JPS6049762B2 - 熱変形部材の支持方法 - Google Patents

熱変形部材の支持方法

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Publication number
JPS6049762B2
JPS6049762B2 JP16922180A JP16922180A JPS6049762B2 JP S6049762 B2 JPS6049762 B2 JP S6049762B2 JP 16922180 A JP16922180 A JP 16922180A JP 16922180 A JP16922180 A JP 16922180A JP S6049762 B2 JPS6049762 B2 JP S6049762B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
support
thermally deformable
supporting
supports
Prior art date
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Expired
Application number
JP16922180A
Other languages
English (en)
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JPS5794108A (en
Inventor
泉 三神
修 榊原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP16922180A priority Critical patent/JPS6049762B2/ja
Publication of JPS5794108A publication Critical patent/JPS5794108A/ja
Publication of JPS6049762B2 publication Critical patent/JPS6049762B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Connection Of Plates (AREA)
  • Support Of Aerials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は非常に高い鏡面精度を要求されるアンテナ
等のパネルを支持する熱変形部材支持方法に関するもの
である。
従来この種の方法として第1図に示すものがあつた。
1はパネルでz型アルミ材2にビス止めあるいはスポ
ット溶接等で取り付けられている。Z型アルミ材の取付
具2は、支持枠4にボルト、ナット3で締結されている
。 次にこの種パネルの熱変形動作について説明する。
Z型の取付具2と、ボルトナット3で支持されたパネル
1を高さ方向(図のZ方向)に調節するには支持枠4と
支持具2の間に板上のスペーサを入れるか、ボルトナッ
ト3をダブルナット形式にして上下するカルかなかつた
。又パネルが温度変化を受けると第1図のX方向、y方
向に膨張(収縮)するか、剛性の大きいZ型の支持具2
が支持枠4にボルトナット3でしつかり緊定されている
ため、熱膨張(収縮)の方向と反対の方向に大きな反力
を生じる。そのためX方向の変形は、第2図に示すよう
になる。y方向も第2図のX方向の変形と同様になる。
従来の支持装置は以上のように構成されているのでパ
ネルをZ方向に調整するにはパネルの表面で高さを測定
しながらパネルの裏面で調整せねばならなかつた。
通常パネルはわずかな間かくをおいて連続的に複数枚並
べねばならないのでパネル1の上にのり測定する人と、
裏面て調整する人と最低2人の人間を要するという欠点
があつた。しかも第2図のようにパネル1が熱変形する
ため、鏡面精度が大きく劣化するという大きな欠点があ
つた。 この発明は上記のような従来のものの欠点を除
去するためになされたもので、支持装置に特殊なネジを
用いることでパネルの高さ調整をパネルの表面から1人
でできるようにし、しかも支持具の剛性の大小を人為的
にコントロールして熱変形による鏡面精度の劣化を防ぐ
という一挙に2つの機能をかね供えた熱変形部材の支持
方法を提供することを目的としている。
以下この発明の一実施例を図に基づいて説明する。
第3図において5は第1図のA部とB部にピッチの異な
るネジを切つた差動ネジである。6は中央を細い丸棒に
おとしこみ、すべての方向に曲げ剛性を小さくした支持
棒で、上部に差動ネジ5がねじこんである。
下部にはふつうのピッチのネジが切つてある。以下支持
棒6は全方向スライド機構であり、第1の支持具とよふ
。7は中央をうすい板状にして、上下に第1の支持具6
と同様にネジが切つてある支持板であり、板の厚さ方向
に極端に曲げ剛性が小さく、板の巾方向には曲げ剛性が
非常に大きい。
以下この支持板7は1方向スライド機構であり第2の支
持具とよぶ。第3図bの支持板7の板幅方向の断面図を
第4図に示す。8は中央が太い丸棒で、すべての方向に
大きな曲げ剛性を持つ固定機構であり、第3の支持具と
よぶ。
第1の支持具6と差動ネジ1の組合せを第3図aに第2
の支持具7と差動ネジ5の組合せを第3図bに、第3の
支持具8と差動ネジ5の組合せを第3図cに示す。第5
図に示すように、パネル1の4点に第3の支持具を1個
、第1の支持具6を2個、第2の支持具7を2個それぞ
れ取り付ける。この取付け後の状態は第5図に示すよう
である。第6図aにおいてパネル1には径がD1、深さ
tでいわゆるザグリ穴をあけ、さらに差動ネジ5のB部
と同じピッチのメネジが切つてあり、差動ネジ5が螺合
している。12は第6図bに示すように調整後における
ネジのガタ消し用の調節ナットであり、A部と同じメネ
ジ14が切つてあ.る。
13は孔てあり調節ナット12を回し、締付けるときに
用いる。
なお第1,第2,第3の支持具6,7,8は各々一対の
ナット11により支持枠4に固定される。
以下本発明による組立調整動作を説明する。
パネル1の高さを調整するには第1,第2,第3の支持
具6,7,8の差動ネジ5を穴9にてパネル1の表面側
から回すとA部とB部のネジのピッチの差分が1回転で
パネル1を上下させる。差動ネ・ジ5のピッチの差を小
さくとればとる程精度の良い調整ができる。連続してパ
ネルを並べる場合、となりのパネルにのり調整したいパ
ネルの高さを測定しながら1人でかんたんに調整できる
わけである。調整後、調節ナット12のガタ消しを締め
るとB部のネジ部は下に、A部のネジは上にそれぞれ力
を受けるのでガタが消え、ロックの役目もかねる。この
とき、A部とB部のネジガタの小さい方のガタ分パネル
1は下に動くからその分を見込んで調整の際高めにして
おけば良い。次にパネル1が熱膨張するときの動作を説
明する。
第7図において実線で示すパネル1が熱膨張すると、ど
こも拘束していないならば1点鎖線でフ示すように均一
に膨張する。本発明の一実施例による支持装置てある第
1,第2,第3の支持具6,7,8を第7図にように取
付けるとパネル1は破線で示すように膨張する。図中の
印は支持装置の曲げ剛性が小さくパネル1の膨張をさま
たげiる反力が非常に小さい方向を示している。印は曲
げ剛性がとても大きいことを示し、印は全方向に曲げ剛
性が小さいことを示す。第7図で分るようにX方向に膨
張は第2の支持具7のX方向の曲げ剛性が非常に大きく
第1の支持具6の曲げ剛性がノとても小さいのでパネル
1は曲げ剛性の小さい第1の支持具6および第2の支持
具7を曲げながら膨張する。しかし第1の支持具6と第
2の支持具7の曲げ剛性は、非常に小さいためパネル1
をz方向に変形させる量も非常に小さい。3方向に関し
ても同様であるから、パネル1はZ方向にほとんど変形
せず破線で示すように膨張できる。
又X方向、y方向にパネル1の自重がそれぞれ作用した
場合、どちらも必ず曲げ剛性の大きい2つの支持装置で
支えられているのでパネル自重によるX方向y方向への
平行移動も非常に小さい。パネル面内で斜めに自重をか
けても必すそのモーメントを止める方向に曲け剛性の大
きい支持装置があるため強固に支持できる。上記実施例
ではパネルが熱膨張する場合のみ示したが熱収縮する場
合も同様に効果を発する。
又支持枠が熱膨張(収縮)する場合や支持枠とパネルが
同じ温度変化をうけた時のパネルと支持枠の線膨張係数
の差による鏡面精度劣化も防ぐことができる。以上のよ
うにこの発明によれば、従来技術と同程度にパネルを強
固に支持することができ、かつ簡単にパネルの高さ調節
を行なえ、又熱膨張(収縮)によるパネルの鏡面精度の
劣化を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置の構成図、第2図は従来装置の熱変形
を示す構成図、第3図〜第5図は本発明の実施例を示す
構成図であり、第3図A,b,cは各々第1、第2、第
3支持具を示す構成図、第4図は第3図b(7)b−b
方向における略断面図、第5図は本発明の第1,第2,
第3の支持具をパネルと支持枠に取り付けた状態を示す
斜視図、第6図aは第2の支持具の組込みを示す構成図
、第6図bは調節ナットを示す構成図、第7図及ひ第8
図は本発明の一実施例を説明するための構成図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 所定の形状をもつ熱変形部材を支持体へ複数点にて
    支持する支持方法において、支持体に対し少なくとも一
    点は非変形性の第1の支持具で支持すると共に他の点は
    所定方向へ変形し得る変形性支持具で支持するようにし
    た熱変形部材の支持方法。 2 支持体に対し熱変形部材を4点にて支持し、上記変
    形性支持具として一軸方向に変形し得る第2の支持具を
    2個、2軸方向に変形し得る第3の支持具を1個を用い
    た特許請求の範囲第1項記載の熱変形部材の支持方法。
JP16922180A 1980-11-28 1980-11-28 熱変形部材の支持方法 Expired JPS6049762B2 (ja)

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JP16922180A JPS6049762B2 (ja) 1980-11-28 1980-11-28 熱変形部材の支持方法

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Publication Number Publication Date
JPS5794108A JPS5794108A (en) 1982-06-11
JPS6049762B2 true JPS6049762B2 (ja) 1985-11-05

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ID=15882457

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JP16922180A Expired JPS6049762B2 (ja) 1980-11-28 1980-11-28 熱変形部材の支持方法

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US20070207012A1 (en) * 2006-03-06 2007-09-06 Nissan Technical Center North America, Inc. Tolerance compensating mounting device

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JPS5794108A (en) 1982-06-11

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