JPH0266315A - ガイドバー締結方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、静圧気体軸受等の直線運動案内用ガイドバー
の取付は固定方法に関するものである。

［従来の技術］ 従来の静圧気体軸受のガイドバーの取付は構造を第５図
および第６図に示す。第５図は、ガイドバー４０をボル
ト４２により直接本体取付は部４１に固定した構造を示
す。第６図は、ガイドバ−４０にボルト４４によりフラ
ンジ４３を固定し、このフランジ４３を介してボルト４
５によりガイドバー４０を本体取付は部４１に固定した
構造を示す。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、上記従来技術においては、ガイドバー４
０の両側の本体取付は部４１の取付は面同士の平行度に
狂いが生じた場合、またはフランジ４３の平行度の狂い
や取付は誤差等が生じた場合、第７図に示すように、ガ
イドバー４０が撓み必要な機械精度が得られず円滑な動
作の達成に支障を来していた。特にガイドバーの有効長
が長い場合にはこのような弊害が顕著であフた。

本発明は上記従来技術の欠点に鑑みなされたものであっ
て、対向するガイドバー取付は面同士の平行度に狂いが
生じた場合であってもガイドバー自体の真直度に影響を
与えることなくガイドバーを固定可能なガイドバー締結
方法の提供を目的とする。

［課題を解決するための手段］ 上記目的を達成するため本発明においては、直線運動案
内用ガイドバーとこのガイドバーを支持する本体取付は
部の取付は面との間に例えば相互に対応する形状の凸面
および凹面を有する一対の凸球座および凹球座からなる
取付は角度調整手段を介装している。

［作用コ 対向するガイドバー取付は面同士の平行度の狂いは、前
記凸球座および凹球座等の取付は角度調整手段により吸
収されたガイドバーの真直度には影響を及ぼさない。

［実施例］ 第１図は本発明の方法を用いたガイドバー取付は構造の
全体図であり、第２図はその要部詳細図である。１はガ
イドバーであり、このガイドバー１上をスライダー１２
が気体軸受１１を介して微小クリアランスで移動するた
め高精度の真直度（０，数μｍ〜１μｍ程度）が要求さ
れる。

２ａ、２ｂはガイドバー１の両端に固定された締結用の
フランジ、３ａ、３ｂはガイドバー１を取付けこれを支
持する本体（フレーム）、４ａ。

４ｂは凸球座、５ａ、５ｂは凸球座４ａ、４ｂに対応す
る形状の凹球座である。第２図に示すようにフランジ２
ｂ（２ａも同じ）はボルト６によりガイドバー１に固定
される。このフランジ２ｂと本体３ｂのガイドバー１に
垂直な取付は面との間に、相互に自在方向に回転可能な
一対の凸球座４ｂおよび凹球座５ｂからなる取付は角度
調整手段を介装してボルト７によりフランジ２ｂが本体
３ｂに固定される。ボルト７の頭部にも一対の凸球座８
および凹球座９が装着されボルト７の傾きを吸収する。

上記構成において、ガイドバー１の両側の本体３ａ、３
ｂの取付は面間の平行度またはフランジ２ａ、２ｂの平
行度や取付は精度が所定の精度に保たれていない場合、
凸球座４ａ、４ｂおよび凹球座５ａ、５ｂを相互にすべ
り回転させることにより、ガイドバー１の本体３ａ、３
ｂに対する取付は角度は自由に調整され平行度の狂い、
取付は誤差等は吸収されるため、ガイドバー１に不要な
力が付与されることはなくガイドバー１の真直度は所定
の精度に保持される。

上記実施例においては、フランジ２ａ、２ｂと凸球座４
ａ、４ｂとを別体として構成したが一体構成としてもよ
い。また、凸球座４ａ、４ｂと凹球座５ａ、５ｂの位置
を逆にしてもよい。また、フランジを本体に固定するた
めのボルト７の頭の凸球座８および凹球座９は省略して
も良い。凸球座および凹球座からなる取付は角度調整手
段はガイドバーの一方の端部にのみ設けてもよい。

第３図は本発明の方法に係わる構造の別の例を示し、第
４図は第３図のＡ−Ａ’断面図である。

この例では、締結用フランジは締め付は用ボルト１０に
よりガイドバーに固定されている。２０はフランジを本
体に固定するためのボルトである。

［発明の効果］ 以上説明したように、本発明の方法においては、静圧軸
受等の直線運動案内用ガイドバーの締結部に一対の凸球
座および凹球座等からなる取付は角度調整手段を設けて
いるため、本体のガイドバー取付は面の平行度が構造上
高精度に仕上げられない場合またはフランジの平行度が
所定の精度以下の場合等において、取付は部の精度に影
習されることなくガイドバーを本体に固定することがで
き、ガイドバーが撓むことはなく真直度は所定の高精度
に保たれ信頼性の高い動作が達成される。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の方法を用いたガイドバー取付は構造の
全体図、第２図はその要部詳細図、第３図は本発明の方
法に係わる構造の別の例の側面図、第４図は第３図のＡ
−Ａ’断面図、第５図は従来の構造の要部断面図、第６
図は従来の構造の別の例の要部断面図、第７図は従来構
造の問題点の説明図である。 １；ガイドバー　２ａ、２ｂ；フランジ、３ａ、３ｂ；
本体、４ａ、４ｂ；凸球座、５ａ、５ｂ；凹球座。 ｂ 第 図 第 第 図

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. （１）直線運動案内用ガイドバーと該ガイドバーの支持
   部材との間に、取付け角度調整手段を介装したことを特
   徴とするガイドバー締結方法。
2. （２）前記取付け角度調整手段は、相互に対応する形状
   の凸面および凹面を有する一対の凸球座および凹球座か
   らなることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載のガ
   イドバー締結方法。
3. （３）前記ガイドバーは該ガイドバーの両端で該ガイド
   バーに直角な壁面に固定されることを特徴とする特許請
   求の範囲第２項記載のガイドバー締結方法。
4. （４）前記ガイドバーはその両端にフランジを有し、該
   フランジ側に前記凸球座または凹球座を配設し、これに
   対面する前記支持部材の取付け壁面側に対応する凹球座
   または凸球座を配設したことを特徴とする特許請求の範
   囲第３項記載のガイドバー締結方法。
5. （５）前記ガイドバーの一方の端部にのみ前記取付け角
   度調整手段を設けたことを特徴とする特許請求の範囲第
   １項記載のガイドバー締結方法。
6. （６）前記ガイドバーの両方の端部に前記取付け角度調
   整手段を設けたことを特徴とする特許請求の範囲第１項
   記載のガイドバー締結方法。
7. （７）前記フランジを前記取付け壁面に固定するための
   ボルトと該フランジとの間にもさらに取付け角度調整手
   段を介装することを特徴とする特許請求の範囲第４項記
   載のガイドバー締結方法。