JPH02102039A - 芳香剤封着用接着性アルミニウム箔 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は芳香剤封着用接着性アルミニウム箔に関し、さ
らに詳しくは、溶液状芳香剤、固形状芳香剤或いはこれ
ら溶液状芳香剤および固形状芳香剤を吸収させた物質を
収容するポリプロピレン容器或いはアルミニウム箔およ
びアルミニウム容器等と優れた芳香剤封着用の接着性を
有するアルミニウム箔に関するものである。

［従来技術］ 従来、金属箔、例えば、鉄箔、アルミニウム箔、または
、紙、布、プラスチックフィルム等の片面に加熱加圧接
着剤を塗布した接着性材料が、包装用材料、防蝕材料、
電気絶縁材料等の広範囲に使用されてきている。

このことは、これらの接着性金属箔または接着性フィル
ム等の接着性材料は接触させるだけで被接着材料が容易
に接着して、半永久的に接着し、また、剥離する場合に
も接着剤を残すことなく剥離が行なえるという使い易さ
によるものである。

しかし、上記に説明した接着性材料は、接着後時間が経
過するに従って、接着剤が老化したり、固化したりして
接着性が劣化することがあり、また、接着剤が剥がれて
しまい、被接着材料から剥離してしまうという問題があ
る。

これの対策としては、被接着材料に残存する接着剤や汚
れを取り除いてから、また新しい接着性フィルムに取り
替えなければならないという問題がある。

さらに、従来の接着性材料は、間違って接着してしまう
と見た目に汚く、また、接着されている接着性材料を剥
がす際には、強制的に剥がすので被接着材料を傷付けた
り、剥離に困難を生じる。

また、従来においては、溶液状の香水、溶液状の化粧液
、整髪料、髭そり後のローション等の溶液状芳香剤、固
形状芳香剤或いは溶液状芳香剤または固形状芳香剤を吸
収させた物質の容器の蓋については、特に優れた接着性
材料は見当たらず、例えば、従来の上記に説明した接着
性材料を使用した場合には、短期間に容器と接着性材料
とが剥離してしまい、溶液状芳香剤、固形状芳香剤或い
は溶液状芳香剤、固形状芳香剤或いは溶液状芳香剤およ
び固形状芳香剤を吸収させた物質を収容する容器の蓋に
は使用することは不可能であった。

［発明が解決しようとする課題］ 本発明は上記に説明したような従来の接着性金属箔また
は接着性フィルム等の接着性材料では溶液状の芳香剤の
蓋等には使用することが不可能であるという問題点に鑑
み、本発明者が鋭意研究を行なった結果、溶液状の香水
、溶液状の化粧液、整髪料、髭そり後のローション等の
溶液状芳香剤、固形状芳香剤あるいは溶液状芳香剤およ
び固形状芳香剤を吸収させた物質等を収容するために使
用するポリプロピレン容器またはアルミニウム容器等の
蓋に使用しても内容物が漏れる恐れのない好適な芳香剤
封着用接着性アルミニウム箔を開発したのである。

［課題を解決するための手段］ 本発明に係る芳香剤封着用接着性アルミニウム箔の特徴
とするところは、アルミニウム箔の片面の全部または一
部に種々の形態の芳香剤に侵されない変性ポリオレフィ
ン系接着剤を塗布したことにある。

本発明に係る芳香剤封着用接着性アルミニウム箔につい
て、以下詳細に説明する。

本発明に係る芳香剤封着用接着性アルミニウム箔のに使
用するアルミニウム箔としては、特に限定的ではなく、
一般に市販されているアルミニウム箔またはアルミニウ
ム合金箔を使用することができる。

また、本発明に係る芳香剤封着用接着性アルミニウム箔
に塗布する接着剤としては、溶液状芳香剤、固形状芳香
剤、溶液状芳香剤および固形状芳香剤を吸収させた物質
（以下、単に溶液状芳香剤として説明することがある。

）等に侵されない変性ポリオレフィン系接着剤を使用す
るのが好適である。

即ち、アルミニウム箔の片面にこの変性ポリオレフィン
接着剤を塗布することにより、ポリプロピレン容器には
、強固に接着し、そして、容器内に収容されている溶液
状芳香剤が長期間にわたり、この溶液状の芳香剤に侵さ
れることがなく、内容物が漏れるという事態には至らな
い。

また、四角形のアルミニウム箔の全面に変性ポリオレフ
ィン接着剤を塗布したものを三方シールするように２つ
に折り曲げたり、また、四方シールするように２枚重ね
るという２つの方式の製袋法があり、この場合には、予
め種々の形態の芳香剤を収容しておいて、接着すること
により上記内容物が約６ケ月もの艮期間漏れることなく
使用することが可能である。

また、芳香剤封着用接着性アルミニウム箔とポリプロピ
レンフィルムとにより製袋し、溶液状芳香剤等を中に収
容させてもよい。

本発明に係る接着性アルミニウム箔の使用について、以
下図面に示す例により具体的に説明する。

第１図はアルミニウム箔１に変性ポリオレフィン系接着
剤２を塗布した場合を示し、また、第２図はポリプロピ
レン製容器５に溶液状芳香剤６を収容してから、第１図
に示すような芳香剤封着用接着性アルミニウム箔を接着
した場合を示してあり、この場合には長期間にわたり内
容物である種々の形態の芳香剤６は漏れることはなかっ
た。

さらに、第３図は四角形のアルミニウム箔７の全面に変
性ポリオレフィン系接着剤２を塗布し、三方のａ、　ｂ
、　ｃを接着してから、内容物の種々の形態の芳香剤６
を収容した後にｄを接着した場合の例であり、アルミニ
ウム箔７を破らない限り内容物が漏れることはなかった
。

［発明の効果］ 以上説明したように、本発明に係る芳香剤封着用接着性
アルミニウム箔は上記の構成であるから、容器内の内容
物である溶液状芳香剤、固形状芳香剤、溶液状芳香剤お
よび固形状芳香剤を吸収させた物質は、アルミニウム箔
に塗布した接着剤を侵すことがないので、長期間にわた
り漏れることなく、品質を劣化させることなく保存する
ことができるという優れた効果を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る接着性アルミニウム箔の例を示す
概略断面図、第２図、第３図は本発明に係る接着性アル
ミニウム箔の使用状態を示す概略図である。 １〜アルミニウム箔、２〜変変性ポリオレフィン接接剤
、５〜ポリプロピレン容器、６〜溶液状芳香剤、固形状
芳香剤、溶液状芳香剤および固形状芳香剤を吸収させた
物質、７〜四角形のアルミニウム箔を使用した袋体に芳
香剤を収容した場合の斜視図である。 第１ 矛３１！１

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. アルミニウム箔の片面の全部または一部に、種々の形態
   の芳香剤に侵されない変性ポリオレフィン系接着剤を塗
   布したことを特徴とする芳香剤封着用接着性アルミニウ
   ム箔。