JPS605075B2 - Mos型半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

Mos型半導体装置およびその製造方法

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JPS605075B2
JPS605075B2 JP15950576A JP15950576A JPS605075B2 JP S605075 B2 JPS605075 B2 JP S605075B2 JP 15950576 A JP15950576 A JP 15950576A JP 15950576 A JP15950576 A JP 15950576A JP S605075 B2 JPS605075 B2 JP S605075B2
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大典 石河
豪弥 江崎
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明はMOS型半導体装置およびその製造方法に関
するものである。
従来、MOS・FETのソース・ドレィン間のチヤネル
を短くしたものとして、DSA・MOB・FETが知ら
れている。
このDSAは(Diff船ionSelfAlign)
の略語で、ソース・ドレイン間の実効的な相互配置が自
動的に決められる配置のうち、特に二重拡散を行なうこ
とによりソースとその外周辺に形成されるチャネルを作
る領域の幅、すなわち、ショートチャネルの最大幅を決
める方式である。例えば、第IA図ないし第ID図に示
すようにnチャネルのDSA・MOS・FETは製造さ
れる。まず、第IA図のように、p‐基板1‘こゲート
絶縁膜2およびゲート膜3を順次形成した後、ソース領
域を形成する窓より基板1と同導電型の不純物を拡散し
てp領域4を形成する。次に、第IB図に示すように、
ドレィン領域を形成するための開孔を設けてn+拡散を
行ない、ソース領域5およびドレィン領域6を形成して
、チャネル部4をゲート絶縁膜3の直下まで押し出し拡
散を行なう。その後、第IC図のようにCVD・SiQ
のような保護層7を半導体表面全面に覆う。そして第I
D図のように、ソース’ドレィン,ゲート部にそれぞれ
関孔を設けた後に配線をすることにより、nチャネルD
SA・MOS・FETを形成する。しかしながら、この
場合、ソース領域5には、チャネル部4とは逆の高濃度
のソースが作られるため、不純物相互間のクーロン力、
格子欠陥に起因する押出し効果、半導体絶縁体界面特性
のばらつきなどの多くの不確定要素の発生により、ショ
ートチャネル部4の不純物濃度およびチャネル長の制御
を不確定なものにしていた。また、電気的特性面からみ
ても、チャネル部4がソース領域5の周縁全面に形成さ
れているため、ソース・ドレィン間の耐圧を下げるばか
りか、特にトランスフアゲートを形成する場合には、ソ
ース領域5と基板1間の空乏層の拡がりがおさえられる
ため、必要以上に容量を生じていた。したがって、この
発明の目的は、チャネル長の制御を容易なものとし、耐
圧を向上させるとともにソース・基板間の容量を低下さ
せたMOS型半導体装置およびその製造方法を提供する
ことである。
この発明の構成は次のようなものである。
まず、第1導電型の半導体基板の表面に拡散係数の小さ
い第2導電型不純物を拡散すると同時に半導体基板全面
に絶縁膜を形成する。次に、この絶縁膜のうちソース形
成領域以外の絶縁膜を感光性樹脂のマスク作用によりマ
スクし、ソース形成領域の絶縁膜をエッチング除去する
。上記絶縁膜を拡散用の拡散マスクとして半導体基板中
に基板と同導電型で基板の不純物濃度より高い不純物濃
度の第1導電型不純物を、半導体基板表面に拡散されて
いる第2の導電型不純物領域より深く拡散する。このと
きの拡散は、拡散マスクとした絶縁膜の開孔窓より充分
横方向に拡散されるよう深くする。この絶縁膜の下の拡
散領域がゲート領域となるものである。次に、拡散マス
クとした絶縁膜のドレィン形成領域以外を感光性樹脂に
よりマスクし、ドレィン形成領域の絶縁膜をエッチング
除去する。次に、上記絶縁膜をマスクとしてソース形成
領域およびドレィン形成領域をエッチング除去する。そ
のエッチング深さは、半導体基板と同導電型で基板より
高い不純物濃度で拡散した第1の導電型領域より深くし
、それによって基板より高不純物濃度で拡散された第1
の導電型領域はエッチング孔により貫通される。この貫
通時のエッチング孔は絶縁膜マスクで形成されるが、こ
の時のエッチング断面形状として絶縁膜マスク下に拡が
るサイドエッチは、できる限り小さく、絶縁膜マスクよ
り垂直エッチングされることが望ましい。この手法とし
て、CF4ガス等を利用したプラズマエッチング、CF
4ガス等のガスと電界を半導体基板にかけてエッチング
を行なうプラズマスパッタエッチング、イオンエッチン
グ等が効果的であり、市販されている装置では、日電バ
リアン社から「ドライエッチング装置」の名称で出され
ている装置が使用できる。これらの手法および装置を使
用することにより絶縁膜マスク下に拡がるサイドエッチ
を小さく押えることが可能である。このようにして垂直
エッチングされた関孔窓に第2の導電型不純物を含む多
結晶膜を埋め込む。埋め込み方法として、全面に多結晶
膜を形成し、さらに多結晶膜上より感光性樹脂等を全面
に塗布し、孔のような凹部には厚く、凸部には薄く膜を
形成し、酸素プラズマ等の方法で全面均一に灰化除去し
、凸部の感光性樹脂が除去された時点で灰化を中止し、
多結晶膜をエッチングする。半導体基板の関孔部が完全
に埋まる程度までエッチングを行なった時点で多結晶膜
のエッチングを中止する。次に感光性樹脂を完全に除去
した後、ゲート部となる領域の絶縁膜を除去し半導体基
板を清浄してゲート絶縁膜を形成する。このとき、第2
の導電型不純物を含んだ多結晶膜より半導体基板中に第
2導電型不純物が拡散され半導体基板と多結晶膜の接触
している半導体基板側に第2導電型領域が形成される。
次にソースおよびドレィン領域のコンタクトを得るため
にゲート絶縁膜をエッチングして開孔部を設ける。次に
半導体基板の全面に配線用金属膜を真空蒸着等の手段で
形成し、必要なソース電極、ゲート電極、ドレィン電極
を残して金属膜をエッチング除去する。次に表面安定化
のため、全面に低温堆積の絶縁膜を形成し、再度ソース
,ゲート,ドレィンの電極上の低温堆積の絶縁膜をエッ
チング除去し開孔部を設ける。第2A図ないし第2N図
は、この発明の一実施例の製造方法の説明図である。
第2A図では、p‐型のSi基板21にp−型とは逆導
電型であるn型領域22をp‐型のSi基板21の表面
に設ける。
n型領域22は、表面層に位置する必要性から拡散係数
の小さい不純物例えばヒ素($)等を拡散し、拡散と同
時に絶縁膜となるSi02膜23を形成する。第2B図
では、Si02膜23の一部をエッチングして関孔窓2
4を形成し、この関孔されたSi基板21にソース領域
を形成する。
第2C図では、Si02膜23の開孔窓24にゲート領
域となるp+拡散層25を形成する。
ゲート領域となるp+拡散層25は、Si基板21と同
導電型不純物例えばボロンB等の金属を半導体基板濃度
より高濃度に拡散したものである。第2D図では、ドレ
ィン領域を形成する準備としてSi02膜23にドレィ
ン領域のための開孔窓26を設ける。
この方法は、従来一般に使用されている写真蝕刻技術を
用いてSi02膜23をフッ素酸系の液でエッチングす
るものである。第2E図では、Sj基板21上に残され
たSi02膜23をマスクとして、Si基板21に開孔
窓27,28を形成する。
この開孔窓27,28は、最近広く使用されているプラ
ズマエッチ等のドライエッチ技術でサイドエッチのない
エッチングを行なう。このエッチングはこの製造方法の
中で最も重要な工程であり、サイドエッチがある場合は
、Si02膜23の下のゲート領域となるp十拡散層2
5がエッチングされる危険性がある。また、この開孔窓
27の深さは、ゲート領域となるp+拡散層25を通過
してSi基板21まで達するものでなければならない。
第2F図は、Si基板21上の全面にn型不純物を含む
多結晶Si膜29を形成する。
このn型不純物を含む多結晶Si膜29は、Si基板2
1表面に前もって拡散されているn型領域22より高濃
度であり、多結晶Si膜29の厚さは、S;基板21の
関孔窓27,28の深さと等しく形成する。第2G図で
は、Si基板21の全面にフオトレジスト30をスピナ
−で凹部には厚く凸部には薄くなるように回転塗布する
この方法は、フオトレジストの粘度、スピナーの回転数
、回転時間等によって微妙に変化する。全面に塗布後、
酸素を含むガスブラズマ中に入れ全面を上部より灰化す
る。第2日図では、フオトレジスト30を、酸素を含む
ガスプラズマ中に入れ灰化し、多結晶Si膜29の表面
まで除去する。
その結果、フオトレジスト30は、凹部にわずか残るこ
とになる。この凹部のフオトレジスト30の残りが少な
い場合は、再度フオトレジスト塗布してガスプラズマで
灰化し除去することによって厚いフオトレジストを残す
。次にこの凹部に残ったフオトレジスト30をマスクと
して露出している多結晶Si膜29をエッチングする。
このエッチングは、フッ素酸系の溶液またはフレオンガ
ス系のガスプラズマで行なえるが、ガスプラズマによる
エッチングが望ましし、。第21図は、ガスプラズマエ
ッチングにより多結晶Si膜29をSi基板21の高さ
までエッチングした状態の図である。
第2J図は、多結晶Si膜29上のフオトレジスト30
を除去し、写真蝕刻技術によりゲート領域31となる部
分のSi02膜23を除去した図である。
第2K図では、酸化雰囲気中において、露出している多
結晶Si膜29上およびSi基板21上にゲートSi0
2膜32を形成する。
この時、ゲート領域のみでなく、ソース領域およびドレ
ィン領域にもSi02膜が形成される。また、ゲートS
i02膜32が形成されるとき、多結晶Si膜29より
Si基板21にn型不純物が拡散され、Sj基板21に
n型領域33が形成される。第2L図では、ソース領域
とドレィン領域にコンタクトを得るために開孔34,3
5をエッチングにより形成する。
第2M図では、配線のための金属例えばアルミニウムを
義着し、写真蝕刻技術によりパターン出しし、ソース電
極36,ゲート電極37,ドレィン電極38を分離形成
する。
第2N図では、表面安定化のためCVD・Si02膜3
9を全面に堆積し、再度ソース,ゲート,ドレィン電極
36,37,38上にコンタクト用孔40,41,42
を設ける。
以上のように、この発明によれば、従来の構造と比較し
てソース領域がSi基板の内部まで形成されるため、実
質的な基板・ソース間の容量を減少でき、その結果、高
速化および消費電流の低減を図ることができる。
また、多結晶Si層からSi基板への拡散時間を変化さ
せることにより、さらにチャネル長を短かくすることが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1【A図ないし第ID図は従来のDSAトランジスタ
の製造工程説明図、第2A図ないし第2N図はこの発明
の−実施例の製造工程説明図である。 21・・・・・・Si基板、22・・…・n型領域、2
3・・・・・・Si02膜、24……開孔窓、25……
〆拡散領域、26・・・…関孔窓、27,28・・・・
・・開孔窓、29・・・・・・多結晶Si膜、32・・
・・・・ゲートSi02膜、33・・・・・・n型領域
、36・・・…ソース電極、37・…・・ゲート電極。 第1図第2図 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 第1導電型の半導体基板、この第1導電型の半導体
    基板の主面に形成された第2導電型の半導体領域、この
    第2導電型の半導体領を貫通するように形成された第1
    導電型の半導体領域、この第1導電型の半導体領域を貫
    通するように形成された高濃度の第2導電型の多結晶半
    導体領域、この多結晶半導体領域上に形成されたソース
    電極、および前記第1導電型の半導体領域上にゲート絶
    縁膜を介して形成されたゲート電極を備えたMOS型半
    導体装置。 2 第1導電型の半導体基板表面に第2導電型の低濃度
    不純物領域を形成してその上に絶縁膜を形成する工程、
    前記絶縁膜を選択除去して開孔窓を形成する工程、前記
    開孔窓から前記第2導電型の低濃度不純物領域よりも深
    く第1導電型の拡散領域を形成する工程、前記第1導電
    型の拡散領域を貫通するように前記半導体基板に凹部を
    形成する工程、前記凹部に高濃度の第2導電型の多結晶
    半導体層を埋め込む工程、および前記多結晶半導体層の
    高濃度の不純物を拡散することにより前記半導体基板中
    に高濃度の第2導電型の拡散領域を形成する工程を含む
    MOS型半導体装置の製造方法。
JP15950576A 1976-12-29 1976-12-29 Mos型半導体装置およびその製造方法 Expired JPS605075B2 (ja)

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