JPS6213804Y2 - - Google Patents

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JPS6213804Y2
JPS6213804Y2 JP1985176211U JP17621185U JPS6213804Y2 JP S6213804 Y2 JPS6213804 Y2 JP S6213804Y2 JP 1985176211 U JP1985176211 U JP 1985176211U JP 17621185 U JP17621185 U JP 17621185U JP S6213804 Y2 JPS6213804 Y2 JP S6213804Y2
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armature
wire
wires
actuator
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/22Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of impact or pressure on a printing material or impression-transfer material
    • B41J2/23Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of impact or pressure on a printing material or impression-transfer material using print wires
    • B41J2/235Print head assemblies
    • B41J2/265Guides for print wires
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/22Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of impact or pressure on a printing material or impression-transfer material
    • B41J2/23Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of impact or pressure on a printing material or impression-transfer material using print wires
    • B41J2/235Print head assemblies
    • B41J2/25Print wires
    • B41J2/26Connection of print wire and actuator
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/22Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of impact or pressure on a printing material or impression-transfer material
    • B41J2/23Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of impact or pressure on a printing material or impression-transfer material using print wires
    • B41J2/27Actuators for print wires
    • B41J2/28Actuators for print wires of spring charge type, i.e. with mechanical power under electro-magnetic control

Landscapes

  • Impact Printers (AREA)
  • Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はワイヤ・マトリツクスプリンタに利用
するアクチユエータに関する。
種々の形態のマトリツクスプリンタが長年にわ
たり知られている。そのようなプリンタは米国特
許第3672482号、第3592311号、第3627096号、第
3217640号、第2683410号、および第2869455号明
細書、および米国特許出願第468046号明細書に記
載されている。
通常のマトリツクスプリンタにおいて、垂直方
向に隔置されたプリントワイヤのコラムが通常キ
ヤリツジに取付けられ、これは紙のような記録媒
体の表面を横断して横に移動する。プリント文字
に対して5×7のドツト(点)マトリツクスを利
用する典型的なプリンタにおいて、7本のプリン
トワイヤからなる垂直コラムが、文字完成用の5
つの位置(すなわちプリントステツプ)有して、
記録媒体の表面を横断して進む。全てのプリント
位置ごとに、プリントワイヤ(零から全7つま
で)のうちの選択されたものを作動すなわち「発
射」し、ワイヤ作動の基礎となるプリントパター
ンにしたがつてそのプリント用端部をインク付き
リボン(または他のマーク媒体)および記録媒体
へ衝突すなわち駆動させる。また、選択されたワ
イヤは孔をパンチで形成するような通常の方法で
記録媒体に別のマークを形成することができる。
米国特許第3056546号明細書にはパンチ装置が
記載され、されはスプリングリード(reed)と、
前記リードを作動する電磁石との組合わせを含
み、前記リードおよび関連するパンチ部材を選択
的に起動し発射するようになつている。
米国特許第2978601号明細書にはドツトプリン
ト装置が記載されており、これはプリント面を有
する複数のプリントレバーを含む。レバーは連続
的にレバーの端部の中間の点において往復動され
ている。各プリントレバーの両端は永久磁石によ
り引きつけられ(吸引され)、かつ保持されてい
る。一つの永久磁石は電気コイルを含み、これは
付勢されるとその磁束を中和する。永久磁石の相
対強度は、特定の中和コイルが付勢されないと、
それに関連するレバーの往復動により、前記レバ
ーのプリント端部がその磁石から離れる方向へ移
動されて、プリントを行なう。コイルが付勢され
ると、レバーの往復動により前記プリントレバー
の非プリント端部だけを磁石から離れる方向へ移
動し、プリントが行なわれない。
例えば、米国特許第3056546号明細書に記載さ
れたアクチユエータは、リードまたは板バネ(リ
ーフスプリング)に蓄積された位置エネルギー
を、プリントワイヤの運動エネルギーに変換して
プリントを行なうようになつている。
本考案において、マトリツクスプリンタのプリ
ントワイヤ移動用2位置アクチユエータは、アー
マチヤを含み、前記アーマチヤを第1位置へ磁気
吸引し前記アーマチヤに関連したねじれスプリン
グにねじれ応力を付与する吸引手段と、前記吸引
装置を無能化して前記ねじれスプリングにより前
記アーマチヤを第2位置へ移動する無能化手段と
からなり、前記無能化手段は前記アーマチヤに実
質的に機械的負荷を与えないようになつている。
前記無能化手段は前記吸引手段によりもたらさ
れる磁気吸引力に打勝ち前記ねじれスプリングに
より前記アーマチヤを前記第2位置へ移動する磁
場を与えるようになつている。
前記無能化装置は前記アーマチヤの周囲に、そ
れに物理的に接触しない状態で巻回された電気コ
イルと、前記コイルを電気的に付勢し、前記吸引
手段を無能化する手段を含む。
前記吸引手段は永久磁場をもたらしかつ隔置さ
れた第1および第2極片を有する装置を含み、前
記アーマチヤは前記第1極片の回りにピボツトで
きるように配置構成される。
前記ねじれスプリングは前記アーマチヤと一端
において一体に形成された長い部材からなる。前
記アーマチヤの前記一端は前記第1極片の回りに
ピボツトするように配置され、それにより前記ア
ーマチヤの他端は前記第1位置において前記第2
極片を接触するように移動可能で、かつ前記第2
位置へ向けて前記第2極片から離れる方向へ移動
可能である。
前記アクチユエータは前記アーマチヤから離れ
た前記ねじれスプリングの端部に一体に形成され
た長い磁化(性)鉄バーを含み、前記極片は前記
バーを決められた位置に維持して、前記アーマチ
ヤの前記第2位置に対する限界を構成する手段を
含む。
マトリツクスプリンタ用プリントヘツドは複数
のプリントワイヤを移動する複数のアクチユエー
タを含み、前記各アクチユエータは本考案による
ものであり、前記各アクチユエータのアーマチヤ
は前記ワイヤを共に移動させるように各プリント
ワイヤに連結される。前記各プリントワイヤの一
端はU字形ループの形状を有し、前記ループはそ
れぞれのアーマチヤに係合する。
前記複数のアクチユエータは第1および第2の
アクチユエータ装置群に分割され、前記第1およ
び第2装置群は相互に隣接配置され、前記ワイヤ
の各他端を受容する貫通孔を有し、前記第1装置
群の前記他端は前記第2装置群の前記他端にはさ
み込まれており、前記ワイヤを前記アクチユエー
タと前記受容装置の間で支持する案内装置が設け
られる。前記案内装置は前記各プリントワイヤの
移動が直線状でその主軸に沿つて行なわれるよう
に配置されている。
ねじれスプリングはリーフスプリングに比較し
て2つの利点をもたらす。第1に、ねじれスプリ
ングにおいて、ポテンシヤル・エネルギーの蓄積
は一様な変形により行なわれる。これは、他のフ
アクター(材料、寸法)がほぼ等しい場合、ねじ
れスプリングが最大応力より効率的に多くのポテ
ンシヤル・エネルギーを蓄積でき、リーフスプリ
ングより小さい移動により潜在的に小型にできる
ことを意味している。第2に、ねじれスプリング
において、それにより駆動される質量はスプリン
グから本質的に分離される。これは駆動される質
量の大部分がスプリング自身であるリーフスプリ
ングにおいて正しくない。質量の大きなリーフス
プリングはプリントワイヤのような物体の駆動を
低速にする。本考案は改良されたアクチユエータ
を提供するため、これらのねじれスプリングの利
点を利用する。
(イ) 装置の概要 本考案を図面を参照して説明する。
第1,2および6図において、ワイヤ・マト
リツクスプリンタを示し、これは本考案の好ま
しい一実施例のプリントヘツド10を含む。プ
リントヘツド10を除いて、第1および4図に
示すプリンタ構造の他の細部は前述の米国特許
出願第468046号明細書に記載されているものと
同一である。実際、この考案のプリントヘツド
10と前述米国特許出願明細書に記載のものと
は相互に交換できるようにされている。
ヘツド10は紙12のような記録媒体を横断
して水平方向(Xで示す)に直線状に横移動す
るように通常のキヤリツジ11に取付けられ、
前記紙12上にプリントまたは他のマークもし
くはパンチが行なわれる。第1,7,11およ
び13図に示すように、プリントヘツド10は
或る通常のタイプライタと同様にプリント中に
右から左へ走行し、それから紙12上に各行が
プリントされてから左から右へ戻る。すべてオ
ペレータの側から見た図である第2,3,4,
10および12図において、プリントヘツド1
0はプリント中に左から右へ移動する。用語
「左」および「右」が以後用いられた場合、そ
れは第2図等における見方を示す。
プリントヘツド10は複数のプリントワイヤ
21〜27を含み、通常の5×7ドツトマトリ
ツクスにおいて第1〜5,7〜9,6および1
1図において7本が示されている。プリントワ
イヤ21〜27のプリント用自由端すなわち内
端部30は31に示すように、第7図および9
図において垂直方向に等間隔に配置され、紙1
2上に選定された文字33または他の情報また
はデータを形成するように、必要により紙上に
ドツド32(第7図)の連続垂直コラムa〜e
をプリントする。マトリツクスプリンタ技術に
おいて良く知られるように、プリントワイヤ2
1〜27は文字33をドツト32のマトリツク
ス(コラムa〜e)を介して形成するようにヘ
ツド10が横移動する時に選択的に作動され
る。ヘツド10が7本のプリントワイヤからな
る単一コラムを含む時、キヤリツジ11とヘツ
ド10の横移動によつて良く知られるように通
常の5×7ドツトマトリツクスのX寸法が規定
され、垂直プリントワイヤ間隔31によつて文
字33のZ(高さすなわち垂直)寸法が規定さ
れる。もし、小文字がプリントされる場合、ま
たはもし他のより複数な文字またはパターンが
形成される場合、7×9またはさらに大きいマ
トリツクスが、たとえば2本またはそれ以上の
プリントワイヤをプリントヘツド10のワイヤ
21〜27に追加することにより利用される。
第1,2,4および6図において、キヤリツ
ジ11はX方向すなわちプリント方向上に、逆
転可能で定速の駆動モータ34により紙12を
連続的に横移動し、前記モータ34はベルトお
よびプーリ伝達装置35を回転して通常の螺旋
リードスクリユ36を回転し、これにキヤリツ
ジ11がキヤリツジ・ナツト37(第6図)に
よりねじ係合により取付けられている。好まし
くは、キヤリツジ・ナツト37は米国特許出願
第468,047号明細書に記載されるものと同様の
ものにされる。また、キヤリツジ11は紙12
を横断して横移動する間、可能な各プリントコ
ラムa〜eにおいて停止する状態で、プリント
ヘツド10と共に紙12を横断して段階的に駆
動されることが可能である。キヤリツジ11は
一対の案内ロツド40上をX方向に直線状に往
復動するように取付けられ、かつ駆動モータ3
4により左側スタートライン(第1図の最右
端)と右端エンドライン(第1図の最左端)位
置の間を総体的に通常の状態で往復される。
プリントヘツド10が第7図のa〜eのよう
な可能な各プリント位置を通過して、X方向ま
たはプリント方向に紙12を横断して走行する
時、プリントワイヤ21〜27の選定された1
本が「発射」され、すなわち「飛行」作動され
て、零から7つの垂直ドツト30からなるコラ
ムa〜eをプリントする。第4および5図に詳
細に示すように、ワイヤ21〜27、すなわち
プリントするように選定されたワイヤの「発
射」すなわち作動は下記のように行なわれる。
つまり、選定されたワイヤ21〜27は水平方
向Y(XおよびZと紙12に垂直の方向)に小
さい距離D(第8および9図)だけ駆動され、
それにより選定されたワイヤ21〜27のプリ
ント端部30がタイプリボン41に衝突し、さ
らに良く知られる状態でリボン41とその下の
紙12の部分が後部部材すなわちプラテン42
に対して駆動される。
所望長さの文字33の行43がプリントされ
た後、あるいはエンドライン位置に到達した
時、キヤリツジ11はスタートライン位置に戻
り、紙12は通常のタイプライタのようにZ方
向に一つまたはそれ以上の文字行43だけ上方
へ段階的に送られる。好ましくは、これは次の
行43のプリントの用意のために改行機構44
により自動的に行なわれる。任意の改行機構4
4が利用できるが、一つの好ましい機構44は
米国特許出願第468048号明細書に記載されるも
のである。総体的に改行機構44は改行信号に
応答する継手すなわちクラツチ45を含み、前
記信号はキヤリツジがエンドライン位置からス
タートライン位置へ戻る間に、予めセツトされ
た時間間隔だけプラテン歯車46を減速歯車4
7へかみ合わせ、プラテン42を回転し、紙1
2をステツプ状進行させせるようになつてい
る。歯車47は第1図に示すようにリードスク
リユ36に取付けられた駆動歯車50により駆
動される。
プリントヘツド10と紙12の間に相対的移
動をもたらすにあたり、種々の別の装置が利用
できる。例えば行43をプリントするにあた
り、プラテン42が回転され、そして紙12が
ヘツド10のエンドライン位置において所望行
数だけ段階的に移動され、キヤリツジ11がス
タートライン位置へ戻り移動する間の戻り行程
で次の行43がプリントされ得る。さらに、通
常「プロツト」と称するグラフまたは他のパタ
ーンをプリントする際、プラテン42はキヤリ
ツジ11の移動に独立して、駆動モータ34に
連結された回路(図示しない)を介する適当な
入力データ信号により、グラフまたはパターン
に対する種々の寸法をもたらすように回転され
る(上方および下方に選択的に移動される)。
さらに、米国特許第3696204号または第3688035
号明細書に記載されるような線形電動モータを
利用するような「スライド・オン・スライド」
装置により独立して移動するようにすることが
できる。キヤリツジ11および総体的なプリン
ト機構の他の部分の細部は本考案において重要
なものではなく、例えば、米国特許第3672482
号明細書に記載されているような構成にされ
る。
米国特許出願第468049号明細書に、駆動モー
タ34のシヤフトに取付けられたエンコーダー
ホイールに応答してプリンタ作動と、コードホ
イールに対してセンサ(感知器)の角度位置を
正確にセツトする機構を同期させるために時間
パルスを発生させる光学センサが記載されてい
る。そのようなセンサはこの発明に利用でき
る。
(ロ) バンク10A,10Bのワイヤの配列状態第
1〜9および11図、特に第2および5〜9図
にプリントワイヤ21〜27の好ましい配列状
態を示す。
好ましい実施例において、プリントヘツド1
0は2つの半体すなわちバンク10Aおよび1
0Bに分割され、第2図においてそれは左バン
クおよび右バンクである。プリントワイヤ21
〜27は2つのバンク10Aおよび10Bの間
にできるだけ等しく分けられていることが好ま
しい。バンク10Aおよび10B(第2,8お
よび10図)の中心線51Aおよび51Bは角
度θをなすように開離されており、この角度は
ここに示す例においては約5゜であるが、他の
開離角度も利用できる。中心線51A;51B
はバンク10Aと10Bの間にくさび状間隔を
おいて、ヘツド10の中心線51から角度φだ
け開離されている。この例においてφは約21/
2゜である。中心線51はY方向との共通面上
にあり、衝撃ライン53と同様XおよびZの両
方向に相互に直交している。衝撃ライン53
(第7図)はワイヤ21〜27のプリント端部
30の間に描かれる曲線で、すべて「発射」さ
れ、そこでそのようなプリント端部30はコラ
ムa〜eをプリントする際リボン41(第8図
の下方部分)に衝突する。
プリントワイヤ21,23,25,27は左
バンク10Aに含まれ、かつそれにより作動さ
れ、プリントワイヤ22,24,26は右バン
ク10Bに含まれ、かつそれにより作動される
が、逆の配置構成も利用できる。ワイヤ21〜
27の自由端30は第1,2,5および11図
に示すように衝撃ライン53に直ぐに隣接して
交互にはさみ込まれている。
もちろん、所望により単一バンクまたは2つ
以上のバンクが利用できる。前者の場合、前記
はさみ込みは必要でなく、後者の場合、好まし
くは周期的な交互はさみ込みが利用される。
プリントワイヤ21〜27のプリント端部3
0は、ワイヤ21〜27のすべてが発射されな
い時、衝撃ライン53に直ぐ隣接し、それから
少し離れている。この端部30は隔置されて垂
直方向に配置されており、第7,8(頂部)お
よび13図に示すように、ほとんど完全に垂直
な、少し食い違う(千鳥状)コラムである。す
べてのワイヤ21〜27が発射された場合、衝
撃ライン53にプリント端部30の完全な垂直
コラムが形成される(第1図および第8図の下
方部分)。もちろん、非発射状態における食い
違いはバンク10Aと10Bの角度関係によ
り、かつワイヤ21〜27が発射されない時、
プリント端部30とリボン41の間に小さい距
離D(第6図および第8図の頂部)が存在する
という事実による。距離Dは0.25〜1.5mmの範
囲内で変化し、典型的にはこの範囲内で0.89mm
である。
特に、第2,3図(頂部)(第8および14
図、紙の方から見て)において、最上部ワイヤ
のプリント端部30と、他の奇数番ワイヤ2
3,25および27は中心線51から少し左側
にあり、偶数番ワイヤ22,24および26は
その少し右側にある。同じ食い違い状態は第
7,11および13図に示すが、紙から見る
と、もちろん、「左」および「右」は逆にな
る。第8図の頂部から見ると、プリントワイヤ
21〜27は衝撃ライン53に向けて角度θ
(約5゜であるが、この角度は調整できる)で
収斂している。
第7図に示すように、衝撃ライン52に直ぐ
に隣接したワイヤ21〜27のプリント端部3
0は第9図の側部から示すようにプラテン42
の曲率に正確に適合するように機械加工され
る。さらに、第8図に示すように、ワイヤ端部
30はそれがプラテン42に平行になるように
機械加工される。
どのような場合も、一本またはそれ以上の各
プリントワイヤ21〜27が作動すなわち「発
射」されると、ワイヤはプラテン42の方向に
前方へ移動し、プリント端部30はリボン41
に平坦状に衝突し、衝撃ライン53に沿つて紙
12をリボンとプラテン42の間にサンドイツ
チ状にはさみ、作動された任意のプリントワイ
ヤ21〜27の端部30はプラテン42上に保
持された紙12の表面に正確に適合する。
好ましい実施例において、ワイヤ21〜27
は直径約0.33mmの音楽用ワイヤまたはこの類似
物で形成される。したがつて、プリントワイヤ
21〜27は比較的硬度があり、それ程ねじれ
または屈曲なしに文字をプリントするために、
Y方向に短かい距離だけ容易に往復動する。
(ハ) 案内ブロツク54 ワイヤ21〜27のねじれまたは屈曲、およ
びプリント端部30と衝撃ライン53の間に付
随する整合状態が狂うことは、第2〜6および
11図に示し、以下に詳細に説明する、プリン
トヘツド10の左および右バンク10Aおよび
10Bに関連した案内ブロツク54により除去
される。簡単のため案内ブロツク54は第1図
に示していない。さらに、案内ブロツクはワイ
ヤ21〜27を形成する材料の硬度および他の
特性により、設けることは好ましいが、絶対に
必要であるというわけではない。
ワイヤ21〜27の直径と垂直方向間隔31
(例えば、中心から中心まで0.4mmは、プリント
文字33に必要なドツト32の寸法と垂直間隔
31により決定される。本考案の一実施例にお
いて、隣接プリントワイヤ21〜27はプリン
ト端部30において、中心から中心まで約0.4
mmだけ垂直方向に隔置され、バンク10Aと1
0Bにおいてその2倍(0.8mm)だけ隔置され
ている。
ワイヤ21〜27は第1,2,6および11
図に示すように、バンク10Aにおいて底部ワ
イヤ27から頂部ワイヤ21まで上方へ向かう
につれてその長さを総体的に一様に増大し、バ
ンク10Bにおいては底部ワイヤ26から頂部
ワイヤに向けて長さが増大している。この配置
状態とワイヤ21〜27の垂直間隔31によ
り、水平に隔置され、垂直方向に段階的に隔置
されたアクチユエータの形状が得られ、これは
ワイヤ21〜27の外端部55で発射される。
この例において、ワイヤ長さは各バンク10A
と10Bにおける底部ワイヤ27と26に対す
る約19.1mmから、各バンク10Aと10Bにお
ける頂部ワイヤ21と22に対する67.2mmまで
一様に変化する。外端部55において水平に隔
置され、垂直に隔置され段階的に配置された、
この直線状で平行な水平ワイヤ形状により、接
近して隔置されたプリントワイヤを有する小型
で軽量で経済的なプリントヘツド装置が得られ
る。ワイヤ21〜27はY方向に非常に小さい
距離だけ往復動すれば良いから、ワイヤ長さは
実際に得ることができる最小長さに形成でき
る。
明瞭化のために第1図に案内ブロツク54を
示していない。しかし、第2,3,6および1
1図において、ワイヤ21〜27はその長さ方
向において、そしてその内端すなわちプリント
端部30と外端すなわちアクチユエータ端部5
5の両方において、水平に正確に往復動するよ
うに両バンク10Aと10Bに関連する案内ブ
ロツク54により周期的に支持されている。ブ
ロツク54はホルムアルデヒド重合体または他
の硬質の低摩擦材料で形成され、任意の方法で
取付けフレーム56またはバンク10A,10
B(後者が好ましい)に取付けられる。ヘツド
10の他の要素もフレーム56に取付けられ、
このフレーム56は中央切除部57を有し、後
述のようにヘツド10は下方からそこを通して
電気的連結部を通過させることができる。フレ
ーム56はキヤリツジ11に取付けられる。典
型的にはこの後者の取付けは第1,2および6
図に示すように複数のねじ60により行なわれ
る。また、前記米国特許出願第468046号明細書
に記載(すなわち、要素160〜163)されたスプ
リング・アーム・フランジ装置が所望により利
用できる。
案内ブロツク54は一対の同様な水平の延長
部材61Aと61Bを含む。部材61Aと61
Bはその前端部(Yにおいて)において相互に
固定され、その後端部において分離され、内部
にくさび状開口を有するくさび61を形成す
る。前記部材の固定は任意の手段が利用でき、
例えばねじが利用され、あるいはくさび61は
一部片として成形できる。くさび61はバンク
10Aと10Bの間の空間を占め、かつ少なく
ともその間の長さだけは延びている。くさび6
1はθまたは約5゜に等しい角度を有する。部
材61Aおよび61Bに一体に複数の直立フイ
ンガーライン案内体63が形成され、これはX
方向に対をなして整合し、各対の案内体63は
それぞれ部材61Aと61B上にある。各部材
61Aおよび61B上の案内体63は各軸51
Aと51Bに平行な線に沿つて整合している。
案内体63はその成形中に内部に形成された
か、または材料除去作業により形成された複数
の平行で水平の、垂直方向に隔置された溝64
を含む。溝64はワイヤ21〜27を内部に垂
直方向および横方向に強制する任意の横断面形
状(四角形のものを示してある。)にされる。
後部(第3および12図)から見て、くさび6
1の一側または他側の案内体63の対応溝64
は整合している。すなわち、一方の部材61A
のすべての案内体63の最頂部溝64は水平方
向に整合している。図示の例において、第3お
よび12図において、くさび61の右部材61
B上の案内体は3つの溝64を有し、左部材6
1A上の案内体63は4つの溝64を、各バン
ク10A,10Bのプリントワイヤ21〜27
の数に対応して有している。
ワイヤ21〜27の外端部55は第5,6お
よび10図に示すように垂直方向に段を付けら
れ、この端部55はY方向に相互に水平に隔置
される。案内体63はこれらの空間を占めるよ
うに形成される。図示の例において、案内体6
3は約12.7mm離れている。
溝64は、案内ブロツク54がプレート56
にあるいはバンク10Aおよび10Bに取付け
られた時、ワイヤ21〜27がその内部に受容
され、左部材61Aの案内体63の最頂部溝6
4が左バンク10Aの最上部ワイヤ21を受容
し、右部材61Bの案内体63の最頂部溝64
が右バンク10Bの最上部ワイヤ22を受容す
る、……というような高さに配置される。ワイ
ヤ21〜27はくさび形閉鎖体66によりそれ
ぞれの溝64内に強制される。
閉鎖体66は複数のくさび状の直立フインガ
67を有する長いバーで、閉鎖体66全体は部
材61Aと61Bの内側に面する表面形状を全
体的に補完している。フインガ67は、閉鎖体
66が空間65内で右および左案内体63の間
に配置された時、フインガ67が案内体63と
組合わされて溝64を閉鎖するように配置され
ている。閉鎖体66はねじまたは接着剤のよう
な任意の手段によりくさび61に取付けられ
る。
閉鎖体66がくさび61に取付けられると、
ワイヤ21〜27は各案内体63においてその
長さ方向に沿つて周期的に支持される。この支
持状態によりワイヤ21〜27が正確に位置決
めされるだけでなく、ワイヤのプリント端部3
0がリボン41に衝突する時、ワイヤ21〜2
7の側方たわみが除去される。
案内ブロツク54は、ワイヤ21〜27がプ
リント行程および重力による変形のような外部
影響なしに、ブロツク54が配置されない場合
に通常とるであろう自由で、自然の方向を有す
る形状にワイヤ21〜27を維持するように強
制(拘束)するだけで良い。これはプリントす
なわち自由端30において特に当てはまる。
第1図(ここでは案内ブロツク54は図示し
ない)の説明において指摘したように、ワイヤ
自由端30は、はさみ込まれ、ほぼ垂直に整合
した少し食い違つた形状(第7,11および1
3図)をなしている。この形状はくさび部材6
1の前部に取付けられた直立前部ニブ(ペン先
状物)68により維持される。ニブ68は部材
61Aと61Bの前部にそれぞれ形成された2
つの半体68Aと68Bからなる。ニブ68は
(この例において)7つの孔70を含み、これ
らはフインガ68の前部において正確にこの食
い違い形状を有しており(第13図)、孔70
のうちの4つは左部材61Aの案内体63の溝
64とそれぞれ整合し、そのうちの3つの右部
材61Bの案内体63の溝64と同様に整合す
る。
ワイヤ21〜27と案内ブロツク54は好ま
しくは第11図のように組立てられ、この組立
体はそれから後述のようにプリントヘツド10
の残りの部分に関連される。
(ニ) ワイヤのアクチユエータ端部 ワイヤ21〜27の外端またはアクチユエー
タ端部55は第1〜11図、特に、第5および
7図に示すようにループ71に形成される。ル
ープ71は引張りマウントの作用をし、その点
は後述するが、さらに案内体63とフインガ6
7を助けてワイヤ21〜27の案内の機能を有
する。
ループ71は総体的にU字形で、U字形の後
部アーム72は最初U字形の前部アーム73の
方向へ走り、それから屈曲部74を形成して前
述前部アームから離れる。U字形の脚部75は
アーム72と73を連結し、脚部75の長さは
屈曲部74におけるアーム72と73の間の距
離より大きい。
脚部75とそれに隣接する前部および後部ア
ーム72および73の下方の広幅部分は、各く
さび61Aと61Bの内側および頂面に部分的
に形成されたチヤンネル76に包含され、かつ
それにより拘束される。チヤンネル76は閉鎖
体66の側面により完成され、Y方向において
案内体63の間に存する。ループ71のこのよ
うな拘束により、外端または被駆動端55の横
移動とワイヤ21〜27のその主軸の回りの回
転が防止される。案内体63とインガ67の間
の距離は、ワイヤ21〜27が距離Dを走行す
るようにループ71が十分に移動できるように
なされている。
(ホ) アクチユエータ 前述のように、プリントヘツド10は2つの
バンク10Aと10Bに分割されている。各バ
ンクはワイヤ21〜27用の多数のアクチユエ
ータ80を有する。左バンク10Aは複数のア
クチユエータ80−1,80−3,80−5お
よび80−7を含み、これらはそれぞれ関連す
るプリントワイヤ21,23,25および27
を選択的に発射する。右バンク10Bは複数の
アクチユエータ80−2,80−4および80
−6を含み、これらはそれぞれ関連するプリン
トワイヤ22,24および26を発射する。好
ましい実施例において、左バンク10Aは4つ
のアクチユエータを含み、右バンク10Bは3
つのそれを含む。これはもちろん逆にすること
が可能である。さらに、もし好ましい実施例の
5×7マトリツクス(7つのプリントワイヤ2
1〜27を有する)に代えて、5×9(9つの
プリントワイヤを有する)のマトリツクスが利
用されると、追加されたワイヤはそれを発射す
る2つのバンク10Aと10Bにできるだけ近
い数で分別される。したがつて、2つのバンク
により発射されるワイヤの総数の間には一本の
ワイヤ差より大きい差はない。関連するプリン
トワイヤ21〜27の数以外、各バンク10A
と10Bは本質的に同一であり、2つは相互に
鏡像関係にあり、その高さおよび位置以外、与
えられたバンクの各アクチユエータ80は他方
と同一である。各ワイヤ21〜27は詳細を後
述する方法により各アクチユエータ80に関連
づけられ、各バンク10Aと10Bのアクチユ
エータ80は垂直方向に段部が形成され、プリ
ントワイヤ21〜27のアクチユエータ端また
は被駆動端55と同様に水平方向に隔置されて
いる。
特に、各アクチユエータ80は、軸82の回
りにピボツト(旋動)または回転可能なアーマ
チヤ(接極子)81を含み、アーマチヤ81の
構造とそのピボツト状態は後述する。各アーマ
チヤ81上でそれと共にピボツト可能なフイン
ガすなわち延長部83はバンク10Aと10B
の間の空間52へ延び、一つのプリントワイヤ
21〜27(下記参照)のアクチユエータ端す
なわち外端55においてループ71に連結さ
れ、したがつて、プラテン42の方向へのアー
マチヤ81のピボツト運動により、それに連結
されたワイヤ21〜27が「発射」され、プリ
ントが行なわれる。アーマチヤ81をプラテン
42から移動および/またはそこから離して保
持することにより、プリントワイヤ21〜27
によるプリントは行なわれない。プラテン42
の方向、およびそこから離れる方向のプリント
ワイヤ21〜27の移動は、前述のように案内
ブロツク54により案内され拘束される。
取付け板56に対するそれらの垂直高さと、
プラテン42からの距離の違いを除いて、アク
チユエータ80は同一である。
(ヘ) プレート84,85 特に第1〜6および12図において、各バン
ク10Aと10Bは一対の極片またはプレート
84と85を含む。極片84と85は各バンク
において相互に平行で、総体的に整合した複数
のスロツトまたは切除部91〜94を含む。便
利のため極片84と85は適当な磁鉄金属に単
純なスタンプ加工を行なうことにより形成され
る。同様のプレート84−84および85−8
5はヘツド10に組立てられた場合、相互に鏡
像を形成する。
左バンク10Aの右プレート84と、右バン
ク10Bの左または内側プレート84は一連の
本質的に垂直のスロツトまたは切除部91を含
み、これらはその前部に段部を有し、後部は平
坦にされている。スロツト91はそれらの間に
複数の垂直突起95を画成し、その各々の後頂
部は96に示すように面取りされ、その後部は
段部が形成されるが、その前面97は平坦であ
る。(第2および5図参照)。
Y方向において、突起95の上端におけるス
ロツト91の有効幅は、内部のアーマチヤ81
のピボツト運動を許容するに十分な大きさより
も大きい。特に、後述のようにアーマチヤの運
動は、アーマチヤ軸82上のアーマチヤ81の
ピボツトによるアーマチヤ軸82の回りのアー
マチヤ・フインガ83の回転からなる。さら
に、任意の一つの突起95の前面97と次の前
方スロツト91に隣接する案内体63の後面と
の間のY方向の有効距離は、前述の回転を行な
わせるに十分でなければならない。スロト91
の垂直幅は後で議論するように磁束の集束およ
び遮蔽を考慮して決定される。磁束の考慮はと
もかくとして、スロツト91はアーマチヤ81
の垂直寸法を収容するに十分な幅を有する必要
がある。突起95およびスロツト91の前面9
7は、ワイヤ21〜27のアクチユエータ端5
5におけるループ71の間隔と同様に、Y方向
において水平方向に隔置されている。スロツト
91の底面100はワイヤ端部55の垂直段部
と同様に、前部から後部へ上方へ垂直に段部が
形成される。
プレート84の底部にスロツトすなわち切除
部93が設けられ、これはバンク10Aと10
B(第5および6図)の間の空間52から見
て、いくらか後方に歪んだFの全体形状を有す
る。スロツト93は突起95と総体的に垂直方
向に整合している。このF93の水平部分は総
体的に半円形をしており、それらの間にタブ1
01を画成し、これは前方に面する(すなわ
ち、プラテン42に面する)平坦垂直面102
を有する。
スロツト91の底部とスロツト93の頂部の
間に磁束遮蔽スロツト92が設けられる。これ
らの後者のスロツト92は機械的強度の限界内
で、それぞれプレート84内に図示し、その目
的は後述するように最も狭い許容できるランド
部104と105を形成する。スロツト92は
スロツト91の後半体と総体的に垂直方向に整
合する。
外側プレート85はほとんどの点でプレート
84と同様であり、同じ参照番号が対応する形
態に利用される。同一参照番号を有し、与えら
れたバンク10Aと10B内の形態は、プレー
トの主面(すなわち、X方向)に直角に見てプ
レートからプレートへ整合している。プレート
84上の突起95はプレート84上にあるから
面取りされていない。さらに、プレート84上
のスロツト93と同様ではなく、プレート85
の「F」字形スロツト94はヘツド10の外側
から見て前方へ面している。F94の水平部も
総体的に半円形をしており、それらの間にタブ
105を画成し、これは総体的に後方に面する
(すなわち、プラテン42から離れる方向に面
する)平坦垂直面106を有する。与えられた
「バンク」のFスロツト93と94の対は総体
的にX方向に整合している。
総体的にX方向に見て、対応する整合突起9
5の平坦前面97は整合する。すなわち、それ
らの間に引かれた線はプレート84と85の主
面、および各バンク10Aまたは10Bの中心
線51Aまたは51Bに対して直角である。し
かし、第10図において、そして同じ状態(X
方向)で見て、総体的に整合するタブ101と
105の対応面102と106の間に引かれた
線は、面102と106の間の片寄りにより面
97の間に引かれたその上の線と角度を形成す
る。前記片寄りは、プレート84のタブ101
の面102が中心線51Aおよび51Bに直角
な線上で見て、プレート85のタブ105の面
106の前方(プラテン42に近接している)
にあるようになされている。
磁極片の作用を有するうえに、プレート84
と85はバンク10Aと10Bの機械フレーム
でもある。
(ト) アーマチヤ 各アーマチヤ81はバンク10Aと10Bの
プレート84と85の対の整合スロツト91−
91内に位置されるように設計された四角形部
材110を含む。フインガ83は部材110に
連結され、かつ好ましくはそれに一体にされ、
突起95を越えてバンク10Aと10Bの間の
空間へ突出している。非発射または非作動位置
において、部材110はその整合するスロツト
対91−91と共に維持され、フインガ83に
直ぐに隣接する部材110の部分は、プレート
84の突起95の前面97と同一平面におかれ
る。同一位置において、部材110のフインガ
83から離れた部分は、プレート85の突起9
5の前面と同一平面におかれる。アーマチヤ8
1のその軸82に回りのピボツトは外側プレー
ト85の突起95の面97の外側のコーナ11
6を、部材110のピボツト点として利用する
ことにより行なわれる。そのようなピボツトに
より部材110が回転され、フインガ83はプ
ラテン42の方向およびそこから離れる方向
で、ループ71によりフインガ83に連結され
たプリントワイヤ21〜27により選択的にプ
リントし、または非プリント状態にする。コー
ナ116はアーマチヤ81の単一ピボツトの作
用をする。前述のように10゜サイクルのアーマ
チヤ81の作動により、外側コーナ116と部
材110の相互面に何ら感知できる有害な摩耗
は生じない。
各部材110に垂直に配置された長いねじれ
スプリング118が取付けられ、好ましくは一
体に形成されており、これは好ましい形態にお
いてロツド状部材で四角形の横断面を有し、部
材110と一体フインガ83を形成するのと同
一のスタンプ加工により形成される。ねじれス
プリング118は外側プレート85の外側(バ
ンク10Aのプレート85の左側、バンク10
Bのプレートの右側)に維持され、その主軸1
20はアーマチヤ81のピボツト軸82に総体
的に平行であるが、それから少し変位されてお
り、前記軸は外側コーナ116に一致する。ね
じれスプリング118の厚さは部材110のそ
れと同じであるが、その幅はいずれの場合も、
ポテンシヤル・エネルギーを蓄積するためのね
じれ変形を許容できるようにしなければならな
い。典型的にはねじれスプリング118は総体
的にY方向に0.7mm、総体的にX方向(幅)に
1.4mmである。
水平取付けバー122がねじれスプリング1
18に取付けられ、かつ好ましくは一体に、同
時に形成される。バー122はアーマチヤ81
を下記のように回転するように極片84と85
に取付けるのに利用される:四角形部材110
はプレート85のスロツト94にバー122を
挿入するのと同様に、プレート85の各スロツ
ト91内に挿入される。継続挿入によりフイン
ガ83は前述のようにプレート84のスロツト
91から空間52内へ突出し、バー122がプ
レート84のスロツト93から空間52へ突出
する。ねじれスプリング118に直ぐ隣接する
バー122の両端部はプレート85の外側に配
置される。
スロツト93から突出する端部は126と1
28に示すように二またに分かれている。二ま
た部126と128はタブ101の下方でそれ
より少し長くプレート84に形成された下方の
水平な後部に面するタブ130の各側部にあ
り、二また部126と128の間のウエブはタ
ブ130の頂部にある。タブ130と同様であ
るが後部に面するタブ131は、プレート85
に形成されてタブ105の下方でそれより少し
長い。バー122の両端部はこれら後者のタブ
131の頂部にある。バーの端部、タブ130
と131、および分岐部126と128はすべ
て共働して、バー122をそれぞれプレート8
4と85のタブ101と105の表面102は
106に対して維持するようになつている。
タブ101と105の表面102と106の
片寄りにより、前述のアーマチヤ81の取付け
状態により部材110に中立位置をとり、この
場合各部材110はプレート84と85の主面
(同様の中心線51Aと51B)に直角に対し
てバー122と同一角度で、プレート85の突
起95の角部116上にあり、かつピボツトさ
れるようになつており、フインガ83はプレー
ト84の突起95の前面97の前方に隔置され
る。
バンク10Aと10Bへの組立て後、バー1
22の頂部はワイヤ21〜27の端部55の段
部と同様に前部から後部へ上方へ段部を形成さ
れる。
ワイヤ21〜27はフインガ83を各ループ
71に挿入することにより各アーマチヤ81に
取付けられる。特に、屈曲部74とループ71
の前方アーム73の間の距離はフインガ83の
厚さより少し小さく、したがつてフインガ83
はその間に係合する。好ましくは、アーマチヤ
81がすべてそれぞれのバンク10Aと10B
に組立てられた後、前述のアーマチヤはす早
く、迅速に、かつ同時に、既に案内ブロツク5
4に取付けられて拘束されているプリントワイ
ヤ21〜27に関連づけられる。
アーマチヤ81はその軸82上で回転し、案
内ブロツク54がワイヤ21〜27とそれぞれ
のループ71を横方向に拘束するから、ループ
71はフインガ83の表面を摺動するのに自由
でなければならない。特に、横方向に拘束され
たループ71の観点から、アーマチヤ81の回
転により効果的に短かくされ、したがつてフイ
ンガ83はループ71に対して少し摺動する。
ループ・フインガ83−120の取付けは、前
述の摺動が行なわれ得るように設計されてい
る。前述の構成における10゜回の作動により、
プリントヘツド10の作動に逆影響を与える摩
耗は生じない。
(チ) 永久磁石 長い上方に傾斜(後方から前方へ)した空所
132がプレート84と85の内側の対面する
垂直壁、バー122の段部付き頂部により画成
される仮想平面、およびスロツト92の段部付
き頂部により画成される仮想平面により画成さ
れる。この各バンク10Aと10B内の空所1
32に対してプレート84と85に直接接触し
て、好ましくはセラミツク磁石である長い永久
磁石134が挿入され、これは磁化された時、
空気とほぼ同じ透磁率を有する。第2図に示す
ように、左バンク10Aの磁石134を後部か
ら見ると、北極は左にあり、南極は右にある。
逆も可能である。右バンク10Bの磁石は南極
を左に、北極を右に有し、それにより2つのバ
ンク10Aと10Bの間の磁性リンクを最小に
している。他方、プリントヘツド10の組立て
の観点から、両磁石134の北極が南極(右ま
たは左)と同方向(左または右)に面している
ことが通常は好ましい。この後者の配置構成は
或る程度バンク10Aと10Bの間(中心線5
1に沿つて磁石134の対面する逆磁化された
極の間)に磁束リンクが増大するが、これによ
りヘツド10の組立てが容易になる。特に、極
片84と85のアーマチヤ81との組立て後、
磁石134は非磁化状態でそれぞれの空所13
2に挿入される。アーマチヤ81へワイヤ21
〜27を取付ける前に、アーマチヤ・極片組立
体は良く知られた方法でセラミツク磁石134
を磁化するため、組立てられたヘツド10に関
連する蹄形電磁石(図示しない)の強力な分極
磁場にさらされる。
好ましくは、磁石134の最終強度は4つの
目的が実現されるようになされる。
(A) 先ず、アーマチヤ81の部材110が通常
はプレート84の突起95の各前面97に引
きつけられて、アーマチヤ81を非発射位置
に回転する。部材110のこのような回転は
前に限定された中立位置からねじれスプリン
グ118のねじれ変形まで変化するから、ポ
テンシヤル・エネルギーが内部に蓄積され
る。
各磁束通路すなわち磁気回路は:磁石13
4の北極から、隣接する磁性絶縁スロツト9
2により画成されるランド領域136を通
り、部材110を通りプレート85の突起9
5の前面97を通り、プレート84の突起9
5の前面97を通り、プレート84のランド
領域136を通り、磁石134の南極へ向か
つている。面取り部96は磁気回路でその機
能を果たす。特に、面取り部96によりフイ
ンガ83付近で突起95の幅を減少すること
により、アーマチヤ81をより有効に回転し
て休止位置に保持するように磁束が集束され
ることが解つている。
(B) 各バー122の端部124は面102に対
して保持され;端部125は面106に対し
て保持される。両方の場合に、タブ101と
105の端部124と125に対する磁石の
引力による力は、タブ・端部131−125
とタブ・端部・分岐部130−124−12
6/128により行なわれる取付け機能を助
ける。磁石は部材110の任意のピボツト運
動に関係なくバー122の前述の位置を維持
するのに十分な大きさである。これは一部、
バー122を引きつけ、かつ保持するFの9
3と94のタブ101と105の磁束集束効
果によるものである。タブ101と105お
よびバーの間の磁気引力はそれに対する磁石
134の近接状態から非常に強力である。も
ちろん、バー122は変形、ねじ、リベツト
または接着剤によりプレート84または8
5、あるいは取付けフレーム56に機械的に
取付けられるが、前述の取付け状態はそれが
簡単なことと、アーマチヤ81とプレート8
4,85の組立てが容易であること、そして
空所132が便利に形成されることにより好
ましい。
各磁束通路は:磁石134の北極から、ラ
ンド領域136を通り、バー122を通りタ
ブ101と131を通り、プレート84のタ
ブ105と130を通り、プレート84のラ
ンド領域136を通り、磁石134の南極へ
向かう。
(C) 部材110はプレート84の突起95の前
面97(アーマチヤ81が発射されない
時)、または面97の外側のコーナ116
(部材110がプレート84の突起95の前
面から離れる方向へピボツトした時)に対し
て保持される。こうして外側コーナ116上
の部材110のピボツトは非常に単純で、軸
受、ヒンジまたは類似物は必要なく、そのた
めの外側のコーナ116の磁性引力が十分で
ある。
(D) プレート84と85が剛性安定状態に維持
される。
前述のように、プリントワイヤ21〜27の
基本アクチユエータ80は金属スタンプ加工の
アーマチヤ81(フインガ83、部材110、
ねじれスプリング118、バー122からな
る)、金属スタンプ加工の極片84と85(ス
ロツト91〜95を含む)、および永久磁石か
らなり、すべては案内ブロツク54内のワイヤ
と共に簡単な構造に組立てられ、バンク10A
と10Bを形成する。
各アクチユエータ80は電気コイルのよう
な、関連するプリントワイヤ21〜27を選択
的に発射する装置を含む。
各コイル138の機能は、電圧をそこに選択
的に適用した場合に、フインガ83に隣接する
部材の部分をプレート84の突起95の前面9
7に通常保持する磁束を妨げるか、または中立
化させることである。このような妨害または中
立化によりねじれスプリング118に蓄積され
たポテンシヤル・エネルギーは急速に部材とフ
インガ(110と83)をプラテン42の方向
へ前方に移動させ、関連するプリントワイヤ2
1〜27を「発射」して、紙12にプリントを
行なう。
各コイル138はフエノール樹脂または他の電
気絶縁材料からなるボビン140を含む。ボビ
ン140の適当な方向に十分な線番の絶縁ワイ
ヤを複数回巻いてあり(ターン142)、これ
はアクチユエータ80内のコイル138の任意
の配置位置において、後述のように永久磁石の
磁束を妨害するに十分な電流容量を有する。
コイル138の好ましい取付け位置は部材1
10を包囲するが、機械的に負荷をかけない位
置であることが解つている。特に、ボビン14
0のフランジ端144はプレート84と85の
間で突起95の内部に面する面に取付けられ、
ボビン140の中央孔146がそれに関連する
部材110を包囲するようになつている。くさ
び内のアーマチヤ81の回転中部材110によ
り拭払われる容積が四角形横断面を有するか
ら、孔146は好ましくは四角形の横断面を有
するが、他の形状も利用できる。もちろん、孔
146は外側コーナ116の内回りの部材11
0のピボツトを邪魔しない十分な大きさを有す
る必要がある。このようなフランジ端144の
取付け状態は、ボビンフランジ144と一体に
形成され、かつプレート84と85のスロツト
91の段付き形状を補完する形状のフインガ1
48を配置することにより行なわれる。もちろ
ん、他の取付け方法、例えばフランジ144の
一部を適当な接着剤で突起95へ接着する方法
も利用できる。この後者の方法は位置決めフイ
ンガ148を除去することにより、ボビン14
0へのワイヤターン142の巻回をいくらか容
易にする。
コイル138に適当な電圧を適用することに
より磁束が発生し、コイル138と部材110
は共に電磁石138/110として作用する。
この磁束は永久磁石134の磁束を妨害して選
択されたプリントワイヤ21〜27が「発射」
される。第2図において妨害磁束は最初下記の
磁性回路に限定される:磁石の北極(ここでは
フインガ83から遠い方の部材110の部分)
から空気を介して南極(ここではフインガ83
に隣接する部材110の部分)まで。一つのコ
イル138のそれ自身のアーマチヤ81以外の
アーマチヤ81に影響を与えること(いわゆる
「漏洩」は、2つの形態、すなわちスロツト9
1〜94と、セラミツク磁石134が空気に近
い透磁率を有すること、により除去される。第
3番目の形態は、部材110の厚さが磁束漏洩
を除去するために調整できることである。
第1に、前述のようにスロツト91〜94は
103,104および136におけるような狭
いランド部を生じさせる効果を有する。電磁石
138/110のコイル138により発生され
た磁束の観点から、プレート84と85を通る
北極から南極への磁性径路(すなわち、電磁石
138/110の北極から、隣接突起95を通
り;プレート85のランド103と104を通
り;次の前方または後方部材110を通りプレ
ート85の前方および/または公報突起95を
上方に通り;プレート84の隣接突起95を下
方に通り;プレート84のランド103と10
4を通り;電磁石138/110の南極に隣接
するプレート84の突起95を上方に通る)
は、付勢された特定の電磁石138/110に
関連する磁気回路(部材110と空気)より、
より高い磁気抵抗を有する。
第2に、良く知られるように永久セラミツク
磁石134の透磁率は空気のそれとほぼ等しい
から、ランド102と103の上方のプレート
84と85の間に今述べられたものより低い磁
気抵抗の径路はない。実際、永久磁石134を
通る任意の径路は、おそらく前述ランド102
と103を通るより曲がりくねつたものより高
い磁気抵抗を有するであろう。
第3に、必要なわけではないが、部材110
の厚さは、それに磁気抵抗をさらに減少するよ
うに磁性鉄材料片を取付けることにより、増大
される。部材110と電磁石138〜110の
ための空気により形成される磁気径路の磁気抵
抗は、このようにして本質的に磁束漏洩を防止
する程度に小さくされる。
一つの部材110の突起95の前面97から
離れる方向に移動することは、潜在的に他の部
材110とそれに対する突起95との間の磁気
引力を増大する効果を有する。特に、今ピボツ
トされた部材110を前に通つていた永久磁石
134からの磁束は、それ自体を任意のピボツ
トされていない部材110を通して極片84と
85を介するものに分割する傾向があり、それ
は今形成されたピボツトされた部材110と突
起95の間の空気間隙が、永久磁石の磁束に関
して前記部材の磁気回路の磁気抵抗を増大する
からである。しかし、スロツト91〜94と典
型的には1.14mmの前記空気間隙の小さいことと
の組合わせにより、この効果はほとんど除去で
きる。いずれの場合も各コイル138は、関連
するアーマチヤ81がそれに関連する部材11
0と突起95の間に可能な引力の全領域におい
て、ピボツトできるのに十分な磁束を発生でき
るように設計されている。
第3,12図において、各ボビン140に巻
回されたワイヤ142の2つの端部149は、
それぞれ内側プレート84の内面に接触するボ
ビンフランジ144の下部を通つて形成され
た、一対の水平開口150に隣接して配置され
る。開口150はロケータ(locator)148
に形成された「L」字孔152と整合する。孔
152は最初は開口150から離れる方向へ水
平に延び、それからスロツト91の底部100
付近でロケータ148の端部まで下方へ延び
る。孔152は一対の剛性ワイヤ部材154を
含み、これはプレート84の外側に沿つてロケ
ータの端部を通過して垂直下方に延びる。ワイ
ヤ部材154の上端部は、はんだ付けなどによ
り開口150の付近でワイヤ142の端部14
9に連結される。ワイヤ部材154の下端部は
適当な手段により各コイル138の駆動回路1
56に連結される。典型的にはコイル138は
ロケータ148を補完形状のスロツト91内
へ、アーマチヤ81を組立てる前に摺動するこ
とによりプレート84,85と組立てられる。
このようなアーマチヤ81の組立体は、部材1
10を一部孔146内へ挿入させる。第12図
に示すように、案内ブロツク54の組立ては、
フランジ144をプレート84,85に取付け
るのに接着剤が利用された好ましい実施例にお
いて、コイル138の剛性位置決めを行なわせ
る。特に、ブロツク54がねじ157(第2
図)によりプレート84と85に取付けられる
と、くさび61の部材61Aと61Bはロケー
タ148に接触し、それをロツクすると共に案
内ブロツク54を位置決めする。
典型的にはワイヤ部材154と駆動回路15
6の間の連結は、良く知られた任意の方法によ
りプリント配線基板160(第1,2および6
図)に形成されたプリント回路158により一
部形成される。前述の好ましい実施例におい
て、プリント配線基板160はフレーム56の
切除部57の上方に配置され、その前部および
後部でそれぞれホールドダウン(hold down)
86とフレーム56に、第2および6図に示す
ようにねじ161により取付けられる。便利の
ためプリント回路158は駆動回路156に対
して柔軟ケーブルとプラグ162(第6図)に
より連結され、これはプリント配線基板160
の下側からテレプリンタの他の場所に配置され
た回路156に延びている。ワイヤ部材154
はメツキされたスルーホールである開口163
を通過し、これはプリント配線基板160にあ
り、はんだ付けによりそれぞれプリント配線回
路158に連結される。
(リ) 駆動回路 駆動回路156の機能は一つ又はそれ以上の
選択されたコイル138に電圧を適用し、その
ワイヤ142に電流を生じさせ、永久磁石13
4の磁場を妨害すなわち中和する磁場を発生さ
せることである。理想的には動力と速度の考慮
により、コイル138を通る電流は十分に速く
流れ、できるだけ速く妨害磁場を発生させるに
十分な大きさでなければならず、またその電流
と妨害磁場はプリントが行なわれるように衰退
しなければならない。プリントが行なわれた
後、電流とその結果の妨害磁場は、アーマチヤ
81が永久磁石134の磁気引力により可能な
最短時間にその休止位置へ戻るのに十分な程度
に低くならなければならない。
特に、アーマチヤ81がプリントするために
移動するのは、コイル138中で電流が衰退中
であることが実験から解つている。さらに、ア
ーマチヤ・フインガ・スプリング81−83−
118の機械的慣性と、特定のアーマチヤ81
にそれを移動させるように永久磁石134の磁
場を十分に中立化するのに有限時間がかかるこ
とにより、ねじれスプリング118は、コイル
電流がその最大値に到達する付近の時間に前述
のアーマチヤを移動させ始める。コイル電流が
衰退すると、アーマチヤ81に対する永久磁石
134の影響が、アーマチヤ81とフインガ8
3が突起95から離れる方向へ移動されていて
も増大する。したがつて、コイル電流の衰退が
速すぎると、アーマチヤ81は全然移動しない
か、またはプリントが行なわれる前に休止位置
へ引戻されてしまう。前述の衰退がゆつくり過
ぎると、アーマチヤのプリントワイヤ21〜2
7は長い間「発射」状態に維持され(リボン4
1上で紙12を裂く)、ヘツド10の繰返し速
度がおそくなる。したがつて、制御回路156
がコイル電流の速すぎおよびゆつくり過ぎる衰
退の間のバランスをとることができなければな
らない。
また、コイル電流の上昇はアーマチヤ移動に
直接の役割を果たさなくても、永久磁石の磁場
を妨害するに十分な磁束を発生させるのに必要
である。この上昇がゆつくり過ぎると、ヘツド
の繰返し速度がおそくなるだけではなく、電力
消費量が大きくなる。「速すぎる」電流上昇は
有害ではなく、実際にはヘツドの繰返し速度は
増大する。
また、コイル電流の衰退はアーマチヤ81が
休止位置へ戻る前に通常は完了している。した
がつて、一般に与えられたアーマチヤの作動の
各サイクルは、コイル内の電流上昇の開始と共
に始まり、アーマチヤの休止位置への戻りと共
に終る。
前述の目的を達成するための単一の電気駆動
回路156の一例を第14図に示す。他の装置
も前述の基準に適合する限り同様に利用でき
る。
第14図において、各駆動回路156は一つ
のアクチユエータ80のコイル138を含む。
コイル138はダイオード164に並列に連結
される。ダイオード164の陰極とコイル13
8の一端が、+40V D.C.のような電源166へ
連結される。ダイオード164の陽極とコイル
138の他端は通常オフ状態のトランジスタ1
70のコレクタ168に連結される。トランジ
スタ170のエミツタ172はアースする。
選択されたプリントワイヤ21〜27による
プリントを行なう場合、トランジスタ170の
基部176に連結された適当な論理回路174
が、通常はオフのトランジスタをオンに反転す
るパルスを発生する。トランジスタ170をオ
ンにすることにより電源166からコイル13
8を通り、エミツタ172とコレクタ168を
通り他気に通じる導電径路が開かれる。前述の
ように、ボビン140へのワイヤ142の巻回
方向とその巻数は、コイル138を通る電流が
永久磁石134からの磁場を妨害すなわち中和
するのに十分であるようにされている。論理回
路174が選択されたプリントワイヤ21〜2
7を発射するパルスを発生した後、トランジス
タ170は通常のオフ状態に戻る。この時間点
において、電流はコイル138を流れ続けよう
としている。このような電流は消失するまでダ
イオード164を介して回路内を循環する。す
なわち、このような電流は零へ向けてゆつくり
衰退していく。電流が零へ衰退するとコイル1
38の妨害すなわち中和効果は減少し、最終的
に永久磁石134がアーマチヤ81を表面97
に対する休止位置へ引戻すのを許容する。
(ヌ) アーマチヤ被覆 第4および10図に示すように、アーマチヤ
81は選定された位置において、蓄積したポリ
エステルフイルムまたはテープ250により一
部覆われている。典型的にはこのフイルムは約
0.05mmの厚さを有する。このフイルムは特にア
ーマチヤ部材110と角部116の間の接触部
において食込み腐食を防止することが解つてい
る。
テープ250の第1に可能な位置はフインガ
83に隣接する部材110の部分112上であ
る。特に、フイルム250は任意の方法で部分
112へ接着され、アーマチヤ81が休止位置
にある時、前記部分と、プレート84の突起9
5の前面97の間にそれがサンドイツチ状には
さまれるようにする。こうしてフイルム250
は部材110と前面97の間に、部材117が
その間で凍結するのを防止する「組立て」間隙
を形成する。良く知られるように、2つの磁鉄
物体の間の磁気引力は、それらの間の距離の平
方にしたがつて減少する。したがつて、フイル
ム250が利用された時、コイル138により
永久磁石134の中和により、ねじれスプリン
グ118がアーマチヤ81を移動することがい
くらか容易になる。
第1の位置にフイルム250を利用すること
により別の利点は、アーマチヤ81の急速な休
止位置への戻りにより、前面97からのアーマ
チヤ81のはね返りまたははずみが小さくなる
ことである。このはね返りの減少はフイルム2
50の材料を考慮して選択することによるフイ
ルム250の減衰効果により達成される。
フイルム250の第2可能な位置は部材11
0と外側コーナ116の接触面である。ここで
は、フイルム250は減摩効果を発揮し、適当
に選定することにより明らかなように潤滑効果
を発揮する。
第1位置の場合と同様、第2位置の接触面に
おいてフイルム250により「組立て」間隙が
形成される。このような間隙は部材110の部
分114と、プレート85の突起95の前面9
7の間にある。この間隙は必ずしも第1間隙と
同じように望ましいわけではなく、永久磁石1
34はアーマチヤ81のピボツト中フイルム2
50に隣接する部分114を外側コーナ116
上に維持するに十分な強度を有する。
フイルム250の第3の可能な位置はフイン
ガ83上である。前述のように、アーマチヤ8
1がその軸上を回転し、案内ブロツク54がワ
イヤ21〜27の横(X方向)移動をそのルー
プ71を含んで防止するから、アーマチヤ81
が実効的に「短化(shortening)」し、フイン
ガ83を前部ループアーム73と屈曲部74の
下側を摺動させる。したがつて、フインガ83
上のフイルム250は摩耗を防止し、前述の摺
動のために潤滑作用をもたらす。
フイルム250は3つの可能な位置のうちの
一つまたはそれ以上の位置において部材110
上に配置される。便利のためフイルムは、フイ
ンガ83の前面および後面の両方を覆い、それ
から部材110の後面において、それが各前面
97に接触する位置において、それに沿つて延
び、かつそれを覆う単一部片で配置される。
(ル) 引張力調整 各アクチユエータ80はねじれスプリング1
18に蓄積されるポテンシヤル・エネルギーの
量を換える引張力調整装置256を含む。特
に、第3および10図(左側)に示すように、
貫通するねじ孔260を有するボス258が、
バー122の端部124の分岐部126の直後
でプレート84の外側に形成される。各孔26
0に分岐部126に接触するセツトねじ262
がねじ込まれる。分岐部126とバーの端部1
24をプラテン42の方向へ前方に移動するよ
うにねじ262を回転することにより、ねじれ
スプリング118のポテンシヤル・エネルギー
の量が、磁石134により休止位置に保持され
るアーマチヤ110を考慮して、角度Bをさら
に増大することにより増大される。
引張力を調整するために他の装置が利用でき
る。例えば、直前に記載したのと同様の方法に
より分岐部178の後方において、個々のセツ
トねじ(図示しない)がプレート84の内側に
取付けられる。他方、第10図(右側)に示す
ように、単一のバンク10Aまたは10Bのね
じれスプリング118のすべてに対して単一の
引張力調整装置が利用される。しかし、最前部
ボス258上の孔260だけがねじを付けら
れ、残りの孔260はねじが付けられていな
い。前端を最前部ボス258にねじ込まれた長
いシヤフト266は、アーム122の端部12
4に形成された切欠部268を介して他の孔2
60を摺動可能に通過している。複数のカラー
270がシヤフト266に取付けられ、アーム
端部124にそれぞれ接触している。それから
シヤフト266の回転により、端部124が後
方または前方に同時に移動され、ねじれスプリ
ング118の引張力が調整される。
例えば、紙12で多数のデータのカーボンコ
ピーを必要とする場合のように、プリント端部
30に大きな力が望まれる時、何らかの引張力
調整装置が有用である。もちろん、磁石134
の強度、表面102における磁束の集束、およ
び前記表面とアーム端部124の間の引張力
を、端部124が磁気引張力が破壊される程に
前記表面102から離れて移動しないようにし
なければならない。総体的に、引張力調整装置
は端部124と表面102の間の小さな増分距
離だけに有効である。もちろん、スプリング1
18の総引張力は前述のように表面102と1
06の間の片寄りにより決定される。
(ヲ) 他の実施例 この考案の幾つかの特定の実施例を図示し説
明してきたが、この考案はそのような特定の実
施例に限定されるものではなく、種々の修正が
可能である。例えば、角度関係を有するバンク
10Aと10Bの代りに、プリントヘツド10
はすべて一直線状のプリントワイヤを含むこと
ができる。また、コイル138をアーマチヤ8
1を包囲する場所以外、例えばアクチユエータ
80の一つまたは両方の突起95上に取付ける
ことも望ましい。さらに、部材110、引張り
スプリング118およびプリントワイヤのルー
プ71はフインガ83の間の連結部の間の相対
位置は、所望により変更できる。
(ワ) 実施態様 本考案の実施態様は下記の通りである。
(1) a)プリントワイヤを取付け、かつ前記プ
リントワイヤ端部を記録媒体の方向およびそ
れから離れる方向へ移動するように、軸の回
りにピボツト可能にしたアーマチヤ、b)前
記アーマチヤに取付けられたねじれスプリン
グであつて、前記アーマチヤは前記スプリン
グがねじれ応力から自由にされた時に中立位
置をとるようにされたねじれスプリング、
c)前記アーマチヤをその軸上に前記中立位
置から離れる方向へピボツトすることによ
り、前記アーマチヤを通常磁気的に引張り、
前記ワイヤ端部を前記記録媒体から離れる方
向へ移動して前記スプリングにねじれ応力を
もたらす装置、d)前記磁気引張力を中立化
し、前記ねじれ応力を与えられたスプリング
により前記アーマチヤを中立位置へピボツト
させ、前記ワイヤ端部を前記記録媒体の方向
へ移動してワイヤ端部をそれに衝突させる装
置、からなる記録媒体にプリントワイヤの端
部を選択的に衝突させるマトリツクスプリン
タ用アクチユエータ。
(2) e)前記ワイヤ端部を前記記録媒体に衝突
させる中立化装置を瞬間的に付勢し、かつ前
記中立化装置の消勢により、前記引張装置に
より前記アーマチヤを休止位置へ戻すように
した装置を設けた前記第(1)項に記載のアクチ
ユエータ。
(3) f)前記ワイヤを前記アーマチヤに取付
け、前記アーマチヤが前記中立化装置の付勢
により中立位置へ到達した時、前記ワイヤ端
部を前記記録媒体へ衝突させる装置を設け
た、前記第(2)項に記載のアクチユエータ。
(4) d1)電気コイルを前記アーマチヤの周囲に
それを包囲するように、かつ機械的な負荷を
かけないように配置し、前記アーマチヤを前
記コイルの中央孔内で自由にピボツトできる
ようにした前記第(3)項に記載のアクチユエー
タ。
(5) c1)第1の磁化鉄極片であつて、その一部
が前記アーマチヤ軸と一致し、前記アーマチ
ヤが前記一部上でピボツト可能である前記第
1極片、c2)前記第1極片から隔置され、か
つ前記取付け装置に隣接して配置された第2
の極化鉄極片であつて、前記アーマチヤが休
止位置において前記第2極片に接触するよう
にされた前記第2極片、c3)前記極片の間に
配置された永久磁石により前記引張装置を構
成した前記第(4)項に記載のアクチユエータ。
(6) g)前記アーマチヤを中立位置において前
記第2極片から隔置するため、前記極片にね
じれスプリングを取付ける装置を含む、前記
第(5)項に記載のアクチユエータ。
(7) ワイヤ端部を記録媒体において分離しマト
リツクスを画成する装置、およびプリントワ
イヤをバンク内に、その主軸に沿つて移動す
るように相互に平行に維持する装置を有す
る、複数の前記第(6)項に記載のアクチユエー
タを含むアクチユエータ・バンク。
(8) 第1の磁化鉄プレート部材が第1極片を支
持し、磁石の一つの極に接触しており、かつ
第2の磁化鉄プレート部材が前記第2極片を
支持し、磁石の外端に接触している、前記極
片が相互に平行なフインガである前記第(7)項
に記載のアクチユエータ・バンク。
(9) 前記記録媒体において前記プリントワイヤ
端部を交互に挿み込む装置を有し、前記第(8)
項に記載の複数のバンクを有するプリントヘ
ツド。
(10) 前記プリントワイヤ端部と記録媒体を相対
移動させて、前記端部を前記記録媒体上を横
移動させる装置を有する前記第(9)項に記載の
プリントヘツド。
(11) 前記バンクを前記ヘツドの軸に対して角度
をなして関係付け、前記バンクを前記記録媒
体上の前記プリントワイヤ端部の横移動の方
向に側部を並べて配置するようにした、前記
第(10)項に記載のプリントヘツド。
(12) ワイヤ取付装置、ワイヤ端部分離装置、ワ
イヤ維持装置、およびはさみ込み装置が、隣
接するバンクの間に配置された案内ブロツ
ク、前記ワイヤを相互に並行に周期的に支持
する複数の案内部材、前記ワイヤ端部から離
れて各ワイヤに形成されたU字形ループであ
つて、前記各ループの脚部がその間の各アー
マチヤに係合するような前記U字形ループ、
前記案内部材の間のブロツクに形成され、か
つワイヤの移動方向に延びるチヤンネルであ
つて、前記ループの橋部が前記チヤンネル上
にあり、かつそれにより案内されるようにし
た前記チヤンネル、および貫通孔に前記ワイ
ヤ端部をはさみ込み、かつ隔置状態で受容す
る前記記録媒体に隣接したニブで構成した、
前記第(11)項に記載のプリントヘツド。
(13) 前記ねじれスプリング取付装置が、前記
アーマチヤから離れた方で前記ねじれスプリ
ングに連結された長い磁化鉄バー、および一
つの極片上で、磁石の磁束を前記バーに適用
して前記バーを固定位置に維持し、前記アー
マチヤの中立位置をセツトする装置で構成さ
れた前記第(6)項に記載のアクチユエータ。
(14) 記録媒体上に長いプリントワイヤの一端
を選択的に衝突させる装置がa)長いねじれ
スプリング、b)前記ねじれ部材に取付けら
れ、前記スプリングの主軸の回りにピボツト
させて前記プリントワイヤを移動させる磁化
鉄アーマチヤであつて、前記アーマチヤが前
記スプリングが応力を受けない時に中立位置
にあるようにされた前記アーマチヤ、c)静
磁場で前記アーマチヤを引きつけ、前記アー
マチヤを中立位置からピボツトさせて前記ア
ーマチヤを休止位置に通常は移動して、かつ
維持し、前記ねじれスプリングにポテンシヤ
ル・エネルギーを蓄積する装置、およびd)
前記静磁場を瞬間的に中立化し、前記蓄積さ
れたポテンシヤル・エネルギーにより、前記
アーマチヤを休止位置から中立位置へピボツ
トさせ、前記ワイヤ端部を前記記録媒体に衝
突させるように選択的に付勢される装置、で
構成されたマトリツクスプリンタ。
(15) 前記中立位置を、e1)前記アーマチヤに
対して、前記静磁場と反対の極性を有する第
2磁場を選択的に発生させる装置、で構成し
た前記第(14)項に記載のマトリツクスプリン
タ。
(16) 前記第2磁場が動的で、かつ前記第2磁
場発生装置が電磁石で、前記電磁石を、
e11)前記アーマチヤの周囲にそれに機械的な
負荷を与えずに巻回されたコイル、および
e12)前記コイルに電圧を適用する選択的に作
動する装置、で構成し前記第(15)項に記載の
マトリツクスプリンタ。
(17) 長いプリントワイヤをプラテンの方向へ
選択的に移動する装置を、a)一対の極片、
b)一端において一方の極片に取付けられた
ねじれスプリング、c)前記ねじれスプリン
グの他端に取付けられ、かつ前記スプリング
の主軸の回りにピボツトして前記プリントワ
イヤを移動できる磁化鉄アーマチヤであつ
て、前記スプリングが無応力状態において前
記アーマチヤを中立位置に維持し、前記アー
マチヤが中立位置から移動することにより前
記スプリングに応力を付与し、かつ前記アー
マチヤを中立位置へ復帰させようとするポテ
ンシヤル・エネルギーを内部に蓄積させるよ
うにされた前記アーマチヤ、d)前記極片に
静磁場を定常的に適用し、前記アーマチヤを
その中立位置からピボツトすることにより、
前記極片に接触する休止位置へ移動し、かつ
維持する装置、およびe)前記静磁場を瞬間
的に中立化し、前記蓄積されたポテンシヤ
ル・エネルギーにより前記アーマチヤを休止
位置からピボツトさせ、前記プリントワイヤ
を駆動するように選択的に付勢される装置で
あつて、前記中立化装置が消勢された時に前
記アーマチヤが前記静磁場により休止位置に
復帰するようにされた前記装置、で構成した
マトリツクスプリンタ。
(18) 長いプリントワイヤをプラテンの方向へ
選択的に駆動する装置を、a)極片組立体、
b)前記組立体に取付けられたねじれスプリ
ング、c)プリントワイヤに連結され、前記
ねじれスプリングに取付けられ、かつ前記組
立体上でピボツト可能なアーマチヤであつ
て、前記スプリングが応力無しの時に中立位
置をとる前記アーマチヤ、d)前記組立体に
静磁場を適用して、前記アーマチヤを前記ね
じれスプリングのねじれ力に抗して中立位置
からピボツトすることにより、前記アーマチ
ヤを前記組立体に接触する休止位置に移動
し、かつ維持して、前記ねじれスプリングに
ポテンシヤル・エネルギーを蓄積する装置、
およびe)前記静磁場を瞬間的に中立化し、
前記蓄積されたポテンシヤル・エネルギーに
より前記アーマチヤを休止位置からピボツト
してプリントワイヤを駆動するように選択的
に付勢される装置(であつて、前記アーマチ
ヤが前記中立化装置が消勢された時に前記静
磁場により休止位置に復帰するようにされた
前記装置)、で構成したマトリツクスプリン
タ。
(19) 選定された平面に平行な長いプリントワ
イヤをプラテンの方向へ選択的に駆動する装
置を、a)極片組立体、b)前記組立体に取
付けたねじれスプリング、c)プリントワイ
ヤに連結され、前記ねじれスプリングに取付
けられ、かつ前記組立体上でピボツト可能な
アーマチヤであつて、前記スプリングが無応
力状態において前記アーマチヤを中立位置に
維持し、前記アーマチヤの中立位置からの移
動により前記スプリングに、前記アーマチヤ
を中立位置に復帰させようとするポテンシヤ
ル・エネルギーを蓄積するようにされた前記
アーマチヤ、d)前記組立体に静磁場を適用
し、前記アーマチヤをその中立位置からピボ
ツトさせることにより前記組立体に接触する
休止位置に移動し維持する装置、およびe)
前記静磁場を瞬間的に中立化し、前記蓄積さ
れたポテンシヤル・エネルギーにより前記ア
ーマチヤを休止位置からピボツトさせて前記
プリントワイヤを駆動するように選択的に付
勢される装置であつて、前記アーマチヤが前
記中立化装置が消勢された時に前記静磁場に
より休止位置へ復帰するようにされた前記装
置、で構成したマトリツクスプリンタ。
(20) アーマチヤを弾性部材の作用に抗して磁
石により第1位置に取付け、それるより前記
弾性部材にポテンシヤル・エネルギーを蓄積
するようにし、前記エネルギーが前記アーマ
チヤを第2位置へ偏倚するようになつてお
り、電気コイルの選択的な付勢により前記ア
ーマチヤに対する磁石の磁気引きつけ力を中
立化して、前記弾性部材により前記アーマチ
ヤを前記第2位置へ移動させるようにした2
位置アクチユエータにおいて、a)前記弾性
部材をねじれスプリングにし、b)前記コイ
ルを前記アーマチヤを包囲するが、それに機
械的な負荷を与えないように配置した前記ア
クチユエータ。
(21) 前記アーマチヤを前記スプリングのねじ
れ軸の回りに回転するように前記ねじれスプ
リングに取付け、前記磁石を前記コイルが消
勢された時通常は前記アーマチヤを前記第1
位置へ引きつける永久磁石にした、前記第(2
0)項に記載のアクチユエータ。
(22) c)一対の極片をそれぞれ前記磁石の両
極に隣接して配置し、前記両極片に前記第1
位置のアーマチヤを包含させ、前記アーマチ
ヤを前記第1極片上で回転可能にし、かつア
ーマチヤが前記第2位置へ移動する時、前記
アーマチヤが前記第2の極片から離れる方向
へ移動するようにされた、前記第(21)項に記
載のアクチユエータ。
(23) d)長い部材を前記アーマチヤにそれと
共に移動するように取付け、前記アーマチヤ
が第2位置にある時に前記部材の端部を選択
された位置へ移動し、前記アーマチヤが第1
位置にある時に前記端部を前記選択された位
置から離れる方向へ移動するようにした、前
記(22)項に記載のアクチユエータ。
(24) 前記アーマチヤを長い物体とし、その一
端をねじれスプリングに取付けて前記第1極
片に隣接し、その他端を前記スプリングのね
じれ軸の回りに回転可能し、前記第1アーマ
チヤ位置において前記第2極片に接触し、前
記第2アーマチヤ位置において前記第2極片
から離れるようななつており、かつ、e)長
い部材を前記アーマチヤにそれと共に移動す
るように取付け、それにより、その第1端部
を、前記第2アーマチヤ位置において選択さ
れた位置にし、前記第1アーマチヤ位置にお
いて前記選択された位置から離すようにし
た、前記第(23)項に記載のアクチユエータ。
(25) 前記極片を一対の総体的に相互に平行な
フインガにより形成し、前記フインガを前記
スプリングのねじれ軸に平行に、そしてアー
マチヤの移動方向に直角にした前記第(24)項
に記載のアクチユエータ。
(26) 前記長い部材の第2端部を前記アーマチ
ヤの他端部に取付けた前記第(25)項に記載の
アクチユエータ。
(27) 前記長い部材の第1端部を選定された位
置においてマトリツクスを画成するように相
互に分離させた前記第(26)項に記載の複数の
アクチユエータを有するバンク。
(28) 前記長い部材の主軸を相互に平行にし、
かつ、f)前記長い部材を前記アーマチヤの
移動によりその主軸に沿つて往復動させる装
置を設けた、前記第(27)項に記載のアクチユ
エータ・バンク。
(29) g)前記第1フインガが取付けられる第
1共通プレート部材と、h)前記第2フイン
ガが取付けられる第2共通プレート部材を設
け、前記プレート部材がそれぞれ前記磁石の
両極に接触されている前記第(28)項に記載の
アクチユエータ・バンク。
(30) 前記各対のフインガの第1および第2フ
インガを、前記アーマチヤの同側においてそ
れぞれのプレート部材に取付けた前記第(29)
項に記載のアクチユエータ・バンク。
(31) 前記長い部材の第1端部を選定された位
置において交互にさし込むようにした前記第
(30)項に記載の多数のバンクを有するアクチ
ユエータ・ヘツド。
(32) 前記第(31)項に記載された、記録媒体に
プリントするアクチユエータ・ヘツドを有
し、前記長い部材をプリントワイヤとし、前
記記録媒体を選定位置に配置し、前記プリン
トヘツドに、i)第1プリントワイヤ端部を
前記記録媒体を横断して横移動させる装置
と、j)前記第1プリントワイヤ端部の選定
位置への移動に応答して前記媒体上にドツト
(点)をプリントする装置、を設けたマトリ
ツクスプリンタ用プリントヘツド。
(33) アーマチヤを磁石装置により弾性装置に
抗して第1位置へ引きつけ、それにより前記
弾性装置内に前記アーマチヤを第2位置へ偏
倚させるポテンシヤル・エネルギーを蓄積す
るようにし、前記磁石の引きつけ力を中立化
し、前記蓄積されたエネルギーにより前記ア
ーマチヤを第2位置へ移動させる選択的に付
勢される装置を有する2位置アクチユエータ
において、a)前記弾性装置をねじれスプリ
ングで形成し、これに前記アーマチヤをそれ
自身の回転軸上で、かつ前記スプリングのね
じれ軸の回りに回転するように取付け、b)
前記磁石装置を前記アーマチヤを通常前記第
1位置へ引きつける永久磁石とし、c)前記
中立化装置を前記アーマチヤをそれに機械的
負荷を与えないように包囲する電気コイルと
した2位置アクチユエータ。
(34) 前記磁石装置に一対の磁化鉄極片を設
け、前記極片の両方を前記アーマチヤにその
第1位置において接触させ、前記極片を前記
永久磁石の両極にそれぞれ隣接配置した前記
第(33)項に記載のアクチユエータ。
(35) d)それぞれ隔置された第1および第2
の長いフインガを前記極片に設け、前記第1
フインガに前記アーマチヤの前記第2位置へ
の回転中、前記アーマチヤの回転軸に一致
し、かつ前記アーマチヤと接触状態を維持す
る端部を設け、前記アーマチヤが前記第2位
置への回転中前記第2フインガから離れる方
向へ移動するようにされた、前記第(34)項に
記載のアクチユエータ。
(36) 前記スプリングを長い物体とし、かつ一
端で前記アーマチヤに取付け、e)磁化鉄ア
ームを前記スプリングの他端に取付け、f)
前記アーマチヤの回転中、前記アームを静止
状態に保持する装置を前記極片に設けた、前
記第(35)項に記載のアクチユエータ。
(37) 前記アーム保持装置に、g)磁束を適用
することにより前記アームを磁気により引き
つけ、かつ保持する前記極片上に配置された
タブ、を設けた前記第(36)項に記載のアクチ
ユエータ。
(38) 前記アーム、前記フインガおよび前記ア
ーマチヤにより前記磁石を保持する空所を画
成した、前記第(37)項に記載のアクチユエー
タ。
(39) h)前記アームを前記スプリングのねじ
れ軸の回りに移動し、前記アーマチヤが前記
第1位置にある時前記スプリングに蓄積され
るポテンシヤル・エネルギー量を調整する装
置、を設けた前記第(38)項に記載のアクチユ
エータ。
(40) d 端部を有する長い部材、e)前記端
部を選定位置へ向けて移動し、かつそこから
離れる方向へ移動するように前記部材を取付
ける装置、f)前記アーマチヤの前記第2位
置への移動に応答して前記端部を前記選定位
置へ移動し、前記アーマチヤの前記第1位置
への移動に応答(して、前記端部を前記選定
位置から離れる方向へ移動)する装置、を設
けた前記第(34)項に記載のアクチユエータ。
(41) 前記部材取付け装置を、案内ブロツク、
前記部材をその長手方向に沿つて周期的に受
容する貫通開口を有する複数の案内フイン
ガ、前記部材に形成されたU字形ループ、お
よび前記案内フインガの間でブロツクに設け
られ、かつ内部を摺動させるよに前記U字形
の橋部と、前記橋部に隣接した前記U字形の
脚部の一部を受容するチヤンネルにより構成
した前記第(40)項に記載のアクチユエータ。
(42) 前記案内フインガの開口とブロツクのチ
ヤンネルを、前記部材の移動が直線状でその
主軸に沿うように配置した前記第(41)項に記
載のアクチユエータ。
(43) 前記端部移動装置を、前記U字形内に保
持され、かつ前記U字形の脚部に係合する前
記アーマチヤの延長部で構成した前記第(42)
項に記載のアクチユエータ。
(44) a)複数の長いプリントワイヤの端部を
それぞれ、マトリツクスの記録媒体に向けて
複数のアクチユエータにより選択的に衝突さ
せるようにし、b)前記プリントワイヤとそ
れぞれのアクチユエータをヘツドに取付け、
前記ヘツドを前記媒体を横断して横移動さ
せ、前記選択されたワイヤ端部の衝突によ
り、ローマ字・数字文字のラインをプリント
するようにし、c)前記各アクチユエータに
関連するワイヤを移動する可動アーマチヤを
包含させ、前記各アーマチヤを関連する磁石
により関連する弾性部材の作用に抗して第1
位置へ引きつけるようにし、かつ前記部材に
前記各アーマチヤを第2位置へ偏倚するポテ
ンシヤル・エネルギーを蓄積するようにし、
各ワイヤ端部を前記第2アーマチヤ位置にお
いてだけ前記媒体へ衝突させるようにし、前
記各アーマチヤに関連し、前記アーマチヤの
ための前記磁石装置の磁気引きつけ力を選択
的、瞬間的に中立化して前記アーマチヤの弾
性部材に蓄積されたエネルギーにより、前記
アーマチヤを第1から第2位置へ移動し、そ
のプリントワイヤの端部を前記媒体へ衝突さ
せる装置を設け、)前記弾性部材をねじれ
スプリングとし、これに前記各アーマチヤを
それぞれの回転軸上で、かつ前記スプリング
のねじれ軸の回りに回転するように取付け、
)前記各中立化装置を各アーマチヤを機械
的な負荷を与えることなく包囲する電気コイ
ルにより形成し、)前記各アーマチヤに関
連する前記磁石装置を、一対の極片であつ
て、その両者が前記アーマチヤにその第1位
置において接触し、第1の前記極片が前記ア
ーマチヤの第2位置への移動中、その回転軸
に一致し、かつ接触状態に維持され、第2の
前記極片が前記アーマチヤの第2位置におい
てそれから隔置させるようにした前記一対の
極片と、両極をそれぞれ前記極片に隣接させ
た永久磁石により構成し、)各プリントワ
イヤにそのプリント端部から離れた部分にU
字形ループを包含し、)前記各アーマチヤ
に前記U字形ループに包含され、かつその脚
部に係合した部分を包含させ、)第1磁化
鉄プレートをすべての第1極片に取付け、か
つ前記磁石の一極を包含させ、)第2磁化
鉄プレートをすべての第2極片に取付け、か
つ前記磁石の他方の極を包含させ、)各ス
プリングを前記第1および第2プレートに選
択的に取付ける装置を各ねじれスプリングに
設け、前記スプリング取付け装置に、前記ス
プリングに固定されたアームと、前記磁石か
ら前記アームに磁束を適用し、前記アーマチ
ヤの移動中前記アームを静止状態に維持する
装置を包含させ、)前記ワイヤをその主軸
に沿つて前記媒体に向けて移動させ、かつ衝
突時の前記ワイヤの屈曲を防止する案内装置
に、前記ワイヤに沿つて隔置され、かつ前記
ワイヤを受容し周期的に支持する貫通開口を
有する複数の案内部材と、前記U字形ループ
を受容し、前記ワイヤのその主軸に対して横
方向に回転および移動を防止するチヤンネル
を有する案内ブロツクを包含させた、マトリ
ツクスプリンタのマトリツクスプリント・ヘ
ツド用プリントワイヤ・アクチユエータ。
(45) 前記第(44)項に記載の複数のバンクを包
含し、前記ヘツドに前記媒体に垂直で、前記
ワイヤの移動方向に総体的に平行なプリント
軸を設け、前記バンクをそれが前記プリント
軸の側部に相互に角度関係を有して配置する
ように、前記ヘツドに取付ける装置、前記ア
ーマチヤとそれぞれのプリントワイヤを前記
プリント軸に沿つて整列して垂直に段付けす
る装置、前記案内装置をそれぞれのバンクの
間に取付ける装置、および前記媒体に隣接し
て前記衝突したワイヤ端部をはさみ込む装置
を設けたプリントヘツド。
(46) A)複数の長いプリントワイヤを有し、
前記ワイヤの端部をプラテンに保持された記
録媒体に選択的に衝突させるプリントヘツド
と、前記媒体とプリントヘツドとを相対移動
する装置を設け、a)アクチユエータ装置を
各プリントワイヤに連結し、その端部を前記
媒体に選択的に衝突させるようにし、かつ前
記各アクチユエータに、)アーマチヤ、
)前記アーマチヤに連結したねじれ弾性部
材、)前記アーマチヤを通常は前記弾性部
材の作用に抗して引きつけて、前記部材にポ
テンシヤル・エネルギーを蓄積する磁石装置
であつて、前記エネルギーは前記アーマチヤ
を第2位置へ偏倚し、前記プリントワイヤ端
部を前記第2アーマチヤ位置においてだけ前
記媒体へ衝突させるようにした前記磁石装置
と、)前記アーマチヤをそれに機械的負荷
を与えることなく包囲する電気コイルであつ
て、前記コイルの選択的付勢により前記アー
マチヤに対する磁石の引きつけ力を中立化
し、前記弾性部材により前記アーマチヤを第
2位置へ移動させるようにした前記電気コイ
ルを包含させ、かつ、b)前記プリントワイ
ヤをその長さにわたり直線状に、かつ相互に
平行に整列して維持し、かつその端部を前記
媒体付近においてマトリツクス内に維持する
装置を設けたマトリツクスプリンタ。
(47) c)それぞれ幾つかのプリントワイヤ
と、そのためのアクチユエータ装置を含む複
数のバンクと、d)前記各バンクに包含され
るプリントワイヤの端部を交互にはさみ込む
装置を設けた前記(46)項に記載のマトリツク
スプリンタ。
(48) 前記プリントヘツドが前記媒体に垂直で
前記プリントワイヤの移動方向に総体的に平
行なプリント軸を有し、e)前記バンクを前
記プリント軸の側部において前記ヘツドに相
互に角度をなして取付ける装置を設けた、実
施態様第(47)項の記載のマトリツクスプリン
タ。
【図面の簡単な説明】
第1図は紙または他の記録媒体からオペレータ
の位置の方向へ、そして本考案のプリントヘツド
の前部において観察した、本考案のワイヤ・マト
リツクステレプリンタの一部の斜視図、第2図は
オペレータの側(第1図の上側)から見た、第1
図のテレプリンタに利用されるプリントヘツドの
一部の拡大概略斜視図、第3図はプリントヘツド
用の複数のアクチユエータの一つの後部と、アク
チユエータにより作動される複数のプリントワイ
ヤ用案内構造体の一部を示す、第2図の3−3線
に沿う垂直断面図、第4図および第5図はプリン
トヘツドの2つの隣接するアクチユエータを示
す、それぞれ第3図の4−4線および5−5線に
沿う頂面図および側面図、第6図は第3〜5図の
アクチユエータのバンクとそれに関連するプリン
トワイヤ、およびそのための案内構造体の幾何形
状と関係を示す、第2図の6−6線に沿う垂直立
面図、第7図は幾つかのプリントされたマトリツ
クス文字を含む、ワイヤ・マトリツクスプリント
を行なう基本原理を示す、第3〜6図に示すプリ
ントワイヤとそのためのアクチユエータの一部を
示す概略斜視図、第8図および9図は第7図に示
すプリントワイヤのプリント端部の幾何形状と、
第1図のテレプリンタの他の部分に対するその関
係を示す、それぞれ発射されない状態と発射され
た状態のプリントワイヤを示す頂面図と、発射さ
れない状態のワイヤの側面図、第10図は休止位
置と発射された位置のアーマチヤとそれに関連す
るプリントワイヤを示す、第4図と同様の第2図
のアクチユエータの幾つかのアーマチヤの概略頂
面図、第11図は案内ブロツクを図示しない第1
図と同じ方向から見た、第3〜6図に一部示すプ
リントヘツドのプリントワイヤの案内構造体の斜
視図、第12図は第3図と同様に本考案のアクチ
ユエータの追加部分を示す、第11図の12−1
2線に沿う断面図、第13図は第11図の13−
13線に沿う前面図、第14図は本考案のアクチ
ユエータを作動する電気回路の概略図、第15図
は本考案のアクチユエータ用の極片の一部の詳細
側面図である。 主要部分の符号の説明、21〜27:プリント
ワイヤ、81:アーマチヤ、118:ねじれスプ
リング(弾性手段)、134:吸引手段、13
8:無能化手段。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 印字ワイヤを動かすための二位置アクチユエー
    タを含むマトリツクスプリンタであつて、 前記二位置アクチユエータが アーマチヤと; 前記アーマチヤを第一位置へ磁気吸引し、且つ
    前記アーマチヤに関連して作動する弾性手段に応
    力を付与する永久磁石と; 前記吸引手段を無力化して前記弾性手段により
    前記アーマチヤを第二位置へ移動させる無能化手
    段とを含み、以つて前記印字ワイヤに駆動力を付
    与する、マトリツクスプリンタにおいて、 前記アーマチヤが前記アーマチヤの一端の近傍
    であつて、前記アーマチヤの一端に平行な軸82
    のまわりで旋回運動し、前記印字ワイヤが前記ア
    ーマチヤの前記一端とは反対の一端に係合されて
    おり、前記第一位置において、前記アーマチヤ
    が、前記アーマチヤの前記一端及び前記反対の一
    端間間を走る磁束をもつて磁気回路の一部を形成
    し 前記弾性手段は、前記アーマチヤが、前記第一
    位置にいる時、ねじれるような応力を受ける前記
    アーマチヤと一体になつた細長い部分118を含
    み、前記細長い部分が、前記平行な軸82まわり
    にねじられ、 前記無能化手段は、前記磁束に反作用を与える
    ため前記アーマチヤを囲むコイルを含み、前記コ
    イルは前記アーマチヤの前記旋回運動と共に動か
    ず、且つ、前記旋回運動に何らの機械的負荷を与
    えない前記アクチユエータの一部の上に搭載され
    ていることを特徴とするマトリツクスプリンタ。
JP1985176211U 1974-10-04 1985-11-18 Expired JPS6213804Y2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US05/512,264 US3982622A (en) 1974-10-04 1974-10-04 Actuator mechanisms for wire matrix printers

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6198044U JPS6198044U (ja) 1986-06-23
JPS6213804Y2 true JPS6213804Y2 (ja) 1987-04-09

Family

ID=24038365

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50117319A Expired JPS5818235B2 (ja) 1974-10-04 1975-09-30 マトリツクスプリンタ用2位置アクチユエ−タ
JP1985176211U Expired JPS6213804Y2 (ja) 1974-10-04 1985-11-18

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50117319A Expired JPS5818235B2 (ja) 1974-10-04 1975-09-30 マトリツクスプリンタ用2位置アクチユエ−タ

Country Status (6)

Country Link
US (1) US3982622A (ja)
JP (2) JPS5818235B2 (ja)
CA (1) CA1052176A (ja)
DE (1) DE2543411C2 (ja)
GB (1) GB1518159A (ja)
IT (1) IT1042923B (ja)

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