JPS6164255A - 空気処理用物品 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は空気処理用蒸気を大気中に蒸発する製品、より
詳細には、揮発性組成物を透過可能な薄膜から大気中に
連続して蒸発する装置に関する。

（従来の技術） 揮発性物質、例えば香水や脱臭剤が室内用エアーフレッ
シュナーとして一般に使われて諭る。揮発性物質を収容
してそれを大気中に蒸気として蒸発するのに、種々の容
器が使われてきた。ガラスびんとしんを利用した古いタ
イプの製品；透過性囲い内に揮発性材料の、破かい可能
な、不透過性のカプセルを内蔵した最近のパケットタイ
プの製品；透過性薄嘆面とこの面に積層された可卯性カ
バーとを有しこのカバーの除去によって蒸気の蒸発を開
始するプラスチック箱タイプの製品などがある。

パケットタイプの製品の例がＰＣＴ第８２−０２７００
号公報に開示されてｂる。プラスチック箱タイプの製品
の例が米国特許第４．１４５，００１号明細書に開示さ
れている。

（発明が解決しようとする問題点） 上述した３種類の装置のそれぞれは、欠点を有する。例
えば、ガラスびんとしんを利用した製品には、大きく、
高価でかつある場所におきすらいという欠点がある。パ
ケットタイプの製品は、内部カプセルをこわしたときに
香気（又は他の空気処理用蒸気）がどっと出ることはな
い。（というのは、そのような破かいの後揮発性物質は
蒸気として蒸発する前に透過性薄膜を通って移動する必
要があるから）。このような香気がどっとでることは、
この製品の使用をうながすかも知れない悪臭に打ち勝ち
うるという点で望ましい。

パケットタイプの製品及びプラスチック箱タイプの製品
は小さい子供たちにいじくられる恐れがある。含有の揮
発性液体がマットや他の吸収材料に保持されていない場
合には子供たちが食物としてたべる恐れがかなりある。

食物としてたべる心配をなくすために吸収材料を使えば
、目にみえる使用状態信号として液体を使う可能性がな
くなる。さらに問題は、透過性面（この面を通って揮発
性物質が出ていく）が仕上面と接触するようになると仕
上面をいためる恐れがある。

本発明の目的は、従来の問題を解決した連続して蒸気を
蒸発できる装置の提供にある。

（問題点を解決するための手段） 本発明は、上記目的を達成するため０で、揮発性組成物
が透過可能な薄膜を透過して蒸気として大気中に蒸発さ
せられるその透過薄膜をもつ囲いと；この透過薄膜が手
に触れることを防止すると共に透過薄膜からの空気の流
れをよくするための開口部をもつカバー部材と；カバー
部材の下にあって透過薄膜にはがし可能なように接着さ
れてはがす前の蒸発を防止する不透過ストリップと；中
央部で不透過ストリップの一端に取り付けたリーダー部
とを設け、このリーダー部はカバー部材の下にあるスト
リップをその長さ分にわたって被い、このリーダー部は
カバー部材の外側にある掴み端を有し；この構成によっ
て、カバー部材は透過薄膜を保護する適切な場所にあっ
て、リーダー部を引っばって不透過ストリップをひきは
がして透過薄膜を露出する構造を採用している。

好適実施例においてに、四贋は、プラスチックざらで、
薄膜がさらに周縁まわりを俗封している。このことから
、この例はプラスチック箱タイプの製品と考えることが
できる。

好適実施例では、揮発性組成物は吸収材料の入っていな
い囲い内にある液体（自由・液）である。透過薄膜と液
体とは液体が薄膜を通して現察しうるような光学的量を
有する。すなわち、薄膜は、液体を、ことによったら液
体の着色化のおかげなのかもしれないが、みることがで
きる程度に透明又は半透明である。

このことから、着色された液体は簡単な使用インジケー
タの役目をする。更に、あるいは別し１１として、さら
に同一目的のためにすき透ったプラスチック製とするこ
とができる。

透過薄膜はほぼ単一平面内にあることが望ましい。より
好適な実施例では、囲いをプラスチックざらでつくシ、
望ましくは熱成形ざらでつくる。この実施例では、さら
、透過薄膜（除去剤不透過ストリップ性き）とカバー部
材すべての端がそろえられて互りに固着されている。

本発明ではリーダー部を引っばることにより不透過スト
リップをひきはがして透過薄膜を露出し、このときカバ
ー部材は透過薄膜を適当位置に保持して小さな子供たち
の手が届かないようにされている。さらに、カーバー部
壜、・材は心地のよい外形を与えるように設計できる。

不透過ストリップをとりさると、揮発性組成物と接触し
た透過薄膜がすでにぬれているため、香気（又は他の空
気処理蒸気）がどっと出る。本発明の物品は小さい子供
たちにかんたんにはいじられることがない。さらに、本
発明は高価でなく大きくない製品としてかんたんに作る
ことができるので人目につかないあらゆる場所に配置す
るのに適している。

本発明により秀れた「小空間」用空気清浄装置が提供で
きる。

（実施例） 図面に１好適な空気処理用物品１Ｑを示す。

空気処理用物品１０の主体は、さら１４と薄膜１６とで
形成された閉鎖容器１２である。

薄膜１６をさら１４のふち１８に沿って溶封する。閉鎖
容器１２内には、揮発性液体２゜が入れられており、そ
の状態は第２、第４、第５図に示される。薄膜１６の外
側表面１７にストリップ２２を接着する。このストリッ
プ２−２は、ストリップ２２を取り去るまで、薄膜１６
から揮発性液体２０の蒸気の蒸発を防ぐ働らきをする。

薄膜１６は揮発性液体２０が透過可能であるから、スト
リップ２２を取り去った後、液体２０は薄膜１６を透過
して空気処理用蒸気として大気に蒸発される。ストリッ
プ２２を取り去る前に、ストリップ２２を薄膜１６の表
面全体に接着剤（不図示）で接着する。ストリップ２２
は揮発性液体を透過不能なので上述のように蒸気の蒸発
を防止する。ストリップ２２と薄膜１６とで積層体をつ
くるが、ストリップ２２はこの積層体からかんたんには
がすことができる。

カバー部材２４をさら１４のふち１８に沿って容器１２
に取り付ける。カバー部材２４には格子を形成する交差
部材２６があって、透過薄膜１６を保護する働らきをす
る。カバー部材２４の交差部材２６間に開口部２８が形
成されている。この開口部は薄膜１６かもの空気の流れ
をよくしている。

第２図と第４図とにおいて、カバー部材２４にはさら１
４を収容しかつきら１４のぶち１８に接触するような構
造のたな２９が両側に設けられている。交差部材２６は
、カバー部材２４の頂部３０から下方に延び、その下端
が不透過ストリップ２２と後述するリーダー部３４の収
容空間を形成しうるように、薄膜１Ｇの位置より上の離
隔した位置にある。

リーダー部３４を、ストリップ２２の第１端部３８に中
央部３６で取付ける。リーダー部３４をストリップ２２
の上に折り返すと、リーダー部３４はカバー部材２４の
下にあるリーダー部の長さだけストリップ２２を被う。

リーダー部３４は第１図と第２図に示す横方向開口３８
の出口からカバー部材２４の外側にある掴み端４０とし
て出てくる。リーダー部３４は、可剥性不透過ストリッ
プ２２と一体形成するのが好ましい。

揮発性液体２０は、容器１２内では自由である。という
のは、−給圧吸収材料が容器内にないからである。スト
リップ２２をとり去った後液体２０を薄膜１６を通して
よシみやすくするために液体２ｏに色をつけることが好
ましい。容器１２内に残っている液体２゜の舒を観察し
やすくするために薄膜１６は半透明又は透明であるのが
好ましい。薄膜１６と液体２０のこのような視覚による
特性は信頌性のたがい使用インジケータの役目をする。

さら１４のふち１８は、単一平面内にあるので、薄膜１
６も単一面内にほぼある。さら１４、薄膜１６、カバー
部材２４のすべての端部がそろっておりかつ互いに固着
されている。これによって、本発明の空気処理用物品の
組み立てかやシやすい。薄膜１６とストリップ２２から
成る積層体をさらのぶち１８に溶封し、さら１４をカバ
ー部材２４のたな２９にすべりこませた後、さらのふち
１８をたな２９に接着して固定する。

本発明の物品を使用して空気処理用蒸気を蒸発させるに
は、物品１０を片手に保持してリーダー部３４の掴み端
４０を他方の手で引っばればよい。この動作によって薄
膜１６からストリツ°プ２２の引きはがしが、掴み☆；
１−４０から離れたところではじめられる。リーダー部
３４とストリップ２２とはすてられ、空気処理用蒸気の
蒸発がはじまる。

本発明は、芳香をまきちらそうとするときの空気を新鮮
にする製品として使用できる。

しかし、他の揮発性の空気処理用組成物も使うことがで
きる。１つの良い例が殺虫剤である。

包装材料の選択は使用する揮発性液体による。すなわち
、透過性薄膜は、そのような液体の適当な蒸発が可能な
ようにえらばれている。不透過ストリップは、そのよう
な液体の通過をはばむように選ばれなければならない。

特定な液体、特定な材料は本発明の要旨ではナイ。しか
し、１例として、テルペンを基材とした芳香、透過可能
な薄膜としての低密度ポリエチレン、不透過性ストリッ
プとしての被覆アルミニウム箔を使おうとすれば使える
。

踵々の適格な組合わせが画業者には公知である。前述の
米国特許第４．１４５．００１号明細書の開示に特に注
意して下さい。

液体と部材の間の化学的相互作用については何ら問題が
ないので、種々の材料を使うことができる。しかし、さ
ら１４は液体２ｏに対して透過不能の材料でつくる必要
がある。

カバー部材２４は熱成形するのが好ましく、薄膜１６と
ストリップ２２はぶち１８にそって溶封するのが好まし
い。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明に係る好適な空気処理用物品の斜視図
、第２図は第１図の２−２矢視の側断面図、第３図は分
解した側面図、第４図は第１図の４−４矢視の背面断面
図、第５図は第２図に丸で囲んだ部分の拡大部分図であ
る。 〔主要部分の符号の説明〕 １２・・・閉鎖容器、　　　　１４・・さも、１６・・
・薄膜、　　　　　　２ｏ・・・揮発性液体、２２・・
・ストリップ、　　　２４・・カバー部イぢ、２６・・
・交差部材、　　　　２８・・開口部、３４・・・リー
ダー部、　　　４ｏ・・掴み端。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、揮発性組成物が透過可能な薄膜部を通つて大気中に
   蒸気として蒸発される前記透過 薄膜部をもつ囲いを有する空気処理用物品 において、 前記透過薄膜が手に触れることを防止し かつ前記薄膜からの空気の流れをよくする ための開口部を有するカバー部材と；該カ バー部材の下にあつて前記薄膜にはがすこ とができるように接着してはがす前に蒸発 することを防止する不透過ストリップと； 該不透過ストリップの一端と中央部を取り 付け、前記カバー部材の下にある前記スト リップをその長さ分だけ被いかつ前記カバ ー部材の外側にある掴み端を有するリーダ ー部とから成り、前記リーダー部を引つぱ ることで前記不透過ストリップを引きはが して前記透過薄膜を露出しそのとき前記カ バー部材は前記薄膜を保護するように適切 な位置にあることを特徴とする空気処理用 物品。 ２、囲いの中にある揮発性組成物は自由液であることを
   特徴とする特許請求の範囲第１ 項に記載の空気処理用物品。 ３、薄膜と液体とは、液体の存在を透過薄膜を通して知
   ることができそれによつて使用 インジケータとして使うことができるよう な光学的量を有することを特徴とする、特 許請求の範囲第２項に記載の空気処理用物 品。 ４、透過薄膜部がほぼ単一平面内にあることを特徴とす
   る特許請求の範囲第１、２又は ３項に記載の空気処理用物品。 ５、囲いは、その周縁まわりを溶封した薄膜部を有する
   プラスチックざらから成り、カ バー部材がプラスチックの格子であり、前 記薄膜、カバー部材及びさらはすべての端 がそろえられて互いに固着されていること を特徴とする、特許請求の範囲第１、２、 又は３項に記載の空気処理用物品。 ６、プラスチックざらは透き通つたプラスチックからで
   きていることを特徴とする特許 請求の範囲第１、２又は３項に記載の空気 処理用物品。