JPS6050193B2 - (2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチル−ベンゾフラン−7−イル−メチルカルバモイル)−(n′−アルキルカルバモイル)−スルフイド類及びその製造方法並びに該化合物を含有する殺虫剤 - Google Patents

(2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチル−ベンゾフラン−7−イル−メチルカルバモイル)−(n′−アルキルカルバモイル)−スルフイド類及びその製造方法並びに該化合物を含有する殺虫剤

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JPS6050193B2
JPS6050193B2 JP53032459A JP3245978A JPS6050193B2 JP S6050193 B2 JPS6050193 B2 JP S6050193B2 JP 53032459 A JP53032459 A JP 53032459A JP 3245978 A JP3245978 A JP 3245978A JP S6050193 B2 JPS6050193 B2 JP S6050193B2
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D307/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom
    • C07D307/77Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom ortho- or peri-condensed with carbocyclic rings or ring systems
    • C07D307/78Benzo [b] furans; Hydrogenated benzo [b] furans
    • C07D307/86Benzo [b] furans; Hydrogenated benzo [b] furans with an oxygen atom directly attached in position 7
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N47/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing organic compounds containing a carbon atom not being member of a ring and having no bond to a carbon or hydrogen atom, e.g. derivatives of carbonic acid
    • A01N47/08Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing organic compounds containing a carbon atom not being member of a ring and having no bond to a carbon or hydrogen atom, e.g. derivatives of carbonic acid the carbon atom having one or more single bonds to nitrogen atoms
    • A01N47/10Carbamic acid derivatives, i.e. containing the group —O—CO—N<; Thio analogues thereof
    • A01N47/24Carbamic acid derivatives, i.e. containing the group —O—CO—N<; Thio analogues thereof containing the groups, or; Thio analogues thereof

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、(2,3−ジヒドロー2,2−ジメチルーベ
ンゾフランー7−イルーN−メチルーカルバモイル)−
(N5−アルキルカルバモイル)−スルフィド類及びそ
の製造方法、有効成分としてこれらのスルフィド類を含
有する殺虫剤並びにある部位での有害昆虫防除における
前記スルフィド類の用途に関する。
本発明の(2,3−ジヒドロー2,2−ジメチルーベン
ゾフランー7−イルーN−メチルーカルバモイル)−(
N′−アルキルカルバモイル)スルフィド類は式1:R
1は炭素原子数1ないし10のアルキル基、(炭素原子
数1ないし2の)アルコキシー(炭素原子数1ないし2
の)アルキル基またはシクロヘキシル基を表わし及びR
2は炭素原子数1ないし4のアルキル基を表わす。
)で表わされる構造を有する。上記式1中のアルキル基
は枝分れ実状または直鎖状であつてよい。
そのような基の例としては、メチル、エチル、n−プロ
ピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル基及び第
3ブチル基及び、R1に関しては、又、n−ペンチル基
、n−ヘキシル基、n−オクチル基及びn−デシル基並
びにその異性基が挙げられる。好ましい化合物は、式1
においてR1が炭素原子数1ないし4のアルキル基、特
にメチル基、プロピル基またはn−ブチル基を表わし、
そして最も好ましくは、n−ブチル基を表わす化合物て
ある。
更に好ましい群の化合物は、R2がエチル基、プロピル
基またはブチル基、特にn−ブチル基を表わす式1で表
わされる化合物からなり、そして最も好ましくは、この
ほか更にR1が上記で表わした好ましい意味を有する式
1で表わされる化合物である。
特に好ましい化合物は、R1またはR2のいずれかがn
−ブチル基を表わす式1で表わされる化合物である。
式1で表わされる新規化合物は、たとえば)a)式■: (式中、 R1及びR2は前記で表わした意味を有しX1はハ ロ
ゲン原子、特に塩素原子または臭素原子を表わす。
)で表わされる化合物を塩基の存在下で式■:ノで表わ
される化合物と反応させるか、またはb) 式■:(式
中、 R1及びR2は前記で表わした意味を有し、及びX2は
ハロゲン原子、特に弗素原子または塩素原子を表わす。
)で表わされる化合物を塩基の存在下で式■:で表わさ
れる化合物と反応させる方法で得ることができる。
有利には、方法(a)は−10℃及び+50′Cの間の
反応温度で行われ、そして上記の方法(b)は−10℃
及び+100゜Cの間の反応温度で行われる。
反応は、常圧または加圧下で行つてもよく、場合によつ
ては反応体に対して不活性である溶媒または希釈剤中で
行つてもよく、そして場合によつてはその反応を塩基の
存在下で行つてもよい。上記反応のための適当な溶媒ま
たは希釈剤としては、たとえば、ジイソプロピルエーテ
ル、ジオキサンジメトキシエタン及びテトラヒドロフラ
ンのようなエーテル類及びエーテル性化合物類;N,N
−ジアルキルカルポン酸アミドのようなアミド類;脂肪
族炭化水素、芳香族炭化水素及びハーロゲン化炭化水素
、特にベンゼン、トルエン、キシレン、クロロベンゼン
、ジクロロメタン、クロロホルム及び四塩化炭素;アセ
トニトリルのようなニトリル類;並びにアセトン及びメ
チルエチルケトンのようなケトン類が挙げられる。
適当な塩基類としては、特に、トリエチルアミン、ジメ
チルアニリン、ピリジン、ピコリン及びルチジンのよう
な第3級アミン類、その上アルカリ金属並びにアルカリ
土類金属の水酸化物、酸化物、炭酸塩及び重炭酸塩;及
びまたアルカリ金属アルコラート類、例えばカリウム第
3プチラート及びナトリウムメチラートが挙げられる。
出発物質として用いられる前記式■ないしVでフ表わさ
れる化合物は、公知であるかまたは公知方法と類似の方
法で製造できる。驚くべきことに、式1で表わされる化
合物は非常に良好で広い作用範囲の殺虫作用を有し、従
つて、種々の昆虫の防除、特に、動物や植物に有害7な
昆虫の卵、幼虫、若虫、さなぎ及び/または成虫の防除
に使用することができる。
しかしながら、特に、本発明の化合物は、鞘翅目(CO
lleOptera)及び鱗翅目の有害昆虫、たとえば
レプチノタルサデセムリネアタ)(レPtinOtar
sadecemllneata)、アンソノムスグラン
デイス(AnthOnOmusgrandis)及びデ
イスデルカス、フアシアツス(Dysdercusfa
sciatus)に対して貴重な作用を有する。
付け加えて、式1で表わされる個々の化合物は、あぶら
むしたとえばミツス ペルシカエ(MyzusPers
icae)種及びアフイス フアバエ(Aphisfa
bae)種に対して、並びにミカンノコナカイガラムシ
、例えばプソイドコツカス シツトリ(PseudOc
Occuscitri)に対して良好な浸透作用及び接
触作用の双方を有する。従つて、式1で表わされる有効
成分の化合物は野菜作物、綿実作物及ひ果実作物に付く
有害生物の防除並びに観賞植物に付く有害生物の防除に
特に適している。本発明の化合物の殺虫作用は、他の有
害生物防除剤、たとえば殺虫剤及び殺ダニ剤の添加によ
り実質的に拡大され得るし、広く行われている環境に対
して適応され得る。適当な添加物としてたとえば:有機
リン化合物、ニトロフェノール類及びその誘導体ホルム
アミジン、尿素、ピレスロイド、カルバメート及び塩素
化炭化水素などが挙げられる。式1で表わされる化合物
は、それだけで有効成分として使用してもよいし、また
は適当な担体及び/または添加剤とともに用いてもよい
適当な担体及び添加剤は、固体または液体でもよく、そ
して配合技術上慣用される物質、例えば天然または再生
物質、溶媒、分散剤、湿潤剤、粘着付与剤、増粘剤、結
合剤及び/または肥料などが相当する。式1で表わされ
る化合物は、その適用に際し、適用技術上通常使われて
いる従来の配合である粉剤、乳化性濃厚物、粒剤、分散
剤、噴霧剤、溶液、または懸濁液というような剤型に加
工することができる。
本発明の殺虫組成物を製造するにはそれ自体公知の方法
で、場合によつては有効成分に対して不活性な分散剤も
しくは溶媒を加え、または加えずに適当な担体と均質に
混合及び/または摩砕する。
式1て表わされる化合物は、下記のような剤型に加工す
ることができる:粉剤、トラッキング(Trackin
g)パウダー及び顆粒(被覆顆粒、含浸顆粒及び均質顆
粒)。
液体製剤:a) 水分散性有効成分濃厚物:水和剤、ペ
ースト及びエマルジョン; b) 溶剤 上記組成物中の有効成分量は0.1ないし95%である
式1で表わされる化合物(有効成分)は、例えば、以下
のように調整することができる(本明細書中、部及び%
は全て重量部及び重量%である。
)粉剤: a)5%及びb)2%粉剤を調整するため次の物質を使
用する。
a) 有効成分 5部,タルク
95部:b) 有効成分
2部,高度分散性ケイ酸
1部,タルク
97部;有効成分を担体と混合し摩砕する。
顆粒: 5%顆粒を製造するために次の物質を使用する。
有効成分 5部,エピクロルヒ
ドリン 0.25部,セチルポリグリコール
エーテル 0.25部, ポリエチレングリコール
3.(支)部, カオリン(粒径0.3−0.87
mm) 97部有効成分をエピクロルヒドリン
と混合し、そしてその混合物をアセトン6部に溶解し;
次にポリエチレングリコール及びセチルポリグリコール
エーテルを添加する。
こうして得られた溶液をカオリン上に噴霧し、その後ア
セトンを減圧下に蒸発させる。水和剤: a)40%,b)及びc)25%並びにd)10%の水
和剤の調合に次の成分を使用する:a) 有効成分
4嘲, リグニンスルホン酸ナトリ
ウム 5部, ジブチルナフタリンスルホン酸ナトリ
ウム 1部, ケ
イ酸 54部;b) 有効成
分 25部, リグニンスルホン
酸カルシウム 4.5部, シヤンペン産チョーク/ヒ
ドロキシエチル セルロース混合物(1:1) 1
J部, ジブチルナフタリン酸ナトリウム1.5部,
ケイ酸 19.5部, シヤン
ペン産チョーク 19.5部, カオリン
28.1部;c) 有効成分
25部, イソオクチルフエノキシー
ポリオキシエチレ ン エタノール
2.5部, シヤンペン産チョーク/ヒドロキシエ
チルセ) ルロース混合物(1:1) 17部
, ケイ酸アルミニウムナトリウム 8.3部, ケイ
ソウ土 16.5部, カオリン
46部;d) 有効成分
w部,一 飽和脂肪アルコールスル
フェートの ナトリウム塩混合物 3部,
ナフタリンスルホン酸/ホルムアルデヒド 縮合物
5部, カオリン
8Z耶,つ 有効成分を適当なミキサ
ー中で添加剤と均質に混合し、そして次に混合物を適当
なミル及びローラーで摩砕する。
水で稀釈して所望濃度の懸濁液を水和剤が得られる。乳
化性濃厚物: a)10%,b)25%及びc)50%乳化性濃厚物を
製造するため、下記の物質を使用する:a) 有効成分
w部,エポキシド化植物油
3.4部,脂肪アルコールポリグリコールエー
テル及びアルキルアリールスルホン酸カルシウム塩から
成る複合乳剤 3.4部,ジメチルホ
ルムアミド 功部,キシン
431部;b) 有効成分
25部,エポキシド化植物油 2.5
部,アルキルアリールスルホネート/脂肪アルコールポ
リグリコールエーテル混合物w部,ジメチルホルムアミ
ド 5部,キシレン
57.5部;c) 有効成分
(4)部,トリブチルフェノ−ルーポリグリコールエー
テル 4β部,ドデシルベ
ンゼンスルホン酸ナトリウム
5.8部,シクロヘキサン
2唱,キシレン 2Cg)。
これらの濃厚物から水で希釈して所望の濃度の乳濁液を
得ることがてきる。噴霧剤: a)5%,及びb)95%噴霧剤を製造するため下記の
成分を使用する:a) 有効成分
5部,エピクロルヒドリン 1部,リグ
ロイン(沸点範囲160−190部C)94部;b)
有効成分 95部,エピクロルヒ
ドリン 5部,次に、実施例により本発明
を詳細に説明する。
実施例1(2,3−ジヒドロー2,2−ジメチルーベン
.ゾフランー7−イルーN−メチルカルバモイル)一(
メチルーN5−ブチルカルバモイル)−スルフィドの製
造メチレンクロライド70Tn1中のメチルーN−n−
ブチルウレタン8.5qに00ないし5℃の温度にてS
ce28.7vをゆつくり加えた。
それからその溶液にトリエチルアミン7.1yをゆつく
り滴加した。その反応混合物をO℃ないし5℃にて3扮
間さらに攪拌した。その残液を留去後、その粗中間物を
石油エーテル中に懸濁させ、ろ別して集め、そして溶剤
を留去した。得られたN−クロロスルフエニルーN−n
−ブノチルメチルウレタンを塩化メチレン70m1中の
2,3−ジヒドロー2,2−ジメチルーベンゾフランー
7−イルーメチルカルバメート14fに、5ンないし1
0℃の温度にて、一定の攪拌下で、加えた。
それから、その反応混合物に、5拌ないし10℃に・て
ピリジン7yを滴加しそして得られた溶液を室温にて更
に1満間攪拌した。溶液を留去し、その残留物をベンゼ
ン中に懸濁させた。
その懸濁液をろ別し、続いてベンゼンを留去すると式:
で表わされ、(n芭0):1.5289の屈折率を有す
る化合物を得る。式1: で表わされる以下の表に挙げる化合物は同様な方法で製
造できる:実施例21C 殺虫作用:レプチノタルサ デセムリネアタ(レPti
nO?Rsadecemllneta)じやがいもの苗
に試験されるべき本発明化合物0.05%を含有する水
性エマルジョン(10%の乳化性濃厚物から得たもの)
を噴霧した。
1.噴霧膜が乾燥した後、前記苗にL鍛階の
レプチノタルサ デセムリネアタの幼虫を寄生させた。
二本の苗を各々の試験化合物及び試験昆虫種に対して使
用した。死虫率の評価を2,4,24及び北時間後にし
2た。
試験は242Cにて、相対湿度60%で行つた。この試
験で、実施例1による化合物はレプチノタルサ デセリ
ネアタ種の幼虫に対して明確な胃毒殺虫作用を示した。
実施例3 ・殺虫作
用:デイスデルカス フアスシアツス(Dysderc
usfasciatus)実施例2に記載した試験方法
を、そのじやがいも苗及びプチノタルサ デセムリネア
タの幼虫の代りとして綿の木及びデイスデルカスフアス
シア.ツスの幼虫を用いて繰り返した。
この試験で、実施例1による化合物は、デイスデルカス
フアスシアツス種の幼虫に対して良好な殺虫作用を示
した。
実施例4 殺虫作用: 〔アンソノムス グランデイス(ATlt
hOnOmUSgr′Andis)〕鉢植えの綿の木に
試験物質500ppmを含有するスプレー液(25%の
水和剤から得たもの)を噴霧した。
各々の上記の木に、アンソノムスグランデイス種の生後
1日の昆虫5匹を寄生させ、そして24℃にて相対湿度
60%の温室においた。死滅及び死滅しかかつた昆虫の
数を、試験開始、後2,4,2扱び北時間の間隔で測定
した。試験物質にらi二本の木を用1.)た。上記の試
験で、実施例1D化合物はアンソノムス グランデイス
に対して辻好な殺虫作用を示した。実施例2〜4の試験
方法に準じて行つた、殺虫剤適用後100%殺虫率が得
られた時間について第1表に示す。
実施例5殺虫作用:アフイス フアバエ(Aphisf
abae)植木ばちで栽培した植物〔そらまめ(Vic
iafaba)〕に、その試験開始前に、アフイス フ
アバエ(Aphisfabae)のアブラムシを近似値
で200ぴき寄生させた。
この処理された木に試験化合物1000または100p
pm含有する溶液を噴霧し、そして2橢間後にしたたる
程にしめらせた。二本の木を各々の試験化合物及び試験
濃度について用)いた。死虫率の評価を24時間後に行
つた。この試験で、実施例1による化合物はアフイス
フアバエに対する良好な殺虫作用を示した。実施例6 殺虫作用:ミツス ペルシカエ(Myzus Pe
rsicae)実施例5に記載した試験方法を、アフイ
スフアバエの代りとしてミツス ペルシカエ(Myzu
spersicae)を用いて繰り返した。
この試験で実施例1による化合物はミツス ペルシカエ
に対して明確な殺虫作用を示した。実施例5及び6の試
験方法に準じて殺虫率100%が得られる最小濃度につ
いて測定した。
結果を第2表に示す。実施例7 殺虫作用:プソイドコツカス シツトリ (PseudOcOccuscitri)実施
例7殺虫作用:プソイドコツカス シツトリ (PseudOcOcct]Scitri)植
木ばちて栽培しそして良く発育した双葉に刈り込んだ苗
〔そらまめ(Viciafaba)〕に、その試験前2
4時間に、プソイドコツカス シツトリ種の寄生虫を近
似値で200ぴき寄生させた。
寄生させた葉の裏側に、それから、試験されるべき化合
物500ppmを含有する試験溶液を噴霧し、次の日に
したたる程にしめらせた。二本の木を各々の試験物質に
ついて用い、そして死虫率の評価を試験開始後それぞれ
2級び絽時間に行なつた。この試験で、実施例1による
化合物はプソイドコツカスシツトリに対して殺虫作用を
示した。実施例8 アフイス フアバエ(Aphisfabae)/ミツス
ペルシカエ(Myzuspersicae)に対する浸
透殺虫作用成長した根群を有する豆の木を土壌600c
cを含有する植木ばちに移植し、そしてそれからその土
・壌の表面に試験される前記化合物を含有する溶液(2
5%の湿潤剤から得たもの)を直接注いだ。
2@間後に土壌上の木の一部にアフイスフアバエ種また
はミツス ペルシカエ種のアブラムシを寄生させそして
それからその木に合成樹脂の筒を着せて前記アブラムシ
が試験物質のガス相との直接または間接に接触したりす
ることがいかなる場合でも防ぎ得るようにした。
死虫率の評価を試験開始後それぞれ48及びn時間に行
なつた。
別々の植木ばちの各々の二本の木を試験物質の濃度につ
き用いた。
この試験を25℃の温度にてそして70%の相対湿度で
行なつた。この試験で、実施例1による化合物はアフイ
スフアバエ及びミツス ペルシカエに対して良好な浸透
殺虫作用を示した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼( I )(式中、 R_1は炭素原子数1ないし10のアルキル基、(炭素
    原子数1ないし2の)アルコキシ−(炭素原子数1ない
    し2の)アルキル基またはシクロヘキシル基を表わし、
    R_2は炭素原子数1ないし2のアルキル基を表わす。 )で表わされる(2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチル
    −ベンゾフラン−7−イル−N−メチル−カルバモイル
    )−(N′−アルキルカルバモイル)−スルフィド類。 2 式 I において、R_1がメチル基、プロピル基ま
    たはn−ブチル基を表わすことを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の化合物。 3 式 I において、R_1がn−ブチル基を表わすこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の化合物。 4 式 I において、R_2がメチル基、プロピル基ま
    たはブチル基であることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項ないし第3項のいずれか1つに記載の化合物。 5 式 I において、 R_2がn−ブチル基を表わすことを特徴とする特許請
    求の範囲第4項記載の化合物。 6 次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされる特許請求の範囲第1項記載の化合物。 7 次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされる特許請求の範囲第1項記載の化合物。 8 式II: ▲数式、化学式、表等があります▼(II)(式中、 R_1は炭素原子数1ないし10のアルキル基、(炭素
    原子数1ないし2の)アルコキシ−(炭素原子数1ない
    し2の)アルキル基またはシクロヘキシル基を表わし、
    R_2は炭素原子数1ないし4のアルキル基を表わし、
    Xはハロゲン原子、特に塩素原子または臭素原子を表わ
    す。 )で表わされる化合物を塩基の存在下で式III:▲数式
    、化学式、表等があります▼(III)で表わされる化合
    物と反応させることを特徴とする式 I :▲数式、化学
    式、表等があります▼( I )(式中、 R_1及びR_2は前記で表わした意味を有する。 )で表わされる(2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチル
    −ベンゾフラン−7−イル−N−メチル−カルバモイル
    )−(N′−アルキルカルバモイル)−スルフィド類の
    製造方法。9 式IV: ▲数式、化学式、表等があります▼(IV)(式中、 R_1は炭素原子数1ないし10のアルキル基、(炭素
    原子数1ないし2の)アルコキシ−(炭素原子数1ない
    し2の)アルキル基またはシクロヘキシル基を表わし、
    R_2は炭素原子数1ないし4のアルキル基を表わし、
    Xはハロゲン原子、特に塩素原子または臭素原子を表わ
    す。 )で表わされる化合物を塩基の存在下で式V:▲数式、
    化学式、表等があります▼(V)で表わされる化合物と
    反応させることを特徴とする式 I :▲数式、化学式、
    表等があります▼( I )(式中、 R_1及びR_2は前記で表わした意味を有する。 )で表わされる(2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチル
    −ベンゾフラン−7−イル−N−メチル−カルバモイル
    )−(N′−アルキルカルバモイル)−スルフィド類の
    製造方法。10 有効成分として、 式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼( I )(式中、 R_1は炭素原子数1ないし10のアルキル基、(炭素
    原子数1ないし2の)アルコキシ−(炭素原子数1ない
    し2の)アルキル基またはシクロヘキシル基を表わし、
    R_2は炭素原子数1ないし2のアルキル基を表わす。 )で表わされる(2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチル
    −ベンゾフラン−7−イル−N−メチル−カルバモイル
    )−(N′−アルキルカルバモイル)−スルフィド類、
    並びに場合によつては、(a)前記化合物用の液体希釈
    剤及び表面活性剤、または、(b)前記化合物用の固体
    稀釈剤もしくは担体からなることを特徴とする殺虫剤。 11 植物に損害を生じさせる有害昆虫を防除するため
    の特許請求の範囲第10項記載の殺虫剤。
JP53032459A 1977-03-25 1978-03-23 (2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチル−ベンゾフラン−7−イル−メチルカルバモイル)−(n′−アルキルカルバモイル)−スルフイド類及びその製造方法並びに該化合物を含有する殺虫剤 Expired JPS6050193B2 (ja)

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