JP3187640B2 - 壁体パネルの取付方法、及び、その取付金具 - Google Patents
壁体パネルの取付方法、及び、その取付金具Info
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- JP3187640B2 JP3187640B2 JP00555294A JP555294A JP3187640B2 JP 3187640 B2 JP3187640 B2 JP 3187640B2 JP 00555294 A JP00555294 A JP 00555294A JP 555294 A JP555294 A JP 555294A JP 3187640 B2 JP3187640 B2 JP 3187640B2
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- E06—DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
- E06B—FIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
- E06B3/00—Window sashes, door leaves, or like elements for closing wall or like openings; Layout of fixed or moving closures, e.g. windows in wall or like openings; Features of rigidly-mounted outer frames relating to the mounting of wing frames
- E06B3/54—Fixing of glass panes or like plates
- E06B3/5436—Fixing of glass panes or like plates involving holes or indentations in the pane
- E06B3/5445—Support arms engaging the holes or indentations
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- Civil Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、構造体に対して複数の
壁体パネルを前記構造体の予定壁面に沿って並設状態に
取り付ける壁体パネルの取付方法、及び、その取付金具
に関する。
壁体パネルを前記構造体の予定壁面に沿って並設状態に
取り付ける壁体パネルの取付方法、及び、その取付金具
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、カーテンウォール工法におい
て、壁体パネルを構造体に取付固定するような場合に
は、風圧や地震によって生じる構造体の振動変形力を壁
体パネルにまともに作用させないために、両者の相対移
動をある程度許容する状態に取り付けておく必要があ
る。従来、この種の壁体パネルの取付方法としては、例
えば、図10・11に示すように、上下に並設した二枚
の壁体パネル1の隣合う縁部を構造体2に取付固定する
場合、取付金具34として、上下に並設した二枚の壁体
パネル1の隣合う縁部を構造体2に取付固定する金具本
体40を設け、各壁体パネル1に厚み方向に軸芯を向け
て備えた取付ボルト33を各別に貫通させる二つの貫通
孔43を、前記金具本体40に各別に設け、前記貫通孔
43の内、下側の壁体パネル1上端の取付ボルト33b
を貫通させる貫通孔43bを横長孔に形成し、上側の壁
体パネル1下端の取付ボルト33aを貫通させる貫通孔
43aを前記取付ボルト33の外径より大きな径の丸孔
に形成したものを使用して、前記取付金具34を構造体
2に取り付け、前記金具本体40の両貫通孔43に、前
記両壁体パネル1の取付ボルト33を各別に貫通させ、
前記横長穴の貫通孔43bによって下側の壁体パネル1
に備えた取付ボルト33bを鉛直支持すると共に、前記
丸穴の貫通孔43aのほぼ中心部に上側の壁体パネル1
に備えた取付ボルト33aが位置するようにして壁体パ
ネル1を構造体2に取り付けていた。
て、壁体パネルを構造体に取付固定するような場合に
は、風圧や地震によって生じる構造体の振動変形力を壁
体パネルにまともに作用させないために、両者の相対移
動をある程度許容する状態に取り付けておく必要があ
る。従来、この種の壁体パネルの取付方法としては、例
えば、図10・11に示すように、上下に並設した二枚
の壁体パネル1の隣合う縁部を構造体2に取付固定する
場合、取付金具34として、上下に並設した二枚の壁体
パネル1の隣合う縁部を構造体2に取付固定する金具本
体40を設け、各壁体パネル1に厚み方向に軸芯を向け
て備えた取付ボルト33を各別に貫通させる二つの貫通
孔43を、前記金具本体40に各別に設け、前記貫通孔
43の内、下側の壁体パネル1上端の取付ボルト33b
を貫通させる貫通孔43bを横長孔に形成し、上側の壁
体パネル1下端の取付ボルト33aを貫通させる貫通孔
43aを前記取付ボルト33の外径より大きな径の丸孔
に形成したものを使用して、前記取付金具34を構造体
2に取り付け、前記金具本体40の両貫通孔43に、前
記両壁体パネル1の取付ボルト33を各別に貫通させ、
前記横長穴の貫通孔43bによって下側の壁体パネル1
に備えた取付ボルト33bを鉛直支持すると共に、前記
丸穴の貫通孔43aのほぼ中心部に上側の壁体パネル1
に備えた取付ボルト33aが位置するようにして壁体パ
ネル1を構造体2に取り付けていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】風圧や地震によって生
じる構造体の振動変形力を壁体パネルにまともに作用さ
せないためには、従来の壁体パネルの取付方法で実施し
ているように、上方の別の取付金具の横長孔で鉛直支持
された壁体パネル1下端の取付ボルト33aが、当該取
付金具の大径の丸孔に形成された貫通孔43aに対し
て、そのほぼ中心部に位置するように位置させ、貫通孔
43a内で前記取付ボルト33aが壁面に沿うどの方向
にも移動でき得るように壁体パネルを取り付けることが
重要である。しかし、上述した従来の壁体パネルの取付
方法、及び、その取付金具によれば、各貫通孔相互の位
置関係は一定で変更できないから、例えば、各壁体パネ
ルへの取付ボルト設置位置の誤差や、壁体パネルそのも
のの組み付け位置の誤差等がある場合、上方の別の取付
金具の横長孔で鉛直支持された壁体パネル下端の取付ボ
ルトが、当該取付金具の大径の丸孔に形成された貫通孔
中で、前記誤差分だけ片寄った状態に位置することにな
り、前記貫通孔内での取付ボルトの移動範囲に大きな規
制をうけるという問題点がある。だからといって、大径
の丸孔に形成された貫通孔のほぼ中央に上側の壁体パネ
ル下端の取付ボルトを位置させるために、取付金具全体
を前記誤差分だけ位置ずれさせて取り付けると、その位
置ずれ分が下方の別の取付金具に対してまた上述と同様
の問題を引き起こすことになり、壁体パネルへの取付ボ
ルト設置や、壁体パネルの組み付けに高い精度が要求さ
れ、壁体パネルの取り付けに手間が掛かる欠点がある。
じる構造体の振動変形力を壁体パネルにまともに作用さ
せないためには、従来の壁体パネルの取付方法で実施し
ているように、上方の別の取付金具の横長孔で鉛直支持
された壁体パネル1下端の取付ボルト33aが、当該取
付金具の大径の丸孔に形成された貫通孔43aに対し
て、そのほぼ中心部に位置するように位置させ、貫通孔
43a内で前記取付ボルト33aが壁面に沿うどの方向
にも移動でき得るように壁体パネルを取り付けることが
重要である。しかし、上述した従来の壁体パネルの取付
方法、及び、その取付金具によれば、各貫通孔相互の位
置関係は一定で変更できないから、例えば、各壁体パネ
ルへの取付ボルト設置位置の誤差や、壁体パネルそのも
のの組み付け位置の誤差等がある場合、上方の別の取付
金具の横長孔で鉛直支持された壁体パネル下端の取付ボ
ルトが、当該取付金具の大径の丸孔に形成された貫通孔
中で、前記誤差分だけ片寄った状態に位置することにな
り、前記貫通孔内での取付ボルトの移動範囲に大きな規
制をうけるという問題点がある。だからといって、大径
の丸孔に形成された貫通孔のほぼ中央に上側の壁体パネ
ル下端の取付ボルトを位置させるために、取付金具全体
を前記誤差分だけ位置ずれさせて取り付けると、その位
置ずれ分が下方の別の取付金具に対してまた上述と同様
の問題を引き起こすことになり、壁体パネルへの取付ボ
ルト設置や、壁体パネルの組み付けに高い精度が要求さ
れ、壁体パネルの取り付けに手間が掛かる欠点がある。
【0004】従って、本発明の目的は、上記問題点を解
消し、各壁体パネルへの取付ボルト設置位置の誤差や、
壁体パネルそのものの組み付け位置の誤差等があって
も、各取付ボルトの上下位置補正をして所定の位置に合
わせた状態に壁体パネルを取り付けることができる壁体
パネルの取付方法、及び、その取付金具を提供するとこ
ろにある。
消し、各壁体パネルへの取付ボルト設置位置の誤差や、
壁体パネルそのものの組み付け位置の誤差等があって
も、各取付ボルトの上下位置補正をして所定の位置に合
わせた状態に壁体パネルを取り付けることができる壁体
パネルの取付方法、及び、その取付金具を提供するとこ
ろにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の本発明の特徴手段は、予め、複数の前記壁体パネルに
その厚み方向に軸芯を向けた状態に各別に備える取付ボ
ルトをそれぞれ貫通自在で且つ前記取付ボルトの外径よ
り大径に形成した複数の貫通孔を備えた金具本体を設け
ると共に、前記貫通孔に内嵌自在で且つ前記貫通孔に内
嵌させた状態で前記取付ボルトを前記貫通孔内の所定高
に鉛直支持自在なボルト支持部材を設けておき、前記複
数の貫通孔の内の少なくとも一部に前記ボルト支持部材
を嵌合させて、前記複数の貫通孔に各別に前記取付ボル
トが貫通する状態に各壁体パネルを配置し、前記ボルト
支持部材に前記取付ボルトを鉛直支持させて前記壁体パ
ネルを前記金具本体を介して前記構造体に取り付けると
ころにある。
の本発明の特徴手段は、予め、複数の前記壁体パネルに
その厚み方向に軸芯を向けた状態に各別に備える取付ボ
ルトをそれぞれ貫通自在で且つ前記取付ボルトの外径よ
り大径に形成した複数の貫通孔を備えた金具本体を設け
ると共に、前記貫通孔に内嵌自在で且つ前記貫通孔に内
嵌させた状態で前記取付ボルトを前記貫通孔内の所定高
に鉛直支持自在なボルト支持部材を設けておき、前記複
数の貫通孔の内の少なくとも一部に前記ボルト支持部材
を嵌合させて、前記複数の貫通孔に各別に前記取付ボル
トが貫通する状態に各壁体パネルを配置し、前記ボルト
支持部材に前記取付ボルトを鉛直支持させて前記壁体パ
ネルを前記金具本体を介して前記構造体に取り付けると
ころにある。
【0006】また、本発明の壁体パネルの取付金具の特
徴構成は、取付ボルトを貫通自在な状態で金具本体に各
別に設けてある各貫通孔を、前記取付ボルトの外径より
大径に形成し、その貫通孔に内嵌自在で且つ前記貫通孔
に内嵌させた状態で前記取付ボルトを前記貫通孔内の所
定高に鉛直支持自在なボルト支持部材を設けてあるとこ
ろにある。
徴構成は、取付ボルトを貫通自在な状態で金具本体に各
別に設けてある各貫通孔を、前記取付ボルトの外径より
大径に形成し、その貫通孔に内嵌自在で且つ前記貫通孔
に内嵌させた状態で前記取付ボルトを前記貫通孔内の所
定高に鉛直支持自在なボルト支持部材を設けてあるとこ
ろにある。
【0007】尚、前記金具本体が、上下左右に並設する
4枚の壁体パネルの隅部を一括取付自在に形成してあ
り、前記貫通孔が、前記各壁体パネルの隅部に対向する
位置に各別に四つ配置してあり、前記四つの貫通孔の上
側配置の二つの貫通孔、または、下側配置の二つの貫通
孔に、前記ボルト支持部材を嵌合させてあってもよい。
4枚の壁体パネルの隅部を一括取付自在に形成してあ
り、前記貫通孔が、前記各壁体パネルの隅部に対向する
位置に各別に四つ配置してあり、前記四つの貫通孔の上
側配置の二つの貫通孔、または、下側配置の二つの貫通
孔に、前記ボルト支持部材を嵌合させてあってもよい。
【0008】又、前記金具本体が、上下に並設する2枚
の壁体パネルを一括取付自在に形成してあり、前記貫通
孔が、前記各壁体パネルに対向する位置に各別に二つ配
置してあり、前記二つの貫通孔の上側配置の貫通孔、ま
たは、下側配置の貫通孔の何れかに、前記ボルト支持部
材を嵌合させてあってもよい。
の壁体パネルを一括取付自在に形成してあり、前記貫通
孔が、前記各壁体パネルに対向する位置に各別に二つ配
置してあり、前記二つの貫通孔の上側配置の貫通孔、ま
たは、下側配置の貫通孔の何れかに、前記ボルト支持部
材を嵌合させてあってもよい。
【0009】又、前記金具本体が、左右に並設する2枚
の壁体パネルを一括取付自在に形成してあり、前記貫通
孔が、前記各壁体パネルに対向する位置に各別に二つ配
置してあり、前記二つの貫通孔に、前記ボルト支持部材
を各別に嵌合させてあってもよい。
の壁体パネルを一括取付自在に形成してあり、前記貫通
孔が、前記各壁体パネルに対向する位置に各別に二つ配
置してあり、前記二つの貫通孔に、前記ボルト支持部材
を各別に嵌合させてあってもよい。
【0010】
【作用】本発明における壁体パネルの取付方法の特徴手
段によれば、前記ボルト支持部材を嵌合させた鉛直支持
用の貫通孔での取付ボルト支持を、前記ボルト支持部材
によって支持高さを変更した状態に実施でき、例えば、
各壁体パネルへの取付ボルト設置位置の誤差や、壁体パ
ネルそのものの組み付け位置の誤差等がある場合にも、
その誤差分を前記ボルト支持部材によって修正すること
が可能となる。即ち、前記ボルト支持部材を嵌合させた
貫通孔において取付ボルトの支持高さ調節をすることに
よって、その取付ボルトを備えた壁体パネルの取付姿勢
を壁面に沿って移動微調節することができ、上(又は
下)に隣接する別の取付金具における大径の貫通孔にお
いて前記壁体パネルの取付ボルトがほぼ中央に位置する
ように壁体パネルを配置することが可能となる。その結
果、構造体の変形に伴う応力が直接的に壁体パネルに伝
わりにくい状態に効率よく壁体パネルを取り付けること
ができるようになる。
段によれば、前記ボルト支持部材を嵌合させた鉛直支持
用の貫通孔での取付ボルト支持を、前記ボルト支持部材
によって支持高さを変更した状態に実施でき、例えば、
各壁体パネルへの取付ボルト設置位置の誤差や、壁体パ
ネルそのものの組み付け位置の誤差等がある場合にも、
その誤差分を前記ボルト支持部材によって修正すること
が可能となる。即ち、前記ボルト支持部材を嵌合させた
貫通孔において取付ボルトの支持高さ調節をすることに
よって、その取付ボルトを備えた壁体パネルの取付姿勢
を壁面に沿って移動微調節することができ、上(又は
下)に隣接する別の取付金具における大径の貫通孔にお
いて前記壁体パネルの取付ボルトがほぼ中央に位置する
ように壁体パネルを配置することが可能となる。その結
果、構造体の変形に伴う応力が直接的に壁体パネルに伝
わりにくい状態に効率よく壁体パネルを取り付けること
ができるようになる。
【0011】また、本発明における壁体パネルの取付金
具の特徴構成によれば、金具本体の各貫通孔を、取付ボ
ルトの外径より大径に形成し、その貫通孔に内嵌自在で
且つ前記貫通孔に内嵌させた状態で前記取付ボルトを前
記貫通孔内の所定高に鉛直支持自在なボルト支持部材を
設けてあるから、上述のような壁体パネルの取付方法を
簡単確実に実施することが可能となり、構造体に対する
取付金具の取付位置を変更しなくても、各壁体パネル単
位の取付姿勢の調整をできるようになって、壁体パネル
の取付作業を効率よく低コストで行うことができるよう
になる。
具の特徴構成によれば、金具本体の各貫通孔を、取付ボ
ルトの外径より大径に形成し、その貫通孔に内嵌自在で
且つ前記貫通孔に内嵌させた状態で前記取付ボルトを前
記貫通孔内の所定高に鉛直支持自在なボルト支持部材を
設けてあるから、上述のような壁体パネルの取付方法を
簡単確実に実施することが可能となり、構造体に対する
取付金具の取付位置を変更しなくても、各壁体パネル単
位の取付姿勢の調整をできるようになって、壁体パネル
の取付作業を効率よく低コストで行うことができるよう
になる。
【0012】尚、前記金具本体が、上下左右に並設する
4枚の壁体パネルの隅部を一括取付自在に形成してあ
り、前記貫通孔が、前記各壁体パネルの隅部に対向する
位置に各別に四つ配置してあり、前記四つの貫通孔の上
側配置の二つの貫通孔、または、下側配置の二つの貫通
孔に、前記ボルト支持部材を嵌合させてあれば、少ない
個数の取付金具によって壁体パネルを構造体に取り付け
ることが可能となり、例えば、壁体パネルに透視性を備
えたガラスパネルや樹脂パネル等を構造体に取り付ける
ような場合に、前記取付金具が目について、美観を損ね
たり、視界を狭くすることを防止し、壁体を通した視界
を広く確保することが可能となる。
4枚の壁体パネルの隅部を一括取付自在に形成してあ
り、前記貫通孔が、前記各壁体パネルの隅部に対向する
位置に各別に四つ配置してあり、前記四つの貫通孔の上
側配置の二つの貫通孔、または、下側配置の二つの貫通
孔に、前記ボルト支持部材を嵌合させてあれば、少ない
個数の取付金具によって壁体パネルを構造体に取り付け
ることが可能となり、例えば、壁体パネルに透視性を備
えたガラスパネルや樹脂パネル等を構造体に取り付ける
ような場合に、前記取付金具が目について、美観を損ね
たり、視界を狭くすることを防止し、壁体を通した視界
を広く確保することが可能となる。
【0013】又、前記金具本体が、上下に並設する2枚
の壁体パネルを一括取付自在に形成してあり、前記貫通
孔が、前記各壁体パネルに対向する位置に各別に二つ配
置してあり、前記二つの貫通孔の上側配置の貫通孔、ま
たは、下側配置の貫通孔の何れかに、前記ボルト支持部
材を嵌合させてあれば、上下に並設した状態にして構造
体に壁体パネルを取り付ける際に、上述の壁体パネル単
体の取付姿勢の調節が可能となる。
の壁体パネルを一括取付自在に形成してあり、前記貫通
孔が、前記各壁体パネルに対向する位置に各別に二つ配
置してあり、前記二つの貫通孔の上側配置の貫通孔、ま
たは、下側配置の貫通孔の何れかに、前記ボルト支持部
材を嵌合させてあれば、上下に並設した状態にして構造
体に壁体パネルを取り付ける際に、上述の壁体パネル単
体の取付姿勢の調節が可能となる。
【0014】又、前記金具本体が、左右に並設する2枚
の壁体パネルを一括取付自在に形成してあり、前記貫通
孔が、前記各壁体パネルに対向する位置に各別に二つ配
置してあり、前記二つの貫通孔に、前記ボルト支持部材
を各別に嵌合させてあれば、左右に並設した状態にして
構造体に壁体パネルを取り付ける際に、上述の壁体パネ
ル単体の取付姿勢の調節が可能となる。
の壁体パネルを一括取付自在に形成してあり、前記貫通
孔が、前記各壁体パネルに対向する位置に各別に二つ配
置してあり、前記二つの貫通孔に、前記ボルト支持部材
を各別に嵌合させてあれば、左右に並設した状態にして
構造体に壁体パネルを取り付ける際に、上述の壁体パネ
ル単体の取付姿勢の調節が可能となる。
【0015】
【発明の効果】従って、本発明の壁体パネルの取付金具
によれば、各壁体パネルへの取付ボルト設置位置の誤差
や、壁体パネルそのものの組み付け位置の誤差等があっ
ても、各壁体パネル単体での取付上下位置補正を行っ
て、壁体パネルの取付ボルトを、大径に形成された貫通
孔に対して、そのほぼ中心部に位置するように配置させ
て、貫通孔内で前記取付ボルトが壁面に沿うどの方向に
も移動でき得るようにして、風圧や地震によって生じる
構造体の振動変形力が壁体パネルにまともに作用し難い
状態に壁体パネルを構造体に取り付けることが簡単にで
き、取付調整作業の作業効率を向上させることができる
ようになる。
によれば、各壁体パネルへの取付ボルト設置位置の誤差
や、壁体パネルそのものの組み付け位置の誤差等があっ
ても、各壁体パネル単体での取付上下位置補正を行っ
て、壁体パネルの取付ボルトを、大径に形成された貫通
孔に対して、そのほぼ中心部に位置するように配置させ
て、貫通孔内で前記取付ボルトが壁面に沿うどの方向に
も移動でき得るようにして、風圧や地震によって生じる
構造体の振動変形力が壁体パネルにまともに作用し難い
状態に壁体パネルを構造体に取り付けることが簡単にで
き、取付調整作業の作業効率を向上させることができる
ようになる。
【0016】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。尚、図面において従来例と同一の符号で表示した
部分は、同一又は相当の部分を示している。
する。尚、図面において従来例と同一の符号で表示した
部分は、同一又は相当の部分を示している。
【0017】図1・図2は、壁面を分割構成するカーテ
ンウォールのガラスパネル(壁体パネルの一例)1それ
ぞれを、弾性目地部Mを介して並設して壁支持用柱(構
造体の一例)2に取り付けてある状況を示すもので、前
記各ガラスパネル1は、取付ボルト3によって、壁支持
用柱2に取り付けた本発明の壁体パネルの取付金具の一
例4に対して、緩衝自在な状態で取り付けてある。
ンウォールのガラスパネル(壁体パネルの一例)1それ
ぞれを、弾性目地部Mを介して並設して壁支持用柱(構
造体の一例)2に取り付けてある状況を示すもので、前
記各ガラスパネル1は、取付ボルト3によって、壁支持
用柱2に取り付けた本発明の壁体パネルの取付金具の一
例4に対して、緩衝自在な状態で取り付けてある。
【0018】前記ガラスパネル1は、その四隅に、前記
取付金具4への取付用ボルト挿通孔5を各別に設けてあ
り、前記取付ボルト3を前記ボルト挿通孔5に挿通した
状態で、前記取付ボルト3の拡径頭部3aと、取付ボル
ト3に螺合させた第一ナット6とによって挟持された状
態で、前記取付金具4に取り付けてある。また、前記ボ
ルト挿通孔5には、前記ボルト拡径頭部3aが、ガラス
パネル1表面とほぼ面一におさまるように座ぐり部5a
を設けてある。前記座ぐり部5aと、前記取付ボルト3
との間には、図には示さないがナイロン座、及び、金属
座とを介装してあり、前記取付ボルト3とガラスパネル
1との緩衝を図っている。同様に、前記第一ナット6と
ガラスパネル1との間にも緩衝材としてリング状のバル
カナイズドファイバー板7を介装してある。
取付金具4への取付用ボルト挿通孔5を各別に設けてあ
り、前記取付ボルト3を前記ボルト挿通孔5に挿通した
状態で、前記取付ボルト3の拡径頭部3aと、取付ボル
ト3に螺合させた第一ナット6とによって挟持された状
態で、前記取付金具4に取り付けてある。また、前記ボ
ルト挿通孔5には、前記ボルト拡径頭部3aが、ガラス
パネル1表面とほぼ面一におさまるように座ぐり部5a
を設けてある。前記座ぐり部5aと、前記取付ボルト3
との間には、図には示さないがナイロン座、及び、金属
座とを介装してあり、前記取付ボルト3とガラスパネル
1との緩衝を図っている。同様に、前記第一ナット6と
ガラスパネル1との間にも緩衝材としてリング状のバル
カナイズドファイバー板7を介装してある。
【0019】また、前記取付ボルト3の先端部には、第
二ナット8を螺合させてあり、前記第一ナット6と、前
記第二ナット8との間で前記取付ボルト3に外嵌する取
付金具4に対して、前記両ナット6,8は、挟持状態に
取り付けてある。前記第一ナット6と取付金具4との
間、及び、前記第二ナット8と取付金具4との間には、
シートリング9を介装してある。
二ナット8を螺合させてあり、前記第一ナット6と、前
記第二ナット8との間で前記取付ボルト3に外嵌する取
付金具4に対して、前記両ナット6,8は、挟持状態に
取り付けてある。前記第一ナット6と取付金具4との
間、及び、前記第二ナット8と取付金具4との間には、
シートリング9を介装してある。
【0020】前記シートリング9は、前記取付金具4に
対して支持された前記ガラスパネル1の面方向の移動を
スムースに許容する働きがあり、且つ、厚み方向の緩衝
機能を備えたもので、前記各ナット6(又は8)に接当
自在なゴム層、及び、取付金具4に接当自在なテフロン
層、及び、両層間に介装した補強金属板層との三層構造
の円環状シートから構成してある。取付金具4・ナット
6(または8)のシートリング9厚み方向への相対移動
に対しては、前記ゴム層の弾性変形によって緩衝するこ
とができ、且つ、シート面方向の相対移動に対しては、
前記テフロン層が取付金具4に対して滑動自在に摺接す
ることで、大きなセン断力を受けることなく緩衝するこ
とが可能となる。
対して支持された前記ガラスパネル1の面方向の移動を
スムースに許容する働きがあり、且つ、厚み方向の緩衝
機能を備えたもので、前記各ナット6(又は8)に接当
自在なゴム層、及び、取付金具4に接当自在なテフロン
層、及び、両層間に介装した補強金属板層との三層構造
の円環状シートから構成してある。取付金具4・ナット
6(または8)のシートリング9厚み方向への相対移動
に対しては、前記ゴム層の弾性変形によって緩衝するこ
とができ、且つ、シート面方向の相対移動に対しては、
前記テフロン層が取付金具4に対して滑動自在に摺接す
ることで、大きなセン断力を受けることなく緩衝するこ
とが可能となる。
【0021】前記取付金具4は、壁面に向かって上下左
右に隣接する四枚のガラスパネル1の隣接する四隅を、
壁支持用柱2に対して並設状態に取り付ける金具本体1
0を設けて構成してあり、前記金具本体10には、前記
柱2に着脱自在に取り付ける取付部の一例である雄ネジ
部11を設け、前記四枚のガラスパネル1を各別に支持
する支持部12を設けて構成してある。前記雄ネジ部1
1を、前記柱2の雌ネジ部(不図示)に螺合させて、螺
進することによって、前記支持部12と柱2との離間距
離を調整することができ、ガラスパネル1取付時の壁面
出入り量の調整が可能となる。また、前記各支持部12
には、前記取付ボルト3を挿通自在な貫通孔13を各別
に設けてあり、各貫通孔13中心が、前記雄ネジ部11
の軸芯を中心とした正方形の頂点に位置するように各支
持部12は形成してある。
右に隣接する四枚のガラスパネル1の隣接する四隅を、
壁支持用柱2に対して並設状態に取り付ける金具本体1
0を設けて構成してあり、前記金具本体10には、前記
柱2に着脱自在に取り付ける取付部の一例である雄ネジ
部11を設け、前記四枚のガラスパネル1を各別に支持
する支持部12を設けて構成してある。前記雄ネジ部1
1を、前記柱2の雌ネジ部(不図示)に螺合させて、螺
進することによって、前記支持部12と柱2との離間距
離を調整することができ、ガラスパネル1取付時の壁面
出入り量の調整が可能となる。また、前記各支持部12
には、前記取付ボルト3を挿通自在な貫通孔13を各別
に設けてあり、各貫通孔13中心が、前記雄ネジ部11
の軸芯を中心とした正方形の頂点に位置するように各支
持部12は形成してある。
【0022】図3に示すように、前記支持部12の内、
上側に位置する二枚のガラスパネル1を各別に支持する
ものをそれぞれ第一支持部12aといい、下側に位置す
る二枚のガラスパネル1を各別に支持するものをそれぞ
れ第二支持部12bと称する。また、前記両第一支持部
12aに各別に設けてある貫通孔13を第一貫通孔13
aといい、前記両第二支持部12bに各別に設けてある
貫通孔13を第二貫通孔13bと称する。
上側に位置する二枚のガラスパネル1を各別に支持する
ものをそれぞれ第一支持部12aといい、下側に位置す
る二枚のガラスパネル1を各別に支持するものをそれぞ
れ第二支持部12bと称する。また、前記両第一支持部
12aに各別に設けてある貫通孔13を第一貫通孔13
aといい、前記両第二支持部12bに各別に設けてある
貫通孔13を第二貫通孔13bと称する。
【0023】前記第一・第二貫通孔13a,13bは、
上下・左右方向の辺からなる正方形の断面の角孔に形成
してあり、前記正方形の一辺長さは、前記取付ボルト3
の外径より大きい寸法に設定してあり、前記貫通孔13
に挿通させた取付ボルト3の径方向への移動を許容でき
るように構成してある。尚、角孔の入り隅部は、図にみ
られるように丸めて仕上げてある。また、角孔の各辺の
中間部には、後述するボルト支持部材14を着脱自在な
係合用凹部15をそれぞれ設けてある。
上下・左右方向の辺からなる正方形の断面の角孔に形成
してあり、前記正方形の一辺長さは、前記取付ボルト3
の外径より大きい寸法に設定してあり、前記貫通孔13
に挿通させた取付ボルト3の径方向への移動を許容でき
るように構成してある。尚、角孔の入り隅部は、図にみ
られるように丸めて仕上げてある。また、角孔の各辺の
中間部には、後述するボルト支持部材14を着脱自在な
係合用凹部15をそれぞれ設けてある。
【0024】前記ボルト支持部材14は、図4に示すよ
うに、前記角孔に着脱自在に形成してあり、前記角孔の
一辺に沿うボルト受面14aを備え、且つ、前記角孔に
嵌合させた状態で、前記角孔が横長孔となるように形成
してある。また、ボルト支持部材14は、前記係合用凹
部15に係合自在な係合用凸部14bを設けてあり、係
合用凸部14bが角孔の係合用凹部15に係合するよう
にして前記ボルト支持部材14を貫通孔13に嵌合させ
ることによって、前記貫通孔13の中心部に前記取付ボ
ルト3が位置する状態に前記受面14aで支持できるよ
うに構成してある。また、ボルト支持部材14は、その
高さ寸法を異ならせた複数のものを準備してあって、例
えば、各壁体パネル1への取付ボルト3設置位置の誤差
や、壁体パネル1そのものの組み付け位置の誤差等があ
る場合に、前記複数のボルト支持部材14から、前記誤
差分を相殺できる高さ寸法のものを選択して(又は、現
場加工によって高さ寸法を変更して)用いることによっ
て、前記誤差分を修正した状態で取付ボルト3を鉛直支
持できるように構成してある。従って、図5・図6に示
すように、選択された所定寸法の前記ボルト支持部材1
4を、第一貫通孔13aの二つの貫通孔か、第二貫通孔
13bの二つの貫通孔の何れか一方の二つの貫通孔13
に嵌合取り付けすることによって、その貫通孔13内の
ボルト支持部材14で鉛直支持される壁体パネル1の下
(又は上)端部に設けた他の取付ボルトが、当該取付金
具4の下(又は上)に隣接する他の取付金具の大径に形
成された貫通孔のほぼ中心部に位置できるように壁体パ
ネル1を支持して柱2に取り付けることが可能となる。
うに、前記角孔に着脱自在に形成してあり、前記角孔の
一辺に沿うボルト受面14aを備え、且つ、前記角孔に
嵌合させた状態で、前記角孔が横長孔となるように形成
してある。また、ボルト支持部材14は、前記係合用凹
部15に係合自在な係合用凸部14bを設けてあり、係
合用凸部14bが角孔の係合用凹部15に係合するよう
にして前記ボルト支持部材14を貫通孔13に嵌合させ
ることによって、前記貫通孔13の中心部に前記取付ボ
ルト3が位置する状態に前記受面14aで支持できるよ
うに構成してある。また、ボルト支持部材14は、その
高さ寸法を異ならせた複数のものを準備してあって、例
えば、各壁体パネル1への取付ボルト3設置位置の誤差
や、壁体パネル1そのものの組み付け位置の誤差等があ
る場合に、前記複数のボルト支持部材14から、前記誤
差分を相殺できる高さ寸法のものを選択して(又は、現
場加工によって高さ寸法を変更して)用いることによっ
て、前記誤差分を修正した状態で取付ボルト3を鉛直支
持できるように構成してある。従って、図5・図6に示
すように、選択された所定寸法の前記ボルト支持部材1
4を、第一貫通孔13aの二つの貫通孔か、第二貫通孔
13bの二つの貫通孔の何れか一方の二つの貫通孔13
に嵌合取り付けすることによって、その貫通孔13内の
ボルト支持部材14で鉛直支持される壁体パネル1の下
(又は上)端部に設けた他の取付ボルトが、当該取付金
具4の下(又は上)に隣接する他の取付金具の大径に形
成された貫通孔のほぼ中心部に位置できるように壁体パ
ネル1を支持して柱2に取り付けることが可能となる。
【0025】〔別実施例〕以下に別実施例を説明する。
【0026】〈1〉 前記壁体パネル1は、先の実施例
で説明したガラスパネルに限定されるものではなく、例
えば、樹脂パネル・木質パネル・石材パネル・セメント
パネルや、他にカーテンウォールに用いられる金属系の
パネルであってもよく、それらを総称して壁体パネルと
いう。また、壁体パネルによって形成される壁体は、外
壁・内壁・仕切壁を問わない。
で説明したガラスパネルに限定されるものではなく、例
えば、樹脂パネル・木質パネル・石材パネル・セメント
パネルや、他にカーテンウォールに用いられる金属系の
パネルであってもよく、それらを総称して壁体パネルと
いう。また、壁体パネルによって形成される壁体は、外
壁・内壁・仕切壁を問わない。
【0027】〈2〉 前記構造体2は、先の実施例に説
明した柱に限定されるものではなく、スラブや梁や構造
壁等であってもよく、要するに、壁体パネルを支持可能
な構造体であればよい。
明した柱に限定されるものではなく、スラブや梁や構造
壁等であってもよく、要するに、壁体パネルを支持可能
な構造体であればよい。
【0028】〈3〉 前記金具本体10の取付部11
は、先の実施例で説明した雄ネジ部に限定されるもので
はなく、例えば、雌ネジ部であってもよく、更には、フ
ランジで構成してあってもよい。
は、先の実施例で説明した雄ネジ部に限定されるもので
はなく、例えば、雌ネジ部であってもよく、更には、フ
ランジで構成してあってもよい。
【0029】〈4〉 前記支持部12は、先の実施例で
説明した第一・第二支持部をそれぞれ一対づつ設けてあ
るものに限定されるものではなく、例えば、図7に示す
ように、一つづつ設けてあるものであってもよく、更に
は、両支持部の一方を一つ、他方を二つ等、変則的な設
定も可能で、また、前記複数の支持部12の腕長さは、
必ずしもすべて同寸法に形成してある必要はなく、対ご
とに異ならせてあったり夫々を異ならせてあってもよ
く、要するに、上下や左右に並設する壁体パネルそれぞ
れの取付ボルトを挿通した状態で、径方向に沿って移動
自在な状態に支持可能に形成された貫通孔を設けてあれ
ばよく、それらを総称して支持部という。また、図8に
示すように、左右に並設する壁体パネルを支持するよう
に形成してあってもよい。
説明した第一・第二支持部をそれぞれ一対づつ設けてあ
るものに限定されるものではなく、例えば、図7に示す
ように、一つづつ設けてあるものであってもよく、更に
は、両支持部の一方を一つ、他方を二つ等、変則的な設
定も可能で、また、前記複数の支持部12の腕長さは、
必ずしもすべて同寸法に形成してある必要はなく、対ご
とに異ならせてあったり夫々を異ならせてあってもよ
く、要するに、上下や左右に並設する壁体パネルそれぞ
れの取付ボルトを挿通した状態で、径方向に沿って移動
自在な状態に支持可能に形成された貫通孔を設けてあれ
ばよく、それらを総称して支持部という。また、図8に
示すように、左右に並設する壁体パネルを支持するよう
に形成してあってもよい。
【0030】〈5〉 前記金具本体10は、先の実施例
・別実施例で説明したものに限定されるものではなく、
種々の形状変形が可能で、その例として図9に示すよう
に、矩形や『H』の字形に形成してあってもよい。
・別実施例で説明したものに限定されるものではなく、
種々の形状変形が可能で、その例として図9に示すよう
に、矩形や『H』の字形に形成してあってもよい。
【0031】尚、特許請求の範囲の項に、図面との対照
を便利にするために符号を記すが、該記入により本発明
は添付図面の構成に限定されるものではない。
を便利にするために符号を記すが、該記入により本発明
は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】実施例の取付金具の取付状況を示す壁面正面図
【図2】実施例の取付金具の取付状況を示す分解斜視図
【図3】実施例の取付金具を示す正面図
【図4】取付金具のボルト支持部材を示す斜視図
【図5】ボルト支持部材の取付状況を示す正面図
【図6】ボルト支持部材の取付状況を示す正面図
【図7】別実施例の取付金具を示す正面図
【図8】別実施例の取付金具を示す正面図
【図9】別実施例の取付金具を示す正面図
【図10】従来例の取付金具を示す正面図
【図11】従来例の取付金具の取付状況を示す縦断面図
1 壁体パネル 2 構造体 3 取付ボルト 10 金具本体 11 取付部 13 貫通孔 14 ボルト支持部材
Claims (5)
- 【請求項1】 構造体(2)に対して複数の壁体パネル
(1)を前記構造体(2)の予定壁面に沿って並設状態
に取り付ける壁体パネルの取付方法であって、 予め、複数の前記壁体パネル(1)にその厚み方向に軸
芯を向けた状態に各別に備える取付ボルト(3)をそれ
ぞれ貫通自在で且つ前記取付ボルト(3)の外径より大
径に形成した複数の貫通孔(13)を備えた金具本体
(10)を設けると共に、前記貫通孔(13)に内嵌自
在で且つ前記貫通孔(13)に内嵌させた状態で前記取
付ボルト(3)を前記貫通孔(13)内の所定高に鉛直
支持自在なボルト支持部材(14)を設けておき、前記
複数の貫通孔(13)の内の少なくとも一部に前記ボル
ト支持部材(14)を嵌合させて、前記複数の貫通孔
(13)に各別に前記取付ボルト(3)が貫通する状態
に各壁体パネル(1)を配置し、前記ボルト支持部材
(14)に前記取付ボルト(3)を鉛直支持させて前記
壁体パネル(1)を前記金具本体(10)を介して前記
構造体(2)に取り付ける壁体パネルの取付方法。 - 【請求項2】 構造体(2)に対して複数の壁体パネル
(1)を前記構造体(2)の予定壁面に沿って並設状態
に一括支持自在な金具本体(10)を設け、前記金具本
体(10)を前記構造体(2)に対して着脱自在な取付
部(11)を前記金具本体(10)に設け、前記金具本
体(10)によって支持される複数の前記壁体パネル
(1)にその厚み方向に軸芯を向けた状態に各別に備え
る取付ボルト(3)を貫通自在な複数の貫通孔(13)
を、前記金具本体(10)に各別に設けてある壁体パネ
ルの取付金具であって、 前記各貫通孔(13)を、前記取付ボルト(3)の外径
より大径に形成し、その貫通孔(13)に内嵌自在で且
つ前記貫通孔(13)に内嵌させた状態で前記取付ボル
ト(3)を前記貫通孔(13)内の所定高に鉛直支持自
在なボルト支持部材(14)を設けてある壁体パネルの
取付金具。 - 【請求項3】 前記金具本体(10)が、上下左右に並
設する4枚の壁体パネル(1)の隅部を一括取付自在に
形成してあり、前記貫通孔(13)が、前記各壁体パネ
ル(1)の隅部に対向する位置に各別に四つ配置してあ
り、前記四つの貫通孔(13)の上側配置の二つの貫通
孔(13)、または、下側配置の二つの貫通孔(13)
に、前記ボルト支持部材(14)を嵌合させてある請求
項2に記載の壁体パネルの取付金具。 - 【請求項4】 前記金具本体(10)が、上下に並設す
る2枚の壁体パネル(1)を一括取付自在に形成してあ
り、前記貫通孔(13)が、前記各壁体パネル(1)に
対向する位置に各別に二つ配置してあり、前記二つの貫
通孔(13)の上側配置の貫通孔(13)、または、下
側配置の貫通孔(13)の何れかに、前記ボルト支持部
材(14)を嵌合させてある請求項2に記載の壁体パネ
ルの取付金具。 - 【請求項5】 前記金具本体(10)が、左右に並設す
る2枚の壁体パネル(1)を一括取付自在に形成してあ
り、前記貫通孔(13)が、前記各壁体パネル(1)に
対向する位置に各別に二つ配置してあり、前記二つの貫
通孔(13)に、前記ボルト支持部材(14)を各別に
嵌合させてある請求項2に記載の壁体パネルの取付金
具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00555294A JP3187640B2 (ja) | 1994-01-24 | 1994-01-24 | 壁体パネルの取付方法、及び、その取付金具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00555294A JP3187640B2 (ja) | 1994-01-24 | 1994-01-24 | 壁体パネルの取付方法、及び、その取付金具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07207787A JPH07207787A (ja) | 1995-08-08 |
JP3187640B2 true JP3187640B2 (ja) | 2001-07-11 |
Family
ID=11614366
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP00555294A Expired - Fee Related JP3187640B2 (ja) | 1994-01-24 | 1994-01-24 | 壁体パネルの取付方法、及び、その取付金具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3187640B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100441973B1 (ko) * | 2001-02-21 | 2004-07-23 | 이상균 | 유리패널 고정구 |
JP2012214974A (ja) * | 2011-03-31 | 2012-11-08 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 合成樹脂板の固定方法 |
CN114775873A (zh) * | 2022-05-23 | 2022-07-22 | 江苏鸿升建设集团有限公司 | 一种石材幕墙连接件及开放式石材幕墙背栓干挂方法 |
-
1994
- 1994-01-24 JP JP00555294A patent/JP3187640B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH07207787A (ja) | 1995-08-08 |
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