JPS6047865A

JPS6047865A - フユ−エルポンプの電圧制御装置

Info

Publication number: JPS6047865A
Application number: JP15472083A
Authority: JP
Inventors: Osamu Oyamada; 修小山田; Toshiyuki Minegishi; 峯岸　俊行; Hiroyuki Miyake; 宏幸三宅
Original assignee: Nissan Motor Co Ltd
Current assignee: Nissan Motor Co Ltd
Priority date: 1983-08-24
Filing date: 1983-08-24
Publication date: 1985-03-15

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）この発明は、燃料噴射式エンジンのフューエルポンプの
電圧制御装置に関する。

（従来技術）燃料をタンクからインジェクタに圧送、供給するための
７ユーエルポンプは、エンジンに要求すれる燃料の最大
供給量を満たすようにその容量が選定されており、アイ
ドル時や低負荷時等のように燃料骨をあまり必要とじん
いときには、ポンプ吐出量が余剰となってその分駆動電
力が無駄となる。

このため、例えば第１図に示すように、アイドル時や低
負荷時等ではフューエルポンプ１のモータに加える電圧
を下げることにより、必要燃別情を確保しつつ消費電流
の低減を図るようにした電圧制御装置が実用化されてい
るにッサンーリ゛−ビス周報第４５８号「ニツザンセド
リンク変更点」第４３〜４４頁日産自動車株式会社、昭
和５７年６月発行及び特開昭５４−１６３２１９号公報
）。

図中１はフューエルポンプ、２はヒコーーズボックス、
３はイグニッションスイッチ、４は／Ｓツテリ、５はコ
ントロールユニット（制御回路）で、この制御回路５に
はエンジン（図示しない）の運転条件を検出する手段と
して、回転数センサ６（クランク角センサ）、負荷セン
サ７（エアンローメータ）、スロットレバルプ開度セン
サ８（アイドルスイッチ）、冷却水温センサ９等からの
信号が入力されている。

そして、制御回路５は、これらの信号に基づいてエンジ
ンのスタート時や比較的高負荷高回転等では、例えば回
路５に内蔵したパワートランソスタを導通状態に保ち、
バッテリ４電圧をそのま丑フューエルポンプ１のモータ
端子１０，１．１にかける一方、アイドル時や低負荷時
ではパワートランソスタを所定の割合でＯＮ　−ＯＦＦ
制御することによシ、フューエルポンプ１のモ〜り端子
電圧を所定値に下げるようにしている。

フューエルポンプ１は、端子′電圧が下がると回転数、
消費電流および吐出量が下がり、これにより比較的多量
の燃料を必要とするときには、ポンプｌへの電圧を上げ
て吐出量を増加し、あ′まり燃料量を必要としないアイ
ドル時等では電圧を下げて消費電流を低減するのである
。

したがって、消費電力の改善により燃費の向上が図れる
と共に、ポンプ騒音の低下により案内音の低減が図れる
。

しかしながら、このような従来の電圧制御装置にあって
（ｄ、制御回路５内部の抵抗による電圧降下（約０．８
　Ｖ　）と、フューエルポンプ１の一１１＋ｌｌ端子１
１からアースされる（例えは制御回路５にてアースされ
る）までの配線１２の抵抗による電圧降下（約１．、Ｏ
Ｖ）が生じるため、バッテリ４電圧に対してフューエル
ポンプ１の端子電圧がかなシ低下することが避けられな
かった。このため、多量の燃料が要求される高負荷高回
転時等ではフューエルポンプ１の性能を十分に発揮する
ことができず、特に燃料温度が高くなったときに＋□：
ｌ：　、　悠利吐出量が不足してエンジンの出力不足を
起こした９、再始動性が悪化するという問題があった。

（発明の目的）この発明は、制御回路の内部抵抗や配線抵抗による電圧
降下を防止して、フューエルポンプの良好な性能を確保
した電圧制御装置の提供を目的としている。

（発明の構成および作用）一夕に印加される電圧を制御しポンプ回転数を増減する
制御回路とを備えた燃料噴射式エンジンのフューエルポ
ンプにおいて、燃料温度を検出する手段と、スロットル
バルブの開度を検出する手段と、この燃料温度とスロッ
トルバルブの開度とに応じて作動するリレーとを設け、
このリレーの作動によシ前記制御回路をバイパスしてバ
ッテリとポンプモータとを接続するバイパス回路が形成
される。

即ち、燃料温度が９１定値以上で、スロットルバルブの
アイドル開度以外の条件下では、リレーにより制御回路
を通さず、直接バッテリとフューエルポンプのモータと
を接続する。

したがって、制御回路による電圧降下が解消されると共
に、バイパス回路によってモータの一側端子を極めて短
かい配線でアースすることが可能となり、このためバッ
テリ電源電圧が降下するこトナくフューエルポンプのモ
ータに印加される。

これによシ、エンジンスタート時や高負荷高回転時でし
かも高燃温時には、フューエルポンプの高い性能が維持
され、十分な燃料吐出量が確保されるのである。

（実施例）第２図は本発明の実施例を示す回路構成図で、１はフュ
ーエルポンプ、２はヒユーズボックス。

３はイグニッションスイッチ、４ＵバッチｌＪ、１３け
制御回路である。

このフューエルポンプ１のモータ＋側端子１０ハ、イグ
ニッションスイッチ３とヒユーズ＋Ｋ　ツクス２を介し
てバッテリ４の＋側に接続され、−測端子１１とバッテ
リ４−側との間に制御回路１３が設置される。

このｔｌｊ御回路１３は、第３図に示すように回転数セ
ンサ６．負荷センサ７、スロットルバルブ開度センサ８
、冷却水温センサ９お」：び燃料温度を検出する手段と
して設けた燃料温度センサ１４からの各検出信号が入力
され、これらの信号に基づいて各指令を出力する制御部
１５と、この指令によυ開閉制御される例えばスイッチ
ング用のパワートランソスタ１６とから構成される。

このパワートラ／ヅスタ１Ｇのコレクタ側に配線１２を
介してフューエルポンプ１の一側端子１１が接続され、
エミッタ側とバッテリ４の一側とはボディーアースによ
シ接続される。

そして、制御回路１３は、前記検出信号に基づき、燃料
温度が所定値より低いときには、パワートランノスタ１
６を回転数や負荷等の運転条件に応じて開閉する。

例えば、比較的高負荷高回転時等ではパワートランソス
タ１６をＯＮ状態に保ち、アイドル時や低負荷時等では
パワートランソスタ１６を所定の割合でＯＮ　−ＯＦＦ
制御する。

これにより、バッテリ４から７ユーエルボンプ１のモー
タに加えられる電圧を所定値に制御し、比較的多量の燃
料が必要がときには、ポンプ１への電圧を上げて吐出量
を増加する一方、それほど燃料量を必要としないときに
は、ポンプ１への電圧（平均電圧）を下げ、その回転数
、叶出筬および消費電流を下げるのである。

一方、この制御回路１３を・ぐイノくスして、フューエ
ルポンプ１の一側端子１１と・ぐツテリ４の一側とを接
続するバイパス回路Ｊ７が設けられ、このバイパス回路
１７の途中にリレー　１８が配設される。

このバイパス回路１７は、具体的にはフューエルポンプ
１の一側端子１１に、配線２０を介してリレー１８の接
点１９の一端が結線され、接点１つの他端が配線２１を
介してボディーアースされろ。

この配線２０．２１の長さはできるだけ短かくし、件た
このリレー１８は制御回路１３からの信号によりコイル
２２が励磁されると作動して接点１９を閉じる。

そして、制ｇ４＋回路１３は、前記スロットル・Ｚ）レ
プ開度センサ８と燃料温度センサ１４からの検出信号に
応じて、スロットルバルブが開かれかつ燃料温度が所定
値より高いときに、リレー１８を作動し、バイパス回路
１７を導通するように制御する。このリレー１８の作動
条件を第４図に示す。

即ち、エンジンスタート時や高負荷高回転時等でしかも
燃料温度が高く多量の燃料が要求されるときには、制御
回路１３を通、さす、バイパス回路１７によりフューエ
ルポンプ１の一側端子１１をバッテリ４の一側に接続す
るのである。

このような構成において、燃料温度が低いときには、制
御回路１３からの指令によシ、回転数や負荷等の運転条
件に応じてフューエルポンプ１のモータに加えられる電
圧が制御され、高負荷高回転時等では、′電圧を高めて
所定の燃料吐出量に維持される一方、アイドル時や低負
荷時等では、電圧を下げて必要燃料量を確保しつつ消費
電流を低減することができる。

したがって、消費電力の改善に伴ない燃費の向上が図れ
ると共に、ポンプ騒音が低下し室内音の低減が図れる。

一方、燃料温度が所定値より高くなると、フューエルポ
ンプ１の吐出量が相対的に減少するが、このときスロッ
トルバルブが開かれると、制御回路１３からの指令によ
シリレー１８が作動し、・ぐイバス回路１７が導通する
。

このため、フューエルポンプ１のモータには、バッテリ
４の電源電圧が制御回路１３の内部抵抗により電圧降下
を起こすことなく印加される　１だ、配線２０．２１が
短かくその抵抗による電圧降下も抑えられる。

したがって、フューエルポンプ１は、ノクツテＩＪ４の
電源電圧によシ直接、駆動さね、ることになり、回転が
十分に高められるのである。こり、により、フューエル
ポンプ１の性能が一段と高めら牙１、この結果高撚温時
で高負荷高回転時には極めて多量の燃料吐出量を得るこ
とができ、従来例のように燃料不足によってエンジンの
出力不足を起こすことは防止することができる。また、
月Ｚンブ作動−音増大を防ぐこともできる。

また、エンジンスタート時には、アクセルを踏み込むこ
とにより、スロットル・ぐルブカ；開−ｉ！５為ねると
共に、このとき燃料温度が所定値よシ高ければ、上記と
同様にフューエルポンプ１の回転が高められる。したが
って、高燃温時にエンノンを再始動するときにも、フュ
ーエルポンプ１から十分な燃料吐出量が得られ、これに
よシ再始動性を一層良好に維持することができ、ポンプ
回転数を低くでき、ポンプ作動音増大を防ぐこともでき
る。

々お、燃料温度が高くても燃料をほとんど必要トシない
スロツ）・ルバルプが閉じられたアイドル時には、バイ
パス回路１７が遮断され、ツユ一二ルボンプ１の印加電
圧は制御回路１３によυ所定値に制御される。したがっ
て、ポンプ消費電流が低減され消費電力を節約すること
ができる。

（発明の効果）燃料温度が高く、相対的な吐出ｈ１−が減少するときで
もフューエルポンプの性能を良好に維持して、エンジン
に要求される燃料量を十分に供給することができ、高燃
温時で高負荷高回転時のエンジン出力の向上と、高燃温
時のエンジン始動１９〜の向上とが図れる。また、燃温
か低いときｌ／ｃは、ポンプ消費電力の低減によシ燃費
の向上が図れるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例の回路構成図、第２図は本発明の実施例
を示す回路構成図、第２Ａ図はクレーム対応図、第３図
はその制御回路の１例を示す回路図、第４図は本発明の
リレーの作動条件を示す表図である。 ■・・・７ユーエルボンブ、４・・バッテリ、６　回！転数センサ、７・負荷センサ、８・スロットル・ぐルプ
ｐ　ｇ−５７す、９・・冷却水温センサ、１２・・配線
、１３・・ｆ＋ｉ’Ｊ御回路、１４　・燃料温度センタ
゛、１７・・バイパス回ｊ洛、１８・・リレー、２０，
２］・・配線。特許出願人　日産自動車株式会社ｒ二Ｔ１＋ｊ、、、、・、１．・１ −・−−１・・ｉ、（□ 代理人　弁理士　後　藤　政　−トラ１゜：’、　；ｌ
：’、ｒ、−’Ｊ第１図（第２図７第２八口１

Claims

【特許請求の範囲】

エンジンの運転条件を検出する手段と、この運転条件に
応じてバッテリからポンプモータに印加される電圧を制
御しポンプ回転数を増減する制御回路とを備えた燃料噴
射式エンジンのフューエルポンプにおいて、燃料温度を
検出する手段と、スロットルバルブの開度を検出する手
段と、この燃料温度の所定値以上とスロットルバルブの
アイドル開度り、外を検知して作動する１ル−とを設け
、このリレーの作動によシ前記制御回路をバイパスして
バッテリとポンプモータとを接続するバイパス回路を形
成したことを特徴とするフューエルポンプの電圧制御装
置。