JPS6048873B2 - 架橋ポリエチレン電力ケ−ブルモ−ルド接続部の製造法 - Google Patents
架橋ポリエチレン電力ケ−ブルモ−ルド接続部の製造法Info
- Publication number
- JPS6048873B2 JPS6048873B2 JP13396979A JP13396979A JPS6048873B2 JP S6048873 B2 JPS6048873 B2 JP S6048873B2 JP 13396979 A JP13396979 A JP 13396979A JP 13396979 A JP13396979 A JP 13396979A JP S6048873 B2 JPS6048873 B2 JP S6048873B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- power cable
- mold
- polyethylene power
- insulating layer
- Prior art date
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- Expired
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- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、架橋ポリエチレン電力ケーブルモールド接続
部の製造法に関するものである。
部の製造法に関するものである。
一般に、架橋ポリエチレン電力ケーブル(以下CVケー
ブルと言う)モールド接続部は、内部半導電層、絶縁層
、外部半導電層によつて構成されている。
ブルと言う)モールド接続部は、内部半導電層、絶縁層
、外部半導電層によつて構成されている。
一方、その製造に当つては、半導電層は、絶縁層モール
ド加熱時の変形を防ぐため、予めモールド成形した後、
絶縁層をモールドするなどの個別モールド成形により作
られている。しかし、係る方法によつて接続部を製造し
た場合、その施工に多くの時間を要し、このため施工時
間短縮が望まれていた。本発明は、上記の状況に鑑みな
されたもので、施工時間の大幅な短縮を可能ならしめ、
しかも半導電層の加熱変形がなく、絶縁層との接着が強
力ですぐれた電気性能が得られるCVケーブルモールド
接続部の製造法を提供することを目的としたものである
。
ド加熱時の変形を防ぐため、予めモールド成形した後、
絶縁層をモールドするなどの個別モールド成形により作
られている。しかし、係る方法によつて接続部を製造し
た場合、その施工に多くの時間を要し、このため施工時
間短縮が望まれていた。本発明は、上記の状況に鑑みな
されたもので、施工時間の大幅な短縮を可能ならしめ、
しかも半導電層の加熱変形がなく、絶縁層との接着が強
力ですぐれた電気性能が得られるCVケーブルモールド
接続部の製造法を提供することを目的としたものである
。
本発明のCVケーブルモールドの接続部の製造法の要旨
は、ケーブルの導体を圧着スリーブにより接続し、然る
後、この圧着スリーブ上に内側より順に内部半導電層、
絶縁層、外部半導電層を配置し、更にこれらを加熱して
全体をモールド一体化するCVケーブルモールド接続部
の製造法において、上記内部半導電層及び外部半導電層
の少なくとも片方は、電子線照射処理された架橋剤入り
半導電性ポリオレフィンテープの巻回層を、その内乃至
外側に形成された絶縁層と同時に加熱してモールドする
ことで形成される点にある。
は、ケーブルの導体を圧着スリーブにより接続し、然る
後、この圧着スリーブ上に内側より順に内部半導電層、
絶縁層、外部半導電層を配置し、更にこれらを加熱して
全体をモールド一体化するCVケーブルモールド接続部
の製造法において、上記内部半導電層及び外部半導電層
の少なくとも片方は、電子線照射処理された架橋剤入り
半導電性ポリオレフィンテープの巻回層を、その内乃至
外側に形成された絶縁層と同時に加熱してモールドする
ことで形成される点にある。
以下、本発明のCVケーブルモールド接続部の製造法の
一実施例を図面により説明する。
一実施例を図面により説明する。
まず、CVケーブル1の導体相互間を圧縮スリーブ2に
より接続する。
より接続する。
然る後、上記圧縮スリーブ2の外周に架橋剤入り電子照
射半導電性ポリオレフィンテープの巻回層3、絶縁テー
プの巻回層4、架橋剤入り電子照射半導電性ポリオレフ
ィンテープの巻回層5を順次形成し、然る後、これら・
を加熱して全体をモールド一体化し、もつて所定の内部
及び外部半導層3、5及び絶縁層4を一体化形成する。
このようにして遂行される本実施例のCVケーブルモー
ルド接続部の製造法によれば、内部半導電層あるいは外
部半導電層を加熱モールドの際、軟化が少なく変形しに
くい架橋剤入り電子線照射半導電性ポリオレフィンテー
プの巻回により形成するので、半導電層と絶縁層とを同
時にモールド成形することができる。
射半導電性ポリオレフィンテープの巻回層3、絶縁テー
プの巻回層4、架橋剤入り電子照射半導電性ポリオレフ
ィンテープの巻回層5を順次形成し、然る後、これら・
を加熱して全体をモールド一体化し、もつて所定の内部
及び外部半導層3、5及び絶縁層4を一体化形成する。
このようにして遂行される本実施例のCVケーブルモー
ルド接続部の製造法によれば、内部半導電層あるいは外
部半導電層を加熱モールドの際、軟化が少なく変形しに
くい架橋剤入り電子線照射半導電性ポリオレフィンテー
プの巻回により形成するので、半導電層と絶縁層とを同
時にモールド成形することができる。
また、その作業も単に架橋剤入り電子照射半導電性ポリ
オレフィンテープを巻回するだけであり、従来のテープ
巻モールド式接続部の場合とほとんど同じである。そし
て、内部半導電層あるいは外部半導電層の加熱変形がな
く、絶縁層との接着が強力であり、すぐれた電気性能が
得られる。
オレフィンテープを巻回するだけであり、従来のテープ
巻モールド式接続部の場合とほとんど同じである。そし
て、内部半導電層あるいは外部半導電層の加熱変形がな
く、絶縁層との接着が強力であり、すぐれた電気性能が
得られる。
更に、加熱モールドに当つては全体を一括モールドする
ことから、従来の個別モールドに比較して施工時間を大
幅に短縮できる。以上記述した如くCVケーブルモール
ド接続部の製造法によれば、内部半導電層、絶縁層、外
部半導電層の加熱モールドが同時にでき、その結実施工
時間の大幅な短縮が可能であり、また半導電層の熱変形
がなく絶縁層との接着が強力でありすぐれた電気性能が
得られるなどの効果を有するものである。
ことから、従来の個別モールドに比較して施工時間を大
幅に短縮できる。以上記述した如くCVケーブルモール
ド接続部の製造法によれば、内部半導電層、絶縁層、外
部半導電層の加熱モールドが同時にでき、その結実施工
時間の大幅な短縮が可能であり、また半導電層の熱変形
がなく絶縁層との接着が強力でありすぐれた電気性能が
得られるなどの効果を有するものである。
図は本発明のCVケーブルモールド接続部の製造法の一
実施例を説明するための断面図である。 1・・・CVケーブル、2・・・圧縮スリーブ、3・・
・内部半導電層、4・・・絶縁層、5・・・外部半導電
層。
実施例を説明するための断面図である。 1・・・CVケーブル、2・・・圧縮スリーブ、3・・
・内部半導電層、4・・・絶縁層、5・・・外部半導電
層。
Claims (1)
- 1 ケーブルの導体を圧着スリーブにより接続し、然る
後該圧着スリーブ上に内側より順に内部半導電層、絶縁
層、外部半導電層を配置し、更にこれらを加熱して全体
をモールド一体化する架橋ポリエチレン電力ケーブルモ
ールド接続部の製造法において、上記内部半導電層及び
外部半導電層の少なくとも片方は、電子線照射処理され
た架橋剤入り半導電性ポリオレフィンテープの巻回層で
形成し、更にこれら内部乃至外部半導電層と絶縁層とを
同時に加熱してモールド一体化することを特徴とする架
橋ポリエチレン電力ケーブルモールド接続部の製造方法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13396979A JPS6048873B2 (ja) | 1979-10-17 | 1979-10-17 | 架橋ポリエチレン電力ケ−ブルモ−ルド接続部の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13396979A JPS6048873B2 (ja) | 1979-10-17 | 1979-10-17 | 架橋ポリエチレン電力ケ−ブルモ−ルド接続部の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5657275A JPS5657275A (en) | 1981-05-19 |
JPS6048873B2 true JPS6048873B2 (ja) | 1985-10-29 |
Family
ID=15117305
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13396979A Expired JPS6048873B2 (ja) | 1979-10-17 | 1979-10-17 | 架橋ポリエチレン電力ケ−ブルモ−ルド接続部の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6048873B2 (ja) |
-
1979
- 1979-10-17 JP JP13396979A patent/JPS6048873B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5657275A (en) | 1981-05-19 |
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