JPS591344A - 液体容器およびその製造方法 - Google Patents

液体容器およびその製造方法

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JPS591344A
JPS591344A JP57106843A JP10684382A JPS591344A JP S591344 A JPS591344 A JP S591344A JP 57106843 A JP57106843 A JP 57106843A JP 10684382 A JP10684382 A JP 10684382A JP S591344 A JPS591344 A JP S591344A
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JP
Japan
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container
container body
lid
thermoplastic resin
film layer
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JP57106843A
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English (en)
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木の本 清見
黒沢 政雄
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Honshu Paper Co Ltd
Original Assignee
Honshu Paper Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、板紙を主材料とする容器胴部の内側壁に熱可
塑性樹脂フィルム層を真空成形し、かつ該フィルム層と
蓋部、及び底部とを互いに平板状態でヒートシールした
、密封信頼度の高い液体容器、及びその製造方法に関す
る。
この液体容器の用途は、炭酸ガス含有飲料、ビール、酒
、ウィスキー、ワイン、ジュース、ミネラル・ウォータ
、牛乳、醤油、ソース、コー ヒー、マヨネーズ、洗剤
等である。
従来、紙製液体容器は熱可塑性樹脂、紙、アルミ箔から
なる積層材を素材とし加工する。容器胴部の継ぎ目、容
器胴部と蓋部、容器胴部と底部等に何層もの素材の重な
る接着個所が出来て、シール不良トラブルの原因となっ
ている。
そのシール不良にともなう液もれをなかなか皆無にする
ことが出来ないの′が現状である。さらに素椙の切断面
では、紙の断面が露出するので、少くとも接液側のその
断面はプラスチックフィルムで被覆する必要がある。
本発明は上述の従来技術の短所を解消し、液もれの心配
の全くない紙製液体容器を提供するものである。以下図
面を参照し、本発明の詳細な説明する。
第1〜5図は本発明の液体容器の実施例を示す。第1図
は本発明の円錐台状の液体容器の例であり、図(イ)は
平面図、図(ロ)は正面断面図である。容器胴部1の内
側壁全面にわたって、フィルム層2が被覆され、部分的
又は全面的に接着されている。該フィルム層2には継ぎ
目が全くない。蓋3は熱可塑性樹脂成型品である。蓋3
の端縁部全周にわたって、容器胴部1と同一方向に、下
方に折れ曲げられた肉薄部6があり、該肉薄部6は容器
胴部1の上端部と、フィルム層2の上端部との間に挾着
されている(円で囲ったA部に示す。)。
さらに蓋3には、プルタブ7及び半円形断面のリング5
が同時成型されている。プルタブ7を引くことにより、
容易に開封し内容液8を注出することが出来る。リング
5により飲み易く、液切れがよくなっている。底板4の
周縁部は、フィルム層2の下端縁と重ね合せヒートシー
ルされ、容器胴部1下端の外側に折シ曲げられ、ヒート
シールされている(円で囲ったB部に示す。)。
容器胴部1は、板紙単体、板紙と熱可塑性樹脂フィルム
層との積層シート、又は板紙と熱可塑性樹脂フィルム層
とアルミ箔等のバリヤ材との組合せ積層/−ト等で構成
される。フィルム層2と蓋3とは、熱可塑性樹脂製であ
る。
底板4は、熱可塑性樹脂フィルム、板紙、及びアルミ箔
等のバリア材の、単体で、あるいは各種組合せの積層シ
ートで構成される。
第2図は本発明の円筒状の液体容器の例の正面断面図で
ある。第3図は本発明の円錐台状の液体容器の上部を示
す正面断面図であシ、円で囲ったC部に示す通り、容゛
嬉胴部1の上端縁が内側に折り込まれた上で差入と接着
されている。
そのだめ容器胴部1の端部め露出がなく、従って板紙の
端部が出ていないので、プルタブ7を開封して内容液8
を注出する時の感じをよくする。
第4図は本発明の円錐台状の液体容器の下部を示す正面
断面図であり、円で囲ったD部に示す通り、底板4の周
縁部と、フィルム層2の下端縁とがヒートシールされ、
その部分が容器胴部1の下端内側で、かつ底板4の下側
に折り適寸れている。第5図は本発明の円錐台状の液体
容器の上部を示す正面断面図であり、円で囲ったE部に
示す通り、蓋30周縁の肉薄部分6がフィルム層2の上
端縁の内側に接着されている。
第1図のように上記肉薄部分6が容器胴部1の 、上端
縁と、フィルム層2の上端縁とで挾着されている方が、
強度上及び液もれの面からも優れているが、第5図の構
造も本発明の一変形として製作することができ、目的に
よっては使用に耐える。
第6〜12図は本発明の液体容器の製造方法の一例を示
す。第6図の如く、エンドレスの熱可塑性樹脂フィルム
11に、容器の蓋3の直径よシも小さい直径の穴12が
打ち抜かれる。
第7図に示すように、上記フィルム11に打ち抜かれた
穴12に合せて、熱可塑性樹脂の成型品である蓋部材1
3の裏面がヒートシールされる。蓋部材13は容器に加
工された後は蓋3を構成し、この段階では該蓋3の周縁
部の肉薄部分6も含めて平らな形状をしている。穴12
の周縁部を中心に、平らな状態のもとて確実なヒ−1−
ソールがなされる。図のX印部はヒートシール部分を示
す。
第8〜11図は真空成形加工工程を示す。第8図は真空
成形加工の段取りが完了した段階を示す、金型まわりの
断面図である○ 真空成形金型15は、本発明の液体容器が逆様の形です
つぽりは捷りこむ空間部17と、該空間部17の空気を
引き抜くだめの、図示されていない真空ポンプと連結さ
れる真空ダクト群16とからなる。空間部17の内壁に
容器胴部部材14をセットする。該部材14は容器に組
立加工された後は容器胴部1を構成する。部材14はあ
らかじめ胴部の接着加工が行われている。液もれを心配
する必要が全くないので、強度的にもてば点接着でもよ
い。真空成型金型15の上面に、第7図で説明した蓋部
材13付のエンドレスフィルム11を、該蓋部材13の
表面を下に向け、かつ空間部17とその中心を合せてセ
ットする。
フィルム11はリング状の押え金具19で真空成型金型
15の上面にクランプされる。なお前述のフィルム11
と蓋13とは、第7図の工程でヒートシールし一体化さ
せた後、全体をあらかじめ加熱し軟化させておく。真空
成型金型15の上方にその空間部17と中心を合せて、
上下動可能な補助プラグ18が設けられている。
第9図は、補助プラグ18が下降し、合せて金型15内
部に真空が作用して、容器胴部部材14の内側壁にフィ
ルム11が真空成形された段階を示す、金型まわりの断
面図である。捷ず補助プラグ18が下降し、フィルム1
1に形成された穴12の周縁部を押える。さらに蓋部材
13を真空成形金型15の空間部17内S押し込み、合
せて金型15内に真空を作用させる。
フィルム11は軟化しているので補助プラグ18の下降
にともなって延伸される。補助プラグ18が下端に達し
た時、フィルム11は容器胴部部材14の内側壁に密着
する。フィルム11と容器胴部部材14との接着は、強
い接着を必要とする場合は、あらかじめ容器胴部部材1
4の内側壁面に接着剤を噴霧、又はコートしておく。
又容器胴部部材14の、図において下端縁内側と、蓋部
利13の周縁部との接着は、あらかじめ蓋部利13の当
該部分に接着剤を塗布しておく。蓋部材13の周縁部は
、肉薄に成形されているため、補助プラグ18で容器胴
部部材14に押し込まれた際、該胴部の内径にそって折
シ込捷れる。
第10図は、第9図に引き続いて、補助プラグ18、押
え金具19を引きあげ、その直後図示されていないタン
クにつながっているノズル20から容器内に内溶液21
が充填される段階を示す、金型まわシの断面図である。
第11図は、充填後、底板用シート22がかぶせられ、
ヒートシーラー23が下降し、金型空間部の上端縁で該
底板用シート22とフィルム11とがヒートシールされ
、さらに円筒形のカッター24が下降しフィルム11を
切断する段階を示す、金型まわりの断面図である。
以上に示す通り、液体容器は真空成形金型15内におさ
まっだま\処理される。
第12図は、本発明の液体容器の製造工程の一例を示す
フローシートである。フィルム32が、アンリール31
から繰シ出され、又底板部を構成するシート43が、ア
ンリール42から繰り出される。使用済となったフィル
ム32とシート43とは、合せてリール44に巻き取ら
れる。
打抜プレス33でフィルム32に穴があけられ、ヒート
シーラー34で蓋がフィルム32にヒートシールされる
。35は蓋の供給装置である。
フィルム32はヒーター36で加熱軟化される。
真空成形金型37が何基か連結され、フィルム32の下
側を同じ方向に、フィルム32と一緒に間欠運動し、U
ターンし元に戻る。該金型37は、図示されていない真
空ポンプと夫々連結されている。38は容器胴部の挿入
装置、39は補助プラグ昇降装置、40は内容液充填装
置である0又41は、底板シール装置である。真空成形
金型37はUターンし、内容液充填済の液鉢容器46が
該金型37から加圧空気等によりコンベア45」二に押
し出される。円筒形の液体容器の場合は、上記金型37
が2つ割れして液体容器46が取り出される。47は液
体容器46の底板周縁部カーリング装置である。必要に
応じ同部分がヒートシールされる。48は液体容器の完
成品である。
本発明の効果は次の通りである。
(+)  容器胴部内側壁のフイ“ルム層がフィルムか
らの真空成形法で加工されそいるので、継ぎ目がなく、
液もれの心配がない。
(2)  熱可塑性樹脂成形品の蓋の外周縁部の肉薄部
が、全周にわたって下方に折り曲げられ、容器胴部の上
端縁と、容器胴部内側錠の熱可塑性樹脂フィルム層の上
端縁との間に接着されているため、蓋と胴部の結合が強
固であり、液もれの心配も全くない。
(3)  蓋周縁部と容器胴部内壁のフィルム層端縁部
との接着が、夫々平板状態で行われるので、接着不良の
生じる余地がない。
(4)  底板周縁部と、容器胴部内壁のフィルム層端
縁部との接着が、夫々平板状態で行われるので、接着不
良の生じる余地がない。
(5)紙製の容器胴部は、液もれを配慮する必要がなく
、接着強度さえあればよく、加工が容易となる。又板紙
端面処理の必要もない。
(6)  液体容器の製作、充填の連続自動化が容易で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1〜5図は本発明の円錐台状及び円筒状の液体容器の
平面図、及び正面断面図である。 第6〜11図は本発明の液体容器の製造方法の一例の説
明図である。 第12図は本発明の液体容器の製造工程のフローシート
の一例である。 ■・・・容器胴部、2 フィルム層、3・・蓋、4・・
・底板、5・半円形断面のリング、6 肉薄部、7・・
・プルタブ、8 内容液、11・・エンドレスフィルム
、13・・蓋部材、14 容器胴部部材、15・・・真
空成形金型、16・・・真空ダクト群、17・・空間部
、18・・補助プラグ、19・・押え金具、20・・液
充填ノズル、22・・・底板用/−ト、23・ヒートソ
ーラー、24・・・カッター、32 ・フィルム、33
・・・打抜−jしy、、、、  34・・・ヒートシー
ラー、35・・・蓋供給装置、36・・・ヒーター、3
7・・真空成形金型、38・・・容器胴部挿入装置、3
9・・・補助プラグ昇降装置、40・・・充填装置、4
1・・・底板シール装置、43・・・底板ンート、47
・・・底板周縁゛部カーリング装置、48・・・液体容
器完成品。 特許出願人 本州製紙株式会社 第1図 (イ) (ロ) 第2図 第3図      第4図 第6図 第7図 第8図 第 9巳1 第1OL、1 第11図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 板紙を主材料とする容器胴部と、該容器胴部の内側
    壁全面を被覆しだ熱可塑性樹脂フィルム層と、熱可塑性
    樹脂成形品の蓋と、少くとも容器内側に熱可塑性樹脂層
    を有する底板とからなる液体容器において、上記の容器
    胴部内側壁の熱可塑性樹脂フィルム層゛′に継ぎ目が全
    くなく、かつ蓋の外周縁部が全周にわたって下方に折り
    曲げられ、容器胴部上端縁と、該容器胴部内側石の熱可
    塑性樹脂フィルム層の上端縁との間に挟着されているこ
    とを特徴とする液体容器。 2、 容器の蓋部の直径よシ大きく、その外周縁部に肉
    薄部分を有する、平らな熱可塑性樹脂成形品の蓋部材の
    裏面に、容器の蓋の直径よシ小さい穴をあけだ熱可塑性
    樹脂フィルムを、該フィルムの穴の周縁部において、中
    心を合せて接着し;容器を逆様にした断面形状の空間部
    を有する真空成形金型の内側壁に、板紙を主材料とする
    容器胴部を接着加工の上挿入し;前記のフィルムを接着
    した蓋部材を、あらかじめ加熱軟化させた上で、上記の
    真空成形金型の上面に蓋を下向けにして置き、その周縁
    のフィルム部分を金型上面にクランプし;補助プラグを
    用いて、該蓋部材を金型内に押し込み、かつ金型内に真
    空を作用させて、上記容器胴部内側す4にフィルム層を
    延伸成形させ;内容物を充填の上、上記真空成形金型の
    上面において、供給された底板と容器胴部内側壁のフィ
    ルム層の延長部分とをヒートシールすることを特徴とす
    る液体容器の製造方法。
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