JPS60508Y2 - ブレ−キシユ− - Google Patents
ブレ−キシユ−Info
- Publication number
- JPS60508Y2 JPS60508Y2 JP1979068234U JP6823479U JPS60508Y2 JP S60508 Y2 JPS60508 Y2 JP S60508Y2 JP 1979068234 U JP1979068234 U JP 1979068234U JP 6823479 U JP6823479 U JP 6823479U JP S60508 Y2 JPS60508 Y2 JP S60508Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- back metal
- ridges
- metal plate
- lining
- brake shoe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Braking Arrangements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は自動車の制動に用いられるブレーキ、特にド
ラムブレーキに組込まれて使用されるブレーキシューの
改良に関する。
ラムブレーキに組込まれて使用されるブレーキシューの
改良に関する。
ドラムブレーキ用のブレーキシューは、第1図に示すよ
うに円弧状に形成したライニング1の裏面に貼着した裏
金2の裏面に金属厚板を大略三日月状に打抜き形成した
ウェブ3を固着して構成されている。
うに円弧状に形成したライニング1の裏面に貼着した裏
金2の裏面に金属厚板を大略三日月状に打抜き形成した
ウェブ3を固着して構成されている。
制動時にはドラムブレーキ内に左右l対として組込まれ
たブレーキシュー4,4がホイルシリンダにより左右に
押拡げられて各シュー4.4のライニング1,1を車輪
とともに回転するドラムの内周面に押圧して制動を行な
う。
たブレーキシュー4,4がホイルシリンダにより左右に
押拡げられて各シュー4.4のライニング1,1を車輪
とともに回転するドラムの内周面に押圧して制動を行な
う。
上述のように構成され使用されるブレーキシューに於い
て、近年自動車の高速化にともない、摩擦面積の増大を
目的としてライニング1及び裏金2の幅を広くすること
が行なわれるようになって来た。
て、近年自動車の高速化にともない、摩擦面積の増大を
目的としてライニング1及び裏金2の幅を広くすること
が行なわれるようになって来た。
このようにライニング1及び裏金2の幅を広くした場合
、幅方向に亘る剛性を確保するために、従来は裏金2の
厚さを厚くしていた。
、幅方向に亘る剛性を確保するために、従来は裏金2の
厚さを厚くしていた。
ところが裏金2の厚さを厚くすると、コストアップの原
因となるだけでなく、重量の増大にもなるため好ましく
ない。
因となるだけでなく、重量の増大にもなるため好ましく
ない。
本考案は上述のような不都合を解消したブレーキシュー
を提供せんとするものである。
を提供せんとするものである。
以下、実施例を示す図面により本考案を説明する。
第2図は本考案の第一実施例を示している。
第1図に示した従来のブレーキシュー4の裏金2よりも
幅広の金属板を円弧状に曲げ形成して威る裏金5には幅
の一端から他端まで連続して、裏面に向けて凸出する複
数の隆条6,6を形成している。
幅広の金属板を円弧状に曲げ形成して威る裏金5には幅
の一端から他端まで連続して、裏面に向けて凸出する複
数の隆条6,6を形成している。
裏金5の裏面に固着するウェブ7は従来と同様に、金属
厚板を大略三日月状に打抜いて形成しているが、裏金5
の裏面に当接する外周面7bの、前記隆条6,6と対向
する部分には複数の切欠き7a、7aが形成され、外周
面7bが裏金5の裏面と密接し得るように構成されてい
る。
厚板を大略三日月状に打抜いて形成しているが、裏金5
の裏面に当接する外周面7bの、前記隆条6,6と対向
する部分には複数の切欠き7a、7aが形成され、外周
面7bが裏金5の裏面と密接し得るように構成されてい
る。
裏金5の表面に貼着するライニング1の裏面1aの隆条
6に対向する部分に該隆条6の反対面の凹面形状に合せ
た突条を形成しておけば、製造時に於けるライニングを
裏金とのずれを確実に防止することができる。
6に対向する部分に該隆条6の反対面の凹面形状に合せ
た突条を形成しておけば、製造時に於けるライニングを
裏金とのずれを確実に防止することができる。
本考案のブレーキシューは上述のように形成されるため
、裏金2の厚さを特に厚くすることなく、ライニング1
及び裏金5の幅方向に亘る剛性を高めることができる。
、裏金2の厚さを特に厚くすることなく、ライニング1
及び裏金5の幅方向に亘る剛性を高めることができる。
また、必要に応じてライニング1の裏面1a(!:裏金
5の表面とを、隆条6の形状に合せて凹凸係合をさせる
ことにより、ライニング1と裏金5とのずれ止め構造を
特に設ける必要がなくなる。
5の表面とを、隆条6の形状に合せて凹凸係合をさせる
ことにより、ライニング1と裏金5とのずれ止め構造を
特に設ける必要がなくなる。
第3図は本考案の第二実施例を示し、裏金5の裏面に、
該裏金5の幅方向だけでなく、長さ方向に亘っても隆条
6aを形成し、幅方向の隆条6とともに升目状の隆条を
形成したものである。
該裏金5の幅方向だけでなく、長さ方向に亘っても隆条
6aを形成し、幅方向の隆条6とともに升目状の隆条を
形成したものである。
本実施例の作用も前述の実施例と同様であるため、詳し
い説明は省略する。
い説明は省略する。
本考案のブレーキシューは以上に述べた通り、裏金5に
隆条を形成することにより剛性を確保しているため、裏
金5の厚さも薄くて済み、コストアップの原因となった
り重量が増加したりすることはない。
隆条を形成することにより剛性を確保しているため、裏
金5の厚さも薄くて済み、コストアップの原因となった
り重量が増加したりすることはない。
第1図は従来のブレーキシューの斜視図、第2〜3図は
本考案の第一〜二実施例を示す第1図同様の斜視図であ
る。 1ニライニング、1a:裏面、4ニブレーキシユー、5
:裏金、6,6a:隆条、7:ウェブ、7b:外周面。
本考案の第一〜二実施例を示す第1図同様の斜視図であ
る。 1ニライニング、1a:裏面、4ニブレーキシユー、5
:裏金、6,6a:隆条、7:ウェブ、7b:外周面。
Claims (1)
- 円弧状に形成したライニング1の裏面1aに該裏面1a
に合せて円弧状に形成した裏金5を貼着し、該裏金5の
裏面に金属厚板を大略三日月状に形成したウェブ7の外
周面7bを当接固定して戒るブレーキシューに於いて、
前記裏金5の裏面に少なくとも該裏金5の幅の一端から
他端まで連続して裏面に凸出する複数の隆条6,6を形
成し、ウェブ7の外周の隆条6,6に対向する位置には
、隆条6を収容する切欠き7aを形成したことを特徴と
するブレーキシュー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979068234U JPS60508Y2 (ja) | 1979-05-23 | 1979-05-23 | ブレ−キシユ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979068234U JPS60508Y2 (ja) | 1979-05-23 | 1979-05-23 | ブレ−キシユ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55168735U JPS55168735U (ja) | 1980-12-04 |
JPS60508Y2 true JPS60508Y2 (ja) | 1985-01-09 |
Family
ID=29302114
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979068234U Expired JPS60508Y2 (ja) | 1979-05-23 | 1979-05-23 | ブレ−キシユ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60508Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013529766A (ja) * | 2010-06-29 | 2013-07-22 | テーエムデー フリクション サービシス ゲーエムベーハー | ドラムブレーキ用ブレーキシュー |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5940023A (ja) * | 1982-08-30 | 1984-03-05 | Akebono Brake Ind Co Ltd | ドラムブレ−キ用シユ− |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4421690Y1 (ja) * | 1965-03-10 | 1969-09-13 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52168187U (ja) * | 1976-06-14 | 1977-12-20 |
-
1979
- 1979-05-23 JP JP1979068234U patent/JPS60508Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4421690Y1 (ja) * | 1965-03-10 | 1969-09-13 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013529766A (ja) * | 2010-06-29 | 2013-07-22 | テーエムデー フリクション サービシス ゲーエムベーハー | ドラムブレーキ用ブレーキシュー |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55168735U (ja) | 1980-12-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6181021U (ja) | ||
JPS60508Y2 (ja) | ブレ−キシユ− | |
JPS6024993Y2 (ja) | デイスクブレ−キ用シム | |
JPH03108939U (ja) | ||
JPH0210838Y2 (ja) | ||
JPH0318749Y2 (ja) | ||
JPH0611368Y2 (ja) | 対向型ディスクブレーキ | |
JPH0225736U (ja) | ||
JPH022489B2 (ja) | ||
JP3277353B2 (ja) | ブレーキシューのギャップ自動調整装置用シュークリップ | |
JPS6336177Y2 (ja) | ||
JPS641548Y2 (ja) | ||
JPS5988534U (ja) | ドラムブレ−キ用ライニング | |
JP2697293B2 (ja) | ドラムブレーキ | |
JPH025131Y2 (ja) | ||
JPS5832025Y2 (ja) | ブレ−キシュ−のセルフロック防止構造 | |
JPS6221787Y2 (ja) | ||
JPS61140231U (ja) | ||
JPS6039542Y2 (ja) | ドラムブレ−キ用ストラツトの抑えばね | |
JPH0747628Y2 (ja) | 車両用ドラムブレーキのブレーキシュー | |
JPS6116437U (ja) | ブレ−キ装置 | |
JPS6245436U (ja) | ||
JPH0583482U (ja) | ドラムブレーキ | |
JPH0256926U (ja) | ||
JPS63171733U (ja) |