JPS604790B2 - ワイヤ・マトリックス・プリンタ用アクチュエ−タ - Google Patents

ワイヤ・マトリックス・プリンタ用アクチュエ−タ

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JPS604790B2
JPS604790B2 JP51077956A JP7795676A JPS604790B2 JP S604790 B2 JPS604790 B2 JP S604790B2 JP 51077956 A JP51077956 A JP 51077956A JP 7795676 A JP7795676 A JP 7795676A JP S604790 B2 JPS604790 B2 JP S604790B2
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JP
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plunger
plunger means
spring
wire
actuator
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JP51077956A
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ガリイ・レオン・ゴロベイ
ロバート・レロイ・シユラグ
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NCR Voyix Corp
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NCR Corp
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Publication of JPS604790B2 publication Critical patent/JPS604790B2/ja
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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/22Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of impact or pressure on a printing material or impression-transfer material
    • B41J2/23Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of impact or pressure on a printing material or impression-transfer material using print wires
    • B41J2/27Actuators for print wires
    • B41J2/285Actuators for print wires of plunger type

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ワイヤ・マトリクス・プリンタ用アクチュ
ェー外こ使用するプランジャ装置に関する。
〔従来の技術〕
この発明のァクチュェータは、例えば米国特許第379
52斑号と第3833105号に示されている型の高速
ワイヤ・マトリクス・プリンタに使用することができる
もので、そのプリンタはそれと共に使用するプラテンの
上部に設置され、リボンの背後にある記録媒体の表面に
「ドット」を押印するためにインク・リボンに対して7
本又はそれ以上のプリント・ワイヤ(対向するプラテン
に接近して縦列に配置してある)のうちの1本又はそれ
以上を選択的に打撃し、それによって文字を形成するこ
とができるものである。
複数の押印されるドット列は代表的なものとして5×7
マトリクス又は7×9マトリクスがあり、それによって
すべての文字又は符号を形成することができる。ワイヤ
・マトリクス・プリンタ用の他の先行技術によるアクチ
ュェータは次に述べる米国特許にも開示される。
359231137877913729079斑317
29 37700班3835975 上記の他、プリント・ワイヤの電磁式駆動装置について
は、特開昭48一3014号公報及び特開昭49一78
443号公報にも開示がある。
特関昭48−3014号公報によると、プリント用の電
磁石と復帰用のコイルばねとを使用して厚さの異なる記
録媒体上に一定の質の文字を形成する技術を開示してい
る。又、上記の特関昭49一78443号公報に開示の
技術はプリント用のソレノィドと復帰用の板ばねとを使
用して高速で且つ信速性のあるプリントを行うようにし
ている。〔発明が解決しようとする問題点〕 しかし、以上挙げた先行技術のいずれもが多数枚の複写
をとりうるように設計したものではなく、なお、印字の
質及び高速性能に問題があり、多数枚の複写をとるとい
う要求に対しては満足できるものではなかった。
更に、プランジヤ装置に対してプリント・ワイヤを取付
ける方法についても、従来ははんだ付け又は外部締付け
によって取付けてし、たため、熱によって特性が変化し
たり、又は結合力が弱く、緒付けの際歪を生じさせる等
長いストロークを高いェネルギで多数枚の複写をプリン
トするものとしては信頼性に問題があった。従って、こ
の発明の目的は先行技術ではなし得なかった多数牧の複
写を高速且つ信頼性をもってプリントし得るワイヤ・マ
トリクス・プリンタ用アクチュェータを提供することで
ある。
更に、この発明の目的は、多数枚の複写をとるために長
いストロークを高いェネルギでプリントすることができ
る信頼性のある藤造のアクチュェータを提供することで
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
従って、本発明は、以下に説明するような先行技術には
ない新規な構造のプリント用スプリング装置及びプリン
ト・ワイヤを独特な方法で取付けたプランジャ装置を使
用したアクチュェータを提供して上記の問題を解決した
すなわち、本発明によるアクチュェータは長いストロー
クを高いェネルギでプランジャ装置を飛行させることが
できるようにしたスプリング装置と、その偏向に逆って
第1位置又は待位置にプランジャ装置を偏向するための
磁石装置と、磁石装置の吸引効果を中性化して少くとも
第2位置又は打撃或は叩打位置の途中まで上記のスプリ
ング装置によってプランジャ装置を飛行させることがで
きるようにした中性化電磁コイル装置とを含み、プラン
ジャ装置のその飛行工程の一部を弾道的な飛行方法で飛
行させるようにしたことを特徴とする。本発明によるア
クチュェ−外ま、更に、長手方向にプリント・ワイヤを
挿入する貫通孔をもつ円筒部材と長手方向に円筒部材を
縦り鉄することができるテーパー孔を持つ管状部材とか
ら成り、プリント・ワイヤを貫通した円筒部材をテーバ
ー孔に挿入して堅く一体化するように形成したプランジ
ヤ装置を使用して上記問題を解決した。
本発明を更に概略説明すると、この発明によるアクチュ
ェー外まフレーム装置内でプランジャ装置を第1位置(
不作勤又は待位置)と第2位置(プリント又は叩打位置
)との間で往復運動しうるように配置する。プリント・
ワイヤは上記の方法によってプランジャ装置に固定して
プランジャ装置と共に動作させる。磁石装置はスプリン
グ装置の張力に逆ってプランジャ装置を第1位置に吸引
してそこに保持する。プランジャ装置は磁石装置の吸引
力で第1位置に移動すると、スプリング装置に接触して
その強い張力がかけられる。アクチュェータを作動する
には、コイル装置を付勢して磁石装置の吸印効果を中性
化又は無能化して、スプリング装置がプランジャ装置を
第2位置の方に加速できるようにする。スプリング装置
は少くとも前記第2位置までのプランジャ装置の飛行距
離の一部をプランジャ装置が弾道的な飛行方法で飛行し
うるように、第2位置の方に加速した後、途中でプラン
ジャ装置をその弾力で突離す。このアクチュェータを以
上説明したように構成し、動作させることによって本発
明の目的を達成した。特に、磁石装置の吸引効果を中性
化して外部の対抗力を受けることなく、スプリング装置
の弾力を充分に使用してプランジャ装置に高いェネルギ
を発生し、プランジャ装置を一部弾道的飛行方法で飛行
させることによって強いェネルギを維持したまま長いス
トロークを達成し、多数枚の複写でも記録媒体の枚数に
関係なく一様な質のよいプリントを得ることができるよ
うにしたことに注目を要する。〔実施例〕 次に、図面を参照して、この発明の実施例を詳細に説明
する。
全体的に20で指定したアクチュェータはフレーム装置
22、プランジャ装置24、スプリング装置26、磁石
装置28及びコイル装置30、とから構成される。
プランジャ装置24は第1位置と第2位置との間で往復
運動を行なうようにフレーム装置22に配設される。
磁石装置28はスプリング装置26の張力に逆ってプラ
ンジャ装置24を第1図に示すような第1位置の方に吸
引し、スプリング装置26に接触させてそれを偏向し、
そこに保持する。アクチュェータ20を作動する場合に
は、コイル装置30を付勢して磁石装置28の磁力を中
性化することにより、偏向されているスプリング装置を
解放し、そこに貯えられている張力によってプランジャ
装置24を第2位置の方(第1図の左方)に加速できる
ようにする。スプリング装置26はプランジャ装置24
を第2位置の方に加速した後で、組立部材64の第1足
部68の対向する面に当ってプランジヤ装置24から離
される。そこで、プランジャ装置24に固定されている
プリント・ワイヤ32はリボンと記録媒体(図に示して
いない)とに対して打撃するような第2位置の方へ、少
くともスプリング装置26が第1足部68の面に当った
後の進行部分においては、弾道的な飛行方法で、すなわ
ち、磁石等他の力にじやまされずに、スプリング装置2
6で加速され、突離されたときの弾力及びその慣性で飛
行又は進行することができる。プランジャ装置24は第
6図に拡大して表わすような真銭の如き軟質支持材料か
ら成る概ね筒形の円筒部村34をその1部として後述す
るような方法で固定して使用する。
円筒部材34は円筒部40とその両側に続く第1円筒端
部36と第2円筒端部38とから成る。円筒部34はそ
の長手方向の軸(縦軸)が第1及び第2円筒端部36,
38の長手方向の軸(縦軸)と一致するように長手方向
に貫通した穴42を有する。プリント・ワイヤ32は第
1図に示すように、プランジャ装置24の両端から引出
されるように円筒部材34を貫通して挿入される。プラ
ンジャ装置24は円筒形をしたこの実施例では鉄製の管
状部材44(第8図)を含み、それを敬園む環状肩部4
6を持つ。管状部材44は2.5%シリコン鋼で作られ
、環状凹部又は大穴50と貫通しているテーパー孔48
とをもつ。穴48と50の長手方向の縦軸は第1図のよ
うに組立てられたときに円筒部材34の長手方向の軸(
縦軸)と一致する。孔48は角度Q(この実施例では3
度)で先細に作られており、穴501こ近い方の孔48
の直径が大きい。円筒部材34と管状部材44とは第1
図のように組立てられたときに練り鉄とされるような寸
法に作られる。例えば、この発明の1実施例としては、
第2円筒端部38の外径は0.066±0.00050
.0000インチであり、管状部材44のテーパー孔4
8の内径は0.062土0.0005インチであって、
円筒部材34の全長は0.330インチである。プラン
ジャ装置24に対するプリント・ワイヤ32の取付方法
は前述したように新規なものであり、この発明の重要な
特徴である。
既知の方式のほとんどは、はんだづけ方式か外部締めつ
けによってプリント・ワイヤをプランジヤに取りつけて
いた。はんだづけ方式は大量製産方式には適合し難く、
又通常はんだづけによって生じる熱がプランジャとプリ
ント・ワイヤの特性を変化する。特にプリント・ワイヤ
がタングステンで作られているときは問題であるという
理由からはんだづけ方式は好ましくない。外部締めつけ
方式はプランジャに対するプリント・ワイヤの取付けに
は使用することはできるが、発生した応力が部分的に和
らげられるため、プランジヤとプリント・ワイヤとの間
の結合力があまり強くなく、締めつけ動作終了後の両者
間の結合が弱い。ある外部締めつけ方式はプランジャに
切り目又は刻印等を施すようにしているが、これは応力
集中の点から良くないし、そこを通る磁束を中断するか
又は制限することになる。この発明に用いられたプラン
ジャ装置24にプリント・ワイヤ32を結合させるため
の締めつけ方法は前述したすべての問題を解決するもの
であり、次に詳細に説明する。直径0.015インチの
タングステンで作られたプリント・ワイヤ32は円筒部
材34に設けられているこの実施例では直径0.016
±8.機インチの孔42にまず差込まれ、後述するよう
な目的のために第2円筒機部38から引出される。
プリント・ワイヤ32が挿入された円筒部材34はその
縦軸が管状部材44のテーパー孔48の縦軸と1線に重
なるように組合わされる。次に、円筒部材34及び管状
部材44を従来の圧搾機(図に示していない)の上に立
てておき、円筒部40が管状部材44の大穴50に完全
はめ込まれるまで円筒部材34の第2円筒端部38の上
から管状部村44を押下げる。この実施例においては円
筒部40の外径は0.101十0.00050.000
0インチであり、大穴50の内は0.100±0.00
000.0005インチであって、円筒部40‘こは面
取りした面52が設けられて両部品の噛合を容易にして
いる。両者の結合の際に、第2円筒端部38はテーパ−
孔48の側面と干渉してテーパー孔48によって締り隊
とされるように圧力がかけられる。このような方法によ
って、管状部材44の壁はわずか圧搾され、円筒部材3
4と管状部材44との間には非常に高い応力が譲起され
ることになる。この動作はプリント・ワイヤ32を真銭
円筒部材34の中にくさび留にし、鋼鉄管状部材44の
中に円筒部材34をくさび蟹にすることとなる。譲超さ
れた応力それ自体和らげることができないし、又プリン
ト・ワイヤ32とプランジャ装置24との間には非常に
硬い結合が維持されることになる。プランジャ装置24
(第1図)の第1円筒織部36はプランジャ装置24が
フレーム装置22に配設され、そこで往復運動を行なう
場合、それを支持する支持体として用いられる。それは
フレーム装置22の穴54に第1円筒端部36を摺動自
在に取付けることによって達成される。この実施例にお
いて、フレーム装置22はデラウエア(Dela欄re
)所在のデュポン・オブ・ゥィルミントン(Dupon
tofWilmin亀on)によって製造され、「デル
リン」(Delrin)の商標で売られているアセタル
(acetal)樹脂のようなかたいプラスチック材料
で作られ、一般的に第1図、第4図及び第5図に示すよ
うな形状をしている。フレーム装置22には穴54より
大きい直径を持つそれと同心の第2の穴56を設け、フ
レーム装置22に対して作用する円筒端部36の軸受摩
擦を最少にする。フレーム装置22には、その円筒端部
58に、例えば米国特許第3802543号に示すよう
なプリント・ヘッドを構成するために、各アクチュェー
タ20をフレームに固定する外部ねじ(図に示していな
い)及び環状溝60などのような適当な装置が設けられ
る。先に言及した磁石装置28(第1図)は次に述べる
ような方法でフレーム装置22に固定される。
磁石装置28は永久磁石62、コレクタ装置64及びコ
ア装置66を含む。コレクタ装置64は鉄材料で作られ
、接続部72で連結する互いに分離した並列関係の第1
足部68と第2足部70とから成る概ねU字の形をした
U型部材である。第1足部68はフレーム装置22の相
補溝74に差込まれ、締め具76により取外し自在に固
定される。第1足部68には第1足部68に触れずにプ
ランジャ装置24が往復運動できるような穴78を設け
てある。第2足部70には大口径ねじ穴80が設けられ
、そこに磁石を固定するために使用する平ねじ82がね
じ込まれる。磁石62は非常にェネルギの高い高ェネル
ギ製品となるようにサマリウム・コバルトのような希±
類元素で作られ、図に示すように小さい円筒状又はボタ
ン状に形成される。磁石62は平ねじ82とコア装置6
6との間にはさまれ、コア装置66は鉄材料で作られ、
外見上キャップねじに似ており、その一部はコイル装置
30の中に挿入される。その好ましい材料としては高い
電気抵抗をもつ珪素鋼が良く、それは渦流しベルを小さ
くすることができる。コア装置66には、コイル装置3
0のボビン88のねじ穴86に擬込まれて、コイル装置
30の中にコア装置66を調整自在に配設しうるように
したねじ端部84を設ける。コア装置66には長軸方向
に沿ってスロット90が設けられる。スロット90はそ
こに流れる渦流を少くするためにコア装置66の縦軸に
届く程度の深さとされる。
.ボビンはプラスティック材料で作られ、通常第1図、
第2図及び第9図に見られるような形状をなす。
第9図に示すように、コレク夕装置64の第1足部68
に面しているボビン88の面にはスプリング装置26の
第1足部68側の面と反対側の面を受入れるように矩形
状をした穴又は段部92が設けられる。ボビン881こ
は、更にスプリング装置26が榛んだと封こそれを受入
れる第2矩形状穴又は段部94が設けられる。ボビン8
8はスプリング装置26がボビン88の側面に当藤せず
に榛むことができるようにスプリング装置26よりも広
い対抗側面96をもつように作られる。ボビン88は2
つのフランジ98及び100をもち、その上にそれぞれ
位置設定ピン102及び104が立てられ、第1図及び
第2図に見られるように組立てられたときに、フレーム
装置22とボビン88とが一定の位置関係を維持するよ
うにフレーム装置22に設けてある孔106,108の
中に挿入されるdボビン88に巻かれているコイル11
川ま引出線112をもち、ボビン88のフランジ116
のスロット114を通して外部に引出される。この実施
例においては、コイル110は第26電線を250回巻
して作られ、コイル1 10が付勢電流源(図に示して
いない)によって通常の方式で付勢されたときに、磁石
装置28の磁石効果を中性化するように普通の方法で巻
いてある。第1図に示すスプリング装置26は第10図
に示すように全体的に矩形状に形成される。
この実施例によるスプリング装置26は厚さ0.014
インチ、全幅0.350インチ、長さ0.625インチ
の平面状又はシート状スプリング鋼で作られた。スプリ
ング装置26には、そこにフインガ120及び122を
形成するために、通常、文字「H」の形をした切取部1
18が設けられる。前述のフィンガ120,122はス
プリング装置26の対向する狭い方の側部から中心に向
って伸びるように作られる。
フィンガ120,122はそれぞれ弓形凹部124,1
26をもち、第1図に示すような関係に組立られたとき
に、それら凹部は管状部材44の環状肩部46のそれぞ
れ対向する面と接触することができる。フィンガ120
及び122はそれぞれ斜線部分128,130で示した
硬いクローム層をもち、管状部材44の肩部46に接触
するための低摩擦で硬い支持面を提供する。第10図に
示すように、ライン132で測定したフィンガー20及
び122の幅は0.100インチであり、ライン134
で測定した外壁部の幅は0.075インチである。スプ
リング装置26はその織部140及び側壁138とフィ
ンガ120及び122との間に張力を生じさせるために
、側壁138と端部140との間に湾曲部136を設け
る。スプリング装置26の設計はこの発明の重要な特徴
である。
スプリング装置26が第1図で示すように緊張したとき
はそこに貯えられるェネルギのほとんどは側壁138に
貯えられ、スプリング装置26が対向する端部140で
支持されているから両側壁138はそれと直角方向に常
に一定の張力を持つことになる。この方法によって、ス
プリング装置26の材料は特定部分でのみ張力を使用せ
ずに、全材料を使用してその張力を最大に利用すること
ができる。それによってより小さいスプリング部品を使
用しても良い効果を発揮することができる。それにはフ
インガ120,122の先端のみ128,130がプラ
ンジャ装置24に接触するからであり、そのフインガ1
20,122の小郡分128,130(ある程度側壁1
38も含むが)はプランジャ装置24が第2位置(又は
プラテンの方向)の方に加速されるべきときには主にそ
れを加速しなければならない部分である。スプリング装
置の側壁138はフィンガ120,122とともに運動
する必要はなく、フインガ120,122にその運動の
てこ作用を与えるように働く。磁石装置28のコア装置
66とプランジヤ装置24(第1図)とは次に述べる方
法によって相対的に調整される。
それはコイル110を付勢してし、ないとき‘こ、ねじ
86を回転してコア装置66をプランジャ装置24の方
に螺進することによって行う。(それはねじ82を螺進
することによって同時に磁石62を前進させるとねじ8
6を回転することになる)。その動作は、第1図に示す
ように、プランジャ装置24がコア装置66の端部と物
理的に接触するまで又は「スナップイン」するまで続け
られる。前述したように、プリント・ワイヤ32はプラ
ンジヤ装置24の中を通して伸びており、それがアクチ
ュェータ201こ組込まれると、コア装置の縦軸に沿っ
てそこに設けてある挿入孔の中に摺動自在に配置される
ことになる。磁石装置28の吸引力は十分強く、プリン
ト動作をしていないときにはスプリング装置26を第1
図に示す位置に吸引して緊張させている。アクチュェー
タ20を作動するとき‘こは、コイル110に付勢電流
を給電して、そこから磁石装置28の吸引効果を中性化
する磁束を発生させる。それはスプリング装置26のフ
インガ120,122がプランジャ装置24を第1図に
示す第1位置から第2位置(左方)の方へ加速すること
ができるようにする。そこで、フインガ120,122
はコレクタ装置64の第1足部68に衝突してプランジ
ャ装置24をスプリング装置26からその弾力で突離す
ように分離する。プランジャ装置24はスプリング装置
26から突離されると第2位置の方と弾道的な飛行方法
で飛行することができる。プランジヤ装置24に取付け
られているプリント・ワイヤ32もそれと共に飛行して
そのアクチュェータ20を使用しているプリンタのプラ
テン上にある記録媒体及びリボンを打撃する。フレーム
装置22は筒状穴142を持ち、プランジャ装置24は
そこに当り飛行が阻止されて停止する。プランジャ装置
を発進させた後にコイル110への給電は止められ、磁
石装置28は再びプランジャ装置24を吸引してコア装
置66に当接させ、プランジャ装置を次の作動の待位置
に保持するように作用する。上記とは異なるように動作
するこの発明の他の実施例では、プリント動作後、永久
磁石62がもはや自己の力だけではプランジャ装置24
(第1回)を吸引することができないような位置関係と
なるようにプランジャ装置24を配置するよう調整する
ことにした。
その場合には、プランジャ装置24の復帰はプランジャ
装置24が第2位置から第1位置(又は待位置)に反転
する場合、コイル110を「逆駆動」してその磁界を磁
石62の磁界に加えるようにする。それはアクチュェー
タ20の設計を変更することなく、スプリング装置26
に更に多くのェネルギを貯えることができるようにした
ものである。〔発明の効果〕 以上説明したところからわかるように、本発明は多数枚
の複写を高速且つ信頼性をもって一様に印字しうるよう
に長いストロークを高いェネルギでプリントすることが
できるアクチュェータを提供することができた。
すなわち、この発明によるアクチュェータは磁石装置の
吸引効果を中性化して他のいかなる対抗力をも受けるこ
となく、ばねの弾力を十分に使用することによってプラ
ンジャ装置に高いェネルギを発生し、プランジャ装置を
記録媒体に対して少くとも一部弾道的な飛行方法で飛行
させることによって高いェネルギを一定に維持したまま
で長いストロークを達成し、多数枚の複写でも記録媒体
の枚数に関係なく、一様に質のよいプリントを得ること
ができるようになった。
その一実施例によると、このアクチュヱータは記録媒体
に対して約13000〜15000エルグの押印ェネル
ギをプランジャ装置に与えることができるような高い押
印ェネルギと、それを維持する長いストロークを得るこ
とができた。このアクチュェータを使用するプリント・
ヘッドはそのプリント・ワイヤが0.035インチだけ
ストロークする場合には、毎秒約90文字をプリントし
、0.015インチの短いストロークの場合には、毎秒
約130文字プリントすることができる。プリント・ワ
イヤをプランジャ装置に固定するこの発明による方法は
極めて簡単なため、特に量産に適するものであり、はん
だ付けの際の熱による特性の変化、外締方式による部分
的な結合不足及び刻み目等による磁束の中断現象などを
おこさずに、一様に堅く固着することができ、長いスト
ロークを高ェネルギで動作しうる信頼性のあるプランジ
ャを提供することができた。
又、プランジャ装置が飛行するストロークが長いという
ことは厚い記録媒体にもプリントすることができるとい
うことであって(勿論、厚さの異なる帳票等にも同時に
プリントすることができる)、標準カーボン紙を使用し
たときは6〜8枚の、又、ノーカーボン紙を使用したと
きは8枚の良好な複写をとることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の原理に従って実施したワイヤ・マト
リクス・プリンタ用アクチユェータの長手方向の断面図
であって、フレーム装置、スプリング装置、磁石装置及
びコイル装置等を表わしており、第2図は第1図に表わ
したアクチュェータの平面図、第3図は第1図の左側か
らみて磁石装置のコレクタ装置を表わす第1図のアクチ
ュェータの正面図、第4図は第1図の左側からみてフレ
ーム装置を詳細に表わしたアクチュェータの正面図、第
5図は第4図の5一5線断面図、第6図はプランジャ装
置の1部である円筒部材の側面図、第7図は第6図に表
わした円筒部材を左側から見た端部図、第8図は第1図
に表わしたプランジャ装置の一部を構成する管状部材の
断面図、第9図は第1図の左側から見たコイル装置のボ
ビンの正面図、第10図は第1図に示したスプリング装
置の平面図である。 20……アクチュェータ、22……フレーム装置、24
・・・・・・プランジヤ装置、26…・・・スプリング
装置、28・・・…磁石装置、30・・・・・・コイル
装置、32・・・・・・プリント・ワイヤ、34・・・
・・・円筒部村、36,38・・・・・・第1、第2円
筒端部、40・・・・・・円筒部、42・・・・・・穴
、44・・・…管状部村、48・・・・・・7ーパー孔
、62・・・・・・永久磁石、64・・・・・・コレク
タ装置、66・・・・・・コア装置、82・・・・・・
平ねじ、88……ボビン。 FIG.l FIG.2 FIG.3 FIG.4 FIG.・5 FIG.6 FIG.7 FIG.8 FIG.9 FIG.10

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 フレーム手段22と、 対向する接触部46を持ち、第1位置と第2位置との間
    を往復運動するように前記フレーム手段内に配設され、
    プリント・ワイヤ32を固定したプランジヤ手段24と
    、前記プランジヤ手段が前記第1位置に移動したときに
    前記プランジヤ手段の前記対向する接触部に夫々接触す
    る対向するフインガ120,122を持ち、該フインガ
    によって偏向されるようにしたスプリング手段26と、
    前記スプリング手段の偏向に逆って前記プランジヤ手段
    を前記第1位置の方に吸引して保持する磁石効果を発生
    する磁石手段28と、前記磁石手段の前記磁石効果を中
    性化して前記スプリング手段により前記プランジヤ手段
    を前記第2位置に向って加速させうる中性化磁束を発生
    する手段30とを含み、前記スプリング手段は前記プラ
    ンジヤ手段を前記第2位置の方へ加速した後で接触部6
    8に当接させて前記プランジヤ手段を分離することによ
    り前記プランジヤ手段を前記第2位置の方へ少くとも一
    部弾道的飛行方法で飛行なしうるように構成したことを
    特徴とするワイヤ・マトリクス・プリンタ用アクチユエ
    ータ。 2 フレーム手段22と、 第1位置と第2位置との間を往復運動するように前記フ
    レーム手段内に配設され、プリント・ワイヤ32を固定
    したプランジヤ手段24と、前記プランジヤ手段が前記
    第1位置に移動したときに前記プランジヤ手段に接触し
    て偏向されるようにしたスプリング手段26と、前記ス
    プリング手段の偏向に逆って前記プランジヤ手段を前記
    第1位置に吸引して保持する磁石効果を発生する磁石手
    段28と、前記磁石手段の前記磁石効果を中性化して、
    前記スプリング手段が前記プランジヤ手段を前記第2位
    置の方へ加速させうるような中性化磁束を発生する手段
    30とから成り、前記スプリング手段は前記プランジヤ
    手段を前記第2位置の方へ加速した後で前記プランジヤ
    手段を分離して前記プランジヤ手段を前記第2位置の方
    へ少くとも一部弾道的飛行方法で飛行なしうるように構
    成され、前記プランジヤ手段は概ね円筒形状で対向する
    接触部46をもち、前記スプリング手段は前記接触部に
    接触しうる対向するフインガ120,122を持ち、前
    記プランジヤ手段は更に前記接触部となる環状肩部46
    と長手方向の軸に沿って設けられたテーパー孔48とを
    もつ硬質の管状部材44と、前記管状部材より軟質の材
    料で形成され、第1端部36と第2端部38とを含み、
    長手方向の軸に沿って前記プリント・ワイヤを通しうる
    穴を有する概ね円筒形の円筒部材34とから成り、前記
    第1端部は前記フレーム手段に摺動自在に取付けられ、
    前記第2端部は前記管状部材のテーパー孔と締り嵌を構
    成して成り、前記管状部材は前記第2端部を前記テーパ
    ー孔の中に装着したときに前記プリント・ワイヤを前記
    円筒部材の中に堅く保持するような内部応力を発生する
    ように成したことを特徴とするワイヤ・マトリクス・プ
    リンタ用アクチユエータ。
JP51077956A 1975-07-03 1976-07-02 ワイヤ・マトリックス・プリンタ用アクチュエ−タ Expired JPS604790B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US05/593,082 US4037704A (en) 1975-07-03 1975-07-03 Actuator for a wire matrix printer and method of making
US593082 1984-03-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5232724A JPS5232724A (en) 1977-03-12
JPS604790B2 true JPS604790B2 (ja) 1985-02-06

Family

ID=24373303

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP51077956A Expired JPS604790B2 (ja) 1975-07-03 1976-07-02 ワイヤ・マトリックス・プリンタ用アクチュエ−タ

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US (1) US4037704A (ja)
JP (1) JPS604790B2 (ja)
CA (1) CA1075970A (ja)
DE (1) DE2629267C3 (ja)
FR (1) FR2316076A1 (ja)
GB (1) GB1521573A (ja)

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JPS5232724A (en) 1977-03-12
DE2629267B2 (de) 1979-10-11
FR2316076A1 (fr) 1977-01-28
FR2316076B1 (ja) 1979-07-06
CA1075970A (en) 1980-04-22
US4037704A (en) 1977-07-26
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