JPS6050139B2 - 液体紙容器の注出口の取付方法 - Google Patents

液体紙容器の注出口の取付方法

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JPS6050139B2
JPS6050139B2 JP56092354A JP9235481A JPS6050139B2 JP S6050139 B2 JPS6050139 B2 JP S6050139B2 JP 56092354 A JP56092354 A JP 56092354A JP 9235481 A JP9235481 A JP 9235481A JP S6050139 B2 JPS6050139 B2 JP S6050139B2
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JP
Japan
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spout
paper container
liquid paper
thin film
liquid
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JP56092354A
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JPS57207054A (en
Inventor
僚一 川尻
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、紙容器に牛乳、ジュース、酒、その他清涼飲
料等の内容液を充填する前の段階において、カートンを
組立てた後に注出口を取付ける方法に関するものである
(従来の技術) 従来、上記注出口を紙容器に取付けるにはその一例とし
て超音波が利用されている。
予め注出口を合成樹脂で構成し、また紙容器に合成樹脂
を被覆しておき、両者間を超音波で振動させることによ
り融着しようというものである。(従来技術の問題点) ところが、注出口は薄膜で閉じられているのが普通てあ
り、また薄膜自体に環状の切裂用薄肉部及びその薄肉部
を切裂くためのプルリングが設けられていることもある
このため、上記超音波による振動で薄い部分にピンホー
ル、部分的切断を生じることがある。これを防止するべ
く肉厚を増せば、逆に使用時薄膜部分を開口し難いとい
う欠点を生ずる。(発明の目的) 本発明はかかる従来の問題点を解決するべく成されたも
ので、超音波による振動で注出口の薄肉部にピンホール
、部分的切断が生ずるのを防止する注出口の取付方法を
提供するものてある。
(発明の概要)本発明は上記目的を達成すべく、内面が
熱溶着性合成樹脂にて被覆された液体紙容器10の胴部
を組立てた後、環状薄肉部16が設けられた薄膜14を
有する合成樹脂性注出口12の取付座板28を超音波発
振器による超音波振動の作用て液体紙容器10の内面に
溶着させて取付ける方法において、予め薄膜14を加熱
軟化させた後、液体紙容器10の外面に超音波振動を与
えて注出口12”の取付座板28を液体紙容器10の内
面に溶着させる液体紙容器の注出口の取付方法を提供す
るものである。
(実施例)以下、本発明の一実施例につき説明を行う。
最初に、本発明の取付方法を適用し得る容器について説
明する。第1図は液体紙容器に注出口を取付けたところ
の斜視図、第2図は第1図における■−■矢視断面図て
ある。
第1図、第2図において、液体紙容器10の力−トンは
、紙を中心としてその内面に、アルミニウムをラミネー
ト、コーティングあるいは蒸着したもの、外面に合成樹
脂をラミネートあるいはコーティングしたものから構成
されており、また注出口12は合成樹脂で成形したもの
である。
注出口12は薄膜14で閉じられており、この薄膜に環
状薄肉部16及びこの薄肉部を切裂くためのブルリング
18が形成されている。次に、上記注出口を力ートンの
孔20に差込んで溶着する工程につき力ートンの組立工
程と共に説明する。
第3図は力ートンの組立装置の平面図である。
当該装置は、a力−トン供給部、b力−トンの底部組立
及び溶着用回転テーブル部、c力−トンの引抜き部、d
力−トンの移送部、e注出口の供給部、f注出口の溶着
部、g第1次力ートンの頂部組立部、h内溶液の充填部
分、i第2次力ートンの頂部組立部分、j力−トンの頂
部ヒート部分、k力−トンの頂部溶着部分、I充填液体
容器の排出用回転テーブル部分からなるものである。第
4図は注出口の供給部分eの正面図、第5図は超音波シ
ール部の正面図である。図において、溜皿中の注出口1
2は供給樋22にて供給され、途中に設けたエアシリン
ダ24及び26の交互の動作によつて間欠的に1個づつ
給送されて取付座板28を左側にして停止部30にて停
止する。そして、シリンダの作用によりそのロッド32
の先.端のサッカー34が注出口12を吸着して力ート
ン10の上に来たとき、シリンダ36が力ートン10を
上昇せしめロッド32が逆もどりして注出口を力ートン
の孔20に挿入する。次いで、下方のシリンダ36の作
用によつて押,え板38で力ートン10の開口端を押え
て引き下げる。
保持枠40は力ートン10を保持したまま1ピッチ紙面
に直角方向に進み、力ートン10は、第3図及び第5図
に示す注出口溶着部fに至る。
注出口溶着部fにおいて下方のエアシリンダ42の作用
によつて支板44で力ートン10は押上げられ、固定保
持部材46の外側に嵌合し、注出口12は溶着装置のホ
ーン48の凹陥部50と対峙する。この場合押板52の
屈曲部は、固定保持部材46の縦溝内を移動するように
なつている。ホーン48はエアシリンダ(図示せず)の
作用で左右に動くようになつており、先端凹陥部50を
注出口12に嵌合し、その凹陥部の周縁端部で力ートン
10の注出口12の差込孔周縁を押圧する。そして、外
部の超音波発振器よりの超音波をコンバータ、ブースタ
を介してホーン48に与え、注出口12の取付座板28
を力ートン10の・内面に溶着する。この際凹陥部50
は吸引導孔54を通じて減圧されているから、力ートン
10の注出口12の差込孔20を打抜くときに生じた孔
の周縁部の打抜き屑等を吸引排除することができる。溶
着後、下方のエアシリンダ42の作用によつて押板52
が力ートンを元の位置に引下げる。
注出口12が溶着された力ートン10は、その保持枠4
0によつて紙面に垂直方向に1ピッチ送られ、内容物が
充填される。ここにおいて、前述の如く超音波シール時
に注出口の薄膜14に破断等を生するのを防止するべく
当該薄膜の加熱軟化工程が超音波による溶着工程前に行
われる。
これは、例えば第4図の如く注出口12が供給樋22中
で一時停止したときに、成される。図において、56は
ブロワ、(図示せず)から来る熱風を薄膜14に向けて
照射するノズルである。この熱風によつて薄膜は適度に
加熱軟化されるため、取付座板28から薄膜14の中心
部への超音波の伝播が悪くなり、薄膜14での超音波エ
ネルギーが低下し、環状薄肉部16が破断したり、ある
いはそこにピンホールが生じたりするのを防止すること
ができる。本発明の実験によれば、薄肉部16の厚さ0
.25順、材質を底密度ポリエチレンとし、超音波を振
幅60〜70pm1振動数20000Hz1発振時間0
.4秒、ホーン加圧力120k9として、上記薄膜及び
薄肉部に予め約30′Cの熱風を吹きかけておいてシー
ルしたところ、ピンホール等を何ら生じなかつた。
なお、上記加熱軟化工程は注出口の力ートンへの装着後
、超音波伝播前においても行うことができる。(発明の
効果) 以上のように、本発明は注出口の力ートンへの溶着前に
予め注出口の薄膜部分を加熱軟化させ、力ートンの外面
より超音波振動を与えることを特徴とするので、超音波
によるシールを行つても薄膜の部分にピンホール、部分
的切断等容器の密封性を損なうようなものを生じさせな
いのである。
また、このようなことから、従来やむを得ず厚くしてい
た薄膜をより薄くして開口を容易にすることができると
いう効果を奏することとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は液体紙容器に注出口を取付けたところの斜視図
、第2図は第1図における■−■矢視断面図、第3図は
液体紙容器を組立てて内容液を充填密封する装置の概略
平面図、第4図は上記装置の注出口供給部の正面図、第
5図は超音波シール部の正面図である。 10・・・・・液体紙容器あるいは力ートン、12・・
・・・注出口、22・・・・・供給樋、48・・・・・
・ホーン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 内面が熱溶着性合成樹脂にて被覆された液体紙容器
    10の胴部を組立てた後、環状薄肉部16が設けられた
    薄膜14を有する合成樹脂性注出口12の取付座板28
    を超音波発振器による超音波振動の作用で液体紙容器1
    0の内面に溶着させて取付ける方法において、予め薄膜
    14を加熱軟化させた後、液体紙容器10の外面に超音
    波振動を与えて注出口12の取付座板28を液体紙容器
    10の内面に溶着させることを特徴とする液体紙容器の
    注出口の取付方法。
JP56092354A 1981-06-17 1981-06-17 液体紙容器の注出口の取付方法 Expired JPS6050139B2 (ja)

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