2と
第3グリッド3との間の電位差とは、第3グリッド3門
のフォーカス電圧のみの変化に対して逆の関係にあり、
たとえば第3グリッド3の電圧を上昇して第4グリッド
4との間の電位差を小さくすると、第2グリッド2との
間の電位差を大きくできる。これは、第3グリッド3に
第2グリッド2よりも大きな電圧が印加され、第4グリ
ッド4に第3グリッド3よりも大きな電圧が印加されて
いるからである。したがつて、第3グリッド3の電圧を
大きくして、第4グリッド4との間の電位差を小さくす
ると、この間を通過する電子ビームの偏向角が小さくな
るが、一方、第2グリッド2との間の電位差が大きくな
るので、この部分を通過する電子ビームの偏向角を大き
くできる。したがつて、最終的に電子ビームに与えられ
る偏向角は、第3グリッド3のフォーカス電圧が変化し
ても、何等変化しないことになる。このことは、第3グ
リッド3の電圧を小さくした場合も同様てある。第3図
A,bは本発明による電子銃装置の他の実施例を示す要
部断面図ならびに平面図であり、第2図A,bと同じも
のは同一符号を用いている。同図において、12a,1
2b,12cは第3グリッド3側に突出しかつ孔2a,
2b,2cを包囲するように形成されたリング状の突部
てある。この突部12a,12b,12cも上記突部1
1a,11b,11cと同様真円となつており、上記突
部12a,12cの中心軸Wは孔3a,3cの中心軸T
よりも内側に偏心しており、D央の突部12bの中心軸
Wは孔3bの中心軸Tと一致している。なお、この場合
主レンズの発生幾構は第2図A,bの場合と同様てある
。したがつてこのような構成においても突部12aと1
2cとに対応す部分で偏心レンズを形成できるので、電
子ビームの自動静集中が行なえ、第2図A,bで説明し
た場合と同様な効果を奏する。
第4図A,bは本発明による電子銃装置の他の実施例を
示す要部断面図ならびに平面図であり、第2図A,bと
同じものは同一符号を用いている。
13a,13b,13cは第3グリッド3の孔3a,3
b,3cに対応する部分に形成された円形の凹部であり
、上記凹部3a,3cの中心軸Xは孔3a,3cの中心
軸Tよりも外側に偏心し、また凹部13bの中心軸Xは
孔3bの中心軸Tと一致している。
なお、この場合主レンズの発生機構は第2図A,bの場
合と同様である。このような構成においても、凹部13
aと13cに対応する部分に偏心レンズが形成でき、こ
の部分でも電子ビームBの自動静集中が行なえ、また上
記の場合と同様の効果を得ることができる。第5図A,
bは本発明による電子銃装置の他の実施例を示す要部断
面図ならびに平面図であり、第1図と同じものは同一符
号を用いている。この楊合、第3グリッド3の下部電極
3yに設けられる孔3aと3cの中心軸Yは第2グリッ
ド2の孔2aと2cの中心軸Tよりも外側に偏心してい
る。この場合、主レンズの発生機構は第2図A,bの場
合と同様である。このような構成においても孔3aと3
cに対応する部分に偏心レンズを形成でき、電子ビーム
の自動静集中化が図れる。
以上説明したように本発明によると、第3グリッドと第
4グリッドとの間で形成される電子レンズおよび第3グ
リッドと第2グリッドとの間で形成される電子レンズの
うち、側電子ビームすなわち装置自体の中心軸の側部に
位置する電子ビームに係る電子レンズを偏心させて、三
本の電子ビームの2段の自動静集中が行なえるようにし
たので、第3グリッドのフォーカス電圧が種々変化して
も、第3、第4グリッド3,4間における偏向角の変化
を第2、第3グリッド間の偏向角の変化で補償でき、実
質的に静集中の変化を防止てきる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電子銃装置の一例を示す断面図、第2図
A,bないし第5図A,bは本発明にlよる電子銃装置
の一実施例を示す断面図てある。 1ないし4・・・・・・第1ないし第4グリッド、5・
・・・・シールカップ、10a〜10c・・・・・カソ
ード、10d・・・・・・ヒータ、11aないし11c
,12aないし12c・・・・・・突部、13aないし
13c・・・・7凹部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 少なくとも第1、第2、第3および第4グリッドを
    具備し、前記第3グリッドに集束電圧を印加し、かつ三
    本の電子ビームを発射するインライン形の電子銃装置に
    おいて、側電子ビームが通過する開孔のうち、第2グリ
    ッドに対向する第3グリッドの開孔の中心軸および第3
    グリッドに対向する第4グリッドの開孔の中心軸をそれ
    ぞ電子銃装置の中心軸から外側に偏位させたことを特徴
    とする電子銃装置。
JP50114763A 1975-09-25 1975-09-25 電子銃装置 Expired JPS6051232B2 (ja)

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JPS5239366A JPS5239366A (en) 1977-03-26
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