JPS60500321A - 周囲空気または閉鎖空間に付香する装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 周囲空気および閉鎖空間を清浄にするための装置１９８１年１月２２日公開の国 際゛公開第８１．−０００５１号パンフレットには周囲空気または閉鎖空間に賦 香するための液体不透過性オブジェクトが開示され、その特徴は芳香性であって もなくてもよい極性の小さい物質を富化した香料組成物を含み、かつ活性芳香成 分を外部へ拡散させうる少なくとも１つのポリマー壁を有することにある。

１９７２年１月２１日公開のフランス公開特許第２０９１８５５号明細書はマク ロ分子材料からなる透過性壁を有する清浄化剤蒸気を連続的に拡散させるための 装置に関し、透過性壁の１面は透過性壁によって蔽われた繊維物質に含浸した揮 発性清浄化剤と接触している。

１９７７年７月２９日公開のフランス公開特許第２３３６９４６号明細書は室お よびこの室内に含まれた香料からなる緩徐な拡散により空気を新鮮にする系に関 し、この室の少な（とも１面はポリマーフィルムである。同様この系でも香料は シリカ、タルク、ガラス繊維または吸取紙のようなキャリヤに含浸される。

１９７１年５月１１日公告の米国特許第３５７８５４５号明細書は香料を放出す る織物キャリヤからなる可撓性ラミネートに関し、このキャリヤは香料で含浸さ れ、多孔性プラスチックフィルムによって包囲され、２ 香料蒸気透過性である。

１９７９年７月１７日公告の米国特許第４１６１２８３号明細書には清浄化蒸気 を連続的に拡散させるだめの装置が記載され、この装置は分子拡散を可能にする ポリマー材料によって形成される外壁および不透過性内壁からなる。外壁はさら に貯蔵の間活性揮発分の拡散を防ぐために適する不透過性シートで蔽われる。

同様の装置が１９８１年８月２５日公告の米国特許第４２８５４６８号明細書に 記載される。

公知技術に記載される清浄化装置はすべてポリマー拡散壁からなる系によって構 成されるので、活性香料要素が貯蔵の間周囲へ拡散するのを防ぐ装置を備えなけ ればならない。

この目的で国際公開第８１−０００５１号パンフレットには拡散が正常に行われ る壁に５ｕｒｌｙｎ　（登録商標）形ポリマーシー）　（Ｄｕ　Ｐｏｎｔ　ｄｅ 　Ｎｅｍｏｕｒｓ　製）を被覆することからなる方法が記載される。このタイプ のポリマーシートは熱間溶接によってポリエチレンまｌ、−はａ？リプロピレン に伺着し、使用直前に剥離することができる。同じ目的のもう１つの方法はポリ プロピレンフオームに溶接１−だアルミニウムシートを使用することからなる。

しかしこのような装置を販売前に長期貯蔵する間に問題が生ずる。包装のポリマ ー壁を通る香料蒸気の拡散のため、活性物質の初期量のかなりの損失が認めら″ 　特表Ｂ肛０−５００３２１　（２）れた。この欠点を除くため最近多室装置が 開発された（１９８２年８月１９日公開の国際公開第８２−０２７００号・ξン フレット参照）。このタイプの装置の場合、活性芳香物質は香料蒸気不透過性の 壁を有する分室内に貯蔵され、その１つの接合部は、外圧の作用で破壊すること ができ、したがって使用直前にこの接合部の壁を破壊した原、溶液は香料蒸気に 対し透過性のポリマー材料からなる壁を有する分室・＼入り、この蒸気は次に均 一に周囲雰囲気へ拡散することができる。

このタイプの装置は使用上きわめて効果的であるけれど、その製造には改善され た装置の製造および複雑な組立過程が必要である。

このような欠点を除くため本発明により簡ｒｐな手段に基く新規手段が提案され る。

本発明が基礎とする原理は活性物質蒸気の拡散が行われる汁＝゛リマー薄膜の外 壁に紙の薄層を溶接することによる直接組立である。この薄紙層は次にたとえば ポリエチレン系５ｕｒｌｙｎ　（登録商標）タイプのポリマー拐料シー　トで蔽 われ、その上に金属シートとくにたとえばアルミニウムノートが最終的に溶接さ れる。このタイプの金属シートは活性物質蒸気に対しその外部−・の分子拡散を 妨げることによって不透過性障壁を形成する。もちろん他の材料も適当な不透過 性係数を有することを前提にしてこの目的に適する。。

それゆえ本発明は活性芳香物質の蒸気が周囲へ拡散することを可能にする少なく とも１つのポリマー材料壁を有する室からなる、周囲空気または閉鎖空間を賦香 するための装置に関し、その特徴はポリマー壁の外面が紙の薄層で蔽われ、この 層がポリマー材料のシートによって蔽われ、このシートに金属シートが旬着して いることである。

本発明による装置を使用することにより活性溶液は使用前の長期間損失なしに貯 蔵することができる。これに反し所望の時点で使用者は容易に包装を一部または 完全に裂き、それによって活性物質は室から外部に向って拡散することができる 。

添付図面は非抱束的例によって示される。

図面の説明： 第１図は本発明の特殊な実施例による充てんした装置の横断面を示す。詳細には 装置は活性物質を含む室１、透過性ポリマー壁２、薄紙層３、ポリマーシート４ および溶接部または四部を仕切る外側金属シート５．６からなる。

第２図は本発明による装置の特殊な実施例を示す。

この実施例は不透過性壁に多数の溝７を有し、この溝は活性物質が透過しうるカ ニユーレを形成する。したかってその拡散が改善される。

第３図は１列に配置した装置を示す。使用者は保護層を裂き、順次にそれぞれの 透過性ポリマー壁が露出される。引裂を容易にするため、装置の１隅にタブ８を 備えることができる。

第４図は紙３、ポリマーシート４および金属シート５からなる保護層で蔽った透 過性壁の拡大断面を示す、。

第５図は応力ａを外側保護層に適用した際の同じ部分を示す。この方法で紙層は 縦軸に治って裂け、応力すの作用下に活性物質蒸気は壁２および残りの紙３を介 して拡散する。

他の実施例に対しては公知技術に開示された特殊な装置を参照することができる 。本発明の装置により得られる主要な利点はその組立が簡単なことだけでなく、 引裂がとくに正確に縦軸に渚って行われることにある。

紙層は接着剤を使用せずに、直接透過性ポリマー壁に溶接によって付着しうるの で、活性物質蒸気の拡散はまった（妨げられない。さらに美的観点から本発明に よる手段により多数の利点が得られることは否定し得ない二紙層の引裂により均 一な表面を有する装置が残される。

保護層の要素として紙を使用することは公知技術にすでに提案されている。しか しその使用は直接に活性物質を含むこと（米国特許第３７０２６７７号明細書に よる）か、または装置を垂直または傾斜面に付着させつるように不透過性壁に配 置した接着剤層を保獲すること（米国特許第４．１６１２８３号明細書４欄、３ ０行以下による）に制限された。

公知技術の装置に関して指摘したような、不透過性壁はポリアミｌゞ、ポリエス テル、ポリエチレン、ポリプロピレンのシートまたは一般に包装シート製造に使 用される他のポリマー材料のシートによって形成することができる。

しかし透過性壁は公知技術に記載した同じ材料によって形成しなければならない （この点で国際公開第８１、−−０００５１　号）ξンフレット参照）。

引裂きうる層を形成する紙の性質に関してはこの層は天然もシ、（は合成繊維ま たはこの２つの混合物からなることができろ。これらの生成物は市場で入手可能 であり、Ｂａｌａｓｔｈａｌ社（スイス、Ｂａ１ａｓｔｈａｌ　）の４７２５１ 　／　１　ｆたば４６６７４が例として挙げられる。クレープ形のテイプユー紙 は完全に適当である。紙層の厚さは明ら力・に活性蒸気の拡散速度に影響するＯ 　ｌ〜かしこのファクｊは決定的ではない。約２０〜１００μの間の値が完全に 満足であることが明らかになった。

単位面積当りの紙の重量は２０〜ｉｏｏ、！７／ｙｙｒである。

本発明による装置およびこの装置の活性物質を含む室（゛、Ｌ両方とも機能的お よび美的規準を満足するようにきわめて種々の形で製造１〜うろことは明らかで ある。

この目的のため当業者は開発すべき特殊用途に適する解決を考えることができる 。

本発明による装置はたとえばケーシング内で使用することができ、この装置はケ ーシング内で使用することが必要な透過壁の表面の一部の機能として滑り、拡散 速度を制御することができる。

本発明が基礎とする原理は周囲空気清浄化装置の分野の前記以外の方法で使用す ることができる。このような原理は貯蔵期間の後に開放することが必要なすべて のタイプの容器の気密閉鎖装置の製造に拡大することができる。例としてヨーグ ルトまたはカスタードのような食料品を含む容器が挙げられる。一般にプラスチ ック材料からなるこのタイプの容器は主として金属シートからなるふたにより閉 鎖される。溶接効果のためふたを開くことはしばしば困雑であり、開放の間にお よぼされる応力のもとに裂けることもある。この種の欠点は容器−溶接によって 固定したふたを有する装置によって除去され、ふたと接合するその接触部にふた に付着する紙の薄層かもなる。第６図はこのような装置の使用例を示す。開放の ため応力ａをおよぼすと、紙層Ｃに谷ミって均一に横方向に裂ける。

国　際　論　（報　占

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　活性芳香物質の蒸気を周囲へ拡散させうるポリマー材料からなる少なくとも １つの壁を有する室からなる、周囲空気または閉鎖空間に賦香するための装置に おいて、ポリマー壁の外面が薄い紙層で被覆され、この層がポリマー材料のシー トで被覆され、このシートへ活性物質の蒸気に対し不透過性の保護材料のシート が付着していることを特徴とする周囲空気または閉鎖空間に賦香する装置。 ２　保護材料のシートがアルミニウムシートによって形成されることを特徴とす る請求の範囲第１項記載の装置。 ３　請求の範囲第１項記載の多数の装置によって形成される周囲空気または閉鎖 空間を清浄化するためのオブジェクト。 ４、活性物質を含む室と連通ずる溝を有する請求の範囲第１項記載の装置によっ て形成されるオブジェクト。