JPS6049404B2 - 成形品へのナットのインサ−ト方法 - Google Patents
成形品へのナットのインサ−ト方法Info
- Publication number
- JPS6049404B2 JPS6049404B2 JP56016173A JP1617381A JPS6049404B2 JP S6049404 B2 JPS6049404 B2 JP S6049404B2 JP 56016173 A JP56016173 A JP 56016173A JP 1617381 A JP1617381 A JP 1617381A JP S6049404 B2 JPS6049404 B2 JP S6049404B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nut
- molded product
- bolt
- threaded
- screwed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/14—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は成形品へのナットのインサート方法に関する
ものてある。
ものてある。
従来、第１図に示すように合成樹脂成形品１に対して
他部材をネジ止めするために、この成形品１にナット２
をインサートし一体化している。
他部材をネジ止めするために、この成形品１にナット２
をインサートし一体化している。
このインサート方法としては金型３のインジェクション
成形空間４方向に突出するピン５を予め取付けておき、
このピン５の先端がナット２のネジ穴に嵌入する如くナ
ット２をセットした後成形空間４に合成樹脂をインジェ
クションする方法を採用している。 しかしながら、従
来の上記方法によればピン５がナット２のネジ穴に嵌入
することから、このネ ジ穴への樹脂の流れ込みを幾分
防止できるが、このピン５とナット２のネジ穴との間に
微細な間隙が生じるために、このネジ穴側に多少樹脂が
流入して樹脂によりネジ穴のネジ切りされた部分が塞が
れてしまい、インサート後に他部材を取付けるためのネ
ジ部をこのナット２のネジ穴に螺入できなくなるという
欠点を有している。
成形空間４方向に突出するピン５を予め取付けておき、
このピン５の先端がナット２のネジ穴に嵌入する如くナ
ット２をセットした後成形空間４に合成樹脂をインジェ
クションする方法を採用している。 しかしながら、従
来の上記方法によればピン５がナット２のネジ穴に嵌入
することから、このネ ジ穴への樹脂の流れ込みを幾分
防止できるが、このピン５とナット２のネジ穴との間に
微細な間隙が生じるために、このネジ穴側に多少樹脂が
流入して樹脂によりネジ穴のネジ切りされた部分が塞が
れてしまい、インサート後に他部材を取付けるためのネ
ジ部をこのナット２のネジ穴に螺入できなくなるという
欠点を有している。
また、金型３０を矢印ａ方向の引き抜くに当つてこの引
き抜き方向ａと直交する方向に突出するピン５０が邪魔
となつてしまいこの引き抜きを行なうための構造が複雑
となつてしまいコストが高くなるという欠点を有してい
る。したがつて、このような問題を解消する目的で第２
図に示すように金型３の成形空間４側に予めセットされ
るナット２に対してボルト６を螺入しておき、この状態
でインジェクションを行なうようにしているが、このよ
うにしても金型３２を矢印ａ方向に引き抜くに当つて前
述たことと同様な問題が発生ししかもナット６の頭部６
ａを収納する凹部を金型３、の内壁側に形成”しなけれ
ばならないので金型の構造が複雑でかつコストが高くな
るという欠点を有している。 したがつて、本発明の目
的はナットがインサートされた成形品に対し他部材を取
付けるためのネジ部によつて、上記ナットに予め螺入し
た樹脂の一流入防止用のタップ状のネジを除去できるよ
うにして上記欠点を除去するものてあり、以下実施例を
用いて詳細に説明する。 第３図および第４図は本発明
による成形品へのナットのインサート方法の一実施例を
示す簡略構成図であり、同図において、１０は合成樹脂
成形品であり、その内部側にはブラケット１１、ナット
１３がインサートされる。
き抜き方向ａと直交する方向に突出するピン５０が邪魔
となつてしまいこの引き抜きを行なうための構造が複雑
となつてしまいコストが高くなるという欠点を有してい
る。したがつて、このような問題を解消する目的で第２
図に示すように金型３の成形空間４側に予めセットされ
るナット２に対してボルト６を螺入しておき、この状態
でインジェクションを行なうようにしているが、このよ
うにしても金型３２を矢印ａ方向に引き抜くに当つて前
述たことと同様な問題が発生ししかもナット６の頭部６
ａを収納する凹部を金型３、の内壁側に形成”しなけれ
ばならないので金型の構造が複雑でかつコストが高くな
るという欠点を有している。 したがつて、本発明の目
的はナットがインサートされた成形品に対し他部材を取
付けるためのネジ部によつて、上記ナットに予め螺入し
た樹脂の一流入防止用のタップ状のネジを除去できるよ
うにして上記欠点を除去するものてあり、以下実施例を
用いて詳細に説明する。 第３図および第４図は本発明
による成形品へのナットのインサート方法の一実施例を
示す簡略構成図であり、同図において、１０は合成樹脂
成形品であり、その内部側にはブラケット１１、ナット
１３がインサートされる。
上記ナット１３のネジ穴１２には、樹脂流入防止用の頭
部のないタップ状のボルト１４が螺入されている。この
ボルト１４は成形品１０の幅１と同程度の長さを有する
ものて予めナット１３のネジ穴１２に螺入した状態でナ
ット１３とともに、成形品１０をインジェクション成形
するための成形空間内に図示しない手段によつてセット
される。このボルト１４は第４図に示すようにタップ状
となつており、外周がナット１３のネジ穴のネジ部に螺
合するようにネジ切りされ、その一端部側には窪み１６
が設けられかつこの窪み１６には略中心部から放射状に
延在するように溝１５が形成されている。したがつて、
このようなボルト１４をナット１３のネジ穴１２に予め
螺入した状態でインジェクション成形を行なうことによ
りこのボルト１４とネジ穴１２のネジ部との噛み合いに
よりこのネジ穴のネジ切り内壁側に成形品１０を成形す
るための樹脂が流れ込んて被着する虞れがなくボルト１
４を除去した後におけるネジ穴１２の内壁面側には樹脂
が全く被着しない状態となり、他部材を取りつけるため
のネジ部１７を容易に取付けることができるとともにボ
ルト１４の長さを成形品１０の幅１と略一同程度に設定
しておくことにより成形金型をこのボルト１４の延長方
向に対し直角方向に引き抜くことがてき、しかも金型自
体の構造が簡単となるだけでなく、上記ボルト１４を上
記成形品１０に対し他部材を取付けるための取付ネジ部
１７を用．いて取り出すことができる。すなわち、ネジ
部１７の先端側にボルト１４の窪み１６側に突出する凸
部１８を予め設けておき、この凸部１８の側壁に窪み１
６に形成した溝１５に嵌入する放射状の嵌入部１９を設
けることによりネジ穴１２に対し．ネジ部１７を螺入す
ると、嵌入部１９が溝１５に噛み合うのでネジ部１７の
螺入に伴ないボルト１４が回転してネジ穴１２から離脱
してネジ部１７とは反対方向に離脱することになる。し
たがつて、ボルト１４を有するナット１３を成形品１０
に一体化した後、これをそのまま他部材の取付工程に供
することができ、別途ボルト１４を取り出すための作業
が不要となり、作業性を高めることができる。本実施例
においては、ボルト１４の端部に窪み１６を設けるもの
として説明したが、窪み１６を設けることなくボルト１
４の端部の平坦面に対しｌ放射状の溝１５を設けるよう
にしてもよい。
部のないタップ状のボルト１４が螺入されている。この
ボルト１４は成形品１０の幅１と同程度の長さを有する
ものて予めナット１３のネジ穴１２に螺入した状態でナ
ット１３とともに、成形品１０をインジェクション成形
するための成形空間内に図示しない手段によつてセット
される。このボルト１４は第４図に示すようにタップ状
となつており、外周がナット１３のネジ穴のネジ部に螺
合するようにネジ切りされ、その一端部側には窪み１６
が設けられかつこの窪み１６には略中心部から放射状に
延在するように溝１５が形成されている。したがつて、
このようなボルト１４をナット１３のネジ穴１２に予め
螺入した状態でインジェクション成形を行なうことによ
りこのボルト１４とネジ穴１２のネジ部との噛み合いに
よりこのネジ穴のネジ切り内壁側に成形品１０を成形す
るための樹脂が流れ込んて被着する虞れがなくボルト１
４を除去した後におけるネジ穴１２の内壁面側には樹脂
が全く被着しない状態となり、他部材を取りつけるため
のネジ部１７を容易に取付けることができるとともにボ
ルト１４の長さを成形品１０の幅１と略一同程度に設定
しておくことにより成形金型をこのボルト１４の延長方
向に対し直角方向に引き抜くことがてき、しかも金型自
体の構造が簡単となるだけでなく、上記ボルト１４を上
記成形品１０に対し他部材を取付けるための取付ネジ部
１７を用．いて取り出すことができる。すなわち、ネジ
部１７の先端側にボルト１４の窪み１６側に突出する凸
部１８を予め設けておき、この凸部１８の側壁に窪み１
６に形成した溝１５に嵌入する放射状の嵌入部１９を設
けることによりネジ穴１２に対し．ネジ部１７を螺入す
ると、嵌入部１９が溝１５に噛み合うのでネジ部１７の
螺入に伴ないボルト１４が回転してネジ穴１２から離脱
してネジ部１７とは反対方向に離脱することになる。し
たがつて、ボルト１４を有するナット１３を成形品１０
に一体化した後、これをそのまま他部材の取付工程に供
することができ、別途ボルト１４を取り出すための作業
が不要となり、作業性を高めることができる。本実施例
においては、ボルト１４の端部に窪み１６を設けるもの
として説明したが、窪み１６を設けることなくボルト１
４の端部の平坦面に対しｌ放射状の溝１５を設けるよう
にしてもよい。
以上説明したように本発明によれば、予めインジェクシ
ョン成形空間にナットをセットした後インジェクション
を行ない成形品にナットをインサートする方法において
、予め上記ナットのネジ穴に、樹脂流入防止用のタップ
状のボルトを螺入しておきかつ上記ボルトの端部に上記
成形品に対し他部材を取付けるための取付ネジ部の先端
部が係合する係合部を設けておくことにより、他部材を
上記成形品を取付ける際にナットに設けた樹脂流入防止
用のボルトを取り外すことができるので、作業を簡略化
できしかもボルトをナットのネジ穴に予め螺入している
のでそのネジ穴側に成形品の樹脂が流れ込まず、他部材
を取付けるネジをナットに確実に螺入することがてき、
しかもナットに予め取付けるボルトの長さを成形品の幅
１と略等しく設定しておくことにより、型抜きが容易と
なるなどの種々の効果を奏する。
ョン成形空間にナットをセットした後インジェクション
を行ない成形品にナットをインサートする方法において
、予め上記ナットのネジ穴に、樹脂流入防止用のタップ
状のボルトを螺入しておきかつ上記ボルトの端部に上記
成形品に対し他部材を取付けるための取付ネジ部の先端
部が係合する係合部を設けておくことにより、他部材を
上記成形品を取付ける際にナットに設けた樹脂流入防止
用のボルトを取り外すことができるので、作業を簡略化
できしかもボルトをナットのネジ穴に予め螺入している
のでそのネジ穴側に成形品の樹脂が流れ込まず、他部材
を取付けるネジをナットに確実に螺入することがてき、
しかもナットに予め取付けるボルトの長さを成形品の幅
１と略等しく設定しておくことにより、型抜きが容易と
なるなどの種々の効果を奏する。
第１図、第２図は従来の成形品へのナットのインサート
方法の一例を示す断面図、第３図、第４図は本発明によ
る成形品へのナットのインサート方法の一実施例を示す
簡略構成図および斜視図てある。 １０・・・・・・成形品、１２・・・・・・ネジ穴、１
３・・・・・・ナット、１４・・・・・・ボルト、１５
・・・・・・溝、１６・・・・・・窪み、１１・・・・
・・ネジ部、１８・・・・・凸部、１９・・・・・・嵌
入部。
方法の一例を示す断面図、第３図、第４図は本発明によ
る成形品へのナットのインサート方法の一実施例を示す
簡略構成図および斜視図てある。 １０・・・・・・成形品、１２・・・・・・ネジ穴、１
３・・・・・・ナット、１４・・・・・・ボルト、１５
・・・・・・溝、１６・・・・・・窪み、１１・・・・
・・ネジ部、１８・・・・・凸部、１９・・・・・・嵌
入部。
Claims (1)
- １ インジェクション成形空間へ予めナットを位置決め
した状態でインジェクションを行ない、上記ナットを成
形品に一体化する方法いおいて、予め上記ナットのネジ
穴に樹脂流入防止用の頭部を有しないタップ状のボルト
を螺入しておきかつこのボルトの端部側に上記成形品に
対し他部材を取付けるために上記ナットのネジ穴に螺入
する取付ネジ部の先端が係止しこのネジ部の回転に一体
化して回転するような係合部を設けるようにして、上記
ボルトによりナットのネジ穴側への樹脂の流れ込みを防
止しかつこのボルトの離脱を上記成形品に対し他部材を
取付けるためのネジ部により図るようにしたことを特徴
とする成形品へのナットのインサート方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56016173A JPS6049404B2 (ja) | 1981-02-05 | 1981-02-05 | 成形品へのナットのインサ−ト方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56016173A JPS6049404B2 (ja) | 1981-02-05 | 1981-02-05 | 成形品へのナットのインサ−ト方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57129730A JPS57129730A (en) | 1982-08-11 |
| JPS6049404B2 true JPS6049404B2 (ja) | 1985-11-01 |
Family
ID=11909112
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56016173A Expired JPS6049404B2 (ja) | 1981-02-05 | 1981-02-05 | 成形品へのナットのインサ−ト方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6049404B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20210105140A (ko) | 2020-02-18 | 2021-08-26 | 한국원자력연구원 | 염폐기물 내 정제염의 회수방법 및 장치 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0346893Y2 (ja) * | 1986-04-15 | 1991-10-04 | ||
| KR20020039889A (ko) * | 2000-11-22 | 2002-05-30 | 윤건구 | 유희기구의 체결부 제작방법 |
| JP4742389B2 (ja) * | 2008-09-01 | 2011-08-10 | 廣志 赤羽 | 固着具と成形品部材 |
-
1981
- 1981-02-05 JP JP56016173A patent/JPS6049404B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20210105140A (ko) | 2020-02-18 | 2021-08-26 | 한국원자력연구원 | 염폐기물 내 정제염의 회수방법 및 장치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57129730A (en) | 1982-08-11 |
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