JPS6049384B2 - カウンタ - Google Patents

カウンタ

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JPS6049384B2
JPS6049384B2 JP53153540A JP15354078A JPS6049384B2 JP S6049384 B2 JPS6049384 B2 JP S6049384B2 JP 53153540 A JP53153540 A JP 53153540A JP 15354078 A JP15354078 A JP 15354078A JP S6049384 B2 JPS6049384 B2 JP S6049384B2
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cmos inverter
flop
flip
transistor
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八十二 鈴木
実 高田
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Toshiba Corp
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication of JPS6049384B2 publication Critical patent/JPS6049384B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K3/00Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
    • H03K3/02Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses
    • H03K3/353Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use, as active elements, of field-effect transistors with internal or external positive feedback
    • H03K3/356Bistable circuits
    • H03K3/3562Bistable circuits of the master-slave type

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はCMOS(相補MOS型)構成のバイナリ−フ
リップフロップ(バイナリ−カウンタ)を用いたカウン
タに関する。
従来、CMOS構成のバイナリ−フリップフロップとし
て、第1図の如きものが使用されていた。
図において、Pチャネル型MOSトランジスタ1,2、
Nチャネル型MOSトランジスタ3,4は、クロツクド
インバータ21を構成する。Pチャネル型トランジスタ
5、Nチャネル型トランジスタ6はインバータ22を構
成する。Pチャネル型トランジスタ7,8、Nチャネル
型トランジスタ9,10は帰還回路としてのクロツクド
インバータ23を構成する。Pチャネル型トランジスタ
11,12、Nチャネル型トランジスタ13,14はク
ロツクドインバータ24を構成する。Pチャネル型トラ
ンジスタ15、Nチャネル型トランジスタ16はインバ
ータ25を構成する。Pチャネル型トランジスタ17,
18、Nチャネル型トランジスタ19,20は帰還回路
としてのクロツクドインバータ26を構成する。インバ
ータ27,28はフリップフロップ出力Q,′Qを得る
バッファ回路を構成する。Pチャネル型トランジスタ2
9、Nチャネル型トランジスタ30は、上記各クロツク
ドインバータを制御するためのクロック信号(タイミン
グパルス)CK,CKを得るインバータ31を構成する
。この第1図の回路において、初期状態をクロック信号
=0、クロツクドインバータ24の出力Q9s=1、ク
ロツクドインバータ21の出力A=1と定める。
そうするとPチャネル型トランジスタ1、Nチャネル型
トランジスタ4ともにオフ(非導通)状態となるから、
クロツクドインバータ21は不動作状態となる。またト
ランジスタ7,10ともオン(導通)状態となるから、
クロツクドインバータ23は動作状態となる。ま一たト
ランジスタ11,14ともオンするから、久6)クドイ
ンバータ24は動作し、トランジスタ17,20ともオ
フするから、クロツクドインバータ26はイ不動作とな
る。従つてインバータ22,23により、出力Aぱ゜1
゛、出力Bは“゜0゛を、クロツクド信号CK=0の期
間保持し、クロツクドインバータ24が動作状態である
ことにり、出力Qsは“゜1゛を保持し、インバータ2
5により出力4冫は“0゛である。次にクロックCKが
゜゜1゛に変化すると、クロツクドインバータ21,2
6は動作し、クロツクドインバータ23,24は不動作
となることにより、Qsは“゜1゛で、クロツクドイン
バータ21が動作していることによりAは“6F”から
゜゜0゛に変化し、Bぱ゜0゛から“1゛となる。また
クロツクドインバータ24は不動作、クロツクドインバ
ータ26は動作状態にフあるから、Qsぱ゛1゛、67
ぱ“0゛を保持する。次にクロックCKが゜“0゛に変
化すると、クロツクドインバータ21,26は不動作、
クロツクドインバータ23,24は動作状態となり、B
が“゜1゛であるから、クロツクドインバータ247が
動作状態であることによりQsは“1゛から“゜0゛に
、クロックの立下り同期で変化することになる。以下同
様の変化を繰返すため、第1図の回路動作は第2図の波
形図のようになる。ところでCMOS回路は、低消費電
力、高速動作1が行なえることを特徴としているが、数
MHz〜数10MHz帯での使用には後述の理由で難が
あり、超高速システムにはあまり使用されていなかつた
ところがCMOS回路が汎用的に使用され出した現在、
CMOSは低消費電力で、ノイズマージンが高く、使用
電源電圧範囲が広い等の理由から、テレビジョン関係の
ように超高速動作が必要とされるシステムにも使用され
るようになつてきている。従つて低消費電力で超高速の
CMOS集積回路を設計するには、個々のMOSトラン
ジスタの高速化を図ることは勿論、回路も高速化に対処
された構成としなければならない。ここで第1図のクロ
ック入力CKに対する出力Qs,b;の応答時間を考え
てみると、Qs,(「が変化するのはクロツクドインバ
ータ24が動作した場合だから、このインバータ24が
完全動作するには、トランジスタ11,14のゲートに
CK,CKが必要であり、そのためにはクロック発生用
インバータ31が動作しなければならない。
従つてCKに対してQ,はインバータ31,34のトラ
ンジスタ2段分の応答時間がかかり、B7はインバータ
31,24,25のトランジスタ3段分の応答時間がか
かることになる。つまり第1図の回路は、CK入力に対
してQs,67が定まるのに少なくともMOSトランジ
スタ3段分の応答時間がかかつてしまう。また第1図の
回路では、CKに対してCKはインバータ311段分の
遅れが必ずあるため、レーシングを起こしやすい。
このことを第1図を用いて説明する。いま、例えばCK
が゛0゛、Aが゜゜1゛、Bが“゜0゛Q,が゜′r゛
であつたとする。この時CKが゛゜0゛から゜゜1゛に
変化すると、Qsは′4r゛なのでトランジスタ3はオ
ンしており、CKが“6r′になることによりトランジ
スタ4もオンし、従つてAは“1゛から“0゛に、Bは
゜“0゛から゜゜1゛に変化する。一方、CKはCKが
゜゛1゛に変化しても必ずインバータ31の応答時間分
だけ遅れてしまい、クロックインバータ24のトランジ
スタ14はその間オンしている。この状態でBが゜“1
゛に変化してしまうとトランジスタ13がオンしてしま
い、クロツクドインバータ24がオフして出力BがQs
に伝達されないようにしなければならないにも係わらず
、トランジスタ13,14がオンのためQsば1゛から
“0゛に変化してしまう。
これがレーシングとよばれるものてある。これを避ける
ためには、インバータ31の応答時間を減らせばよいが
、CK,αともに多数のMOSトランジスタを駆動する
ので、容量が特に多くつく。従つてトランジスタ29,
30に非常に大形のものを使用しなければ、上記レーシ
ングが起きてしまう。このこの現象は、高速MOSトラ
ンジスタで構成されている場合に特に生じやすい。しか
しインバータ31のトランジスタ29,30を大きくす
ると、インバータ31の消費電力は大きくなり、しかも
この入力はク的ンク(CK)なので、集積回路全体の消
費電力に及ほす影響は大きいし、集積度も低下してしま
う。従つて上記バイナリ−フリップフロップフリップフ
ロップを用いたカウンタは、同様の欠点を具備すること
になる。本発明は上記実情に鑑みてなされたもので、上
記バイナリ−フリップフロップフリップの高速動作、低
消費電力、高集積化を阻害していた要因を除去すると共
にレーシングが生じない構成とすることにより、従来の
問題が改善できるリング式のカウンタを提供しようとす
るものである。
以下図面を参照して本発明の一実施例を説明する。
第3図は同実施例を示す回路図であり、クロック信号(
タイミングパルス)の立下りで出力データが変化する立
下り同期式バイナリ−フリップフロップを用いた場合の
例である。第3図のバイナリ−フリップフロップ401
は、大きく分けてマスターフリップフロップ回路41と
スレーブフリップフロップ回路42で構成される。即ち
マスターフリップフロップ41では、Nチャネル型MO
Sトランジスタ43、Pチャネル型MOSトランジスタ
44からなるCMOSインバータ本体に、Pチャネル型
トランジスタ45,46の並列回路を直列介挿してCM
OSインバータ47を形成し、またNチャネル型トラン
ジスタ48、Pチャネル型トランジスタ49からなるC
MOSインバータ本体にPチャネル型トランジスタ50
,51の並列回路を直列介挿してCMOSインバータ5
2を形成している。CMOSインバータ47の入、出力
端とCMOSインバータ52の出、入力端とは相接続さ
れ、これによりフリップフロップ要素74が構成される
。CMOSインバータ47の出力端[F]曜とアース電
位供給端(以下単にアースという)との間には、Nチャ
ネル型MOSトランジスタ53,54が直列接続され、
CMOSインバータ52の出力端O;とアース間には、
Nチャネル型トランジスタ55,56が直列接続される
。スレーブフリップフロップ42では、Pチヤネqル型
トランジスタ57,Nチャネル型トランジスタ58から
なるCMOSインバータ本体に、Nチャネル型トランジ
スタ59,60の並列回路を直列介挿してCMOSイン
バータ、61を形成し、またPチャネル型トランジスタ
62、Nチャネル型トラ7ンジスタ63からなるCMO
Sインバータ本体に、Nチャネル型トランジスタ64,
65の並列回路を直列介挿してCMOSインバータ66
を形成している。
CMOSインバータ61の入、出力端とCMOSインバ
ータ66の出、入力端とは相接続さ5れ、これによりフ
リップフロップ要素67が構成される。CMOSインバ
ータ61の出力端η■とV。。電位供給端(以下電源V
DOと称す)との間には、Pチャネル型トランジスタ6
8,69が直列接続され、CMOSインバータ66の出
力端Q,lとθ電源V。O間にはPチャネル型トランジ
スタ70,71が直列接続される。前記出力端互−Q,
lはインバータ72,73を介してフリップフロップ出
力Ql,了を出力する。またトランジスタ46,51,
54,56,60,65,69,71のゲートをクロッ
ク信号CIOckの供給端に接続する。
CMOSインバータ47の出力端O=はトランジスタ6
4,70のゲートに接続し、インバータ52の出力端?
哨はトランジスタ59,68のゲートに接続する。また
第3図に示されるバイナリ−フリップフロップ40.は
、大きく分けてマスターフリップフロップ4「とスレー
ブフリップフロップ42″で構成され、このフリップフ
ロップ4V,42″は前記フリップフロップ41,42
と対応した構成てある。
従つて対応する個所には同一符号を用いかつ適宜ダツシ
ユを付して説明を省略する。フリップフロップ401,
40。間の接続は、これらのクロック信号ClOckを
共通とする。出力端Q,lはトランジスタ45″,53
″のゲートに接続し、出力端O訂はトランジスタ5『,
55″のゲートに接続する。出力端Q,2はトランジス
タ50,55のゲートに接続し、出力端QS2はトラン
ジスタ45,53のゲートに接続する。第6図は第3図
の回路をブロック化して示す構成図てある。
この図を見ても分るとうり、第3図の回路は、前段のフ
リップフロップ401のデータ出力が次段のフリップフ
ロップ402のデータ入力となるように縦続接続し、そ
の出力を初段に帰還することにより、リング状のカウン
タとして−いる。またクロック信号ClOckをクロッ
ク入力に共通に供給することにより、シフトレジスタ型
の4進カウンタとなつている。次に第3図の回路の動作
を説明するが、まずこの回路の初期状態をO璽=1、Q
S2=0、寛訂=1、Q,l=0、ClOck=1と仮
定する。
ここでバイナリ−フリップフロップ401の状態を調べ
ると、Cフニ1によりトランジスタ53がオン(導通)
であり、Q,2=0によりトランジスタ55がオフ(遮
断)、トランジスタ50がオン、ClOck:.=1に
よりトランジスタ54がオンしているので、に=o、Q
Ml=1である。従つてトランジスタ70がオン、トラ
ンジスタ68がオフ状態となつている。一方、バイナリ
−フリップフロップ402の状態を調べると、O訂=1
によりトラン4ジスタ505がオフ、トランジスタ55
″がオンであり、またQSl=0によりトランジスタ4
5″がオン、トランジスタ53″がオフ、またClOc
k=1だからトランジスタ56″がオン、従つてトラン
ジスタ5『,55″を介してQM2=0で、トランジス
タ4『がオンし、トランジスタ45″はQ1=0により
オンしているから、O;=1である。従つてトランジス
タ6『がオン、トランジスタ7『がオフ状態となつてい
る。次にClOck=0となつた場合のフリップフロッ
プ401の状態変化をみると、CIOck=0によりト
ランジスタ71がオンし、トランジスタ70はO胡=0
によりオンしているため、Q,lぱ゜0゛フから゛゜1
゛に変化する。
またQsl=1によりトランジスタ58がオンし、トラ
ンジスタ59はQMl=1よりオンしているため、O訂
ぱ゜1゛から“゜0゛に変化する。一方、フリップフロ
ップ402については、C1(Xl)k=0の間はトラ
ンジスタ46″,69″がオンしているため、n;=1
、寛苧=1、従つてQM2=0、QS2=0を保持して
いる。次にClOck=1となつた場合、フリップフロ
ップ401は、n=ニ1のままであるから0J=0,Q
M1=11のままであり、Qsl=1、O咽=0も変化
しない。
フリップフロップ40。は、ClOck=1によりトラ
ンジスタ5『がオンし、トランジスタ53″はQ,l=
1によりオンしているため、?;は“1゛から゜゜0゛
に変化し、QM2ぱ゜0゛から4“r1に変化する。し
かしトランジスタ65″がオンしているためQ,2=0
、0J=1のまま変化はない。次にClOck=0とな
つた場合、フリップフロップ401は、トランジスタ4
6951,69,11がオンのため、?=ニo、QMl
=1を保持する。
そのためQ3,=1、O■=oも変化しない。一方フリ
ップフロップ402は、CIOCk=0よりトランジス
タ46″5「がオンのため、O=ニ0、QM2=1を保
持している。しかしO訂=oによりトランジスタ7『が
オンし、CIOck=0によりトランジスタ7「がオン
で、Q,2ぱ“0゛から゜゛1゛に変化する。このため
トランジスタ詔″がオンし、トランジスタ59″はQM
2=1によりオンしているため、C中ば゜1゛から“O
゛に変化する。次にClOck=1となつた場合フリッ
プフロップ401は、O璽=oになつたことによりトラ
ンジスタ53がオフし、Qs2=1にりトランジスタ5
5がオンし、ClOck=1によりトランジスタ56が
オンするため、QMlぱ゜1゛から゛゜0゛に変化する
QMlが″0″となるためトランジスタ44がオン、ト
ランジスタ45はO;=゜“025によりオンしている
ため、?;は′60゛3から″R5に変化する。しかし
ClOck=1よりトランジスタ60がオンしているた
め、Q,l=1、O訂=oを保持している。一方フリッ
プフロップ40。は、QSl及び?Kが変化しないので
QM2,C;は変化しないし、Q,2、亜も変化しない
。次にClOck=0の場合のフリップフロップ401
は、Q,2,O■がが変化しないのでO工ニ1,QM1
=Oのままであり、QMl=Oによりトランジスタ68
はオンで、ClOck=0によりトランジスタ69がオ
ンするため、O闇ぱ゛0゛から゜゜1゛に変化し、この
ためトランジスタ63がオン、?=ニ1によりトランジ
スタ64がオンしているため、Q,lぱ゜1゛から゜゛
O゛に変化する。
一方フリップフロップ40。は、ClOck=0のため
トランジスタ54″,56′はオフ、トランジスタ46
″,5「はオンで、QM2=1,0;=0を保持し、C
lOck=Oよりトランジスタ69″,71″がオンて
O=ニ01トランジスタ7『がオンしているためQ,2
=1、σ苧=oを保持する。以下上記一連の動作が繰返
されるが、フリップフロップ出力Ql,Q2を見ると“
0,0゛,゛゜1,0゛,゛゜1,1゛,“゜0。
1゛の4状態が存在するから、第8図のような動作波形
図が得られる。
つまりフリップフロップ401のマスター部41、スレ
ーブ部42、フリップフロップ402のマスター部4「
スレーブ部42゛と順次伝達が行なわれて、またマス
ター部41に帰還されるというようにデータがまわり、
ClOckの4周期て1回わりするので、4進カウンタ
となるものである。上記のように第1図と第3図の回路
は、共に同様のバイナリ−フリップフロップ動作を行な
うが、更に両者を比較してみると、第3図の回路はクロ
ック信号ClOCkに対する逆相クロックを用いないの
で、第1図の如き大形のトランジスタを用いるインバー
タ31が不要であり、低消費電力、高集積化に有利であ
る。このことは、高速動作つまりクロック信号の周波数
が高いシステムの場合に効果的である。またCl(X)
kに対する例えはQ3,,?■の応答時間を考えると、
η■が“0゛から“1゛に変化する場合にはClOck
が゛0゛となり、トランジスタ69がオンすればよいか
らトランジスタ1段分である。この時QSlはσ譜−が
“′R2になり、トランジスタ63がオンして“゜1゛
から゜゜0゛に変化するからトランジスタ2段分の応答
時間となる。n訂が“1゛から゜“0゛に変化する場合
は上記と全く対称であるが、応答時間はやはりトランジ
スタ2段分であり、従つて第1図の回路よりトランジス
タ1段分だけ応答時間が少なくて済む。また第1図の回
路でレーシングが生じたのは、クロック信号及びその逆
相クロックを用いたためであるが、第3図の回路では逆
相クロックを用いないので、レーシングやが生じるおそ
れもない。またトランジスタ55,56がオンするとき
、トランジスタ50,51が必ずオフする(同一ゲート
入力でチャネル型が異なるから)から、状態変化があつ
てクロックClOckが入力されたとき、消費電力が増
大しないものである。以下同様にリングカウンタのフリ
ップフロップの縦続接続数を変更すれば、偶数進カウン
タが得られるが、寄数進カウンタを得たい場合は、任意
の出力段の出力信号の論理をとり、早めに初段側にデー
タを帰還すればよい。
第4図はこの考え方を用いて5進カウンタを構成した場
合の例てあり、第7図はこの構成をブロック化して示す
構成図である。即ち縦続接続したバイナリ−フリップフ
ロップ401,402,403のうち、フリップフロッ
プ402,403のノア論理をノアゲート81でとり、
その出力を初段のフリツプフロツ1プ401に帰還する
ことにより5進カウンタとしている。第9図は第4図で
得られる信号波形図であり、クロック信号ClOckが
5発供給されて後、最初の状態にもどつていることが分
る。なお第4図aないしc間で同一アルファベットa−
gが重・復して用いられているが、同一アルファベット
を用いた部分は互に接続される個所を示す。また第4図
a−cではプリセット/クリア機能付5進カウンタとす
るため、そのための素子が付加されている。即ちプリセ
ット機能を得るため、プリセツフト信号Presetの
供給ラインに付ずいするインバータ83,84、トラン
ジスタ85〜92が付加され、クリア信号Clearの
供給ラインに付ずいするインバータ93,94トランジ
スタ95〜102及びClOck係のインバータ103
が付加されている。ここでPreset=′41″、C
lear=′4F′の場合は、プリセットもクリアもか
けられていない状態を示している。また本実施例は、前
実施例の立下り同期式とは異なり、ClOckの立上り
で出力データQl,Q2,Q3が変化する立上り同期式
バイナリ−フリップフロップを用いている。このように
しても前実施例と原理的に対応するので、対応し得る個
所には同一符号を用いかつこれに添字゜“1゛を付して
説明を省略する。なお立上り同期の特徴は、ClOck
の立上りでデータを変化させるため、例えばNチャネル
型トランジスタ691,711にClOckを供給した
ことである。第5図は本発明の他の実施例てあり、第3
図の回路の簡略化をはかつた場合の例である。
即ち第3図の回路からトランジスタ45,46,50,
51,59,60,64,65,及び45″,46″,
5『,5「,59′6『64″,65″を省略している
。このようにしても第8図の波形図と対応した動作が得
られる。なお第4図a−cの回路も第5図の場合と同様
にして、回路の簡略化がはかれることは勿論である。な
お本発明は上記実施例のみに限定されるものではなく、
例えはカウンタ全体を、実施例の如きバイナリ−カウン
タのみで構成するのではなく、他の種類のカウンタと併
用したカウンタとしてもよい。
また実施例では任意の進数のカウンタを得るのに、例え
ば第4図の場合のように任意段の出力データを論理ゲー
ト81を介して帰還させることで実現したが、データの
ループとは別ルートで各バイナリ−フリップフロップに
リセット(プリセット、クリアでも同じこと)をかける
ことで実現することもてきる。また本発明て、バイナリ
−フリップフロップを“゜縦続接続する゛という意味は
、前段のバイナリ−フリップフロップと次段のそれを直
接縦続接続するということのみを示すの.ではなく、例
えば第7図において例えは第1段目のフリップフロップ
401と第2段目のフリップフロップ40.出力の論理
をとり、第3段目のフリップフロップ403のデータ入
力とするなどのように、隣接フリップフロップ間に論理
ゲート等・が介在された場合をも含む広義の意味である
。以上説明した如く本発明は、特許請求の範囲に示され
るように、前段のデータ出力(例えば第3図、第6図の
Qs,,O訂)が次段のデータ出力(例えばトランジス
タ45″,53″のゲート、トランジスタ5『,55″
のゲート)となるように縦続接続した複数段のバイナリ
−フリップフロップ(例えば401,402)を含みリ
ング状に構成したカウンタにおいて、前記バイナリ−フ
リップフロップは、CMOSインバータ本体に第1チャ
ネル型の第1、第2のMOSトランジスタ(例えば第3
図の45,46)を並列回路を介挿してなる第1のCM
OSインバータ(列えば43,44))の入、出力端と
、CMOSインバータ本体に第1チャネル型の第3、第
4のMOSトランジスタ(例ば50,51)の並列回路
を介挿してなる第2のCMOSインバータ(例えば48
,49)の出、入力端とを接続してなる第1のフリップ
フロップ要j素(例えば74)、前記第1のCMOSイ
ンバータの出力端と第1の電位供給端(例えば接地)と
の間に第2チャネル型の第5、第6のMOSトランジス
タ(例えば53,54)を前記第2のCMOSインバー
タの出力端と第1の電位供給端との間にj第2チャネル
型の第7,第8のMOSトランジスタ(例えば55,5
6)をそれぞれ直列介挿してなる第1、第2の直列回路
を有したマスターフリップフロップ(例えば41)と、
CMOSインバータ本件に第2チャネル型の第9、第1
0のMOSトランジスタ(例えば59,60の並列回路
を介挿してなる第3のCMOSインバータ(例えば57
,58)の入、出力端と、CMOSインバータ本体に第
2チャネル型の第11、第12のMOSトランジスタ(
例えば64,65)の並列回路を介挿してなる第4のC
MOSインバータ(例えば62,63)の出、入力端と
を接続してなる第2のフリップフロップ要素(例えば6
7)、前記第3のCMOSインバータの出力端と第2の
電位供給端(例えばVDD)との間に第1チャネル型の
第13、第14のMOSトランジスタ(例えば68,6
9)を、前記第4のCMOSインバータの出力端と第2
電位供給端との間に第1チャネル型の第15.第16の
MOSトランジスタ(例えば70,71)をそれぞれ直
列接続してなる第3、4の直列回路を有したスレーブフ
リップフロップ(例えば42)とを具備し、タイミング
パルスを第2、第4、第6、第8、第12、第1屯第1
6のMOSトランジスタのゲートに、第1のCMOSイ
ンバータの出力信号を第11、第15のMOSトランジ
スタのゲートに、第2のCMOSインバータの出力信号
を第9、第13のMOSトランジスタのゲートに、第3
のCMOSインバータの出力信号を次段バイナリ−フリ
ップフロップ(例えば40。)の第3、第7のMOSト
ランジスタ(例えば5『,55″)のゲートに、第4の
CMOSインバータの出力信号を次段バイナリ−フリッ
プフロップの第1、第5のMOSトランジスタ(例えば
45″,53)のゲートに、前段バイナリ−フリップフ
ロップ(例えば402)の第3のCMOSインバータ(
例えば5r,58″)の出力信号を前記第1、第5のM
OSトランジスタのゲートに、前段バイナリ−フリップ
フロップの第4のCMOSインバータ(例えば62″,
63″)の出力信号を前記第3、第7のMOSトランジ
スタのゲートにそれぞれ供給したことを特徴とするカウ
ンタである。従つて本発明によれば、高速動作、低消費
電力、高集積化が可能でかつレーシングの生じないバイ
ナリ−フリップフロップを用いたので、その利点をその
まま有したカウンタが提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のバイナリ−フリップフロップ回路図、第
2図は同回路の動作を示す信号波形図、第3図ないし第
5図は本発明の各実施例の回路図、第6図は第3図を簡
略化して示す構成図、第7図は第4図を簡略化して示す
構成図、第8図、第9図は第3図、第4図の回路動作を
示す信号波形図である。 401〜403・・・・バイナリ−フリップフロップ、
41・・・・・マスターフリップフロップ、42・・・
・スレーブフリップフロップ、47・・・・・第1のC
MOSインバータ、52・・・・・・第2のCMOSイ
ンバータ、53,74・・・・・・第1、第2のフリッ
プフロップ要素、61・・・・・第3のCMOSインバ
ータ、66・・・・・・第4のCMOSインバータ、6
7・・・・・・第2のフリップフロップ要素。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 前段のデータ出力が次段のデータ入力となるように
    縦続接続した複数段のバイナリーフリップフロップを含
    みリング状に構成したカウンタにおいて、前記バイナリ
    ーフリップフロップは、CMOSインバータ本体に第1
    チャネル型の第1、第2のMOSトランジスタの並列回
    路を介挿してなる第1のCMOSインバータの入、出力
    端と、CMOSインバータ本体に第1チャネル型の第3
    、第4のMOSトランジスタの並列回路を介挿してなる
    第2のCMOSインバータの出、入力端とを接続してな
    る第1のフリップフロップ要素、前記第1のCMOSイ
    ンバータの出力端と第1の電位供給端との間に第2チャ
    ネルの第5、第6のMOSトランジスタを、前記第2の
    CMOSインバータの出力端と第1の電位供給端との間
    に第2チャネル型の第7、第8のMOSトランジスタを
    それぞれ直列介挿してなる第1、第2の直列回路を有し
    たマスターフリップフロップと、CMOSインバータ本
    体に第2チャネル型の第9、第10のMOSトランジス
    タの並列回路を介挿してなる第3のCMOSインバータ
    の入、出力端と、CMOSインバータ本体に第2チャネ
    ル型の第11、第12のMOSトランジスタの並列回路
    を介挿してなる第4のCMOSインバータの出、入力端
    とを接続してなる第2のフリップフロップ要素、前記第
    3のCMOSインバータの出力端と第2の電位供給端と
    の間に第1チャネル型の第13、第14のMOSトラン
    ジスタを、前記第4のCMOSインバータの出力端と第
    2の電位供給端との間に第1チャネル型の第15、第1
    6のMOSトランジスタをそれぞれ直列接続してなる第
    3、第4の直列回路を有したスレーブフリップフロップ
    とを具備し、タイミングパルスを第2、第4、第6、第
    8、第10、第12、第14、第16のMOSトランジ
    スタのゲートに、第1のCMOSインバータの出力信号
    を第11、第15のMOSトランジスタのゲートに第2
    のCMOSインバータの出力信号を第9、第13のMO
    Sトランジスタのゲートに、第3のCMOSインバータ
    の出力信号を次段バイナリーフリップフロップの第3、
    第7のMOSトランジスタのゲートに、第のCMOSイ
    ンバータの出力信号次段バイナリーフリップフロップの
    第1、第5のMOSトランジスタのゲートに、前段バイ
    ナリーフリップフロップの第3のCMOSトランジスタ
    の出力信号を前記第1、第5のMOSトランジスタのゲ
    ートに、前段バイナリーフリップフロップの第4のCM
    OSインバータの出力信号を前記第3、第7のMOSト
    ランジスタのゲートにそれぞれ供給したことを特徴とす
    るカウンタ。
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JP53153540A JPS6049384B2 (ja) 1978-12-12 1978-12-12 カウンタ
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0454117B2 (ja) * 1987-12-30 1992-08-28 Hegler Wilhelm

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JPH0454117B2 (ja) * 1987-12-30 1992-08-28 Hegler Wilhelm

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